JP2005287671A - 遊技方法、遊技機及び演出プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】
遊技者の能動的な動作によって遊技機の演出を引き出すことを可能とし、遊技者の動作と演出に一体感を与えてアミューズメント性を向上する。
【解決手段】
価値を受け付ける価値受付手段と、受け付けた価値に基づいて遊技処理を実行する遊技手段と、遊技に関する演出を行う演出手段と、遊技結果に基づいて価値出力を行う価値出力手段とを備えた遊技機に対して、被検出体の位置変化を検出して該位置に対応する検出信号を出力する位置検出手段を備え、前記演出手段で実行する演出処理に、演出中に前記位置検出手段が検出する位置変化に対応して演出を変化させる変化対応演出処理を設定した。
【選択図】 図8

Description

この発明は、例えば受け付けた価値に基づいて遊技を許容し、遊技結果に基づいて価値を出力するような遊技機及び遊技プログラムに関する。
従来、コインを投入してリールを回転させ、揃った絵柄に応じてコインが払いだされるパチスロ機や、射出したパチンコ玉をVチャッカに入賞させ、スロットの絵柄を回転表示して揃った絵柄に応じて大当たり処理等の処理が実行されるパチンコ機といった遊技機が提供されている。
このような遊技機では、様々な演出を行い、遊技者を楽しませるように工夫されている。
例えばパチスロ機であれば、目押ししてもボーナス(大当たり)は発生しない通常モードから目押しすればボーナスを得られるボーナス確定モードに移行したことを知らせるボーナスフラグ成立演出、ボーナスが高確率で出る高確率モードに移行したことを知らせる高確率モード移行演出、子役を揃えられる子役モードに移行して子役を揃える方法をアシストする子役ナビ演出等の演出が提供されている。
また、例えばパチンコ機であれば、回転表示が停止して大当たりか否かが解るまでを楽しませるリーチアクション等の演出が提供されている。
このような演出は、特に目押しの有効性が現在のモードによって変化するパチスロ機にて、多種多様な演出が提案されており、この演出方法として、回転するリールの周辺の電飾装置や他の電飾装置を、ストップボタンの押下時に変化させるものが提案されている(特許文献1参照)。
また、リール周辺に表示パネルを一体的に備え、この表示パネルにてリールの回転、停止に合わせた演出を行うものも提案されている(特許文献2参照)。
特開2004−750号公報 特開2004−8705号公報
しかし、上述した演出は、いずれも適宜のタイミング等で遊技機によって自動的に実行されるものであり、遊技者は実行された演出を単に確認できるに過ぎないものであった。
この発明は、上述の問題に鑑み、遊技者の能動的な動作によって演出を引き出すことが可能な遊技方法、遊技機及び演出プログラムを提案し、遊技者の動作と演出に一体感を与えてアミューズメント性を向上することを目的とする。
この発明は、価値を受け付ける価値受付手段と、受け付けた価値に基づいて遊技処理を実行する遊技手段と、遊技に関する演出を行う演出手段と、遊技結果に基づいて価値を出力する価値出力手段とを備えた遊技機であって、被検出体の位置変化を検出して該位置に対応する検出信号を出力する位置検出手段を備え、前記演出手段で実行する演出処理に、演出中に前記位置検出手段が検出する位置変化に対応して演出を変化させる変化対応演出処理を設定した遊技機であることを特徴とする。
前記価値は、メダルやパチンコ玉等の遊技媒体そのもの、ICコインやICカードや磁気カード等の記憶媒体に記憶された金額または度数、又は、紙幣や硬貨といった現金等の価値で構成することを含む。
前記価値受付手段は、メダルやパチンコ玉等の遊技媒体の投入を受け付ける遊技媒体処理装置、ICコインやICカード等の記録媒体を読み取る記録媒体読取装置、又は、貨幣の投入を受け付ける貨幣処理装置で構成することを含む。
前記価値出力手段は、メダルを放出するメダル放出装置、パチンコ玉を放出するパチンコ玉放出装置、又は、パチンコ玉又はメダルの数量をICコインやICカード等の記録媒体に書き込む記録媒体書込装置等、遊技結果を出力する装置で構成することを含む。
前記遊技処理は、所定枚数のメダル投入又はVチャッカへの入賞等の所定条件に基づいて当たりに関する抽選を行う処理等、遊技に関する処理で構成することを含む。
前記遊技手段は、前記遊技処理を実行する制御手段等、遊技処理を実行する手段で構成することを含む。
前記被検出体は、遊技者の手や指といった人体部位、又は棒や箱といった適宜の物品等、前記位置検出手段で検出可能な物体で構成することを含む。
前記位置検出手段は、電波を送信してその反射波を受信し被検出体までの距離を検出する電波センサ、人体部位又はタッチペンによるタッチ位置を検出するタッチパネル、又は、スライド操作を許容してそのスライド位置を検出するスライドスイッチ等、位置を検出し得る手段で構成することを含む。
