JP2005284977A - 道路情報表示装置、道路情報表示方法および表示色変換ユニット - Google Patents

道路情報表示装置、道路情報表示方法および表示色変換ユニット Download PDF

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Abstract

【課題】 道路情報の赤色表示に対して、色覚異常者の視認性を改善させるために赤系と黄緑系の表示色の混合色による表示を行った場合には、健常者がその混合色を夜間に黄色みがかった赤色として視認するといった課題があった。
【解決手段】 赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて道路情報の表示を行うにあたり、赤系の表示色を赤系と黄緑系の表示色の混合色にて表示を行うための昼間用と夜間用の混合比を記憶し、昼夜の切換を行う昼夜切換信号により記憶した混合比に基づいた混合色により昼間用と夜間用の表示を行う。これにより、健常者が混合色を夜間に黄色みがかった赤色として視認することを防止することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、道路情報表示装置、道路情報表示方法および表示色変換ユニットに関する。
現在使用されている道路情報表示装置は、赤系と黄緑系の発光色を有する発光素子としての発光ダイオード(以下、LEDと称呼する)をドットマトリクス状に多数配置し、それらの発光の組み合わせにより赤色と黄緑色と、これらの混合色による橙色とを含めた3色表示からなる文字や図柄により道路情報を表示している。ここで、上述したLEDは、赤系の発光色として通常、発光波長660nmのものが用いられ、黄緑系の発光色として発光波長565nmのものが用いられている。そして、健常者の場合には目の視細胞における赤色錐体と緑色錐体とによりこれらの発光色を認識しているが、赤色錐体の欠損者である第1色覚異常者と緑色錐体の欠損者である第2色覚異常者の場合には、赤系の発光色をそれぞれ緑色錐体と赤色錐体によって補完して視認している。そのため、一方の錐体による色情報(光量に相当)が得られない色覚異常者の殆どを占めるところの第1,第2色覚異常者にとっては、赤系の発光色を非常に暗い色として視認することになる。
このような、色覚異常者の道路情報表示に対する視認性を向上させる技術として、以下に示した特許文献に開示されているものが知られている。
特開平8−138192号公報
上記の特許文献には、信号灯器の汚れなどで緑色にシフトした青信号を第1色覚異常者が赤信号として混同することを防止する方法として、混合色を用い青色錐体と緑色錐体とにより発光色を青色として認識させる提案が行われている。
しかし、これまで第1,第2色覚異常者が視認することの難しかった道路情報の赤色表示に関して、上記の手法により赤系の発光色と黄緑系の発光色の混合色によりそれぞれの色覚異常者が緑色錐体または赤色錐体を用いて発光色を赤色として認識できるようにした場合には、黄緑系の発光色の混合比を高くし橙色にシフトした赤色にすることが必要であるため、健常者にとっては赤系と黄緑系の発光色からなる混合色が夜間に一層黄色みがかって視認されるといった問題が発生する。
これは、健常者が混合色による短波長の赤色光を見た場合に、同じ発光波長の赤色光であっても、目に対する光刺激が強く、高い輝度値の光として視認される夜間においては赤色光が黄色みがかって見えるという、いわゆるベゾルド−ブリュッケ現象が発現する理由による。
