JP2005277649A - ミキサのパラメータ設定方法、ミキサおよびプログラム - Google Patents

ミキサのパラメータ設定方法、ミキサおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 カスケード接続された複数のミキサ間において、多様な形態でパラメータを連動して制御する。
【解決手段】 カスケード接続された全てのミキサに、同一内容のテーブル50,60を記憶させる。オンオフテーブル50は各ミキサにおいて各パラメータをリンクさせるか否か(オン/オフ状態)を記憶する。また、グループテーブル60は、複数の「リンクグループ」毎に、各ミキサのパラメータの種類を記憶する。例えば、「機器ID=#0」のミキサにおいて「パラメータ3」がオフ状態に設定されたとする。「グループ4」内においては、「ID=#3」のミキサは同一の「パラメータ3」を用いてリンクされているから、「ID=#3」のミキサの「パラメータ3」も連動してオフ状態に設定される。また、「ID=#1および#2」のミキサにおいては、所定の波及方法(オン/オフ状態を排他的に決定する)に基づいて、「パラメータ2」がオン状態に設定される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、デジタルミキサに用いて好適なミキサのパラメータ設定方法、ミキサおよびプログラムに関する。
デジタルミキサにおいては、複数の入力チャンネルの音声信号に対してそれぞれイコライジング処理、音量調節処理等が施された後、その結果が複数のミキシングバスに供給され、ここでイコライジング処理等の施された音声信号がミキシングされる。ここで、一台のデジタルミキサによって処理可能な入力チャンネル数には限界があるため、それを超える入力チャンネル数の音声信号を処理するために、カスケード接続という技術が知られている。これは、各ミキサに設けられた入出力一対のカスケード端子を順次介して複数のミキサを接続し、各ミキサは自機のカスケード出力端子と次段のミキサのカスケード入力端子を介して該次段のミキサのミキシングバスに自機のミキシングバスの出力信号を直接的に入力し、これによって複数のデジタルミキサを、全ミキサの入力チャンネル数の総和に等しい入力チャンネル数を有する一台の大規模なミキサの如く機能させるものである。
さらに、非特許文献1には、これらデジタルミキサにおいて音声信号のみならず、各種のパラメータをリンクする技術が開示されている。例えば、カスケード接続された複数のミキサのうち一台においてある番号のシーンがリコールされると、他のミキサにおいても同一番号のシーンを自動的にリコールさせることができる。しかし、カスケード接続されたミキサのうち一部のミキサについてはパラメータをリンクさせるべきでない場合も考えられる。そこで、特許文献1記載の技術では、各ミキサ毎にリンクのオン/オフ状態を設定できる技術が開示されている。また、非特許文献2には、2台のミキサをカスケード接続する技術が開示されており、この2台のミキサ間ではパラメータの種類毎にリンクのオン/オフ状態を設定できる旨が記載されている。
「DM2000取扱説明書」 ヤマハ株式会社,平成14年2月 「CS1D CONTROL SURFACE 取扱説明書」ヤマハ株式会社, 平成12年12月
しかし、上述した各技術においては、ミキサ毎に(またはパラメータ毎に)リンクを「オン」にするのか「オフ」にするのかという二者択一的な選択しかできず、また、リンクできるパラメータも同種のパラメータに限られていたため、複数のミキサ間で多様な形態でパラメータを連動して制御することができなかった。
この発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、複数のミキサ間で多様な形態でパラメータを連動して制御することができるミキサのパラメータ設定方法、ミキサおよびプログラムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するため本発明にあっては、下記構成を具備することを特徴とする。なお、括弧内は例示である。
請求項1記載のミキサのパラメータ設定方法にあっては、相互に通信可能に接続された、第1,第2および第3のミキサのうちの任意のミキサにおいて実行されるミキサのパラメータ設定方法において、前記第1,第2および第3のミキサにおいて各々設定される同種または異種のパラメータのうち、前記第1,第2および第3のミキサのうち二のミキサにおけるパラメータを相互に関連付け他の一のミキサにおけるパラメータを前記二のミキサの何れのパラメータにも関連付けないように、パラメータの関連状態を特定したリンク情報(オンオフテーブル50,グループテーブル60)を記憶する記憶過程と、自機の何れかのパラメータの値を設定する設定操作(操作子群2の操作)を検出する検出過程と、前記リンク情報に基づいて、該検出過程において検出されたパラメータが、他のミキサの何れかのパラメータとの間に関連付けられているか否かを判定する判定過程(SP34,SP36)と、前記判定過程における判定結果が肯定的であったことを条件として、前記他のミキサに対して、前記設定操作によって設定されたパラメータの値、または前記他のミキサにおいて設定すべきパラメータの値を送信する送信過程(SP38,変形例)とを処理装置に実行させることを特徴とする。
