JP2005285288A - データレコーダ - Google Patents

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Abstract

【課題】 測定データの記録時に、関連する音声及び/または画像データを同時記録し、再生時に、この音声及び/または画像データを指定することにより、測定データの再生位置を、この音声及び/または画像データが入力された時点以降の記録開始位置に瞬時に更新する。
【解決手段】 測定データを記録する汎用入力データファイル20のヘッダ部21には、通常のヘッダ情報211と、音声データとのリンクを示す音声データリンク部212とが設けられる。音声データ記録位置A,B,C…は、それぞれ、音声データファイル上に記録されている音声データの記録位置を示す。これらの記録位置A,B,C…の各々には、対応する汎用入力データ22のデータポイント(再生位置)が書き込まれている。このデータポイントは、記録時に対応する音声データが入力された時点以降の汎用入力データ22の記録開始位置である。
【選択図】 図2

Description

本発明は、データレコーダに関し、特に、センサ等からのデータを記録すると共に、同時点で記録された音声データや画像データのマークを検索用タグとして使用することができる音声タグ機能および/または画像タグ機能を持ったデータレコーダに関する。
従来、データレコーダは、電圧、温度、ひずみ等の数値を検出するセンサからのデータ(アナログ信号)を連続的に集録するために使用されている。
従来は、データレコーダの記録媒体として、データ量の関係から、磁気テープが広く採用されていた。しかしながら、近年は、記録技術、特に記憶媒体の技術が進展し、データ量が多くなる連続記録方式の場合にも、半導体記録素子が使用されるようになった。また、これに伴い、記録方式も、周波数変調(FM)記録方式からディジタル記録方式へと進展している。
この従来のデータレコーダには、データ記録時に、任意の音声データを同時に記録しておいて、再生時に、この音声データを手掛かりにして、試験の各工程を把握して記録したデータの切り分けや確認に利用していた。
しかしながら、上記背景技術で述べたデータレコーダ、特に、データ記録時に、任意の音声データを同時記録する方式の従来のデータレコーダにあっては、音声集録データ自体を直接検索に利用することができず、記録全体を早送り再生し、センサからのデータと同時に記録された音声データを操作者が聴取することにより、検索していたので、データの検索速度が上がらず、また、聞き落としが常時発生し易いといった問題点があった。
また、センサからのデータと同時に記録される音声データも、連続的に記録される必要があるので、各種のデータ圧縮技術を使用したとしても、データ量が膨大となるといった問題点があった。特に、低いサンプリング周波数で集録する時には、半導体メモリに占めるデータ量が、センサからのデータよりも大きくなることがあった。
さらに、センサからのデータと同時に記録しておいた音声データの内容を、再生時に記録者が失念してしまうといった問題点があった。
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、測定データの記録時に、関連する音声データおよび/または画像データを同時記録し、再生時に、この音声データおよび/または画像データを指定することにより、測定データの再生位置を、この音声データおよび/または画像データが入力された時点以降の記録開始位置に更新することができるデータレコーダを提供することを目的としている。
請求項1に記載した本発明に係るデータレコーダは、上述した目的を達成するために、物理量を測定する1以上のセンサの各々から入力される測定データを、前記データの属性情報を示す音声データおよび/または画像データと共に、それぞれ記憶媒体上に記録する手段と、前記記憶媒体上に記録された測定データを再生して表示する手段とを有する音声タグ機能および/または画像タグ機能を持ったデータレコーダであって、
前記1以上のセンサから入力される測定データの記録時に、前記測定データに関連した音声データおよび/または画像データが入力された時点以降の前記測定データの記録開始位置を、前記音声データおよび/または画像データと共に記憶しておく手段と、
前記測定データの再生時に、前記記憶された測定データの記録位置に対応する前記測定データの再生位置を示すタグのアイコンを表示する手段と、
操作者によって、前記アイコンが選択された時に、前記測定データの再生を前記記憶された測定データの記録開始位置に移動すると共に前記音声データおよび/または画像データを再生する手段と、
