JP2005280226A - ラベルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のダイカットラベルが搬送方向に連続するロール状の印字媒体について印字開始時の頭出しを行うこと。
【解決手段】 ダイカットラベル用ロールシートが搬送方向に順送りされることにより(S30)、位置マークの先端を検出すれば(S31:YES)、位置マークの先端とダイカットラベルの先端の相対的位置関係から、当該位置マークが記載されたダイカットラベルの先端を把握することができる。もっとも、位置マークの先端を検出しても(S31:YES)、ダイカットラベル用ロールシートの搬送距離が、ダイカットラベルの長手方向の長さ以上であると判断されると(S33:YES)、例えば、ダイカットラベルが剥がれた離形紙のみが搬送された公算が大きいので、印字開始前において、ラベルカットLEDを点滅させて、ダイカットラベル用ロールシートの切断を行うことを促す(S35)。
【選択図】 図16

Description

本発明は、ロール状の印字媒体について印字開始時の頭出しを行うラベルプリンタに関するものである。
従来のラベルプリンタでは、例えば、ロール状の印字媒体のシート先端を接触位置又はカット位置に一旦配置させた後、当該印字媒体を排出することにより、当該印字媒体について印字開始時の頭出しを行うが、このとき、当該印字媒体の搬送方向に予め設けられたスリットパータンからなるエンコーダーマークをフォトインタラプタより検出することにより、当該印字媒体のシート先端の位置を把握していた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−86823号公報
この点、ロール状の印字媒体の印字面が無定長なものである場合には、当該印字媒体のシート先端の位置を把握すれば、当該印字媒体について印字開始時の頭出しを印字オフセット量までも含めて行うことが可能であるが、ロール状の印字媒体の印字面が搬送方向に連続した複数のダイカットラベルである場合には、当該印字媒体のシート先端の位置ではなく、当該印字媒体のダイカットラベルの先端の位置を把握しなければ、当該印字媒体について印字開始時の頭出しを行うことができない。
そこで、本発明は、上述した点を鑑みてなされたものであり、複数のダイカットラベルが搬送方向に連続するロール状の印字媒体について印字開始時の頭出しを行うラベルプリンタを提供することを課題とする。
この課題を解決するために成された請求項1に係る発明は、複数のダイカットラベルが搬送方向に等間隔で連続するロール状の印字媒体を装着する本体と、前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面に印字する印字手段と、前記印字手段に対して前記印字媒体を前記搬送方向で順送りする搬送手段と、前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つ記載され、前記印字媒体の搬送方向に等間隔で設けられた複数の位置マークと、前記位置マークを検出する位置マーク検出手段と、を備えるラベルプリンタであって、前記印字手段による印字を開始する際に、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを検出していない場合には、前記搬送手段に順送りを行わせ、前記位置マーク検出手段が前記位置マークの先端を検出したときに、前記搬送手段の順送りを停止させることにより、前記印字手段に対して前記印字媒体の位置合わせを行うこと、を特徴としている。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載するラベルプリンタであって、前記印字媒体を各ダイカットラベルの間で切断する切断手段を備え、前記位置マーク検出手段が前記位置マークの先端を検出したときでも、前記搬送手段の順送りによる前記印字媒体の搬送距離が前記ダイカットラベルの長さを超えていれば、前記切断手段の実行を促すこと、を特徴としている。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載するラベルプリンタであって、前記搬送手段の順送りによる前記印字媒体の搬送距離が第1所定距離に到達した場合でも、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを未だに検出しないときは、エラーとして取り扱うこと、を特徴としている。
また、請求項4に係る発明は、複数のダイカットラベルが搬送方向に等間隔で連続するロール状の印字媒体を装着する本体と、前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面に印字する印字手段と、前記印字手段に対して前記印字媒体を前記搬送方向で逆送りする搬送手段と、前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つ記載され、前記印字媒体の搬送方向に等間隔で設けられた複数の位置マークと、前記位置マークを検出する位置マーク検出手段と、を備えるラベルプリンタであって、前記印字手段による印字を開始する際に、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを検出している場合には、前記搬送手段に逆送りを行わせ、前記位置マーク検出手段が前記位置マークの先端を検出したときに、前記搬送手段の逆送りを停止させることにより、前記印字手段に対して前記印字媒体の位置合わせを行うこと、を特徴としている。
また、請求項5に係る発明は、請求項4に記載するラベルプリンタであって、前記搬送手段の逆送りによる前記印字媒体の搬送距離が第2所定距離に到達した場合でも、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを未だに検出しないときは、エラーとして取り扱うこと、を特徴としている。
また、請求項6に係る発明は、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載するラベルプリンタであって、無定長な印字面の裏側に予め前記位置マークの複数が前記搬送方向に等間隔で設けられたものを前記印字媒体として前記本体に装着した場合には、前記印字手段を実行する際に、前記搬送手段に順送りを行わせ、前記位置マーク検出手段による前記位置マークの検出と非検出を交互に認識することにより、前記印字媒体の有無の判断を行うこと、を特徴としている。
また、請求項7に係る発明は、請求項6に記載するラベルプリンタであって、前記搬送手段の順送りによる前記印字媒体の搬送距離が第3所定距離に到達した場合に、前記位置マーク検出手段による前記位置マークの検出又は非検出を未だに認識しないときは、エラーとして取り扱うこと、を特徴としている。
すなわち、請求項1に係る本発明のラベルプリンタでは、本体に装着されるロール状の印字媒体には、その搬送方向に複数のダイカットラベルが連続するが、この点、各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つの位置マークが記載されており、ダイカットラベルの先端と位置マークの先端の搬送方向での位置関係が各ダイカットラベルにおいて共通であることから、印字媒体を搬送方向に順送りすることにより、位置マークの先端を検出すれば、当該位置マークが記載されたダイカットラベルの先端を把握することができ、もって、複数のダイカットラベルが搬送方向に連続するロール状の印字媒体について印字開始時の頭出しを行うことが可能となる。