そこで、本発明は、色覚異常者の道路情報表示に対する視認性を改善させることができると共に、健常者が夜間に赤系の混合色が黄色みがかって見えないようにすることで健常者の道路情報に対する従来の視認性を損なうことのない道路情報表示装置、道路情報表示方法および表示色変換ユニットを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1にかかる発明は、表示面にドットマトリクス状に配設された赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて文字や図柄からなる道路情報を表示する道路情報表示装置を提供するに際して、表示データにて規定される文字や図柄の赤系の表示色を同赤系の表示色と上記黄緑系の表示色の混合色からなる表示色に変換する。これにより、道路情報の視認性を変化させることが可能となる。このように視認性を変化させれば、例えば、赤系の表示色による道路情報の表示では視認性が良好でない色覚異常者について、その視認性を向上させることが可能になり得る。かかる機能を実現するにあたり、先ず表示データ入力手段にて道路情報を表示させる表示データを入力する。
次に、表示色判別手段は入力した表示データの赤系の表示色を判別する。ここで、本発明においては混合比記憶手段に予め規定した赤系の表示色を異なる混合色に変換する対応関係を昼間用と夜間用としてそれぞれ記憶しておく。そして、表示色変換手段は、判別された表示色が赤系の表示色である場合に、この表示色を昼夜切換信号出力手段の切換信号に基づいて上記混合比記憶手段に記憶した混合比に対応する混合色に変換し、表示制御手段はこの変換された混合色に基づいて表示面の発光素子を発光させ道路情報を表示させる。
また、請求項2にかかる発明は、上記の混合比記憶手段に昼間用と夜間用として記憶した混合比は、昼間用に関して618nm〜625nm、夜間用に関して626nm〜630nmの範囲の何れかの目に感じる色の波長として定義される主波長(以下、ドミナント波長と呼ぶ)の混合色を生成する混同比であることとする。かかる場合は、夜間の赤系の表示色のドミナント波長を昼間用の618nm〜625nmに対して626〜630nmと長波長側にシフトすることによって、健常者において高輝度と知覚した赤系の混合色が黄色みがかって見えるベゾルド−ブリュッケ現象を生じるのを抑制して赤色に対する夜間の視認性を損なうことがない。ただし、かかるドミナント波長においても、ピーク波長のスケールに関しては単一の発光波長660nmを混合色によるピーク波長の640nm以下の短波長にシフトさせたことに相当するため、色覚異常者の夜間における視認性も確保することができる。
このように、表示面にドットマトリクス状に配設された赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて形成した表示色にて道路情報を表示する手法は必ずしも実体のある道路情報表示装置に限られる必要はなく、その方法としても機能することは容易に理解できる。
このため、請求項3かかる発明は、表示面にドットマトリクス状に配設された赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて文字や図柄からなる道路情報を表示する道路情報表示方法であって、上記道路情報を表示させる表示データを入力する表示データ入力工程と、上記入力した表示データの赤系の表示色を判別する表示色判別工程と、昼間用と夜間用の表示切換えを行う切換信号を出力する昼夜切換信号出力工程と、上記表示色判別工程で判別された表示色が赤系の表示色である場合、上記昼夜切換信号出力工程からの切換信号に基づいて記憶領域に記憶した赤系の表示色を同赤系の表示色と上記黄緑系の表示色との混合色により表示を行うための昼間用と夜間用の所定の混合比に基づいた混合色に変換する表示色変換工程と、上記変換された混合色に基づいて上記各発光素子を発光させ上記道路情報を表示させる表示制御工程とを具備する構成としてある。
また、上述した表示面にドットマトリクス状に配設された赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて形成した表示色にて道路情報を表示する際に、表示色を異なる表示色に変換する表示色変換ユニットとしても本発明が成立することは言うまでもない。