を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に記載した本発明に係るデータレコーダは、請求項1記載のデータレコーダにおいて、測定データの記録時に、前記1以上のセンサから入力される測定データをファイル化して前記記憶媒体に記録する手段と、前記測定データの記録と共に入力される前記測定データに関連した音声データおよび/または画像データをファイル化して前記記憶媒体に記録する手段と、前記音声データおよび/または画像データが入力された時点以降の前記測定データが記録される記録開始位置を示す情報を、前記音声データファイルおよび/または画像データファイル内の各音声データおよび/または画像データに追加的に記録する手段と、前記音声データおよび/または画像データの前記記憶媒体上での記録開始位置を示す情報を、前記測定データファイルのヘッダ部に保存する手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項3に記載した本発明に係るデータレコーダは、請求項1または請求項2記載のデータレコーダにおいて、前記測定データの再生時に、操作者により指定された前記測定データファイル内の測定データを再生して順次表示する手段と、前記測定データファイルのヘッダ部に記録されている音声データおよび/または画像データの記録開始位置を読み込む手段と、前記記憶媒体上の前記記録開始位置から、前記音声データファイルおよび/または画像データファイル内の音声データおよび/または画像データを読み込む手段と、前記読み込まれた音声データおよび/または画像データから、前記測定データの記録開始位置を示す情報を読み出すと共に、前記記録開始位置を指示するタグのアイコンを作成して表示する手段と、前記表示されたアイコンが操作者により選択された時に、前記測定データファイルの読み出し位置を、前記読み込まれた測定データの記録開始位置でもって更新すると共に、前記読み込まれた音声データおよび/または画像データを再生する手段とを備えたことを特徴とする。
また、請求項4に記載した本発明に係るデータレコーダは、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータレコーダにおいて、前記測定データが再生されて、表示される時には、1以上のグラフおよび/または数値データを含む表現で表示されることを特徴とする。
また、請求項5に記載した本発明に係るデータレコーダは、請求項4記載のデータレコーダにおいて、前記アイコンの各々に対応する前記音声データおよび/または画像データの入力時刻を、それぞれ記憶しておき、前記表示されるグラフの時間軸上の前記入力時刻の位置に対応させて、前記アイコンの各々を表示することを特徴とする。
また、請求項6に記載した本発明に係るデータレコーダは、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータレコーダにおいて、前記測定データは、ディジタルデータに変換されて前記記憶媒体に記憶されることを特徴とする。
さらに、請求項7に記載した本発明に係るデータレコーダは、請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータレコーダにおいて、前記センサには、少なくとも電圧、温度、およびひずみの大きさのいずれか1つを測定するセンサが含まれていることを特徴とする。
本発明によれば、上述のように構成したので、1以上のセンサからの測定データをそれぞれ記録すると共に、任意のタイミングで音声データおよび/または画像データを同時記録し、再生時に、操作者が、この音声データおよび/または画像データを示すタグを選択することにより、測定データの再生位置を、この音声データおよび/または画像データが入力された時点以降の記録開始位置に更新することが可能なデータレコーダを提供することができる。
また、本発明によれば、音声データおよび/または画像データと測定データとをリンクして記録することにより、測定データの検索用のタグとして利用できるので、データ集録(記録)の各ステップ毎に音声および/または画像を入力しておくことにより、データ再生時に操作者のワンキー操作でそのデータポイントにジャンプすることができ、このことにより、集録した測定データの後処理における測定データの切り出しを容易に行い得るデータレコーダを提供することができる。
近年の半導体メモリの大容量化により、データレコーダは益々長時間のデータ集録が可能になったが、長時間集録した大容量の集録データの中から必要なデータだけを抽出する作業は、本発明に係る検索タグが無い場合、コンピュータの性能向上にも拘わらず多くの時間を要する作業となる。
また、検索用のタグとしてイベント信号をディジタル入力として一緒に集録する方法も考えられるが、本発明のように音声タグを用いる場合には、実際の試験状況を音声でまたは画像確認できるので、より確実な検索を行うことが可能となる。
