JP2005280852A - 移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法 - Google Patents

移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法 Download PDF

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Hidenori Watanabe
英紀 渡邉
Hiroshi Kamaike
宏 釜池
Tatsu Yokota
達 横田
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Abstract

【課題】より交換された後の移動手摺の廃棄量をできるだけ減少させる移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法を提供する。
【解決手段】第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材と、この旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材について、新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を作成し、前記溶融物を前記旧表面被覆層表面に融着して新たな表面被覆層を被覆形成させるか、前記旧表面被覆層の少なくとも一部を剥がして前記旧表面被覆層を薄層化させ、この加工された旧表面被覆層表面もしくは芯体層表面に前記第3の高分子有機化合物の溶融物を融着して新たな表面被覆層を被覆形成させ移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベア等に使用される移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法に関する。
エスカレータや動く歩道などの乗客コンべアには、乗客が転倒しないように支えるための移動手摺が乗客コンべアと略平行に設けられ、コンべアの移動速度と同期して移動するように設けられている(下記特許文献1、2)。上記移動手摺は、乗客コンべアの手摺ガイドレールに外嵌される断面略C字状のもので、一般には、カイドレールに当接する側に布製または合成繊維製のスライダが設けられている。外側には、直接または金属製の芯材を介して熱硬化性ゴムが設けられ、前記芯材の長手方向に沿って連続的に金属製または合成繊維製の帯状または線状の伸び防止用抗張体が設けられた構成となっている。
この移動手摺は、寿命が来ると交換され、旧移動手摺は交換される。この寿命とは、(i)その移動手摺の内部の抗張体および内部側面のカイドレールに外嵌して当接するガードレールスライダのうち少なくとも一方が長期間使用してその機能が失われた場合に使用不可能と判断されるとき、(ii)移動手摺の表面が汚れ、外観的な意匠性が悪化したと判断されるときのいずれか一方の判断状態において判断されることになる。寿命が来た移動手摺は廃棄される。この廃棄方法は焼却が難しいので、細かく裁断して、地中に埋める方法が一般的である。
特開2001−2354号公報 特公平5−1070号公報
しかしながら、(ii)移動手摺の表面が汚れ、外観的な意匠性が悪化したと判断されるときは、機能として十分に使えるにも拘わらず、外観的な意匠性の面が悪化したのみで交換しなくてはならない。このように外観的な意匠性の面が悪化しただけで交換したのでは資源の無駄使いになってしまう。特に、近年は地球環境問題が大きく取り上げられ、規制が厳しくなってきており、従来のような移動手摺の廃棄方法の限界が近づきつつある。
本発明は、上記課題等を解決するためになされたものであり、交換された後の移動手摺の廃棄量をできるだけ減少させる移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法を提供することをその目的とする。
本発明は、第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材と、この旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造装置であって、新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を作成する溶融物作成手段と、前記溶融物を前記旧表面被覆層表面に融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成手段とを含むことを特徴とする。
