JP2005284342A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】 構成ユニットや構成部品の選択性、拡張性および交換性を向上することができる電子機器を提供する。
【解決手段】 本発明のノートブック型PC1は、ディスプレイ7とキーボード15とコネクタ21と嵌合部材5a,5b,25,26とを有する上部筐体2と、演算部分と記憶部分と入出力制御部分とコネクタ22と嵌合部材27〜30とを有する下部筐体3とを備えている。嵌合部材5a,5b,25,26と嵌合部材27〜30とは互いに嵌合し、コネクタ21とコネクタ22とが電気的に接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、電子機器に関し、より特定的にはいわゆるノートブック型パーソナルコンピュータに関する。
パーソナルコンピュータ(以下、PCと記す)の形態として、デスクトップ型PCとノートブック型PCとがある。ノートブック型PCはデスクトップ型PCと比較して小型で可搬性があり便利である。なお、実開昭63−35125号公報(特許文献1)には、従来の電子機器の構成が示されている。
実開昭63−35125号公報
しかしながら、ノートブック型PCには次の欠点がある。まず、ノートブック型PCでは、全体が一体化されて提供されるために、その構成ユニットや構成部品の組み合わせを製品購入段階で自由に選択することができない。すなわち、製品購入段階における構成ユニットや構成部品の選択性に乏しい。次に、製品購入後に性能・機能を向上させようとしても、構成ユニットや構成部品の交換ができなかったり、できる場合でも部品選択の幅が狭かったりするので、拡張性に制約がある。さらに、本体を買い替える場合、ノートブック型PCでは全体が一体化されているために、全体の総入れ換えとなり、古いノートブック型PCの構成ユニットや構成部品を流用できない。すなわち、製品購入後における拡張性に乏しく、構成ユニットや構成部品の交換性に乏しい。以下、これらの欠点について詳細に説明する。
一般的なデスクトップ型PCでは、本体、ディスプレイ、キーボード、およびポインティングデバイス(マウス)といった構成ユニットが分離した構成になっており、ユーザが目的に応じて好みの構成ユニットを組み合わせることが可能である。また、本体に内蔵されるマザーボード、メモリモジュール、ドライブ(フロッピィディスクドライブ、ハードディスクドライブ、光ディスクドライブなど)、および拡張ボード(AGP−I/F拡張ボード、PCI−I/F拡張ボードなど)は、その機械的形状および電気的接続性が規格化されており、メーカを問わずユーザの目的に応じて交換可能となっている。したがって、デスクトップ型PCにおいては、ユーザは任意の部分を交換して部分的に性能・機能を拡張することが可能である。また、たとえばキータッチやキー配列が気に入っているキーボードなど、継続使用したい部品がある場合は、本体の更新に関係なく継続して使用することができる。
一方、ノートブック型PCでは、本体、キーボード、およびポインティングデバイスの全てが一体化されている。このため、まず購入段階で構成ユニットおよび構成部品の組み合わせ選択に制約がある。ユーザはメーカが用意したラインアップの中から仕様を選択せざるを得ず、ユーザの好み通りの仕様を選択できるとは限らない。このため、製品購入段階における構成ユニットや構成部品の選択性に乏しい。
また、ノートブック型PCは小型化・軽量化を主眼に設計されており、拡張性は最優先の設計となっていない。このため、製品購入後の拡張が難しい。製品によっては、メインメモリの増設、ハードディスクドライブの交換、光ディスクドライブの交換、バッテリーパックの追加・交換を可能にしているものはあるが、これらの場合でもメーカ専用のオプションパーツを使用する必要がある場合が多く、デスクトップ型PCのようにメーカを超えて規格化され、自由に交換が可能なものではない。
一般に、キーボードや、ポインティングデバイスや、平面ディスプレイなどのユーザインタフェイス部(以下、UI部)は、マザーボードや、メモリモジュールや、ドライブや、拡張ボードなどのベースユニット部(以下、BU部)と比較して技術的進歩が遅い傾向にある。このため、製品購入段階で高級なUI部を選択したいというユーザからの要望や、製品購入後にBU部を拡張および高速化したいというユーザからの要望が特に強かった。したがって、製品購入後における拡張性に乏しく、構成ユニットや構成部品の交換性に乏しい。
ここで、製品購入後の構成ユニットや構成部品の交換性をある程度改善することのできる技術が上記特許文献1に開示されている。上記特許文献1には、CPU部と表示回路部とを収納した一の筐体と、記憶部と周辺回路部とを収納した別の一つの筐体とを備えるコンピュータ装置であって、コンピュータ装置の構成部品のうちCPU部と表示回路部とを交換可能な技術が開示されている。上記特許文献1に開示された技術では、コンピュータ装置を構成するUI部などの構成ユニットや構成部品が具体的に示されていない。このため、製品購入段階における構成ユニットや構成部品の選択性に乏しいという問題や、製品購入後における拡張性に乏しく、構成ユニットや構成部品の交換性に乏しいという問題を十分に解決できるものではない。
したがって、本発明の目的は、構成ユニットや構成部品の選択性、拡張性および交換性を向上することができる電子機器を提供することである。
本発明の電子機器は、ディスプレイとキーボードと第1の接続部材と第1の嵌合部材とを有する第1の筐体と、演算部分と記憶部分と入出力制御部分と第2の接続部材と第2の嵌合部材とを有する第2の筐体とを備えている。第1の嵌合部材と第2の嵌合部材とは互いに嵌合し、第1の接続部材と第2の接続部材とが電気的に接続されている。