また、本発明によれば、音声データおよび/または画像データの連続集録からスポット的な必要最小限の集録に変えることにより、当該保存ファイルの低容量化が実現でき、データ記憶部の有効な利用を実現し得るデータレコーダを提供することができる。
また、本発明によれば、タグのアイコンを表示する手段には、1以上のグラフおよび/または数値データがともに表示されるように構成されているので、測定データの動作波形を音声タグの表示位置および音声または画像と対応して、検討することができ、また、再生表示としては全データの表示と拡大表示とを、同時に確認でき、極めて操作性のよいデータレコーダを提供することができる。
また、アイコンの各々に対応する音声データおよび/または画像データの入力時刻を、記憶しておき、表示画面上のグラフの時間軸上の入力時刻の位置に対応させてアイコンの各々を表示するように構成してあるので、特定の時刻に集録された測定データを迅速に検索、表示させ得るデータレコーダを提供することができる。
また、本発明によれば、電圧、温度、ひずみ等を検索するセンサを用いることで、あらゆる物理現象を電気信号に変換して計測し且つ迅速に解析し得るデータレコーダを提供することができる。
以下、本発明の音声タグ機能および/または画像タグ機能を持ったデータレコーダの最良の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るデータレコーダの要部の構成を示している。
同図において、本実施の形態に係るデータレコーダは、測定されるべき各種の物理的対象に対応した例えば、電圧出力センサ、熱電対センサ、ひずみセンサ(ひずみゲージを用いた変位変換器、加速度変換器、圧力変換器、荷重変換器、トルク変換器、その他各種変換器を含む)等の少なくとも1つ以上のセンサを有するセンサ部1と、センサ部1の出力データ(測定データ)と同時記録される音声を入力する、例えば、マイクロフォンを用いる音声入力部2と、センサ部1の出力データと同時記録される画像を入力する例えば、ディジタルカメラを用いる画像入力部3と、センサ部1からのデータおよび同時記録される音声データと画像データ(または、そのいずれか一方)を、内蔵する記憶媒体に記録するレコーダ部4とを具備する。
レコーダ部4は、センサ部1からの信号を増幅・フィルタリングする入力コンディショナ41と、アナログデータをディジタルデータに変換するA−D変換器42と、音声入力部2からの音声データを内部フォーマットに変換するインタフェース43と、画像入力部3からの画像データを内部フォーマットに変換するインタフェース44と、一時記憶用のRAMを内蔵するCPU45と、操作者の指示を入力するための操作部46と、記録・再生時のデータや各種設定情報を表示するための表示部47と、CPU45をストアードプログラム方式で制御するためのプログラムを格納するROM48と、センサ部1からのデータおよび同時記録される音声データや画像データ等を最終的に記録するデータ記憶部49と、これらの構成要素間のデータ伝送経路であるバスライン50とを具備する。
音声入力部2と、画像入力部3とは、必ずしも両方共が具備すべき構成要素とは限らず、どちらか一方だけを具備してもよいが、少なくとも音声入力部2は、必ず備えることが望ましい。
操作部46は、操作者が操作指令を入力することができるキーやスイッチ類、および表示部47の表示画面上での操作を可能にするためのマウス等を具備するものとする。
表示部47は、図5に示すように、記録時に記録されるデータや各種設定情報をリアルタイムで表示することができると共に、再生時に再生データを数値や現象波形やグラフで表示できる機能を有するものとする。
CPU45は、ROM48に格納されたプログラムに従って、ストアードプログラム方式で制御されるものとする。
なお、音声入力部2を具備する構成の場合は、この音声入力部2から入力された音声を再生するための音声再生装置(スピーカ等)を備えるものとする。
図5は、本発明のデータレコーダの表示部の一構成例の表示画面を示す図である。
この図5において、上下二段の測定データ波形図のうち、上段は、全集録域データ波形図であり、下段は、その集録域の最初から約1/3の時間軸部分の拡大波形図である。
この図の中に、破線で描いた円の中にスピーカーを模した図をもって示す部分が音声タグのアイコンを示す音声タグマークTa1〜Ta5であり、この音声タグマークTa1〜Ta5をカーソルまたはスクロールバーを操作することで、再生時の検索に用いるものである。
以下、本実施形態に係るデータレコーダの動作について説明する。
まず、データ記録時の動作について説明する。