本発明は、第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材とこの旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物をを構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造装置であって、新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を作成する溶融物作成手段と、前記旧表面被覆層の少なくとも一部を剥がして前記旧表面被覆層を薄層化または除去する旧表面被覆層加工手段と、加工された旧表面被覆層表面もしくは芯体層表面に前記第3の高分子有機化合物の溶融物を融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成手段とを含むことを特徴とする。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも1つが熱可塑性エラストマーであると好適である。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも2つまたはすべてが熱可塑性エラストマーであると好適である。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記溶融物作成手段は、前記旧表面被覆層を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませることもできる。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記溶融物作成手段は、前記旧芯体部材を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませることもできる。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記旧表面被覆層加工手段は、加熱して前記旧表面被覆層の一部を剥がして薄層化または除去する熱金型であると好適である。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記旧表面被覆層加工手段は、複数本の前記旧移動手摺を薄層化または除去するものであり、前記新表面被覆層形成手段は、これら薄層化された複数本の旧移動手摺をつなぎ合わし、これらを覆うように前記溶融物を融着して新たな表面被覆層を被覆形成させると好適である。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記旧移動手摺部材は、使用された移動手摺りの一部分を切り離したものであると好適である。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記新たな表面被覆層を形成させた後、再生した移動手摺部材表面にエコマーク表示を付記すると好適である。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記旧芯体部材について、その内部にこの芯体部材の伸びを防止する抗張体とその内側面に備えられるガイドレールスライダのうち少なくとも1つの芯体部基材を含む場合に、前記芯体部基材の使用可否を判断する使用可否判断手段と、この芯体部基材が使用可と判断された場合に前記旧芯体部材を再利用できると判定する再利用判定手段とを含むと好適である。
上記移動手摺部材再生製造装置であって、前記使用可否判断手段により、前記芯体部基材が使用不可とされた場合には、前記芯体部材の第2の高分子有機化合物を溶融して、この溶融物を新たな移動手摺部材の芯体部材と表面被覆層の少なくとも1つの一部の原料として用いる芯体部材再利用手段とを有すると好適である。
本発明は、第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材と、この旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造方法であって、新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物の溶融物を作成する溶融物作成工程と、前記溶融物を前記旧表面被覆層表面に融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成工程とを含むことを特徴とする。
本発明は、第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材とこの旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物をを構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造方法であって、新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を作成する溶融物作成工程と、前記旧表面被覆層の少なくとも一部を剥がして前記旧表面被覆層を薄層化または除去する旧表面被覆層加工工程と、加工された旧表面被覆層表面もしくは芯体層表面に前記第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成工程とを含むことを特徴とする。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも1つが熱可塑性エラストマーであると好適である。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも2つまたはすべてが熱可塑性エラストマーであると好適である。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記溶融物作成工程は、前記旧表面被覆層を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませることもできる。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記溶融物作成工程は、前記旧芯体部材を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませることもできる。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記旧表面被覆層加工工程は、加熱して前記旧表面被覆層の一部を剥がして薄層化または除去すると好適である。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記旧表面被覆層加工工程は、複数本の旧移動手摺を薄層化または除去するものであり、前記新表面被覆層形成工程は、これら薄層化された複数本の旧移動手摺をつなぎ合わし、これらを覆うように前記溶融物で融着して新たな表面被覆層を被覆形成させると好適である。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記旧移動手摺部材は、使用された移動手摺りの一部分を切り離したものであると好適である。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記新たな表面被覆層を形成させた後、再生した移動手摺部材表面にエコマーク表示を付記すると好適である。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記旧芯体部材について、その内部にこの芯体部材の伸びを防止する抗張体とその内側面に備えられるガイドレールスライダのうち少なくとも1つの芯体部基材を含む場合に、前記芯体部基材の使用可否を判断する使用可否判断工程と、この芯体部基材が使用可と判断された場合に前記旧芯体部材を再利用できると判定する再利用判定工程とを含むと好適である。
上記移動手摺部材再生製造方法であって、前記使用可否判断工程により、前記芯体部基材が使用不可とされた場合には、前記芯体部材の第2の高分子有機化合物を溶融して、この溶融物を新たな移動手摺部材の芯体部材と表面被覆層の少なくとも1つに用いる芯体部材再利用工程とを有すると好適である。
本発明によれば、交換された後の移動手摺の廃棄量をできるだけ減少させる移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法を提供できる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態は本発明を実施する一例であって、本発明は本実施形態に限定されるものではない。
「移動手摺部材」
最初に熱可塑性エラストマーを芯体部材に用いた乗客コンベア用移動手摺について説明する。図3は本実施形態に係る移動手摺30(1/2のみ表示)の断面図である。図3において、移動手摺30は全体で断面略C字形状をしている(図3ではその形状の1/2のみ)。すなわち、スライダの両端面33aが曲げられ、断面略C字形状となっている。
移動手摺30は、芯体となる芯体層31とこの芯体層31の表面被覆層である化粧層32で形成されている。化粧層32は芯体31の外側に設けられている化粧層で、移動手摺30を利用する客先からの指定色やその他の所望の色に着色され、熱可塑性エラストマーを材質として断面略C字状に押出し成形されたものである。なお、化粧層32は透明または無彩色(素材色を含む)のままでもよい。この化粧層32の熱可塑性エラストマーは、芯体31の熱可塑性エラストマーと同様、ポリウレタン系、ポリスチレン系、ポリオレフィン系などのいずれかのものを使用することができる。また、化粧層32の熱可塑性エラストマーの成形体の硬度は、芯体31の熱可塑性エラストマーの成形体と同一の硬度のものと、異なる硬度のものがあるが適宜好適な方を用いればよい。
さらにこの芯体層31は、その内部に芯体31の長手方向に沿って連続的に包合されている金属製のテープによる抗張体34を有している。なお、金属製テープの代わりに金属または合成繊維コードなどの抗張体の複数本の低伸長材(図示せず)を使用することができる。この抗張体34により、移動手摺30の長手方向への伸びは防止され、かつ、引張り破断強度が高められる。なお、抗張体34は金属テープの代わりに、合成繊維としては、アラミド繊維、カーボン繊維、ガラス繊維、ナイロン繊維などを使用することができる。また、芯体31の熱可塑性エラストマーには、ポリウレタン系、ポリスチレン系、ポリオレフィン系などのいずれかのものを使用することができる。なお成形体の硬度は、ここではJlS85A〜98Aの範囲にしているが、JIS98Aより高くすることも、また、JlS85Aより低くすることもできる。
さらに、芯体31の内側には布製のガイドレールのスライダ33がある。スライダ33は、乗客コンベアの手摺ガイドレールや駆動ロ一ラに当接する(図示せず)。スライダ33は、天然繊維および/または合成繊維の編成地や織物地により形成される。この天然繊維としては、綿や麻などを、合成繊維としてはポリエステルやナイロン、アラミドなどの繊維を用いることができる。
なお、スライダ33は布製以外に、合成樹脂製のシート材などを使用することもできる。このスライダ33は移動手摺30の対向する両端部(断面略C字状の移動手摺30の開口部において対向する両側辺)において、芯体31の両端部裏面側から化粧層32側にそれぞれ折り返されている。移動手摺30の厚みと略同じ高さに形成された垂直方向の端面33aと、この端面33aの先端側から斜め内側に折り返されて形成された傾斜片33bを有し、これら端面33a、傾斜片33bによって芯体31の端部が包み込まれている。傾斜片33bの外側は化粧層32に被覆されている。
