JP2005287857A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 点検整備において球皿に排出された遊技球を簡単に且つ手間なく回収する。
【解決手段】 固定保持用の外枠20と、この外枠の開放空間を覆って装着される前枠30と、この前枠の前面側に入賞装置を備えて取り付けられた遊技盤35と、遊技盤の前面の遊技領域PA内に遊技球を発射する発射ハンドル45と、遊技球が遊技領域PA内で入賞したときに払い出される遊技球を貯留する球皿装置40,50とを有してパチンコ機PMが構成され、外枠20に前枠30が装着された状態で、前枠30より下側において前面に露出する幕板部25が外枠に設けられている。幕板部25に取付凹部126が形成されており、球皿から排出された遊技球を受容するとともにこの排出空間を通って遊技機の背面側に排出させる排出位置と排出空間を前面側から塞ぐ閉塞位置とに前後開閉移動可能な球排出ガイド部材81が取付凹部126に位置して幕板部25に取り付けられている。
【選択図】 図5

Description

本発明は、固定保持用の外枠の開放空間を覆って前枠が装着され、この前枠の前面側に入賞装置を備えて遊技盤が取り付けられ、この遊技盤の前面の遊技領域内に遊技球を発射する発射装置が前枠に設けられ、発射装置から発射された遊技球が遊技領域内で入賞したときに払い出される遊技球を球皿に貯留するように構成される弾球遊技機に関する。
このような弾球遊技機として、例えば、特許文献1に開示のパチンコ機があり、一般的にこのようなパチンコ機が遊技ホール内に多数整列配置されて遊技に供される。遊技ホールにおいて遊技者は、多数整列配置されたパチンコ機のうちから任意のパチンコ機を選択し、遊技球を購入した後にこの遊技球を発射装置により遊技領域内に発射して、遊技領域内で遊技球を入賞装置に入賞させる遊技を楽しむようになっている。この遊技において、入賞装置に遊技球が入賞するのに応じて所定の数の遊技球が賞球として球皿に排出されて貯留されるようになっており、遊技者は球皿に貯留した球を遊技ホールが提供する景品と交換できるようになっている。
一方、遊技ホールにおいては各パチンコ機について定期的な点検整備を行い、パチンコ機を良好な状態に保って遊技者が不都合、不便なく遊技を行えるようにしている。このような点検整備に際しては、遊技領域内の入賞装置に遊技球を投入して賞球の排出が正常に行われるか否かの点検を行ったり、パチンコ機の裏面に設けられた賞球排出機構を作動させてこれらが正常に作動するか否かの点検を行ったりする。
特許第3256855号公報
ところで、上記のような遊技ホールでの点検整備に際して遊技球が球皿に排出されるが、このようにして球皿に貯留される遊技球は賞球ではないため、点検整備が終了後に球皿から回収されて球皿を空にして実際の遊技が可能な状態にする。このとき、遊技ホール内には多数のパチンコ機が配設されており、これら多数のパチンコ機の点検整備の都度、各パチンコ機毎について球皿に排出された遊技球を回収する作業が必要であり、点検整備作業が繁雑で時間がかかる作業となっているという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みたもので、点検整備において球皿に排出された遊技球を簡単に且つ手間なく回収できるような構成の弾球遊技機(パチンコ機)を提供することを目的とする。
このようなことから、本発明に係る弾球遊技機は、固定保持用の外枠と、この外枠の開放空間を覆って装着される前枠と、この前枠の前面側に入賞装置を備えて取り付けられた遊技盤と、前枠に取り付けられて遊技盤の前面の遊技領域内に遊技球を発射する発射装置と、前枠に取り付けられて発射装置から発射された遊技球が遊技領域内で入賞したときに払い出される遊技球を貯留する球皿とを有して構成され、外枠に開放空間を覆って前枠が装着された状態で、前枠より下側において前面に露出する幕板部が外枠に設けられている。さらに、幕板部に排出空間(例えば、実施形態における取付凹部126)が形成されており、上端が前方に揺動開放されて球皿から排出された遊技球を受容するとともに幕板に設けた排出空間を通って遊技機の背面側に排出させる排出位置と上端が後方に揺動閉止されて排出空間を前面側から塞ぐ閉塞位置との間で前後に揺動開閉可能な球排出ガイド部材が、排出空間に位置して幕板部に取り付けられている。
