JP2005288946A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作画面の構成をユーザの業務形態に好適な構成に容易に変更可能にする。
【解決手段】業務形態情報記憶部9に、業務形態に合わせて頻繁に使用される機能に対応する操作ボタンの情報が記述された業務形態テーブルを予め記憶する。CPU2は、ユーザが入力装置8を操作することにより業務形態を選択するのに応じて、選択された業務形態に対応する操作ボタンの情報を業務形態テーブルから検索する。そして、CPU2は、検索された操作ボタンの情報に従って操作画面を構成し、表示装置7に表示する。これにより、ユーザは、操作画面の構成をユーザが選択した業務形態に好適な構成に容易に変更することができる。
【選択図】図1
【解決手段】業務形態情報記憶部9に、業務形態に合わせて頻繁に使用される機能に対応する操作ボタンの情報が記述された業務形態テーブルを予め記憶する。CPU2は、ユーザが入力装置8を操作することにより業務形態を選択するのに応じて、選択された業務形態に対応する操作ボタンの情報を業務形態テーブルから検索する。そして、CPU2は、検索された操作ボタンの情報に従って操作画面を構成し、表示装置7に表示する。これにより、ユーザは、操作画面の構成をユーザが選択した業務形態に好適な構成に容易に変更することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、操作画面を表示する表示部を有し、操作画面の操作ボタンを選択操作することにより操作ボタンに割り当てられた機能の実行を指示可能な印刷装置及びその制御方法に関し、より詳しくは、操作画面の構成をユーザの業務形態に好適な構成に容易に変更(カスタマイズ)可能にする技術に係わる。
近年の印刷装置の多機能化に伴い、操作画面上に多数の操作ボタンが表示され、ユーザが所望の操作ボタンを操作するまでに多くの時間を要するようになったことから、印刷装置の操作性の低下が問題となっている。このような背景から、最近の印刷装置には、使用頻度が高い操作ボタンを操作画面のトップ画面やメニュー画面に表示させる等して、操作画面の構成をユーザに好適な構成に変更可能する操作画面カスタマイズ機能が搭載されるようになっている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開平8−129469号公報
特開2001−237968号公報
しかしながら、従来までの操作画面カスタマイズ機能によれば、ユーザは、トップ画面やメニュー画面等、操作画面を構成する複数の画面の中のどの画面にどの操作ボタンを配置するかを考えながら、操作ボタンの配置位置を自分自身で一つ一つ設定しなければならないために、操作画面の構成を所望の構成に変更するまでに多く時間を要する。
また、操作画面のカスタマイズは、印刷装置の操作に不慣れなユーザにとっては、実行することは困難である。このため、従来までの印刷装置によれば、操作画面の構成をユーザの業務形態に適合しない状態でユーザは印刷装置を使用し、印刷作業が効率的に行われていないことがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、操作画面の構成をユーザの業務形態に好適な構成に容易に変更可能な印刷装置及びその制御方法を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明における印刷装置は、操作画面を表示する表示部を有し、操作画面の操作ボタンを選択操作することにより操作ボタンに割り当てられた機能の実行を指示可能な印刷装置であって、操作画面に配置する操作ボタンの情報を複数の業務形態毎に記憶する記憶部と、ユーザが複数の業務形態の中から印刷装置を使用する主たる業務形態を選択するための選択部と、選択部により主たる業務形態が選択されるのに応じて、業務形態に対応する操作ボタンの情報を前記記憶部から読み出し、操作ボタンの情報に従って操作画面を構成し、操作画面を表示部に表示させる制御部とを備える。
また、本発明における印刷装置の制御方法は、操作画面を表示する表示部を有し、操作画面の操作ボタンを選択操作することにより操作ボタンに割り当てられた機能の実行を指示可能な印刷装置の制御方法であって、ユーザが複数の業務形態の中から印刷装置を使用する主たる業務形態を選択するステップと、ユーザが主たる業務形態を選択するのに応じて、業務形態に対応する操作ボタンの情報を操作画面に配置される操作ボタンの情報を複数の業務形態毎に記憶する記憶部から読み出し、操作ボタンの情報に従って操作画面を構成し、操作画面を表示部に表示させるステップとを有する。