そこで、請求項4にかかる発明は、表示面にドットマトリクス状に配設された赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて文字や図柄からなる道路情報を表示する道路情報表示装置に装着され、同道路情報を表示させる表示データの表示色を異なる表示色に変換する表示色変換ユニットであって、上記表示データを入力する表示データ入力部と、上記入力した表示データの赤系の表示色を判別する表示色判別部と、昼間用と夜間用の表示切換えを行う切換信号を出力する昼夜切換信号出力部と、上記表示データにより表示される赤系の表示色を同赤系の表示色と上記黄緑系の表示色との混合色にて表示を行うための昼間用と夜間用の混合比をそれぞれ記憶した混合比記憶部と、上記表示色判別部で判別された表示色が赤系の表示色である場合、上記昼夜切換信号出力部の切換信号に基づいて上記混合比記憶部に記憶した混合比に対応する混合色による表示データを出力する変換表示データ出力部とを具備する構成としてある。
すなわち、既設の道路情報表示装置に装着して表示色を変換することによって視認性を変化させ、色覚異常者の道路情報の視認性改善と健常者の昼夜における視認性の確保が可能な表示色変換ユニットとしても有効であることには相違ない。
以上説明したように請求項1にかかる発明によれば、赤系の表示色によって表示される道路情報を予め規定した昼間用と夜間用の混合色の道路情報に変換することによって、当該道路情報の視認性を変化させることが可能となり、この視認性の変化により、視認性が良好でない色覚異常者についてその視認性を向上させることが可能となると共に健常者に対する夜間の視認性を確保することが可能な道路情報表示装置を提供することができる。
また、請求項2にかかる発明によれば、混合比記憶手段で記憶した昼間用と夜間用の混合比をそれぞれ618nm〜625nmと626nm〜630nmのドミナント波長を生成する範囲とすることにより、昼夜における赤系の表示に対する色覚異常者の視認性を向上すると共に、ベゾルド−ブリュッケ現象を抑え昼夜において健常者が表示色を赤色として明確に視認できることの2つの目的を両立させることができる。
さらに、請求項3にかかる発明によれば、赤系の表示色によって表示される道路情報を記憶領域に予め記憶した赤系の表示色と黄緑系の表示色との混合色により表示を行うための昼間用と夜間用の所定の混合比に基づいた混合色に変換することによって、当該道路情報表示の視認性を変化させることが可能となり、この視認性の変化により、赤系の表示色による道路情報に対する視認性が良好でない色覚異常者の視認性を向上させると共に、昼夜の赤色表示に対する健常者の視認性を確保することが可能な道路情報表示方法を提供することができる。
また、請求項4にかかる発明によれば、既設の道路情報表示装置に取り付けることによって、赤系の表示色で表示される道路情報を予め規定した昼間用と夜間用の混合比に対応する混合色の表示データに変換することができ、当該道路情報表示の視認性を変化させることが可能となると共に、この視認性の変化により、赤系の表示色による道路情報に対する視認性が良好でない色覚異常者についてその視認性を向上させると共に、昼夜の赤色表示に対する健常者の視認性を確保することが可能となる表示色変換ユニットを提供することができる。
ここでは、下記の順序に従って本発明の実施形態について説明する。
(1)道路情報表示装置の構成:
(2)制御システムの構成:
(3)表示色変換処理の処理内容:
(4)まとめ:
(1)道路情報表示装置の構成:
図1は、本発明にかかる道路情報表示装置の表示面全体を示した図である。同図において、道路情報表示装置100は、72個の表示ユニット1〜72が6行12列の行列状に配設されており、この72個の表示ユニット1〜72を使用して、表示面に所定の道路情報(文字や図柄)が表示可能になっている。ここで、表示ユニット1〜72には、図2に示すとおり、16行16列のLED3が行列状に配設されている。また、当該LED3は、図3に示すとおり、赤系色発光部R及び黄緑系色発光部YGを持つ半導体を収容した1つのLED(=LEDランプ)が配設されている。