このような構成の弾球遊技機において、上記球排出ガイド部材は、弾球遊技機の点検、整備等のときに排出位置に揺動移動されて使用され、点検、整備時に球皿に排出された遊技球を球排出ガイド部材を介して弾球遊技機の背面側に排出させ、遊技中には閉塞位置に揺動移動されて使用され、且つ遊技中において球排出ガイド部材を移動させることができないようにロック保持される。
上記構成の本発明に係る弾球遊技機によれば、幕板部の排出空間に位置して、排出位置と閉塞位置とに揺動移動可能な球排出ガイド部材が取り付けられているので、弾球遊技機の点検整備等に際しては、球排出ガイド部材を排出位置に揺動移動させれば、球皿に排出される遊技球を球皿から球排出ガイド部材に排出させて遊技機の背面側に排出させることができ、遊技球の回収が簡単且つ容易となる。このため、点検整備において球皿に排出された遊技球を簡単に且つ手間なく回収でき、点検整備作業の効率化を図ることができる。また、遊技中においては、球排出ガイド部材を閉塞位置に揺動移動させてロック保持すれば、球排出ガイド部材が邪魔になることもなく従来と全く同様の遊技を何の支障もなく行うことができる。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施形態について説明する。まず、図1〜図3に遊技ホールにおけるパチンコ機PMの配置構成を示しており、遊技ホール内においては、複数列に並んで多数のパチンコ機PMが配設されて遊技に供されるようになっている。このようにパチンコ機PMを整列配置する構造物を一般的に遊技島と称しており、パチンコ機PMを背中合わせに2列に並んで配置する両列島形式と、壁に背を向けるように1列に並んで配置する壁島形式とがあるが、ここでは両列島形式の遊技島構造を示している。
この両列遊技島構造は、背中合わせに配置されて間に球回収空間5を形成する一対の島構造体10,10を有し、各島構造体10は、天井側から順に配設された、島幕板11と、呼び出しランプ12aを有したランプ板12と、パチンコ機PMを横に1列に並んで配設する保持枠13と、球箱載せ台となる天板14と、腰板15と、床面に接する巾木16とからなり、上下に延びた状態に構成される。遊技ホール内には、このような両列遊技島構造が複数列並んで配設され、さらに、壁際には壁遊技島構造が配設されており、各遊技島構造の間に遊技者等が通る通路スペース1が形成される。
なお、通路スペース1の床面には、各パチンコ機PMの前側に位置して支柱18により支持されたシート17が設けられており、遊技者はシート17に座ってその前面のパチンコ機PMを操作して遊技を行うようになっている。また、球回収空間5内には、後述するように遊技中において入賞せずにアウト口に入り込んだアウト球をホール側に回収するための、回収通路6が設けられている。この回収通路6は各パチンコ機PMから排出された球B(アウト球)を一方の側に集めて回収できるように、遊技島構造の列が延びる方向のいずれか一方側に傾斜しており、回収通路6内に落下した球Bがこの傾斜に沿っていずれか一方側に転がって集まるようになっている。
次に、島構造体10の保持枠13に保持されて取り付けられるパチンコ機PMの構成について簡単に説明する。パチンコ機PMは、外郭方形枠サイズに構成されて縦向きの固定保持枠をなす外枠20の前面開口に、これに合わせた方形枠サイズに構成されて開閉搭載用の前枠30が前面左側のヒンジ機構31により横開き開閉および着脱が可能に取り付けられ、施錠装置32により常には外枠20の前面を覆った閉止状態で保持される。
