JP2005289615A - 吊下式アタッチメントの取付け装置と取付け方法 - Google Patents

吊下式アタッチメントの取付け装置と取付け方法 Download PDF

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太田  実
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信二 加藤
Kenichi Takano
賢一 高野
Motohiro Ishii
基寛 石井
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Abstract

【課題】荷役用アタッチメントの芯合わせを、荷役用アタッチメントを作業員が保持しておくことなく容易に行え、もって省力化、作業の安全性の向上が達成できる吊下式アタッチメントの取付け装置と取付け方法を提供する。
【解決手段】荷役用アタッチメント9を作業用アーム6に取付ける際に支持する仮支持材35を備える。作業用アーム6にピン8により揺動自在に連結して垂下されるブラケット7またはピン8に仮支持材35の第1の取付け部36を設ける。荷役用アタッチメント9に仮支持材35の第2の取付け部37を設ける。仮支持材35を第1、第2の取付け部36、37間に取付ける。作業用アーム6により仮支持材35を介して荷役用アタッチメント9を浮かせた状態において、作業用アーム6から垂下されるブラケット7の結合部17aと荷役用アタッチメント9のブラケット16の結合部15の芯合わせが自動的に行われる。
【選択図】図3

Description

本発明は、船舶や車両への積載物の積み込み、積み降ろし、あるいは廃棄物等の積み込み、積み降ろしを行うためのハンドリング機に取付けられるリフティングマグネット、グラップル、クラムシェルバケット等の荷役用アタッチメントを取付ける装置およびその取付け方法に関する。
この種のハンドリング機は、走行体上に旋回装置を介して旋回体を取付け、旋回体に多関節構造の作業用アームを取付け、作業用アームの先端にリフティングマグネット、グラップル(把持用の複数の爪を有する作業具)、クラムシェルバケット等の荷役用アタッチメントを取付けて構成される(例えば特許文献1、2参照)。
このようなハンドリング機においては、地面や船舶あるいは車両上に置いてある廃棄物や土砂等を保持するかあるいは積載、設置するため、荷役用アタッチメントは作業用アームから垂直に吊下げられる。
特開平7−158103号公報 実開平5−81179号公報
前記従来のハンドリング機は、一般的にはそれぞれ個々のものが専用機としてユーザーに購入されるかあるいは用いられている。しかしながら、このように用途の異なる例えばリフティングマグネット、グラップル、クラムシェルバケットをそれぞれ作業用アームに取付けて専用機として構成すれば、経済的負担が大きくなる。このためベースマシンを共用し、荷役用アタッチメントだけを交換して、個々の用途に対応できるようにすれば、ベースマシンの台数を減らすことができ、経済化が達成できる。
しかしながら、従来の荷役用アタッチメントの前記取付け構造によると、荷役用アタッチメントを交換する際に、新たに取付ける荷役用アタッチメントは、作業用アームに作業具の頂部のブラケットをピンにより連結して取付けることになる。この場合、ブラケットは、ピンによって荷役用アタッチメントに左右に揺動自在に取付けられているので、1人または2人の作業員がブラケットが倒れないように保持しておき、オペレータが走行体、旋回装置および作業用アームを操作することにより、ブラケットのピン孔と作業用アームのピン孔の位置合わせ(芯合わせ)をしてピンの取付け作業を行う必要がある。
このように、従来のハンドリング機においては、荷役用アタッチメントの取付けの際に、作業員がブラケットの姿勢を保持しておく必要があるため、荷役用アタッチメントの取付けに2人以上の人員が必要となる上、作業用アームが作業員に近接する作業となるため、作業の安全性の面で問題がある。
本発明は、上記問題点に鑑み、荷役用アタッチメントの芯合わせを、荷役用アタッチメントを作業員が保持しておくことなく容易に行え、もって省力化、作業の安全性の向上が達成できる吊下式アタッチメントの取付け装置と取付け方法を提供することを目的とする。