すなわち、本発明における印刷装置及びその制御方法は、ユーザが所望の業務形態を選択操作するのに応じて、選択操作された業務形態に合わせた操作画面の構成に自動的に変更するので、ユーザは操作画面の構成をユーザが選択した業務形態に容易に変更することができる。
本発明は、図1に示すような構成の孔版印刷装置に適用することができる。以下、図面を参照して、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置の構成と動作について詳しく説明する。
〔孔版印刷装置の構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置の構成について説明する。
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置の構成を示すブロック図である。
本発明の一実施形態となる孔版印刷装置1は、図1に示すように、CPU(Central Processing Unit)2が、ROM(Read Only Memory)3に記憶された制御プログラムをRAM(Random Access Memory)5に読み出し、読み出された制御プログラムに従って印刷部6を制御することにより、画像読取処理、製版処理、印刷処理等の処理を含む一連の孔版印刷処理を制御するように構成されている。また、孔版印刷装置1は、LCD(Liquid Crystal Display)等の表示装置7と、タッチパネルやテンキー等の入力装置8とを備え、ユーザは、表示装置7に表示される操作画面内の操作ボタンを入力装置8によって選択操作することにより、各種処理の実行を孔版印刷装置1に指示可能なように構成されている。
また、表示装置7に表示される操作画面は、図2,3に示すように、POPエリアAとお気に入りエリアBを有し、POPエリアAとお気に入りエリアB内には、それぞれに固有にエリアNo.が割り当てられた複数のエリアが設けられている。そして、詳しくは後述するが、このPOPエリアA及びお気に入りエリアB内の各エリアには、ユーザが選択した業務形態に合わせて孔版印刷装置1が有する機能の中から最も頻繁に使用される操作ボタンが配置、表示されるようになっている。なお、上記「操作ボタン」とは、孔版印刷装置1に搭載されている機能毎に割り当てられた操作子を意味し、ユーザが入力装置8を利用して操作ボタンを選択操作するのに応じて、選択操作された操作ボタンに割り当てられた機能の実行がCPU2に指示される。
また、この孔版印刷装置1では、その有する機能の中から予め設定した業務形態毎に頻繁に使用される操作ボタンを定めた業務形態テーブルを有する。業務形態テーブルは、業務形態情報記憶部9として、予めROM3に記憶される。具体的には、業務形態テーブルは、図4に示すような構成を有し、学儒、印刷業等の業務形態毎に、それぞれに機能番号が割り当てられた操作ボタン情報が記述されている。そして、操作ボタン情報は、操作ボタンの配置エリア及びエリアNo.が記述される画像配置位置フィールド、操作ボタンのボタン番号が記述されるボタン番号フィールド、及び操作ボタンの初期値が記述される初期値フィールドを有する。
なお、この実施形態では、操作ボタン情報は、機能番号「1」から順に業務形態テーブルに登録され、配置エリアフィールドに「0」が記述されている状態(例えば業務形態が「学儒」である場合における機能番号「5」に対応する配置エリアフィールド)は、その機能番号には操作ボタン情報が登録されていないことを示す。また、機能番号Nの配置エリアフィールドに「0」が記述されている場合、機能番号(N+1)以降についても操作ボタン情報は登録されないことは勿論である。また、孔版印刷装置1は、各操作ボタンのボタン番号、ボタン表示名、初期設定値、及び機能説明が記述された図5に示すような操作ボタンテーブルを有する。操作ボタンテーブルは、操作ボタン情報記憶部4として予めROM3に記憶される。CPU2は、この操作ボタンテーブルと業務形態テーブルとを利用して後述する初期設定処理及び起動処理を実行する。
また、孔版印刷装置1は、Flash-ROMやEEP-ROM(Electronically Erasable and Programmable-ROM)等の不揮発性記憶装置10を備え、この不揮発性記憶装置10は、業務形態テーブルに記述されている業務形態の中からユーザが選択した業務形態の情報を記憶する業務形態選択情報記憶部11と、ユーザが選択した業務形態に従ってPOPエリアA及びお気に入りエリアBに配置される操作ボタンの情報をそれぞれ記憶するPOPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13とを備える。なお、POPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13は共に、POPエリアA及びお気に入りエリアBに設けられた複数の配置エリアのエリアNo.に対応するボタン番号フィールドと初期値フィールドを備え、ボタン番号フィールド及び初期値フィールドにはそれぞれ、各配置エリアに配置する操作ボタンのボタン番号及び初期値が記述される(図8,9参照)。
