JP2005283352A - 反射式光センサを用いた物体検知装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 反射式光センサの不感帯による影響を受けずに物体検知できるようにする。
【解決手段】 反射式光センサ(3)を内蔵した物体検知装置において、装置内に所定長以上の投受光用光路(4)を形成し、装置外部における不感帯を極く短くする、或いは無くすようにしたものである。
【選択図】 図1
【解決手段】 反射式光センサ(3)を内蔵した物体検知装置において、装置内に所定長以上の投受光用光路(4)を形成し、装置外部における不感帯を極く短くする、或いは無くすようにしたものである。
【選択図】 図1
Description
本発明は自動改札装置のような反射式光センサを用いた物体検知装置に関する。
従来、物体の検知に透過式光センサや反射式光センサが用いられている。透過式光センサは、一対の投光器と受光器を対向配置し、投受光器間の物体の存在による受光量の変化を検知するものである。また、反射式光センサは一対の投光器と受光器を両者間の中心線の方へ向けて近接配置し、物体からの反射光を受光し、受光量の変化を検知するものである。
図2は透過式光センサと反射式光センサを用いた自動改札装置の例を示す図である。
自動改札装置1の低い位置に透過式光センサ2(投光器2a、受光器2b)を、高い位置に反射式光センサ3を配置する。そして、通路内に物体がある、例えば人が通ると、透過式光センサ2は投光した光が遮断されるのを受光器で検知し、反射式光センサ3は投光された光が物体(人)で反射されるのを捕らえて検知する。自動改札装置の場合、子供が通るのを検知するために、高低の位置に透過式光センサ2と反射式光センサ3をそれぞれ配置している。
自動改札装置1の低い位置に透過式光センサ2(投光器2a、受光器2b)を、高い位置に反射式光センサ3を配置する。そして、通路内に物体がある、例えば人が通ると、透過式光センサ2は投光した光が遮断されるのを受光器で検知し、反射式光センサ3は投光された光が物体(人)で反射されるのを捕らえて検知する。自動改札装置の場合、子供が通るのを検知するために、高低の位置に透過式光センサ2と反射式光センサ3をそれぞれ配置している。
ところで、反射式光センサでは、図3に示すように、投光器3aと受光器3bを両者間の中心線の方向に向けて近接配置し、中心線上の物体からの反射光を受光している。そのため、図3(a)に示すように所定距離離れている場合は検知できるが、図3(b)に示すように物体が近接しすぎると、反射光を捕らえることができない。このように、反射式光センサでは、センサ近傍にある物体を検知できない不感帯が存在する。そのため、例えば、図4に示すように、自動改札装置1の通路を人がセンサに極く接近して通った場合、検知することができないという不具合が発生する。
本発明は上記課題を解決しようとするものであり、反射式光センサの不感帯による影響を受けずに物体検知ができるようにすることを目的とする。
そのために本発明は、反射式光センサを内蔵した物体検知装置において、装置内に所定長以上の投受光用光路を形成し、装置外部における不感帯を無くすようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、前記反射式光センサを内蔵した物体検知装置が、さらに透過式光センサを備えた自動改札装置であることを特徴とする。
そのために本発明は、反射式光センサを内蔵した物体検知装置において、装置内に所定長以上の投受光用光路を形成し、装置外部における不感帯を無くすようにしたことを特徴とする。
また、本発明は、前記反射式光センサを内蔵した物体検知装置が、さらに透過式光センサを備えた自動改札装置であることを特徴とする。
本発明は、反射式光センサを用いた物体検知装置内に所定長以上の投受光用光路を形成することにより、装置外部における不感帯を極く短くする、或いは無くすことができる。そのため、物体が装置に接近した場合でも、支障なく検知することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は自動改札装置に適用した本実施形態の物体検知装置の例を示す図である。
図において、自動改札装置1の低い位置に透過式光センサ2(投光器2a、受光器2b)を、高い位置に反射式光センサ3を配置するのは、図2、図4の場合と同様である。本実施形態では、反射式光センサ3を自動改札装置1内に設置する場合、光センサ3から自動改札装置1より外に光が出ていくまでの間に所定長以上の光路4を形成し、この光路が不感帯の距離程度か、それ以上となるように設定する。これにより装置外部における不感帯を無くす、或いは極く短くすることができる。光路4を形成するためには、例えば、自動改札装置1の側板内面に反射面を形成し、光センサからの光が何回か反射した後、外部に出ていくようにし、物体からの反射光はこの光路を通って光センサで受光するようにすればよい。その結果、自動改札装置1の外部における不感帯を無くす、或いは極く短くすることができるので物体が自動改札装置1の側面に極く接近しても支障なく検知することが可能である。また、装置内面での反射を利用して光路4を形成することにより、ごく狭いスペースにセンサを配置しなければならない場合でも対応可能である。