本発明の電子機器によれば、第1の筐体と第2の筐体とが嵌合によって結合して一体化する。また、ディスプレイおよびキーボードと、演算部分および記憶部分および入出力制御部分とが第1および第2の接続部材を介して電気的に接続される。したがって、電子機器として使用することができる。また、製品購入段階において、予算や求める性能に応じて第1の筐体および第2の筐体を自由に組み合わせることができるので、構成ユニットおよび構成部品の選択性を向上することができる。さらに、電子機器の技術的進歩に伴って、第1の筐体または第2の筐体のいずれかのみを交換することによって電子機器の高性能化を容易に行なうことができる。したがって、製品購入後における構成ユニットおよび構成部品の拡張性および交換性を向上することができる。
本発明の電子機器において好ましくは、ディスプレイとキーボードとはヒンジによって互いに結合されている。また、第1の嵌合部材はヒンジに連結している。
ヒンジを用いることによりディスプレイとキーボードと互いに重ね合わせて折りたたむことができる。また、折りたたんだ状態からディスプレイを開く際に発生するヒンジからの力を第1の嵌合部材を介して第2の筐体で受けることができる。これにより、ヒンジからの力を第1の筐体で受ける必要がなくなるので、第1の筐体を薄型化することができる。
本発明の電子機器において好ましくは、第2の嵌合部材と勘合した状態の第1の嵌合部材を固定するためのねじをさらに備えている。これにより、第1の嵌合部材が第2の嵌合部材から抜けることを防止できる。その結果、第1の筐体と第2の筐体との結合を強化することができる。
本発明の電子機器において好ましくは、第1の筐体は下面に複数の第1の嵌合部材を有しており、第2の筐体は上面に複数の第2の嵌合部材を有している。これにより、第1の筐体と第2の筐体とを複数の嵌合部材により位置決めすることができるので、第1の筐体を第2の筐体の上部の正しい位置に結合させることが容易にできる。
本発明の電子機器において好ましくは、第1の筐体は下面に複数の第3の嵌合部材を有しており、第2の筐体は上面に複数の前記第4の嵌合部材を有している。第3の嵌合部材とヒンジとは互いに分離しており、第3の嵌合部材と第4の嵌合部材とは互いに嵌合する。
これにより、第3の嵌合部材がヒンジと分離しているので、第1の筐体における任意の位置で第1の筐体と第2の筐体とを結合させることができる。したがって、第1の筐体と第2の筐体とを安定して結合することができる。
本発明の電子機器において好ましくは、第1の筐体または第2の筐体に配置され、かつ第2の筐体または第1の筐体に懸けるための爪をさらに備えている。これにより、第1の筐体と第2の筐体との結合を強化することができる。
本発明の電子機器において好ましくは、爪を第1の筐体に回転可能に支持する支持部材と、爪の回転を固定するための固定部材とをさらに備えている。第2の筐体は爪を挿入するための挿入口をさらに有している。爪を挿入口に挿入する際に、第2の筐体から力を受けて固定部材の固定が外れて爪は回転する。
これにより、第2の筐体に懸けた爪の回転を固定部材により固定することができるので、第1の筐体と第2の筐体とを爪により安定して固定することができる。また、第2の筐体に爪を懸ける際に爪の固定の解除を確認しなくても爪が回転するので、爪を挿入口に容易に挿入することができる。
本発明の電子機器において好ましくは、第1の筐体は、電子機器の動作に応じた点灯をする複数の点灯部材と、複数の点灯部材を表示するための窓と、点灯部材の点灯の説明を表示するための表示部材とをさらに有している。表示部材は交換可能である。
これにより、電子機器の高性能化に伴って電子機器の動作に応じた点灯をする点灯部材がさらに必要になった場合に、表示部材を交換することによって必要な点灯部材の増加に対応することができる。
本発明の電子機器において好ましくは、表示部材は窓の上部に配置され、かつ点灯部材の光を透過する透過する透過部分と、点灯部材の光を遮蔽する遮蔽部分とを有している。
これにより、不要な点灯部材を遮蔽部分で覆い、必要な点灯部材を透過部分で覆うことで、電子機器の動作に応じた点灯をする点灯部材のみを外部へ表示することができる。
本発明の電子機器によれば、第1の筐体と第2の筐体とが嵌合によって結合して一体化する。また、ディスプレイおよびキーボードと、演算部分および記憶部分および入出力制御部分とが第1および第2の接続部材を介して電気的に接続される。したがって、電子機器として使用することができる。また、製品購入段階において、予算や求める性能に応じて第1の筐体および第2の筐体を自由に組み合わせることができるので、構成ユニットおよび構成部品の選択性を向上することができる。さらに、電子機器の技術的進歩に伴って、第1の筐体または第2の筐体のいずれかのみを交換することによって電子機器の高性能化を容易に行なうことができる。したがって、製品購入後における構成ユニットおよび構成部品の拡張性および交換性を向上することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCの構造を示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCの構造を示す分解斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態の電子機器としてのノートブック型PC1は、上部筐体2と、下部筐体3とを備えている。上部筐体2はUI部を有しており、ディスプレイ(平面ディスプレイ)7と、キーボード15と、ヒンジ23,24と、第1の嵌合部材としての複数の嵌合部材5a,5bと、第3の嵌合部材としての複数の嵌合部材25,26と、第1の接続部材としてのコネクタ21とを主に有している。ディスプレイ7とキーボード15とは上部筐体2内の両端に設けられたヒンジ23,24によって揺動可能に結合されており、これにより、ディスプレイ7は折りたたみ可能となっている。上部筐体2の下面にはコネクタ21が凹形状で配置されており、また、上部筐体2の下面には嵌合部材5a,5b,25,26の各々が凸形状で配置されている。なお、上部筐体2は、キーボード15の図1中下側に設けられたポインティングデバイス16と、キーボード15の図1中左上に設けられたパワーボタン13とをさらに有している。