以上のような構成を有する孔版印刷装置1では、CPU2が以下に示す初期設定処理及び起動処理を実行することにより、ユーザが選択した業務形態に合わせて操作画面の構成を好適な構成に容易に変更(カスタマイズ)することを可能にする。以下、この初期設定処理及び起動処理を行う際のCPU2の動作手順について詳しく説明する。なお、業務形態選択情報記憶部11、入力装置8、及びCPU2はそれぞれ、本発明に係る記憶部、選択部、及び制御部として機能する。また、上記POPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13は、本発明に係る登録情報記憶部として機能する。
〔初期設定処理〕
始めに、図6に示すフローチャートを参照して、初期設定処理を行う際のCPU2の動作手順について説明する。
始めに、図6に示すフローチャートを参照して、初期設定処理を行う際のCPU2の動作手順について説明する。
図6に示すフローチャートは、ユーザが入力装置8を操作して初期設定ボタンを選択するのに応じて開始となり、この初期設定処理はステップS1の処理に進む。なお、この実施形態では、ユーザが初期設定ボタンを選択するのに応じて初期設定処理が開始されるものとするが、以下に示す初期設定処理をより確実にユーザに行わせるために、孔版印刷装置1の最初の起動時にこの初期設定処理が開始されるようにしてもよい。
ステップS1の処理において、CPU2は、ROM3に記憶されている業務形態選択画面を読み出し、表示装置7に業務形態選択画面を表示する(図7参照)。なお、図7に示す業務形態選択画面は、一般、学儒、印刷業、チラシ業、及びスキャナレスの業務形態の中からユーザが孔版印刷装置1を使用する主たる業務形態をユーザに選択させるように構成されている。
ステップS2の処理において、ユーザは、入力装置8を操作することにより、業務形態選択画面の中から使用する主たる業務形態を1つ選択、確定する。
ステップS3の処理において、CPU2は、ユーザが選択した業務形態を業務形態選択情報記憶部11に記憶する。
ステップS4の処理において、CPU2は、業務形態テーブルの機能番号をカウントするためのプログラムカウンタの値Nを1にセットする。
ステップS5の処理において、CPU2は、業務形態情報記憶部9が記憶する業務形態テーブルを参照して、ユーザが選択した業務形態の機能番号Nに対応する操作ボタン情報を検索し、検索された操作ボタン情報の配置エリアフィールドに「0」が記述されているか否かを判別する。そして、判別の結果、配置エリアフィールドに「0」が記述されている場合、CPU2は、機能番号Nには操作ボタン情報が登録されていないと判断し、一連の初期設定処理を終了する。一方、配置エリアフィールドに「0」が記述されていない場合には、CPU2は、機能番号Nに操作ボタン情報が登録されていると判断し、初期設定処理をステップS6の処理に進める。
ステップS6の処理において、CPU2は、検索された操作ボタン情報の配置エリアフィールドを参照して、配置エリアとしてPOPエリアAが指定されているか否かを判別する。そして、配置エリアとしてPOPエリアAが指定されている場合、CPU2は、初期設定処理をステップS7の処理に進める。一方、配置エリアとしてお気に入りエリアBが指定されている場合には、CPU2は、初期設定処理をステップS9の処理に進める。
ステップS7の処理において、CPU2は、検索された操作ボタン情報のボタン番号フィールドに記憶されているボタン番号を読み出し、図8に示すように、エリアNo.フィールドに記憶されているエリアNo.と同じPOPエリア登録情報記憶部12のエリアNo.に対応するボタン番号フィールドに読み出されたボタン番号を記憶する。そして、CPU2は、初期設定処理をステップS8の処理に進める。
ステップS8の処理において、CPU2は、検索された操作ボタン情報の初期値フィールドに記憶されている初期値を読み出し、図8に示すように、エリアNo.フィールドに記憶されているエリアNo.と同じPOPエリア登録情報記憶部12のエリアNo.に対応する初期値フィールドに読み出された初期値を記憶する。そして、CPU2は、初期設定処理をステップS11の処理に進める。
