JP2005288080A - 救急用絆創膏 - Google Patents

救急用絆創膏 Download PDF

Info

Publication number
JP2005288080A
JP2005288080A JP2004132210A JP2004132210A JP2005288080A JP 2005288080 A JP2005288080 A JP 2005288080A JP 2004132210 A JP2004132210 A JP 2004132210A JP 2004132210 A JP2004132210 A JP 2004132210A JP 2005288080 A JP2005288080 A JP 2005288080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
piece
film sealing
sealing piece
chemical solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004132210A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4528555B2 (ja
Inventor
Takaaki Murata
隆昭 村田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aso Seiyaku KK
Original Assignee
Aso Seiyaku KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aso Seiyaku KK filed Critical Aso Seiyaku KK
Priority to JP2004132210A priority Critical patent/JP4528555B2/ja
Publication of JP2005288080A publication Critical patent/JP2005288080A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4528555B2 publication Critical patent/JP4528555B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Media Introduction/Drainage Providing Device (AREA)

Abstract

【課題】 使用時に、パッド上に配設した薬液封入室内の薬液をパッドから外部に流出させることなく該パッドの中央部に集中的に含浸させ、しかるのち、パッド内に全面的に拡散させるようにする。
【解決手段】 粘着シート上に貼着したパッド上に底面開口部を薄膜密閉片によって閉止してなる薬液封入室を配設し、使用時に上記薄膜密閉片を剥離することによって薬液をパッドに含浸させるようにした救急用絆創膏において、上記薄膜密閉片を一軸延伸フィルムにより形成してその一端部の幅方向の中央部に互いに平行なスリットを設けていると共に該スリット間の部分に引抜片を連設してあり、この引抜片を引っ張ることによって薄膜密閉片の幅方向の中央部のみを剥離して薬液封入室の底面中央部を開口させ、薬液をパッドの中央部に含浸させるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、使用時に薬液をパッドに含浸させたのち、該パッドを創傷口等の患部の皮膚面に貼着して患部の治療や消毒等を行うようにした薬液封入室を備えた救急用絆創膏の改良に関するものである。
従来から、創傷部等の患部をより効果的に消毒、治療を行う救急用絆創膏として、粘着シート上に貼着しているパッドに薬液を含浸させたのち、このパッドを患部に貼着して使用するものが知られている。例えば、薬液を封入してなるカプセル体をパッドの上面に重ね合わせ、使用時に該カプセル体の上部を下方に向かって押圧、変形させることによってその上部の内面に下方に向かって突設している先端が先鋭な突起でカプセル体の底面を形成しているアルミ箔製の薄膜を破壊し、カプセル体内の薬液をパッド上に流出、含浸させるように構成した救急用絆創膏が一般に知られている。
しかしながら、カプセル体の底面を形成しているアルミ箔製の薄膜上面に近接させた状態にして、カプセル体の上部内面に先端が先鋭な突起を設けておくと、取扱時や携行中等にカプセル体の上面に僅かな押圧力が作用しても薄膜片が突起により破壊され、不使用時にもかからず内部の薬液がカプセル体から漏出してパッド内に含浸し、製品としての用を足さなくなるという問題点があった。