そして、この赤系色発光部R又は黄緑系色発光部YGを個別若しくは同時に発光制御することによって上記道路表示を行うことになる。なお、本実施形態においては、道路情報表示装置100を6行12列の表示ユニット1〜72にて構成したが、むろん、この態様はこれに限定されるものではなく適宜変更可能である。また、表示ユニット1〜72を16行16列のLED3にて構成したが、むろん、この態様に限定されるものではなく、例えば32行32列など適宜変更可能である。そして、LED3に配設するLEDの個数、形状および配設位置についても上述した態様に限定されるものではなく適宜変更可能である。
ここで、色を見るための眼の視細胞の発光波長に対する分光感度について、図6に示す「JISSZ8701」のXYZ表色系における等色関数を用いて説明する。この中で示されるxは赤色を感じる視細胞の分光感度特性であり、yは緑色を感じる分光感度特性、zは青色を感じる分光感度特性である。人の目は、これらの視細胞x,y,zの感度によって得られた光量をもって色を識別している。
一方、本実施形態では、赤系色発光部Rとして発光波長660nmを略ピーク波長にして発光するものを使用し、黄緑系色発光部YGとして発光波長565nmを略ピーク波長にして発光するものを使用している。このとき、そこで、視細胞における赤色錐体または緑色錐体が欠損している第1,第2色覚異常者は、当該赤系色発光部Rを単独で発光させた表示色を緑色錐体か赤色錐体によって補完して視認することになる。そこで、前述のように色覚異常者は健常者が見る赤系の表示色を非常に暗い色として視認していることになる。
そこで、本実施形態においては、赤系色発光部Rを単独で発光させた表示色による道路情報の表示を行うにあたり、赤系色発光部Rと黄緑系色発光部YGとの発光を所定の混合比にて混合させ、波長を短波長側にずらした赤系の混合色による表示を行う。これにより、赤系の表示色に対する色覚異常者の視認性を改善する。
次に、この機能を実現する制御システムについて説明する。
(2)制御システムの構成:
図4は、当該制御システムの概略構成を示した構成図である。ここで、従来の道路情報表示装置は、シフトレジスタ回路、ラッチ回路、ドライバ回路から構成されるLED駆動回路に制御部が出力する表示データを直接入力する構成を採用したが、本実施形態においては、上述した機能を実現するため、制御部から出力される表示データを一旦、表示色変換部なるものを介したのちにLED駆動回路に表示データを入力する構成を採用する。
同図において、制御システムは、予め表示データを生成若しくは当該道路情報表示装置100の外部から表示データを取得して出力する制御部50と、この制御部50が出力する表示データを入力する表示色変換部60と、LED駆動回路40とを有している。このLED駆動回路40は、72個の表示ユニット1〜72に対応して、72個のLED駆動回路41〜472にて構成される。そして、LED駆動回路41〜472は、対応して接続される表示ユニット1〜72の表示制御を実行する。
このとき、LED駆動回路41〜472は、表示色判別部61を介して制御部50から表示データを入力し、順次、内部に備えるシフトレジスタ回路41a〜472aに記憶する。そして、後述する輝度信号送出回路から出力される赤系色発光部Rおよび黄緑系色発光部YGの発光輝度値に基づいて、この表示データを表示する。表示色変換部60は、表示色判別部61と、輝度信号送出回路62と、セレクタ回路63と、昼間用と夜間用のそれぞれの混合比R1とR2とを記憶する混合比記憶回路64と、昼夜切換信号入力部65とから構成されている。輝度信号送出回路62は、72個の輝度信号送出回路621〜6272にて構成されており、各輝度信号送出回路621〜6272は、対応するLED駆動回路41〜472に接続されている。
