JP2005287886A - 弾球遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 単位遊技におけるタイミングと、そのタイミングで表示させるキャラクタとの対応関係を予め記憶させておき、単位遊技が行われている間において、複数回のタイミングのうちの少なくとも1回の所定のタイミングで、そのタイミングに対応したキャラクタの画像と、所定のタイミングに対応しないキャラクタの画像とを、画像表示手段に表示させる。
【選択図】 図7
Description
図柄の画像と複数種類のキャラクタの画像とを含む演出画像が表示される画像表示手段を含む弾球遊技機であって、
遊技球の流下の態様に基づいて遊技の進行が定まる弾球遊技が行われる遊技盤と、
前記演出画像を画像データとして記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段から図柄の画像の画像データを読み出し、前記図柄の画像を変動表示させてから停止表示させるまでを単一の行程とした単位遊技を前記画像表示手段で行う単位遊技制御手段と、
前記キャラクタを識別するための識別情報、前記キャラクタの画像の表示属性又は前記キャラクタの動作を示す表示態様のうちの少なくとも1つを含むキャラクタ表示情報と、前記単位遊技が行われる間において前記キャラクタの画像を表示し得る複数回のタイミングと、の対応を定めた対応関係であって、前記複数回のタイミングの各々で前記識別情報、前記表示属性又は前記表示態様のうちの少なくとも1つが互いに相違するように、前記キャラクタ表示情報が前記複数回のタイミングの各々に対して定められた標準対応関係が記憶された標準対応関係記憶手段と、
前記単位遊技が行われている間において、前記複数回のタイミングのうちの少なくとも1回の所定のタイミングで、前記標準対応関係に基づいて定まり前記所定のタイミングに対応したキャラクタの画像と、前記所定のタイミングに対応しないキャラクタの画像とを、前記画像表示手段に表示させる画像表示制御手段と、を含むことを特徴とする。
さらにまた、「キャラクタの画像の表示属性」とは、キャラクタの画像を表示するために必要な表示要素の情報であり、キャラクタの画像を構成する画像の全体又は一部の色、大きさ、変形の度合い、点滅の仕方のほか、ハッチング、線種、線幅、テクスチャ等も含まれる。さらに、キャラクタの画像を修飾するための修飾画像を付加したり削除したりすることもキャラクタの画像の表示属性に含まれる。例えば、一の女性のキャラクタを表示する場合に、一の女性であると遊技者が視認できる場合には上述した識別情報は同一である。これに対して、一の女性であると遊技者が視認できる場合であっても、この女性の洋服や髪型等を異ならしめて表示する場合もある。このような場合には、洋服の色や形を変更したり、髪の形を変更したり表示するため、キャラクタの画像の表示属性を変更して表示することになる。さらにまた、一の女性が同様の洋服を着ているような場合であっても単に洋服の色のみが異なる場合には、表示属性は異なる。このように、表示属性を変更して表示するには、識別情報は同一であっても表示属性は異なる。
図1は、本発明に係る弾球遊技機の一つの実施の形態であるパチンコ遊技機の一例の概略を示す正面図である。尚、図1に示した例は、パチンコ遊技機10の前面を示す図である。
外枠12は、パチンコ遊技機10の外郭を構成し、方形状の形状を有する。尚、パチンコホールにおいては、この外枠12を介して、パチンコ遊技機10は、遊技島の支持部材(図示せず)に取り付けられる。
外枠12には、開閉自在に軸支される前枠14が設けられている。前枠14には、ガラス扉16や、遊技球を受けるための受け皿18や、打球ハンドル22や、遊技盤24を収容する収容部等の各種の部材が設けられている。
遊技盤24には、レール26により区画された遊技領域28が形成されている。遊技領域28の略中央部には、図柄の画像等の種々の画像を表示する画像表示装置30が設けられている。さらに、遊技領域28には、図柄の画像の変動表示の開始の条件を定める始動入賞口32や、遊技が大当たりとなったときに開閉する特別入賞口34や、普通図柄変動表示口36及び38や、その他複数の一般入賞口39a〜39dや、遊技球の落下に影響を及ぼす風車40及び42や、多数の遊技釘や、アウト口44も設けられている。