このため、本願出願人等は特許文献1に示すように、使用時には押圧することなくカプセル体等の薬液封入室の開口下端部を閉止しているアルミ箔等の薄膜密閉片を開放するように構成した救急用絆創膏を開発した。この救急用絆創膏は、具体的には上記薄膜密閉片を長い帯状形状に形成してその先端部により薬液封入室の下端開口部を閉止させると共に、該先端部から下方に折り返して、粘着シートの上面中央部に貼着しているパッド上に該先端部と折り返し部とを載置し、薬液封入室を粘着シート上に剥離可能に貼着している剥離紙によって保持させると共にこの剥離紙から上記薄膜密閉片の他端部を外部に引抜片として延出させた構造としている。
そして、使用時には、引抜片を引っ張ることによって薬液封入室の開口下端部を閉止している薄膜密閉片の一端部を剥離し、薬液封入室の下端部を開放して内部の薬液をパッドに含浸させるようにしている。
登録実用新案第1893533号公報
しかしながら、薄膜密閉片の一端部は、薬液封入室の開口下端から外方に向かって水平に突設している四方のフランジ部の下面に接着剤によって一体に接着しているために、薄膜密閉片の上記他端引抜片を引っ張って薬液封入室の開口下端部を閉止している一端部を剥離しようとしても極めて大きな引張力を要して簡単に剥離させることができず、薄膜密閉片がアルミ箔等の破断しやすいフィルム片からなる場合には薬液封入室の開口下端部を全面的に開放する前に千切れてしまう虞れがあった。
さらに、薄膜密閉片の剥離によって薬液封入室の開口下端部を全面的に開放させるように構成しているので、薬液封入室の上面を指先でパッド上に押し付けることにより薬液封入室を保持した状態で薬液封入室の開口下端部から薄膜密閉片の一端部を剥離していくと、薄膜密閉片の一端部が剥離されるに従ってパッドの両側端部と薄膜密閉片の両側端部間との隙間を通じて薬液封入室の両側端から薬液が外部に流出し、さらには飛び散る事態が発生して使用勝手が極めて悪くなるばかりでなく、薬液の有効量の減少と共にパッドの中央部よりも外側部に薬液が多く含浸することになって薬効が低下するという問題点があった。
本発明は上記のような問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、使用時には薬液封入室内の薬液を外部に流出させたり噴出させることなく、パッドの中央部に確実且つ集中的に薬液を含浸させることができるようにした救急用絆創膏を提供するにある。
上記目的を達成するために本発明の請求項1に係る救急用絆創膏は、粘着シートの上面中央部に貼着したパッド上に底面開口部が薄膜密閉片により閉止されている薬液封入室を配設し、この薬液封入室を粘着シート上に剥離自在に貼着した剥離紙により上記パッド上に保持していると共に上記薄膜密閉片の下面とパッドの上面間に一端が該薄膜密閉片の一端に連設し且つ他端部が薄膜密閉片の他端側からパッドの上方側に引き出されてなる引抜片を介在させて該引抜片の他端部を張引することにより薬液封入室の底面開口部から薄膜密閉片を剥離するように構成した救急用絆創膏において、上記薄膜密閉片と引抜片とをこれらの薄膜密閉片と引抜片との長さ方向に延伸した一軸延伸フィルムにより形成していると共に、引抜片の幅を薄膜密閉片よりも小幅に形成してその一端を薄膜密閉片の幅方向の一端中央部に折り返し状態に一体に連設してなる構造としている。
このように構成した救急用絆創膏において、請求項2に係る発明は、上記薬液封入室の底面開口部の周縁に水平状に突設したフランジ部の下面に薄膜密閉片の上面における四方周縁部を接着し、この薄膜密閉片の一端部を上記接着剤層から外方に突出した非接着部にしてこの非接着部に引抜片の幅と同一幅でもって互いに平行なスリットを形成し、このスリット間の薄膜密閉片の一端部に引抜片を一体に連設していることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、上記目的を達成するための別な構成を有する救急用絆創膏であって、粘着シートの上面中央部に貼着したパッド上に底面開口部がアルミ箔よりなる薄膜密閉片で閉止された薬液封入室を配設し、この薬液封入室を粘着シート上に剥離自在に貼着した剥離紙により上記パッド上に保持させてなる救急用絆創膏において、上記アルミ箔よりなる薄膜密閉片とパッド間に合成樹脂シート片よりなる引抜片の一端部を介在させて該一端部を薄膜密閉片の下面の中央部にのみ接着剤層を介して一体に接着し、他端部を薄膜密閉片の他端側からパッドの上方側に引き出して該他端部を張引することにより上記薄膜密閉片の中央部を破壊させて開口させるように構成している。
