JP2005278997A - 遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 特別当選役が貯留されている遊技機において、技量の低い初心者の遊技に対する興趣を高めることができるようにするとともに、設定されたペイアウト率と実際のペイアウト率の差を小さくする。
【解決手段】 貯留されているBBフラグの個数が10個を越えている場合には、第2決定テーブルを用いて引き込み範囲を決定する。貯留されているBBフラグの個数が10個以下だった場合には、第1決定テーブルを用いて引き込み範囲を決定する。第1決定テーブルを用いて抽選が行われると、図柄3個〜5個分の範囲よりも図柄1個分又は図柄2個分の範囲でBB図柄の引き込み制御が行われやすくなる。第2決定テーブルを用いて抽選が行われると、図柄1個分又は図柄2個分の範囲よりも図柄3個〜5個分の範囲でBB図柄の引き込み制御が行われやすくなる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、パチンコ店などの遊技場に設置して使用される遊技機に関するものである。
本明細書中ではパチスロ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてメダルを用いて説明するが、遊技媒体としてはコインやパチンコ玉など他の媒体も含む。また、「メダル(遊技媒体)投入」には、実際にメダル投入口にメダルを投入することの他に、クレジットされたメダルをベットボタンなどによりベットすることを含む。さらに、当選役を決定する抽選(以下、当選役抽選と称する)により当選役に当たったことを当選、当選した当選役を構成する図柄を入賞有効ライン上に揃えることが可能な状態を内部入賞、内部入賞した当選役を構成する図柄が入賞有効ライン上に揃えられた状態を入賞とする。
パチンコ店などの遊技場に設置して使用されるスロットマシンはパチスロ機と称され、その遊技媒体となっているメダルに一定の価値が与えられて、遊技を行って獲得したメダルを種々の景品に交換することができる。このため、遊技者はメダルを大量に獲得するということを目的の一つとし、ボーナス遊技モードに移行する権利が得やすい台を選択して遊技を行おうとするのが一般である。ボーナス遊技モードには例えばビッグボーナス(以下BB)モードやレギュラーボーナス(RB)モードなどがあり、特にBBモードは、RBモードに所定回数移行されるとともに、RBモードに移行される前に、小役の当選確率が高くなるRB導入モードに移行されるため、短期間で大量のメダルを獲得することができる。
短期間で大量のメダルを獲得できることへの期待を抱かせることは、遊技者をスロットマシンに惹きつけるうえで重要な要素であり、遊技者の射幸心を煽るために様々な工夫がなされた機種が数多く提供される傾向にある。このような機種の1つとして、例えばBBモードに移行させるBBやRBモードに移行させるRBに当選した場合に、当選したBBやRBが貯留される、いわゆるストック機能が設けられた機種が提供されている。
ストック機能が設けられたスロットマシンでは、例えば、貯留の対象となっている特別当選役に当選した場合に、この特別当選役が入賞不能となるようにリールの停止制御が行われて特別当選役が貯留される。そして、遊技が行われた回数が所定の回数に達した場合や特定当選役に当選した場合、当選役抽選とは別個に行われる抽選に当選した場合など、所定の条件が満たされたことを契機に、貯留されている特別当選役を内部入賞させて特別当選役が入賞可能な状態にする。これによれば、貯留されている特別当選役を内部入賞させるまでの遊技の回数や特定当選役の抽選の確率などを変化させれば、特別当選役の当選確率を一定に保ちながらも、複数の特別当選役を短期間のうちに内部入賞させることができるので、短期間に大量のメダルを獲得することを可能にできる。
しかしながら、上記のようなスロットマシンでは、貯留されている特別当選役が内部入賞されても、遊技の技量の低い初心者などにとっては、回転するリールを観察しながら特別当選役を構成する図柄が入賞有効ライン上に停止するようにストップボタンの操作を行うことは困難であることが多く、内部入賞した特別当選役を少ない回数の遊技で入賞させることができずに、特別当選役が内部入賞されている期間に特別当選役がさらに貯留されて、貯留されている特別当選役の個数が増えていく一方となることがあった。この場合、特別当選役に当選したにも関わらず当選した特別当選役を入賞させることができないため、遊技に対する不公平感が募り、遊技者の遊技に対する興趣を失わせる原因となっていた。