上述した入賞口32〜38及び39a〜39dの各々には、これらの入賞口に打球が入賞したことを示す検出信号を発する入賞検出センサ(図示せず)が設けられている。入賞検出センサは、これらの入賞口の背面で遊技球が通過できるように形成された流路に設けられて、この流路を遊技球が通過したことを検出する度に、検出信号を発する。尚、後述する図3においては、入賞口32〜38及び39a〜39dの各々に設けられている入賞検出センサの全てを、入賞検出センサ群70として示す。入賞検出センサは、後述する主制御回路50(図2に示す)に信号ケーブルによって電気的に接続されている。入賞検出センサから発せられた検出信号は、主制御回路50に送信される。主制御回路50は、検出信号が送信されることで、入賞口32〜38又は39a〜39dのうちのいずれかの入賞口に遊技球が入賞したことを得ることができる。後述するように、打球が、いずれかの入賞口32〜38及び39a〜39dに入賞したときには、所定数の遊技球が賞球として受け皿18に払い出される。尚、本実施の形態においては、入賞口32に入賞したときには、4個の賞球が払い出され、入賞口34に入賞したときには、15個の賞球が払い出され、入賞口39a〜39dに入賞したときには、13個の賞球が払い出される。
上述した受け皿18の奥側には、遊技球を賞球として払い出すための払出口(図示せず)が形成されている。上述したいずれかの入賞口32〜38及び39a〜39dに打球が入賞したと、主制御回路50(図2に示す)が判別したときには、主制御回路50(図2に示す)は、払出制御回路(図示せず)に制御命令を発する。払出制御回路には、払出モータ(図示せず)が電気的に接続されており、制御命令を受信した払出制御回路は、その制御命令に含まれている賞球の個数を示す情報に基づいて、払出モータに駆動信号を発する。払出モータが駆動されると、払い出される賞球の数を計数しながら、賞球が受け皿18に送出される。
上述したように、遊技領域28の略中央部には、画像表示装置30が設けられている。後述するように、画像表示装置30には、図柄の画像やキャラクタの画像等の種々の画像が演出画像として表示される。画像表示装置30においては、図柄の画像による遊技、いわゆるスロットマシンにおいて行われるスロットゲームを模した図柄画像遊技が実行される。
上述した入賞口32〜38及び39a〜39dのうちの始動入賞口32に打球が入賞したときには、画像表示装置30に表示された図柄の画像は変動表示を開始し、所定の動画像や図柄の画像が変動する態様で所定時間だけ表示された後、図柄の画像は停止表示される。即ち、始動入賞口32に1個の打球が入賞する度に、1回の単位遊技が開始される。尚、後述するように、画像表示装置30において単位遊技が行われているときに始動入賞口32に打球が入賞した場合には、入賞したことを所定数、例えば4個まで保留する。始動入賞口32への入賞が保留されている場合に、1つの単位遊技が終了したときには、保留されていることに基づいて次の単位遊技が開始される。
上述したように、画像表示装置30における図柄画像遊技が大当たりとなったときには、弾球遊技を特別遊技に移行させて、特別入賞口34を開放して打球の入賞を容易な状態にする。この特別入賞口34の入賞容易状態は、特別入賞口34に打球が所定数入賞するまで、例えば10個入賞するまで、又は特別入賞口34が開放されてから所定時間経過するまで、例えば30秒経過するまで継続する。その後、特別入賞口34を閉鎖して入賞困難状態にする。尚、特別入賞口34の背面には、特定領域(図示せず)が設けられている。特別入賞口34が開放されている間に、この特定領域を打球が通過したことは、特別入賞口34を再度開放する条件となる。即ち、特別入賞口34が開放されている間に、特定領域を打球が通過したときには、所定時間経過後に特別入賞口34を一旦閉鎖し、その後再び開放して入賞容易状態にする。この特別入賞口34の開放と閉鎖との動作は、複数回、例えば15回に至るまで繰り返され、その後、特別入賞口34は閉鎖される。尚、特別入賞口34が開放されてから次いで閉鎖されるまでの遊技を単一特別遊技と称し、単一特別遊技が行われた回数をラウンド数と称する。
図2は、パチンコ遊技機10の背面を示す背面図である。
図2に示すように、パチンコ遊技機10の背面の下部には主制御回路50の回路基板が設けられている。主制御回路50は、パチンコ遊技機10の全体の制御を行う。例えば、主制御回路50は、始動入賞口32や特別入賞口34等の入賞口に遊技球が入賞したときに、その入賞口に応じた数の遊技球を賞球として払い出す制御をする。