前記演出手段は、液晶ディスプレイ等の表示装置、LEDやランプ等の電飾装置、又はスピーカ等の発音装置等、演出を行う手段で構成することを含む。
前記演出処理は、ボーナスフラグ成立(チャンス状態)用の演出を行う処理、所謂AT(アシストタイム)機等で子役やボーナスをナビゲーションする演出を行う処理、所謂ストック機等でストックタイム(ボーナスは成立しているがボーナスを揃えられない制御がなされてボーナスがストックされている状態)用の演出を行う処理、リーチアクションの演出を行う処理等、遊技に関する演出を行う処理で構成することを含む。
前記変化対応演出処理は、位置変化に対応して変化する動画像を表示装置に表示する処理、位置変化に対応して電飾装置の明るさ又は/及び色合いを変化する処理、位置変化に対応して発音装置の音量、テンポ、音程、又はこれらの複数を変化する処理、又はこれらの処理の組み合わせ等、位置変化に対応して演出が変化する処理で構成することを含む。
前記遊技機は、パチンコ機又はパチスロ機等、遊技を許容する装置で構成することを含む。
以上の構成により、遊技者は被検出体の位置を変化させ、遊技機から演出を引き出すことが可能となり、遊技者の動作と演出に一体感を付与してアミューズメント性を向上することができる。
またこの発明の態様として、遊技中のイベントに基づいて払出に関係する遊技モードを変更する遊技モード変更手段を備え、前記変化対応演出処理を、前記遊技モードが予め定めた特定の特定遊技モードとなっていれば該特定遊技モードに対応する特定演出を実行し、前記特定遊技モードとなっていなければ前記特定演出に対応した擬似演出を実行する設定とすることができる。
前記イベントは、抽選の結果が所定の結果になったこと、リールが停止して絵柄の揃い/不揃いが確定したこと、所定の絵柄に所定回数揃ったこと、BET数が規定数に達したこと、ゲーム開始から所定時間が経過したこと、Vチャッカにパチンコ玉が入賞したこと、又はこれらの組み合わせ等、遊技に関するイベントで構成することを含む。
前記遊技モードは、通常の遊技を行う通常モード、子役を揃えることができる子役モード、ボーナスフラグが成立しているボーナス成立モード、又はボーナス成立確率が通常より高い確率となっている高確率モード等、遊技に関するモードで構成することを含む。
前記遊技モード変更手段は、前記遊技モードを変更する制御手段等の手段で構成することを含む。
前記特定遊技モードは、複数の前記遊技モードのうち一部又は全部の遊技モード等、予め選択した遊技モードに設定することを含む。
前記特定演出は、前記特定遊技モードに対応して複数種類の演出を設定する、あるいは全種類の特定遊技モードに対して1つの演出を設定することを含む。
前記擬似演出は、前記特定演出に似せた演出で構成することを含み、例えば途中までは特定演出と同一で、最後若しくは途中から特定演出と異なる演出に設定することを含む。
前記構成により、遊技者は遊技結果に影響を与えるボーナスフラグが成立か否かや高確率モード等の状態を演出から知ることができ、また遊技者の動作によってこの演出を引き出すことができるため、遊技に対する満足度を向上させることができる。
演出として、例えばボーナスフラグが成立する場合の演出と途中まで同じ演出を、はずれの場合にもたまに行うといったことで、アミューズメント性を向上することができる。
またこの発明の態様として、前記位置検出手段を、被検出体との間に存在する所定部材を透過して被検出体を検出する透過検出センサで形成し、筐体の外面の一部を前記所定部材で形成し、該所定部材の筐体内側に前記透過検出センサを備えることができる。
前記透過検出センサは、電波を送信して被検出体に反射した反射波を受信し被写体までの距離を測定する電波センサ等、所定部材を通過して被検出体を検出するセンサで構成することを含む。
前記所定部材は、樹脂部材や木材といった非金属部材等、前記透過検出センサで透過できる部材で構成することを含む。
前記構成により、透過検出センサを筐体内部に備えて埃や汚れによる感度低下を防止し、被検出体を安定して検出し、演出を行うことができる。
またこの発明の態様として、遊技中に遊技に関連して遊技者に操作させる操作部を前記所定部材で形成し、前記透過検出センサの設置位置を、該操作部の筐体内側に設定することができる。
前記操作部は、パチスロ機のベットボタン、スタートレバー、又はストップボタン、パチンコ機の射出操作ハンドル、若しくは遊技機の遊技媒体(メダル又はパチンコ玉)の投入口等、遊技者が操作を行う部分で構成することを含む。
前記構成により、遊技者が遊技のために必要な操作をする自然な流れのなかで遊技者の動作に対応した演出を行うことができる。
またこの発明の態様として、遊技中に遊技に関連して遊技者に操作させる操作部とは別の位置に位置変化を検出する位置変化検出部を設定し、前記透過検出センサの設置位置を、該位置変化検出部の筐体内側に設定することができる。
これにより、遊技者は演出を確認したい場合に、前記位置変化検出部で被検出体の位置変化をして演出を得ることができる。