(1)本発明の吊下式アタッチメントの取付け装置は、ハンドリング機の作業用アームに荷役用アタッチメントを吊り下げて取付ける吊下式アタッチメントの取付け装置であって、
前記荷役用アタッチメントを前記作業用アームに取付ける際に支持する仮支持材を備え、
前記作業用アームにピンにより揺動自在に連結して垂下されるブラケットまたは前記ピンに前記仮支持材の第1の取付け部を設け、
前記荷役用アタッチメントに前記仮支持材の第2の取付け部を設け、
前記仮支持材を前記第1、第2の取付け部間に取付け、前記作業用アームにより前記仮支持材を介して前記荷役用アタッチメントを浮かせた状態において、前記作業用アームから垂下されるブラケットの結合部と前記荷役用アタッチメントのブラケットの結合部の芯合わせが行われる構成を有することを特徴とする。
(2)また、本発明の吊下式アタッチメントの取付け装置は、前記(1)において、
前記作業用アームから垂下される前記ブラケットの下部に、前記ブラケットを前記荷役用アタッチメントのブラケットに着脱自在に結合させるアクチュエータを有する結合装置を設けたことを特徴とする。
(3)また、本発明の吊下式アタッチメントの取付け装置は、前記(1)または(2)において、
前記作業用アームから垂下するブラケットが、作業用アームにピンにより回動自在に連結される第1のブラケットと、前記第1のブラケットに対して前記ピンに直角をなすピンにより回動自在に連結される第2のブラケットとからなることを特徴とする。
(4)また、本発明の吊下式アタッチメントの取付け装置は、前記(1)から(3)までのいずれかにおいて、
前記仮支持材が可撓性を持つ部材からなることを特徴とする。
(5)本発明の吊下式アタッチメントの取付け方法は、ハンドリング機の作業用アームに荷役用アタッチメントを吊り下げて取付ける吊下式アタッチメントの取付け方法であって、
前記作業用アームにピンにより揺動自在に連結して垂下されるブラケットまたは前記ピンに設けた第1の取付け部に仮支持材の上部を連結し、
前記荷役用アタッチメントに設けた第2の取付け部に前記仮支持材の下部を連結し、
前記作業用アームを上げて前記仮支持材を介して前記荷役用アタッチメントを浮かせることにより、前記作業用アームから垂下されるブラケットと前記荷役用アタッチメントのブラケットの相互の結合部の自動的な芯合わせを行ない、
前記作業用アームを下げて前記荷役用アタッチメントを平坦な面に載置し、さらに作業用アームを下げて前記作業用アームから垂下したブラケットと前記荷役用アタッチメントのブラケットの各結合部を結合させることを特徴とする。
このように、本発明は、荷役用アタッチメントを吊り上げることで自動的に芯合わせが行なえるように設計された仮支持材により荷役用アタッチメントを吊り上げることにより、芯合わせが自動的に行なわれるため、荷役用アタッチメントの取付けが容易かつ迅速に行われる。このため、荷役用アタッチメントの取付けが容易に行え、もって省力化、作業の安全性の向上が達成できる。
図1は本発明による吊下式アタッチメント取付け装置の一実施の形態を適用したハンドリング機を示す側面図である。このハンドリング機は、走行体1上に旋回装置2を介して旋回体3を設置し、旋回体3上に運転室4やパワーユニット5を搭載すると共に、作業用アーム6を取付けて構成される。本例の作業用アーム6は、くの字形のブーム6aと、その先端に回動自在に取付けられるアーム6bと、ブーム6aを起伏させるブームシリンダ6cと、アーム6bを回動させるアームシリンダ6dとからなる例を示すが、さらに関節数を多くしたり、アームを伸縮式にしたり、任意本数のブーム(アーム)を継ぎ足す構造にしてもよい。
7は前記作業用アーム6の先端にピン8により吊下げて取付けられたブラケット、9はこのブラケット7に着脱自在に結合される荷役用アタッチメントであり、本例ではこのアタッチメントがリフティングマグネットである場合を示している。
前記ブラケット7は、図2、図3に示すように、前記ピン8により作業用アーム6に前後方向に揺動自在に連結して垂下される第1のブラケット10と、この第1のブラケット10に対し、前記ピン8と直角をなすピン11により左右方向に揺動自在に連結して垂下される第2のブラケット12とからなる。この第2のブラケット12には、図4に示すように荷役用アタッチメント9に対して第2のブラケット12を着脱自在に結合する取付け装置本体13とを備える。