また、主制御回路50の上部には画像表示装置30が設けられており、画像表示装置30の背面(図2では図面の手前側)には、画像制御回路52の回路基板が設けられている。この画像制御回路52は、主制御回路50に信号ケーブル(図示せず)によって電気的に接続されている。画像制御回路52は、主制御回路50から発せられた制御信号に基づいて画像表示装置30を制御する。画像制御回路52は、演算等を行うCPU(中央処理装置)(図示せず)、画像表示装置30を制御するためのプログラムが記憶されたROM(リードオンリーメモリー)(図示せず)、及び各データを一時的に記憶するRAM(ランダムアクセスメモリー)(図示せず)等を含む。これらのCPU、ROM及びRAMは、入出力バス(図示せず)によって電気的に接続されており、入出力バスに各種のデータ信号やアドレス信号が送出できるようになされている。
図3は、パチンコ遊技機10における主要な制御機能の概略を示す機能ブロック図である。
入賞検出手段400は、遊技盤上を移動していた遊技球が所定の入賞口に入賞したか否かを検出する。例えば、入賞口32〜38及び39a〜39dのいずれかに遊技球が入賞したか否かを検出する。入賞検出手段400は、入賞口に入賞した遊技球の通過を検出したときには、検出信号を発する入賞検出センサ群70からなる。この入賞検出センサ群70は、上述した入賞口32〜38及び39a〜39dの各々の背後に形成された遊技球の流路に設けられて遊技球の通過を検出する入賞検出センサが好ましい。
制御手段500は、主制御手段510と副制御手段610とを含む。この主制御手段510と副制御手段610とは互いに電気的に接続されており、主制御手段510から発せられた制御命令は、副制御手段610に送出される。
主制御手段510は、後述する抽選手段512と、乱数記憶手段540と、弾球遊技制御手段520と、入賞判断処理手段530と、単位遊技開始信号送信手段560と、を含む。この主制御手段510は、上述した主制御回路50から構成されるのが好ましい。
抽選手段512は、当り又は外れの抽選を行うものである。この当り又は外れによって、後述する特別遊技に移行させるか否かが定められる。
乱数記憶手段540は、通常記憶手段542と、保留領域544とからなる。この乱数記憶手段540は、上述した主制御回路50のRAMからなることが好ましい。この通常記憶手段542と保留領域544との双方は、上述した乱数発生手段514によって発生させた乱数の値を記憶する。
通常記憶手段542は、始動入賞口32に遊技球が入賞したときに、画像表示手段330において単位遊技が実行されておらず、かつ、後述する保留領域544の全てが空いている場合に、乱数発生手段514によって発生させた乱数の値を記憶する。この場合の乱数の値の記憶の処理は、後述する図4のステップS14において実行され、通常記憶手段542に記憶された乱数の値の読出しの処理は、後述する図5のステップS44において実行される。
保留領域544は、複数個、例えば4つの記憶領域からなる。この保留領域544は、画像表示手段330において単位遊技が実行されており、かつ、保留領域544を構成する記憶領域の少なくとも1つの記憶領域が空いている場合に、乱数発生手段514によって発生させた乱数の値を記憶する。この複数個の記憶領域には、優先順位が定められており、4つの記憶領域からなる場合には、優先順位の高い順に第1候補記憶領域、第2候補記憶領域、第3候補記憶領域、及び第4候補記憶領域からなる。乱数の値の記憶の処理は、後述する図4のステップS18において実行され、保留領域544に記憶された乱数の値の読出しの処理は、後述する図5のステップS48において実行される。
弾球遊技制御手段520は、上述した遊技盤24における遊技球の流下の態様に基づいて遊技の進行や結果が定まる弾球遊技を制御する。主に、後述する入賞判断処理手段530によって入賞口32〜38及び39a〜39dに打球が入賞したか否かを判断し、打球が入賞したときには、その入賞口に応じて所定数の遊技球を受け皿18に払い出す制御をしたり、上述した乱数判定手段518の判定結果に基づいて、弾球遊技を特別遊技に移行させて、特別入賞口34の開閉制御をする。
特別遊技制御手段522は、所定の確率に基づいて、後述する画像表示手段330で停止表示された図柄の画像表示態様が、特定の図柄の画像からなる表示態様であるときや特定の表示態様であるときに、弾球遊技を遊技者にとって有利な特別遊技に移行させる。
入賞判断処理手段530は、上述した入賞検出手段400から発せられた検出信号を検出して、入賞口32〜38及び39a〜39dのいずれかに遊技球が入賞したか否かを判断する。この判断処理は、後述する図4のステップS11又はS19の処理で実行される。この判断の結果に応じて、上述したように、入賞口に応じて所定数の遊技球を受け皿18に払い出す制御をする。また、打球が始動入賞口32に入賞したタイミングに応じて、上述した通常記憶手段542、又は保留領域544に乱数を記憶させる。