また、請求項2記載のミキサのパラメータ設定方法にあっては、相互に通信可能に接続された、第1,第2および第3のミキサのうち任意のミキサにおいて実行されるミキサのパラメータ設定方法において、前記第1,第2および第3のミキサにおいて各々設定される同種または異種のパラメータのうち、前記第1,第2および第3のミキサのうち二のミキサにおけるパラメータを相互に関連付け他の一のミキサにおけるパラメータを前記二のミキサの何れのパラメータにも関連付けないように、パラメータの関連状態を特定したリンク情報(オンオフテーブル50,グループテーブル60)を記憶する記憶過程と、他のミキサにおける何れかのパラメータの種別を特定する情報(リンクグループの番号)と該他のミキサにおけるパラメータの値とを受信し、または、自機における何れかのパラメータの種別を特定する情報(リンクグループの番号)と自機におけるパラメータの値とを受信する受信過程と、前記リンク情報と、前記受信過程において受信された情報とに基づいて自機の何れかのパラメータを更新すべきか否かを判定する判定過程(SP72,SP74)と、前記判定過程における判定結果が肯定的であったことを条件として、自機の対応するパラメータを更新するパラメータ更新過程(SP76)とを処理装置に実行させることを特徴とする。
また、請求項3記載のミキサにあっては、請求項1または2記載のミキサのパラメータ設定方法を実行することを特徴とする。
また、請求項4記載のプログラムにあっては、請求項1または2記載のミキサのパラメータ設定方法を処理装置に実行させることを特徴とする。
このように、自機の何れかのパラメータの値を設定する設定操作を検出し、検出されたパラメータが他のミキサの何れかのパラメータとの間に関連付けられている場合に該他のミキサに対してパラメータの値を送信する構成によれば、一部のミキサの一部のパラメータに対してのみパラメータの設定を連動させることができる。
また、他のミキサからパラメータの値等を受信した場合に自機の何れかのパラメータを更新すべきか否かを判定し、変更すべき場合にのみ自機の対応するパラメータを更新する構成においても、同様に一部のミキサの一部のパラメータに対してのみパラメータの設定を連動させることができる。
これにより、本発明によれば、パラメータの種類やミキサに応じた多様な形態でパラメータを連動して制御することができる。
1.実施例のハードウエア構成
次に、本発明の一実施例のミキシングシステムのハードウエア構成を図1を参照し説明する。
図において100〜103は「4」台のデジタルミキサであり、それぞれにカスケード入力端子30とカスケード出力端子32とが設けられている。ここで、カスケード入力端子30は、他のミキサのミキシングバスの信号を自機のミキシングバスに入力するための端子であり、カスケード出力端子32は、自機のミキシングバスの信号を他のミキサのミキシングバスに対して出力するための端子である。
そして、デジタルミキサ103,102,101の各カスケード出力端子32は、デジタルミキサ102,101,100の各カスケード入力端子30に各々接続されている。これらデジタルミキサ間においては音声信号は必ず一のミキサのカスケード出力端子32から他のミキサのカスケード入力端子30に向かって伝送される。換言すれば、図1においては必ず右方向に向かって音声信号が伝送される。そこで、この音声信号が伝送方向(右方向)を「下流」と呼び、その逆方向を「上流」と呼ぶ。ここで、最下流に設けられているデジタルミキサ100は、全てのミキサのミキシング結果を統合するため、これを「マスタ」と呼び、他のミキサを「スレーブ」と呼ぶ。一方、音声信号以外の制御データについては、カスケード入出力端子30,32を介して上流および下流の何れの方向にも伝送することができる。
次に、上記デジタルミキサ100〜103のうち一台のミキサのハードウエア構成を図2を参照し説明する。図2において2は操作子群であり、フェーダ、ボリューム操作子、スイッチ、マウス、キーボード等から構成されている。4は検出・駆動回路であり、これら操作子群2の操作イベントを検出し通信バス16を介して出力するとともに、通信バス16から供給されたコマンドに基づいてフェーダ等を駆動する。6は表示器群であり、スイッチ内部のLED、ボリューム操作子周辺のLED、各チャンネル名等を表示する小型表示器、および大画面のLCD表示器等から構成されている。8は表示回路であり、通信バス16を介して供給された表示コマンドに基づいて、これら表示器群6の表示状態を制御する。