前記荷役用アタッチメント9には、従来よりアーム等への取付けのために設けられていたブラケット9aに、前記第2のブラケット12に取付けるための天板部16aを有する補助ブラケット16をピン16bにより取付ける。この補助ブラケット16は、天板部16aの中央部に、前記取付け装置本体13に着脱自在に結合するための突起状の結合部15を有する。そしてこの結合部15の左右両側には後述の第2のブラケット12側の係止部材19を係合させる溝15aを有する。また、結合部15の頂部には、前記第2のブラケット12の底板17の中央に設けた開口構造の結合部17aへの挿入を容易にするためにテーパー面15bに形成している。
図4、図5に示すように、前記第2のブラケット12の底板17の結合部17aの両側には、ガイドブロック21がボルト20により固定され、このガイドブロック21に、前記溝15aに着脱自在に係合する板状の係止部材19が、前記溝15aに向けて進退して係合、離脱可能となるように保持されている。
22はそれぞれ前記板状の係止部材19を前記溝15aに係合、離脱させるアクチュエータとして、第2のブラケット12の左右に設けた油圧シリンダである。24は左右のガイドブロック21にそれぞれ対向するように底板17の外側の上面に固定されたリンク固定用ブロックである。前記左(右)の油圧シリンダ22は、左(または右)のガイドブロック21の上面と、左(右)のリンク固定用ブロック24の上面に、油圧シリンダ22に溶接したフランジ22bをボルト25により固定して取付けられる。
前記油圧シリンダ22のピストンロッド22aと前記係止部材19とは、第1のリンク26およびその両端のピン27、28により連結する。また、第2のリンク29が、その一端を前記油圧シリンダ22のピストンロッド22aに前記ピン27により連結し、他端を前記リンク固定用ブロック24にピン30により連結して取付けられる。
なお、ピストンロッド22aとリンク26、29とを連結するピン27は、図6に示すように、ピストンロッド22aに固定したブラケット31に設けた横長の長孔31aに挿着することにより、油圧シリンダ22の伸縮に伴うピン27の横移動が可能となるように構成している。前記油圧シリンダ22は、第2のブラケット12に搭載されたソレノイドバルブ(図示せず)を、運転室4にいるオペレータが遠隔操作することにより伸縮されてか係止部材19が結合部15の溝15aに対する着脱が行なわれる。
前記リンク固定用ブロック24に回動自在に結合したピン30は第2のブラケット12の後方に延出させ、その延出部に、運転室4にいるオペレータが目視できるように、この着脱装置による着脱状態を表示するための表示手段である指針33が取付けられ、ピン30の回動、すなわち係止部材19の進退に伴い、この指針33が回動するように構成されている。
図2、図3において、35は荷役用アタッチメント9を第2のブラケット12に取付ける際に支持する仮支持材であり、本実施の形態では、この仮支持材35にチェーンを用いているが、ロッド、帯、あるいはワイヤを用いてもよい。前記第1のブラケット10には、その左右に、前記仮支持材35を取付ける取付け部36としてフックを設けている。本実施の形態においては、仮支持材35は、左に2本、右に2本、合計4本設けられており、左の2本、右の2本の各上部には、それぞれ2本に対して共通に前記取付け部36に結合するためのリング35aを設け、これらのリング35aに対し、各々の仮支持材35に設けたリング35bを結合している。
一方、前記荷役用アタッチメント9のブラケット9aには、前記仮支持材35の下部を取付けるための取付け部37が、溶接された取付け板37aとこれに対して取付けられたシャックル37bとリング37cにより、ブラケット9aの左右、前後に合計4個設けられ、仮支持材35の下部のフック35cが前記リング37cに着脱自在に結合される。
図2、図3において、39は前記第2のブラケット12に設けられた補助支持部材であり、この補助支持部材39は第2のブラケット12に枢着ピン40により回動自在に取付けられ、図7に二点鎖線で示すように、前記ブラケット16の天板部16aに係止して固定ピン41によって第2のブラケット12の受け部42に固定することにより、荷役用アタッチメント9の稼動中に何らかの理由で油圧シリンダ22が収縮して係止部材19が結合部15の溝15aから抜け出しても、荷役用アタッチメント9が落下しないようにして安全性を確保している。