また、請求項2に係る本発明のラベルプリンタでは、本体に装着されるロール状の印字媒体には、その搬送方向に複数のダイカットラベルが等間隔で連続するが、この点、各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つの位置マークが記載されており、ダイカットラベルの先端と位置マークの先端の搬送方向での位置関係が各ダイカットラベルにおいて共通であることから、印字媒体を搬送方向に順送りすることにより、位置マークの先端を検出しても、印字媒体の搬送距離がダイカットラベルの長さを超えていると、ダイカットラベルが剥がれた部分などが搬送された公算が大きいので、印字開始前に当該部分を印字媒体から切り離すことを促すことにより、ジャムなどの不具合を未然に防止することが可能となる。
また、請求項3に係る本発明のラベルプリンタでは、本体に装着されるロール状の印字媒体には、その搬送方向に複数のダイカットラベルが等間隔で連続するが、この点、各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つの位置マークが記載されており、ダイカットラベルの先端と位置マークの先端の搬送方向での位置関係が各ダイカットラベルにおいて共通であることから、印字媒体を搬送方向に順送りした場合に、印字媒体の搬送距離が第1所定距離を超えても、位置マークの先端を未だに検出することができないときは、トラブルを起こした公算が大きいので、エラーとして取り扱うことにより、トラブルを未然に防止することが可能となる。
また、請求項4に係る本発明のラベルプリンタでは、本体に装着されるロール状の印字媒体には、その搬送方向に複数のダイカットラベルが連続するが、この点、各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つの位置マークが記載されており、ダイカットラベルの先端と位置マークの先端の搬送方向での位置関係が各ダイカットラベルにおいて共通であることから、印字媒体を搬送方向に逆送りすることにより、位置マークの先端を検出すれば、当該位置マークが記載されたダイカットラベルの先端を把握することができ、もって、複数のダイカットラベルが搬送方向に連続するロール状の印字媒体について印字開始時の頭出しを行うことが可能となる。
また、請求項5に係る本発明のラベルプリンタでは、本体に装着されるロール状の印字媒体には、その搬送方向に複数のダイカットラベルが等間隔で連続するが、この点、各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つの位置マークが記載されており、ダイカットラベルの先端と位置マークの先端の搬送方向での位置関係が各ダイカットラベルにおいて共通であることから、印字媒体を搬送方向に逆送りした場合に、印字媒体の搬送距離が第2所定距離を超えても、位置マークの先端を未だに検出することができないときは、トラブルを起こした公算が大きいので、エラーとして取り扱うことにより、トラブルを未然に防止することが可能となる。
また、請求項6に係る本発明のラベルプリンタでは、請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載する本発明のラベルプリンタの効果を奏するものであるが、さらに、本体に装着されるロール状の印字媒体を、複数のダイカットラベルが搬送方向に等間隔に連続したものから、無定長な印字面の裏側に予め複数の位置マークが搬送方向に等間隔で設けられたものに交換した場合には、印字媒体を搬送方向に順送りさせながら印字する際に、位置マークの検出と非検出を交互に認識することにより、印字媒体の有無の判断を行うことが可能となるので、印字時のトラブルを素早く知ることが可能となる。
また、請求項7に係る本発明のラベルプリンタでは、請求項6に記載する本発明のラベルプリンタの効果を奏するものであるが、さらに、本体に装着されたロール状の印字媒体が、無定長な印字面の裏側に予め複数の位置マークが搬送方向に等間隔で設けられたものであることから、印字媒体を搬送方向に順送りさせながら印字する際に、印字媒体の搬送距離が第3所定距離を超えても、位置マークの検出又は非検出を未だに認識できないときは、トラブルを起こした公算が大きいので、エラーとして取り扱うことにより、印字時のトラブルを素早く知ることが可能となる。
以下、本発明に係るラベルプリンタ及びロールシートホルダについて、具体化した一実施形態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。
先ず、本実施形態に係るラベルプリンタの概略構成について図1乃至図7に基づき説明する。
図1乃至図3に示すように、ラベルプリンタ1は、本体筐体2と、所定幅のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3を収納するロールシートホルダ収納部4の上側を覆うように後側上端縁部に開閉自在に取り付けられた透明樹脂製の上カバー5と、この上カバー5の前側略中央部に対向するように立設される透明樹脂製のトレー6と、このトレー6の前側に配置される電源ボタン7と、前側側面部に左右移動可能に設けられてカッターユニット8(図7参照)を左右に移動させるカッターレバー9等から構成されている。また、本体筐体2の背面部には一方の側端部に電源コード10が接続されると共に、他方の側端部にはパーソナルコンピュータ117(後述する図21参照)等と接続されるUSB(Universal Serial Bus)等から構成されるコネクタ部11(図6参照)が設けられている。また、このロールシート3Aは、自己発色性を有する長尺状の感熱シート(いわゆる、サーマルペーパー)や、該感熱シートの片面に粘着剤を介して離形紙が張り合わされた長尺状のラベルシート等で構成され、巻芯3B(図4参照)に巻回されている。
この点、このロールシート3Aにおいては、該感熱シートは、巻芯3B(図4参照)に対して内側に巻回されている。従って、該感熱シートの片面に粘着剤を介して張り合わされた離形紙は、巻芯3B(図4参照)に対して外側に巻回されている。
また、図2乃至図6に示すように、ラベルプリンタ1は、ロールシートホルダ収納部4の搬送方向に対して略垂直方向の一方の側端縁部(図6中、左側側端縁部)に、後述のロールシートホルダ3を構成する位置決め保持部材12の外側方向に突設される断面略矩形状の取付部材13を嵌め込むことができるホルダ支持部材15が設けられている。このホルダ支持部材15には、上方に開口する正面視略縦長コの字状の第1位置決め溝部16が形成されている。また、このホルダ支持部材15の内側基端部には、位置決め保持部材12の下端部に突設される弾性係止片12Aが係合される係合凹部15Aが形成されている。
また、ロールシート3Aを挿入する挿入口18の後端縁部からロールシートホルダ収納部4の前側上端縁部まで略水平に延出されて、後述のロールシートホルダ3を構成するガイド部材20の先端部が載置される載置部21が設けられている。また、この載置部21の搬送方向後側の端縁角部には、ロールシート3Aの複数の幅寸法に対応して断面略L字状の4個の第2位置決め溝部22A〜22Dが形成されている。この各第2位置決め溝部22A〜22Dは、図7に示すように、ロールシートホルダ3を構成するガイド部材20の載置部21に当接する部分の一部を上方から嵌め込むことができるように形成されている。また、このロールシートホルダ3を構成するガイド部材20の先端部は、挿入口18まで延出されている。