14は入出力インタフェースであり、外部入出力機器12との間でアナログ音声信号またはデジタル音声信号を入出力する。なお、外部入出力機器12は、例えば、マイク、アンプ、テープレコーダ、CDプレーヤ等である。10は信号処理回路であり、一群のDSP(デジタル・シグナル・プロセッサ)によって構成されている。信号処理回路10においては、入出力インタフェース14を介して供給されたデジタル音声信号に対してミキシング処理やイコライジング処理が施される。これらの処理結果は、一旦は信号処理回路10内に論理的に構成された複数の「ミキシングバス」に出力される。そして、各ミキシングバスの信号に対して、さらにレベル調節や音場補正のためのイコライジング処理等を施した信号が入出力インタフェース14を介して外部入出力機器12に出力される。
上述したカスケード入出力端子30,32はこの入出力インタフェース14に設けられるものである。すなわち、外部入出力機器12に対して入出力される一般の音声信号とは異なり、カスケード入力端子30から入力された音声信号はミキシングバスに直接的に供給され、ミキシングバスの信号はカスケード出力端子32から直接的に出力される。すなわち、これらの信号に対してはレベル調節は行われるがイコライジング処理等は実行されないことになる。22はCPUであり、ROM18に格納された制御プログラムに基づいて、通信バス16を介して各部を制御する。20はRAMであり、CPU22のワークメモリとして使用されるとともに、後述する各種テーブル、その他のデータを記憶する。
2.実施例のデータ構造
各デジタルミキサ100〜103のRAM20には、図3(a)に示すオンオフテーブル50および同図(b)に示すグループテーブル60が記憶される。なお、図において「#0」〜「#3」は、各々デジタルミキサ100〜103に付与される機器IDの番号である。これら機器IDの付与方法については後述する。オンオフテーブル50は、各パラメータに対して、各ミキサがリンクをオン状態にするのかオフ状態にするかの情報を記憶するものである。ここで、あるミキサのあるパラメータのリンクがオフ状態に設定されると、当該ミキサにおいて当該パラメータの変更が生じても他のミキサのパラメータに対してなんら影響が及ばず、また他のミキサにおいて対応するパラメータの変更が生じても当該ミキサの当該パラメータに対してなんら影響が及ばないことになる。一方、リンクがオン状態になると、後述するグループテーブル60の状態に応じて、当該ミキサと他のミキサとの間で相互にパラメータ値に対して影響を及ぼしあうことになる。
ここで、あるミキサのあるパラメータが変更されたときに他のミキサのパラメータに対して自動的に影響が及ぶとき、これら影響が及ぶ範囲のミキサの集合を「リンクグループ」という。グループテーブル60は、複数の「リンクグループ」毎にリンクを設定すべきパラメータを規定したものである。例えば、グループテーブル60において「グループ1」の行を参照すると、機器IDが「#0」および「#1」のミキサに対して「パラメータ1」が設定され、機器IDが「#2」および「#3」のミキサはグループ外(×)に設定されている。これにより、機器IDが「#0」または「#1」のミキサのうち一方において「パラメータ1」が変更されると、他方のミキサに対して直ちに当該「パラメータ1」の内容が反映されることになる。
また、「グループ2」の行を参照すると、機器IDが「#0」および「#1」のミキサはグループ外(×)に設定され、機器IDが「#2」および「#3」のミキサに対して「パラメータ1」が設定されている。これにより、機器IDが「#2」または「#3」のミキサのうち一方において「パラメータ1」が変更されると、他方のミキサに対して直ちに当該「パラメータ1」の内容が反映されることになる。このように、同一のパラメータ(パラメータ1)に対して複数のリンクグループを設定すると、各ミキサにおけるパラメータ操作によって影響の及ぶ範囲を細分化することができる。
また、リンクグループには、異なる種類のパラメータを設定することができる。例えば、図3(b)の「グループ4」の欄を参照すると、機器IDが「#0」および「#3」のミキサに対して「パラメータ3」が設定され、機器IDが「#1」および「#2」のミキサに対して「パラメータ2」が設定されている。このように複数のパラメータが同一リンクグループ内に設定されると、これら異なるパラメータ相互間の影響の波及方法もグループテーブル60に記憶される。ここで、このような使用方法の一例を説明しておく。まず、「パラメータ2」は「第1ミュートグループのオンオフ状態」であったと仮定する。なお、「ミュートグループ」とは、複数の入力チャンネルの信号のミュート状態をまとめてオンオフするために構成されたグループである。また、「パラメータ3」は「第2ミュートグループのオンオフ状態」であったと仮定する。そして、パラメータ2,3の相互間の影響の波及方法は、「オン/オフ状態を排他的に決定する」と設定されていたとする。