単位遊技開始信号送信手段560は、入賞判断処理手段530によって、始動入賞口32に遊技球が入賞したと判別したときには、後述する副制御手段610に、単位遊技開始信号として、抽選手段512による判定結果が送信される。この処理は、後述する図5のステップS47において実行される。
上述した副制御手段(演出制御手段)610は、単位遊技開始信号受信手段620と、単位遊技制御手段630と、画像表示制御手段660と、表示用データ記憶手段680と、標準対応関係記憶手段690とを含む。特に、この副制御手段610は、上述した画像制御回路52からなることが好ましい。
単位遊技開始信号受信手段620は、上述した主制御手段510の単位遊技開始信号送信手段560から発せられた単位遊技開始信号を受信する。この信号を受信したことにより、単一行程の遊技が開始される。単位遊技開始信号を受信する処理は、後述する図6のステップS71において実行される。尚、この単位遊技開始信号は、上述したように、抽選手段512による判定結果の内容を示す信号である。
単位遊技制御手段630は、後述する画像データ記憶手段670の図柄画像データ記憶手段672から図柄の画像の画像データを読み出し、読み出した画像データを図柄の画像として画像表示手段330において変動表示させたり停止表示させたりする。図柄の画像を変動表示させたときが単位遊技の開始のときで、その後所定のタイミングで図柄の画像を停止表示させたときが単位遊技の終了のときである。単位遊技制御手段630は、主制御手段510から発せられた単位遊技開始信号を単位遊技開始信号受信手段620が受信する毎に、単位遊技を画像表示手段330において実行する。この処理は、後述する図6において実行される。
画像表示制御手段660は、演出画像が漸次変化する表示態様で後述する画像表示手段330に表示させる。具体的には、画像表示制御手段660は、後述する画像データ記憶手段670から読み出した画像データを、漸次変化する表示態様で画像表示手段330に演出画像として表示させる。好ましくは、画像表示制御手段660は、複数種類の図柄の画像と図柄の画像以外の表示画像とからなる演出画像を画像表示手段330に表示させる。
画像データ記憶手段670には、演出画像が画像データとして記憶されている。ここで、演出画像は、図柄の画像と図柄の画像以外の複数の表示画像とからなる。この図柄の画像以外の複数の表示画像は、例えば、キャラクタの画像や背景の画像を含む。この画像データ記憶手段670は、図柄画像データ記憶手段672、キャラクタ画像データ記憶手段674及び背景画像データ記憶手段676からなるのが好ましい。
ステップアップ演出制御手段678は、単位遊技が行われている間の複数回のタイミングの各々において、複数のキャラクタのうちの1のものをタイミングの各々で異なるように画像表示手段330に表示する。特に、単位遊技が行われている間において、複数回のタイミングのうちの少なくとも1回の所定のタイミングで、標準対応関係に基づいて定まり所定のタイミングに対応したキャラクタの画像と、所定のタイミングに対応しないキャラクタの画像とを、画像表示手段330に表示させる。この処理は、後述する図7の処理において実行される。
表示用データ記憶手段680は、図柄の画像や図柄の画像以外の複数の表示画像を画像表示手段330に表示させるときに一時的に画像データを記憶するためのものである。上述したように、図柄の画像以外の複数の表示画像は、例えば、キャラクタの画像や背景の画像があり、これらの画像データも図柄の画像データと同様に、この表示用データ記憶手段680に書き込むことによって画像表示手段330に表示させることができる。この表示用データ記憶手段680への画像データの書き込みは、後述する図6のS75〜S76、S86〜S87及びS77並びに図7のステップS97の処理で実行される。
標準対応関係記憶手段690は、キャラクタを識別するための識別情報、キャラクタの画像の表示属性又はキャラクタの動作を示す表示態様のうちの少なくとも1つを含むキャラクタ表示情報と、単位遊技が行われる間においてキャラクタの画像を表示し得る複数回のタイミングと、の対応を定めた対応関係であって、複数回のタイミングの各々で識別情報、表示属性又は表示態様のうちの少なくとも1つが互いに相違するように、キャラクタ表示情報が複数回のタイミングの各々に対して定められた標準対応関係を記憶する。
演出手段300は、後述する画像表示手段330を含む演出手段であり、演出手段300では遊技者が認識し得る演出が行われる。具体的には、演出手段300は、画像表示手段330からなり、これらの各々において遊技者が認識し得る演出が行われる。
