JP2005282614A - パーキングブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力消費を伴わない簡単な構造で自動パーキングブレーキ状態を得ることができるようにする。
【解決手段】パーキング用制御液圧の作用に応じた前進作動によってパーキングブレーキ状態を得ることを可能としたパーキングピストン24の後方でケーシング23内には、パーキングピストン24を前進位置で機械的にロックすべくパーキングピストン24の前進作動に応じて自動的にロック作動するとともにパーキング解除用制御液圧の作用に応じてロック解除作動するロック機構25が設けられ、このロック機構25は、パーキングピストン24の軸線と直交する軸線を有してパーキングピストン24の後方に配置されるとともに少なくともパーキングピストン24の前進作動時にはパーキングピストン24に前方に向けての付勢力を作用せしめるロックピストン30を含み、ロックピストン30の両端部がケーシング23に摺動可能に嵌合、支持される。
【選択図】 図2

Description

本発明は、パーキングブレーキ装置に関し、特に、ブレーキピストンをその液圧作動状態でロックすることにより、パーキングブレーキ状態を得るようにしたパーキングブレーキ装置に関する。
このようなパーキングブレーキ装置は、たとえば特許文献1および特許文献2等で既に知られている。
特表平10−512947号公報 特表2000−504811号公報
ところで、上記特許文献1では、ブレーキピストンが、前部および後部ブレーキピストンに分割されるとともに、後部ブレーキピストンの前端に当接する伝達部材と、前部ブレーキピストンに固定される閉塞板との間にばねが縮設され、前部ブレーキピストンの後方でブレーキキャリパの内面に刻設される内歯に噛合し得るラッチが、前記伝達部材が後部ブレーキピストンの前端に当接した状態では内歯に係合するものの伝達部材が後部ブレーキピストンの前端から前方に相対移動移動したときにはばね付勢力で内歯との係合を解除するようにしてブレーキキャリパ内に収納され、前記後部ブレーキピストンには、伝達部材を後部ブレーキピストンに対して軸方向に相対移動させ得る補助ピストンが摺動自在に嵌合されている。しかるにブレーキキャリパの内面に内歯を刻設せねばならず、またブレーキピストンを前部および後部ブレーキピストンに分割しつつラッチをブレーキキャリパ内に収納するようにしているので、ブレーキキャリパ内の構造が複雑となる。
また上記特許文献2では、ブレーキピストンに前端部が固定的に連結される調整ボルトに調整ナットが螺合され、この調整ナットをケーシングに摩擦係合させる電磁力を発揮する電磁石が前記調整ナットの後方でブレーキキャリパ内に配設されており、パーキングブレーキ状態を得るときには、ブレーキ液圧をブレーキピストンに作用せしめた状態で前記電磁石により調整ナットをケーシングに摩擦係合させることにより、ブレーキピストンの後退を阻止するようにしている。しかるに電磁石をブレーキキャリパ内に収納させる必要があり、構造が複雑となるだけでなく、パーキングブレーキ状態では電磁石の巻線への通電状態を維持する必要があるので、消費電力量が多くなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、電力消費を伴わない簡単な構造でパーキングブレーキ状態を得ることができるようにしたパーキングブレーキ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、背面側へのパーキング用制御液圧の作用に応じた前進作動によってパーキングブレーキ状態を得ることを可能としてケーシングに摺動可能に嵌合されるパーキングピストンと、該パーキングピストンを前進位置で機械的にロックすべく前記パーキングピストンの前進作動に応じて自動的にロック作動するとともにパーキング解除用制御液圧の作用に応じてロック解除作動するようにして前記パーキングピストンよりも後方側で前記ケーシング内に設けられるロック機構と、液圧発生源と、該液