また、ロールシートホルダ収納部4の底面部には、ホルダ支持部材15の内側基端部から第2位置決め溝部22Aに対向する位置まで搬送方向に対して略垂直に平面視横長四角形の位置決め凹部4Aが所定深さ(本実施形態では、約1.5〜3mmの深さである。)で形成されている。この位置決め凹部4Aの搬送方向幅寸法は、ロールシートホルダ3を構成する位置決め保持部材12及びガイド部材20の各下端縁部の幅寸法にほぼ等しくなるように形成されている。また、位置決め凹部4Aのホルダ支持部材15の内側基端部には、位置決め保持部材12の下端縁部から略直角内側方向に延出される後述のシート判別部60(図10参照)に対向する部分が位置決め凹部4Aよりもさらに所定深さ(本実施形態では、約1.5〜3mmの深さである。)だけ深くなるように形成された判別凹部4Bが形成されている。また、この判別凹部4Bには、プッシュ式のマイクロスイッチ等から構成されて、ロールシート3Aの種別(幅に加え、後述するダイカットラベルや無定長ラベルを含めたもの)を判別するためのシート判別センサS1、S2、S3、S4、S5がL字状に設けられている。この各シート判別センサS1〜S5は、プランジャーとマイクロスイッチ等から構成される公知の機械式スイッチからなり、この各シート判別センサS1〜S5に対してシート判別部60の後述の各センサ孔60A(図8参照)があるかどうかを検出して、そのオン・オフ信号によりロールシートホルダ3に装着されたロールシート3Aの種類を検出するものである。尚、本実施形態の場合は、各テープ判別センサS1〜S5は、そのプランジャーが常には、判別凹部4Bの底面から突き出しており、マイクロスイッチがオフ状態になっている。そして、シート判別部60の各センサ孔60Aが、各シート判別センサS1〜S5に対向する位置に有る場合には、プランジャーが押下されずマイクロスイッチがオフ状態にあるので、オフ信号が出力され、一方、シート判別部60の各センサ孔60Aが、各テープ判別センサS1〜S5に対向する位置に無い場合には、プランジャーが押下されてマイクロスイッチがオン状態になるので、オン信号が出力される。
また、挿入口18のホルダー支持部材15側の側端縁部(図6中、左端縁部)は、該ホルダー支持部材15に嵌め込まれる位置決め部材12の内側端面に対向する位置に形成されている。また、この挿入口18のホルダー支持部材15側の側端縁部には、案内リブ部23が立設されている。
また、ロールシートホルダ収納部4の他方の側端縁部(図5中、上方側端縁部)の搬送方向前端部には、サーマルヘッド31(図7参照)の上下動操作等を行うレバー27が設けられている。即ち、このレバー27を上方に回動させることにより、サーマルヘッド31が下方に移動されてプラテンローラ26(図7参照)から離間し、該レバー27を下方に回動させることにより、サーマルヘッド31が上方に移動されてロールシート3Aをプラテンローラ26に押圧付勢して印字可能な状態になる。また、ロールシートホルダ収納部4の下側には、外部のパーソナルコンピュータ117(後述する図21参照)等からの指令により各機構部を駆動制御する制御回路部121(後述する図21参照)が設けられている。
これにより、巻芯3Bに巻回されたロールシート3Aが装着されたロールシートホルダ3は、位置決め部材12の取付部材13をホルダ支持部材15の第1位置決め溝部16に嵌め込み、該位置決め部材12の下端部に突設される弾性係止片12Aをホルダ支持部材15の内側基端部に形成される係合凹部15Aに係合させると共に、ガイド部材20の先端部下面を各第2位置決め溝部22A〜22Dに嵌め込んで該ガイド部材20の下端部を位置決め凹部4A内に嵌入して当接させることによって、ロールシートホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。そして、レバー27を上方に回動させて、ロールシート3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、このロールシート3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側縁部に立設される案内リブ部23に当接させながら挿入口18内に挿入して、該レバー27を下方に回動させることにより、印字可能となる。
ここで、図7に示すように、レバー27を下方に回動させることにより、挿入口18から挿入されたロールシート3Aは、サーマルヘッド31によってライン型のプラテンローラ26に向かって押圧されるように付勢される。そして、該プラテンローラ26をステッピングモータM(後述する図21参照)等により回転駆動しつつ、該サーマルヘッド31を駆動制御することによって、ロールシート3Aを搬送しながら印字面に順次画像データを印字できる。また、トレー6上に排出されたロールシート3Aは、カットレバー9を右側方向に移動操作することによって、カッターユニット8により切断される。
次に、ロールシートホルダ3の概略構成について図8乃至図12に基づいて説明する。
図8乃至図12に示すように、巻芯3Bに巻回されたロールシート3Aが装着されるロールシートホルダ3は、ロールシート3Aの巻芯3Bの筒孔の一端側端縁部に第1筒部35が嵌挿されてロールシート3Aの一方の端面に当接されるガイド部材20と、該巻芯3Bの他端側に第2筒部37が嵌挿されてロールシート3Aの他方の端面に当接される位置決め保持部材12と、このガイド部材20の第1筒部35に嵌挿されて一端側端面の外周部に形成されるフランジ部36が該第1筒部35の外側端面に固着されると共に、他端側端部が位置決め保持部材12の第2筒部37に嵌挿されて該第2筒部37に固着される略筒状のホルダ軸部材40と、から構成されている。従って、ホルダ軸部材40の長さ寸法を変更することにより、異なる幅寸法のロールシート3Aが装着された複数種類のロールシートホルダ3を容易に製作することができる。
また、このガイド部材20は、第1筒部35の外側端面の下側外周部から下側方向に延出されて、ロールシートホルダ収納部4の底面部に形成される位置決め凹部4Aに嵌入されて該位置決め凹部4Aの底面に当接される第1延出部42が形成されている。また、ガイド部材20は、ロールシート3Aの前側方向略1/4円周上の外側端面部を覆うように外側方向に延出される第2延出部43が形成されている。また、この第2延出部43の外周部からロールシート3Aの挿入口18(図6参照)近傍まで上側端縁部が前下がり状に延出される第3延出部44が形成されている。この第3延出部44の先端部の下端面は略水平に形成され、ラベルプリンタ1の載置部21上に当接して、該第3延出部44と第2延出部43の内側面によって装着されたロールシート3Aの一側端縁部を挿入口18まで案内するように構成されている。また、この第3延出部44の下端面の載置部21の搬送方向後端縁部に対向する位置から第1延出部42まで所定長さ延出される第4延出部45が形成され、該第3延出部44の下端面が載置部21上に当接された場合には、この第4延出部45の搬送方向先端部分が、装着されたロールシート3Aのシート幅に対向する各第2位置決め溝部22A〜22Dのいずれかに嵌入されるように構成されている(図7参照)。
また、ガイド部材20の第1延出部42の上端部、即ち、第1筒部35の外側端面の外周部の左右両中央部には、正面視略四角形の各切欠部47が設けられ、ホルダ軸部材40のフランジ部36の内側面に突設される各位置決め突起48が嵌入されている。また、ガイド部材20の各延出部43、44、45の内側面には、装着されたロールシート3Aの巻回長さ10m、20m、30mを表す各目盛り43A、43B、43Cが形成されている。尚、ロールシートホルダ3に巻回されるロールシート3Aの最大巻回長さは、約30mの長さである。
また、ホルダ軸部材40の位置決め保持部材12の第2筒部37内に嵌入される先端部には、該第2筒部37の内側下端部に内側半径方向に突設される位置決めリブ50が嵌入される略縦長の切欠部51が形成されている。これにより、ホルダ軸部材40の切欠部51に位置決め保持部材12の位置決めリブ部50を嵌入することによって、該ホルダ軸部材40を介して位置決め保持部材12とガイド部材20との位置決めを行うことができる。
