JP2005289240A - ステアリングサポートメンバ構造 - Google Patents

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Tadamasa Tsushima
忠雅 對馬
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Abstract

【課題】 鋳造に適した新規な構造を得られるようにする。
【解決手段】 車室前部にほぼ車幅方向1へ配設されるステアリングサポートメンバ本体3と、ステアリングサポートメンバ本体3の両端に設けられる車体への取付ブラケット4とを軽合金によって構成し、軽合金製のステアリングサポートメンバ本体3が、車両前方に開いた側面視U字状の断面を有すると共に、軽合金製の取付ブラケット4が、車体との間でボックス断面を構成可能なコ字断面を有するようにしている。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ステアリングサポートメンバ構造に関するものである。
自動車などの車両では、車室前部にほぼ車幅方向へ延びて車体の左右を連結するステアリングサポートメンバなどの強度部材が配設されている。従来のステアリングサポートメンバは、鉄製のパイプで形成されたステアリングサポートメンバ本体の両端に、金属板で形成された車体への取付ブラケットを溶接固定した構造を備えている。
しかし、鉄パイプを用いたステアリングサポートメンバには、重量が重いという本質的な問題があり、そのため、材質を変えることによって軽量化を図ることが検討されている。その中でも最も有力なものは、ステアリングサポートメンバを軽合金によって構成することであり、現在、そのための研究開発が各方面で進められている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−18841号公報
しかしながら、ステアリングサポートメンバを軽合金で製造する場合には、鋳造法を用いることが考えられるが、鋳造法ではパイプ構造を採用することが困難なため、鋳造法に適した全く新規な構造を検討する必要がある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載された発明では、車室前部にほぼ車幅方向へ配設されるステアリングサポートメンバ本体と、該ステアリングサポートメンバ本体の両端に設けられる車体への取付ブラケットとを軽合金によって構成し、軽合金製のステアリングサポートメンバ本体が、車両前方に開いた側面視U字状の断面を有すると共に、軽合金製の取付ブラケットが、車体との間でボックス断面を構成可能なコ字断面を有するステアリングサポートメンバ構造を特徴としている。
請求項1の発明によれば、軽合金製のステアリングサポートメンバ本体を車両前方に開いた側面視U字状の断面としたことにより、ステアリングサポートメンバ本体の剛性を確保しつつ車両前方からの荷重入力を吸収し易い構造とすることができる。また、側面視U字状のステアリングサポートメンバ本体でダクトの一部を覆うことができ、インストルメントパネル内のスペース効率を向上することができと共に、車体への組付性も向上する。一方、軽合金製の取付ブラケットをコ字断面とすることにより、取付ブラケットの厚みが増し且つ車体との間でボックス断面を構成することができるので、車体に対する取付強度を高めることができる。また、取付ブラケットの厚みが増すことに対応して車体側のガイド部も厚さ方向に大きくすることができるので、強度や組付性を向上することができる。
鋳造するのに適した新規な構造を得るという目的を、車室前部にほぼ車幅方向へ配設されるステアリングサポートメンバ本体と、ステアリングサポートメンバ本体の両端に設けられる車体への取付ブラケットとを軽合金によって構成し、軽合金製のステアリングサポートメンバ本体が、車両前方に開いた側面視U字状の断面を有すると共に、軽合金製の取付ブラケットが、車体との間でボックス断面を構成可能なコ字断面を有するように構成する、という手段で実現した。
以下、本発明を具体化した実施例について、図示例と共に説明する。
図1、図2は、この発明の実施例を示すものである。
まず、構成を説明すると、自動車などの車両では、車室前部にほぼ車幅方向1へ延びて車体の左右を連結するステアリングサポートメンバ2などの強度部材が配設される。このステアリングサポートメンバ2は、インストルメントパネルの内部に設置される。ステアリングサポートメンバ2は、ほぼ車幅方向1へ延びるステアリングサポートメンバ本体3と、このステアリングサポートメンバ本体3の両端部に設けられた車体に対する取付ブラケット4と、ステアリングサポートメンバ本体3の中間部をフロワパネルへ支持させるためのステー5とを主に備えている。