圧発生源の発生液圧を制御して前記パーキング用制御液圧および前記パーキング解除用制御液圧を得ることを可能とした液圧制御手段とを含み、前記ロック機構は、前記パーキングピストンの軸線と直交する軸線を有して前記パーキングピストンの後方に配置されるとともに少なくとも前記パーキングピストンの前進作動時には該パーキングピストンに前方に向けての付勢力を作用せしめるロックピストンを含み、該ロックピストンの両端部が前記ケーシングに摺動可能に嵌合、支持されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、パーキングピストンの背面側にパーキング用制御液圧を作用させると、パーキングピストンが前進するとともにロック機構がパーキングピストンの前進位置を機械的にロックするので、パーキングブレーキ状態を自動的に得ることができ、またパーキングブレーキ状態を解除するときには、パーキング解除用制御液圧をロック機構に作用せしめればよく、パーキングブレーキ状態では電力消費を伴わない簡単な構造でパーキングブレーキ状態を自動的に得ることができる。
しかもロック機構は、パーキングピストンの前進作動時には該パーキングピストンに前方に向けての付勢力を作用せしめるようにしてパーキングピストンよりも後方に配置されるとともに、両端部がケーシングに摺動、支持されるロックピストンを含むものであり、パーキングピストンを前進作動状態でロックしたときにロックピストンに作用する反力を該ロックピストンの軸方向両端側に分散するようにしてケーシングで両持ち支持することができ、ケーシングにおいてロックピストンを支持する部分の強度増大のための肉厚増大を回避して軽量化を図ることができ、またケーシングにおいてロックピストンを収納する部分の軸方向長さを比較的短くしてケーシングの軸方向短縮化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
図1〜図3は本発明の一実施例を示すもので、図1は車両用ブレーキ装置の液圧回路図、図2は非パーキングブレーキ時のディスクブレーキの縦断面図、図3は図2の要部拡大図、図4はパーキングブレーキ状態での図3に対応した断面図である。
先ず図1において、タンデム型のマスタシリンダMは、車両運転者がブレーキペダルPに加える踏力に応じたブレーキ液圧を発生する第1および第2出力ポート1A,1Bを備えており、第1出力ポート1Aは第1出力液圧路3Aに接続され、第2出力ポート1Bは第2出力液圧路3Bに接続される。
第1出力液圧路3Aは、常開型電磁弁であるカット弁17Aを介して第1液圧路20Aに接続され、第2出力液圧路3Bは、常開型電磁弁であるカット弁17Bを介して第2液圧路20Bに接続される。
第1液圧路20Aは、常開型電磁弁である入口弁6Aを介してパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキである左前輪用車輪ブレーキ2Aに接続されるとともに、常開型電磁弁である入口弁6Bを介してディスクブレーキである右後輪用車輪ブレーキ2Bに接続される。また第2液圧路20Bは、常開型電磁弁である入口弁6Cを介してパーキングブレーキ機構付きディスクブレーキである右前輪用車輪ブレーキ2Cに接続されるとともに、常開型電磁弁である入口弁6Dを介してディスクブレーキである左後輪用車輪ブレーキ2Dに接続される。さらに各入口弁6A〜6Dにはチェック弁7A〜7Dがそれぞれ並列に接続される。
第1液圧路20Aに対応した第1リザーバ8Aと左前輪用車輪ブレーキ2Aおよび右後輪用車輪ブレーキ2Bとの間には常閉型電磁弁である出口弁9A,9Bがそれぞれ設けられ、第2液圧路20Bに対応した第2リザーバ8Bと右前輪用車輪ブレーキ2Cおよび左後輪用車輪ブレーキ2Dとの間には常閉型電磁弁である出口弁9C,9Dがそれぞれ設けられる。