ステップS9の処理において、CPU2は、検索された操作ボタン情報のボタン番号フィールドに記憶されているボタン番号を読み出し、図9に示すように、配置エリアフィールドに記憶されているエリアNo.と同じお気に入りエリア登録情報記憶部13のエリアNo.に対応するボタン番号フィールドに読み出されたボタン番号を記憶する。そして、CPU2は、初期設定処理をステップS10の処理に進める。
ステップS10の処理において、CPU2は、検索された操作ボタン情報の初期値フィールドに記憶されている初期値を読み出し、図9に示すように、配置エリアフィールドに記憶されているエリアNo.と同じお気に入りエリア登録情報記憶部13のエリアNo.に対応する初期値フィールドに読み出された初期値を記憶する。そして、CPU2は、初期設定処理をステップS11の処理に進める。
ステップS11の処理において、CPU2は、プログラムカウンタの値Nを1増数した後、初期設定処理をステップS5の処理に戻す。
以上の初期設定処理により、POPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13にはそれぞれ、図8,9に示すように、ユーザが選択した業務形態に対応する操作ボタン及びその初期値が登録される。そして、このようにしてPOPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13内に操作ボタンが登録されると、CPU2は以下に示す起動処理を実行することにより、ユーザが選択した業務形態に好適な構成の操作画面を表示装置7に表示する。以下、図10,11に示すフローチャートを参照して、この起動処理を実行する際のCPU2の動作手順について説明する。
〔起動処理〕
図10に示すフローチャートは、孔版印刷装置1の電源がオン状態になるのに応じて開始となり、ステップS21の処理に進む。
図10に示すフローチャートは、孔版印刷装置1の電源がオン状態になるのに応じて開始となり、ステップS21の処理に進む。
ステップS21の処理において、CPU2は、表示装置7及び入力装置8を初期化する。なお、このステップS21の処理の詳細については、図11に示すフローチャートを参照して後述する。
ステップS22の処理において、CPU2は、印刷部6を初期化する。これにより、一連の起動処理は終了し、孔版印刷装置1は使用可能な状態となる。
〔初期化処理〕
図11に示すフローチャートは、孔版印刷装置1の電源がオン状態になるのに応じて開始となり、この初期化処理はステップS31の処理に進む。
図11に示すフローチャートは、孔版印刷装置1の電源がオン状態になるのに応じて開始となり、この初期化処理はステップS31の処理に進む。
ステップS31の処理において、CPU2は、POPエリアA内のエリア番号をカウントするためのプログラムカウンタの値Nを1にセットする。
ステップS32の処理において、CPU2は、プログラムカウンタの値NがPOPエリアAの総エリア数Naに1加算した数(この実施形態では、Na=4。図2参照)以上であるか否かを判別する。そして、判別の結果、プログラムカウンタの値NがPOPエリアAの総エリア数Naに1加算した数以上である場合、CPU2は、この初期設定処理をステップS35の処理に進める。一方、プログラムカウンタの値NがPOPエリアAの総エリア数Na以下の場合には、CPU2は、この初期設定処理をステップS33の処理に進める。
ステップS33の処理において、CPU2は、操作ボタンテーブルを参照して、POPエリア登録情報記憶部12のエリアNo.のボタン番号フィールドに記憶されているボタン番号に対応する操作ボタンの画像データを、POPエリアAのエリアNo.に対応する操作画面のエリアNo.のエリアに貼り付ける。
ステップS34の処理において、CPU2は、プログラムカウンタの値Nに1を加算し、この初期設定処理をステップS32の処理に戻す。
ステップS35の処理において、CPU2は、お気に入りエリアBのエリアNo.をカウントするためのプログラムカウンタの値Mを1にセットする。
ステップS36の処理において、CPU2は、プログラムカウンタの値Mがお気に入りエリアBの総エリア数Nbに1加算した数(この実施形態では、Nb=9。図3参照)以上であるか否かを判別する。そして、判別の結果、プログラムカウンタの値Mがお気に入りエリアBの総エリア数Nbに1加算した数以上である場合、CPU2は、この初期設定処理をステップS39の処理に進める。一方、プログラムカウンタの値Mがお気に入りエリアBの総エリア数Nb以下の場合には、CPU2は、この初期設定処理をステップS37の処理に進める。
