JP2005277414A - リソグラフィ装置、デバイス製造方法及び可変減衰器 - Google Patents

リソグラフィ装置、デバイス製造方法及び可変減衰器 Download PDF

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Abstract

【課題】高ウェハ・スループットを維持し得るリソグラフィ装置の可変減衰器を提供すること。
【解決手段】リソグラフィ装置は、ウェハ部分における放射線量を制御し、それによりウェハのスループットを最適化することができるよう、投影ビームの位置を変化させることなくその強度を変化させる可変減衰器Aが設けられている。この可変減衰器は、入力放射ビームが第1のミラーに入射し、それにより第1のミラーに入射した入力放射ビームが第2のミラーに向かって反射し、それにより放射が反射され、照明システムに入力するために必要な強度を有する出力放射ビームを生成するように位置決めされた2つの平行ミラー21,22と、ミラーを互いに平行に維持し、また、ミラーに入射するビームの角度が変化して出力ビームの強度が変化するようにミラーを傾斜させるための傾斜メカニズムとを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は一般にリソグラフィ装置及びデバイス製造方法に係り、より詳細には可変減衰器を有するリソグラフィ装置に関する。
リソグラフィ装置は、基板の目標部分に所望のパターンを適用する設備である。リソグラフィ装置は、たとえば集積回路(IC)の製造に使用することができる。その場合、マスク或いはレチクルとも呼ばれているパターン形成用構造を使用して、ICの個々の層に対応する回路パターンが生成され、このパターンが、放射線感応材料(レジスト)の層を有する基板(たとえばシリコン・ウェハ)上の目標部分(たとえば1つ又は複数のダイ部分からなる)に結像される。通常、1枚の基板には、順次露光される目標部分に隣接する回路網が含まれている。知られているリソグラフィ装置には、パターン全体を1回で目標部分に露光することによって目標部分の各々が照射される、いわゆるステッパと、パターンを投影ビームで所与の方向(「走査」方向)に走査し、且つ、基板をこの方向に平行に、或いは非平行に同期走査することによって目標部分の各々が照射される、いわゆるスキャナがある。
放射源から放射ビームを受け取り、且つ、レチクルによるパターン形成のための、投影ビームと呼ばれる、所望する一様な強度分布をその断面に有する調節済み放射ビームを供給するための照明システムが提供されている。放射源及びリソグラフィ装置は、放射源がたとえばプラズマ放電源の場合、個別の構成要素にすることができる。このような場合、放射源は、リソグラフィ装置の一部を形成しているとは見なされず、放射ビームは、通常、たとえば適切な集光ミラー及び/又はスペクトル純度フィルタを備えた放射コレクタ(捕集器)を使用して放射源から照明システムに引き渡される。放射源がたとえば水銀灯などの場合、放射源は、リソグラフィ装置の一構成要素と見なされる。
照明システムは、ビームの角強度分布を調整するための構成要素を備えることができる。通常、イルミネータ(照明装置)のひとみ平面内の強度分布の少なくとも外部及び/又は内部径方向範囲(一般に、それぞれσ−outer及びσ−innerと呼ばれている)は調整が可能である。また、照明システムは、ウェハ部分における放射線量を制御するために、投影ビームの総合強度を変化させるための減衰器を備えることも可能であり、それにより、たとえば多重走査中に放射源の強度が変動している間、ウェハ部分の放射線量を一定に維持することができ、或いは画像を走査している間、ウェハ部分の放射線量を変化させ、且つ、走査速度を一定に維持することができる。しかしながら、このような応用例に使用される周知の減衰器には、たとえば照明ビームの位置が減衰器によって変化するため、照明システムの他の部分の動作に悪影響を及ぼす傾向があり、且つ/又はウェハ部分における放射線量を正確に調整する方法での制御が困難であり、また、放射線量の調整速度を制御することは問題であり、ウェハのスループット(処理量)及び歩留りに悪影響を及ぼしている。