上記外枠20は、木材や樹脂等で成形加工された複数本の定形尺の枠部材すなわち上下の枠板21,24および左右の枠板22,23を直角に枠組み連結するとともに、各隅角部に補強金具を固定して構成されており、保持枠13内に固定される。下枠板24の前面は左右の枠板22,23より前方に突出し、その突出部の上面に位置するとともに左右の枠板22,23の前面に連結されて左右に延びる幕板25が取り付けられている。
前枠30の前面上部側には、透明アクリル板やガラス板を有したガラス扉33が左端部のヒンジ(図示せず)を介して横開きおよび着脱が自在に取り付けられ、施錠装置32により常には前枠30の前面を覆う閉止状態に保持される。ガラス扉33の背後に位置する前枠上部には、遊技盤35を着脱自在に収容する収容枠が設けられており、この収容枠に立設姿勢で係止保持された遊技盤35がガラス扉33を通して視認されるようになっている。遊技盤35は、所定板厚の積層合板の表面にセルを貼り付けてルーター加工した化粧板を基板とし、円弧状のレール36に囲まれて略円形状の遊技領域PAが形成されている。遊技領域PAには多数本の遊技釘(図示せず)や風車とともに各種の入賞具38、遊技の展開状況に応じた図柄を表示させる画像表示装置37、サイドランプ等の遊技構成部品が取り付けられ、下端部にアウト口39が設けられている。
前枠30の前面における上記ガラス扉33の下側には、上球皿装置40が左端のヒンジ機構により横開きおよび着脱可能に取り付けられ、常にはガラス扉33の下側において前枠30の前面を覆った状態で係止保持されている。この上球皿装置40には、前方に突出して形成され、遊技中に払い出される入賞球を受容して貯留する上球皿部41が設けられている。なお、詳細図示しないが、上球皿部41に前面側が覆われた前枠2の下部領域には遊技補助盤と称される補助機構部が形成されており、この遊技補助盤の各部に、遊技盤35の遊技領域PA内に遊技球を発射する発射装置や、スピーカ等が設けられている。
さらに、図4に示すように、前枠30の前面における上球皿装置40の下側に下球皿装置50が前方に突出して設けられている。この下球皿装置50は、上球皿部41内に貯留された入賞球がオーバーフローしたときや、遊技者が上球皿装置40の球排出レバー42(図1参照)を操作して上球皿部41から入賞球が排出されたときに内部に形成された球皿通路を介して送られてくる入賞球を受容して貯留する下球皿部51と、下球皿部51の右側に位置して遊技球の発射操作を行う発射ハンドル45と、下球皿部51の左側に位置する灰皿58とから構成されている。
図7から分かるように、下球皿部51内の底面には球排出孔51aが形成されており、この球排出孔51aを下面側から開閉自在に覆う球抜き蓋53が左右にスライド移動可能に取り付けられている。球抜き蓋53は図示しないバネ等により常時は球排出孔51aを閉止する位置に位置しており、球抜き蓋53の前部に突出して設けられた操作レバー53aを操作することにより球抜き蓋53をスライド移動させて球排出孔51aを開放させ、下球皿部51内に貯留された遊技球を下方に落下させて排出させることができるように構成されている。なお、下球皿装置50の下側に外枠20を構成する上記幕板25が前面側に露出して位置している。
前枠30の裏面側には、球貯留タンク61、球貯留タンク61から供給された遊技球を落下移動させつつ整列させるタンクレール62、遊技盤33における入賞状態等に基づいてタンクレール62を通ってタンク61から供給される遊技球を賞球として払い出す球払出装置63、遊技中での各種制御を行うための電源基板64、主基板65、画像表示装置37の裏面側に位置して画像表示制御を行う画像制御基板66等が図示のように配設されている。なお、図示していないが、内部には、球払出装置63から払い出された賞球を上球皿部41に導く賞球通路や、遊技中において遊技盤35の入賞具38に入賞することなく落下してアウト口39に入り込んだ遊技球をパチンコ機PMの背面側に導くアウト球通路が設けられている。このアウト球通路を導かれたアウト球Bはパチンコ機PMの背面に開口したアウト球排出口39aから球回収空間5に排出され、回収通路6上に落下し、回収通路6上を転がって移動して、回収される。