第1および第2リザーバ8A,8Bは、共通な電動モータ11で駆動される第1および第2ポンプ10A,10Bの吸入側にそれらのポンプ10A,10B側へのブレーキ液の流通を許容する一方向弁19A,19Bを介して接続される。また前記第1および第2出力液圧路3A,3Bは、常閉型電磁弁であるサクション弁18A,18Bを介して第1および第2ポンプ10A,10Bおよび前記一方向弁19A,19B間に接続され、第1および第2液圧路20A,20Bは第1および第2ダンパ13A,13Bを介して第1および第2ポンプ10A,10Bの吐出側に接続される。
各車輪がロックを生じる可能性のない通常ブレーキ時には、各入口弁6A〜6Dが消磁、開弁状態とされるとともに各出口弁9A〜9Dが消磁、閉弁状態とされ、マスタシリンダMの第1出力ポート1Aから出力されるブレーキ液圧は入口弁6A,6Bを介して左前輪および右後輪用車輪ブレーキ2A,2Bに作用する。またマスタシリンダMの第2出力ポート1Bから出力されるブレーキ液圧は、入口弁6C,6Dを介して右前輪用および左後輪用車輪ブレーキ2C,2Dに作用する。
上記ブレーキ中に車輪がロック状態に入りそうになったときには入口弁6A〜6Dのうちロック状態に入りそうになった車輪に対応する入口弁が励磁、閉弁されるとともに、出口弁9A〜9Dのうち上記車輪に対応する出口弁が励磁、開弁される。これにより、ロック状態に入りそうになった車輪のブレーキ液圧の一部が第1リザーバ8Aまたは第2リザーバ8Bに吸収され、ロック状態に入りそうになった車輪のブレーキ液圧が減圧されることになる。
またブレーキ液圧を一定に保持する際には、入口弁6A〜6Dが励磁、閉弁されるとともに出口弁9A〜9Dが消磁、閉弁されることになり、さらにブレーキ液圧を増圧する際には、入口弁6A〜6Dが消磁、開弁状態とされるともに、出口弁9A〜9Dが消磁、閉弁状態とされればよい。
このように各入口弁6A〜6Dおよび各出口弁9A〜9Dの消磁・励磁を制御することにより、車輪をロックさせることなく、効率良く制動することができる。
ところで、上述のようなアンチロックブレーキ制御中に、電動モータ11は回転作動し、この電動モータ11の作動に伴って第1および第2ポンプ10A,10Bが駆動されるので、第1および第2リザーバ8A,8Bに吸収されたブレーキ液は、第1および第2ポンプ10A,10Bに吸入され、次いで第1および第2ダンパ13A,13Bを経て第1および第2出力液圧路3A,3Bに還流される。このようなブレーキ液の還流によって、第1および第2リザーバ8A,8Bのブレーキ液の吸収によるブレーキペダルPの踏み込み量の増加を防ぐことができる。しかも第1および第2ポンプ10A,10Bの吐出圧の脈動は第1および第2ダンパ13A,13Bの働きにより抑制され、上記還流によってブレーキペダルPの操作フィーリングが阻害されることはない。
而してサクション弁18A,18Bを励磁、開弁するとともにカット弁17A,17Bを励磁、閉弁した状態で電動モータ11を作動せしめることにより、液圧発生源として機能する第1および第2ポンプ10A,10Bが、マスタシリンダM側からブレーキ液を吸入して加圧したブレーキ液を前記第1および第2液圧路20A,20Bに吐出することになる。
また左前輪および右前輪用車輪ブレーキ2A,2Cには、ブレーキ液圧を検出するための圧力センサ15A,15Bが接続される。
図2において、パーキングブレーキ機構付きディスクブレーキである左前輪用車輪ブレーキ2Aでは、車輪とともに回転するブレーキディスク71の両側に第1摩擦パッド72および第2摩擦パッド73が対向して配置される。これらの第1および第2摩擦パッド72,73は、ブレーキディスク71に当接可能なライニング72a,73aと、ライニング72a,73aの背面側に固定された裏板72b,73bとで構成されるものであり、車体に固定されたブラケット74に、前記裏板72b,73bがブレーキピストン78の軸線方向に移動自在に支持される。またブラケット74には、第1および第2摩擦パッド72,73を跨ぐブレーキキャリパ75が前記ブレーキピストン78の軸線方向に移動自在に支持される。