先ず、操作者は、操作部46のデータ集録釦(図示は省略)を押し操作し、その後、ボイスメモ釦(図示は省略)をオンにする。これにより、センサ部1で、各種物理量を電気量に変換された測定データの記録を指令する信号および音声・画像データの記録を指令する信号が、バスライン50を経由してCPU45に入力される。
先ず、センサ部1から入力されたセンサ出力データ(請求項1記載の測定データ)は、レコーダ部4の入力コンディショナ41(図1)に入力される(以下、このデータを「汎用入力データ」と呼称する)。センサ部1のチャンネル数は、任意であり、例えば、数チャンネルから数百チャンネルが可能である。
この汎用入力データは、入力コンディショナ41において、適切に増幅およびフィルタリングされ、A−D変換部42に送出される。
A−D変換部42に入力されたデータは、ディジタルデータに変換される(以下、このデータを「汎用ディジタルデータ」と呼称する)。このA−D変換部42の動作は、通常、指定されたサンプリング周波数(この実施の形態にあっては、100Hz)に基づいて、全チャンネルに対して同じタイミングでサンプリングする(即ち、同時サンプリングが可能)。
A−D変換部42から出力されたディジタルデータは、バスライン50経由で、CPU45の制御の下で、ファイルとしてCPU45内のRAMに一時的に記録された後、データ記憶部49に保存される(以下、このファイルを「汎用データファイル」と呼称する)。
一方、音声入力部2および/または画像入力部3からの出力信号(請求項1記載の音声データおよび/または画像データ)は、それぞれ専用のインタフェースであるインタフェース43および/またはインタフェース44により、適切なデータフォーマット(内部フォーマット)に変換される。
インタフェース43および/またはインタフェース44から出力された音声データおよび/または画像データは、バスライン50経由で、CPU45の制御の下で、それぞれ専用ファイルとしてCPU45内のRAMに一時的に記憶された後にデータ記憶部49に保存される(以下、このファイルを「音声・画像データファイル」と呼称する)。
この音声・画像データファイル内の各音声・画像データには、前述の汎用入力データファイル内の各汎用データとの関連性を示す情報が含められるものとする。この関連性を示す情報として、例えば、音声データの場合は、当該音声データと関連する汎用入力データを収納している汎用入力データファイルのファイル名等の属性情報を含めることができる。また、画像データの場合は、当該画像データと関連する風景(例えば、汎用入力データを集録した時の辺りの風景)等の属性情報を画像データとして含めることができる。さらに、いずれの場合にも、当該音声・画像データが入力された時点での汎用入力データのデータポイント(データ記憶部49上の汎用入力データの格納アドレス)を示す番号を記録することができる。
図2は、本発明の実施の形態に係るデータレコーダにおける各データの格納場所およびデータ間の関連を示す一例としての説明図である。
同図に示すように、この音声・画像データファイル内の各音声・画像データ(但し、図2に示す例では、音声データだけの場合を示すが、画像データの場合も、同様である)の記録開始位置は、記録の再生時までには(従って、一般には記録の終了時)、汎用入力データファイル20のヘッダ部21に記録されるものとする。
図2に示す例では、ヘッダ部21に、通常のヘッダ情報を記録する領域のヘッダ情報211と、音声データとのリンクを格納する領域の音声データリンク部212とが設けられる。
図2に示す例では、この音声データリンク部212にリンクされる音声データは、記録数(音声データの入力回数)が3点であるが、勿論3点に限らず、実際には数10点を越えることがある。また、音声データリンク部212に記録されている音声データ記録位置A,B,C…は、それぞれ、音声データファイル上に記録されている音声データの記録位置を示す。また、この音声データリンク部212には、これらの記録位置A,B,C…の各々に対応して、汎用入力データ22のデータポイント(再生位置)を示す番号(この例では、10,200,500…)が書き込まれている。このデータポイントは、記録時に対応する音声データが入力された時点以降の汎用入力データ22の記録開始位置である。
次に、データ再生時の動作について説明する。
操作者は、再生すべき汎用入力データファイル20のファイル名等を操作部46を介して入力し、バスライン50を経由してCPU45に送出する。