このように構成した救急用絆創膏において、請求項4に係る発明は、上記引抜片の一端部を上方に折り返してその折り返し端部を薄膜密閉片の下面中央部に接着剤層を介して接着していることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、上記目的を達成するためのさらに別な構成を有する救急用絆創膏であって、粘着シートの上面中央部に貼着したパッド上に底面開口部が合成樹脂シート材よりなる薄膜密閉片で閉止された薬液封入室を配設し、この薬液封入室を粘着シート上に剥離自在に貼着した剥離紙により上記パッド上に保持させてなる救急用絆創膏において、上記薄膜密閉片の中央部に薬液流出口を設けている一方、この薄膜密閉片と上記パッド間に合成樹脂シート片よりなる引抜片の一端部を介在させて該一端部を粘着剤層を介して上記薬液流出口の周縁部に剥離可能に貼着して薬液流出口を閉止していると共にこの引抜片の他端部を薄膜密閉片の他端側からパッドの上方側に引き出して該他端部を張引することにより上記薄膜密閉片の薬液流出口を開口させるように構成している。
このように構成した救急用絆創膏において、請求項6に係る発明は、上記引抜片の一端部を上方に折り返してその折り返し端部を薄膜密閉片の下面中央部に粘着剤層を介して貼着していることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、パッド上に載置した薬液封入室の底面開口部を閉止している薄膜密閉片とこの薄膜密閉片の引抜片とをその長さ方向に延伸した一軸延伸フィルムより形成し、且つ引抜片の幅を薄膜密閉片の幅よりも小幅にしてその一端を薄膜密閉片の幅方向の一端中央部に折り返し状態で一体に連設しているので、使用時に、パッドの上方側に引き出されている引抜片の他端部を引っ張ることによって薄膜密閉片の幅方向の中央部のみを剥離することができ、従って、薬液封入室の底面開口部を全面的に開口させることなく、その中央部のみを開口させて薬液をパッド外に殆ど漏出させることなく該パッドの中央部に集中的に含浸させることができ、創傷部等の患部を効果的に消毒、治療することができる。
さらに、薄膜密閉片よりも小幅の引抜片の引っ張りによって、薬液封入室の四方周縁部の開口端に接着している薄膜密閉片の一端側の中央部のみの接着部分を剥離するだけで、薬液封入室を開口させることができ、従って、小さな引張力によって円滑且つ確実に開口させることができて使用勝手が良くなるものである。
そして、請求項2に係る発明によれば、上記薬液封入室の底面開口部の周縁に水平状に突設したフランジ部の下面に薄膜密閉片の上面における四方周縁部を接着し、この薄膜密閉片の一端部を上記接着剤層から外方に突出した非接着部にしてこの非接着部に引抜片の幅と同一幅でもって互いに平行なスリットを形成し、このスリット間の薄膜密閉片の一端部に引抜片を一体に連設しているので、引抜片を引っ張れば、スリット部分からこの引抜片の幅でもって薄膜密閉片を全長に亘り簡単且つ確実に剥離することができ、使用時における薬液封入室の外面中央部の開口操作が一層、正確に素早く行うことができる。
一方、請求項3に係る発明によれば、パッド上に載置した薬液封入室の底面開口部を閉止している薄膜密閉片をアルミ箔より形成し、このアルミ箔よりなる薄膜密閉片の下面中央部にのみ、引張強度がアルミ箔より大きい合成樹脂シート片よりなる引抜片の一端部を接着しているので、使用時にこの引抜片の他端部を引っ張ることによって該引抜片の一端部が接着しているアルミ箔よりなる薄膜密閉片の下面中央部のみにその引張力を作用させて該薄膜密閉片の中央部を確実に破壊することができ、従って、薬液封入室の底面開口部を全面的に開口させることなく、その中央部のみを開口させて薬液をパッド外に殆ど漏出させることなく該パッドの中央部に集中的に含浸させることができる。
この場合、請求項4に記載したように、引抜片の一端部を上方に折り返してその折り返し端部を薄膜密閉片の下面中央部に接着剤層を介して接着しておくことにより、引抜片の引張力が薄膜密閉片に対して該薄膜密閉片を引き起こす方向に作用して剥離させようとする作用力を増大させることができ、従って、薄膜密閉片の中央部を小さな引張力によって簡単且つ確実に破壊させることができて、薬液封入室の底面開口部の中央部からパッドの中央部に薬液を集中的に含浸させることができる。
また、請求項5に係る発明によれば、パッド上に載置した薬液封入室の底面開口部を閉止している薄膜密閉片の中央部に薬液流出口を設ける一方、この薬液流出口に粘着剤層を介して引抜片の一端部を貼着して該引抜片により薬液封入口を閉止しているので、使用時にこの引抜片の他端部を引っ張ることによって引抜片の一端部を薄膜密閉片の中央部に設けている薬液流出口から簡単に剥離させることができ、従って、薄膜密閉片を何等剥離することなく該薄膜密閉片の中央部に設けている該薬液流出口のみを全面的に開口させてその薬液流出口からパッドの中央部に薬液を集中的に含浸させることができる。