ブレーキキャリパ75は、第1摩擦パッド72の裏板72bに対向する第1挟み腕75aと、第2摩擦パッド73の裏板73bに対向する第2挟み腕75bとを備えており、第1および第2挟み腕75a,75bはブレーキディスク71の外周部を通る架橋部75cにより一体に連結される。第1挟み腕75aにはシリンダ孔76が設けられており、このシリンダ孔76にカップ状のブレーキピストン78がシール部材77を介して摺動自在に嵌合される。第1摩擦パッド72の裏板72bに当接可能に対向するブレーキピストン78の先端部はベローズ状のダストカバー79によってシリンダ孔76の開口端に接続され、またブレーキピストン78の背面を臨ませるブレーキ液圧室80が第1挟み腕75a内に形成され、このブレーキ液圧室80は、第1挟み腕75aに設けられるポート81を介して入口弁6Aに接続される。
前記ブレーキキャリパ75の第1挟み腕75a内には、アジャスト機構82が設けられるものであり、このアジャスト機構82は、ブレーキピストン78に相対回転不能に連結されて前記ブレーキ液圧室80に収納される調整ナット83と、該調整ナット83に前端部が螺合される調整ボルト84と、前記ブレーキ液圧室80の後部に配置されるとともに軸線まわりの回転を不能としつつ軸線方向の移動を可能としてブレーキキャリパ75に液密にかつ摺動自在に嵌合される中継ピストン85と、前記調整ボルト84の後部に一体にかつ同軸に連設されて前記中継ピストン85に液密にかつ摺動自在に嵌合されるとともに前記中継ピストン85に摩擦係合する方向に弾発付勢される小ピストン86とを備える。
ブレーキキャリパ75の第1挟み腕75aにおいてブレーキディスク71とは反対側の端部にはシリンダ孔76よりも小径の中継シリンダ孔87が同軸に設けられており、段付きの中継ピストン85の後部が、その前部をシリンダ孔76の後部に挿入しつつシール部材88を介して中継シリンダ孔87に摺動自在に嵌合される。しかもブレーキキャリパ75および中継ピストン85には、シリンダ孔76および中継シリンダ孔87と平行な軸線を有してシリンダ孔76の軸線からオフセットした位置に配置される規制ピン89の両端部が嵌合される。これにより中継ピストン85は、シリンダ孔76および中継シリンダ孔87と同軸の軸線まわりに回転することが阻止されるとともに前記軸線に沿う方向への移動を可能としてブレーキキャリパ75に支承されることになる。
中継ピストン85には、テーパ状のクラッチ面90を前端開口部に備える小シリンダ孔91が同軸に設けられる。一方、調整ボルト84の後部には、前記クラッチ面90に摩擦係合し得る可動クラッチ体92と、前記小シリンダ孔91に液密にかつ摺動自在に嵌合する小ピストン86とが同軸にかつ一体に連設される。
シリンダ孔76の内面に装着されたクリップ94に係合支持されるリテーナ95には、可動クラッチ体92を中継ピストン85のクラッチ面90に摩擦係合させるばね力を発揮するクラッチばね93の一端が当接され、該クラッチばね93の他端は、ボールベアリング96を介して可動クラッチ体92に当接する。
調整ナット83および調整ボルト84は、ピッチの粗い複数条のねじ山およびねじ溝を有する早ねじ97により噛み合っている。調整ナット83をブレーキピストン78側に付勢するばね力を発揮するオーバーアジャスト防止ばね98の一端が調整ナット83に当接され、ブレーキピストン78の内面に装着されたクリップ99に係合支持されるリテーナ100に前記オーバーアジャスト防止ばね98の他端が当接、支持される。
調整ナット83およびブレーキピストン78は、それらの当接部の凹凸係合により相対回転不能であり、かつ第1摩擦パッド72の裏板72bおよびブレーキピストン78は、それらの凹凸係合により相対回転不能である。
このようなアジャスト機構82では、通常ブレーキ時にブレーキ液圧室80に液圧が供給されると、その液圧を受けたブレーキピストン78がシール部材77を弾性変形させながらシリンダ孔76内を図2の左側に移動し、第1摩擦パッド72をブレーキディスク71の一側面に押し付けると、その反作用でブレーキキャリパ75がブレーキピストン78の移動方向と逆方向の右側に移動し、第2挟み腕75bが第2摩擦パッド73をブレーキディスク71の他側面に押し付ける。その結果、第1および第2摩擦パッド72,73がブレーキディスク71の両面に均等な面圧で当接し、車輪を制動するブレーキ力が発生する。