またこの発明は、価値を受け付ける価値受付手段と、遊技処理を実行する遊技手段と、遊技に関する演出を行う演出手段と、遊技結果に基づいて価値を出力する価値出力手段とを備えた遊技機で遊技する遊技方法であって、前記演出手段で実行される演出処理中に、被検出体の位置変化を検出して該位置に対応する検出信号を出力する位置検出手段に対して被検出体の位置を変化させ、該変化に対応して演出が変化する変化対応演出処理を前記演出手段に実行させる遊技方法とすることができる。
これにより、遊技者は自らの動作によって被検出体の位置変化を行い、演出を変化させることができる。
またこの発明は、価値を受け付ける価値受付手段と、受け付けた価値に基づいて遊技処理を実行する遊技手段と、遊技に関する演出を行う演出手段と、遊技結果に基づいて価値を出力する価値出力手段とを備えた遊技機に使用し、該遊技機に備えられた位置検出手段の検出信号により演出中における被検出体の位置変化を取得し、該位置変化に対応して演出手段による演出を変化させる変化対応演出処理を実行する演出プログラムとすることができる。
これにより、従来の遊技機に前記位置検出手段を組み込めば、後は演出プログラムをインストールして位置変化に対応した遊技を行うことができる。
この発明により、遊技者の能動的な動作によって演出を引き出すことが可能な遊技方法、遊技機及び演出プログラムを提案し、遊技者の動作と演出に一体感を与えてアミューズメント性を向上することを目的とする。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
まず、図1に示す外観正面図、及び図2に示す外観右側面図と共に、パチスロ機1の外観構成について説明する。
パチスロ機1は、筐体の正面に上下方向へ回転する3つのリール21aを備えており、その右横に液晶表示装置23、及び距離検出パネル14aを備えている。該距離検出パネル14aの筐体内部側には、電波送受信部14(図2)を備えている。
前記リール21aの下方位置には、左側にベットボタン13a、右側にメダル投入口12aを備え、その下方位置fには、左からスタートレバー13b、左リール停止ボタン13L、中央リール停止ボタン13C、及び右リール停止ボタン13Rを備える。
筐体正面の下方には、メダルを払い出すメダル払出口17aを備え、その左側にスピーカ27aを備える。
筐体正面の左上には、電飾である4つのランプ25aを備える。
以上の構成により、利用者はメダル投入口12aにメダルを投入し、ベットボタン13aでベットを行い、スタートレバー13bでリール21aの回転を開始させ、左リール停止ボタン13L、中央リール停止ボタン13C、及び右リール停止ボタン13Rで対応する各リール21aの回転を停止することができる。
利用者は、遊技中に液晶表示装置23に表示される演出を見ることができ、距離検出パネル14aに対して手を近づける等して距離を検出させることもできる。
次に、図3に示すブロック図と共に、パチスロ機1の構成について説明する。
パチスロ機1は、主制御部11、メダル計数部12、遊技操作部13、電波送受信部14、距離検出部15、メダル払出部17、リール駆動部21、表示信号処理部22、液晶表示装置23、電飾信号処理部24、電飾装置25、音声信号処理部26、及び音声装置27を備えており、入出力バス20にて各装置を接続している。
主制御部11は、CPU、ROM、及びRAMで構成し、ROMに格納したプログラムに従って各装置の動作を制御する。また、ボーナス(大当たり)や子役やはずれを決定する抽選処理や、ボーナス確率の異なるモードを変更するモード変更処理等、遊技に関する遊技処理も実行し、演出プログラムによる演出処理も実行する。
メダル計数部12は、メダル投入口12a(図1)に投入されたメダルの枚数をカウントし、枚数信号を主制御部11へ送信する。
遊技操作部13は、図1に示したベットボタン13a、スタートレバー13b、左リール停止ボタン13L、中央リール停止ボタン13C、及び右リール停止ボタン13Rで構成し、利用者によって操作(押下)された際に操作信号を主制御部11に送信する。
前記電波送受信部14は、距離検出パネル14a(図1)を透過して正面(遊技者の存在する方向)へ向けて電波を送信すると共に、非検出体で反射した反射波を検出し、この反射波に基づくアナログ信号を距離検出部15に送信する。
距離検出部15は、受信したアナログ信号をデジタル信号に変換(A/D変換)し、このデジタル信号に基づいて非検出体までの距離を検出する。
メダル払出部17は、遊技結果に基づいてメダル払出口17a(図1)からメダルを払い出す。
リール駆動部21は、左、中央、及び右の3つのリール21a(図1)をそれぞれ独立して駆動する3つのモータで構成し、主制御部11からの制御信号に従って回転、停止制御を実行する。
表示信号処理部22は、液晶表示装置23に表示する画像データを信号処理する。
液晶表示装置23は、表示信号処理部22から受信した画像信号に従って画像を表示する。
電飾信号処理部24は、電飾装置25の点灯や消灯、点灯色変更等の制御を行う制御信号を処理する。