スライダ33は、断面略C字状に成形し、予めその両端部を芯体31の両端部裏面側から化粧層32側に折曲げて垂直方向の端面33aを形成する。更にその先端側を斜め内側に折曲げて傾斜片33bを形成しておく。その後から芯体31を熱融着させてもよく、熱可塑性エラストマーを押出し、成形機により押出して芯体31を成形すると同時にスライダ33を熱融着させてもよい。さらに、スライダ33の両端部を折曲げて垂直方向の端面33aのみを形成しておき、芯体31を熱融着させると同時に端面33aの先端側を折曲げて傾斜片33bを形成してもよい。
「移動手摺部材の製造方法」
この移動手摺30の製造方法は、芯体31用の熱可塑性エラストマーと金属製または合成繊維製の抗張体34およびスライダ33を成形機に入れ、これらを同時に押出して製造する。すなわち、i) 抗張体34およびスライダ33を抱合した断面が略C字状の芯体31を成形する工程と、ii) 透明を含み客先指定色等の所望の色に着色された化粧層32用の熱可塑性エラストマーを成形機から押出して断面略C字状の化粧層を成形する工程を含み、少なくともこの二つの工程は具備している必要がある。なお、押出し成形機の構成やその金型などは、一般的なものを使用することができる。また、芯体層31と化粧層32の材料は熱可塑性エラストマーが好適であるがそれに限られず、高分子化合物一般を用いることができる。また、高分子化合物は、芯体層、化粧層、新たな化粧層ともに同一高分子化合物を用いることができる。また、いずれの層においても高分子化合物を一部の構成材料とすればよく、他の物質を共に含んでいてもよい。
上記構成において、芯体31と化粧層32の間に、これらの熱可塑性エラストマーと硬度が異なり、または同じの押出して断面略C字状に成形される中間層の熱可塑性エラストマーを押出し成型する構成のものもある。また、芯体層と中間層を同時に押出し成形した後に、化粧層を押出し成形する構成もある。更に、芯体層と化粧層は、芯体、化粧層の順に、また、芯体層と化粧層および中間層は、芯体層、中間層、化粧層32の順に、それぞれ押出し成形される構成でもよい。更には、芯体層と化粧層、または、芯体と化粧層および中間層は、それらを成形する熱可塑性エラストマ一の共押出しにより同時に成形される構成もある。
上記の移動手摺30は、環状にして乗客コンベアに組込まれるので、直線状の移動手摺を所定長さに切断しその両端部を接続してエンドレス(環状)に形成する。以下に述べるリサイクル・リユース方法では旧移動手摺30の表面に新たな化粧層32を融着するか、または、化粧層32を剥がし、露出した芯体31に新たな化粧層32を融着する。このとき、芯体31の抗張体34およびスライダ33の芯体基材が使用可能であるかどうかを可否判断し、いずれも使用可能であれば、芯体31を再利用する。しかし、いずれか一方が使用不可能と判断されたならば、再利用せずに、芯体31を溶融して、これら芯体基材を取り除き、芯体31の溶融状態の熱可塑性エラストマーを新しい移動手摺りの芯体31または化粧層32の材料とする。
再利用の場合、旧移動手摺30を複数本利用し、この複数本の旧移動手摺30の表面に被覆されている化粧層32を剥がし、この複数本の旧移動手摺30をつなぎ合わせた後、この作成した溶融物を旧芯体部材31表面に融着する。ここで手摺の大きさが厳密に指定されない場合や、旧移動手摺30よりも大きなサイズの手摺を作る場合には化粧層32を剥がさないで、この化粧層32の表面に更に化粧層を融着することで新たな化粧層を被覆形成させることも可能である。
この旧移動手摺30の抗張体・スライダが再使用に耐えるか否かのチェックを行う方法は以下の通りである。抗張体34の検査は、抗張体34がスチールテープやスチールワイヤの場合には、一般的な磁気探傷が用いられる。場合によっては、小型のX線透視装置が用いられることもある。
スライダ33は目視検査でその使用可否が判断される。さらに、使用可否の判断の精度を一層上げるために、その移動手摺30の使用履歴が参考にされることもある。即ち実際のエスカレータ手摺(乗客コンベア用移動手摺)には、通常走行距離計が設置されている。旧移動手摺がどの位使用されたかがわかるので、これと前述の磁気探傷やX線透視の結果と合わせて判断する。
この時、抗張体34、スライダ33が再使用可と判断されたら、この旧手摺の層構造がどうなっているかを調べる。これは、手摺の裏面に印字されているID記号(メーカー、型番等)で分かる。これによりどのようなものを含有しているのかがわかり、リサイクルに役立つ。
次に具体的な図1の移動手摺部材再生製造(リサイクル・リユース)工程について説明する。環状になっている旧移動手摺30は直線状に開放され、供給タイコ1に巻き取られている。この開放する箇所は接続部で切り離すことで行うことが望ましい。直線状に開放された旧移動手摺30は、加熱装置2へと至る。図1Aには加熱装置2の旧移動手摺30が供給される側から見た断面図が示される。加熱装置2は、旧移動手摺30を加熱する加熱ダイス2aと旧移動手摺30を通す空間から構成される。この空間によって旧移動手摺30は加熱ダイス2aにより旧移動手摺30表面の化粧層32が加熱される。すなわち、旧移動手摺30の一端を加熱装置2の加熱ダイス2aに通してこれを通過させることで加熱する。この時の加熱温度は表面の熱エラストマー層が200℃位になるようにすることが望ましい。このようにして表面の化粧層32が加熱された旧移動手摺30(図1B)は次に除去装置3へと送られる。