これによりCPU45は、汎用入力データファイル20のヘッダ部21内に記録された前述の音声データの各々の記録開始位置を読み込み、この記録開始位置の各々に対応するタグを作成して、前記記録開始位置と、作成した前記タグとの対応関係を内部的なメモリ(RAM)に記憶すると共に、このタグを示すアイコンTa1〜Ta5を図5に示す表示部47の表示画面に表示する。また、データ記憶部49に格納されている音声・画像データファイルを音声・画像データの記録開始位置から読み込み、前述の汎用入力データのデータポイント(データ記憶部49上の汎用入力データの格納位置)を示す番号を取り出す。さらに、CPU45は、この前述のタグのアイコンTa1〜Ta5が、操作者によるマウスによるカーソル操作あるいは、スクロールバーのスクローク操作等の手段により選択された時に、汎用入力データファイル内の再生位置を更新する。この更新は、図2に例示するデータ間の関係により実行される。
より具体的には、図2に示す例の場合、CPU45は、まず、前述の内部的なメモリ(RAM)の内容を参照し、操作者により選択された前記タグに対応する前述の音声・画像データの各々の記録開始位置を読み込み、次に、この記録開始位置をキーとして汎用入力データファイル20の音声データリンク部212の音声・画像データの各々の記録開始位置を検索し、汎用入力データファイル20のヘッダ部21内で一致する(前記タグに対応する)音声・画像データの記録開始位置に対応する汎用入力データの記録位置(再生すべき汎用入力データのデータポイントの番号)を割り出す。
次に、CPU45は、この割り出されたデータポイントの番号でもって、汎用入力データの再生位置を更新する(即ち、ジャンプさせる)。
また、この更新された再生位置からの再生に先立って(または同時に)、この音声・画像データに対応する汎用入力データを順次に表示部47(図5参照)上に表示する。この表示は、1チャンネルとは限らず、複数チャンネル分(図5においては、2チャンネル分)の汎用入力データを同時に表示することができる。
これにより、操作者は、このタグのアイコンTa1〜Ta5をクリックするか、またはワンキー操作することにより、汎用入力データファイル22内の再生位置を更新させる(即ち、ジャンプさせる)ことができる。また、この更新と同時に、操作者は、データポイントに記録されている汎用入力データの属性情報を聴取または視認することができるので、この属性情報を参考にして、引き続き再生される汎用入力データの性質を一層確実に認識し、解析することができる。
なお、音声・画像データの各々が入力された時刻を記録しておき、再生すべき汎用入力データファイルのファイル名が操作部46から入力されることによって、再生される汎用入力データを表示するためのグラフの枠組みだけを先に表示しておいて、前述のタグのアイコンを、このグラフの時間軸上に沿って、このグラフの枠組みの上面または下面に表示させるように構成することも可能である。
また、特殊な場合として、汎用入力データと対応させて入力する音声・画像データを、全て同じ内容のデータとすることも可能であるが、この場合にも、この音声・画像データの各々の入力時点に対応するデータポイントに対応したタグ(従って、上記時間軸上での表示位置が異なる)が表示されるものとする。
図3は、本発明の実施の形態に係るデータレコーダの汎用データ記録時(集録時)の動作を示すフローチャートである。
以下、図1,2を参照しながら、図3に示すフローチャートを使用して、本実施形態に係るデータレコーダの汎用データ記録時のCPU45の動作を処理順に説明する。
操作部46から、汎用データの集録を開始する指令が入力されると、CPU45(以下、この主語を省略する)は、汎用入力データの集録を開始する。
この汎用データの集録開始後、これと並行して、CPU45は、音声・画像データの同時記録を指令する信号がオンか否かを検証し、この信号がオンでなければオンになるまで待機し、また、この信号がオンになるとステップS2に進む(ステップS1)。
ステップS2では、入力される音声・画像データに割り当てられるデータ記憶部49上の記録開始位置を内部的なメモリ(RAM)に記録し、音声・画像データのデータ記憶部49上での記録を開始する。なお、音声・画像データの上記記録開始位置は、後で、関連する汎用入力データの記録開始位置とリンクされる。また、音声・画像データの記録に際しては、この時点で記録される前記汎用入力データの属性情報と共に、汎用入力データのデータポイント番号も記録される。
次に、音声・画像データの同時記録を指令する信号がオフか否かを検証し、この信号がオフでなければ、ステップS2で開始した音声・画像データの記録を継続し、また、この信号がオフに転じると、ステップS4に進む(ステップS3)。
ステップS4では、音声・画像データの記録を終了する。
次に、汎用入力データの集録が終了したか否かを検証し、汎用入力データの集録が未終了の場合はステップS1に戻り、汎用入力データの集録が終了した場合はステップS6に進む(ステップS5)。なお、この汎用入力データの集録が終了する条件は、規定されている時間が経過した時、または操作部46のSTOP釦(図示は省略)が押下された時である。