この吊下式アタッチメント取付け装置を用いて荷役用アタッチメント9を取付ける場合は、図1〜図3に示すように、前記第1の取付け部36に仮支持材35の上部の共通のリング35aを連結するとともに、前記荷役用アタッチメント9のブラケット9aに設けた第2の取付け部37の各リング37cに前記仮支持材35の下部のフック35cを連結する。
次に前記作業用アーム6を上げて前記仮支持材35を介して前記荷役用アタッチメント9を浮かせることにより、前記作業用アーム6から垂下されるブラケット7の第2のブラケット12と前記荷役用アタッチメント9のブラケット16の相互の結合部15、17aの芯合わせを行なう。すなわち、前記第1の取付け部36は、ブラケット10の左右の板面の中央、すなわちピン8の真下に設けられ、かつ荷役用アタッチメント9の左右には、第2の取付け部37が、第2のブラケット9の重心と重なる縦方向の中心線Sに対し、前後、左右に対称となる位置に設けられており、さらに前記仮支持材35は全部等長に構成されているので、第1の取付け部36と第2の取付け部37、37とが仮支持材35を2等辺とする二等辺三角形をなし、ブラケット16の中央に設けられた突起状の結合部15と、第2のブラケット12の底板17の中央に設けられた開口構造の結合部17aとは上下に対応する位置を占める。
この状態で作業用アーム6を下げて平坦面に荷役用アタッチメント9を置き、さらに作業用アーム6を下ろすことにより、開口構造の結合部17aを突起状の結合部15aに自動的に嵌合することができる。このため、作業員が荷役用アタッチメント9の位置行わせを行なう必要がない。
その後、収縮状態にしておいた油圧シリンダ22を伸長させると、リンク26、29により係止部材19が結合部15の溝15a側に押し出され、溝15aに係合する。この状態では結合部15、17aの嵌合により前後左右の相対移動が防止されるとともに、溝15aと係止部材19との係合により第2のブラケット12と荷役用アタッチメント9との上下の相対移動が防止され、両者は結合状態となる。
以上に述べたように、本実施の形態によれば、荷役用アタッチメント9を仮支持材35により吊り上げれば自動的に芯合わせが行なわれるので、荷役用アタッチメント9の取付けが容易かつ迅速に行われる。このため、荷役用アタッチメント9の取付けが容易に行え、もって省力化、作業の安全性の向上が達成できる。
本発明を実施する場合、前記仮支持材35は作業中には外してもよいが、ブラケット7あるいは荷役用アタッチメント9に固定しておいてもよい。また、作業中にブラケット7と荷役用アタッチメント9との間に取付けたままとしておくことにより、前記補助支持部材39をなくすこともできる。また、ピン8に仮支持材35の取付け部を設けてその取付け部に仮支持材35の上部を取付けてもよい。
また、本発明を実施する場合、油圧シリンダ22等の係止部材19のアクチュエータは必ずしも必要ではなく、荷役用アタッチメント9と第2のブラケット12とを重ねた後に、両者に設けたピン孔に作業員がピンを挿着する等の構成とすることで、このようなアクチュエータを不用にしてもよい。しかし本実施の形態のような油圧シリンダ22等のアクチュエータを設けることによってさらなる省力化が達成できる。
また、前記第2のブラケット12に、荷役用アタッチメント9の第2のブラケット12に対する着脱状態をオペレータに表示する指針33等の表示手段を設けたので、オペレータは運転室4に居ながらにして荷役用アタッチメント9の着脱状態を確認することができ、着脱のたびにオペレータが運転室4から下りて着脱を確認する必要がない。
また、本発明において、第2のブラケット12を省略し、第1のブラケット10のみによりブラケット7を構成してもよい。
また、補助ブラケット16等をリフティングマグネットやグラップルあるいはクラムシェルバケットに設けておくことにより、これらの荷役用アタッチメントを互換性を有して取付けることができる。したがってユーザーはベースマシンを1台備えておけば、用途に応じて作業具を交換することで目的とする荷役作業を行うことができるので、経済化が達成できる。