図3は、本発明の実施の形態1におけるヒンジの構造を示す側面図である。図3に示すように、ヒンジ23は、ディスプレイ7に固定される板4aと、キーボード15に固定される板4bと、板4aと板4bとを揺動する揺動部分4cとを有している。また、板4bには、第1の嵌合部材としての凸形状の嵌合部材5aが連結されている。なお、嵌合部材5aの底部にはねじ8を止めるための溝4eが形成されている。同様に、ヒンジ24には、第1の嵌合部材としての凸形状の嵌合部材5bが連結されている。
図1および図2を参照して、下部筐体3はBU部を有しており、図示しない演算部分と記憶部分と入出力制御部分とを内部に有している。具体的には、マザーボード、メモリモジュール、ドライブ(フロッピィディスクドライブ,ハードディスクドライブ,光ディスクドライブなど)、および拡張ボードなどを下部筐体3は内部に有している。また、下部筐体3は第2の接続部材としてのコネクタ22と、第2の嵌合部材としての複数の嵌合部材27,28と、第4の嵌合部材としての嵌合部材29,30とを有している。下部筐体3の上面にはコネクタ22が凸形状で配置されており、また、下部筐体3の上面には嵌合部材27〜30の各々が凹形状で配置されている。
上部筐体2と下部筐体3とは、以下のようにして互いに結合する。嵌合部材5aと嵌合部材27とが互いに嵌合し、嵌合部材5aは嵌合部材27と嵌合した状態で下部筐体3の下面からねじ8で固定される。また、嵌合部材5bと嵌合部材28とが互いに嵌合し、嵌合部材5bは嵌合部材28と嵌合した状態で下部筐体3の下面からねじ9で固定される。また、嵌合部材25と嵌合部材29とが互いに嵌合し、嵌合部材25は嵌合部材29と嵌合した状態で下部筐体3の下面からねじ10で固定される。また、嵌合部材26と嵌合部材30とが互いに嵌合し、嵌合部材26は嵌合部材30と嵌合した状態で下部筐体3の下面からねじ11で固定される。さらに、コネクタ21とコネクタ22とが互いに嵌合することで電気的に接続される。
図4は、本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCのブロック図である。
上部筐体2は、ディスプレイ7と、USB(Universal Serial Bus)ポート59と、インジケータ62と、パワーボタン13と、キーボード15と、ポインティングデバイス16と、コネクタ21とを有している。ディスプレイ7と、USBポート59と、インジケータ62と、パワーボタン13と、キーボード15と、ポインティングデバイス16との各々は、コネクタ21と電気的に接続されている。
下部筐体3は、CPU(Central Processing Unit)51と、コアロジック52と、システムメモリ53と、グラフィックコントローラ54と、ハードディスク55と、光学ディスクドライブ56と、I/Oコントローラ58と、USBポート60と、EC(Embedded Controller)61と、キーボード/マウスコントローラ64と、カードバスコントローラ67と、カードソケット68と、LAN(Local Area Network)コントローラ69と、バッテリーシステム70と、コネクタ22とを有している。なお、CPU51が演算部分であり、システムメモリ53およびハードディスク55が記憶部分である。また、コアロジック52と、グラフィックコントローラ54と、I/Oコントローラ58と、EC61と、キーボード/マウスコントローラ64と、カードバスコントローラ67と、LANコントローラ69とが入出力制御部分である。
プログラムの実行を行なうCPU51からのプログラムの指示内容に基づき、コアロジック52を介して、システムメモリ53や、グラフィックコントローラ54や、I/Oコントローラ58や、その他のデバイスに対し、データの読み出しおよび書き込みなどの処理が行なわれる。コアロジック52と、CPU51、システムメモリ53、グラフィックコントローラ54、およびI/Oコントローラ58の各々との間の接続バスについては技術進歩が著しく、接続バスとしてさまざまな種類のものがある。一例を挙げれば、コアロジック52とCPU51との接続バス71としてFSB(Fast Side Bus)、コアロジック52とシステムメモリ53との接続バス72としてDDR(Double Data Rate)メモリインターフェイスバス、コアロジック52とグラフィックコントローラ54との接続バス73としてAGP(Accelerated Graphics Port)バス、コアロジック52とI/Oコントローラ58との接続バス73としてハブリンク(Hub-Link)などがある。ここでは、コアロジック52とCPU51との接続バス71をプロセッサバス(Processor Bus)71と呼び、コアロジック52とシステムメモリ53との接続バス72をメモリバス(Memory Bus)72と呼び、コアロジック52とグラフィックコントローラ54およびI/Oコントローラ58との接続バス73をシステムバス(System Bus)73と呼ぶものとする。なお、以後の説明が容易なように、現在一般的に知られている接続バスの名称を取り上げている場合もあるが、本発明はそれらに限定されるものではない。