上記ブレーキ中に、ブレーキ液圧室80に供給された液圧は、調整ナット83には軸線方向の荷重を発生させることはないが、調整ナット83に噛み合う調整ボルト84と一体の可動クラッチ体92には、小ピストン86の断面積に前記液圧を乗算した大きさの右向きの荷重を発生させ、その荷重に応じた摩擦係合力が可動クラッチ体92および中継ピストン85のクラッチ面90間に作用する。
ところで、通常ブレーキ時にはブレーキ液圧室80に作用する液圧は比較的低いため、可動クラッチ体92および中継ピストン85間に作用する摩擦係合力も比較的小さい。このため第1および第2摩擦パッド72,73のライニング72a,73aの摩耗の進行に伴ってブレーキピストン78が前進すると、調整ナット83はオーバーアジャスト防止ばね98の弾発力によりブレーキピストン78と共に前進し、調整ナット83に噛み合う調整ボルト84と一体の可動クラッチ体92が、ブレーキ液圧室80に作用する液圧およびクラッチばね93の弾発力に抗して中継ピストン85のクラッチ面90から引き離される。
可動クラッチ体92が中継ピストン85のクラッチ面90から離れると、可動クラッチ体92に作用する液圧およびクラッチばね93の弾発力で右向きに付勢された調整ボルト84は、回転不能な調整ナット83に対して早ねじ97において相対回転しながら右向きに移動し、可動クラッチ体92が中継ピストン85のクラッチ面90に再び係合する。このとき、クラッチばね93との間に配置したボールベアリング96の作用で可動クラッチ体92のスムーズな回転が可能になる。
このようにして、第1および第2摩擦パッド72,73におけるライニング72a,73aの摩耗が進行するに伴い、その摩耗量を補償するように調整ボルト84に対して調整ナット83が左側に相対移動するため、非制動時における第1および第2摩擦パッド72,73のライニング72a,73aとブレーキディスク71とのクリアランスを自動的に一定に保つことができる。
ブレーキ状態を解除すべくブレーキ液圧室80に作用する液圧を減圧すると、シール部材77の変形復元力でブレーキピストン78は後退するが、その後退力が調整ナット83および調整ボルト84を介して可動クラッチ体92を中継ピストン85のクラッチ面90に係合させるため、調整ナット83に対する調整ボルト84の相対回転が規制される。したがってブレーキピストン78は調整ナット83および調整ボルト84間のバックラッシュ分のストロークしか後退することができず、第1および第2摩擦パッド72,73と、ブレーキディスク71との間には前記バックラッシュ分の適正なクリアランスが与えられる。
また強力な制動が行われた場合には、ブレーキ液圧室80の液圧がブレーキキャリパ75を変形させるような所定値に上昇するまで上記自動調整が行われ、その液圧が前記所定値を超えると、可動クラッチ体92が中継ピストン85のクラッチ面90に液圧で強く押し付けられるため、可動クラッチ体92および中継ピストン85が相対回転不能に結合される。その結果、調整ボルト84が回転不能に拘束され、もともと回転不能な調整ナット83は調整ボルト84上に留まるため、液圧によるブレーキキャリパ75の弾性変形に伴ってブレーキピストン78が更に前進すると、オーバーアジャスト防止ばね98を圧縮しつつ、調整ナット83を残してブレーキピストン78だけが前進する。このようにして、強力な制動が行われた場合の調整ナット83および調整ボルト84間のオーバーアジャストが防止される。
図3を併せて参照して、ブレーキキャリパ75の第1挟み腕75aには、ブレーキディスク71とは反対側に延びるケーシング23が連設されており、中継ピストン85に後方側から当接するパーキングピストン24がケーシング23に摺動可能に嵌合される。