また、貯留されている特別当選役の個数が増えていく一方となると、設定されたペイアウト率に対する実際のペイアウト率が低くなってしまい、遊技者の利益の損失を増大させてしまうという欠点があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、特別当選役が貯留されている遊技機において、技量の低い初心者の遊技に対する興趣を高めることができるようにするとともに、設定されたペイアウト率と実際のペイアウト率の差が小さくなるようにした遊技機、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、複数種類の図柄が配列され、遊技の開始操作に応答して回転するリールと、ハズレ又は複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役決定手段と、前記当選役決定手段により複数種類の当選役のうちから予め設定された特別当選役が決定された場合に特別当選役を貯留する特別当選役貯留手段とを備えた遊技機において、遊技を行うことによって予め設定された条件が満たされ、入賞有効ライン上に位置する図柄から連続する予め設定された所定個数分の図柄の中に前記特別当選役を構成する特別図柄が含まれるときにリールの停止操作が行われた場合に、特別図柄が入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記所定個数を変化させる引き込み範囲変更手段とを設けたものである。
なお、前記引き込み範囲変更手段により変更される前記所定個数を抽選により決定する引き込み範囲抽選手段を設けることが好ましい。
また、前記引き込み範囲抽選手段での抽選で用いられ、複数種類の前記所定個数が割り当てられるとともに、複数種類の前記所定個数のうちの少なくともいずれか1種類が選択される確率が互いに異なる複数種類の引き込み範囲決定テーブルと、前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記引き込み範囲抽選手段での抽選で用いる引き込み範囲決定テーブルを選択するテーブル選択手段とを設けることが好ましい。
なお、本発明のプログラムは、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役決定手段と、前記当選役決定手段により複数種類の当選役のうちから予め設定された特別当選役が決定された場合に特別当選役を貯留する特別当選役貯留手段と、遊技を行うことによって予め設定された条件が満たされ、入賞有効ライン上に位置する図柄から連続する予め設定された所定個数分の図柄の中に前記特別当選役を構成する特別図柄が含まれるときにリールの停止操作が行われた場合に、特別図柄が入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記所定個数を変化させる引き込み範囲変更手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのものである。
また、本発明の記録媒体は、ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役決定手段と、前記当選役決定手段により複数種類の当選役のうちから予め設定された特別当選役が決定された場合に特別当選役を貯留する特別当選役貯留手段と、遊技を行うことによって予め設定された条件が満たされ、入賞有効ライン上に位置する図柄から連続する予め設定された所定個数分の図柄の中に前記特別当選役を構成する特別図柄が含まれるときにリールの停止操作が行われた場合に、特別図柄が入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記所定個数を変化させる引き込み範囲変更手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
本発明の遊技機は、遊技を行うことによって予め設定された条件が満たされ、入賞有効ライン上に位置する図柄から連続する予め設定された所定個数分の図柄の中に特別当選役を構成する特別図柄が含まれるときにリールの停止操作が行われた場合に、特別図柄が入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記所定個数を変化させる引き込み範囲変更手段とを設けたので、特別当選役の貯留個数が増えるにしたがって特別当選役を入賞させることを容易にすることが可能になり、技量の低い初心者の遊技に対する興趣を高めることができる。また、貯留されている特別当選役の個数が増える一方となることを防ぐことが可能になり、設定されたペイアウト率と実際のペイアウト率との差を小さくすることができる。
また、前記停止制御変更手段により変更される前記所定個数を抽選により決定する引き込み範囲抽選手段を設けたので、遊技者は遊技の展開を予測できなくなり、遊技に意外性を付与することができる。
また、前記引き込み範囲抽選手段での抽選で用いられ、複数種類の前記所定個数が割り当てられるとともに、複数種類の前記所定個数のうちの少なくともいずれか1種類が選択される確率が互いに異なる複数種類の引き込み範囲決定テーブルと、前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記引き込み範囲抽選手段での抽選で用いる引き込み範囲決定テーブルを選択するテーブル選択手段とを設けたので、遊技に意外性を付与しながらも、特別当選役の貯留個数が増えるにしたがって特別当選役を入賞させることを容易にしやすくすることが可能になり、貯留されている特別当選役を放出するにあたって、技量の差による遊技者の不満を解消できる。