減衰器をそれぞれ異なる透過特性を有する3つの個別領域を有するブレードの形態で提供することは知られている。この減衰器は調整が可能であり、領域を1つずつ放射経路内に移動させることができるため、ブレードの位置に応じて3つの異なる離散レベルの減衰が可能であるが、3つの異なる減衰レベルしか使用されず、また、減衰に寄与しない4番目のレベルが、放射経路を外れて移動するブレードに対応しているため、必要な高放射線量精度をウェハ部分に維持し、また、この放射線量の変化に基づいて高ウェハ・スループットを維持するには不十分である。このような減衰器が連続可変レベルの減衰を提供していないこととは別に、これらの減衰器には、減衰器ブレードの複雑性のために冷却が複雑であり、或いは気体セルの冷却能力が乏しい、という欠点がある。また、ブレードがビーム中で使用されているため、システムの性能を決定している特定の要素、たとえば投影ビームの一様性などに悪影響を及ぼす可能性がある。
本発明の一態様によれば、投影放射ビームを提供するための照明システムと、投影ビームにパターンを付与するパターン形成用構造を支持するための支持構造と、基板を保持するための基板テーブルと、パターン形成されたビームを基板の目標部分に投影するための投影システムとを備えたリソグラフィ装置であって、照明システムが、入力放射ビームが第1の反射表面に入射し、それにより第1の反射表面に入射した入力放射ビームが第2の反射表面に向かって反射し、それにより放射が反射され、必要な強度を有する出力放射ビームを生成するように位置決めされた2つの平行反射表面と、反射表面を互いに平行に維持し、また、反射表面に入射するビームの角度が変化して、出力ビームの位置が変化することなくその強度が変化するように反射表面を傾斜させるための傾斜手段とを備えた可変減衰器を備えたリソグラフィ装置が提供される。
このような可変減衰器を使用することにより、リソグラフィ装置の他の性能パラメータ、たとえば一様性及び/又はテレセントリック性などに実質的に悪影響を及ぼすことなく、ウェハ部分における放射線量を正確に制御し、且つ、ウェハの高スループットを維持することができる。より詳細には、可変減衰器により、入力ビームが集束ビームであれ、発散ビームであれ、或いは平行ビームであれ、投影ビームの位置を変化させることなくその強度を連続的に変化させることができる。また、可変減衰器は、ウェハが受け取る放射線量をモニタするように位置決めされた放射線量モニタ・センサからの出力に応じて制御することができる。また、簡単な方法でミラーの背面を冷却し、高減衰率で熱吸収をオフセットさせることも可能であり、それによりほとんどの熱負荷を比較的単純に吸収することができるため、低コストの光学系が可能であり、したがって装置設計の複雑さが減少し、延いてはコスト効率が高くなる。
一実施例では、反射表面は、ビームを反射する平面反射表面を有しているが、他の形状のミラー反射表面、たとえば入力ビームが伝搬する方向に湾曲した表面なども本発明の範囲内である。
本発明の一実施例では、反射表面は、入力ビームに対して、約25度と60度の間の角度で放射が反射表面に入射するように位置決めされている。この実施例は、比較的高度な減衰を必要とする応用例に使用することができる。
本発明の他の実施例では、反射表面は、入力ビームに対して、最大25度のグレージング(斜め)入射角度で放射が反射表面に入射するように位置決めされている。この実施例における放射の減衰は、入射角度がより大きい前述の実施例の場合における放射の減衰より小さいが、より高い最大透過率、たとえば最大96%の透過率が得られる。
また、反射表面は、入力ビームに対して、反射表面と反射表面の間の一点に放射が集束するように位置決めすることも可能である。この配置により、とりわけ小さなグレージング入射角を使用する場合、或いはビームの断面が大きい場合、2つの反射表面の間に集束しない場合と比較して反射表面のサイズを小さくすることができるため、この配置は有利である。これに代えて、第2の反射表面を越えた一点、又は第1の反射表面の手前の一点で放射が集束するように反射表面を入力ビームに対して配置することも可能である。
反射表面の反射率を大きくするために、反射表面に単層コーティング、場合によっては階段化多層コーティングを施すことができる。微小入射角における反射が比較的高いため、多くの場合、単層コーティングが有用である。