システムバス73はI/Oコントローラ58からさらに伸びて接続バス77としてのシステムバス77となる。システムバス77はI/Oコントローラ58と、EC61、キーボード/マウスコントローラ64、カードバスコントローラ67、およびLANコントローラ69の各々とを電気的に接続している。システムバス73,77は、I/Oコントローラ58の前後で仕様が異なる場合もある。具体的には、コアロジック52とI/Oコントローラ58との接続バスがハブリンク(Hub-Link)で、I/Oコントローラ58と、LANコントローラ69およびカードバスコントローラ67との接続ハブがPCI(Peripheral Component Interface)の場合などである。このような場合には、I/Oコントローラ58がブリッジ機能を搭載することで、I/Oコントローラ58の前後での仕様の差を吸収している。
システムメモリ53はシステムのメインメモリで、CPU51を動かすプログラムや、サブルーチンや、ワークエリアなどを格納しており、CPU51はこのシステムメモリ53に格納されるプログラムに従って各種動作を行なう。
グラフィックコントローラ54は、CPU51からのデータ書き込み内容に従って、ディスプレイインタフェイス79およびコネクタ21,22の各々を介してディスプレイ7を制御する。ディスプレイ7は、ノートブック型PCではLCD(Lucid Crystal Display)が一般的であり、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)インタフェイスが代表的な接続インタフェイスである。
I/Oコントローラ58は、CPU51からのデータ読み出しおよび書き込みの要求に従って、各種デバイスの制御を行なう。すなわち、I/Oコントローラ58は、ディスクバスであるATA(AT Attachment)74などを介してハードディスク55や光学ディスクドライブ56に接続されている。そして、I/Oコントローラ58は、ハードディスク55や光学ディスクドライブ56に対し、CPU51からの要求に応じてハードディスク55上のデータの読み出し/書き込み、および光学ディスクドライブ56にセットされるCD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disk)などの光ディスクメディアに対する読み出し/書き込みといった動作を行なう。また、I/Oコントローラ58は、LANコントローラ69や、カードバスコントローラ67のカードソケット68に挿入されたメモリカードなどのデバイスに対してもシステムバス77を介してデータの読み出し/書き込みを行なう。また、I/Oコントローラ58は、接続バス76を介してUSBポート60に電気的に接続されている。また、I/Oコントローラ58は、接続バス75およびコネクタ21,22を介してUSBポート59に電気的に接続されている。USBポート59,60には拡張されたデバイスが接続されている。
キーボード/マウスコントローラ64は、接続バス78の各々およびコネクタ21,22の各々を介してキーボード15およびポインティングデバイス16を制御する。キーボード/マウスコントローラ64は、キーボード入力や、ポインティングデバイス16の操作をCPU51に伝える役割を持っている。また、キーボード/マウスコントローラ64は、CPU51に電源が投入されていない省電力状態(いわゆるサスペンド/モード)からのキーボード15およびポインティングデバイス16の操作による復帰指示をEC61に伝える役割も持っている。ノートブック型PCでは、キーボード/マウスコントローラ64とキーボード15との間は、キーボードマトリックスの信号を直接接続することが一般的である。
EC61は電源の制御を行なう。EC61は、システムバス77の他、パワーボタン13と電気的に接続しており、パワーボタン13の操作によってシステムの電源のオン/オフ、および省電力状態の移行/復帰を行なう。また、EC61はバッテリーシステム70への充放電管理も行なう。インジケータ62は、電源オン状態、バッテリーシステム70の充放電状況、ハードディスク55および光学ディスクドライブ56の動作状況、およびキーボード15の状態などを表示する。EC61は接続バス81およびコネクタ21,22の各々を介してパワーボタン13と電気的に接続されており、インジケータ62は接続バス80およびコネクタ21,22の各々を介してI/Oコントローラ58と電気的に接続されている。
また、上部筐体2が図5に示すブロック図を有していてもよい。図5は、本発明の実施の形態1の上部筐体の他のブロック図である。
図5に示すように、上部筐体2はUSBハブ59aをさらに有している。また、上部筐体2はキーボード15に代えてUSBキーボード15aを有している。さらに、上部筐体2はポインティングデバイス16に代えてUSBポインティングデバイス16aを有している。インジケータ62と、USBキーボード15aと、USBポインティングデバイス16aとの各々がUSBハブ59aを介してコネクタ21と電気的に接続されている。このように、インジケータ62と、USBキーボード15aと、USBポインティングデバイス16aとの各々をUSB接続することにより、コネクタに電気的に接続する配線数を減らすことも可能である。
なお、デバイスとしてはCPU51とコアロジック52が一体化したものや、コアロジック52とI/Oコントローラ58とが一体になったもの、およびコアロジック52とグラフィックコントローラ54とが一体になったものなどの組み合わせもある。いずれのデバイスであっても働きは同じである。