図1に示すように、スロットマシン10には、通常モード及びBBモードが設けられている。通常モードの遊技でBB(特別当選役)に当選した場合はBBが貯留され、RTモードに移行される。RTモードではリプレイの当選確率が通常モードよりも高くなるとともに、BBが入賞不能となるようにリールの停止制御が行われる。RTモードでは遊技が行われるたびに、貯留されているBBを入賞可能とするか否かを決定するBB放出抽選が行われる。BB放出抽選に当選(所定の条件)すると、再び通常モードに移行され、BBが内部入賞した状態となり、BBが入賞可能となるようにリールの停止制御が行われる。
スロットマシン10には、収納箱11と前面扉12とからなる筐体10aが設けられている。前面扉12に4個の表示窓13が設けられ、各々の表示窓13の奥に第1リール14a、第2リール14b、第3リール14cが回転自在に組み込まれている。周知のように、第1〜第3リール14a〜14cの外周には複数種類の図柄が一定ピッチで配列され、リールが停止した状態では表示窓13を通して1リール当たり3個の図柄が観察可能になる。これにより、各リールの図柄を1個ずつ組み合わせた直線状の入賞有効ラインが横3本斜め2本の合計5本が設定される。
遊技の開始に先立ってメダル投入口16から1枚のメダルを投入したときには中央横一本の入賞有効ラインが有効化され、2枚では横3本、3枚ではさらに斜め2本を加えた5本の入賞有効ラインが有効化される。また、メダルは50枚を限度にクレジット(貯留)することが可能になっており、クレジットされているメダルの枚数は、クレジット枚数表示器17により表示される。なお、表示窓13から1リール当たり例えば4個ずつの図柄を観察できるようにしておき、横4本の入賞有効ラインのほかに、各リールごとに図柄を一個ずつ組み合わせるように折れ曲がった別の入賞有効ラインを設定することも可能である。
スタートレバー18が操作されると第1〜第3リール14a〜14cが一斉に回転される。ストップボタン19a〜19cは、これらを操作することにより、各ボタンに対応した第1〜第3リール14a〜14cが個別に停止される。ストップボタン19a〜19cの上方の操作パネルには、メダルがクレジットされた状態で遊技を行うときに操作されるベットボタン、ペイアウトボタンなどの各種の操作ボタンが設けられている。これらの操作ボタンの機能はいずれも周知であるのでその詳細については省略する。
筐体11の下部にはメダル受け皿20が設けられており、メダル受け皿20には、遊技で入賞が得られたときに得られる配当メダルが払い出し口21から払い出される。
図2に示すように、スロットマシン10の作動は基本的にCPU(テーブル選択手段)30a及びメモリ31を含む制御部30によって管制される。制御部30にはCPU30a及びメモリ31の他、後述する電子抽選部39、当選役決定部40、BBフラグ貯留部(特別当選役貯留手段)41、BB放出抽選部42、引き込み範囲抽選部(引き込み範囲抽選手段)43、第1決定テーブル(引き込み範囲決定テーブル)43a、第2決定テーブル(引き込み範囲決定テーブル)43bが設けられている。
メダルセンサ32はメダル投入口16から投入された適正なメダルを検知し、CPU30aに入力する。メダル投入口16の奥にはセレクタが組み込まれ、不適正なメダルはメダル受け皿20に排出される。また、セレクタは不適切なタイミングでメダルの投入が行われたとき、例えば遊技の途中や各種の操作ボタンが押されたままの状態で投入されたメダルについても、メダルセンサ32を経由させずにメダル受け皿20に排出する。
なお、遊技の開始に先立って投入するメダルの枚数は1〜3枚に限られているため、クレジット機能を用いていないときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ32で検知されることなくメダル受け皿20に排出される。クレジット機能のオン/オフはペイアウトボタンの1プッシュごとに切替えられる。そして、クレジット機能がオン状態のときには4枚目以降に投入されたメダルもメダルセンサ32で検知され、50枚を限度にスロットマシン内部にクレジットされる。クレジットされたメダルの枚数はクレジット枚数表示器17でデジタル表示される。クレジット機能を用いているときには、前述した1ベットボタンやMAXベットボタンの操作によりメダルの投入操作が行われ、そのベット枚数がクレジット枚数から逐次に減算される。また、遊技が行われて、メダルの払い出しを伴う入賞が得られたときには配当メダルもクレジットされ、ペイアウトボタンを操作したときにクレジットされたメダルがメダル受け皿20に払い出される。
CPU30aは、遊技の開始に先立って投入された1〜3枚のメダルの枚数をメダルセンサ32からの検知信号に基づいて計数し、これにより入賞有効ラインの有効化本数を決定する。なお、クレジット枚数は図示を省略した別のクレジットメダルカウンタで計数される。
スタート信号センサ33は1〜3枚のメダルが投入された後、スタートレバー18が操作されたときに遊技スタート信号をCPU30aに入力する。遊技スタート信号を受けて、CPU30aはメモリ31のROM領域に格納された遊技実行プログラムに基づいて第1〜第3リール14a〜14cを回転させるとともに遊技の処理を開始する。遊技の実行プログラムには、通常モードの他にBBモードに移行させて遊技の処理を実行するものが含まれている。