ケーシング23は、前記ブレーキキャリパ75のシリンダ孔76と同軸の摺動孔26を形成するものであり、背面へのパーキング用制御液圧の作用に応じた前進作動によってパーキングブレーキ状態を得ることを可能としたパーキングピストン24が前記中継ピストン85に後方から当接するようにして前記摺動孔26に摺動可能に嵌合され、パーキングピストン24を前進位置で機械的にロックすべく前記パーキングピストン24の前進作動に応じて自動的にロック作動するとともにパーキング解除用制御液圧の作用に応じてロック解除作動するロック機構25が、前記パーキングピストン24よりも後方側でケーシング23内に設けられる。
前記摺動孔26は、中継シリンダ孔87よりも大径にして該中継シリンダ孔87の後端に同軸に連なる前部摺動孔部26aと、前部摺動孔部26aよりも小径に形成されて該前部摺動孔部26aの後端に同軸に連なるとともに後部摺動孔部26bとを有し、前部摺動孔部26aおよび後部摺動孔部26b間でケーシング23の内面には前方に臨む環状の段部26cが形成され、摺動孔部26bの後端はケーシング23の後端壁23aで閉じられる。
パーキングピストン24は、前部摺動孔部26aに摺動可能に嵌合される大径部24aと、後方に臨む環状の段部24cを大径部24aとの間に形成して大径部24aの後部に同軸に連なるとともに後部摺動孔26bに摺動可能に嵌合される小径部24bとを一体に有するものであり、その前端中央部には、中継ピストン85を後方から押圧するための押圧ロッド24dが一体にかつ同軸に連設される。
パーキングピストン24における段部24cおよびケーシング23の段部26c間でケーシング23およびパーキングピストン24間には、パーキングピストン24にその背面側からパーキング用制御液圧を作用せしめるための環状のパーキング用制御液圧室27が形成されるものであり、パーキング用制御液圧室27を両側からシールする環状のシール部材28,29がパーキングピストン24における大径部24aおよび小径部24bの外面に装着される。しかもパーキング用制御液圧室27に臨むパーキングピストン24の受圧面積は、ブレーキ液圧室80に臨む小ピストン86の受圧面積よりも大きく設定される。
ロック機構25は、パーキングピストン24の前進作動時には該パーキングピストン24に前方に向けての付勢力を作用せしめるようにしてパーキングピストン24の後方に配置されるロックピストン30を含む。
ロックピストン30は、パーキングピストン24の軸線と直交する軸線を有するものであり、該ロックピストン30の両端部はケーシング23に摺動、支持される。すなわちロックピストン30は、ケーシング23に摺動、支持される一端側の小径軸30aと、小径軸部30aよりも大径に形成されるとともにケーシング23に摺動、支持される他端側の大径筒部30bと、小径軸部30aおよび大径筒部30b間を結ぶテーパー部30cとを一体にかつ同軸に備え、パーキングピストン24の後方で摺動孔26の後部摺動孔26bを横切るように配置される。
ケーシング23には、ロックピストン30の小径軸部30aを摺動可能に嵌合せしめるとともに小径軸部30aとの間にパーキング解除用制御液圧室31を形成する有底のシリンダ穴32が設けられ、シリンダ穴32の内面に摺接する環状のシール部材33が小径軸部30aの外面に装着される。
また前記シリンダ穴32と同軸の支持孔33が、前記大径筒部30bを摺動可能に嵌合せしめるようにしてケーシング23に設けられており、この支持孔33の外端開口部は、ケーシング23に螺合される蓋部材34で閉じられる。しかも支持孔33内には、前記蓋部材34およびロックピストン30間に縮設されるばね35が収容されており、このばね35が発揮するばね力により、ロックピストン30は、軸方向一端側すなわちパーキング解除用制御液圧室31の容積を縮小する側に付勢される。
またロック機構25は、前記ロックピストン30のテーパー部30cと、パーキングピストン24における小径部24bの後端間に介装される球体36をも備えるものであり、この球体36は、前記パーキングピストン24における小径部24bの後端中央部に設けられたテーパー状の受け入れ凹部37に転動可能に収容されるとともに、前記テーパー部30cに転動可能に接触する。