この実施例のものでは、このステアリングサポートメンバ2を軽合金によって構成する。ステアリングサポートメンバ2は、例えば、マグネシウム合金やアルミニウム合金などの軽合金とする。ステアリングサポートメンバ2を軽合金で構成することに伴い、取付ブラケット4やステー5などはステアリングサポートメンバ本体3に対して溶接ではなく鋳造時に一体成形する。
そして、軽合金製のステアリングサポートメンバ本体3を、車両前方に開いた側面視U字状の断面を有するものとする。なお、U字状断面のステアリングサポートメンバ本体3の内側には適宜、補強リブ7を形成する。
また、軽合金製の取付ブラケット4を、車体との間でボックス断面を構成可能な外側に開いたコ字断面とする。なお、コ字断面の取付ブラケット4の内側には適宜、補強リブ8を形成する。ここで、取付ブラケット4は、車体側に設けたガイドピンなどのガイド部に案内されるガイド溝11やボルトで固定するためのボルト孔12などを適宜有している。
なお、必要に応じて、メンバ本体を分割構造としても良い。この実施例では、メンバ本体は、中央部分と助手席側部分との間で第1部材13と第2部材14とに2分割されている。
次に、この実施例の作用について説明する。
車室前部に車体の左右を連結するようにステアリングサポートメンバ2を取付ける。この際、ステアリングサポートメンバ本体3の両端に設けられた取付ブラケット4のガイド溝11を車体側に設けたガイドピンなどのガイド部に案内させて位置決めを行い、車体と取付ブラケット4との間をボルト孔12を通してボルトで固定する。更に、ステー5の下端をブラケットなどを介してフロワパネルへ固定する。以上により、ステアリングサポートメンバ2が車体に取付けられる。
この実施例によれば、軽合金製のステアリングサポートメンバ本体3を車両前方に開いた側面視U字状の断面としたことにより、ステアリングサポートメンバ本体3の剛性を確保しつつ車両前方からの荷重入力を吸収し易い構造とすることができる。また、側面視U字状のステアリングサポートメンバ本体3でインストルメントパネルの内部に設置されるダクトの一部を覆うことができ、インストルメントパネル内のスペース効率を向上することができと共に、車体への組付性も向上する。
一方、軽合金製の取付ブラケット4を外側へ開いたコ字断面とすることにより、取付ブラケット4の厚みが増し且つ車体との間でボックス断面を構成することができるので、車体に対する取付強度を高めることができる。また、取付ブラケット4の厚みが増すことに対応して車体側のガイド部も厚さ方向に大きくすることができるので、強度や組付性を向上することができる。
以上、この発明の実施例を図面により詳述してきたが、実施例はこの発明の例示にしか過ぎないものであるため、この発明は実施例の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。
本発明の実施例にかかるステアリングサポートメンバを車両斜後方から見た斜視図である。 図1のステアリングサポートメンバを車両斜前方から見た斜視図である。
符号の説明
1 車幅方向
3 ステアリングサポートメンバ本体
4 取付ブラケット

Claims (1)

  1. 車室前部にほぼ車幅方向へ配設されるステアリングサポートメンバ本体と、該ステアリングサポートメンバ本体の両端に設けられる車体への取付ブラケットとを軽合金によって構成し、
    軽合金製のステアリングサポートメンバ本体が、車両前方に開いた側面視U字状の断面を有すると共に、
    軽合金製の取付ブラケットが、車体との間でボックス断面を構成可能なコ字断面を有することを特徴とするステアリングサポートメンバ構造。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH08132923A (ja) * 1994-11-07 1996-05-28 Yamakawa Ind Co Ltd インストルメントメンバー構造
JP2001018841A (ja) * 1999-07-05 2001-01-23 Calsonic Kansei Corp 車両のステアリングメンバ

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