かかる状態において、「機器ID=#0」のミキサにおいて「パラメータ3」がオフ状態に設定されたとする。「グループ4」内においては、「機器ID=#3」のミキサは同一の「パラメータ3」を用いてリンクされているから、「機器ID=#3」のミキサの「パラメータ3」も自動的にオフ状態に設定される。また、「機器ID=#1および#2」のミキサにおいては、これら「グループ4」内の「パラメータ3」とは排他的にオン/オフ状態が決定されるから、両ミキサの「パラメータ2」が自動的にオン状態に設定される。結局、「機器ID=#0および#3」のミキサにおいて第1ミュートグループがオン状態に設定されると、「機器ID=#1および#2」のミキサにおいて第2ミュートグループは必ずオフ状態に設定され、また「機器ID=#0および#3」のミキサにおいて第1ミュートグループがオフ状態に設定されると、「機器ID=#1および#2」のミキサにおいて第2ミュートグループは必ずオン状態に設定されることが解る。
3.実施例の動作
3.1.機器IDの割当処理
次に、本実施例の動作を説明する。まず、各ミキサにおいては、カスケード入出力端子30,32を介して他のミキサがカスケード接続されているか否かが定期的に検索される。そして、他のミキサがカスケード接続されていることが判明すると、これら複数のミキサのうち最下流に接続されているミキサが「マスタ」に設定され、その機器IDは「#0」に設定される。そして、マスタから上流に向かって、各ミキサには「#1」,「#2」,「#3」,……のように昇順の機器IDが順次付与されてゆく。また、カスケード接続の状態が変更された場合、例えば新たなミキサがカスケード接続された場合、あるいはカスケード接続されていたミキサの接続が外された場合においては、変更後の接続状態に基づいて各ミキサに対して機器IDが再割当される。これにより、図1の接続状態においては、上述したようにデジタルミキサ100〜103に対して、「#0」〜「#3」の機器IDが順次付与されることになる。また、機器IDが再割当されたときには、全てのミキサで保持されているオンオフテーブル50およびグループテーブル60内の機器IDが、新たな(再割当後の)機器IDの状態を反映するように変更、追加または削除される。これにより、機器IDと各テーブルの内容との整合性が保たれることになる。
3.2.テーブル操作に対するイベント処理
各デジタルミキサの表示器群6に含まれるLCD表示器には、ユーザの操作に応じてデジタルミキサの設定状態を表示・設定するための各種画面を表示することができる。そして、ユーザが何れかのミキサにおいて所定の操作を行うと、オンオフテーブル50またはグループテーブル60の内容を表示器群6内のLCD表示器に表示させるとともに、マウスおよびキーボードを操作してこれらテーブルの編集を行うことができる。具体的には、オンオフテーブル50については、自機に係る列に含まれる各セルの内容(オン/オフ)を変更することができる。また、グループテーブル60に対しては、既存のリンクグループの内容を変更し、または新規なリンクグループを追加することもできる。そこで、これらの操作が行われた場合の処理を説明する。
3.2.1.リンク・オン設定イベント
何れかのミキサの操作子群2において、何れかのパラメータ(対象パラメータという)のリンクをオフ状態からオン状態に変更する操作が行われると、当該ミキサにおいて図4(a)に示すオン設定イベントルーチンが起動される。同図(a)において処理がステップSP2に進むと、自機内のオンオフテーブル50において、該対象パラメータの自機に係る欄がオン状態に設定される。次に、処理がステップSP4に進むと、自機において該対象パラメータをオン状態に設定した旨を通知するための制御データ(オンオフテーブル変更データ)が生成され、該制御データが、カスケード入出力端子30,32を介して、隣接するミキサに送信される。なお、後述する処理により、かかる制御データは最終的には他の全ミキサに転送される。これにより、全てのミキサ内において、該オンオフテーブル変更データの内容を反映するようにオンオフテーブル50が更新され、各ミキサ内のオンオフテーブル50の内容が同一になるように保持される。
次に、処理がステップSP6に進むと、自機内のグループテーブル60が検索され、自機の対象パラメータが属しているリンクグループが存在するか否かが判定される。ここで「NO」と判定されると本ルーチンの処理は直ちに終了する。すなわち、自機の対象パラメータのリンクがオン状態に設定されたとしても、当該対象パラメータが何れのリンクグループにも含まれていなければ、当該対象パラメータは他のミキサのパラメータとの間で相互に影響を及ぼさないからである。一方、対象パラメータの属するリンクグループが存在する場合は「YES」と判定され、処理はステップSP8に進む。ここでは、再びオンオフテーブル50が参照され、当該リンクグループに属している他のミキサの中で、当該リンクグループに属するパラメータのリンクがオン状態に設定されているミキサが存在するか否かが検索される。
かかるミキサが存在しなければ「NO」と判定され、本ルーチンの処理は直ちに終了する。すなわち、他のミキサの対応するパラメータのリンクがオフ状態に設定されている場合には、やはり自機の対象パラメータは他のミキサのパラメータとの間で相互に影響を及ぼさないからである。一方、ステップSP8において「YES」と判定されると、処理はステップSP10に進む。ここでは、先にステップSP8において検索された他のミキサの中から、所定の一のミキサ(例えば、検索された他のミキサの中で機器IDが最も小さいミキサ)に対して、リンクされているパラメータの値を送信するように要求する要求制御データが送信される。そして、この要求制御データに対する応答としてパラメータ値を通知する制御データが返信されるまで処理が待機する。