いくつかの実施例では、出力ビームを異なる減衰設定に対して実質的に同じ位置に維持するように、反射表面の傾斜と同時に反射表面を反対方向へシフトさせるためのアクチュエータが配置されている。このようなシフトにより、減衰器を調整している間の仮想焦点のあらゆる移動がオフセットされる。多数の異なるメカニズムを使用して、反射表面を同時に傾斜させ、且つ、シフトさせることができる。
他の実施例では、照明システムは、放射源から放射を受け取るように構成されており、また、アクチュエータは、反射表面が傾斜する際に放射源の位置をシフトさせるためのものであり、それにより、ビームが集束する仮想焦点を異なる減衰設定に対して実質的に同じ位置に維持している。
上で説明した構造は、投影ビーム中の放射の波長がEUVレンジの波長、つまり約5nmと約20nmの間の波長である場合にとりわけ有利であることが分かっているが、本発明は任意の波長の放射に使用することができることは理解されよう。
本発明の他の態様によれば、基板を提供する段階と、照明システムを使用して投影放射ビームを提供する段階と、投影ビームにパターンを付与するパターン形成用構造を使用する段階と、基板の目標部分に投影するように投影システムを使用して、パターン形成された放射ビームを引き渡す段階と、入力放射ビームが第1の反射表面に入射し、それにより第1の反射表面に入射した入力放射ビームが第2の反射表面に向かって反射し、それにより放射が反射され、必要な強度を有する出力放射ビームを生成するように2つの平行反射表面を位置決めすることにより、また、反射表面を互いに平行に維持し、また、反射表面に入射する放射の角度が変化して、出力ビームの位置が変化することなくその強度が変化するように反射表面を傾斜させることにより、照明システムによって供給される投影放射ビームの強度を変化させる段階とを含むデバイス製造方法が提供される。
また、本発明により、入力放射ビームが第1の反射表面に入射し、それにより第1の反射表面に入射した入力放射ビームが第2の反射表面に向かって反射し、それにより放射が反射され、必要な強度を有する出力放射ビームを生成するように位置決めされた2つの平行反射表面と、反射表面を互いに平行に維持し、また、反射表面に入射するビームの角度が変化して、出力ビームの位置が変化することなくその強度が変化するように反射表面を傾斜させるように構築及び構成されたアクチュエータとを備えた可変減衰器が提供される。
本明細書においては、リソグラフィ装置の、とりわけICの製造における使用に言及しているが、本明細書において説明するリソグラフィ装置は、集積光学系、磁区メモリのための誘導及び検出パターン、液晶ディスプレイ(LCD)、薄膜磁気ヘッド等の製造などの他の応用例を有していることを理解されたい。このような代替応用例の文脈においては、本明細書における「ウェハ」或いは「ダイ」という用語の使用はすべて、それぞれより一般的な「基板」或いは「目標部分」という用語の同義語と見なすことができることは、当業者には理解されよう。本明細書において参照している基板は、たとえばトラック(通常、基板にレジスト層を塗布し、露光済みレジストを現像するツール)或いは計測ツール又は検査ツール中で、露光前又は露光後に処理することができる。適用可能である場合、本明細書における開示は、このような基板処理ツール及び他の基板処理ツールに適用することができる。また、基板は、たとえば多層ICを生成するために複数回処理することができるため、本明細書に使用している基板という用語は、処理済みの複数の層が既に含まれている基板を指している場合もある。
本明細書に使用している「放射」及び「ビーム」という用語には、紫外(UV)放射(たとえば波長が365nm、248nm、193nm、157nm又は126nmの放射)、極紫外(EUV)放射(たとえば波長の範囲が5〜20nmの放射)、及びイオン・ビーム或いは電子ビームなどの粒子線を含むあらゆるタイプの電磁放射が包含されている。
本明細書に使用している「パターン形成手段」或いは「パターン形成用構造」という用語は、投影ビームの断面にパターンを付与し、それにより基板の目標部分にパターンを生成するために使用することができる機器を意味するものとして広義に解釈されたい。また、投影ビームに付与されるパターンは、基板の目標部分における所望のパターンに必ずしも厳密に対応している必要はないことに留意されたい。通常、投影ビームに付与されるパターンは、目標部分に生成されるデバイス、たとえば集積回路中の特定の機能層に対応している。