また、第1筒部35と第2筒部37とによって、ロールシート3Aが巻回された巻芯3Bが回転可能に保持される。尚、ホルダ軸部材40は、巻芯3Bの各長さ寸法に対応して複数種類(本実施形態では、4種類である。)の長さ寸法のものが設けられている。
また、位置決め部材12により、第2筒部37の外側端面は閉塞されている。また、該第2筒部37の外周部には、フランジ部55が形成されると共に、このフランジ部55の下側外周部から下側方向に延出される延出部56が形成されている。このフランジ部55と延出部56の内側面がロールシート3A及び巻芯3Bの外側端面に当接される。また、このフランジ部55と延出部56の外側端面部の左右方向略中央部には、上下方向に縦長の断面略矩形状の取付部材13が突設されている。この取付部材13は、正面視下方向に幅狭になるように形成され、ラベルプリンタ1のホルダ支持部材15の下方向に幅狭な第1位置決め溝部16内に密着可能に形成されている。また、この取付部材13の突出高さ寸法は、この第1位置決め溝部16の幅寸法にほぼ等しく形成されている。
また、位置決め部材12の取付部材13の下端部には、該取付部材13の下端部よりも左右方向に各々外側方向に所定長さ(本実施形態では、約1.5mm〜3mmである。)突出する正面視略四角形の平板状(本実施形態では、約1.5mm〜3mmの厚さ寸法である。)の案内部57が形成されている。これにより、ロールシートホルダ3を装着する場合は、取付部材13の下端部に形成される案内部57をホルダ支持部材15の外側端面に当接させつつ、取付部材13を第1位置決め溝部16に挿入することによって、該ロールシートホルダ3を容易に位置決めしつつ装着することができる。
また、位置決め部材12の延出部56の下端縁部は、ガイド部材20の下端縁部よりも所定長さ(本実施形態では、約1mm〜2.5mmである。)下側方向に突出するように延出されると共に、該下端縁部には、略直角内側方向に所定長さ延出される略長四角形のシート判別部60が形成されている。また、上述したように、このシート判別部60には、各シート判別センサS1〜S5に対向する所定位置に各センサ孔60Aが穿設されている。尚、図8(B)では、5個のセンサ孔60Aが穿設されているが、該センサ孔60Aは装着されたロールシート3Aの種類に対応して所定位置に穿設される。
また、位置決め部材12の取付部材13の下端部には延出部56に縦長四角形の貫通孔62が穿設され、該貫通孔62の上端縁部には、下側方向に先端部に外側方向に突出する突起部が形成された弾性係止片12Aが設けられている。
次に、上記のように構成されたロールシートホルダ3のラベルプリンタ1への装着について図13に基づいて説明する。
図13(A)に示すように、巻芯3Bに最大幅のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合には、先ず、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の取付部材13をホルダ支持部材15の位置決め溝部16に挿入する。そして、該ロールシートホルダ3のガイド部材20の第3延出部44の下端面を載置部21上に当接させると共に、該ガイド部材20の第4延出部45を載置部21の搬送方向後側角部に形成される第2位置決め溝部21Aに嵌入させる。また、該ガイド部材20の第1延出部42の下端縁部をロールシートホルダ収納部4の底面部に形成される位置決め凹部4A内に嵌入して当接させる。また、同時に、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の延出部56の下端部に形成されるシート判定部60を、ホルダ支持部材15の基端部内側に形成される判別凹部4Bに挿入すると共に、弾性係止片12Aをホルダ支持部材15の基端部に形成される係合凹部15Aに係合させる。これにより、ロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。
続いて、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、該ロールシート3Aを引きだし、このロールシート3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入する。その後、レバー27を下方に回動させることにより、該ロールシート3Aの先端部がプラテンローラ26によってサーマルヘッド31に押圧され、印字可能な状態になる。
また、図13(B)に示すように、巻芯3Bに最小幅のロールシート3Aが巻回されたロールシートホルダ3の場合には、先ず、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の取付部材13をホルダ支持部材15の位置決め溝部16に挿入する。そして、該ロールシートホルダ3のガイド部材20の第3延出部44の下端面を載置部21上に当接させると共に、該ガイド部材20の第4延出部45を載置部21の搬送方向後側角部に形成される第2位置決め溝部21Dに嵌入させる。そして、該ガイド部材20の第1延出部42の下端縁部をロールシートホルダ収納部4の底面部に形成される位置決め凹部4A内に嵌入して当接させる。また、同時に、ロールシートホルダ3の位置決め保持部材12の延出部56の下端部に形成されるシート判定部60を、ホルダ支持部材15の基端部内側に形成される判別凹部4Bに挿入すると共に、弾性係止片12Aをホルダ支持部材15の基端部に形成される係合凹部15Aに係合させる。これにより、ロールシートホルダ3がロールシートホルダ収納部4に着脱自在に取り付けられる。
続いて、レバー27を上方に回動させた状態で、ロールシート3Aの一方の側端縁部をガイド部材20の内側面に当接させつつ、該ロールシート3Aを引きだし、このロールシート3Aの他方の側端縁部を挿入口18の側端縁部に立設された案内リブ部23に当接させつつ挿入口18に挿入する。その後、レバー27を下方に回動させることにより、該ロールシート3Aの先端部がサーマルヘッド31によってプラテンローラ26に押圧され、印字可能な状態になる。
次に、本実施の形態に係るラベルプリンタ1において印字の際に行われるロールシート3Aの頭出しについて説明する。図21は、本実施の形態に係るラベルプリンタ1のブロック図である。図21に示すように、本実施の形態に係るラベルプリンタ1では、制御回路部121によって、印字の際におけるロールシート3Aの頭出しを含むラベルプリンタ1全体の制御を行っている。この点、制御回路部121には、後述する各プログラムを実行するCPU11に対して、それらのプログラムが記憶されたROM112や、それらのプログラムを実行する際にワークエリアが確保されるRAM113、それらのプログラムを実行する際に入手出力信号をやりとりするためのI/O114などが接続されている。
そして、このI/O114に対しては、ロールシート3Aの種別を判別するためのシート判別センサS1〜S5や、プラテンローラ26を回転駆動させるためのステッピングモータM、指令・印字データなどを外部から送信するためのパーソナルコンピュータ117が接続されており、さらに、シート位置センサS6や、エラーLED115、ラベルカットLED116などが接続されている。
この点、シート位置センサS6は、本体筐体2の内部に設けられたものであって、ロールシート3Aに予め印刷された位置マークMA(後述する図18〜図20参照)を検出するための光センサである。また、エラーLED115は、本体筐体2の外部に設けられたものであって(図1参照)、ユーザーに対しエラーを警告するためのランプである。また、ラベルカットLED116は、本体筐体2の外部に設けられたものであって(図1参照)、ユーザーに対し、カッターレバー9を左右に移動させることによってロールシート3Aの切断を行うことを促すためのランプである。