上述のように、本実施の形態では、ディスプレイ7と、USBポート59と、インジケータ62と、パワーボタン13と、キーボード15と、ポインティングデバイス16とをUI部、それ以外の部分をBU部として物理的に分離し、UI部とBU部との間をコネクタ21,22の各々で電気的に接続している。キーボード15とキーボード/マウスコントローラ64との間の接続は、通常、キーマトリックス信号で接続されているが、この接続方法では配線数が多くなりコネクタ21,22のピン数が増加する。このため、ポインティングデバイス16との接続とともにPS/2−I/Fでの接続や、USB接続を利用することもできる。
なお、本実施の形態のノートブック型PCではUI部およびBU部の組み合わせが固定されないという点に注意すべきである。具体的には、UI部とBU部との組み合わせによってディスプレイ7の解像度や色数などの仕様の違い、キーボード15のキー配列などの仕様の違い、およびインジケータ62の仕様の違いが生ずる。このため、BU部にはこれらの相違を吸収する仕組みが必要である。ディスプレイ7およびキーボード15の仕様の違いについては、BU部にてあらかじめソフトウェアの設定を行っておくことで対処可能である。
上記のように、本実施の形態のノートブック型PC1では、ディスプレイ7と、キーボード15と、ポインティングデバイス16とを有するUI部と、演算部分と記憶部分と入出力制御部分とを有するBU部とが分離した構成になっている。そして、ノートブック型PC1の使用の際には、上部筐体2と下部筐体3とをドッキングさせる。
UI部とBU部とは、それぞれがラインアップを持って提供されることを想定している。たとえば、上部筐体2は、ディスプレイ7のサイズや解像度に応じて複数のラインアップを持ち、また、下部筐体3は、マザーボードの性能や搭載ドライブの種類に応じて複数のラインアップを持っている。このように、UI部とBU部が分離され、それぞれが複数のラインアップを持っていることで、双方が一体化しているノートブック型PCより構成ユニットおよび構成部品の選択性が向上する。
また、拡張性についても,技術進歩の著しいBU部のみを交換することができるため、通常のノートブック型PCのように全体を買い替える必要がない。また、BU部を更新してもUI部がそのまま流用できるので、たとえばUI上重要な使い慣れたキータッチやキー配列を継続したまま、機能・性能はBU部の置き換えにより最新のものにすることができる。したがって、製品購入後における構成ユニットおよび構成部品の拡張性および交換性を向上することができる。
本実施の形態のノートブック型PCにおいては、ディスプレイ7とキーボード15とはヒンジ23,24によって互いに結合されている。また、嵌合部材5a,5bはヒンジ23,24に連結している。これによる効果を以下に詳細に説明する。
ノートブック型PCでは可搬性を確保することが大きなポイントとなっており、可搬性の確保のためには、ノートブック型PCの小型化および軽量化が必須となる。ただし、小型化といっても底面積は平面ディスプレイのサイズ以下には小さくできないため、一般に小型化の方向性としては、底面積を平面ディスプレイのサイズまで絞った上で、厚みの低減を図る工夫を行っている。
本実施の形態のように上部筐体と下部筐体とに分離する構造の場合、上部筐体および下部筐体のそれぞれが独立して剛性を持たなければならない。そのため、従来の一体化したノートブック型PCと比較して、上部筐体および下部筐体のそれぞれの厚みが強度維持のために増加しやすい。その結果、上部筐体と下部筐体とをドッキングさせた時の合計の厚みが従来のノートブック型PCよりも大きくなりやすい。
図6は、嵌合部材がヒンジに連結していない場合に上部筐体に加わる力を模式的に示す図である。
図6に示すノートブック型PCでは、嵌合部材24bがヒンジ24aに連結していない。嵌合部材24bはヒンジ24aとは離れた位置で下部筐体3の嵌合部材28に嵌合している。特に、ディスプレイがヒンジによって開閉される構造では、ディスプレイの開閉の際にヒンジに大きな力がかかる。図5に示す構造では、ディスプレイ7を開く際にディスプレイ7は右回りに回転する力をヒンジ24aに与える。この力を受けて、ヒンジ24aにおけるキーボード15に固定された部分が、キーボード15に対して上向きの力を与える。ヒンジ24aとは離れた位置に設置されている嵌合部材26はねじなどで固定されているので、キーボード15に対する上向きの力は、上部筐体2を反らせる力となる。したがって、この力を受けても上部筐体が反らないように上部筐体に厚みを持たせてしまうと、上部筐体の薄型化を図ることが難しくなる。
図7は、本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCの上部筐体に加わる力を模式的に示す図である。
図7を参照して、本実施の形態では、嵌合部材5bはヒンジ24に連結しており、嵌合部材28と嵌合している。ディスプレイ7を開く際に右回りに回転する力がヒンジ24に与えられると、この力を受けて、ヒンジ24に連結した嵌合部材5bが嵌合部材28に図7中左向きの力を与える。すなわち、ディスプレイ7を開く際に発生するヒンジ24からの力を嵌合部材5bを介して下部筐体3で受けることができる。このように、上記構成によれば、ヒンジ23,24からの力を上部筐体2で受ける必要がなくなるので、上部筐体2に厚みを持たせる必要がなくなり、上部筐体2を薄型化することができる。
本実施の形態のノートブック型PC1においては、嵌合部材27〜30の各々と勘合した状態の嵌合部材5a,5b,25,26の各々を固定するためのねじ8〜11の各々をさらに備えている。これにより、嵌合部材5a,5b,25,26が嵌合部材27〜30から抜けることを防止できる。その結果、上部筐体2と下部筐体3との結合を強化することができる。