CPU30a及びリール駆動コントローラ34はリール停止制御手段及び引き込み範囲変更手段を構成し、第1〜第3リール14a〜14cの駆動及び停止制御はCPU30a及びリール駆動コントローラ34によって行われる。それぞれのリールは個別のステッピングモータ35a〜35cの駆動軸に固着され、各ステッピングモータ35a〜35cの駆動を制御することにより各リールの制御が行われる。なお、メモリ31のRAM領域はワーキングエリアとなっており、毎回の遊技ごとに利用されるフラグやデータなどの一時的保管や書き換えなどに用いられる。
ステッピングモータ35a〜35cは供給された駆動パルスの個数に応じた回転角で回転するから、CPU30aにより駆動パルスの供給個数を制御することによって第1〜第3リール14a〜14c及びサブリール15の回転角を制御することができ、また駆動パルスの供給を絶つことによりリールの停止位置を決めることができる。各リールには、その基準位置に反射信号部36a〜36cが一体に形成され、その一回転ごとにフォトセンサ37a〜37cがそれぞれの反射信号部の通過を光電検出する。フォトセンサ37a〜37cによる検知信号は、リールごとのリセット信号としてCPU30aに入力される。
CPU30a内にはステッピングモータ35a〜35cごとにパルスカウンタが設けられ、各々のステッピングモータ35a〜35cに供給された駆動パルスの個数を計数する。そして、フォトセンサ37a〜37cからリセット信号が入力されたときに、対応するパルスカウンタのカウント値をクリアする。したがって、それぞれのパルスカウンタには、各リールの1回転内の回転角に対応した駆動パルスの個数が逐次に更新しながら保存されることになる。
メモリ31のROM領域には図柄テーブルが格納され、図柄テーブルには、各リールの基準位置からの回転角に対応した駆動パルスの個数と、リールに一定ピッチで配列されたそれぞれの図柄を表す図柄コードとが対応づけられている。したがって、リールごとにパルスカウンタのカウント値を監視することによって、例えば中央の入賞有効ライン上にどの図柄が移動してきているのかを識別することができ、また、さらにどの程度リールを回転させれば目的の図柄がその入賞有効ライン上に移動してくるのかを予測することができる。
ストップボタンセンサ38a〜38cは、ストップボタン19a〜19cが操作されたときにCPU30aにリールごとのストップ信号を入力する。スタートレバー18を操作して全リールの回転が始まり、これらの回転が定常速度に達した時点でストップボタン19a〜19cの操作が有効化される。その後、これらを操作することによってそれぞれ対応する第1〜第3リール14a〜14cの停止制御が開始される。
第1〜第3リール14a〜14cの停止制御は、図柄1〜5個分の範囲(引き込み範囲)内で行われ、例えばストップボタン19a〜19cが操作されたときに、入賞有効ライン上に位置している図柄から連続する4個(所定個数)の図柄の中に、当選役抽選で決定した当選役を構成する図柄が含まれている場合には、第1〜第3リール14a〜14cが停止するまでの時間が遅らせられ、当選役を構成する図柄が入賞有効ライン上に停止するように第1〜第3リール14a〜14cの停止制御が行われる(以下、引き込み制御と称する)。
第1〜第3リール14a〜14cには、BBを構成する図柄(以下、BB図柄と称する)同士の間にBB図柄以外の図柄が4個配置されるようにBB図柄が配列されている。このため、図柄5個分の範囲でBB図柄の引き込み制御が行われれば、ストップボタン19a〜19cが操作されたときに、第1〜第3リール14a〜14cの回転位置がいずれの位置であっても、BB図柄は入賞有効ライン上へ引き込まれる。なお、BB図柄の配列数、配置位置は適宜に設定することが好ましい。
当選役決定部40で決定されていない当選役が入賞するようにストップボタン19a〜19cが操作された場合、RTモードでBB図柄が入賞有効ライン上に停止するようにストップボタン19a〜19cが操作された場合などのときには、当選役が入賞しないように第1〜第3リール14a〜14cの停止制御が行われる(以下、蹴飛ばし制御と称する)。
なお、複数のストップボタンをほぼ同時に操作したときには、操作されたタイミングが早かった方のストップボタンに対応するリールだけが停止し、完全に同時操作したときにはいずれのリールも停止しない。また、リールの停止制御は、当選役を構成する図柄に限らず、入賞有効ライン上に停止した図柄の種類、又は図柄の組み合わせにより内部入賞している当選役を遊技者に報知する、いわゆるリーチ目を表示するようにしてもよい。
電子抽選部39及び当選役決定部40は当選役決定手段を構成する。CPU30aは、遊技スタート信号を受けて電子抽選部39を作動させる。電子抽選部39は乱数発生器と乱数値サンプリング回路とを含み、遊技が開始されるごとに1つの乱数値を抽選する。抽選された乱数値は当選役決定部40に入力される。当選役決定部40では、入力された値に応じて現在実行された遊技でどのような当選役を与えるかを決定する。
