JP3954035B2 - バリアフリー型信号機 - Google Patents

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本発明は、色盲者(以下、「色盲の用語」は非特許文献1による)が道路の交差点において信号の識別が向上して安全に通行できるようバリアフリーとした信号機に関するものである。
これまでの色盲者は、信号機の識別手段として発光している灯の位置により判断していたため、色盲者に対応した信号機として三灯式では特許文献1、特許文献2があった。
特開平11−110692号公報 特開平10−3596号公報 実登3046897号公報 特開2002−298629号公報 秀潤社刊「細胞工学VOL.21 NO,7〜9 2002」 ISO 3864「安全色と安全記号」 http://www3.ocn.ne.jp/~kumitate/ 「電子工作組立倶楽部」
特許文献1は青、黄、赤色の三色を2種の発光色をもつ発光ダイオード(以下「LED」という)を1組とする混合方式を採用しているが、非特許文献1では明度の近いものの組み合わせは色盲者にとって色と図形の識別に難易性があった。
特許文献2および特許文献は前記の三色を〇、△、×のような図形の発光を採用しているが、赤色の×印は既に路面電車に利用されているものであり、また、前記の図形だけ 発光は発光面積が減少して夜間の街路では周囲の照明灯により、信号の識別が困難となるものであった。
以上のような課題を解決する手段として次のような手段を用いる。
請求項1は三灯式の信号機において、青色と黄色の識別が困難な第3色盲者(色盲者全体の0.02%)を対象としたもので、例えば、前記の中央に多色発光するLEDがドットマトリクス状に配置された表示灯および前記表示灯に具備した調光部により、青色の場合は青色灯の発光と連動して前記表示灯を青色用の図形で発光させ、黄色の場合は前記表示灯のみを黄色用の図形で発光させ、また、赤色の場合は赤色灯の発光と連動して前記表示灯を赤色用の図形で発光させるものである。
請求項は三灯式の信号機において、青色と黄色が識別できて赤色が暗く見える第1色盲者(色盲者全体の25%)および第2色盲者(色盲者全体の75%)を対象としたもので、例えば、前記の青色に多色発光するLEDがドットマトリクス状に配置された表示灯および前記表示灯に具備した調光部により、青色の場合は前記表示灯全体を青色で発光させ、また、赤色の場合は赤色灯の発光と連動して前記表示灯赤色用の図形で発光させるものである。
本発明は、以上説明したような構成をしているので以下に記載されるような効果がある。
請求項1では三灯式の信号機の中央表示灯により、信号機の発光色が青、赤色の場合は前記表示灯を間に左右異なった二灯の発光、また、黄色の場合は前記表示灯のみ発光という三種を生じさせることにより、三灯の発光位置と前記表示灯の図形の変化で太陽光線の反射による疑似点灯も防げて、前記の第3色盲者に対しても信号の識別が向上するものとなる。
また、前記手段は既設のものでも中央の表示灯のみを交換することにより容易にバリアフリー化ができるものとなる。
請求項では三灯式の信号機で赤色を全体および図形の二灯を発光させることにより殆どの色盲者に対して暗く見える赤色が強調され、青色灯のみを青色と赤色の二色発光するLEDに変えることにより容易にバリアフリー化ができるものとなる。
先ず、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
請求項1の実施例を説明する。
図1は、分割型信号機10のLEDをドットマトリクス状に配置した中央表示灯21の 発光を示すもので、(a)は青色灯20と連動して中央表示灯21の青色LED31が丸印の発光している状態を示し、(b)は中央表示灯21の黄色LED32が丸に三角を抜いた形の発光している状態を示し、(c)は赤色灯22と連動して中央表示灯21の赤色LED33が丸印に左からの斜線の発光している状態を示すものである。なお、前記三色の発光素子の物質については特許文献をはじめ既に公知となっているため省略する。
そして、アーム41に付設される表示板12には白地に青色で丸、丸に三角抜きおよび丸斜線の三種の図形を記入することにより、色盲者および健常者にも三灯式の信号機に機能が追加されていることを判別出来るようにしているものである。
図2は、積雪地に多く設置されている縦型信号機11で赤色灯22と中央表示灯21にある赤色LED33の図形の発光状態を示すものである