ステップS37の処理において、CPU2は、操作ボタンテーブルを参照して、お気に入りエリア登録情報記憶部13のエリアNo.Nのボタン番号フィールドに記憶されているボタン番号に対応する操作ボタンの画像データを、お気に入りエリアBのエリアNo.Nに対応する操作画面のエリアNo.のエリアに貼り付ける。
ステップS38の処理において、CPU2は、プログラムカウンタの値Mに1を加算し、この初期設定処理をステップS36の処理に戻す。
ステップS39の処理において、CPU2は、上記処理完了後の操作画面の画像データを用いて表示装置7に操作画面を表示する。なお、操作画面を表示する際、CPU2は、POPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13の初期値フィールドを参照して、初期値フィールドに記述されている初期値に従って操作ボタンの機能を立ち上げる。具体的には、任意のボタン番号の初期値が「ON」とは、そのボタン番号が配置される操作画面が開かれると、自動的にボタン番号の機能が立ち上がり、「OFF」とは、そのボタン番号が配置される操作画面が開かれても、そのボタン番号(実際はボタン)をクリックしない限り、その機能は立ち上がらないことを意味する。
ステップS40の処理において、CPU2は、入力装置8を初期化する。これにより、一連の初期化処理は完了する。そして、このような処理によれば、例えばユーザが業務形態として「学儒」を選択した場合には、POPエリアAのエリアNo.1,2のエリアには、図12に示すように「かんたん2面連写」機能及び「ブック」機能に対応する操作ボタン、POPエリア番号BのエリアNo.1,2のエリアには、図13に示すように「機密」機能及び「メモリー」機能に対応する操作ボタンがそれぞれ表示され、ユーザが選択した業務形態「学儒」に合わせて頻繁に使用される機能に対応する操作ボタンが操作画面上に表示されるようになる。
以上の説明から明らかなように、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置1によれば、業務形態情報記憶部9に、業務形態に合わせて頻繁に使用される機能に対応する操作ボタンの情報が記述された業務形態テーブルを予め記憶し、CPU2は、ユーザが入力装置8を操作することにより業務形態を選択するのに応じて、選択された業務形態に対応する操作ボタンの情報を業務形態テーブルから検索し、検索された操作ボタンの情報に従って操作画面を構成、表示するので、ユーザは、操作画面の構成をユーザが選択した業務形態に好適な構成に容易に変更することができる。
また、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置1によれば、業務形態テーブルには、各操作ボタンの操作画面上における画像配置位置の情報が記述され、CPU2は、検索された操作ボタンの画像配置位置の情報に従って操作ボタンを操作画面の配置位置にレイアウトするので、ユーザは、操作画面の構成を好適な構成に容易に変更することができる。
さらに、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置1によれば、業務形態テーブルには、操作ボタンの初期値の情報が記述され、CPU2は、抽出された操作ボタンの初期値の情報に従って操作ボタンの機能を立ち上げるので、ユーザにとってより簡単に印刷環境を構築することができる。
また、本発明の一実施形態となる孔版印刷装置1によれば、業務形態情報記憶部9から読み出された操作ボタンの情報は、POPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13に記憶され、孔版印刷装置1が起動された際、CPU2は、POPエリア登録情報記憶部12及びお気に入りエリア登録情報記憶部13に記憶された情報に従って表示装置7に操作画面を表示するので、ユーザは、一度初期設定処理を行えば、常に好適な印刷環境で印刷作業を行うことができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面によって本発明は限定されることはない。例えば、上記実施形態では、業務形態によって操作画面内に表示する操作ボタンを分類したが、本発明はこれに限られることはなく、国内用及び国外用の印刷装置により分類、国別、地域別で分類、装置の機種に応じて分類、若しくは、これら分類の組み合わせ等、操作画面内に表示する操作ボタンをその他のグループで分類するようにしてもよい。また、本実施形態は本発明を孔版印刷装置に適用したものであるが、本発明は、レーザービームプリンタやインクジェットプリンタ等の印刷装置にも適用することができる。このように、上記実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを最後に付け加えておく。