当選役決定部40には、電子抽選部39の乱数発生器で発生される全乱数値を、複数の数値範囲にグループ分けし、それぞれのグループに当選役を割り当てた当選役抽選テーブルが複数設けられている。通常モードの遊技で用いられる第1当選役抽選テーブル40aのグループには、BBモードに移行する権利を与えるBB、所定枚数のメダルの払出しだけを行う小役、メダルの投入なしに同じベット数で次回の遊技を行う権利を与えるリプレイなどの当選役や、一切当たりを発生させないハズレなどが割り当てられている。そして、サンプリングされた乱数値がいずれのグループに属した値であるかによって、当選となる当選役の種類と入賞が可能になる図柄が決められる。なお、小役当選図柄は複数種類あり、それぞれに配当メダルが割り当てられている。
当選役決定部40には、第1当選役抽選テーブル40aの他に、RTモードの遊技で用いられる当選役抽選テーブルが設けられている。リプレイ高確率抽選テーブル40bでは、第1当選役抽選テーブル40aと同様に当選役の種類ごとに乱数値のグループ分けがおこなわれているが、第1当選役抽選テーブル40aに比べて、リプレイが割り当てられる乱数値グループの数値範囲が大きく、ハズレが割り当てられる乱数値グループの数値範囲が小さくなるように乱数値がグループ分けされている。すなわち、リプレイ高確率抽選テーブル40bを用いて抽選を行うと、第1当選役抽選テーブル40aを用いて抽選を行った場合よりもリプレイの当選確率が高くなり、ハズレの当選確率が低くなる。また、詳しくは図示しないが、当選役決定部40には、第1当選役抽選テーブル40aやリプレイ高確率抽選テーブル40bに加えて、BBモードで用いられる当選役抽選テーブルやBBが内部入賞した状態で用いられる当選役抽選テーブルなどが設けられている。
BBフラグ貯留部41はメモリから構成されている。BBフラグ貯留部41には、当選役決定部40でBBが決定されるとBBフラグが書き込まれる。これにより、当選したBBが貯留される。なお、BBフラグが1個読み出されると、BBモードに1回移行される。
BB放出抽選部42は、RTモードでの遊技が行われるたびに作動される。BB放出抽選部42ではBB放出抽選が行われ、BBフラグ貯留部41に貯留されているBBフラグを読み出して、BBが入賞可能となるように第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行うか否かが決定される。なお、BBフラグ貯留部41にBBフラグが貯留されていない場合には、BB放出抽選は行われない。
引き込み範囲抽選部43は、BB放出抽選に当選した場合に作動され、BBが内部入賞された状態でのBB図柄の引き込み範囲を抽選により決定する。引き込み範囲抽選部43での抽選は第1決定テーブル(引き込み範囲決定テーブル)43a及び第2決定テーブル(引き込み範囲決定テーブル)43bを用いて行われる。
第1決定テーブル43a及び第2決定テーブル43bでは、引き込み範囲抽選部43で発生される全乱数値が複数の数値範囲にグループ分けされており、それぞれのグループには、BB図柄の引き込み範囲が割り当てられている。第2決定テーブル43bは第1決定テーブル43aよりも引き込み範囲が広くなりやすくなる、すなわち、入賞有効ライン上にBB図柄が引き込まれるまでの図柄の個数が多くなる確率が高くなるように乱数値のグループ分け及び引き込み範囲の割り当てが行われている。(例えば、第1決定テーブル43aでは図柄3個〜5個のそれぞれが割り当てられたグループの数値範囲を図柄1個分又は図柄2個分の範囲が割り当てられたグループの数値範囲よりも小さくするとともに、第2決定テーブル43bでは図柄3個〜5個のそれぞれが割り当てられたグループの数値範囲を図柄1個分又は図柄2個分の範囲が割り当てられたグループの数値範囲よりも大きくするなど。)第1決定テーブル43a及び第2決定テーブル43bは、BBフラグ貯留部41に貯留されているBBフラグの個数に応じて選択される。
メダルホッパー44は、当選役の種類に応じて規定枚数の配当メダルをメダル受け皿20に払い出すか、あるいはクレジットカウンタにその規定枚数を加算する。なお、当選役の種類ごとに配当メダルの枚数を決めた配当テーブルはメモリ31のROM領域に格納されており、CPU30aがこれを読み取ってメダルホッパー44を駆動する。
次に上記のように構成されたスロットマシンの作用について説明する。図3に示すように、スロットマシン10では先ず通常モードでの遊技が行われる。遊技の開始に先立ってメダルを1〜3枚投入すると、投入されたメダルの枚数がCPU30aによりカウントされる。スタートレバー18の操作を行うとスタート信号センサ33からCPU30aに遊技スタート信号が入力され、第1〜第3リール14a〜14cの回転が開始される。
スタートレバー18が操作されると、電子抽選部39は乱数値をサンプリングし、サンプリングした乱数値を当選役決定部40の第1当選役抽選テーブル40aと照合する。これにより、当選役抽選が行われてハズレ又は当選役の種類が決定される。当選役抽選が終了すると当選役決定信号がCPU30aにフィードバックされる。これに応答してCPU30aはストップボタン19a〜19cの操作を有効化する。CPU30aはリールごとに設けられた前述のパルスカウンタのカウント値を参照しながらストップボタン19a〜19cの操作タイミングを監視し、当選役決定部40で決定された当選絵柄が入賞有効ライン上に停止しやすいように第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行う。