この際、請求項6に記載したように、引抜片の一端部を上方に折り返してその折り返し端部を薄膜密閉片の下面中央部に粘着剤層を介して接着しておくことにより、引抜片の引っ張りによる薄膜密閉片の剥離力が増大して引抜片を小さな引張力によって簡単且つ確実に薄膜密閉片の下面から剥離することができ、薄膜密閉片を破壊することなくその中央部に設けている該薬液流出口のみを全面的に円滑に開口させることができる。
次に、本発明の具体的な実施の形態を図面について説明すると、図1、図2において、救急用絆創膏の基体となる粘着シート1は、柔軟性を有する薄い合成樹脂製フィルム又は不織布、織布、紙等からなる一定幅と一定長さを有する長方形状のシート片の上面全面に粘着剤層2を層着してなり、この粘着シート1の上面中央部に、殺菌消毒された一定厚みを有する不織布又はガーゼ等の布帛からなる平面矩形状のパッド3を貼着している。
このパッド3の上面には該パッド3よりもやや面積が小さい平面矩形状の薬液封入室4が載置状態で配設されている。この薬液封入室4は透明ないしは半透明のポリプロピレン等のプラスチックフィルム片を膨出、成形して矩形状の上壁面の四方から下方に向かって適宜高さを有する周壁を一体に設け且つ下端が全面的に開口しているブリスター形状に形成されていると共にその下端周縁に、外方に向かって水平状に突設した前後及び両側フランジ部4a〜4dを一体に形成してなり、これらのフランジ部4a〜4dの下面に薄膜密閉片5を接着剤層6によって接着して該薄膜密閉片5により薬液封入室4の底面開口部を密閉し、薬液封入室4内に殺菌消毒液や鎮痛剤、止血剤等の薬液7を封入している。なお、フランジ部4a〜4dの四方端面の形状は上記パッド3の四方端面と略同一大きさ、同一形状に形成されている。
この薄膜密閉片5はその長さ方向、即ち、上記薬液封入室4の前後方向に延伸されている一軸延伸フィルムよりなり、図3〜図5に示すように、その幅を薬液封入室4の両側フランジ部4c、4dの突出端間の幅に略等しい幅に形成して上面を薬液封入室4のフランジ部の下面に全周に亘って上述したように接着剤層6で一体に接着していると共に、薬液封入室4の前後方向の一端部側のフランジ部4aに接着している該薄膜密閉片5の一端部における幅方向の中央部に、薬液封入室4の底面開口部の幅よりも小さい間隔を存してその一端面から接着部層6に達する互いに平行なスリット8、8を形成してあり、さらに、このスリット8、8間の薄膜密閉片5の一端部中央を該スリット8、8間と同一幅でもって延設して一定長さの引抜片9に形成し、この引抜片9における薄膜密閉片5の一端部と連設した一端部を薄膜密閉片5の下面側に重なるように折り返していると共に該引抜片9の他端部を薬液封入室4の後側(他端側)フランジ部4bに設けている細長長方形状のガイド孔10を通じて上方に引き出して摘まみ部9’に形成している。なお、このようなガイド孔10を設けることなく、この摘まみ部9’を薬液封入室4の他端面側に沿って上方に引き出しておいてもよい。
この薄膜密閉片5によって底面開口部を閉止されている薬液封入室4は図1、図2に示すように、薄膜密閉片5の下面側に折り重ねている引抜片9を介して上記パッド3上に載置されていると共に、上記粘着シート1の粘着剤層2上に粘着シート1と同一幅を有する一対の剥離紙11、12を貼着してこれらの剥離紙11、12により薬液封入室4をパッド3上に保持している。具体的には、一方の剥離紙11を他方の剥離紙12よりも長い長方形状に形成してこの剥離紙11の一半部を粘着剤層2に貼着させ、他半部側に薬液封入室4を挿通状態で嵌合させた保持孔13を設けてこの保持孔13の下面周縁部を薬液封入室4の四方のフランジ部4a〜4dの上面に接着剤(図示せず)によって接着していると共に両剥離紙11、12の対向端部間に上記引抜片9の摘まみ部9’を挿通状態で介在させている。なお、保持孔13の下面周縁を薬液封入室4のフランジ部の上に一体に接着することなく単に押し付けた状態にして薬液封入室4を保持しておいてもよい。
このように構成した救急用絆創膏は、使用に際して、剥離紙11、12の接合端部間から突出している引抜片9の摘まみ部9’を引っ張ると、該引抜片9の一端と薬液封入室4を閉止している薄膜密閉片5との連設部分に設けているスリット8、8間の薄膜密閉片5の幅方向の中央部が、図5に示すように接着層部分6から剥離したのち下方に捲れるようにして該薄膜密閉片5の長さ方向に全長に亘って剥離され、薬液封入室4の底面開口部における幅方向の中央部のみ開口させてその開口部から薬液封入室4内の薬液7が下方のパッド3の幅方向の中央部に浸透、含浸したのち、幅方向に拡散する。こうして、パッド3に薬液7が含浸すると、剥離紙11、12を粘着シート1から剥離して該剥離紙11、12と空になった薬液封入室4を除去し、パッド3を創傷面に当てがって粘着シート1を創傷部に貼着するものである。