電飾装置25は、ランプ25a(図1)等の複数の発光体で構成しており、主制御部11からの照明制御信号に従って、点灯/消灯を実行する。
音声信号処理部26は、主制御部11から受信する音声信号を処理して音声装置27に送信する。
音声装置27は、スピーカ27aで構成し、前記音声信号処理部26から受信する音声信号により、音楽や効果音、アナウンスといった音声を発音する。
以上の構成により、パチスロ機1は遊技者の操作に従い遊技を許容することができる。また、電波送受信部14及び距離検出部15で構成する距離センサ16により、距離検出パネル14a(図1)に近づく遊技者の手や、遊技者の手に保持されたタバコ等の物品までの距離を検出することができる。
次に、距離センサ16を形成する電波式センサの原理について、図4〜図6に示す説明図と共に説明する。
一般に電波式センサには、大きく分けて2つの計測方式があり、それぞれ「FM−CW方式(周波数変調連続波)」と「パルスエコー方式」とに分類されるが、この実施形態の距離センサ16では、簡易な構成でありながら、比較的精度の高い後者のパルスエコー方式を採用する。
パルスエコーレーダにおける距離計測では、図4の説明図に示すように、レーダ(電波送受信部14)から送出したパルスが検知対象物に到達すると物体表面で反射し、再びレーダで捉えられる。
レーダ内部ではパルス送出からの経過時間(=パルス走行時間t)を計測し、これに伝播速度を乗ずることで、レーダと検知対象物との間の往復距離2Lが求められ、これを1/2することで、式1に示すように検知対象物との距離Lを求めることができる。
式1:L=1/2×c×t
(cは光速:3.0×10[m/s])
しかし、本実施形態のパチスロ機1で必要な検知距離は数cm程度の短い検知距離である。従って、パルス伝播速度が光速であることから、パルス走行時間tが数十〜数百ピコという極めて短い時間となり、上記距離測定をそのまま利用しても正確な計測ができない。
このため、インパルスレーダ方式と時間軸伸張技術を利用する。
インパルスレーダでは、図5の説明図に示すように、まず極めて短い時間軸のパルス(送信インパルス)を発生し、アンテナ(電波送受信部14)から放射する。インパルスは無限の高調波成分から構成されており、放射される電波の周波数成分は広帯域成分を有している。
この広帯域成分を有した電波が、検知対象物にあたり反射してくる波形を受信することで、再びインパルス(受信インパルス)を復元することができる。
このようにインパルスレーダの送信パルスにインパルスを用いることで、送波中に受信インパルスが混合することを防止し、至近距離を検知する事を可能としている。
しかし、インパルスのような高周波の広帯域信号を装置内で扱う為には、一般には専用の高価な高周波部品や、導波管などの機構部品が必要となる。
時間軸伸張技術を採用することにより、高周波部品の機構部品を最小限にするシンプルな回路構成が可能となる。時間軸伸張技術では、図6の概念図の(D)に示すように、時間軸上で少しずつシフト(遅延)した位置をサンプリングし、周期的信号を相似的に拡大し、時間軸上で伸張させる。
より具体的には、上記インパルスを連続的に照射し、その反射波を反射波の周期より長い周期で連続的にサンプリングする。
以上の原理により、インパルスのような数ピコ秒で反射する高周波信号を、連続的に処理が容易な低周波信号に変換することができる。これにより、簡易な回路で安定的に処理することを可能とし、また、パチスロ機1へ取り付けて数cm程度の距離範囲での距離検出を実現できる。
次に、図7に示す処理フロー図と共に、パチスロ機1の主制御部11の動作について説明する。
メダル投入口12aにメダルが投入されてベットボタン13aが押下され、スタートレバー13bが押下されると、主制御部11は内部抽選処理を実行する(ステップn1)。
この内部抽選処理では、乱数処理によってボーナス、子役(15枚役、10枚役、7枚役、4枚役といった払出枚数の異なる複数種類の子役)、リプレイ、又ははずれといった各フラグの中からいずれか1つのフラグが選択決定され、遊技モードをボーナスモード、子役モード、リプレイモード、はずれモードのいずれか1つに変更する。
またこのとき、リーチ演出等を行う特定チャンス状態(特定演出実行状態)とするか否かも決定する。この特定チャンス状態は、例えばボーナスフラグ成立の可能性が高いように見せる演出(特定演出又は擬似演出)を行う状態を指す。これにより、例えばボーナスフラグ成立の場合は所定確率(例えば9割や10割)でボーナスフラグ成立演出を行い、はずれの場合でも所定確率(1割や0.5割)でボーナスフラグ成立擬似演出を行うことを可能として、遊技者の期待感を高めて遊技性を向上している。
特定チャンス状態とならなかった場合は、主制御部11は液晶表示装置23、電飾装置25、及び音声装置27ではずれ用(若しくはボーナス用、リプレイ用、子役用)の通常演出を実行し(ステップn3)、ステップn1にリターンして次プレイが開始されるまで待機する。