この除去装置3は、除去ダイス3aを有している。この除去ダイス3aは、加熱された表面の熱可塑性エラストマー層3bを除去する(図1C)。したがって、加熱された旧移動手摺30は、この除去ダイス3aを通すと化粧層32のみが除去され芯体層のみの芯体層露出手摺30aが作成される。この芯体層露出手摺30aは、冷却水槽4へと送られる。芯体層露出手摺30aは冷却水槽4で冷却水をかけられることで冷却される。次にこの芯体層露出手摺30aを引き取る引き取り機5によって連続して引き取られる。引き取られた芯体層露出手摺30aは巻き取りタイコ6に巻き取られる。このようにして熱可塑性エラストマー層3bの無い芯体層だけの手摺30aが巻き取りタイコ6に巻き取られる形で作成される(図1D)。このタイコ6に巻き取られた芯体層露出手摺30aに、新しい化粧層32の原料が融着され、新しい化粧層32が被覆形成させられる。なお、芯体層は必ずしも露出させなくともよい。旧化粧層を少なくとも一部薄層化される程度であってももよい。
図1において、芯体層31、化粧層32の熱可塑性エラストマーが同一硬度のものが使用されている場合は、最初に旧手摺30から化粧層32を除去する。図1において、1は供給タイコで、返却された手摺を巻き取ったものである。返却された手摺は再利用に耐えるものである。複数のエスカレーターのものをつなぎ合わせて長尺物としてストックする。この場合、一般的には化粧層で芯材が覆われるのでどんな色のものを繋ぎ合せても良いが、化粧層が透明の場合を考慮すれば芯材が出来るだけ同じ色のものを繋ぎ合わせておく方が望ましい。
この芯体層だけの旧手摺30aに再び新しい化粧層32を再融着する方法は、前述の通りである。
除去装置3で除去された熱可塑性エラストマー層3bは回収されて、次に新しい手摺を作る時の芯体層の材料、あるいは特性の類似した部品の材料例えばローラー等として用いられる。場合によっては、化粧層32だけでなく、芯体層31の一部を抗張体34ぎりぎりまで除去しても良い。この場合には芯体層31の一部も除去されているので、この手摺を再生するにはまず芯体層の上部の再生(これにはリサイクル材を使用してもよい)をして芯体層の厚みを復元し、しかる後に化粧層32を融着する。除去された熱可塑性エラストマー層3bは芯体層部、化粧層部を含むが、硬度が同じなので、そのまま新しい手摺を作る時の芯体層31の材料として用いられる。
次に、芯体層31と化粧層32に硬度の違うものが用いられている場合について説明する。この場合には、化粧層32のみを除去し、芯体層31の上に新しい化粧層を再融着することで、手摺が再生される。なお除去した化粧層32の熱可塑性エラストマーは硬度が芯体層31と異なるので、そのままでは再使用されないが、硬度を調整して再利用する。
次に、抗張体34や、スライダ33が再使用出来ないときについて述べる。化粧層32、芯体層31が同一硬度の場合には、化粧層32、芯体層31とも融解して、スライダ33、抗張体34と分離し、熱可塑性エラストマーは新手摺の芯体層用材料として再利用される。スライダ33、抗張体34は廃棄される。
化粧層32、芯体層31の硬度が違う時には、化粧層32は加熱等により除去し、硬度を調整して芯体層用材料として再利用される。また、芯体層31のエラストマーは融解して、スライダ33、抗張体34と分離し、熱可塑性エラストマーは新手摺の芯体層材料として再利用される。
以上、化粧層と芯体層が同一硬度の場合と、異硬度の場合について述べたが、例えば中間層を挟む他の構造についても同じである。
次に図2について説明する。図1では旧手摺は輪状の一部を切断して巻き取ったものの移動手摺部材再生製造装置(リサイクル・リユース工程)であるが、図2ではエンドレスのままの手摺をリユースする工程を有する移動手摺部材再生製造装置である。エスカレータの手摺の交換は、一般に時間がかかってしまうものである。即ち、新しい手摺と交換するには、手摺の所要長さの測定、交換手摺の検尺、エンドレス加工(輪状にするため端部を接続する作業)等の作業が発生する。従って、旧手摺が単に汚れだけ等で交換される場合には輪状のまま工場で化粧層のみ新しくできればコスト面で有利である。勿論、工場での再生のために、若干現場でエスカレータを停止させる時間が増えるが、場合によると仮設手摺で動かして、後日正規品に交換するという手段もある。仮設品は現地でエンドレス加工すればよい。このようなメリットを得るために図2の装置は有意義である。
図2において、旧移動手摺30はエンドレス状態のままのである。このエンドレス状態のまま、旧移動手摺30はガイドローラ7によって、本実施形態に係る移動手摺部材再生製造装置へと送られる。エンドレス状態の旧移動手摺30は加熱装置2(図2A)、加熱状態(図2B)、除去装置3(図2C)、冷却水槽4(図2D)、引き取り機5のループで、化粧層32が除去される。これらの装置で行われる処理は図1と同じである。化粧層32が除去された後の芯体層31に新しい化粧層32を再融着させることは、前述の通りである。この場合再融着後、手摺を取外した時、押出し成形機の金型に挿入されていた部分はエンドレス加工用の熱プレス等で修正する。
図1、図2において加熱装置、除去装置は別々に配置したがこれを一体化し、加熱・除去装置にするとより安価に構成する事が出来る。この場合熱可塑性エラストマー層3bはこの加熱・除去装置の入り口から回収される。また、加熱・除去装置の代わりに例えばバイト等を有する削り取り装置を用いる事も可能である。