図6〜図9は本発明の別な構造を有する救急用絆創膏の実施の形態を示すもので、上記発明における実施の形態では、薄膜密閉片5と引抜片9とを長さ方向に延伸した一軸延伸フィルムよりなり、引抜片9を引っ張ることによって薄膜密閉片5の幅方向の中央部をスリット8、8を介して全長に亘り剥離するように構成したが、この発明の実施の形態においては、薬液封入室4の底面開口部を閉止している薄膜密閉片5Aをアルミ箔より形成してこの薄膜密閉片5Aの幅方向及び長さ方向の中央部を合成樹脂シート片よりなる引抜片9Aの引っ張りによって破壊、開口させるように構成している。
具体的には、上記粘着シート1の粘着剤層2の上面中央部に貼着した平面矩形状のパッド3上に底面開口部が薄膜密閉片5Aによって閉止されている薬液封入室4を配設し、この薬液封入室4を粘着シート1上に剥離自在に貼着した剥離紙11、12により上記パッド3上に保持させてなる救急用絆創膏において、薄膜密閉片5Aを平面形状が薬液封入室4の四方のフランジ部4a〜4dの外周形状に等しい平面矩形状のアルミ箔より形成してこのアルミ箔よりなる薄膜密閉片5Aの上面における四方端部を全周に亘って薬液封入室4のフランジ部4a〜4dの下面に接着剤層6により接着して薬液封入室4の底面開口部を密閉し、薬液封入室4内に殺菌消毒液や鎮痛剤、止血剤等の薬液7を封入している。
さらに、この薄膜密閉片5Aよりも小幅に形成され且つアルミ箔よりも引っ張り強度の大きい帯状の合成樹脂シート片よりなる引抜片9Aの一端部上面を薄膜密閉片5Aの下面の幅方向及び長さ方向の中央部のみに接着剤14を介して一体に接着し、他端部を上記同様に薬液封入室4の後側(他端側)フランジ部4bに設けている細長長方形状のガイド孔10を通じて上方に引き出すか、或いは、このようなガイド孔10を設けることなく薬液封入室4の他端面側に沿って上方に引き出している。この引抜片9Aの一端部は折り返すことなく薄膜密閉片5Aの下面中央部に接着剤14によって一体に接着しておいてもよいが、図においては、その一端部を上方に折り返してそのおり返し端部を薄膜密閉片5Aの下面中央部に接着剤14を介して一体に接着している。
この薄膜密閉片5Aによって底面開口部を閉止されている薬液封入室4は上記発明における実施の形態と同様に、薄膜密閉片5Aの下面側に折り重ねている引抜片9Aを介して上記パッド3上に載置されていると共に、上記粘着シート1の粘着剤層2上に粘着シート1と同一幅を有する一対の剥離紙11、12を貼着してこれらの剥離紙11、12により薬液封入室4をパッド3上に保持している。具体的には、一方の剥離紙11を他方の剥離紙12よりも長い長方形状に形成してこの剥離紙11の一半部を粘着剤層2に貼着させ、他半部側に薬液封入室4を挿通状態で嵌合させた保持孔13を設けてこの保持孔13の下面周縁部を薬液封入室4の四方のフランジ部4a〜4dの上面に接着剤(図示せず)によって接着していると共に両剥離紙11、12の対向端部間に上記引抜片9Aの摘まみ部9’を挿通状態で介在させている。なお、保持孔13の下面周縁を薬液封入室4のフランジ部の上に一体に接着することなく単に押し付けた状態にして薬液封入室4を保持しておいてもよい。
このように構成した救急用絆創膏は、使用に際して、剥離紙11、12の接合端部間から突出している引抜片9Aの摘まみ部9’を引っ張ると、該引抜片9Aの一端が接着しているアルミ箔よりなる薄膜密閉片5Aの下面中央部がその引張力によって図9に示すように捲れ上がるように破壊され、薬液封入室4内の薬液7がその破壊した底面の中央部から下方のパッド3の幅方向の中央部に浸透、含浸したのち、幅方向に拡散する。こうして、パッド3に薬液7が含浸すると、剥離紙11、12を粘着シート1から剥離して該剥離紙11、12と空になった薬液封入室4を除去し、パッド3を創傷面に当てがって粘着シート1を創傷部に貼着するものである。この場合、アルミ箔よりなる薄膜密閉片5Aの中央部に引抜片9Aの一端部を接着させている上記接着剤14として、図7、図8に示すように、薄膜密閉片5Aの破壊開始側の先端部が幅狭く破壊される方向に向かって徐々に広がったV字状の接着剤層としておくことによって、引抜片9Aを引っ張った時に薄膜密閉片5Aの中央部の破壊を集中的に確実に行わせることができる。