このようなロック機構25によれば、ロックピストン25がばね35によって軸方向一方側に弾発付勢されており、ロックピストン30のテーパー部30cが球体36を介してパーキングピストン24に連接されるので、ばね35は、テーパー部30cおよび球体36を介してパーキングピストン24に前方側に向けてのばね付勢力を作用せしめることになる。而して前記ばね35のばね荷重は、パーキングピストン24に作用する前方側に向けてのばね付勢力がアジャスト機構82におけるクラッチばね93のばね荷重よりも小さくなるように設定される。
パーキング用制御液圧室27に作用せしめるパーキング用制御液圧ならびにパーキング解除用制御液圧室31に作用せしめるパーキング解除用制御液圧は、電動モータ11で駆動されることで液圧発生源として機能する第1ポンプ10Aから吐出される液圧を液圧制御手段40Aで制御することにより得られるものであり、この液圧制御手段40Aは、パーキング用制御液圧室27に通じてケーシング23に設けられる液圧路43および入口弁6A間に介設される第1常閉型電磁弁41と、パーキング解除用制御液圧室31に通じてケーシング23に設けられる液圧路44および前記入口弁6A間に介設される第2常閉型電磁弁42とを備える。
パーキングブレーキ状態を得るときには、電動モータ11により第1ポンプ10Aを駆動し、カット弁17Aを励磁、閉弁するとともにサクション弁18Aを励磁、開弁し、さらに液圧制御手段40Aの第1常閉型電磁弁41を励磁、開弁する。これによりブレーキ液圧室80にブレーキ液圧を作用させるとともにパーキング用制御液圧室27にパーキング用制御液圧を作用させ、さらに第2常閉型電磁弁42を励磁、開弁することによってパーキング解除用制御液圧室31に液圧を作用させることで、ロックピストン30のばね35による軸方向一方側への移動を抑えつつ、ブレーキピストン78およびパーキングピストン24を前進せしめる。次いで、第1電磁常閉型電磁弁41を消磁、閉弁するとともに、電動モータ11による第1ポンプ10Aの駆動を停止し、カット弁17Aを消磁、開弁するとともにサクション弁18Aを消磁、閉弁すると、パーキング解除用制御液圧室31の液圧が解放され、図4で示すように、ロックピストン30がばね35のばね力で軸方向一方に作動し、パーキングピストン24の前進およびロックピストン30の軸方向一方への移動に応じてロック機構25がロック作動する。但しロックピストン25の軸方向一方への移動が完了した時点で、第1常閉型電磁弁41を一時的に励磁、開弁してパーキング制御用液圧室27の残圧を抜く。
このようにパーキングピストン24がその前進作動によってロックされると、パーキングピストン24が前端に備える押圧ロッド24dで中継ピストン85が前進せしめられることになり、中継ピストン85の移動が可動クラッチ体92、調整ボルト84および調整ナット83を介してブレーキピストン78を前進せしめ、通常ブレーキ時と同様に、第1、第2摩擦パッド72,73のライニング72a,73aをブレーキディスク71の両面に押し付けて制動力を発生させることによりパーキングブレーキ状態を得ることができる。
このパーキングブレーキ状態を得る過程で中継ピストン85および可動クラッチ体92はパーキングピストン24による押圧力で相対回転不能に摩擦係合するため、調整ボルト84および調整ナット83の相対回転が規制される。したがって左前輪用車輪ブレーキ2Aがパーキングブレーキとして機能するときには、アジャスト機構82による上記自動調整は行われない。
また通常ブレーキ操作中にパーキングブレーキ状態を得るときには、圧力センサ15Aの検出値が充分に高いときには、マスタシリンダMを液圧発生源として用い、電動モータ11による第1ポンプ10Aの駆動を行なわず、しかもカット弁17Aを消磁、開弁するとともにサクション弁18Aを消磁、閉弁した状態で液圧制御手段40Aを作動せしめればよく、また圧力センサ15Aの検出値が低いときには、電動モータ11による第1ポンプ10Aの駆動を実行しつつカット弁17Aを励磁、閉弁するとともにサクション弁18Aを励磁、開弁し、液圧制御手段40Aを作動せしめればよく、さらに圧力センサ15Aの検出値にかかわらず、電動モータ11による第1ポンプ10Aの駆動を実行しつつカット弁17Aを励磁、閉弁するとともにサクション弁18Aを励磁、開弁し、液圧制御手段40Aを作動せしめるようにしてもよい。
