JP2005289418A - パウチ - Google Patents

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Abstract

【課題】内容物を短時間で詰め替えできるパウチを提案する。
【解決手段】少なくとも1枚の合成樹脂製フィルムからなるシート又は合成樹脂製フィルムと金属製のフィルムとを交互に積層した積層シートをそれぞれ重ね合わせてその相互間に内容物の充填空間を形成する本体部分(1)と、この本体部分(1)の充填空間につながる通路(3a)を有する注出口(3)とを備えたパウチにおいて、前記注出口(3)の通路(3a)内に、初期状態では重ね合わせになっているが、両端を相互接近させる押圧にてその相互間に開口(4a)を形成し該通路(3a)を押し広げて注出口(3)を開放状態に保持する一対のチップ(4)を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、合成樹脂フィルムあるいは合成樹脂フィルムと金属製フィルムを複数枚積層したシートによって構成されるパウチに関するもので、該パウチの注出口を開放したままにして効率的な詰め替えを行うとするものである。
近年、シャンプーやリンス、液体石鹸、化粧料等を入れる容器としては、資源の有効活用を図る観点から、内容物の適量注出を可能としたディスペンサーを装着した据え置きタイプの大型容器が多用されてきており、内容物の詰め替え用の容器としてはパウチが広く使用されている。
パウチは、合成樹脂製フィルムからなる少なくとも1枚シートあるいは合成樹脂製フィルムと金属製フィルムを組み合わせた積層シートにて構成される袋状の容器であって、材料の使用量が少なくてすみ、しかも製造コストの削減を図ることができることから詰め替え容器としてはとくに優れた利点を有していた。
ところで、パウチの注出口はその本体部分と同様に肉厚が薄いため腰が弱く、通路の壁面同士がくっついてしまうこともあり、とくに粘度の比較的高い内容物にあっては内容物の詰め替えに時間がかかる不具合を残していた。
この点に関する改善を図った先行技術としては、注出口に、平板状で剛性をもち折り曲げ状態を維持する嵌合機構を設けたパウチが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−152153号公報
上記のパウチは、注出口を開放状態に保持することが可能で粘度の高い内容物であっても比較的効率よく注出することができるようになったが、構造の複雑な部材が必要であり組立工数もかかることから製造コストが上昇する不利があり、また、パウチの開封に際してもヒンジを折り曲げる操作が必要であって、使い勝手がよいとは言えないものであった。
本発明の課題は、構造の複雑化、製造にかかるコストの上昇を伴うことなしに注出口を開放状態に保持して効率よく内容物を詰め替えできる新規なパウチを提案するところにある。
本発明は、少なくとも1の合成樹脂製フィルムからなるシート又は合成樹脂製フィルムと金属製のフィルムとを交互に複数枚積層した積層シートをそれぞれ重ね合わせてその相互間に内容物の充填空間を形成する本体部分と、この本体部分の充填空間につながる通路を有する注出口とを備えたパウチであって、
前記注出口の通路内に、初期状態では重ね合わせになっているが、両端を相互接近させる押圧にてその相互間に開口を形成し該通路を押し広げて注出口を開放状態に保持する一対のチップを配置したことを特徴とするパウチである。
上記の構成になるパウチにおいて、前記チップは、押圧力の解除によって初期状態に復元する弾性部材からなるものがとくに望ましい。
また、前記チップには、押圧によって折り込まれるVノッチを設けることができる。
重ね合わせになっている一対のチップを注出口の通路内に予め配置しておき、該チップの両端を相互に接近させる押圧にてその相互間に開口を形成するのみで注出口の通路はそれに伴って押し広げられる。
パウチの開封前においては注出口は偏平状態に維持されるので商品の箱詰めに際してスタック等を行うとき嵩張ることがなく、効率的な梱包が可能になる。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがうパウチの実施の形態を示した外観斜視図である。