本実施の形態のノートブック型PC1においては、上部筐体2は下面に複数の嵌合部材25,26を有しており、下部筐体3は上面に複数の嵌合部材29,30を有している。嵌合部材25,26とヒンジ23,24とは互いに分離しており、嵌合部材25,26の各々と嵌合部材29,30の各々とは互いに嵌合する。
これにより、嵌合部材25,26がヒンジ23,24と分離しているので、嵌合部材5a,5bとは離れた任意の位置で上部筐体2と下部筐体3とを結合させることができる。したがって、上部筐体2と下部筐体3とを安定して結合することができる。
本実施の形態のノートブック型PC1においては、上部筐体2は下面に複数の嵌合部材5a,5bを有しており、下部筐体3は上面に複数の嵌合部材27,28を有している。これにより、上部筐体2と下部筐体3とを複数の嵌合部材により位置決めすることができるので、上部筐体2を下部筐体3の上部の正しい位置に結合させることが容易にできる。
なお、本実施の形態においては、上部筐体2が凸形状の嵌合部材5a,5b,25,26を有している場合について示したが、上部筐体が凹形状の嵌合部材を有していてもよい。この場合には、下部筐体は凸形状の嵌合部材を有している。また、嵌合部材の数や位置に関しては任意である。さらに本実施の形態においては、コネクタ21,22が互いに勘合する場合について示したが、本発明はこのような場合に限定されるものではなく、接続部材の形状、数、および位置については任意である。
また、本実施の形態においてはノートブック型PCが図4または図5に示すブロック図を有している場合について示したが、本発明の電子機器は図4または図5に示すブロック図を有しているものに限定されるものではない。
(実施の形態2)
図8は、本発明の実施の形態2におけるノートブック型PCの構造を示す分解斜視図である。図8に示すように、本実施の形態のノートブック型PC1aは、上部筐体2に配置され、かつ下部筐体3に懸けるための爪33,34をさらに備えている。また、下部筐体3は爪33,34の各々を挿入するための挿入口である穴31,32をさらに有している。穴31,32の各々は、内部に比べて入り口が狭くなっている。上部筐体2と下部筐体3とが結合する際には、穴31,32の入り口を狭めている部分の下部筐体3に爪33,34が懸けられる。
図9は、爪が配置されている部分の拡大斜視図である。図9に示すように、爪34は支持部材35によって上部筐体2に回転可能に支持されている。また、爪34の上部には、爪34の回転を固定する固定部材としてのロックレバ37が配置されている。ロックレバ37の図9中右側には、ロックレバ37を固定するための突起部38が形成されている。爪34とロックレバ37との交差部分において、爪34とロックレバ37とは互いに連結されている。ロックレバ37を図9中右方向にスライドし、突起部38に固定すると、爪34は右回りに回転した状態でロックされる。また、ロックレバ37を図9中左方向にスライドし、突起部38から外すと、爪34のロックは解除され、爪34は所定の範囲内で自由に回転可能となる。
なお、これ以外のノートブック型PC1aの構成は、図1〜図5に示す実施の形態1のノートブック型PC1の構成とほぼ同様であるので、同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
続いて、上部筐体と下部筐体とを結合する際の爪の動きについて説明する。
図10〜図12は、上部筐体と下部筐体とを結合する際の爪の動きを説明するための模式図である。
図10を参照して、爪34を穴32に挿入して上部筐体2を下部筐体3上に配置する際に、爪34が下部筐体3と接触する。爪34は下部筐体3から左回りに回転する力を受ける。この力を受けてロックレバ37が図10中左方向にスライドし、突起部38から外れる。
ロックレバ37の固定が外れることで、爪34は所定の範囲内で自由に回転可能となる。このため、下部筐体3から力を受けて爪34は左回りに回転して穴32内に入る。
図11を参照して、ロックレバ37を再び図11中右方向にスライドし、突起部38に固定すると、爪34がロックレバ37に連動して右回りに回転する。
図12を参照して、爪34が右回りに回転して固定されると、穴32内において下部筐体3に図12中上方向の力を加える。その結果、上部筐体2と下部筐体3とが固定される。なお、爪33も爪34とほぼ同様の構成となっており、上部筐体2と下部筐体3とを結合する際の爪33の動きも爪34の動きとほぼ同様である。
本実施の形態のノートブック型PC1aは、上部筐体2に配置され、かつ下部筐体3に懸けるための爪33,34をさらに備えている。これにより、上部筐体2と下部筐体3との結合を強化することができる。
本実施の形態のノートブック型PC1aは、爪33,34を上部筐体2に回転可能に支持する支持部材35と、爪33,34の回転を固定するためのロックレバ37とをさらに備えている。下部筐体3は爪33,34を挿入するための穴31,32をさらに有している。爪33,34を穴31,32に挿入する際に、下部筐体3から力を受けてロックレバ37の固定が外れて爪33,34は回転する。
これにより、下部筐体3に懸けた爪33,34の各々の回転をロックレバ37により固定することができるので、上部筐体2と下部筐体3とを爪33,34の各々により安定して固定することができる。また、下部筐体3に爪33,34の各々を懸ける際に爪33,34の固定の解除を確認しなくても爪33,34の各々が回転するので、爪33,34の各々を穴31,32の各々に容易に挿入することができる。
なお、本実施の形態においては、爪33,34が上部筐体2の前方に配置される場合について示したが、爪の形状、数、および位置については任意であり、2つの筐体のいずれかに懸けるものであればよい。したがって、下部筐体3に爪が配置されていてもよい。