パターン形成用構造は、透過型であっても或いは反射型であっても良い。パターン形成用構造の実施例には、マスク、プログラム可能ミラー・アレイ及びプログラム可能LCDパネルがある。マスクはリソグラフィにおいて十分知られており、バイナリ、レベンソン型位相シフト、ハーフトーン型位相シフトなどのマスク・タイプ、及び様々なハイブリッド・マスク・タイプが知られている。プログラム可能ミラー・アレイの実施例には、マトリックスに配列された微小ミラーが使用されている。微小ミラーの各々は、入射する放射ビームが異なる方向に反射するよう、個々に傾斜させることができるため、この方法によって反射ビームがパターン形成される。
支持構造は、パターン形成用構造を支持している。つまり、支持構造は、パターン形成用構造の重量を支えている。支持構造は、パターン形成用構造の配向、リソグラフィ装置の設計及び他の条件、たとえばパターン形成用構造が真空環境中で保持されているか否か等に応じた方法でパターン形成用構造を保持している。パターン形成用構造の支持には、機械式クランプ技法、真空、又は他のクランプ技法、たとえば真空条件下における静電クランプ技法を使用することができる。支持構造は、たとえば必要に応じて固定又は移動させることができ、且つ、たとえば投影システムに対してパターン形成用構造を確実に所望の位置に配置することができるフレームであっても、或いはテーブルであっても良い。本明細書における「レチクル」或いは「マスク」という用語の使用はすべて、より一般的な「パターン形成用構造」という用語の同義語と見なすことができる。
本明細書に使用している「投影システム」という用語には、たとえば使用する露光放射に適した、或いは浸漬液の使用又は真空の使用などの他の要因に適した、屈折光学系、反射光学系及びカタディオプトリック光学系を始めとする様々なタイプの投影システムが包含されているものとして広義に解釈されたい。本明細書における「レンズ」という用語の使用はすべて、より一般的な「投影システム」という用語の同義語と見なすことができる。
また、照明システムには、投影放射ビームを導き、整形し、或いは制御するための屈折光学構成要素、反射光学構成要素及びカタディオプトリック光学構成要素を始めとする様々なタイプの光学構成要素が包含されており、このような構成要素についても、以下、集合的又は個々に「レンズ」と呼ぶ。
リソグラフィ装置は、場合によっては2つ(二重ステージ)以上の基板テーブル(及び/又は複数のマスク・テーブル)を有するタイプの装置であり、このような「多重ステージ」マシンの場合、追加テーブルを並列に使用することができ、或いは1つ又は複数の他のテーブルを露光のために使用している間、1つ又は複数のテーブルに対して予備工程を実行することができる。
また、リソグラフィ装置は、基板が比較的屈折率の大きい液体中、たとえば水中に浸され、それにより投影システムの最終要素と基板の間の空間が充填されるタイプの装置であっても良い。また、リソグラフィ装置内の他の空間、たとえばマスクと投影システムの第1の要素の間に浸漬液を充填することも可能である。浸漬技法は、当分野においては、投影システムの開口数を大きくすることで良く知られている。
以下、本発明の実施例について、単なる実施例に過ぎないが、添付の略図を参照して説明する。図において、同様の参照記号は、対応する部分を表している。
以下の説明には、本発明の特定の実施例を参照しているが、以下で説明する方法以外の方法でも本発明を実施することができることは理解されよう。以下の説明は、本発明の制限を意図したものではない。
図1は、典型的なリソグラフィ装置を略図で示したものである。このリソグラフィ装置は、
−投影放射(たとえばUV放射又はEUV放射)ビームPBを提供するための照明システムILと、
−パターン形成用構造(たとえばマスク)MAを支持するための、パターン形成用構造をアイテムPLに対して正確に位置決めするための第1の位置決め手段PMに接続された第1の支持構造(たとえばマスク・テーブル)MTと、
−基板(たとえばレジスト被覆ウェハ)Wを保持するための、基板をアイテムPLに対して正確に位置決めするための第2の位置決め手段PWに接続された基板テーブル(たとえばウェハ・テーブル)WTと、