図10〜図13は本発明のさらに別な構造を有する救急用絆創膏の実施の形態を示すもので、薬液封入室4の底面開口部を閉止している薄膜密閉片5Bを破壊強度の強い合成樹脂シート材より形成してこの薄膜密閉片5Bの幅方向及び長さ方向の中央部に円形状、矩形状等の適宜な形状の薬液流出口15を上下面間に亘って貫通した状態で設けてあり、この薬液流出口15を合成樹脂シート片よりなる引抜片9Bの一端部によって閉止しておき、使用時には該引抜片9Bを引っ張ることによって薬液流出口15を開口させるように構成している。
具体的には、上記粘着シート1の粘着剤層2の上面中央部に貼着した平面矩形状のパッド3上に底面開口部に上記薄膜密閉片5Bを接着している薬液封入室4を配設し、この薬液封入室4を粘着シート1上に剥離自在に貼着した剥離紙11、12により上記パッド3上に保持させてなる救急用絆創膏において、薄膜密閉片5Bを平面形状が薬液封入室4の四方のフランジ部4a〜4dの外周形状に等しい平面矩形状の合成樹脂シート材(合成樹脂製薄板であってもよい)よりなる薄膜密閉片5Bの上面における四方端部を全周に亘って薬液封入室4のフランジ部4a〜4dの下面に接着剤層6により接着し、さらに、この薄膜密閉片5Bよりも小幅に形成されている帯状の合成樹脂シート片よりなる引抜片9Bの一端部上面を薄膜密閉片5Bの中央部に設けている上記薬液流出口15の開口下端の周縁部に粘着剤層16を介して剥離可能に貼着することによりこの引抜片9Bの一端部で薬液流出口15を密閉し、薬液封入室4内に殺菌消毒液や鎮痛剤、止血剤等の薬液7を封入している。
この引抜片9Bの他端部は上記同様に薬液封入室4の後側(他端側)フランジ部4bに設けている細長長方形状のガイド孔10を通じて上方に引き出すか、或いは、このようなガイド孔10を設けることなく薬液封入室4の他端面側に沿って上方に引き出されている。なお、この引抜片9Bの一端部は折り返すことなくその上面を粘着剤層16を介して上記薬液流出口15の下端周縁部に貼着しておいてもよいが、図においては、その一端部を上方に折り返してそのおり返し端部を薬液流出口15を設けている薄膜密閉片5Bの下面中央部に粘着剤層16を介して剥離可能に貼着している。
この薄膜密閉片5Bと引抜片9Bとによって底面開口部が閉止されている薬液封入室4は上記発明における実施の形態と同様に、薄膜密閉片5Bの下面側に折り重ねている引抜片9Bを介して上記パッド3上に載置されていると共に、上記粘着シート1の粘着剤層2上に粘着シート1と同一幅を有する一対の剥離紙11、12を貼着してこれらの剥離紙11、12により薬液封入室4をパッド3上に保持している。具体的には、一方の剥離紙11を他方の剥離紙12よりも長い長方形状に形成してこの剥離紙11の一半部を粘着剤層2に貼着させ、他半部側に薬液封入室4を挿通状態で嵌合させた保持孔13を設けてこの保持孔13の下面周縁部を薬液封入室4の四方のフランジ部4a〜4dの上面に接着剤(図示せず)によって接着していると共に両剥離紙11、12の対向端部間に上記引抜片9Bの摘まみ部9’を挿通状態で介在させている。なお、保持孔13の下面周縁を薬液封入室4のフランジ部の上に一体に接着することなく単に押し付けた状態にして薬液封入室4を保持しておいてもよい。
このように構成した救急用絆創膏は、使用に際して、剥離紙11、12の接合端部間から突出している引抜片9Bの摘まみ部9’を引っ張ると、薬液封入室4の底面開口部を閉止している薄膜密閉片5Bにおいて、その中央部に設けている薬液流出口15を密閉した該引抜片9Bの一端が引張力によって粘着剤層16から図13に示すように捲れるようにしながら簡単に剥がれ、薬液流出口15が開口して薬液封入室4内の薬液7がその薬液流出口15から下方のパッド3の幅方向の中央部に浸透、含浸したのち、幅方向に拡散する。こうして、パッド3に薬液7が含浸すると、剥離紙11、12を粘着シート1から剥離して該剥離紙11、12と空になった薬液封入室4を除去し、パッド3を創傷面に当てがって粘着シート1を創傷部に貼着するものである。
剥離紙を部分的に剥離した状態の斜視図。 使用前の縦断側面図。 その薬液封入室の底面側の斜視図。 その底面図。 薄膜密閉片を剥離している状態の斜視図。 本発明の別な救急用絆創膏の縦断側面図。 その薬液封入室の底面側の斜視図。 その底面図。 薄膜密閉片を剥離している状態の斜視図。 本発明のさらに別な救急用絆創膏の縦断側面図。 その薬液封入室の底面側の斜視図。 その底面図。 薬液流出口を開口させている状態の斜視図。
符号の説明
1 粘着シート
3 パッド
4 薬液封入室
5 薄膜密閉片
6 接着剤層
8 スリット
9 引抜片
11、12 剥離紙
14 接着剤
15 薬液流出口
16 粘着剤層