そして、輝度信号送出回路621〜6272は、LED駆動回路41〜472に対して赤系色発光部Rと黄緑系色発光部YGを発光させる際の発光輝度値を出力可能になっている。ここで、混合比記憶回路65には、昼間用と夜間用の2種類の混合比R1,R2が格納されており、セレクタ回路631〜6372はこの混合比R1,R2を適宜読み出し可能になっている。この混合比R1,R2は、輝度信号送出回路621〜6272が出力する赤系色発光部Rと黄緑系色発光部YGの発光輝度値を規定するためのものである。セレクタ回路63は、72個のセレクタ回路631〜6372にて構成されており、各セレクタ回路631〜6372は、表示色判別部61における表示データの赤系色の表示色についての判別および昼夜切換信号出力部65からの昼夜切換信号に基づいて混合比記憶回路64から昼間用と夜間用の混合比R1,R2を読み出す。そして、この読み出した混合比R1,R2を対応する輝度信号送出回路621〜6272に対して出力する。この混合比R1は、昼間に赤系の混合色にて表示を行う際に使用するものであり、混合比R2は、夜間に表示を行う際に使用するものである。
なお、上記のLED駆動回路41〜472と輝度信号送出回路621〜6272は、内部に赤系色用と黄緑系色用の2つの回路を備えている。
また、昼夜切換信号出力部65には、道路情報表示装置に既設の外周の照度を検出する照度センサや、時間帯によって昼夜の切換信号を出力するプログラムタイマ、またはそれらの信号の入力インターフェースなどが用いられ、表示色判別部61に対して昼夜の表示の切換信号が出力される。
ここで、この混合比R1,R2の数値について詳細に説明する。
先ず、説明を行うにあたり、視細胞x(赤色錐体)の感度と視細胞y(緑色錐体)の感度の補完関係について述べる。なお、図6から明らかなように、発光波長660nmの赤の波長を短波長にシフトさせて色覚異常者の視認性を向上させる場合に、同波長に対する感度の低い第1色覚異常者の視認性を向上することで第2色覚異常者の視認性も向上するため、以下、第1色覚異常者の視認性向上の方法を主体として説明する。
単一の発光波長660nmにおける視細胞x(赤色錐体)の感度は0.1649であり、この視細胞xの感度を視細胞y(緑色錐体)にて補完し、視細胞yにてこの感度と同等の感度が得られる発光波長は約640nmとなる。従って、赤系色の表示色(発光波長660nm)による表示をこの発光波長を含む範囲であるピーク波長640nmによる表示色にて表示を行うことによって、第1色覚異常者は、道路情報表示を従来より視認し易い明るい色として認識できるようになる。
なお、健常者の場合においては、視細胞x(赤色錐体)と緑色視細胞y(緑色錐体)の感度の合成値によって発光波長660nmを視認しているため、上記のピーク波長を640nm以下にシフトさせることも考えられるが、過度に短波長側にピーク波長を低下させた場合には以下に説明するCIA(国際照明委員会)色座標による目で感じる色の波長を表すドミナント波長に関して、健常者が赤系の表示色を黄色みがかって見えるといった問題が生じる。
つまり、従来の赤系の表示色のピーク波長を赤系の混合色を用いることでピーク波長を短波長側にシフトさせて色覚異常者の赤系の表示色に対する感度を高くし視認性を向上することは可能であるが、健常者が表示色を赤色として感じるドミナント波長とのバランスにおいて混合色を規定する必要がある。
しかし、上記のピーク波長とドミナント波長との関係は一様でなく、同じ元素の半導体から構成されるLEDであっても、ピーク波長とドミナント波長が異なるため、ピーク波長を調整して混合色に対する混合比を設定するに際してドミナント波長とのバランスを考慮して設定を行う必要がある。
また、健常者に関しては、夜間において赤系の混合色を黄色みがかった赤系の混合色として感じさせる前記のベゾルド−ブリュッケ現象が発現するため、昼間用と夜間用のドミナント波長とそれに対応するピーク波長とを設定する必要がある。
以上の点を考慮に入れて色覚異常者を含む多数の被験者によって実験を行ったところ、健常者に対しては、昼間時にドミナント波長618nm以上、夜間時に同じく630nm以下の範囲で表示色を赤色と認識できることが確認できた。ただし、夜間時にベゾルド−ブリュッケ現象を抑える波長としては、ドミナント波長を626nm以上に設定することが望ましいことが確認された。また、昼間晴天時においては622nm以上のドミナント波長の赤色を赤みが強いはっきりとした赤として感じることが確認された。