以上の構成のパチンコ機PMにおいて、幕板25に本発明に係る球排出ガイド装置80が設けられており、この装置80について、図4〜図8を参照して説明する。
このガイド装置80は球排出ガイド部材81を有して構成されるが、球排出ガイド部材81を取り付けるため、幕板25における左右方向中央に上面側に開口してU字状に取付凹部126が形成されるとともにこの取付凹部126内に逆U字状のカバー枠128が取り付けられて前後に貫通する排出空間が形成されている。この取付凹部126の後側にはこれに一体に繋がって後方に延びるガイド壁127が設けられている。ガイド壁127は、取付凹部126の左右および底面に繋がって後方に延びる左右側壁部127a,127bおよび底壁部127cからなり、これら壁部127a,127b,127cに囲まれたU字状の溝からなる排出空間127dが取付凹部126の排出空間と繋がっている。
カバー枠128は、上板部128aおよび左右板部128b,128cから逆U字状に形成されて取付凹部126内に固定されている。このとき、左右板部128b,128cの上部後端に外側に直角に折れ曲がって延びた当て板部128e,128eが設けられており、これら当て板部128e,128eが幕板25の後面に当接して取付位置決めがなされる。
球排出ガイド部材81は、前面壁82および左右側面壁83,84を有して構成され、取付凹部126とカバー枠128とに囲まれた矩形状の排出空間内に配設される。このとき、左右側面壁83,84の下部外側面に外方に突出して形成されたピン部83a,84aが、カバー枠128の左右板部128b,128cの下部に形成された枢結孔128d,128dに嵌合し、球排出ガイド部材81は枢結孔128d,128dに嵌合したピン部83a,84aを中心として前後に揺動可能である。このような揺動を可能とするため、左右側面壁83,84の上端面は円弧状に形成されており、左右側面壁83,84は扇形をしている。
このように前後揺動可能に取り付けられた球排出ガイド部材81を最も前側に揺動させた位置にあるときの状態を図5、図6および図7に示しており、球排出ガイド部材81を最も後に押し込んだ位置にあるときの状態を図4および図8に示している。ここで、図5等に示すように最も前側に揺動させた状態を球排出ガイド部材81が排出位置にあると称し、図4等に示すように最も押し込んだ状態を球排出ガイド部材81が閉塞位置にあると称する。なお、球排出ガイド部材81が排出位置に位置した状態で、球排出部材81の前面壁82および左右側面壁83,84に囲まれて上方に開孔する受容空間81aが形成され、この受容空間81aは排出空間127dと繋がる。
図6〜図8に示すように、球排出ガイド部材81の左右側面壁83,84の後端中央には外方に突出したストッパ突起83b,84bが形成されており、球排出ガイド部材81が前方に揺動されるときにストッパ突起83b,84bがカバー枠128の左右板部128b,128cの後端面と当接して排出位置に位置し、これ以上前には前に揺動できなくなる。ここで、カバー枠128の上板部128aの左右には小孔128f,128fが形成されるとともに、球排出ガイド部材81の左右側面壁83,84の上面後部には上方に突出する小突起83c,84cが形成されており、球排出ガイド部材81が排出位置に位置した状態で、小突起83c,84cが小孔128f,128f内に入り込んで位置決め保持する。
このように排出位置に位置した状態では、図7に示すように、球排出ガイド部材81の前面壁82の上端は下球皿装置50の球排出孔51aより前側に位置し、球排出ガイド部材81内に形成される受容空間81aが球排出孔51aの下方に位置し、球排出孔51aから排出された遊技球は受容空間81a内に落下する。この受容空間81aは排出空間127dと繋がるため、受容空間81a内に落下した遊技球は排出空間127d内に入り込むが、排出空間127dを形成する底壁部127cは後方に下がるテーパを有しているため、遊技球はこのテーパに沿って後方に転がって、パチンコ機PMの背面側に排出される。