ステップn2で特定チャンス状態となった場合には、リール21a(図1)部分でのリーチ演出(ボーナス用、リプレイ用、又は子役用)を行う(ステップn4)。このリール部での演出としては、リール部近傍に備えた電飾を点灯又は消灯若しくは点滅させる、あるいはリール21aの照明の光度を明るく又は暗く変更する等、通常とは異なるようにして演出を行う。
主制御部11は、液晶表示装置23によるリーチ演出表示(ボーナス用、リプレイ用、又は子役用)を実行する(ステップn5)。この段階では、図8の説明図の(G)に示すように、液晶表示装置23に「チャンス!卵の中身は?」と初期画像23Gを表示し、ランプ25aを1つ点灯すると共に、スピーカ27aで距離検出パネル14aに手等の人体部位を近づけるように小音量でアナウンスする。
主制御部11は、電波送受信部14で電波を送受信して距離検出部15で人体部位(遊技者の手)までの距離gを測定し(ステップn6)、測定した距離gを距離検出部15でA/D変換してデジタル信号を得る(ステップn7)。
距離gが遠い場合、すなわち予め設定した第1段階の距離(例えば5〜10cmの間)であった場合は(ステップn8)、図8の(H)に示すように第1段階の可変演出を実行する(ステップn9)。
すなわち、液晶表示装置23に卵の第1中間画像23Hを表示し、ランプ25aの1つ点灯状態を維持すると共に、スピーカ27aで人体部位を距離検出パネル14aにより近づけるように小音量でアナウンスする。
主制御部11は、演出の進行状態を確認し(ステップn13)、第3段階に到達してなかった場合はステップn6にリターンする。
このようにステップn6〜n13を繰返し、前記ステップn8で距離gが中間の場合、すなわち予め設定した第2段階の距離(例えば2〜5cmの間)であった場合は、図8の(I)に示すように第2段階の可変演出を実行する(ステップn10)。
すなわち、液晶表示装置23に表示していた卵の第1中間画像23Hをひび割れた卵の第2中間画像23Iに変化させて表示し、ランプ25aを2つ点灯して点灯数を増加すると共に、スピーカ27aでもうすぐ結果が見れることを中音量でアナウンスする。
前記ステップn8で距離gが近い場合、すなわち予め設定した第3段階の距離(例えば0〜2cmの間)であった場合は、図8の(J)に示すように第3段階の可変演出を実行する(ステップn11)。
この第3段階での処理は、ステップn1での抽選結果により変化し、ここではボーナスとはずれのいずれかの結果になる場合で説明する。
抽選結果がボーナスであった場合は、図8の(J)の左側に示すように、液晶表示装置23に表示していたひび割れた卵の第2中間画像23Hを、殻が割れて中から仏様が現れるボーナス用最終画像23J1に変化させて表示し、ランプ25aを4つ点灯して点灯数を増加すると共に、スピーカ27aでボーナスフラグ成立であることを大音量でアナウンスする。
抽選結果がはずれであった場合、図8の(J)の右側に示すように、液晶表示装置23に表示していたひび割れた卵の第2中間画像23Hを、殻が割れて中からドクロが現れるはずれ用最終画像23J2に変化させて表示し、ランプ25aを4つ点灯して点灯数を増加すると共に、スピーカ27aではずれであることを大音量でアナウンスする。
この一連の動作により、初期画像23G、第1中間画像23H、第2中間画像、23I、ボーナス用最終画像23J1の順に表示してこれと共に音声、電飾の演出をする特定演出と、初期画像23G、第1中間画像23H、第2中間画像、23I、はずれ用最終画像23J2の順に表示してこれと共に音声、電飾の演出をする擬似演出とを行うことができる。
このようにして、第3段階(最終段階)に到達すると(ステップn13)、主制御部11は特定チャンス状態が終了か否かを判定する(ステップn14)。
終了していなければ、第3段階の演出を維持し(ステップn15)、ステップn14にリターンする。
終了していれば、ステップn1での抽選結果と停止したリール21aの揃い方に基づいてメダルを払い出すメダル処理を行い(ステップn16)、ステップn1にリターンして次プレイが開始されるまで待機する。
以上の動作により、遊技機1の距離検出パネル14aから遊技者の胴体までの範囲で、遊技者の手等の人体部位までの距離を送受信部14及び距離検出部15で検出することができる。
遊技者は、手等の人体部位を距離検出パネル14aに近づけて電波送受信部14及び距離検出部15に距離を検出させて演出を連続的に順次変化させることで、ボーナスフラグの成立やはずれといた抽選結果等を、遊技者が好きなタイミングで能動的に知ることができる。
従って、従来のように遊技操作中に自動的に表示されていた液晶表示装置での表示等でボーナスフラグの成立、非成立を知るのとは異なり、アミューズメント性を飛躍的に向上させることができる。
また、複数段階により演出が進行してその最後に抽選結果が見れるため、遊技者は抽選結果が現れるまでの過程を十分に楽しむことができる。