これらの実験結果を考慮し、ドミナント波長を昼間用として618nm〜625nm、夜間用として626nm〜630nmに設定することとする。ただし、より好ましくは、
昼間用として622nm〜625nm、夜間用として626nm〜630nmに設定してもよい。
一方、実験に使用した赤系色発光部Rと黄緑系色発光部YGの2チップタイプのLEDにより、上記の上限の目標値とする発光波長640nmの混合色を得るための赤系色発光部R(ピーク波長660nm)と、黄緑系色発光部YG(発光波長565nm)との混合比R1は、黄緑系色/赤系色の比で「0.065」が得られている。これは発光輝度値の比であり、赤系色発光部Rの発光輝度を「1」とした場合に、黄緑系色発光部YGの発光輝度を「0.065」とすることによって、ピーク波長640nmの混合色を形成することが可能になることを示している。
また、この混合色に対するドミナント波長に関しては、627nmが算出された。
一方、下限のピーク波長に対する目標値を630nm近傍として上記と同様に混合比とドミナント波長を求めたところ、黄緑系色/赤系色の混合比で「0.066」、ドミナント波長で624nmが算出された。
そして、算出されたドミナント波長とピーク波長とを用いて、昼間と夜間における実験を行ったところ、色覚異常者の昼夜における視認性向上と健常者が夜間に赤系の混合色を黄色みがかった赤として認識することの無いことが確認された。
なお、上述のようにピーク波長とドミナント波長とは同じ元素からなる半導体を収容したLEDでもメーカと型式によって異なるため、上記のピーク波長およびドミナント波長の設定に際しては、市販されているLEDの計測装置によって、両波長に対してバランスの良い混合比を事前に求めておく必要がある。
ここで、図4の制御システムの構成に戻り説明を行う。以上のようにして、予め実験結果によって規定された昼間用と夜間用の混合比R1,R2が上記記憶回路64に記憶される。そして、セレクタ回路631〜6372によって読み出され、対応する輝度信号送出回路621〜6272に出力される。
輝度信号送出回路621〜6272は、入力した混合比R1またはR2に基づいて赤系色発光部Rの発光輝度値と、黄緑系色発光部YGの発光輝度値を算出し、対応するLED駆動回路41〜472に輝度信号を送出する。
具体的には、道路情報表示装置100が赤系色発光部Rを単独にて発光させて表示色を形成し表示を行う際の第1基準発光輝度値と、黄緑系色発光部YGを単独にて発光させて表示色を形成し、表示を行う際の第2基準発光輝度値との合計発光輝度値である。このように第1基準発光輝度値と第2発光輝度値との合計発光輝度値内で混合色を発光させれば、LEDに供給する電力系統を変更する必要がないため好ましい。ここで、昼間時を例として説明すると、第1基準発光輝度値は、667cd/m(以上)であり、第2基準発光輝度値は、1000cd/m(以上)である。従って、混合色の合計発光輝度値は、1667cd/m(以上)になる。
そこで、この合計発光輝度値1667cd/mと混合比R1=0.065とに基づいて、混合色を形成するための赤系色発光部Rの発光輝度値と、黄緑系色発光部YGの発光輝度値とを図4に示す混合比の色に代入して計算する。この計算を行うと、発光波長640nmにて形成される混合色の赤系色発光部Rの発光輝度値は、約1565cd/mとなり、黄緑系色発光部YGの発光輝度値は約102cd/mとなる。
なお、夜間時に関しては第1基準発光輝度値は60cd/m(以上)、第2基準発光輝度値は90cd/m(以上)で、混合色の合計発光輝度値は150cd/m(以上)になる。そこで、合計発光輝度値150cd/mと混合比R1=0.066とに基づいて夜間時に対する各発光輝度値が求められる。
(3)表示色変換処理の処理内容:
図5は、上述した制御システムにて実行される表示色変換処理の処理内容を示したフローチャートである。
同図において、制御部50が出力する表示データは、赤系色発光部Rを単独で発光させる表示色にて表示を行う表示データや、黄緑系色発光部YGを単独で発光させる表示色にて表示を行う表示データや、赤系色発光部Rと黄緑系色発光部YGを同時に発光させる表示色にて表示を行う表示データから構成される。道路情報表示装置100にて所定の道路情報表示が開始されると(ステップS105)、制御部50から表示データが出力され、表示色変換部60の表示色判別部61に入力される(ステップS110)。