当選役決定部40でBBが決定されると、BBフラグ貯留部41にBBフラグが書き込まれてBBが貯留され、通常モードからRTモードに移行される。RTモードの遊技では、電子抽選部39はサンプリングされた乱数値をリプレイ高確率抽選テーブル40bと照合して当選役の種類を決定する。これにより、RTモードでは通常モードよりもリプレイの当選確率が高くなり、ハズレの当選確率が低くなる。RTモードの遊技でBBに当選した場合はBBフラグ貯留部41にBBフラグが書き込まれてBBが貯留されていく。
また、RTモードでは、遊技が行われるたびにBB放出抽選部42が作動され、BB放出抽選が行われる。BB放出抽選に当選すると、RTモードが終了し、通常モードに移行される。また、BB放出抽選に当選すると、引き込み範囲抽選部43が作動され、BBが内部入賞した状態でのBBの引き込み範囲が抽選により決定される。
CPU30aは、引き込み範囲抽選部43を作動する際にBBフラグ貯留部41を参照し、BBフラグ貯留部41に書き込まれているBBフラグの個数を識別する。
そして、BBフラグ貯留部41に貯留されているBBフラグの個数が10個を越えている場合には、第2決定テーブル43bを用いて抽選を行うことを指示する信号を引き込み範囲抽選部43に入力する。また、BBフラグ貯留部41に貯留されているBBフラグの個数が10個以下だった場合には、第1決定テーブル40aを用いて抽選を行うことを指示する信号を引き込み範囲抽選部43に入力する。引き込み範囲抽選部43は、CPU30aから入力された信号に応答して抽選を行う。
第1決定テーブル43aを用いて抽選が行われると、図柄3個〜5個分の範囲よりも図柄1個分又は図柄2個分の範囲でBB図柄の引き込み制御が行われやすくなる。また、第2決定テーブル43bを用いて抽選が行われると、図柄1個分又は図柄2個分の範囲よりも図柄3個〜5個分の範囲でBB図柄の引き込み制御が行われやすくなる。なお、BB図柄の引き込み範囲が図柄5個分の範囲に決定された場合には、ストップボタン19a〜19cが操作されたタイミングに関わらずBB図柄が入賞有効ライン上に引き込まれ、BBは入賞する。貯留されているBBフラグの個数が10個を越えている場合には、貯留されているBBフラグの個数が10個以下の場合よりも、BBの引き込み範囲が広くなりやすくなるので、初心者でもBBを入賞させやすくなる。これにより、初心者の遊技に対する不公平感を解消でき、また、貯留されているBBの個数が増える一方になることを防止することができる。
遊技者がBBを入賞させると、CPU30aは先ずメモリ31のROM領域からRB導入モードの実行プログラムを読み出し、通常モードからRB導入モードに移行させる。RB導入モードでは、1〜3枚のメダルベットで遊技が行われ、RB導入モードでリプレイに当選し、これを入賞させるとRB導入モードからRBモードに移行される。BBモードはRB導入モードでの遊技が30回行われるか又はRBモードに3回移行されると終了される。
図4は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)60をスロットマシン10にインストールする例を示しており、記録媒体60には図3のフローチャートで示すような手段を、CPU30aとメモリ31とを含むコンピュータ61で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えばハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役決定手段と、前記当選役決定手段により特別当選役が決定された場合に特別当選役を貯留する特別当選役貯留手段と、所定の条件が満たされるとともに、前記特別当選役を構成する特別図柄が入賞有効ライン上に位置する図柄から連続する所定個数の図柄の中に含まれるときにリールの停止操作が行われた場合に、特別図柄が入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、前記所定の条件が満たされた場合、前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記所定個数を変化させる引き込み範囲変更手段としてコンピュータ61を機能させるためのプログラムを記録媒体60に記録する。そして、この記録媒体60を読み取り装置62に装填して、プログラムをスロットマシン10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体60を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は記録媒体60から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシン遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、貯留されているBBフラグの個数が10個を越えている場合に、貯留されているBBフラグの個数が10個以下の場合よりも、BB図柄の引き込み範囲が広くなるようにしたが、貯留されているBBフラグの個数が所定個数を超えた場合にBBの引き込み範囲が狭くなるようにしてもよい。これにより、BBフラグが所定個数貯留されるまでは、初心者でもBBを容易に入賞させやすくできるので、貯留されているBBフラグの個数が所定個数に達しにくくし、貯留されているBBフラグの個数が増える一方となることを防止できる。