また、遊技者の手等の動作にリアルタイムに対応した複数段階の演出を提供できるため、バリエーション豊かな演出を行うことができる。
バリエーションの増加として、電飾装置25の光度、色、点滅速度、点灯数、又はこれらの組み合わせを距離に応じて変化させる、音声装置27の音量や音質、効果音を距離に応じて変化させるといったことができる。
また、特定チャンス状態でのみ距離センサ16による距離検出を実行してこれを生かしたリアルタイム演出を行うため、距離検出による制御過負荷を回避すると共に、通常の演出と特定チャンス状態での演出の差を明確にしてアミューズメント性を高めることができる。
また、電波送受信部14を露出させずに距離検出パネル14aで覆っているため、埃や汚れによる検出精度の低下を回避することができ、多段階の連続的(若しくは断続的)な演出に必要な検出精度を維持することができる。
なお、電波送受信部14は、図2の側面図に示すように、距離検出パネル14aの筐体内側に電波送信方向を遊技者側へ向けて備えたが、図9の正面図に示すように、距離検出パネル14aの代わりに押下ボタン14bを備えてその内部側に電波送受信部14を備えてもよい。
この場合、押下ボタン14bを結果表示ボタンに設定する等、距離センサ16と押下ボタン14bとの入力を組み合わせて演出を変化させることができ、距離測定による演出変化の最終段階への変化を押下ボタン14bの押下で行うように設定するといったことができる。
さらに、押下ボタン14bが押下されると最終段階へ演出を変化させることで、遊技者は最終段階への移行の瞬間を物理的に理解して演出を変化させる動作を行え、最終段階手前で変化を一次止めたい場合に誤って最終段階まで進んでしまうことを防止できる。
その上、遊技機1としても押下ボタン14bの押下によって確実に最終段階へ変化させることができる。
また、A/D変換の分解能を細かく設定し、演出変化の段回数を増加させても良い。これにより、図10の説明図に示すように、初期演出から多段階(例えば5段階)の中間演出を経て最終演出を行うことができ、より滑らかな動きの演出を行うことができる。
また、遊技媒体(価値媒体)にメダルを使用したパチスロ機1で説明したが、遊技媒体にパチンコ玉を使用したパロット機で構成しても良い。
また、特定チャンス状態は、予めm種類(複数種類)設定しておき、ボーナス情報、リーチ情報、信頼度情報、小役情報等の様々な情報からいずれ1つの種類を選択する設定としても良い。さらに、距離センサ16の分解能nに対応させて各種類についてn個の演出状態(演出画像等)を設定すると良い。
これにより、m×n個の画像や音声、電飾パターンを用意しておき、遊技者の手等の動作に応じてn段階に変化する演出をm種類提供することができる。
また、演出に利用する画像は、m×n個の静止画像を連ねて動画を構成するような構成に限らず、3DCG(三次元コンピュータグラフィックス)によるリアルタイム演算で動画表示を行なう構成としても良い。
これにより、よりなめらかでリアリティの高い演出を行うことができ、距離センサ16の分解能以上に滑らかな演出を行うことも可能となる。
次に、実施例2として、遊技者が操作する操作部の内部に電波送受信部14を備えたパチスロ機1について説明する。この実施例では、所謂AT機と呼ばれる機種にて、停止ボタンの押し順をアシストする演出について説明する。
この実施例では、図11の正面図、及び図12の右側面図に示すように、3つの電波送受信部14を、左リール停止ボタン13L、中央リール停止ボタン13C、及び右リール停止ボタン13Rの筐体内部側の位置にそれぞれ備える。
他の構成については、前述した実施例1と同一であるので、同一要素に同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
以上の構成により、遊技者による操作部近傍の範囲内に電波送受信部14(距離センサ16)を備え、利用者が停止ボタン(13L,13C,13R)を手で押下する自然な動作の際に、停止ボタンの裏側にそれぞれ備えた電波送受信部14(距離センサ16)で遊技者の手(人体部位)までの距離を測定することができる。
次に、図13の処理フロー図と共に、パチスロ機1の主制御部11の動作について説明する。
ステップp1〜ステップp4については、前述した実施例1のステップn1〜n4と同一であるので、その詳細な説明を省略する。
ステップp4の後、主制御部11は、電波送受信部14で電波を送受信して距離検出部15で人体部位までの距離を測定し、人体部位が検出できなかった場合は(ステップp5)、デフォルトの演出を実行する(ステップp6)。
このデフォルト演出は、図14の説明図の(L)に示すように、3つの距離センサ16で検出した距離g1,g2,g3が所定距離以上であった場合に、被検出体が近くにないと判断して実行する。
このとき液晶表示装置23には、(L)に示すようにどちらへ進むか選択が要求される場面の画像を表示する。