そして、表示色判別部61では、入力した表示データの表示色を判別する(ステップS115)。次に、この判別において表示データの表示色が赤系色発光部Rを単独で発光させる表示色であると判別されたか否かを判定する(ステップS120)。ここで赤系色発光部Rを単独で発光させた表示色と判定した場合は、昼夜切換信号出力部65からの信号を判別し(ステップS125)、赤系色発光部Rを単独で発光させた表示色でないと判定した場合には以下に述べるステップS145に移行する。次に、この判別において昼夜切換信号が昼間と判別されたか否かを判定する(ステップS130)。そして、ステップS130において昼間と判定された場合には混合比記憶回路64から昼間用の混合比R1を読み出す(ステップS135)。また、昼夜切換信号が夜間と判定された場合には夜間用の混合比R2を読み出す(ステップS140)。
次に、ステップS135,140にて読み出した混合比R1または混合比R2は、輝度信号送出回路621〜6272に出力される。混合比R1またはR2を入力した輝度信号送出回路621〜6272は、この混合比R1またはR2に基づいて赤系色発光部Rを発光させるための発光輝度値および黄緑系色発光部YGを発光させるための発光輝度値を計算し、LED駆動回路41〜472に対して送出する(ステップS145)。具体的には、上述したように合計輝度値の1667cd/mと混合比R1、または合計輝度値の150cd/mと混合比R2とに基づいて計算する。むろん、上述した計算結果を予め所定の記憶領域に格納しておいて、入力した昼間用の混合比R1または夜間用の混合比R2に応じて適宜読み出すようにしても良い。
以上のステップS110〜S145を全表示ユニット1〜72について行う(ステップS150)。そして、LED駆動回路41〜472は上記の輝度信号送出回路621〜6272から送出された各発光輝度値に基づいて、表示色判別部61を介して制御部50から入力した表示データに対応した表示ユニット1〜72のLED30内の赤系色発色部Rおよび黄緑系色発色部YGを発光させることによって、昼夜用と夜間用のそれぞれの混合色によって形成された道路情報を表示する。
上記の実施形態から明らかなように、混合比記憶部64に記憶した混合比に基づき表示データの赤系の表示色を昼間用と夜間用の赤系の混合色に変換して表示を行う道路情報表示装置としてだけではなく、表示色変換部60を表示色変換ユニットとして既設の道路情報表示装置の制御部50とLED駆動回路40の間に挿入し、上記のように表示データの赤系表示色を変換することが可能である。
なお、請求項4に記載の変換表示データ出力部は上記実施形態の輝度信号送出回路に相当する。
(4)まとめ:
赤系の表示色のピーク波長を単一波長の660nmから色覚異常者にとって感度が高い630〜640nmの短波長側にシフトすることによって、色覚異常者の赤系の表示に対する視認性を昼夜改善することができる。
また、昼間用のドミナント波長に対して夜間用のドミナント波長を長波長側にシフトしたことにより、健常者が夜間に赤系の混合色を黄色みがかった赤色として感じるベゾルド−ブリュッケ現象を抑制できるため、昼夜において赤系の表示を従来と同様な明瞭な赤色の表示として健常者に提供することができる。
なお、本発明においては、前記実施例に示すものに限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した態様とすることができる。
本発明にかかる表示ユニットを適用した道路情報表示装置の表示面全体を示した図である。 表示ユニットの表示面全体を示した図である。 赤色発色部及び黄緑系発色部を備えるLEDを示した図である。 表示ユニットの内部構成を示した図である。 表示色変換処理の処理内容を示したフローチャートである。 XYZ表色系における等色関数を示す図である。
符号の説明