図1は自動改札装置に適用した本実施形態の物体検知装置の例を示す図である。
図において、自動改札装置1の低い位置に透過式光センサ2(投光器2a、受光器2b)を、高い位置に反射式光センサ3を配置するのは、図2、図4の場合と同様である。本実施形態では、反射式光センサ3を自動改札装置1内に設置する場合、光センサ3から自動改札装置1より外に光が出ていくまでの間に所定長以上の光路4を形成し、この光路が不感帯の距離程度か、それ以上となるように設定する。これにより装置外部における不感帯を無くす、或いは極く短くすることができる。光路4を形成するためには、例えば、自動改札装置1の側板内面に反射面を形成し、光センサからの光が何回か反射した後、外部に出ていくようにし、物体からの反射光はこの光路を通って光センサで受光するようにすればよい。その結果、自動改札装置1の外部における不感帯を無くす、或いは極く短くすることができるので物体が自動改札装置1の側面に極く接近しても支障なく検知することが可能である。また、装置内面での反射を利用して光路4を形成することにより、ごく狭いスペースにセンサを配置しなければならない場合でも対応可能である。
なお、上記説明では自動改札装置の例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、反射式光センサを用いる物体検知装置であればどのようなものにも適用可能である。
本発明によれば、反射式光センサを用いた物体検知装置内に所定長以上の投受光用光路を形成することにより、不感帯の影響を受けずに物体検知することができるので産業上の利用価値は極めて大きい。
1…自動改札装置、2…透過式光センサ、3…反射式光センサ、4…投受光用光路。
Claims (2)
- 反射式光センサを内蔵した物体検知装置において、装置内に所定長以上の投受光用光路を形成し、装置外部における不感帯を無くすようにしたことを特徴とする反射式光センサを用いた物体検知装置。
- 前記反射式光センサを内蔵した物体検知装置が、さらに透過式光センサを備えた自動改札装置であることを特徴とする請求項1記載の物体検知装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098157A JP2005283352A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 反射式光センサを用いた物体検知装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004098157A JP2005283352A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 反射式光センサを用いた物体検知装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005283352A true JP2005283352A (ja) | 2005-10-13 |
Family
ID=35181903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004098157A Pending JP2005283352A (ja) | 2004-03-30 | 2004-03-30 | 反射式光センサを用いた物体検知装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005283352A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006146733A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Omron Corp | ゲート装置 |
CN103984041A (zh) * | 2014-06-05 | 2014-08-13 | 易程(苏州)电子科技股份有限公司 | 检票闸机的监控设备及其方法 |
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2004
- 2004-03-30 JP JP2004098157A patent/JP2005283352A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006146733A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Omron Corp | ゲート装置 |
JP4600009B2 (ja) * | 2004-11-24 | 2010-12-15 | オムロン株式会社 | ゲート装置 |
CN103984041A (zh) * | 2014-06-05 | 2014-08-13 | 易程(苏州)电子科技股份有限公司 | 检票闸机的监控设备及其方法 |
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