本発明は、孔版印刷装置、レーザビームプリンタ、インクジェットプリンタ等、操作画面を表示する表示部を備え、操作画面内の操作ボタンを選択操作することにより操作ボタンに割り当てられた機能の実行を指示可能な印刷装置に適用することができる。
1:孔版印刷装置
2:CPU(Central Processing Unit)
3:ROM(Read Only Memory)
4:操作ボタン情報記憶部
5:RAM(Random Access Memory)
6:印刷部
7:表示装置
8:入力装置
9:業務形態情報記憶部
10:不揮発性記憶装置
11:業務形態選択情報記憶部
12:POPエリア登録情報記憶部
13:お気に入りエリア登録情報記憶部
14:登録情報記憶部
A:POPエリア
B:お気に入りエリア
2:CPU(Central Processing Unit)
3:ROM(Read Only Memory)
4:操作ボタン情報記憶部
5:RAM(Random Access Memory)
6:印刷部
7:表示装置
8:入力装置
9:業務形態情報記憶部
10:不揮発性記憶装置
11:業務形態選択情報記憶部
12:POPエリア登録情報記憶部
13:お気に入りエリア登録情報記憶部
14:登録情報記憶部
A:POPエリア
B:お気に入りエリア
Claims (5)
- 操作画面を表示する表示部を有し、操作画面の操作ボタンを選択操作することにより操作ボタンに割り当てられた機能の実行を指示可能な印刷装置であって、
前記操作画面に配置する操作ボタンの情報を複数の業務形態毎に記憶する記憶部と、
ユーザが前記複数の業務形態の中から前記印刷装置を使用する主たる業務形態を選択するための選択部と、
前記選択部により主たる業務形態が選択されるのに応じて、該業務形態に対応する操作ボタンの情報を前記記憶部から読み出し、該操作ボタンの情報に従って操作画面を構成し、該操作画面を表示部に表示させる制御部と
を備えることを特徴とする印刷装置。 - 前記操作ボタンの情報は、操作画面における操作ボタンの配置位置の情報を含み、前記制御部は、操作ボタンの配置位置の情報に従って操作ボタンを操作画面に配置することを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記操作ボタンの情報は、操作ボタンに割り当てられた機能の初期値の情報を含み、前記制御部は、当該初期値の情報に従って操作ボタンの機能を立ち上げることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
- 前記記憶部から読み出された操作ボタンの情報を記憶する登録情報記憶部を備え、前記制御部は、前記印刷装置が起動された際、前記登録情報記憶部により前記操作ボタンの情報に従って操作画面を構成、表示することを特徴とする請求項1から請求項3のうち、いずれか1項に記載の印刷装置。
- 操作画面を表示する表示部を有し、操作画面の操作ボタンを選択操作することにより操作ボタンに割り当てられた機能の実行を指示可能な印刷装置の制御方法であって、
ユーザが複数の業務形態の中から前記印刷装置を使用する主たる業務形態を選択するステップと、
ユーザが主たる業務形態を選択するのに応じて、該業務形態に対応する操作ボタンの情報を前記操作画面に配置される操作ボタンの情報を複数の業務形態毎に記憶する記憶部から読み出し、該操作ボタンの情報に従って操作画面を構成し、該操作画面を表示部に表示させるステップと
を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
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JPH08185090A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2002361986A (ja) * | 2001-06-05 | 2002-12-18 | Tohoku Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
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Publication number | Publication date |
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US20050219597A1 (en) | 2005-10-06 |
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