(実施の形態3)
図13は、本発明の実施の形態3におけるノートブック型PCの構造を示す斜視図である。図14は、本発明の実施の形態3における複数のLEDが配置されている部分を拡大した分解斜視図である。
図13および図14に示すように、本実施の形態のノートブック型PC1bにおいて、上部筐体2bは、点灯部材としての複数のLED(Light-Emitting Diode)40a〜40gと、窓41と、表示部材43とを有している。LED40a〜40gの各々は、ノートブック型PC1bの動作に応じた点灯をし、LED40a〜40gの各々の点灯は、窓41を介して表示される。ここで、ノートブック型PC1bの動作とは、たとえば電源状態や、ハードディスクの動作状態や、DVDへの書き込み動作などである。
表示部材43は、開口部42から挿入されることにより、窓41に配置される。表示部材43は交換可能である。表示部材43は、LEDの光を透過する透過する透過部分43aと、LEDの光を遮蔽する遮蔽部分43bとを有している。透過部分43aにはLED40a〜40cの点灯の説明がアイコンや文字などによって表示されている。遮蔽部分43bで上部を覆われたLEDは外部から見えない。
LED40a〜40gの点灯は、BU部である下部筐体3の性能によって変化するので、下部筐体3の交換とともに表示部材43も交換される。本実施の形態ではLED40a〜40cのみがノートブック型PC1bの動作に応じた点灯をし、LED40d〜40gがノートブック型PC1bの動作に応じた点灯をするのに使われない(点灯しない)場合について示している。この場合には、LED40a〜40cの上部に透過部分43aが形成され、LED40d〜40gの上部に遮蔽部分43bが形成されているような表示部材43が用いられる。これによりLED40a〜40cのみを外部へ表示することができ、LED40a〜40cの点灯によってノートブック型PC1bの動作を表示することができる。
なお、これ以外のノートブック型PC1bの構成は、図1〜図5に示す実施の形態1のノートブック型PC1の構成とほぼ同様であるので、同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態のノートブック型PC1bにおいては、上部筐体2は、ノートブック型PC1bの動作に応じた点灯をする複数のLED40a〜40gと、複数のLED40a〜40gを表示するための窓41と、複数のLED40a〜40gの点灯の説明を表示するための表示部材43とをさらに有している。表示部材43は交換可能である。
通常、ノートブック型PCには見やすい位置にLEDが設けられており、電源状態、ハードディスクの作動状況などを示す機能が割り当てられている。しかし、必要なインジケータの数や種類は、下部筐体3内のBU部の仕様に依存する。このため、本実施の形態のように、上部筐体2と下部筐体3とが別々の構成である場合には、上部筐体2でLEDの個数や点灯仕様をあらかじめ決めておくことはできない。したがって、上部筐体2には最大限に考えられるLEDを装備しておき、下部筐体3と組み合わせた時に必要なものだけを表示部材43によりマーキングして示すようにして対応することができる。
本実施の形態のノートブック型PC1bにおいて好ましくは、表示部材43は窓41に配置され、かつLED40a〜40gの光を透過する透過する透過部分43aと、LED40a〜40gの光を遮蔽する遮蔽部分43bとを有している。
これにより、不要なLEDを遮蔽部分43bで覆い、必要なLEDを透過部分43aで覆うことで、ノートブック型PC1bの動作に応じた点灯をするLED40a〜40cのみを外部へ表示することができる。
なお、本実施の形態においては、表示部材43が窓41に配置される場合について示したが、表示部材43の位置や形状については任意である。
(実施の形態4)
図15は、本発明の実施の形態4における複数のLEDが配置されている部分を拡大した分解斜視図である。
図15に示すように、本実施の形態においては、表示部材43が、上部筐体2cの窓41の下部に配置されている。表示部材43は凹部44に嵌め込まれており、交換可能となっている。表示部材43には、複数のLED40a〜40dの各々の点灯の説明が表示されている。
なお、これ以外の構成は、図13に示す実施の形態3のノートブック型PC1bの構成とほぼ同様であるので、同一の部材には同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施の形態のように、表示部材43が窓41の下部に設けられていてもよく。表示部材43が凹部44に嵌め込まれており、交換可能となっていてもよい。表示部材43が上記構成であっても実施の形態3とほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、表示部材としては、本実施の形態に示すような構成の他、たとえば筆記具で複数のLED40a〜40gの点灯の説明を記入したテープ状の表示部材であってもよい。この場合には、表示部材をLED40a〜40gの付近に貼り付けることにより本実施の形態の表示部材43とほぼ同様の効果を得ることができる。
以上に開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考慮されるべきである。本発明の範囲は、以上の実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての修正や変形を含むものと意図される。