ステップS6では、以下に箇条書きする処理を行って、処理を終了する。
(1) 汎用入力データファイルを保存する(ファイルをクローズする)。
(2) 内部的なメモリ(RAM)に記録していた前述の音声・画像データの記録開始位置をデータ記憶部49における汎用データファイル20のヘッダ部21に記録する。
(3) 音声・画像データファイルをデータ記憶部49に保存する(ファイルをクローズする)。
図4は、本発明の実施の形態に係るデータレコーダの汎用データ再生時の動作を示すフローチャートである。
以下、図1,図2および図5を参照しながら、図4に示すフローチャートを使用して、本実施の形態に係るデータレコーダの汎用データ再生時のCPU45の動作を説明する。
操作部46から、汎用データの再生を開始する指令が入力されると、CPU45は、汎用入力データの再生を開始する。
まず、CPU45は、前述の汎用データの再生を開始する指令を入力して、汎用入力データファイル20をオープンする。このファイルは、ユーザによって選択され、指定されたファイルである(ステップS21)。
次に、この汎用入力データファイル20のヘッダ部21から音声・画像データの開始位置を読み込み、さらに、この開始位置(データ記憶部49上の音声・画像データファイル内の位置)から音声・画像データを読み込む(ステップS22)。
次に、読み込んだ音声・画像データに含まれるデータポイントに対応するタグを作成して、このタグを、表示部47の表示画面に表示する。また、このタグがクリック(またはスクロール)された時に前記音声・画像データが再生されると共に、汎用入力データファイルのアクセスポイントが、前述のデータポイントでもって更新されるように必要な項目を内部メモリに記憶する等の準備を行う。さらに、汎用入力データファイル20の現在の再生位置から、汎用入力データを読み出し、グラフ表示や数値表示によって、表示部47の表示画面に表示(再生)する(ステップS23)。
因に、図5においては、汎用データの実際波形の2つが表示されている。
次に、音声・画像データの再生開始位置(即ち、表示された前述のタグ)の、操作者による選択結果を入力する(ステップS24)。
次に、前記選択結果から、操作者により選択されたタグにジャンプするか否かを検証し、操作者によりジャンプが指示されていなければステップS23に戻る。また、操作者により選択されたタグへのジャンプが指示されていれば、前述の準備により、汎用入力データファイルのアクセスポイントを、前述のデータポイントでもって更新し、ステップS26に進む(ステップS25)。この更新により、データファイルのアクセスポイントが、前述のデータポイントにジャンプする。
ステップS26では、前記読み出した音声・画像データの記録開始位置から、音声・画像データを再生する。これにより、操作者は、前述のデータポイントから記録されている汎用入力データに関する属性情報を視聴することができるので、望みの汎用入力データの確認と検索が迅速且つ確実に行えることとなる。
次に、汎用入力データファイルの再生を終了させる指令が入力されたか否かを検証し、汎用入力データファイルの再生を終了させる指令が入力されていない場合はステップS23に戻り、また、汎用入力データファイルの再生を終了させる指令が入力された場合は、全てのファイルをクローズして再生処理を終了する(ステップS27)。
なお、この実施の形態では、音声・画像データ本体に加えて汎用入力データの記録位置を含む音声・画像データが、音声・画像データファイルに格納されたままでCPU45によって参照される場合を示したが、本発明では、一般に、再生時までに、この音声・画像データ本体を、汎用入力データファイルのヘッダ情報(図2)に含めることができる。さらに、本発明では、一般に、再生時までに、汎用入力データの記録位置を、汎用入力データファイルのヘッダ情報(図2)に含めることができる。
また、本発明に係るデータレコーダの上記処理を、図2,3のフローチャートで示した手順によりCPU45に実行せしめるプログラムは、半導体メモリを始め、CD−ROMや磁気テープなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配付してもよい。そして、少なくともマイクロコンピュータ,パーソナルコンピュータ,汎用コンピュータを範疇に含むコンピュータが、上記の記録媒体から上記プログラムを読み出して、実行するものとしてもよい。
本発明の実施の形態に係るデータレコーダの要部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るデータレコーダにおける各データの格納場所およびデータ間の関連を示す一例としての説明図である。 本発明の実施の形態に係るデータレコーダの汎用データ記録時の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係るデータレコーダの汎用データ再生時の動作を示すフローチャートである。 本発明の表示部における表示例を示す図である。