図1における1は容器の本体部分である。本体部分1は合成樹脂製フィルムのシート又はこれらを複数枚積層した積層シートあるいは合成樹脂製フィルムと金属製フィルムとを交互に複数枚積層した積層シートにて構成されるもので、これらのシートをその端部で重ね合わせ接合することでその相互間に内容物の充填空間を形成する。
また、2はラインLに沿った引きちぎりによって切り離すことができる摘まみ片、3は摘まみ片2の引きちぎりによって開通させる注出口である。
4は図2に示すような重ね合わせ状態で注出口3の通路内に配置される一対のチップ(重ね合わせ面は接着はされていない)である。このチップ4は本体部分1よりも高い剛性を有するものであり、これを弾性部材として両端を相接近させる押圧によって図3に示すようにその相互間に開口4aを形成することができるが、押圧力の解除によって初期姿勢に復元させることができるようになっている。
図4に示す如く、チップ4の容器本体1側に位置する下側領域(A)は注出口3の通路3aの壁面に接着剤(シール剤)等により強固に固定保持される一方、上側領域(B)は接着されておらず、摘まみ片2を引きちぎることで図5に示すようにチップ4の上側部分が露出する。
摘まみ片2を引きちぎった後、チップ4の両端を相互近接させる押圧にてその相互間に開口4aを形成すると注出口3の通路3aは図6に示すように押し広げられて開放状態に保持されることになり、これでもって詰め替えるべき内容物を短時間で注出することが可能となる。
チップ4のサイズ(チップ4を押圧して開口4aを形成したときの最大径)を詰め替えるべき容器の口部のサイズよりも予め小さくしておき図7のように容器の口部に差し込むことができるようにしておくことも可能で、このとき、押圧力を解除するとチップ4の復元力で容器の口部にしっかりと保持される。
チップ4は図2に示したような2枚重ねのものを使用する以外に図8のような、一端をヒンジhを介して揺動可能に連結した構造のものや両端をヒンジを介して連結したもの(図示せず)を適用することもできこの点については限定されない。
図9は本発明にしたがうパウチの他の実施の形態を示したものである。このパウチはVノッチnを有する図10に示すようなチップ5を配置した構造のもので、このチップ5をVノッチnに沿って折り込むことで注出口3の通路3aを図11のような形状に保持して内容物の詰め替えを行う。
上記のようなチップ5を有するパウチは、押圧力を解除してもその形状がそのまま維持されるので注出口3の通路3aは押し広げられたままになる。
内容物を短時間で詰め替えられるパウチが提供できる。
本発明にしたがうパウチの外観斜視図である。 チップの外観を示した図である。 チップを押圧した状態の外観図である。 図1に示したパウチの正面図である。 図1に示したパウチの開封状態を示した図である。 内容物の詰め替え要領の説明図である。 内容物の詰め替え要領の説明図である。 チップの他の例を示した図である。 本発明にしたがうパウチの他の実施の形態を示した図である。 チップの外観斜視図である。 図10に示したチップを折り込んだ状態を示した図である。
符号の説明
1 本体部分
2 摘まみ片
3 注出口
3a 通路
4 チップ
4a 開口
5 チップ
h ヒンジ
n Vノッチ

Claims (3)

  1. 少なくとも1枚の合成樹脂製フィルムからなるシート又は合成樹脂製フィルムと金属製のフィルムとを交互に複数枚積層した積層シートをそれぞれ重ね合わせてその相互間に内容物の充填空間を形成する本体部分と、この本体部分の充填空間につながる通路を有する注出口とを備えたパウチであって、
    前記注出口の通路内に、初期状態では重ね合わせになっているが、両端を相互接近させる押圧にてその相互間に開口を形成し該通路を押し広げて注出口を開放状態に保持する一対のチップを配置したことを特徴とするパウチ。
  2. 前記チップは、押圧力の解除によって初期状態に復元する弾性部材よりなる請求項1記載のパウチ。
  3. 前記チップは、押圧によって折り込まれるVノッチを有する請求項1記載のパウチ。

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