−パターン形成用構造MAによって投影ビームPBに付与されたパターンを基板Wの目標部分C(たとえば1つ又は複数のダイからなる)に結像するための投影システム(たとえば反射型投影レンズ)PLと
を備えている。
図に示すように、このリソグラフィ装置は、反射型(たとえば反射型マスク又は上で参照したタイプのプログラム可能ミラー・アレイを使用した)タイプの装置である。別法としては、このリソグラフィ装置は、透過型(たとえば透過型マスクを使用した)タイプの装置であっても良い。
照明システムILは、放射源SOから放射ビームを受け取っている。放射源がたとえばプラズマ放電源である場合、放射源及びリソグラフィ装置は、個別の構成要素にすることができる。このような場合、放射源は、リソグラフィ装置の一部を形成しているとは見なされず、放射ビームは、通常、たとえば適切な集光ミラー及び/又はスペクトル純度フィルタを備えた放射コレクタを使用して放射源SOから照明システムILへ引き渡される。それ以外のたとえば放射源が水銀灯などの場合、放射源はリソグラフィ装置の一構成要素である。放射源SO及び照明システムILは、放射システムと呼ぶことができる。
照明システムILは、放射ビームの角強度分布を調整するための要素を備えることができる。通常、イルミネータのひとみ平面内における強度分布の少なくとも外部及び/又は内部径方向範囲(一般に、それぞれσ−outer及びσ−innerと呼ばれている)は調整が可能である。照明システムは、投影ビームPBと呼んでいる、所望する一様な強度分布をその断面に有する調節済み放射ビームを提供している。
投影ビームPBは、マスク・テーブルMT上に保持されているマスクMAに入射する。マスクMAで反射した投影ビームPBは、ビームを基板Wの目標部分Cに集束させるレンズPLを通過する。基板テーブルWTは、第2の位置決め手段PW及び位置センサIF2(たとえば干渉デバイス)を使用して正確に移動させることができ、それによりたとえば異なる目標部分Cを投影ビームPBの光路内で位置決めすることができる。同様に、第1の位置決め手段PM及び位置センサIF1を使用して、たとえばマスク・ライブラリから機械的に検索した後、又は走査中に、マスクMAを投影ビームPBの光路に対して正確に位置決めすることができる。通常、対物テーブルMT及びWTの移動は、位置決め手段PM及びPWの一部を形成している長ストローク・モジュール(粗位置決め)及び短ストローク・モジュール(精密位置決め)を使用して実現されているが、ステッパ(スキャナではなく)の場合、マスク・テーブルMTは、短ストローク・アクチュエータのみに接続することができ、或いは固定することも可能である。マスクMA及び基板Wは、マスク位置合せマークM1、M2及び基板位置合せマークP1、P2を使用して整列させることができる。
図に示す装置は、以下に示す好ましいモードで使用することができる。
1.ステップ・モードでは、マスク・テーブルMT及び基板テーブルWTが基本的に静止状態に維持され、投影ビームに付与されたパターン全体が目標部分Cに1回で投影される(つまり単一静止露光)。次に、基板テーブルWTがX及び/又はY方向にシフトされ、異なる目標部分Cが露光される。ステップ・モードでは、露光視野の最大サイズによって、単一静止露光で結像される目標部分Cのサイズが制限される。
2.走査モードでは、投影ビームに付与されたパターンが目標部分Cに投影されている間、マスク・テーブルMT及び基板テーブルWTが同期走査される(つまり単一動的露光)。マスク・テーブルMTに対する基板テーブルWTの速度及び方向は、投影システムPLの倍率(縮小率)及び画像反転特性によって決定される。走査モードでは、露光視野の最大サイズによって、単一動的露光における目標部分の幅(非走査方向の)が制限され、また、走査運動の長さによって目標部分の高さ(走査方向の)が左右される。
3.他のモードでは、プログラム可能パターン形成用構造を保持して、マスク・テーブルMTが基本的に静止状態に維持され、投影ビームに付与されたパターンが目標部分Cに投影されている間、基板テーブルWTが移動又は走査される。このモードでは、通常、パルス放射源が使用され、走査中、基板テーブルWTが移動する毎に、或いは連続する放射パルスと放射パルスの間に、必要に応じてプログラム可能パターン形成用構造が更新される。この動作モードは、上で参照したタイプのプログラム可能ミラー・アレイなどのプログラム可能パターン形成用構造を利用しているマスクレス・リソグラフィに容易に適用することができる。