上記実施形態では、2種類の引き込み範囲決定テーブルを設けたが、引き込み範囲決定テーブルの数、割り当てる引き込み範囲は適宜に設定してよい。この場合、引き込み範囲決定テーブルの種類を増やすほど遊技の内容を多彩にすることができ、また、実際のペイアウト率と設定されたペイアウト率との差を小さくすることができる。
上記実施形態では、BBが内部入賞した状態でのBB図柄の引き込み範囲を抽選により決定したが、例えば、複数種類のBBの引き込み範囲をメモリ31のROM領域に記憶させておき、貯留されているBBフラグの個数に応じてBB図柄の引き込み範囲をメモリ31から読み出して、BB図柄の引き込み範囲を変更してもよい。
上記実施形態では、特別当選役としてBBを設定したが、例えば特別当選役としてRBモードに移行させるRB、あるいは、シングルボーナス(SB)モードに移行させるSBを設定するなど、特別当選役は適宜に設定してよい。なお、SBモードとは、1回の遊技に限って所定の当選役の当選確率が通常モードよりも高くなる遊技モードである。また、遊技者が利益を獲得しやすくなるようにストップボタン19a〜19cの操作の態様が報知されるアシストタイム(AT)モードに移行する権利を付与するATフラグを特別当選役としてもよい。
上記実施形態では、RTモードの終了条件をBB放出抽選に当選することとしたが、例えば、所定回数の遊技が行われた場合やRTモードで特定当選役に当選した場合など、RTモードの終了条件は適宜の条件を設定してよい。これにより、RTモードの遊技の内容を多彩にできる。
上記実施形態では、BBフラグ貯留部41に貯留されているBBフラグはBB放出抽選に当選すれば全て入賞可能となるようにしたが、入賞可能となるBBフラグは1個目に貯留されたBBフラグのみとし、2個目以降に貯留されたBBフラグ(以下「入賞不能BBフラグ」と称する)の個数に応じて、1個目に貯留されたBBフラグの引き込み範囲を変更してもよい。これにより、貯留されているBBを全て入賞可能とする必要がなくなるので、貯留されている複数個のBBが短期間に入賞可能となって遊技者が莫大な量のメダルを獲得して、遊技者の射幸心を煽ることを防止でき、さらに、遊技への関心を高めることができる。
この場合、例えばBB図柄の引き込み範囲をメモリ31に記憶させておき、入賞不能BBフラグの貯留個数に応じてCPU30aがBB図柄の引き込み範囲を読み出して第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行うことにより実現できる。
ここで、入賞不能BBフラグの個数が増加するとBB図柄の引き込み範囲が広くなる場合の例について説明する。例えば入賞不能BBフラグの個数が10個を越えている場合には、BB図柄の引き込み範囲が図柄3個〜5個分の範囲となるようにCPU30aは第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行い、入賞不能BBフラグの個数が10個以下の場合には、BB図柄の引き込み範囲が図柄1個分又は図柄2個分の範囲となるようにCPU30aは第1〜第3リール14a〜14cの停止制御を行う。この場合、BB図柄の引き込み範囲が広くなったことで、BBを入賞させやすくなって初心者の遊技に対する不公平感を解消できる。また、入賞不能BBフラグの個数が所定個数に達したことを1個目のBBが入賞可能となる条件とすれば、BBが入賞可能となるまでに貯留が必要な入賞不能BBフラグの個数が僅かな個数であることを事前に報知する、いわゆる前兆報知を行うことができる。
次に、入賞不能BBフラグの個数が増加するとBB図柄の引き込み範囲が狭くなる場合の例について説明する。例えば入賞不能BBフラグの貯留個数が2個になるまでは、BB図柄の引き込み範囲を図柄3個〜5個分の範囲とし、入賞不能BBフラグの貯留個数が2個を越えた場合では、BB図柄の引き込み範囲を図柄1個分又は図柄2個分の範囲とする。この場合、BB図柄の引き込み範囲が狭くなったことで、技量の高い熟練者の遊技に対する不公平感を解消できる。また、入賞不能BBフラグの個数が所定個数に達したことを1個目のBBが入賞可能となる条件とすれば、前兆報知を行うことができる。
なお、RBが貯留されるようにした場合には、入賞不能RBフラグ(2個目以降に貯留されたRBフラグ)2個を入賞不能BBフラグ1個として換算するなど、2個目以降に貯留された当選役フラグ(入賞不能フラグ)を他の当選役の入賞不能フラグに置き換えてもよい。