主制御部11は、シングルボーナスや子役を揃えるための停止ボタン(13L,13C,13R)の押し順を決定する(ステップp7)。この説明の例では、まず中央リール停止ボタン13Cを押し、次に右リール停止ボタン13Rを押し、最後に左リール停止ボタン13Lを押す順に決定した場合で説明する。
距離センサ16で人体部位との距離g1〜g3を測定し(ステップp8)、各測定距離の関係がg1<g2<g3となっていれば(ステップp9)、パターン1(左リール停止ボタン13L選択用)の可変演出を実行する。
すなわち、図14の(M)に示すように、遊技者の手が一番近いのが左リール停止ボタン13Lであることから、遊技者が左リール停止ボタン13Lを押下しようとしている又は選択していることが解る。従って、左リール停止ボタン13Lを押下すると間違いであることを伝える演出を行って、ステップp15に処理を進める。
この演出の例としては、液晶表示装置23には恐竜の画像(間違い画像)を表示し、ランプ25aは赤色(間違い色)に点灯させ、スピーカ27aからは「ブブー」という間違い音を鳴らす。
測定距離の関係がg1>g2<g3であった場合には(ステップp11)、パターン2(中央リール停止ボタン13C選択用)の可変演出を実行する(ステップp12)。このとき、図14の(N)に示すように、遊技者の手が一番近いのが中央リール停止ボタン13Cであることが解り、中央リール停止ボタン13Cを押下すると正解であることを伝える演出を行って、ステップp15に処理を進める。
例えば、液晶表示装置23には財宝箱の画像(正解画像)を表示し、ランプ25aは青色(正解色)に点灯させ、スピーカ27aからは「ピンポーン」という正解音を鳴らす。
測定距離の関係がg1>g2>g3であった場合には(ステップp13)、パターン3(右リール停止ボタン13R選択用)の可変演出を実行する(ステップp14)。このとき、図14の(O)に示すように、遊技者の手が一番近いのが右リール停止ボタン13Rであることが解り、右リール停止ボタン13Rを押下すると間違いであることを伝える演出を行って、ステップp15に処理を進める。
例えば、液晶表示装置23にはドクロの画像(間違い画像)を表示し、ランプ25aは赤色(間違い色)に点灯させ、スピーカ27aからは「ブブー」という正解音を鳴らす。
主制御部11は、停止ボタン(13L,13C,13R)のいずれか1つが押下されるまでステップp5にリターンし(ステップp15)、いずれか1つでも押下されると、特定チャンス状態が終了か否かを判定する(ステップp16)。
特定チャンス状態が終了してなければステップp5にリターンする。
特定チャンス状態が終了していれば、ステップp1での抽選結果と停止したリール21aの揃い方に基づいてメダルを払い出すメダル処理を行い(ステップp17)、ステップp1にリターンして次ゲームが開始されるのを待機する。
以上の動作により、遊技者は、停止ボタン(13L,13C,13R)を押下しようとする自然な動作中に、その押し順が正しいか否かを演出によってリアルタイムに知ることができる。
仮に遊技者が演出を見逃したとしても、停止ボタン(13L,13C,13R)に向って手を近づけ、左右方向に手を動かしてサーチすれば、どの停止ボタンを押下すれば良いか容易に知ることができる。
なお、この実施例2の演出として、図15の説明図に示すように、リール21aでも演出を行うように構成しても良い。
この場合、例えば前記ステップp10では、(R)に示すように左側のリール21aを電飾装置25によって電飾表示し、ステップp12では、(S)に示すように中央のリール21aを電飾装置25によって電飾表示し、ステップp14では、(T)に示すように右側のリール21aを電飾装置25によって電飾表示することができる。
これにより、利用者は自分が押下しようとしている停止ボタン(13L,13C,13R)がパチスロ機1に認識されていることを知ることができ、液晶表示装置23に表示される演出画像が、自己の押下しようとしている停止ボタンに確実に対応していることを知ることができる。
また、このようにリール21aを電飾装置25によって電飾表示する場合、ボーナスの信頼度を高くする等、遊技に関する信頼性と関連付けても良い。
これにより、よりアミューズメント性を向上することができ、液晶表示装置23とは別の演出として発生頻度が低い電飾表示を行うことにより、初心者であってもボーナスの信頼度が高い等を容易に理解することができる。
また、上述した実施例1で押下ボタン14bを備えた場合のように、停止ボタン(13L,13C,13R)の押下と距離センサ16の距離検出とを組み合わせて演出を行う設定としても良い。
これにより、より多様で確実な演出を行うことができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の遊技機は、実施形態のパチスロ機1に対応し、
以下同様に、
遊技手段及び遊技モード変更手段は、ステップn1,p1を実行する主制御部11に対応し、
演出手段は、ステップn4,n5,n9〜n11,p4,p10,p12,p14を実行する主制御部11に対応し、