上で説明した使用モードの組合せ及び/又はその変形形態、或いは全く異なる使用モードを使用することも可能である。
図2は、本発明の一実施例によるEUVリソグラフィ装置の側面図を示したものである。この構造は、図1に示すリソグラフィ装置の構造とは異なっているが、動作原理は同様であることに留意されたい。図2に示すEUVリソグラフィ装置は、ソース−コレクタ・モジュールすなわち放射ユニット3、照明システムIL及び投影システムPLを備えている。放射ユニット3は、たとえばXeガス又はLi蒸気などのガス又は蒸気を使用することができる放射源LAを備えている。非常に熱い放電プラズマがこのガス又は蒸気中に生成され、それにより電磁放射スペクトルのEUVレンジの放射が放出される。この放電プラズマは、部分的にイオン化した電気放電プラズマを光軸O上に崩壊させることによって生成される。放射を効率的に生成するためには、0.1ミリバールのXe、Li蒸気或いは他の適切な任意のガス又は蒸気の分圧が必要である。放射源LAによって放出された放射は、ガス障壁構造すなわち「フォイル・トラップ」9によって放射源チャンバ7からコレクタ・チャンバ8へ引き渡される。このガス障壁構造は、たとえば、参照により本明細書に援用するEP−A−1 233 468及びEP−A−1 057 079に詳細に記載されているようなチャネル構造を備えている。
コレクタ・チャンバ8には、たとえばグレージング入射コレクタによって形成された放射コレクタ10が組み込まれている。放射コレクタ10によって引き渡された放射は、可変減衰器Aの2つの平行ミラー21及び22で反射し、コレクタ・チャンバ8内の開口部の仮想源点12に集束する。コレクタ・チャンバ8から射出した投影ビーム16は、照明システムIL内の垂直入射反射器13、14で、マスク・テーブルMT上に配置されたレチクルすなわちマスクに向かって反射する。パターン形成されたビーム17が形成され、投影システムPLの反射要素18、19によって基板テーブルWT上に結像される。照明システムIL及び投影システムPL内には、図に示す数より多い要素を使用することも可能である。
可変減衰器Aに入射する放射ビームが発散ビームである場合、減衰器Aのミラー21及び22は、第2のミラー22を通り過ぎた仮想源点12に放射を集束するように機能する。図には示されていない実施例では、放射ビームは、両方のミラーの手前の一点に集束している。また、図3は、入力放射ビームの発散が、ミラー21と22の間の一点12’にビームが集束するような発散である代替実施例を示したものである。この実施例は、より微小なミラー反射表面を使用することができ、したがってミラーの製造が単純になり、延いてはコストが低減されるため、有利である。
減衰器Aによるビームの減衰度は、説明図4の(a)及び(b)を参照してより詳細に説明する方法で変化させることができる。図4(a)は、第1の減衰位置にある減衰器Aを示したものであり、図4(b)は、第2の減衰位置にある、減衰器Aを調整した後の減衰器Aを示したものである。減衰器Aによるビームの減衰の程度は、第1の減衰位置4(a)における減衰器Aより第2の減衰位置4(b)における減衰器Aの方が大きいが、それは、ビームがより大きい角度でミラー21及び22の反射表面に入射するため、ミラーで反射する放射の割合がより小さいこと(及びミラーによって吸収され、熱として散逸する割合がより大きいこと)によるものである。また、図4(b)には、このような調整の前のミラー21及び22の位置が破線で示されており、2つの位置の間のミラーの移動の程度を明確に理解することができる。この点に関して、ミラー21及び22の各々が反時計方向に角度αだけ回転し、同時に、ミラー21及び22の各々が距離xだけ、出力ビームが伝搬する方向に対してそれぞれ異なる方向にシフトしていることが分かる。いずれの調整位置4(a)及び(b)においても、ビームは、ミラー21と22の間の同じ点12に収束し、また、出力ビームは、実質的に同じ経路に沿って透過している。したがって、照明システムの他の特性に悪影響を及ぼすことなく減衰器Aの減衰度を調整することができる。また、図4(b)には、照明システムから見た場合にビームが集束する仮想点である仮想焦点23が示されている。仮想焦点23と照明システムの次のミラー13の間の距離は、すべての減衰器設定(つまり、異なる傾斜角度α及び位置シフトx)に対して一定でなければならない。