ここで、図18〜図20に基づいて、ロールシート3Aに予め印刷された位置マークMAについて説明すると、ロールシート3Aの種別には、図18に示すダイカットラベル用ロールシート101や、図19に示すダイカットラベル用ロールシート102、図20に示す無定長用ロールシート103などがあり、それぞれのロールシート101,102,103において、複数の位置マークMAが等間隔で予め印刷されている。
この点、図18に示すダイカットラベル用ロールシート101においては、離形紙の一面に対して、感熱面となる複数のダイカットラベルDRが長手方向に距離L2の間隔を設けながら粘着剤を介して張り合わされており、さらに、離形紙の他面においては、各ダイカットラベルDRの先端P1と各位置マークMAの先端P2が距離L1の間隔を設けながら、各ダイカットラベルDRの裏側に相当する位置に当該位置マークMAが印刷されている。尚、各ダイカットラベルDRの先端P1から後端P3までの長手方向の距離は距離L3である。
また、図19に示すダイカットラベル用ロールシート102についても同様である。すなわち、図19に示すダイカットラベル用ロールシート102においては、離形紙の一面に対して、感熱面となる複数のダイカットラベルDRが長手方向に距離L2の間隔を設けながら粘着剤を介して張り合わされており、さらに、離形紙の他面においては、各ダイカットラベルDRの先端P1と各位置マークMAの先端P2が距離L1の間隔を設けながら、各ダイカットラベルDRの裏側に相当する位置に当該位置マークMAが印刷されている。尚、各ダイカットラベルDRの先端P1から後端P3までの長手方向の距離は距離L3である。
但し、図18に示すダイカットラベル用ロールシート101は、図19に示すダイカットラベル用ロールシート102と比べて、各ダイカットラベルDRの四隅が丸くなっており、それに伴って、印字開始時に印字位置オフセット量を確保する必要がある。
また、図20に示す無定長用ロールシート103では、離形紙の一面に対して、無定長の感熱シートが粘着剤を介して張り合わされており、さらに、離形紙の他面においては、長手方向の全域に渡って位置マークMAが等間隔に配置されている。
そして、それぞれのロールシート101,102,103では、複数の位置マークMAが予め印刷される離型紙の他面は白色をしており、さらに、離型紙の他面の一長端側において複数の位置マークMAが黒色で予め印刷され、また、複数の位置マークMAが外側になるように巻かれ、長手方向に平行にして搬送されることから、各位置マークMAをシート位置センサS6で確実に検知することができる。
従って、本実施の形態に係るラベルプリンタ1の本体筐体2においては、ロールシートホルダ収納部4の上側を覆うように、透明樹脂製の上カバー5が後側上端縁部に開閉自在に取り付けられているので、ロールシートホルダ収納部4にロールシートホルダ3を介して無定長用ロールシート103が装着された場合には、図14に示すように、無定長用ロールシート103の離型紙に印刷された位置マークMAを透明樹脂製の上カバー5を通して見ることができる。この点は、ダイカットラベル用ロールシート101,102がロールシートホルダ3を介してロールシートホルダ収納部4に装着された場合でも、同様である。
そして、本実施の形態に係るラベルプリンタ1において、ロールシート3Aの頭出しを印字の際に行うには、CPU11が、図15のフローチャートに示すメインプログラムをROM112から読み出して実行する。すなわち、図15に示すように、先ず、S11において、各種初期化処理が行われた後に、S12に進んで、パーソナルコンピュータ117からの入力があるまで待機がなされる(S12:NO)。
その後、パーソナルコンピュータ117からの入力があると、S13に進んで、パーソナルコンピュータ117からの入力信号が印字データであるか否かが判断される。このとき、パーソナルコンピュータ117からの入力信号が印字データでないと判断される場合には(S13:NO)、S14に進んで、その入力信号に関するその他の処理を行った後に、S12に戻って、再び、パーソナルコンピュータ117からの入力があるまで待機がなされ、上述した処理が繰り返される。一方、パーソナルコンピュータ117からの入力信号が印字データであると判断される場合には(S13:YES)、S15に進む。
S15では、ロールシートホルダ3を介してロールシートホルダ収納部4に装着されたロールシート3Aがダイカットラベル用ロールシート101,102であるか否かが判断される。尚、この判断は、各シート判別センサS1〜S5から送信されるオン・オフ信号の組合せにより行われる。このとき、ロールシートホルダ3を介してロールシートホルダ収納部4に装着されたロールシート3Aがダイカットラベル用ロールシート101,102であると判断される場合には(S15:YES)、S16に進んで、後述するダイカットラベルの頭出し処理が行われた後に、S18に進む。一方、ロールシートホルダ3を介してロールシートホルダ収納部4に装着されたロールシート3Aがダイカットラベル用ロールシート101,102でないと判断される場合には(S15:NO)、何もすることなく、S18に進む。
S18に進では、上述したS16のダイカットラベルの頭出し処理でエラーがなされたか否かが判断される。このとき、エラーがなされたと判断される場合には(S18:YES)、S19に進んで、エラーLED115を点滅させた後に、上述したS12に戻る。一方、エラーがなされていないと判断される場合には(S18:NO)、S17に進む。
S17では、ステッピングモータMによりプラテンローラ26を正方向に回転駆動させることによって、ロールシート3Aであるダイカットラベル用ロールシート101,102を搬送方向に送出させながら、ダイカットラベル用ロールシート101,102のダイカットDRに対しサーマルヘッド31による印字が行われる。このとき、上述したS16のダイカットラベルの頭出し処理により、既に、ダイカットラベルDRの先端P1を把握していることから、ステッピングモータMの回転制御により、印字位置オフセット量や余白量などを設けることが可能である。尚、S17が行われた後は、上述したS12に戻る。
ここで、上述したS16のダイカットラベルの頭出し処理について説明する。図16はそのダイカットラベルの頭出し処理に関するフローチャート図である。上述したS16のダイカットラベルの頭出し処理では、図16によれば、先ず、S21において、ロールシートホルダ3を介してロールシートホルダ収納部4に装着されたダイカットラベル用ロールシート101,102のテープ種類を取得し、その後に、S22に進む。尚、テープ種類には、例えば、図22に示すように、幅の異なるラベル1,2,3,4が存在する。また、テープ種類の取得には、各シート判別センサS1〜S5から送信されるオン・オフ信号の組合せにより行われる。
S22では、シート位置センサS6で位置マークMAの検出が試みられ、その後に、S23に進んで、シート位置センサS6が位置マークMAを検出したか否かが判断される。尚、この判断は、シート位置センサS6からの信号がHIGH状態又はLOW状態のいずれにあるかにより判断される。このとき、シート位置センサS6が位置マークMAを検出したと判断される場合には(S23:YES)、S24に進んで、ステッピングモータMを逆方向に回転させ、これにより、ダイカットラベル用ロールシート101,102を搬送方向とは反対方向に送出させる。