このように排出位置に位置した球排出ガイド部材81の前面壁82を後方に押すと、小孔128f,128fから小突起83c,84cが抜け出し、球排出ガイド部材81を枢結孔128d,128dに嵌合したピン部83a,84aを中心として後方に揺動させることができる。このようにして球排出ガイド部材81を後方に揺動させると、図8に示すように、前面壁82が取付凹部126を前面側から覆う閉塞位置まで揺動する。なおこの状態で、前面壁82の前面は幕板25の前面と同一面上に位置する。
球排出ガイド部材81の前面壁82にはロックキー87が図示のように取り付けられており、前面側キー穴にキーを差し込んで回動させると、前面壁82の後側(受容空間81a内)に位置してロックキー87に取り付けられたロック板87aを、図4において破線で示す解錠位置と二点鎖線で示す施錠位置とに回動移動させることができるようになっている。上述のように球排出ガイド部材81を排出位置に位置させたり、前後揺動させたりするときにはロック板87aを解錠位置に位置させておく。一方、球排出ガイド部材81を閉塞位置に揺動させた状態において、ロック板87aを施錠位置に移動させると、図8に示すようにロック板87aの上端がカバー枠128の上板部128aの後側において上方に突出する。この状態では、ロック板87aの上端が上板部128aの後面に当接して球排出ガイド部材81を前方に揺動させることができず、球排出ガイド部材81は閉塞位置でロック保持される。
以上の構成のパチンコ機PMにおいて、遊技ホール側における点検整備等に際しては、球排出ガイド部材81を前方に引き出して排出位置まで揺動させる。そして、入賞装置38等に遊技球を投入して賞球の払出が正常に行えるか等の点検を行ったり、試し打ちをして正常な作動を行うかの点検を行ったりすると、上球皿部41内に遊技球が払い出されて貯留される。このように貯留された遊技球は、遊技ホールを開店して遊技に供する前に回収する必要があるため、上球皿部41内に貯まった遊技球を上球皿装置40の排出レバー42を操作して下球皿部51内に送り出し、さらに、下球皿部51内に貯まった遊技球を、操作レバー53aを操作して球排出孔51aから排出させる。このように球排出孔51aから排出された遊技球は排出位置に位置した球排出ガイド部材81の受容空間81a内に落下し、ガイド壁127の底壁部127c上を後方に転がり移動してパチンコ機PMの背面側に確実に排出される。そして、図3に示すように、回収通路6上に落下し、回収通路6上を転がって移動して回収される。このため、球の回収作業が簡単で楽な作業となる。すなわち、点検整備において球皿に排出された遊技球を簡単に且つ手間なく回収でき、点検整備作業の効率化を図ることができる。
なお、第1実施形態の場合と同様に、点検整備を行うときには、上球皿装置40の排出レバー42を開放側に保持し、下球皿装置50の操作レバー53aも開放側に保持しておくのが好ましく、これにより点検整備時に球皿に排出される遊技球は全て背面側に自動的に排出され、球の回収作業が全く不要となる。また、長時間にわたる試し打ちを行って正常な作動の点検、出球率の点検等を行うときには、下球皿装置50の操作レバー53aのみを開放側に保持しておけば、下球皿部51内に遊技球が溢れることがなく、連続的な点検が可能となる。
このようにして点検整備が完了し、且つ球の回収作業が完了すると、球排出ガイド部材81は後方に押し込まれて閉塞位置に揺動移動し、取付凹部126は前面壁82により閉塞され、パチンコ機PMは遊技に供される状態となる。これにより、遊技中には球排出ガイド部材81が前方に突出して邪魔になることもなく、従来と同一の遊技状態とすることができる。なお、遊技に供されるときには、ロックキー87にキーを差し込んでロック板87aを施錠位置に回動させ、球排出ガイド部材81を引き出せなくする。