次に、上記所定の一のミキサから、パラメータ値を通知する制御データが返信されると処理はステップSP12に進み、受信したパラメータ値をに基づいて自機の対象パラメータの値が更新される。すなわち、受信したパラメータ値に係るパラメータの種類が自機の対象パラメータの種類と同一であれば、受信したパラメータ値が自機の対象パラメータの新たな値として設定される。また、受信したパラメータ値に係るパラメータの種類が自機の対象パラメータの種類と異なっている場合には、受信したパラメータ値と、グループテーブル60に記憶されている「波及方法」とに基づいて、対象パラメータの新たな値が設定される。
3.2.2.リンク・オフ設定イベント
また、何れかのミキサにおいて、何れかのパラメータ(対象パラメータ)のリンクをオフ状態に設定する操作が行われると、当該ミキサにおいて図4(b)に示すオフ設定イベントルーチンが起動される。同図(b)において処理がステップSP20に進むと、自機内のオンオフテーブル50において、該対象パラメータの自機に係る欄がオフ状態に設定される。次に、処理がステップSP22に進むと、自機において該対象パラメータをオフ状態に設定した旨を通知するための制御データ(オンオフテーブル変更データ)が生成され、該制御データが、カスケード入出力端子30,32を介して、隣接するミキサに送信される。なお、上述したステップSP4の場合と同様に、かかる制御データは最終的には他の全ミキサに転送され、全てのミキサ内において該オンオフテーブル変更データの内容を反映するようにオンオフテーブル50が更新される。また、リンクをオフ状態に設定した場合には自機における対象パラメータの値はなんら変更されないから、対象パラメータの値はリンクをオフ状態に設定する前の値がそのまま保持される。
3.2.3.グループテーブル編集イベント
また、何れかのミキサにおいて、グループテーブル60の内容を編集する操作が実行されると、図4(c)に示すグループテーブル編集イベントルーチンが起動される。図において処理がステップSP50に進むと、受け付けた編集操作に基づいて、自機のグループテーブル60における対応箇所が変更される。次に、処理がステップSP52に進むと、グループテーブル60の変更内容を通知するための制御データ(グループテーブル変更データ)が生成され、該制御データが、カスケード入出力端子30,32を介して、隣接するミキサに送信される。なお、上述したステップSP4の場合と同様に、かかる制御データは最終的には他の全ミキサに転送され、全てのミキサ内において該グループテーブル変更データの内容を反映するようにグループテーブル60が更新される。
3.3.パラメータ変更イベント処理
何れかのミキサにおいて、パラメータを制御するためのフェーダ、ボリューム操作子、スイッチ等の操作子が操作されると、図5に示すパラメータ変更イベントルーチンが起動される。図において処理がステップSP30に進むと、自機のRAM20内の所定領域(カレント領域)に記憶され該操作子に対応するパラメータ(対象パラメータ)の値が、該操作子の操作量に応じて再設定される。次に、処理がステップSP32に進むと、自機がカスケード接続されているか否かが判定される。また、ステップSP34においては、オンオフテーブル50において、自機の対象パラメータのリンクがオン状態であるか否かが判定される。さらに、ステップSP36においては、自機の対象パラメータが属しているリンクグループが存在するか否かが判定される。
これらステップSP32〜SP36の全てにおいて「YES」と判定されると、処理はステップSP38に進み、再設定されたパラメータ値に基づいて「パラメータ・リンクデータ」なる制御データが生成され、該制御データが、カスケード入出力端子30,32を介して、隣接するミキサに送信される。なお、かかる制御データは最終的には上記リンクグループに属する全ミキサに転送され、これらミキサ内において対応するパラメータ値が更新される。ここで、パラメータ・リンクデータは、「リンクグループの番号」と、「再設定されたパラメータ値」と、「該パラメータ・リンクデータの生成元のミキサ(自機)の機器ID」とから構成される。
3.4.制御データ受信イベント処理
次に、何れかのミキサにおいて、上流側から(カスケード入力端子30を介して)制御データが受信されると、該ミキサにおいて図6に示す上流制御データ受信イベント処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP60に進むと、自機の下流側にカスケード接続されている他のミキサが存在するか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると処理はステップSP62に進み、受信した制御データがそのままカスケード出力端子32を介して下流側のミキサに送信される。一方、ステップSP60において「NO」と判定されると、ステップSP62はスキップされる。次に、処理がステップSP64に進むと、受信した制御データはパラメータ・リンクデータであるか否かが判定される。
ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP72に進み、パラメータ・リンクデータに含まれる「リンクグループの番号」と、自機内に記憶されているグループテーブル60の内容とに基づいて、自機は当該パラメータのリンク対象であるか否かが判定される。また、ステップSP74においては、当該リンクグループにおいて自機に割り当てられているパラメータ(対象パラメータ)のリンクがオン状態であるか否かが判定される。ステップSP72およびSP74において共に「YES」と判定されると、処理はステップSP76に進み、受信したパラメータ・リンクデータに含まれるパラメータ値に基づいて、自機の対象パラメータの値が更新される。一方、ステップSP72またはSP74の何れかにおいて「NO」と判定されると、自機内のパラメータは更新されることなく、本ルーチンの処理は直ちに終了する。
ここで、ステップSP72およびSP74における処理の具体例を図3(a),(b)を参照し説明しておく。まず、「機器ID=#0」のミキサにおいて「パラメータ3」を変更する操作が行われたとする。かかる場合には、当該「機器ID=#0」のミキサにおいてパラメータ変更イベントルーチン(図5)が実行され、「リンクグループの番号=4」と、「パラメータ3の(再設定された)パラメータ値」と、「生成元のミキサ(自機)の機器ID=#0」とから成るパラメータ・リンクデータが他のミキサに対して送信される(図5のSP38)。次に、「機器ID=#1」のミキサにおいて該パラメータ・リンクデータが受信され、ステップSP72が実行されると、「リンクグループの番号=4」と、「生成元の機器ID=#0」とに基づいてグループテーブル60が参照される。
これにより、受信したパラメータ値は「パラメータ3」の値であって、自機(機器ID=#1)はリンク対象に含まれており、自機の対象パラメータは「パラメータ2」であることが判明する。次に、ステップSP74においてオンオフテーブル50が参照されると、自機(機器ID=#1)の対象パラメータ(パラメータ2)のリンクはオン状態であることが判明する。これにより、処理がステップSP76に進むと、受信した「パラメータ3」の値と、パラメータ3からパラメータ2への「波及方法」とに基づいて、自機のパラメータ2に設定すべき値が決定され、自機(機器ID=#1)のカレント領域におけるパラメータ2の値がこの決定された値に更新されることになる。
次に、「機器ID=#2」のミキサにおいて上述したパラメータ・リンクデータが受信されると、ステップSP72においては上記機器ID=#1のミキサと同様の処理が実行される。しかし、ステップSP74においてオンオフテーブル50が参照されると、自機(機器ID=#2)の対象パラメータ(パラメータ2)のリンクはオフ状態であることが判明する。これにより、該ミキサのカレント領域のパラメータは全く更新されることなく本ルーチンが終了する。
次に、「機器ID=#3」のミキサにおいて上述したパラメータ・リンクデータが受信されると、ステップSP72においては上記機器ID=#1のミキサと同様の処理が実行される。但し、図3(b)から明らかなように、自機(機器ID=#3)の対象パラメータは「パラメータ3」である。次に、ステップSP74においてオンオフテーブル50が参照されると、自機(機器ID=#3)の対象パラメータ(パラメータ3)のリンクはオン状態であることが判明する。この機器ID=#3のミキサにおいては、受信したパラメータの種類と自機の対象パラメータの種類とが同一(パラメータ3)であるため、パラメータ・リンクデータに含まれるパラメータ値が、そのまま自機のパラメータ3の新たなパラメータ値としてカレント領域に設定されることになる。
また、受信した制御データがパラメータ・リンクデータ以外のデータであれば、上記ステップSP64において「NO」と判定され、処理はステップSP68に進む。ここでは、該制御データはオンオフテーブル変更データであるか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP80に進み、受信した制御データを反映するように、自機のオンオフテーブル50内の対応箇所が変更される。また、ステップSP68において「NO」と判定されると、処理はステップSP70に進み、受信した制御データはグループテーブル変更データであるか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると、処理はステップSP82に進み、受信した制御データを反映するように、自機のグループテーブル60内の対応箇所が変更される。