そして、S25に進んで、シート位置センサS6が位置マークMAの先端P2を検出したか否かが判断される。尚、この判断は、シート位置センサS6からの信号がHIGH状態とLOW状態の立ち上がり又は立ち下がりのいずれになるかにより判断される。このとき、シート位置センサS6が位置マークMAの先端P2を検出したと判断される場合には(S25:YES)、S27に進んで、ステッピングモータMの回転を停止させ、その後に、図15のS17の印字処理に進む。
一方、S25において、シート位置センサS6が位置マークMAの先端P2を検出していないと判断される場合には(S25:NO)、S26に進んで、ステッピングモータMが予定量以上の逆方向の回転を行ったか否かが判断される。尚、予定量には、ステッピングモータMが逆方向の回転を行うことによって送出されるダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が、短くとも、ダイカットラベルDRの先端P1から後端P3までの長手方向の長さである距離L3となるように設定される。そして、このとき、ステッピングモータMが予定量以上の逆方向の回転を行っていないと判断される場合には(S26:NO)、上述したS24に戻って、ステッピングモータMにおける逆方向の回転を継続させる。
一方、ステッピングモータMが予定量以上の逆方向の回転を行ったと判断される場合には(S26:YES)、S28に進んで、エラーである旨をRAM113に記憶する。そして、S29に進んで、ステッピングモータMの回転を停止させ、その後に、図15のS17の印字処理に進む。従って、その後に、図15のS18に進むと、エラーであると判断されるので(S18:YES)、図15のS19に進んで、エラーLED115が点滅することになる。
図16に戻って、上述したS23において、シート位置センサS6が位置マークMAを検出しないと判断される場合には(S23:NO)、S30に進んで、ステッピングモータMを正方向に回転させ、これにより、ダイカットラベル用ロールシート101,102を搬送方向に送出させる。
そして、S31に進んで、シート位置センサS6が位置マークMAの先端P2を検出したか否かが判断される。尚、この判断も、シート位置センサS6からの信号がHIGH状態とLOW状態の立ち上がり又は立ち下がりのいずれになるかにより判断される。このとき、シート位置センサS6が位置マークMAの先端P2を検出したと判断される場合には(S31:YES)、S33に進む。
そして、S33では、ダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が、ダイカットラベルDRの先端P1から位置マークMAの先端P2までの長手方向の長さである距離L1以上であるか否かが判断される。このとき、ダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が距離L1以上であると判断される場合には(S33:YES)、S34に進んで、ステッピングモータMの回転を停止させ、その後に、S35に進む。そして、S35では、ラベルカットLED116を点滅させて、ユーザーに対し、カッターレバー9を左右に移動させることによってダイカットラベル用ロールシート101,102の切断を行うことを促し、その後に、図15のS17の印字処理に進む。
一方、ダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が距離L1以上でないと判断される場合には(S33:NO)、S38に進んで、ステッピングモータMの回転を停止させ、その後に、図15のS17の印字処理に進む。
また、上述したS31において、シート位置センサS6が位置マークMAの先端P2を検出していないと判断される場合には(S31:NO)、S32に進んで、ステッピングモータMが予定量以上の逆方向の回転を行ったか否かが判断される。尚、予定量には、ステッピングモータMが正方向の回転を行うことによって送出されるダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が、短くとも、ダイカットラベルDRの先端P1から後端P3までの長手方向の長さである距離L3となるように設定される。そして、このとき、ステッピングモータMが予定量以上の正方向の回転を行っていないと判断される場合には(S32:NO)、上述したS30に戻って、ステッピングモータMにおける正方向の回転を継続させる。
一方、ステッピングモータMが予定量以上の正方向の回転を行ったと判断される場合には(S32:YES)、S36に進んで、エラーである旨をRAM113に記憶する。そして、S37に進んで、ステッピングモータMの回転を停止させ、その後に、図15のS17の印字処理に進む。従って、その後に、図15のS18に進むと、エラーであると判断されるので(S18:YES)、図15のS19に進んで、エラーLED115が点滅することになる。
以上詳細に説明したように、本実施の形態のラベルプリンタ1では、本体筐体2のロールシートホルダ収納部4にロールシートホルダ3を介して装着されるダイカットラベル用ロールシート101,102には、図18及び図19に示すように、離形紙の一面に対して、感熱面となる複数のダイカットラベルDRが搬送方向(長手方向)に距離L2の間隔を設けながら粘着剤を介して張り合わされており、さらに、離形紙の他面においては、各ダイカットラベルDRの先端P1と各位置マークMAの先端P2が距離L1の間隔を設けながら、各ダイカットラベルDRの裏側に相当する位置に当該位置マークMAが印刷されている。従って、各ダイカットラベルDRの先端P1と位置マークMAの先端P2の搬送方向(長手方向)での位置関係が各ダイカットラベルDRにおいて共通である。
よって、ダイカットラベル用ロールシート101,102が搬送方向に順送りされることにより(S30)、位置マークMAの先端P2を検出すれば(S31:YES)、当該位置マークMAが記載されたダイカットラベルDRの先端P1を把握することができるので、複数のダイカットラベルDRが搬送方向に連続するダイカットラベル用ロールシート101,102について印字開始時の頭出しを行うことが可能となる。
もっとも、位置マークMAの先端P2を検出しても(S31:YES)、ダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が、ダイカットラベルDRの先端P1から位置マークMAの先端P2までの長手方向の長さである距離L1以上であると判断されると(S33:YES)、例えば、ダイカットラベルDRが剥がれた離形紙のみの部分などが搬送された公算が大きいので、印字開始前において、ラベルカットLED116を点滅させて、ユーザーに対し、カッターレバー9を左右に移動させることによってダイカットラベル用ロールシート101,102の切断を行うことを促すことにより、ジャムなどの不具合を未然に防止することが可能となる。
さらに、位置マークMAの先端P2を検出しない場合において(S31:NO)、ステッピングモータMが予定量以上の正方向の回転を行ったと判断されるときには(S32:YES)、ステッピングモータMが正方向の回転を行うことによって送出されるダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が、少なくとも、ダイカットラベルDRの先端P1から後端P3までの長手方向の長さである距離L3に到達しており、トラブルを起こした公算が大きいので、エラーとして取り扱って(S36)、エラーLED115を点滅させ(S19)、ユーザーに対して警告を行うことにより、トラブルを未然に防止することが可能となる。
一方、ダイカットラベル用ロールシート101,102が搬送方向に逆送りされることにより(S24)、位置マークMAの先端P2を検出すれば(S25:YES)、当該位置マークMAが記載されたダイカットラベルDRの先端P1を把握することができるので、複数のダイカットラベルDRが搬送方向に連続するダイカットラベル用ロールシート101,102について印字開始時の頭出しを行うことが可能となる。