Claims (6)

  1. 粘着シートの上面中央部に貼着したパッド上に底面開口部が薄膜密閉片により閉止されている薬液封入室を配設し、この薬液封入室を粘着シート上に剥離自在に貼着した剥離紙により上記パッド上に保持していると共に上記薄膜密閉片の下面とパッドの上面間に一端が該薄膜密閉片の一端に連設し且つ他端部が薄膜密閉片の他端側からパッドの上方側に引き出されてなる引抜片を介在させて該引抜片の他端部を張引することにより薬液封入室の底面開口部から薄膜密閉片を剥離するように構成した救急用絆創膏において、上記薄膜密閉片と引抜片とをこれらの薄膜密閉片と引抜片との長さ方向に延伸した一軸延伸フィルムにより形成していると共に、引抜片の幅を薄膜密閉片よりも小幅に形成してその一端を薄膜密閉片の幅方向の一端中央部に折り返し状態に一体に連設していることを特徴とする救急用絆創膏。
  2. 薬液封入室の底面開口部の周縁に水平状に突設したフランジ部の下面に薄膜密閉片の上面における四方周縁部を接着し、この薄膜密閉片の一端部を上記接着剤層から外方に突出した非接着部にしてこの非接着部に引抜片の幅と同一幅でもって互いに平行なスリットを形成し、このスリット間の薄膜密閉片に上記引抜片を一体に連設していることを特徴とする請求項1に記載の救急用絆創膏。
  3. 粘着シートの上面中央部に貼着したパッド上に底面開口部がアルミ箔よりなる薄膜密閉片で閉止された薬液封入室を配設し、この薬液封入室を粘着シート上に剥離自在に貼着した剥離紙により上記パッド上に保持させてなる救急用絆創膏において、上記アルミ箔よりなる薄膜密閉片とパッド間に合成樹脂シート片よりなる引抜片の一端部を介在させて該一端部を薄膜密閉片の下面の中央部にのみ接着剤層を介して一体に接着し、他端部を薄膜密閉片の他端側からパッドの上方側に引き出して該他端部を張引することにより上記薄膜密閉片の中央部を破壊させて薬液封入室の底面を開口させるように構成していることを特徴とする救急用絆創膏。
  4. 引抜片の一端部を上方に折り返してその折り返し端部を薄膜密閉片の下面中央部に接着剤層を介して接着していることを特徴とする請求項3に記載の救急用絆創膏。
  5. 粘着シートの上面中央部に貼着したパッド上に底面開口部が合成樹脂シート材よりなる薄膜密閉片で閉止された薬液封入室を配設し、この薬液封入室を粘着シート上に剥離自在に貼着した剥離紙により上記パッド上に保持させてなる救急用絆創膏において、上記薄膜密閉片の中央部に薬液流出口を設けている一方、この薄膜密閉片と上記パッド間に合成樹脂シート片よりなる引抜片の一端部を介在させて該一端部を粘着剤層を介して上記薬液流出口の周縁部に剥離可能に貼着して薬液流出口を閉止していると共にこの引抜片の他端部を薄膜密閉片の他端側からパッドの上方側に引き出して該他端部を張引することにより上記薄膜密閉片の薬液流出口を開口させるように構成していることを特徴とする救急用絆創膏。
  6. 引抜片の一端部を上方に折り返してその折り返し端部を薄膜密閉片の下面中央部に粘着剤層を介して貼着していることを特徴とする請求項3に記載の救急用絆創膏。
JP2004132210A 2004-03-31 2004-03-31 救急用絆創膏 Expired - Lifetime JP4528555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132210A JP4528555B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 救急用絆創膏