また、ステップSP70において「NO」と判定されると、処理はステップSP84に進み、その他の制御データに対する処理が実行される。例えば、上述したように、あるミキサにおいてステップSP10の処理(要求制御データの送信)が実行されると、当該要求制御データに対して応答すべき一のミキサは、要求元のミキサに対してパラメータ値を通知する制御データを返信しなければならない。このため、各ミキサにおいては要求制御データが供給されると、自機が当該「一のミキサ」に該当するか否かを判定し、該当する場合には対応するパラメータ値を通知する制御データを要求元のミキサに返信しなければならない。かかる処理はこのステップSP84において実行されることになる。
次に、何れかのミキサにおいて、下流側から(カスケード出力端子32を介して)制御データが受信されると、該ミキサにおいて図7に示す下流制御データ受信イベント処理ルーチンが起動される。図において処理がステップSP100に進むと、自機の上流側にカスケード接続されている他のミキサが存在するか否かが判定される。ここで「YES」と判定されると処理はステップSP102に進み、受信した制御データがそのままカスケード入力端子30を介して上流側のミキサに送信される。一方、ステップSP100において「NO」と判定されると、ステップSP102はスキップされる。以後、ステップSP104〜SP124においては、上述したステップSP64〜SP84と同様の処理が実行される。
このように、上流または下流に他のミキサが接続されている場合は、ステップSP62またはSP102を介して、該他のミキサに対して制御データが転送される。これにより、上述したように、何れか一のミキサから制御データがカスケード入出力端子30,32を介して出力されると、該制御データが全てのミキサに伝送され、これら各ミキサにおいて必要な処理が実行されることが解る。
4.変形例
本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。
(1)上記実施例においては、オンオフテーブル50とグループテーブル60とによってミキシングシステム内のパラメータのリンク状態を規定したが、かかるリンク状態を記憶する方式は実施例の方式に限定されるわけではなく、それぞれのリンクグループに属する機器とパラメータや、それぞれの機器のそれぞれのパラメータのオン/オフ状態を規定できるデータ方式であれば、どのような形式であっても適用できる。
(2)上記実施例においては、各ミキサはオンオフテーブル50のうち自機に係る部分のみの変更が可能であったが、他機のオン/オフ状態を切り換え可能にしてもよい。この場合は、オンオフテーブル変更データを受信した各ミキサにあっては、オンオフテーブル50の内容を更新するとともに、自機の状態が変更された場合には、カレント領域内において対応するパラメータも修正する必要がある。すなわち、他のミキサによって自機の何れかのパラメータのリンクがオン状態に設定されたミキサは、図4のステップSP6〜SP12と同様の処理を実行し、リンクされたミキサとの間でパラメータの整合性を保つ必要がある。
(3)上記実施例においては、カスケード接続された何れかのミキサにおいてフェーダ、ボリューム操作子、スイッチ等の操作子が操作されると、対象パラメータのリンクがオン状態であること(SP34)および対象パラメータが属しているリンクグループが存在すること(SP36)を条件として、パラメータ・リンクデータが他のミキサに送信された。しかし、これらステップSP34,SP36の判断を省略してもよい。何故なら、他のミキサにおいて当該パラメータ・リンクデータが受信されると、必ずステップSP72,74の判断が実行されるため、他の何れのミキサに対して影響を及ぼさないパラメータ・リンクデータは、他の何れのミキサにおいても結局は無視されることになるためである。
(4)上記実施例においては、オンオフテーブル50に対して対象パラメータをオフ状態からオン状態に変更する操作が行われた際、自機の対象パラメータが属しているリンクグループが存在しなかった場合(SP6において「NO」と判定される場合)には、グループテーブル60に対して何ら変更が生じない状態でオン設定イベントルーチン(図4(a))が終了した。しかし、かかる場合には、自機「のみ」の対象パラメータが含まれる新たなリンクグループを生成するようにグループテーブル60を更新してもよい。
(5)上記実施例のパラメータ変更イベントルーチン(図5)のステップSP38において送信されるパラメータ・リンクデータは、「リンクグループの番号」と、「再設定されたパラメータ値」と、「該パラメータ・リンクデータの生成元のミキサの機器ID」とから構成されていた。しかし、パラメータ・リンクデータの構造は実施例のものに限定されるわけではなく、これを受信した他のミキサにおいて、自機(該他のミキサ)において何らかのパラメータを変更する必要の有無や、パラメータを変更する必要がある場合にはその具体的な内容が判別できるような形式であれば、如何なる形式であってもよい。