もっとも、位置マークMAの先端P2を検出しない場合において(S25:NO)、ステッピングモータMが予定量以上の逆方向の回転を行ったと判断されるときには(S26:YES)、ステッピングモータMが逆方向の回転を行うことによって送出されるダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送距離が、少なくとも、ダイカットラベルDRの先端P1から後端P3までの長手方向の長さである距離L3に到達しており、トラブルを起こした公算が大きいので、エラーとして取り扱って(S28)、エラーLED115を点滅させ(S19)、ユーザーに対して警告を行うことにより、トラブルを未然に防止することが可能となる。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、本実施の形態のラベルプリンタ1では、本体筐体2に内設されたカッターユニット8が手動式であるため、印字開始前において、ラベルカットLED116を点滅させることにより(S35)、ユーザーに対し、ダイカットラベル用ロールシート101,102の切断を行うことを促していたが、本体筐体2に内設されたカッターユニット8が自動式である場合には、ステッピングモータMを駆動させて、ダイカットラベル用ロールシート101,102の搬送位置を制御しつつ、ダイカットラベル用ロールシート101,102の切断を自動的に行ってもよい。
また、図15のS17の印字処理が行われている際には、図17のフローチャートで示すサブプログラムが所定時間毎に割り込んで実行される。そこで、図17のフローチャートで示すサブプログラムについて説明すると、先ず、S41において、ロールシートホルダ3を介してロールシートホルダ収納部4に装着されたロールシート3Aが無定長用ロールシート103であるか否かが判断される。このとき、無定長用ロールシート103でないと判断される場合には(S41:NO)、何もすることなく、図15のS17の印字処理に戻る。一方、無定長用ロールシート103であると判断される場合には(S41:YES)、S42に進む。
S42では、今回のシート位置センサS6の検出対象が位置マークMAの相当部分に該当する黒であるか否かが判断される。このとき、今回のシート位置センサS6の検出対象が位置マークMAの相当部分に該当する黒であると判断される場合には(S42:YES)、S43に進んで、位置マークMAの相当部分である黒をシート位置センサS6で検出することが試みられ、その後に、S44に進む。
S44では、位置マークMAの相当部分に該当する黒をシート位置センサS6で検出したか否かが判断される。このとき、位置マークMAの相当部分に該当する黒をシート位置センサS6で検出したと判断される場合には(S44:YES)、S45に進んで、次回のシート位置センサS6の検出対象を位置マークMA以外の相当部分に該当する白であるとし、その後に、図15のS17の印字処理に戻る。一方、位置マークMAの相当部分に該当する黒をシート位置センサS6で検出していないと判断される場合には(S44:NO)、S46に進む。
S46では、無定長用ロールシート103の搬送距離が一定量に到達したか否かが判断される。尚、この判断は、ステッピングモータMの正方向の回転量を介して判断される。このとき、無定長用ロールシート103の搬送距離が一定量に到達したと判断される場合には(S46:YES)、S47に進んで、エラーとし、エラーLED115を点滅させた後に、図15のS17の印字処理に戻る。一方、無定長用ロールシート103の搬送距離が一定量に到達していないと判断される場合には(S46:NO)、何もすることなく、図15のS17の印字処理に戻る。
また、上述したS42において、今回のシート位置センサS6の検出対象が位置マークMAの相当部分に該当する黒でないと判断される場合には(S42:NO)、S51に進んで、位置マークMA以外の相当部分に該当する白をシート位置センサS6で検出することが試みられ、その後に、S52に進む。
S52では、位置マークMA以外の相当部分に該当する白をシート位置センサS6で検出したか否かが判断される。このとき、位置マークMA以外の相当部分に該当する白をシート位置センサS6で検出したと判断される場合には(S52:YES)、S53に進んで、次回のシート位置センサS6の検出対象を位置マークMAの相当部分に該当する黒であるとし、その後に、図15のS17の印字処理に戻る。一方、位置マークMAの相当部分以外に該当する白をシート位置センサS6で検出していないと判断される場合には(S52:NO)、S54に進む。
S54では、無定長用ロールシート103の搬送距離が一定量に到達したか否かが判断される。尚、この判断は、ステッピングモータMの正方向の回転量を介して判断される。このとき、無定長用ロールシート103の搬送距離が一定量に到達したと判断される場合には(S54:YES)、S55に進んで、エラーとし、エラーLED115を点滅させた後に、図15のS17の印字処理に戻る。一方、無定長用ロールシート103の搬送距離が一定量に到達していないと判断される場合には(S54:NO)、何もすることなく、図15のS17の印字処理に戻る。
従って、本実施の形態ラベルプリンタ1では、本体筐体2のロールシートホルダ収納部4にロールシートホルダ3を介して装着されるロールシート3Aが、ダイカットラベル用ロールシート101,102でなく、無定長用ロールシート103である場合には、ステッピングモータMの正方向の回転により、無定長用ロールシート103が搬送方向に順送りされて印字処理(S17)がなされている最中において、図17のサブプログラムが所定時間毎に割り込んで実行される(S41:YES)。このとき、シート位置センサS6によって、位置マークMAの相当部分に該当する黒と位置マークMAの相当部分以外に該当する白を交互に検出しており(S43,S45,S51,S53)、無定長用ロールシート103の有無の判断を行うことが可能となるので、印字時のトラブルを素早く知ることが可能となる。
特に、位置マークMAの相当部分に該当する黒又は位置マークMAの相当部分以外に該当する白を検出していない場合において(S44:NO,S52:NO)、無定長用ロールシート103の搬送距離が一定量に到達したと判断されるときには(S46:YES,S54:YES)、トラブルを起こした公算が大きく、エラーLED115を点滅させることにより(S47,S55)、ユーザーに対して警告を行っているので、印字時のトラブルを素早く知ることが可能となる。
本発明は、ロール状の印字媒体について印字開始時の頭出しを行う技術に適用し得る。