右前輪用車輪ブレーキ2Cは、上述の左前輪用車輪ブレーキ2Aと同様に構成されており、右前輪用車輪ブレーキ2Cのパーキングブレーキ状態を得るときには、サクション弁18Bを励磁、開弁するとともにカット弁17Bを励磁、閉弁した状態で電動モータ11を作動せしめることにより、第2ポンプ10Bを液圧発生源として機能せしめ、液圧制御手段40Bの作動を制御するようにすればよい。
次にこの実施例の作用について説明すると、パーキングピストン24の背面側にパーキング用制御液圧を作用させると、パーキングピストン24が前進するとともにロック機構25がパーキングピストン24の前進位置を機械的にロックするので、パーキングブレーキ状態を自動的に得ることができ、またパーキングブレーキ状態を解除するときには、パーキング解除用制御液圧をロック機構25に作用せしめればよく、パーキングブレーキ状態では電力消費を伴わない簡単な構造でパーキングブレーキ状態を自動的に得ることができる。
しかもロック機構25は、パーキングピストン24の前進作動時には該パーキングピストン24に前方に向けての付勢力を作用せしめるようにしてパーキングピストン24よりも後方に配置されるとともに、両端部がケーシング23に摺動、支持されるロックピストン30を含むものであり、パーキングピストン24を前進作動状態でロックしたときにロックピストン30に作用する反力を該ロックピストン30の軸方向両端側に分散するようにしてケーシング23で両持ち支持することができる。
したがってケーシング23においてロックピストン30を支持する部分の強度増大のための肉厚増大を回避して軽量化を図ることができ、またケーシング23においてロックピストン30を収納する部分の軸方向長さを比較的短くしてケーシング23の軸方向短縮化を図ることができる
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
車両用ブレーキ装置の液圧回路図である。 非パーキングブレーキ時のディスクブレーキの縦断面図である。 図2の要部拡大図である。 パーキングブレーキ状態での図3に対応した断面図である。
符号の説明
10A,10B・・・液圧発生源としてのポンプ
23・・・ケーシング
24・・・パーキングピストン
25・・・ロック機構
30・・・ロックピストン
40A,40B・・・液圧制御手段
M・・・液圧発生源としてのマスタシリンダ

Claims (1)

  1. 背面側へのパーキング用制御液圧の作用に応じた前進作動によってパーキングブレーキ状態を得ることを可能としてケーシング(23)に摺動可能に嵌合されるパーキングピストン(24)と、該パーキングピストン(24)を前進位置で機械的にロックすべく前記パーキングピストン(24)の前進作動に応じて自動的にロック作動するとともにパーキング解除用制御液圧の作用に応じてロック解除作動するようにして前記パーキングピストン(24)よりも後方側で前記ケーシング(23)内に設けられるロック機構(25)と、液圧発生源(10A,10B,M)と、該液圧発生源(10A,10B,M)の発生液圧を制御して前記パーキング用制御液圧および前記パーキング解除用制御液圧を得ることを可能とした液圧制御手段(40A,40B)とを含み、前記ロック機構(25)は、前記パーキングピストン(24)の軸線と直交する軸線を有して前記パーキングピストン(24)の後方に配置されるとともに少なくとも前記パーキングピストン(24)の前進作動時には該パーキングピストン(24)に前方に向けての付勢力を作用せしめるロックピストン(30)を含み、該ロックピストン(30)の両端部が前記ケーシング(23)に摺動可能に嵌合、支持されることを特徴とするパーキングブレーキ装置。
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