図3は、図1の青色灯20および赤色灯22を作動させる制御部51と、中央表示灯21に具備する調光部34および青色LED31、黄色LED32、赤色LED33を一組とした3イン1チップLED30を持つ中央表示灯21の連動を示すものである。
請求項2の実施例を説明する。
は、分割型信号機10のLEDをドットマトリクス状に配置した左端灯23の図形発 を示すもので、(a)は前記左端灯23の青色LED31全発光の状態を示し、(b)は赤色灯22と連動して前記左端灯23が赤色LED33の丸印に左からの斜線の発光している状態を示すものである。
そして、アーム41に付設される表示板12には白地に青色で赤二灯式と記入することにより、三灯式の信号機に機能が追加されていることを判別出来るようにしているものである。
は、図の黄色灯61と赤色灯22を作動させる制御部51と、前記左端灯23に具備する調光部34および青色LED31、赤色LED33を一組とした2イン1チップLED35が赤色灯22との連動を示すものである。
は、実施例1における3イン1チップLED30の拡大と調光部34にある回路の一例を示すもので、3イン1チップLED30は青色LED31、黄色LED32、赤色LED33が一本アノードAと三本カソードC1、C2、C3のフレームで一組とされ、調光部34は殆どの信号機が交流電源のためLED作動用に変圧回路と整流回路を持ち、発光回路は前記LEDの図形等の発光を変化させ、輝度回路は信号機の三灯と前記LEDとの輝度バランスを調整するものであり、実施例2の2イン1チップLED35は前記の黄色LED32を省くものであって、調光部34内部の回路の構成については非特許文献3をはじめ既に公知となっているため省略する。
は、従来の信号機の設置状況を示すもので三灯式の一体型信号機40と、これを保持するアーム41および制御部51を具備する信号制御盤50からなるものである。
非特許文献1によれば、色盲者への対策として矯正メガネも数種類存在しているが色覚矯正の問題解決には依然として困難なものとなっている。そして、日本人男性の色盲者の比率は約5%(女性は0.2%)および高齢者の65歳以上では白内障者が約5%いるといわれている中、従来の信号機の追随で省エネルギーのみの只3色を発光するものでは色盲者に識別向上の効果は少なく、電球式では不可であった機能をLEDでは可能な図形発光を採り入れることにより、今後高齢化社会を迎えて更に多くなるであろう白内障者にも対応できるものであり、最近施工が増えているバリアフリー型住宅と併せて屋外での交差点のバリアフリー型信号機として利用されるものである。
請求項1の実施例で、(a)は青色灯と中央表示灯、(b)は中央表示灯の みの一灯、(c)は赤色灯と中央表示灯との図形発光を示す図である。 図1(c)が縦型信号機の場合を示す図である。 請求項1の図形を連動して発光させるブロック図である。 請求項2の実施例で、(a)は左端灯のみの一灯、(b)は赤色灯と左端灯 との図形発光を示す図である。 請求項2の図形を連動して発光させるブロック図である。 請求項1の3イン1チップLEDと調光部の一例を示すブロック図である。 従来の信号機の設置図である。
符号の説明
10 分割型信号機
11 縦型信号機
12 表示板
20 青色灯
21 中央表示灯
22 赤色灯
23 左端灯
30 3イン1チップLED
31 青色LED
32 黄色LED
33 赤色LED
34 調光部
35 2イン1チップLED
40 一体型信号機
41 アーム
50 信号制御盤
51 制御部
61 黄色灯

Claims (2)

  1. 三灯式の信号機において、前記信号機の一灯を、他の二灯の発光時には、他の二灯の発 光色と同色で、それぞれ対応する文字又は図形を連動して発光し、自らの発光時には、対 応する文字又は図形を発光するようドットマトリクス状に配置した多色発光ダイオードおよび前記文字又は図形を変化させる調光部を具備した表示灯にすることにより、前記信号機の識別を向上させたことを特徴とするバリアフリー型信号機。
  2. 三灯式の信号機において、前記信号機の一灯を、他の二灯のうちの一灯の発光時には、 前記他の二灯のうちの一灯の発光色と同色で対応する文字又は図形を連動して発光するようドットマトリクス状に配置した多色発光ダイオードおよび前記文字又は図形を変化させる調光部を具備した表示灯にすることにより、前記信号機の識別を向上させたことを特徴とするバリアフリー型信号機。
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