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004132210A JP4528555B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 救急用絆創膏

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005288080A true JP2005288080A (ja) 2005-10-20
JP4528555B2 JP4528555B2 (ja) 2010-08-18

Family

ID=35321673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004132210A Expired - Lifetime JP4528555B2 (ja) 2004-03-31 2004-03-31 救急用絆創膏

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4528555B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275447A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Aso Seiyaku Kk 救急用絆創膏
JP2007275302A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Aso Seiyaku Kk 救急用絆創膏
JP2007275301A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Aso Seiyaku Kk 救急用絆創膏

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063324U (ja) * 1983-10-08 1985-05-04 阿蘇製薬株式会社 救急用絆創膏
JPH0217121U (ja) * 1988-07-20 1990-02-05
JPH08318975A (ja) * 1995-05-19 1996-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 貼着体

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6063324U (ja) * 1983-10-08 1985-05-04 阿蘇製薬株式会社 救急用絆創膏
JPH0217121U (ja) * 1988-07-20 1990-02-05
JPH08318975A (ja) * 1995-05-19 1996-12-03 Dainippon Printing Co Ltd 貼着体

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275302A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Aso Seiyaku Kk 救急用絆創膏
JP2007275301A (ja) * 2006-04-06 2007-10-25 Aso Seiyaku Kk 救急用絆創膏
JP2007275447A (ja) * 2006-04-11 2007-10-25 Aso Seiyaku Kk 救急用絆創膏

Also Published As

Publication number Publication date
JP4528555B2 (ja) 2010-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4808172A (en) First-aid adhesive bandage
US4427115A (en) One piece alcohol preparation device
AU2008319739B2 (en) Wet Sheet flexible package and label for the wet sheet flexible package
US8283514B2 (en) Adhesive bandage
US20090099496A1 (en) Pressure bandage with medication delivery system
US4689044A (en) First-aid adhesive bandage
JP2009078147A (ja) 創傷被覆材のための送達システム
US20080103451A1 (en) Self-Securing Bandage for Drain Tubes
US20100038374A1 (en) Waste-Reducing Dispenser for Dispending Bandages and/or Transdermal Delivery Devices and Related Methods
US8137294B2 (en) Two-piece bandage system, swab and cotton product
JP2007516756A (ja) 創傷被覆材および血管収縮成分を含む迅速な創傷被覆材
JPS6327710Y2 (ja)
JP4528555B2 (ja) 救急用絆創膏
GB2165756A (en) First-aid adhesive bandage
JPH0140506Y2 (ja)
WO2015055289A2 (en) Packaging for non-touch application
EP2910223B1 (en) Plaster with medication dispenser
JP4895660B2 (ja) 救急用絆創膏
JP2010188056A (ja) 薬液貼付用ドレッシング製剤
JPH038260Y2 (ja)
JPH0313305Y2 (ja)
JP4136182B2 (ja) 救急用絆創膏
JPH0313306Y2 (ja)
JPS6319061Y2 (ja)
JP4493332B2 (ja) 軟膏付救急用絆創膏

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070329

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100326

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100525

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100607

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150611

Year of fee payment: 5

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4528555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term