以上のようにして再生された移動手摺、あるいは芯体層にリサイクル材を使用した移動手摺には、リサイクルマーク(エコマーク)をその表面に表示し、環境に優しいことを明示する。
本発明は、エスカレータや動く歩道などの乗客コンベア等に使用される移動手摺の移動手摺部材再生製造装置および移動手摺部材再生製造方法として利用できる。
本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺のリサイクル・リユース工程の一工程図である。 本実施形態に係る移動手摺の断面図である。
符号の説明
1 供給タイコ、2 加熱装置、3 除去装置、4 冷却水槽、5 引き取り機、6 巻取りタイコ、7 ガイドローラ。

Claims (24)

  1. 第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材と、この旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造装置であって、
    新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を作成する溶融物作成手段と、
    前記溶融物を前記旧表面被覆層表面に融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成手段とを含む移動手摺部材再生製造装置。
  2. 第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材とこの旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造装置であって、
    新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を作成する溶融物作成手段と、
    前記旧表面被覆層の少なくとも一部を剥がして前記旧表面被覆層を薄層化または除去する旧表面被覆層加工手段と、
    加工された旧表面被覆層表面もしくは芯体層表面に前記第3の高分子有機化合物の溶融物を融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成手段とを含む移動手摺部材再生製造装置。
  3. 請求項1または2に記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも1つが熱可塑性エラストマーである移動手摺部材再生製造装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも2つまたはすべてが熱可塑性エラストマーである移動手摺部材再生製造装置。
  5. 請求項2から4のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記溶融物作成手段は、
    前記旧表面被覆層を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませる移動手摺部材再生製造装置。
  6. 請求項2から5のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記溶融物作成手段は、
    前記旧芯体部材を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませる移動手摺部材再生製造装置。
  7. 請求項2から6のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記旧表面被覆層加工手段は、
    加熱して前記旧表面被覆層の一部を剥がして薄層化または除去する熱金型である移動手摺部材再生製造装置。
  8. 請求項2から7のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記旧表面被覆層加工手段は、複数本の前記旧移動手摺を薄層化または除去するものであり、
    前記新表面被覆層形成手段は、これら薄層化された複数本の旧移動手摺をつなぎ合わし、これらを覆うように前記溶融物を融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる移動手摺部材再生製造装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記旧移動手摺部材は、使用された移動手摺りの一部分を切り離したものである移動手摺部材再生製造装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記新たな表面被覆層を形成させた後、再生した移動手摺部材表面にエコマーク表示を付記する移動手摺部材再生製造装置。
  11. 請求項1から10のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記旧芯体部材について、その内部にこの芯体部材の伸びを防止する抗張体とその内側面に備えられるガイドレールスライダのうち少なくとも1つの芯体部基材を含む場合に、
    前記芯体部基材の使用可否を判断する使用可否判断手段と、
    この芯体部基材が使用可と判断された場合に前記旧芯体部材を再利用できると判定する再利用判定手段とを含む移動手摺部材再生製造装置。
  12. 請求項11に記載の移動手摺部材再生製造装置であって、