本実施形態に係るラベルプリンタの概略斜視図である。 本実施形態に係るラベルプリンタに最大ロールシート幅のロールシートホルダが装着された状態を上カバーを取り外して示す斜視図である。 本実施形態に係るラベルプリンタに最大ロールシート幅のロールシートホルダが装着された状態を上カバーを取り外して示す側面図である。 図3のX−X矢視断面図である。 本実施形態に係るラベルプリンタの上カバーを開けた状態の概略斜視図である。 本実施形態に係るラベルプリンタの上カバーを取り外した状態の概略後方斜視図である。 本実施形態に係るラベルプリンタにロールシートホルダが装着された状態を上カバーを取り外して示す側断面図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのロールシートが装着されたロールシートホルダを示す図で、(A)は前側上方からの斜視図、(B)は下側後方からの斜視図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのロールシートホルダを示す斜視図で、(A)は斜め後方側からの斜視図、(B)は斜め前方側からの斜視図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのロールシートホルダを示す図で、(A)は左側面図、(B)は正面図、(C)は右側面図である。 図10(A)のY−Y矢視断面図である。 図10(A)のZ−Z矢視断面図である。 本実施形態に係るラベルプリンタにロールシートホルダを装着した状態を示す図で、(A)は最大幅のロールシートを装着した状態を示す斜視図、(B)は最小幅のロールシートを装着した状態を示す斜視図である。 本実施の形態に係るラベルプリンタにロールシートホルダが装着された際の外観の一例を示した斜視図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのメインプログラムを示したフローチャート図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのサブプログラムであるダイカットラベルの頭出し処理を示したフローチャート図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのメインプログラムの印字処理において割り込んで実行されるサブプログラムを示したフローチャート図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのロールシートホルダに巻回されるロールシートの一例であって、ダイカットラベル用ロールシートの離形紙の他面を示した図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのロールシートホルダに巻回されるロールシートの一例であって、ダイカットラベル用ロールシートの離形紙の他面を示した図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのロールシートホルダに巻回されるロールシートの一例であって、無定長用ロールシートの離形紙の他面を示した図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのブロック図である。 本実施形態に係るラベルプリンタのロールシートホルダに巻回されるロールシートの幅の種類を示した図である。
符号の説明
1 ラベルプリンタ
2 本体筐体
3 ロールシートホルダ
3A ロールシート
4 ロールシートホルダ収納部
8 カッターユニット
9 カッターレバー
26 プラテンローラ
31 サーマルヘッド
60 シート判別部
101 ダイカットラベル用ロールシート
102 ダイカットラベル用ロールシート
103 無定長用ロールシート
111 CPU
112 ROM
113 RAM
115 エラーLED
116 ラベルカットLED
117 パーソナルコンピュータ
DR ダイカットラベル
L1 ダイカットラベルの先端から位置マークの先端までの距離
L2 各ダイカットラベルの間隔
L3 ダイカットラベルの先端から後端までの距離
M ステッピングモータ
MA 位置マーク
P1 ダイカットラベルの先端(位置)
P2 位置マークの先端(位置)
P3 ダイカットラベルの後端(位置)
S1〜S5 シート判別センサ
S6 シート位置センサ

Claims (7)

  1. 複数のダイカットラベルが搬送方向に等間隔で連続するロール状の印字媒体を装着する本体と、
    前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面に印字する印字手段と、
    前記印字手段に対して前記印字媒体を前記搬送方向で順送りする搬送手段と、
    前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つ記載され、前記印字媒体の搬送方向に等間隔で設けられた複数の位置マークと、
    前記位置マークを検出する位置マーク検出手段と、を備えるラベルプリンタであって、
    前記印字手段による印字を開始する際に、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを検出していない場合には、前記搬送手段に順送りを行わせ、前記位置マーク検出手段が前記位置マークの先端を検出したときに、前記搬送手段の順送りを停止させることにより、前記印字手段に対して前記印字媒体の位置合わせを行うこと、を特徴とするラベルプリンタ。
  2. 請求項1に記載するラベルプリンタであって、
    前記印字媒体を各ダイカットラベルの間で切断する切断手段を備え、
    前記位置マーク検出手段が前記位置マークの先端を検出したときでも、前記搬送手段の順送りによる前記印字媒体の搬送距離が前記ダイカットラベルの長さを超えていれば、前記切断手段の実行を促すこと、を特徴とするラベルプリンタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載するラベルプリンタであって、
    前記搬送手段の順送りによる前記印字媒体の搬送距離が第1所定距離に到達した場合でも、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを未だに検出しないときは、エラーとして取り扱うこと、を特徴とするラベルプリンタ。
  4. 複数のダイカットラベルが搬送方向に等間隔で連続するロール状の印字媒体を装着する本体と、
    前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面に印字する印字手段と、
    前記印字手段に対して前記印字媒体を前記搬送方向で逆送りする搬送手段と、
    前記印字媒体の各ダイカットラベルの印字面の裏側の所定位置に予め一つ記載され、前記印字媒体の搬送方向に等間隔で設けられた複数の位置マークと、
    前記位置マークを検出する位置マーク検出手段と、を備えるラベルプリンタであって、
    前記印字手段による印字を開始する際に、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを検出している場合には、前記搬送手段に逆送りを行わせ、前記位置マーク検出手段が前記位置マークの先端を検出したときに、前記搬送手段の逆送りを停止させることにより、前記印字手段に対して前記印字媒体の位置合わせを行うこと、を特徴とするラベルプリンタ。
  5. 請求項4に記載するラベルプリンタであって、
    前記搬送手段の逆送りによる前記印字媒体の搬送距離が第2所定距離に到達した場合でも、前記位置マーク検出手段が前記位置マークを未だに検出しないときは、エラーとして取り扱うこと、を特徴とするラベルプリンタ。
  6. 請求項1乃至請求項3のいずれか一つに記載するラベルプリンタであって、
    無定長な印字面の裏側に予め前記位置マークの複数が前記搬送方向に等間隔で設けられたものを前記印字媒体として前記本体に装着した場合には、前記印字手段を実行する際に、前記搬送手段に順送りを行わせ、前記位置マーク検出手段による前記位置マークの検出と非検出を交互に認識することにより、前記印字媒体の有無の判断を行うこと、を特徴とするラベルプリンタ。
  7. 請求項6に記載するラベルプリンタであって、
    前記搬送手段の順送りによる前記印字媒体の搬送距離が第3所定距離に到達した場合に、前記位置マーク検出手段による前記位置マークの検出又は非検出を未だに認識しないときは、エラーとして取り扱うこと、を特徴とするラベルプリンタ。
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