100…道路情報表示装置
1〜18…表示ユニット
3…LED
30…LEDユニット
40(41〜472)…LED駆動回路
41a〜472a…シフトレジスタ回路
50…制御部
60…表示色変換部
61…表示色判別部
62(621〜6272)…輝度信号送出回路
63(631〜6372)…セレクタ回路
64…混合比記憶回路
65…昼夜切換信号出力部
R1,R2…混合比

Claims (4)

  1. 表示面にドットマトリクス状に配設され赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて文字や図柄からなる道路情報を表示する道路情報表示装置であって、
    上記道路情報を表示させる表示データを入力する表示データ入力手段と、
    上記入力した表示データの赤系の表示色を判別する表示色判別手段と、
    上記表示データにより表示される赤系の表示色を同赤系の表示色と上記黄緑系の表示色との混合色にて表示を行うための昼間用と夜間用の混合比をそれぞれ記憶した混合比記憶手段と、
    上記昼間用と夜間用の混合色の表示切換えを行う切換信号を出力する昼夜切換信号出力手段と、
    上記表示色判別手段で判別された表示色が赤系の表示色である場合に、上記昼夜切換信号入力手段の切換信号に基づいて上記混合比記憶手段に記憶した昼間用と夜間用の混合比に対応する混合色に上記赤系の表示色を変換する表示色変換手段と、
    上記変換された混合色に基づいて上記各発光素子を発光させ上記道路情報を表示させる表示制御手段とを具備することを特徴とする道路情報表示装置。
  2. 上記の混合比記憶手段に昼間用と夜間用として記憶した混合比は、昼間に関して618nm〜625nm、夜間に関して626nm〜630nmの範囲の何れかのドミナント波長を持つ混合色を生成する混同比であることを特徴とする上記請求項1に記載の道路情報表示装置。
  3. 表示面にドットマトリクス状に配設された赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて文字や図柄からなる道路情報を表示する道路情報表示方法であって、
    上記道路情報を表示させる表示データを入力する表示データ入力工程と、
    上記入力した表示データの赤系の表示色を判別する表示色判別工程と、
    昼間用と夜間用の表示切換えを行う切換信号を出力する昼夜切換信号出力工程と、
    上記表示色判別工程で判別された表示色が赤系の表示色である場合、上記昼夜切換信号出力工程からの切換信号に基づいて記憶領域に記憶した赤系の表示色を同赤系の表示色と上記黄緑系の表示色との混合色により表示を行うための昼間用と夜間用の所定の混合比に基づいた混合色に変換する表示色変換工程と、
    上記変換された混合色に基づいて上記各発光素子を発光させ上記道路情報を表示させる表示制御工程とを具備することを特徴とする道路情報表示方法。
  4. 表示面にドットマトリクス状に配設された赤系および黄緑系の表示色にて発光可能な各発光素子を発光させて文字や図柄からなる道路情報を表示する道路情報表示装置に装着され、同道路情報を表示させる表示データの表示色を異なる表示色に変換する表示色変換ユニットであって、
    上記表示データを入力する表示データ入力部と、
    上記入力した表示データの赤系の表示色を判別する表示色判別部と、
    昼間用と夜間用の表示切換えを行う切換信号を出力する昼夜切換信号出力部と、
    上記表示データにより表示される赤系の表示色を同赤系の表示色と上記黄緑系の表示色との混合色にて表示を行うための昼間用と夜間用の混合比をそれぞれ記憶した混合比記憶部と、
    上記表示色判別部で判別された表示色が赤系の表示色である場合、上記昼夜切換信号出力部の切換信号に基づいて上記混合比記憶部に記憶した混合比に対応する混合色による表示データを出力する変換表示データ出力部とを具備することを特徴とする表示色変換ユニット。
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