    前記使用可否判断手段により、前記芯体部基材が使用不可とされた場合には、前記芯体部材の第2の高分子有機化合物を溶融して、この溶融物を新たな移動手摺部材の芯体部材と表面被覆層の少なくとも1つの一部の原料として用いる芯体部材再利用手段とを有する移動手摺部材再生製造装置。
  13. 第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材と、この旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造方法であって、
    新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物の溶融物を作成する溶融物作成工程と、
    前記溶融物を前記旧表面被覆層表面に融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成工程とを含む移動手摺部材再生製造方法。
  14. 第1の高分子有機化合物を構成材料の一部とする旧芯体部材とこの旧芯体部材表面に第2の高分子有機化合物をを構成材料の一部とする旧表面被覆層とを含む旧移動手摺部材を再生する移動手摺部材再生製造方法であって、
    新たな表面被覆層の材料となる第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を作成する溶融物作成工程と、
    前記旧表面被覆層の少なくとも一部を剥がして前記旧表面被覆層を薄層化または除去する旧表面被覆層加工工程と、
    加工された旧表面被覆層表面もしくは芯体層表面に前記第3の高分子有機化合物を構成材料の一部とする溶融物を融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる新表面被覆層形成工程とを含む移動手摺部材再生製造方法。
  15. 請求項13または14に記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも1つが熱可塑性エラストマーである移動手摺部材再生製造方法。
  16. 請求項13から15のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記第1の高分子有機化合物、前記第2の高分子有機化合物および前記第3の高分子有機化合物のうち少なくとも2つまたはすべてが熱可塑性エラストマーである移動手摺部材再生製造方法。
  17. 請求項14から16のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記溶融物作成工程は、
    前記旧表面被覆層を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませる移動手摺部材再生製造方法。
  18. 請求項14から17のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記溶融物作成工程は、
    前記旧芯体部材を溶融して前記溶融物の原料の一部として含ませる移動手摺部材再生製造方法。
  19. 請求項14から18のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記旧表面被覆層加工工程は、
    加熱して前記旧表面被覆層の一部を剥がして薄層化または除去する移動手摺部材再生製造方法。
  20. 請求項14から19のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記旧表面被覆層加工工程は、複数本の旧移動手摺を薄層化または除去するものであり、
    前記新表面被覆層形成工程は、これら薄層化された複数本の旧移動手摺をつなぎ合わし、これらを覆うように前記溶融物で融着して新たな表面被覆層を被覆形成させる移動手摺部材再生製造方法。
  21. 請求項13から20のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記旧移動手摺部材は、使用された移動手摺りの一部分を切り離したものである移動手摺部材再生製造方法。
  22. 請求項13から21のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記新たな表面被覆層を形成させた後、再生した移動手摺部材表面にエコマーク表示を付記する移動手摺部材再生製造方法。
  23. 請求項13から22のいずれか1つに記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記旧芯体部材について、その内部にこの芯体部材の伸びを防止する抗張体とその内側面に備えられるガイドレールスライダのうち少なくとも1つの芯体部基材を含む場合に、前記芯体部基材の使用可否を判断する使用可否判断工程と、
    この芯体部基材が使用可と判断された場合に前記旧芯体部材を再利用できると判定する再利用判定工程とを含む移動手摺部材再生製造方法。
  24. 請求項23に記載の移動手摺部材再生製造方法であって、
    前記使用可否判断工程により、前記芯体部基材が使用不可とされた場合には、前記芯体部材の第2の高分子有機化合物を溶融して、この溶融物を新たな移動手摺部材の芯体部材と表面被覆層の少なくとも1つに用いる芯体部材再利用工程とを有する移動手摺部材再生製造方法。
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