例えば、「リンクグループの番号」に代えて、該パラメータ・リンクデータの生成元のミキサにおける対象パラメータの種類を示す識別情報を含めても良い。生成元のミキサにおける対象パラメータの種類と、グループテーブル60とを照合すれば、当該パラメータ・リンクデータに係るリンクグループの番号も直ちに判明するからである。
また、他の例として、パラメータ・リンクデータを、「該パラメータ・リンクデータに応じてパラメータを変更すべきミキサの機器ID」と、「該パラメータ・リンクデータを受信したミキサにおいて変更すべきパラメータの種類」と、「該パラメータ・リンクデータを受信したミキサにおいて変更すべきパラメータの値」とから構成してもよい。かかる例によれば、パラメータ・リンクデータを受信した各ミキサにあっては、グループテーブル60の内容を参照するまでもなく、パラメータ・リンクデータのみの内容に基づいて、自機において実行すべき処理内容が直ちに判明するからである。
但し、先に図3(b)の「グループ4」について説明したように、受信するミキサによって変更すべきパラメータの種類が異なるリンクグループも存在し得る。従って、かかるリンクグループに対して後者の例を採用するには、生成元のミキサは、変更すべきパラメータの種類毎に、個別にパラメータ・リンクデータを送信するとよい。
(6)また、上記実施例においては、デジタルミキサ上で動作するプログラムによって各種処理を行ったが、このプログラムのみをCD−ROM、フレキシブルディスク等の記録媒体に格納して頒布し、あるいは伝送路を通じて頒布することもできる。
本発明の一実施例のミキシングシステムのブロック図である。 該ミキシングシステムを構成する一のデジタルミキサのブロック図である。 各デジタルミキサにおけるリンク情報のデータ構造を示す図である。 リンク情報を更新する各イベント処理ルーチンのフローチャートである。 パラメータ変更イベントルーチンのフローチャートである。 上流制御データ受信イベント処理ルーチンのフローチャートである。 下流制御データ受信イベント処理ルーチンのフローチャートである。
符号の説明
2:操作子群、4:検出・駆動回路、6:表示器群、8:表示回路、10:信号処理回路、12:外部入出力機器、14:入出力インタフェース、16:通信バス、18:ROM、20:RAM、22:CPU、30:カスケード入力端子、32:カスケード出力端子、50:オンオフテーブル、60:グループテーブル、30,32:カスケード入出力端子、100〜103:デジタルミキサ。

Claims (4)

  1. 相互に通信可能に接続された、第1,第2および第3のミキサのうちの任意のミキサにおいて実行されるミキサのパラメータ設定方法において、
    前記第1,第2および第3のミキサにおいて各々設定される同種または異種のパラメータのうち、前記第1,第2および第3のミキサのうち二のミキサにおけるパラメータを相互に関連付け他の一のミキサにおけるパラメータを前記二のミキサの何れのパラメータにも関連付けないように、パラメータの関連状態を特定したリンク情報を記憶する記憶過程と、
    自機の何れかのパラメータの値を設定する設定操作を検出する検出過程と、
    前記リンク情報に基づいて、該検出過程において検出されたパラメータが、他のミキサの何れかのパラメータとの間に関連付けられているか否かを判定する判定過程と、
    前記判定過程における判定結果が肯定的であったことを条件として、前記他のミキサに対して、前記設定操作によって設定されたパラメータの値、または前記他のミキサにおいて設定すべきパラメータの値を送信する送信過程と
    を処理装置に実行させることを特徴とするミキサのパラメータ設定方法。
  2. 相互に通信可能に接続された、第1,第2および第3のミキサのうち任意のミキサにおいて実行されるミキサのパラメータ設定方法において、
    前記第1,第2および第3のミキサにおいて各々設定される同種または異種のパラメータのうち、前記第1,第2および第3のミキサのうち二のミキサにおけるパラメータを相互に関連付け他の一のミキサにおけるパラメータを前記二のミキサの何れのパラメータにも関連付けないように、パラメータの関連状態を特定したリンク情報を記憶する記憶過程と、
    他のミキサにおける何れかのパラメータの種別を特定する情報と該他のミキサにおけるパラメータの値とを受信し、または、自機における何れかのパラメータの種別を特定する情報と自機におけるパラメータの値とを受信する受信過程と、
    前記リンク情報と、前記受信過程において受信された情報とに基づいて自機の何れかのパラメータを更新すべきか否かを判定する判定過程と、
    前記判定過程における判定結果が肯定的であったことを条件として、自機の対応するパラメータを更新するパラメータ更新過程と
    を処理装置に実行させることを特徴とするミキサのパラメータ設定方法。
  3. 請求項1または2記載のミキサのパラメータ設定方法を実行することを特徴とするミキサ。
  4. 請求項1または2記載のミキサのパラメータ設定方法を処理装置に実行させることを特徴とするプログラム。
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