上で説明したビームの集束は、入力ビームが発散ビーム(或いは集束ビーム)であることを利用したものである。ビームが平行ビームである場合は、焦点12及び仮想焦点23は存在しない。
ミラー21及び22を傾斜させ、且つ、シフトさせることによる、減衰を変化させるための減衰器Aの調整の結果として、仮想焦点23の位置の変化を補償することができる。図5の(a)及び(b)は、ミラー21及び22の2つの調整設定を示す説明図である。減衰器を通過するビームの2つの調整位置の間の光路長差を強調するために、調整は誇張されている。図から、2つの減衰設定の間には、L<L+L+Lの点で光路長差があることが分かる。したがって、入力ビームが非平行ビームの場合、仮想焦点は、図5(a)を詳細に示す拡大図5(b)に示すように、位置23’と23”の間でシフトすることになる。位置が一致する2つの減衰設定に2つの仮想焦点23’及び23”を確実に対応させるために、図1及び2に示すように、光軸Oに沿って放射源LAをシフトさせることによってこれらの点が実質的に一定の位置に維持されることを保証するための補償構造を提供することができる。このような構造における放射源のシフトは、放電源の陰極及び陽極を移動させることによって実施することができる。このような構造により、2つの調整位置の間であるため、実焦点12をシフトさせている間に仮想焦点23’及び23”が確実に一致する。放射源LAが光軸OAに沿って距離Δvだけシフトすると、それにより焦点12がM×Δvだけシフトすることになる。Mは放射コレクタ10の倍率である。焦点12を光路に沿ってシフトさせることにより、同じく仮想焦点がシフトする。これは、単純な理想レンズ公式を使用して説明することができる。
Figure 2005277414

上式で、
vは物体距離(つまり放射源位置)
bは画像距離(つまり焦点12の位置)
fはコレクタ・モジュール(図3の10)の焦点距離
である。微小シフト(Δb)を必要とする場合、放射源の微小シフト(Δv)を適用することができ、それにより次の式が得られる。
Figure 2005277414

この式は、
Figure 2005277414

(これは、微小シフトΔvに対して真である)
と仮定すると、
Figure 2005277414

に単純化される。Mはコレクタ・モジュールの倍率である。
図6は、このような減衰器のミラー21及び22を傾斜させ、且つ、シフトさせるための可能な構造を示したものである。ミラー21及び22を傾斜させ、且つ、シフトさせるために、ミラー21及び22は、傾斜軸受23及び24によってスライダ25及び26の上に取り付けられている。ミラー21及び22は、入力ビームに対するミラー21及び22の角度を調整するように、スライダ25及び26上の軸受23及び24中に傾斜させることができ、同時に、スライダ25及び26が取り付けられているレール27及び28に沿ってスライダ25及び26をスライドさせることによって反対方向にシフトさせることができる。スライダ25及び26は、リニア・モータを使用して移動させることができ、また、ミラー21及び22は、モータが取り付けられた傾斜テーブルを使用して傾斜させることができる。
減衰器の減衰特性は、ミラーの反射表面に対するビームの入射角に左右されるだけでなく、反射表面の反射率によっても左右されること、また、この反射率は、上で既に言及したように、反射表面に特殊なコーティングを施すことによって大きくすることができることは理解されよう。
図7は、放射波長が13.5nmの場合の、減衰器Aのミラー表面に対するビームの主光線角度を関数とした個々の反射表面の反射率をグラフで示したものである。このグラフには、4つの異なるコーティングに対応する4つの曲線、すなわち(i)単層コーティングに対応する曲線30(実線で示す曲線)、(ii)第1の多層コーティングに対応する曲線31(破線で示す曲線)、(iii)第2の多層コーティングに対応する曲線32(点線で示す曲線)、及び(iv)第3の多層コーティングに対応する曲線33(一点鎖線で示す曲線)が示されている。照明システムの光学レイアウトに応じて異なるコーティングを反射表面に施すことができるため、必要な放射強度プロファイルの減衰器出力ビームを得ることができる。微小角度(5度程度)における反射率が大きく(最大96%)、減衰器全体で92%の総合透過率が得られるため、ほとんどの場合、単層コーティングであることが好ましい。25度の角度では、ミラーの各々の典型的な反射率は10%であり、したがって減衰器全体の総合透過率は1%(10%×10%)であり、これは、このような減衰器の総合透過率の範囲が、92%(5度における)から1%(25度における)に及んでいることを意味している。