価値受付手段は、メダル計数部12に対応し、
操作部は、左リール停止ボタン13L、中央リール停止ボタン13C、右リール停止ボタン13Rに対応し、
所定部材は、距離検出パネル14a、左リール停止ボタン13L、中央リール停止ボタン13C、右リール停止ボタン13Rに対応し、
位置変化検出部は、距離検出パネル14aに対応し、
位置検出手段及び透過検出センサは、距離センサ16に対応し、
価値出力手段は、メダル払出部17に対応し、
演出処理は、ステップn3,n4,n5,n9〜n11,p3,p4,p10,p12,p14に対応し、
変化対応演出処理は、ステップn4,n5,n9〜n11,p4,p10,p12,p14に対応し、
遊技処理は、ステップn1,p1に対応し、
イベントは、ステップn1の内部抽選処理に対応し、
遊技モードは、ボーナスモード、子役モード、リプレイモード、はずれモードに対応し、
特定遊技モードは、ボーナスモードに対応し、
価値の出力は、メダル出力に対応し、
被検出体は、遊技者の手に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
パチスロ機の外観を示す正面図。 パチスロ機の外観を示す右側面図。 パチスロ機の構成を示すブロック図。 電波式センサの原理を説明する説明図。 電波式センサの原理を説明する説明図。 電波式センサの原理を説明する説明図。 パチスロ機の主制御部の動作を示す処理フロー図。 演出を説明する説明図。 他の実施例によるパチスロ機の外観を示す右側面図。 他の実施例による多段階の演出の説明図。 第2実施例のパチスロ機の外観を示す正面図。 第2実施例のパチスロ機の外観を示す右側面図。 第2実施例のパチスロ機の主制御部の動作を示す処理フロー図。 第2実施例の演出を説明する説明図。 第2実施例における他の実施例による演出を説明する説明図。
符号の説明
1…パチスロ機
11…主制御部
12…メダル計数部
13L…左リール停止ボタン
13C…中央リール停止ボタン
13R…右リール停止ボタン
14a…距離検出パネル
16…距離センサ
17…メダル払出部

Claims (7)

  1. 価値を受け付ける価値受付手段と、
    受け付けた価値に基づいて遊技処理を実行する遊技手段と、
    遊技に関する演出を行う演出手段と、
    遊技結果に基づいて価値を出力する価値出力手段とを備えた遊技機であって、
    被検出体の位置変化を検出して該位置に対応する検出信号を出力する位置検出手段を備え、
    前記演出手段で実行する演出処理に、演出中に前記位置検出手段が検出する位置変化に対応して演出を変化させる変化対応演出処理を設定した
    遊技機。
  2. 遊技中のイベントに基づいて払出に関係する遊技モードを変更する遊技モード変更手段を備え、
    前記変化対応演出処理を、
    前記遊技モードが予め定めた特定の特定遊技モードとなっていれば該特定遊技モードに対応する特定演出を実行し、
    前記特定遊技モードとなっていなければ前記特定演出に対応した擬似演出を実行する設定とした
    請求項1記載の遊技機。
  3. 前記位置検出手段を、被検出体との間に存在する所定部材を透過して被検出体を検出する透過検出センサで形成し、
    筐体の外面の一部を前記所定部材で形成し、
    該所定部材の筐体内側に前記透過検出センサを備えた
    請求項1又は2記載の遊技機。
  4. 遊技中に遊技に関連して遊技者に操作させる操作部を前記所定部材で形成し、
    前記透過検出センサの設置位置を、該操作部の筐体内側に設定した
    請求項3記載の遊技機。
  5. 遊技中に遊技に関連して遊技者に操作させる操作部とは別の位置に位置変化を検出する位置変化検出部を設定し、
    前記透過検出センサの設置位置を、該位置変化検出部の筐体内側に設定した
    請求項3記載の遊技機。
  6. 価値を受け付ける価値受付手段と、受け付けた価値に基づいて遊技処理を実行する遊技手段と、遊技に関する演出を行う演出手段と、遊技結果に基づいて価値を出力する価値出力手段とを備えた遊技機で遊技する遊技方法であって、
    前記演出手段で実行される演出処理中に、
    被検出体の位置変化を検出して該位置に対応する検出信号を出力する位置検出手段に対して被検出体の位置を変化させ、該変化に対応して演出が変化する変化対応演出処理を前記演出手段に実行させる
    遊技方法。
  7. 価値を受け付ける価値受付手段と、受け付けた価値に基づいて遊技処理を実行する遊技手段と、遊技に関する演出を行う演出手段と、遊技結果に基づいて価値を出力する価値出力手段とを備えた遊技機に使用し、
    該遊技機に備えられた位置検出手段の検出信号により演出中における被検出体の位置変化を取得し、該位置変化に対応して演出手段による演出を変化させる変化対応演出処理を実行する
    演出プログラム。
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