符号の説明
1 センサ部
2 音声入力部
3 画像入力部
4 レコーダ部
20 汎用入力データファイル
21 ヘッダ部
22 汎用入力データ
41 入力コンディショナ
42 A−D変換器
43,44 インタフェース
45 CPU
46 操作部
47 表示部
48 ROM
49 データ記憶部
211 ヘッダ情報
212 音声データリンク部

Claims (7)

  1. 物理量を測定する1以上のセンサの各々から入力される測定データを、前記データの属性情報を示す音声データおよび/または画像データと共に、それぞれ記憶媒体上に記録する手段と、前記記憶媒体上に記録された測定データを再生して表示する手段とを有する音声タグ機能および/または画像タグ機能を持ったデータレコーダであって、
    前記1以上のセンサから入力される測定データの記録時に、前記測定データに関連した音声データおよび/または画像データが入力された時点以降の前記測定データの記録開始位置を、前記音声データおよび/または画像データと共に記憶しておく手段と、
    前記測定データの再生時に、前記記憶された測定データの記録位置に対応する前記測定データの再生位置を示すタグのアイコンを表示する手段と、
    操作者によって、前記アイコンが選択された時に、前記測定データの再生を前記記憶された測定データの記録開始位置に移動すると共に前記音声データおよび/または画像データを再生する手段と、
    を備えたことを特徴とするデータレコーダ。
  2. 測定データの記録時に、前記1以上のセンサから入力される測定データをファイル化して前記記憶媒体に記録する手段と、前記測定データの記録と共に入力される前記測定データに関連した音声データおよび/または画像データをファイル化して前記記憶媒体に記録する手段と、前記音声データおよび/または画像データが入力された時点以降の前記測定データが記録される記録開始位置を示す情報を、前記音声データファイルおよび/または画像データファイル内の各音声データおよび/または画像データに追加的に記録する手段と、前記音声データおよび/または画像データの前記記憶媒体上での記録開始位置を示す情報を、前記測定データファイルのヘッダ部に保存する手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載のデータレコーダ。
  3. 前記測定データの再生時に、操作者により指定された前記測定データファイル内の測定データを再生して順次表示する手段と、前記測定データファイルのヘッダ部に記録されている音声データおよび/または画像データの記録開始位置を読み込む手段と、前記記憶媒体上の前記記録開始位置から、前記音声データファイルおよび/または画像データファイル内の音声データおよび/または画像データを読み込む手段と、前記読み込まれた音声データおよび/または画像データから、前記測定データの記録開始位置を示す情報を読み出すと共に、前記記録開始位置を指示するタグのアイコンを作成して表示する手段と、前記表示されたアイコンが操作者により選択された時に、前記測定データファイルの読み出し位置を、前記読み込まれた測定データの記録開始位置でもって更新すると共に、前記読み込まれた音声データおよび/または画像データを再生する手段とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のデータレコーダ。
  4. 前記測定データが再生されて、表示される時には、1以上のグラフおよび/または数値データを含む表現で表示されることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータレコーダ。
  5. 前記アイコンの各々に対応する前記音声データおよび/または画像データの入力時刻を、それぞれ記憶しておき、前記表示されるグラフの時間軸上の前記入力時刻の位置に対応させて、前記アイコンの各々を表示することを特徴とする請求項4記載のデータレコーダ。
  6. 前記測定データは、ディジタルデータに変換されて前記記憶媒体に記憶されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のデータレコーダ。
  7. 前記センサには、少なくとも電圧、温度、およびひずみの大きさのいずれか1つを測定するセンサが含まれていることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載のデータレコーダ。
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