なお、以上においては上球皿装置40と下球皿装置50とを有したパチンコ機を例にして示したが、一体型の一つの球皿を有したパチンコ機についても本発明を適用できることは無論である。また、上記実施形態においては幕板25に上方に開放した取付凹部126を形成し、ここに球排出ガイド部材81を前後スライド移動可能に取り付けているが、幕板25に前後に貫通する開孔を形成し、この開孔内に球排出ガイド部材を前後スライド移動可能に配設しても良い。さらに、ロックキーの形式および配設位置は上述のものに限られるものではない。
本発明に係るパチンコ機(弾球遊技機)を有して構成される遊技島構造を示す正面図である。 上記遊技島構造の背面図である。 上記遊技島構造の側面図である。 本発明の実施形態に係る球排出ガイド装置を取り付けた状態の上記パチンコ機の下部を示す正面図である。 上記実施形態に係る球排出ガイド装置を取り付けた状態の上記パチンコ機の下部を示す斜視図である。 上記実施形態に係る球排出ガイド装置を取り付けた状態の上記パチンコ機の下部を示す平面図である。 上記実施形態に係る球排出ガイド装置を取り付けるとともに球排出ガイド部材を排出位置に位置させた状態の上記パチンコ機の下部を図4の矢印VII−VIIに沿って示す断面図である。 上記実施形態に係る球排出ガイド装置を取り付けるとともに球排出ガイド部材を閉塞位置に位置させた状態の上記パチンコ機の下部を図4の矢印VII−VIIに沿って示す断面図である。
符号の説明
PM パチンコ機
5 球回収空間
6 回収通路
10 遊技島構造体
13 保持枠
14 天板
20 外枠
24 下枠板
25 幕板
126 取付凹部
127 ガイド壁
30 前枠
40 上球皿装置
42 排出レバー
50 下球皿装置
51 下球皿部
51a 球排出孔
53 球抜き蓋
53a 操作レバー
80 球排出ガイド装置
81 球排出ガイド部材
82 前面壁
87 ロックキー
87a ロック板
81a 受容空間
128 カバー枠

Claims (3)

  1. 固定保持用の外枠と、前記外枠の開放空間を覆って装着される前枠と、前記前枠の前面側に入賞装置を備えて取り付けられた遊技盤と、前記前枠に取り付けられて前記遊技盤の前面の遊技領域内に遊技球を発射する発射装置と、前記前枠に取り付けられて前記発射装置から発射された遊技球が前記遊技領域内で入賞したときに払い出される遊技球を貯留する球皿とを有して構成される弾球遊技機において、
    前記外枠に前記開放空間を覆って前記前枠が装着された状態で、前記前枠より下側において前面に露出する幕板部が前記外枠に設けられており、
    前記幕板部に排出空間が形成されており、上端が前方に揺動開放されて前記球皿から排出された遊技球を受容するとともに前記幕板に設けた排出空間を通って遊技機の背面側に排出させる排出位置と上端が後方に揺動閉止されて前記排出空間を前面側から塞ぐ閉塞位置との間で前後に揺動開閉可能な球排出ガイド部材が、前記排出空間に位置して前記幕板部に取り付けられていることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記球排出ガイド部材は、弾球遊技機の点検、整備等のときに前記排出位置に揺動開放されて使用され、点検、整備時に前記球皿に排出された遊技球を前記球排出ガイド部材を介して弾球遊技機の背面側に排出させるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 前記球排出ガイド部材は遊技中に前記閉塞位置に揺動閉止されて使用され、且つ遊技中において前記球排出ガイド部材を揺動開放させることができないようにロック保持されることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
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