本発明の一実施の形態を適用したハンドリング機を示す側面図である。 本発明のよる吊下式アタッチメントの取付け装置の一実施の形態を荷役用アタッチメントを仮支持材で支持した状態で示す側面図である。 図2の正面図である。 本実施の形態の吊下式アタッチメントの取付け装置の正面断面図である。 本実施の形態の吊下式アタッチメントの取付け装置の水平断面図である。。 本実施の形態の吊下式アタッチメントの取付け装置の一部拡大水平断面図である。
符号の説明
1:走行体、2:旋回装置、3:旋回体、4:運転室、5:パワーユニット、6:作業用アーム、7:ブラケット、8:ピン、9:荷役用アタッチメント、9a:ブラケット、10:第1のブラケット、11:ピン、12:第2のブラケット、13:取付け装置本体、15:結合部、15a:溝、15b:テーパー部、16:ブラケット、16a:天板部、16b:ピン、17:底板、17a:結合部、19:係止部材、20:ボルト、21:ガイドブロック、22:油圧シリンダ、22a:ピストンロッド、22b:フランジ、24:リンク固定用ブロック、25:ボルト、26:第1のリンク、27、28:ピン、29:第2のリンク、30:ピン、31:ブラケット、31a:長孔、33:指針、35:仮支持材、36:第1の取付け部、37:第2の取付け部、39:補助支持部材、40:枢着ピン、41:止めピン

Claims (5)

  1. ハンドリング機の作業用アームに荷役用アタッチメントを吊り下げて取付ける吊下式アタッチメントの取付け装置であって、
    前記荷役用アタッチメントを前記作業用アームに取付ける際に支持する仮支持材を備え、
    前記作業用アームにピンにより揺動自在に連結して垂下されるブラケットまたは前記ピンに前記仮支持材の第1の取付け部を設け、
    前記荷役用アタッチメントに前記仮支持材の第2の取付け部を設け、
    前記仮支持材を前記第1、第2の取付け部間に取付け、前記作業用アームにより前記仮支持材を介して前記荷役用アタッチメントを浮かせた状態において、前記作業用アームから垂下されるブラケットの結合部と前記荷役用アタッチメントのブラケットの結合部の芯合わせが行われる構成を有することを特徴とする吊下式アタッチメントの取付け装置。
  2. 請求項1に記載の吊下式アタッチメントの取付け装置において、
    前記作業用アームから垂下される前記ブラケットの下部に、前記ブラケットを前記荷役用アタッチメントのブラケットに着脱自在に結合させるアクチュエータを有する結合装置を設けたことを特徴とする吊下式アタッチメントの取付け装置。
  3. 請求項1または2に記載の吊下式アタッチメントの取付け装置において、
    前記作業用アームから垂下するブラケットが、作業用アームにピンにより回動自在に連結される第1のブラケットと、前記第1のブラケットに対して前記ピンに直角をなすピンにより回動自在に連結される第2のブラケットとからなることを特徴とする吊下式アタッチメントの取付け装置。
  4. 請求項1から3までのいずれかに記載の吊下式アタッチメントの取付け装置において、
    前記仮支持材が可撓性を持つ部材からなることを特徴とする吊下式アタッチメントの取付け装置。
  5. ハンドリング機の作業用アームに荷役用アタッチメントを吊り下げて取付ける吊下式アタッチメントの取付け方法であって、
    前記作業用アームにピンにより揺動自在に連結して垂下されるブラケットまたは前記ピンに設けた第1の取付け部に仮支持材の上部を連結し、
    前記荷役用アタッチメントに設けた第2の取付け部に前記仮支持材の下部を連結し、
    前記作業用アームを上げて前記仮支持材を介して前記荷役用アタッチメントを浮かせることにより、前記作業用アームから垂下されるブラケットと前記荷役用アタッチメントのブラケットの相互の結合部の自動的な芯合わせを行ない、
    前記作業用アームを下げて前記荷役用アタッチメントを平坦な面に載置し、さらに作業用アームを下げて前記作業用アームから垂下したブラケットと前記荷役用アタッチメントのブラケットの各結合部を結合させることを特徴とする吊下式アタッチメントの取付け方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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