本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCの構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCの構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態1におけるヒンジの構造を示す側面図である。 本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCのブロック図である。 本発明の実施の形態1の上部筐体の他のブロック図である。 嵌合部材がヒンジに連結していない場合に上部筐体に加わる力を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1におけるノートブック型PCの上部筐体に加わる力を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態2におけるノートブック型PCの構造を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態2における爪が配置されている部分の拡大斜視図である。 上部筐体と下部筐体とを結合する際の爪の動きの第1状態を示す図である。 上部筐体と下部筐体とを結合する際の爪の動きの第2状態を示す図である。 上部筐体と下部筐体とを結合する際の爪の動きの第3状態を示す図である。 本発明の実施の形態3におけるノートブック型PCの構造を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3における複数のLEDが配置されている部分を拡大した分解斜視図である。 本発明の実施の形態4における複数のLEDが配置されている部分を拡大した分解斜視図である。
符号の説明
1,1a,1b ノートブック型PC、2,2b,2c 上部筐体、3 下部筐体、4a,4b 板、4c 揺動部分、4e 溝、5a,5b,24b,25〜30 嵌合部材、7 ディスプレイ、8〜11 ねじ、13 パワーボタン、15 キーボード、15a USBキーボード、16 ポインティングデバイス、16a USBポインティングデバイス、21,22 コネクタ、23,24、24a ヒンジ、31,32 穴、33,34 爪、35 支持部材、37 ロックレバ、38 突起部、40a〜40g LED、41 窓、42 開口部、43 表示部材、43a 透過部分、43b 遮蔽部分、44 凹部、51 CPU、52 コアロジック、53 システムメモリ、54 グラフィックコントローラ、55 ハードディスク、56 光学ディスクドライブ、58 I/Oコントローラ、59,60 USBポート、59a USBハブ、61 EC、62 インジケータ、64 キーボード/マウスコントローラ、67 カードバスコントローラ、68 カードソケット、69 LANコントローラ、70 バッテリーシステム、71〜73,75〜78,80,81 接続バス、74 ATAPI、79 ディスプレイインタフェイス。

Claims (9)

  1. ディスプレイとキーボードと第1の接続部材と第1の嵌合部材とを有する第1の筐体と、
    演算部分と記憶部分と入出力制御部分と第2の接続部材と第2の嵌合部材とを有する第2の筐体とを備え、
    前記第1の嵌合部材と前記第2の嵌合部材とは互いに嵌合し、前記第1の接続部材と前記第2の接続部材とが電気的に接続されることを特徴とする、電子機器。
  2. 前記ディスプレイと前記キーボードとはヒンジによって互いに結合されており、
    前記第1の嵌合部材は前記ヒンジに連結していることを特徴とする、請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記第2の嵌合部材と勘合した状態の前記第1の嵌合部材を固定するためのねじをさらに備えることを特徴とする、請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記第1の筐体は下面に複数の前記第1の嵌合部材を有し、前記第2の筐体は上面に複数の前記第2の嵌合部材を有することを特徴とする、請求項2または3に記載の電子機器。
  5. 前記第1の筐体は下面に複数の第3の嵌合部材を有し、前記第2の筐体は上面に複数の前記第4の嵌合部材を有し、
    前記第3の嵌合部材と前記ヒンジとは互いに分離しており、前記第3の嵌合部材と前記第4の嵌合部材とは互いに嵌合することを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 前記第1の筐体または前記第2の筐体に配置され、かつ前記第2の筐体または前記第1の筐体に懸けるための爪をさらに備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の電子機器。
  7. 前記爪を第1の筐体に回転可能に支持する支持部材と、前記爪の回転を固定するための固定部材とをさらに備え、
    前記第2の筐体は前記爪を挿入するための挿入口をさらに有し、
    前記爪を前記挿入口に挿入する際に、前記第2の筐体から力を受けて前記固定部材の固定が外れて前記爪は回転することを特徴とする、請求項6に記載の電子機器。
  8. 前記第1の筐体は、前記電子機器の動作に応じた点灯をする複数の点灯部材と、前記複数の点灯部材を表示するための窓と、前記複数の点灯部材の各々の点灯の説明を表示するための表示部材とをさらに有し、前記表示部材は交換可能である、請求項1〜7のいずれかに記載の電子機器。
  9. 前記表示部材は前記窓に配置され、かつ前記点灯部材の光を透過する透過する透過部分と、前記点灯部材の光を遮蔽する遮蔽部分とを有することを特徴とする、請求項8に記載の電子機器。
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