画像表示手段330には、上述した副制御手段610の画像表示制御手段660から発せられた制御信号に基づいて、図柄の画像やキャラクタの画像や背景の画像が表示される。この画像表示手段330は、上述した画像表示装置30からなるのが好ましい。
以下に、上述した主制御手段510及び副制御手段610において行われる各種の制御について説明する。以下においては、パチンコ遊技機10は予め起動されており、上述した主制御手段510や副制御手段610においては、制御に用いられる種々の変数の初期化等の起動処理は終えて、パチンコ遊技機10は定常動作しているものとする。
図4は、主制御手段510において実行される入賞処理のサブルーチンを示すフローチャートである。この図4に示したサブルーチンは、主制御手段510で予め実行されているメインプログラム(図示せず)から所定のタイミング毎に呼び出されて繰り返し実行される。
図5は、主制御手段510において実行される判定結果送信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。この図5に示したサブルーチンは、主制御手段510で予め実行されているメインプログラム(図示せず)から所定のタイミング毎に呼び出されて繰り返し実行される。
図6は、上述した副制御手段610において実行される画像表示処理のサブルーチンを示す。この図6に示したサブルーチンは、副制御手段610で予め実行されているメインプログラム(図示せず)から所定のタイミング毎に呼び出されて繰り返し実行される。
図7は、上述した図6のステップS87で呼び出されて実行されるステップアップ演出の処理のサブルーチンを示すフローチャートである。尚、ステップアップ演出の処理は、上述したステップS85で選択されたステップアップ演出パターンに基づいて処理される。
上述した図7のステップアップ演出処理について、図8に示したステップアップ演出パターンの表と、図9〜13とを用いて説明する。尚、図8に示したキャラクタC1は、「犬」を示し、キャラクタC2は、「赤子」を示し、キャラクタC3は、「女性」を示し、キャラクタC4は、「男性」を示し、キャラクタC5は、「船」を示す。また、上述したように、タイミングAは、図柄の画像の変動表示を開始してから2秒経過したときであり、タイミングBは、図柄の画像の変動表示を開始してから3秒経過したときであり、タイミングCは、左図柄の画像を停止表示してから1秒経過したときであり、タイミングDは、右図柄の画像を停止表示したときであり、タイミングEは、現在行っている単位遊技をリーチにしてから1秒経過したときである。
上述した標準対応関係の第1の例として、上述した図6のステップS85の処理でパターン番号6が選択されたときには、図8に示すように、タイミングAでキャラクタC1が表示され、タイミングBでキャラクタC2が表示され、タイミングCでキャラクタC3が表示され、タイミングDでキャラクタC4が表示され、タイミングEでキャラクタC5が表示される。
この後、停止表示された左側の図柄と右図柄とが同一の図柄となって単位遊技がリーチとなった場合には、図10(b)に示すような画像が表示される。
上述したパターン番号6が選択された場合には、キャラクタC1〜C5の全てが所定のタイミング毎に表示されたが、これらのキャラクタを全く表示しなかったり、一部のキャラクタのみを表示したりしてもよい。標準対応関係の第2の例として、例えば、上述した図6のステップS85の処理でパターン番号1が選択されたときには、1つの単位遊技においてキャラクタは全く表示されない。また、パターン番号4が選択されたときには、図8の表示に示すように、タイミングAでキャラクタC1が表示され、タイミングBでキャラクタC2が表示され、タイミングCでキャラクタC3が表示される。尚、パターン番号4が選択されたときにおいて画像表示手段330に表示されるキャラクタの画像は、上述した図9(a)〜(c)と同様の画像が表示される。
上述した例では、単位遊技内のある1つのタイミングで、そのタイミングに対応したキャラクタのみが表示される場合、又はそのキャラクタが表示されない場合を示したが、単位遊技内の少なくとも1つのタイミングで、そのタイミングに対応したキャラクタと、そのタイミングには対応していないキャラクタとが表示される場合、即ち標準対応関係に基づかずにキャラクタの画像が表示される場合の第1の例として、パターン番号12又は20が選択されたときの場合を以下に示す。
標準対応関係に基づかずにキャラクタの画像が表示される場合の第2の例として、パターン番号11が選択されたときの場合を以下に示す。