また、入賞不能BBフラグがクリアされるようにしてもよい。この場合、例えば第1及び第2リール14a、14bを停止させるまではBB図柄が入賞有効ライン上に停止しないようにストップボタン19a、19bの操作が行われ、第3リール14cを停止させたときにBB図柄が入賞有効ライン上に停止するようにストップボタン19cの操作が行われた場合に入賞不能BBフラグをクリアする。そして、入賞不能BBフラグが全てクリアされた回数が多い場合に、1個目のBBフラグのBB図柄の引き込み範囲が広くなるようにすれば、熟練者にとって有利になり、遊技者の技量の差を遊技に反映することができる。
なお、入賞不能BBフラグをクリアする条件は適宜の条件にすることが好ましい。また、貯留されている入賞不能BBフラグが全てクリアされる条件も例えばスロットマシンのペイアウト率が変更された場合、BBモードが終了した場合、貯留されている当選役が入賞された場合など適宜の条件を設定してよい。また、入賞不能BBフラグが全てクリアされたことを報知すれば、初心者は入賞不能BBフラグをクリアさせなくてもよくなるので、初心者の遊技に対する不公平感を解消できる。
本発明はリール駆動タイプのスロットマシンに限らず、液晶パネルを用いたスロットマシンやパチンコ機、遊技機などにも適用することができる。
本発明を用いたスロットマシンの外観図である。 図1に示すスロットマシンの電気的概略構成を示す機能ブロック図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体を、スロットマシンにインストールする場合の説明図である。
符号の説明
10 スロットマシン
30 制御部
30a CPU(テーブル選択手段)
31 メモリ
34 リール駆動コントローラ
39 電子抽選部
40 当選役決定部
41 BBフラグ貯留部(特別当選役貯留手段)
43 引き込み範囲抽選部(引き込み範囲抽選手段)
43a 第1決定テーブル(引き込み範囲決定テーブル)
43b 第2決定テーブル(引き込み範囲決定テーブル)
60 記録媒体
61 コンピュータ
62 読み取り装置

Claims (5)

  1. 複数種類の図柄が配列され、遊技の開始操作に応答して回転するリールと、ハズレ又は複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役決定手段と、前記当選役決定手段により複数種類の当選役のうちから予め設定された特別当選役が決定された場合に特別当選役を貯留する特別当選役貯留手段とを備えた遊技機において、
    遊技を行うことによって予め設定された条件が満たされ、入賞有効ライン上に位置する図柄から連続する予め設定された所定個数分の図柄の中に前記特別当選役を構成する特別図柄が含まれるときにリールの停止操作が行われた場合に、特別図柄が入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、
    前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記所定個数を変化させる引き込み範囲変更手段とを設けたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記引き込み範囲変更手段により変更される前記所定個数を抽選により決定する引き込み範囲抽選手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 前記引き込み範囲抽選手段での抽選で用いられ、複数種類の前記所定個数が割り当てられるとともに、複数種類の前記所定個数のうちの少なくともいずれか1種類が選択される確率が互いに異なる複数種類の引き込み範囲決定テーブルと、
    前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記引き込み範囲抽選手段での抽選で用いる引き込み範囲決定テーブルを選択するテーブル選択手段とを設けたことを特徴とする請求項2記載の遊技機。
  4. ハズレ及び複数種類の当選役のいずれかを抽選により決定する当選役決定手段と、
    前記当選役決定手段により複数種類の当選役のうちから予め設定された特別当選役が決定された場合に特別当選役を貯留する特別当選役貯留手段と、
    遊技を行うことによって予め設定された条件が満たされ、入賞有効ライン上に位置する図柄から連続する予め設定された所定個数分の図柄の中に前記特別当選役を構成する特別図柄が含まれるときにリールの停止操作が行われた場合に、特別図柄が入賞有効ライン上に停止するようにリールの停止制御を行うリール停止制御手段と、
    前記特別当選役貯留手段に貯留されている特別当選役の個数に応じて、前記所定個数を変化させる引き込み範囲変更手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  5. 請求項4記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007301298A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Daikoku Denki Co Ltd スロットマシン

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