標準対応関係に基づかずにキャラクタの画像が表示される場合の第3の例として、パターン番号15が選択されたときの場合を以下に示す。
上述したパターン番号12又は20の場合では、タイミングDで2つのキャラクタC3とC4とが表示される場合を示した。この場合の具体例として、上述したように、図11(a)に示すように、「男性」が「女性」を抱きかかえて画面の右側から左側へ走っていく態様の画像が画像表示手段330に表示される。この2つのキャラクタである「男性」と「女性」とを表示する場合に、他の表示態様で表示してもよい。例えば、図11(b)に示すように、画面の左側から右側へ走っていく「女性」を「男性」が追いかけるように表示してもよい。このように、表示されるキャラクタは同じであっても、その表示態様が異なるように、即ち、キャラクタの動作等を表現するために、キャラクタの画像を動的に画像表示手段に表示するための情報が異なるように定めてもよい。
さらに、上述した例では、複数のタイミングの各々で、表示されるキャラクタは全て異なる場合を示したが、複数のタイミングの各々で、表示されるキャラクタは同一であるが、その表示属性を異ならしめて表示してもよい。この場合には、例えば、タイミングAでは,図13(a)に示すように白い「犬」が表示され、タイミングBでは,図13(b)に示すようにいわゆるブチ模様の「犬」を表示するように、キャラクタの画像を表示するために必要な表示要素の情報が異なるように定めてもよい。
上述した例では、図8に示した表のように、タイミング及びキャラクタの種類の標準対応関係と、標準対応関係でない関係との双方の関係を予め定めておく場合を示した。これに対して、標準対応関係のみを定めておき、標準対応関係でない関係のキャラクタについては、乱数等を発生させてその乱数の値に基づいて、その都度表示すべきキャラクタの種類を定めてキャラクタを表示するようにしてもよい。このようにした場合には、対応関係を予め記憶すべき記憶領域を小さくすることができる。
24 遊技盤
30 画像表示装置(画像表示手段)(演出手段)
510 主制御手段
512 抽選手段
522 特別遊技制御手段
610 副制御手段(演出制御手段)
620 単位遊技開始信号受信手段
630 単位遊技制御手段
660 画像表示制御手段
670 画像データ記憶手段
690 標準対応関係記憶手段
Claims (3)
- 図柄の画像と複数種類のキャラクタの画像とを含む演出画像が表示される画像表示手段を含む弾球遊技機であって、
遊技球の流下の態様に基づいて遊技の進行が定まる弾球遊技が行われる遊技盤と、
前記演出画像を画像データとして記憶する画像データ記憶手段と、
前記画像データ記憶手段から図柄の画像の画像データを読み出し、前記図柄の画像を変動表示させてから停止表示させるまでを単一の行程とした単位遊技を前記画像表示手段で行う単位遊技制御手段と、
前記キャラクタを識別するための識別情報、前記キャラクタの画像の表示属性又は前記キャラクタの動作を示す表示態様のうちの少なくとも1つを含むキャラクタ表示情報と、前記単位遊技が行われる間において前記キャラクタの画像を表示し得る複数回のタイミングと、の対応を定めた対応関係であって、前記複数回のタイミングの各々で前記識別情報、前記表示属性又は前記表示態様のうちの少なくとも1つが互いに相違するように、前記キャラクタ表示情報が前記複数回のタイミングの各々に対して定められた標準対応関係が記憶された標準対応関係記憶手段と、
前記単位遊技が行われている間において、前記複数回のタイミングのうちの少なくとも1回の所定のタイミングで、前記標準対応関係に基づいて定まり前記所定のタイミングに対応したキャラクタの画像と、前記所定のタイミングに対応しないキャラクタの画像とを、前記画像表示手段に表示させる画像表示制御手段と、を含むことを特徴とする弾球遊技機。 - 前記所定のタイミングに対応しないキャラクタは、前記所定のタイミングより前のタイミングに対応したキャラクタである請求項1記載の弾球遊技機。
- 前記単位遊技制御手段が、前記画像表示手段に表示させる図柄の画像の図柄表示態様を特定の図柄表示態様にする単位遊技を行うときに、画像表示制御手段は、前記複数回のタイミングのうちの少なくとも1回の所定のタイミングで、前記標準対応関係に基づいて定まり前記所定のタイミングに対応したキャラクタと、前記所定のタイミングに対応しないキャラクタとを、前記画像表示手段に表示させる請求項1記載の弾球遊技機。
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