P.van Loevensteinらの「Applied Optics」(1996年7月、第35巻第19号)に記載されているような階段化多層コーティング及びランダム化多層コーティングを始めとする広範囲にわたる異なるコーティングを使用することができることは理解されよう。通常の多層コーティングは、一般的に各二重膜の厚さが同じ繰返し構造と見なされているが、階段化多層は、コーティングの頂部の二重膜の厚さを底部の二重膜の厚さと比較して分厚くすることができ、或いはその逆も可能である。また、二重膜の厚さが二重膜のスタックの厚さ全体にわたってランダムに変化するランダム化多層を使用することも可能である。このようなランダム化多層の場合、12nmと30nmの間で二重膜の厚さを変化させることができる。
図7に示す曲線を生成する実施例の場合、曲線30に対応する単層コーティングは、40nmモリブデン(Mo)コーティングである。曲線31に対応する第1の多層コーティングは、12nmのMo層とその頂部の18nmのSi層及びその頂部の12nmのMo層からなる30nmモリブデン/ケイ素(Mo/Si)多層コーティングである。曲線32及び33に対応する第2及び第3の多層コーティングも同じくMo/Si多層コーティングであり、厚さ17nm(曲線32)及び13nm(曲線33)の二重膜を有している。二重膜の厚さは、1つのMo層と1つのSi層を合わせた厚さである。曲線32及び33を生成する多層コーティングの場合、二重膜の数は、それぞれ10及び40である。
本発明の範囲内で、上で説明した実施例に対する多数の変形形態を企図することができる。たとえば、上で説明したリソグラフィ装置は、反射型レチクル及び反射型要素を備えた投影システムを備えているが、透過型レチクル及び/又は要素を投影システムに使用することも可能である。また、リソグラフィ装置は、EUV放射と共に使用するための装置として説明されているが、他の波長の放射を使用することも可能であることは理解されよう。
典型的なリソグラフィ装置を示す略図である。 極紫外(EUV)放射と共に使用するための本発明の実施例を示す略図である。 極紫外(EUV)放射と共に使用するための本発明の実施例を示す他の略図である。 (a)は減衰器のミラー位置の説明図であり、(b)は別の位置の説明図である。 (a)は減衰器のミラー調整設定の説明図であり、(b)はその拡大図である。 本発明の一実施例に使用することができるミラー調整メカニズムを示す図である。 角度を関数とした様々なコーティングに対する反射率を示すグラフである。
符号の説明
3 放射ユニット
7 放射源チャンバ
8 コレクタ・チャンバ
9 フォイル・トラップ
10 放射コレクタ
12 仮想源点(焦点、実焦点)
12’ ミラー21と22の間の一点
13、14 垂直入射反射器
16、PB 投影放射ビーム(投影ビーム)
17 パターン形成されたビーム
18、19 反射要素
21、22 平行ミラー
23、23’、23” 仮想焦点
23、24 軸受
25、26 スライダ
27、28 レール
A 可変減衰器
C 目標部分
IF1、IF2 位置センサ
IL 照明システム
LA、SO 放射源
M1、M2 マスク位置合せマーク
MA パターン形成用構造
MT 第1の支持構造(マスク・テーブル)
O 光軸
P1、P2 基板位置合せマーク
PL 投影システム(レンズ)
PM 第1の位置決め手段
PW 第2の位置決め手段
W 基板
WT 基板テーブル

Claims (22)

  1. 投影放射ビームを提供するための照明システムと、
    前記投影ビームにパターンを付与するように構築及び構成されたパターン形成用構造を支持する支持構造と、
    基板を保持するための基板テーブルと、
    前記パターン形成されたビームを前記基板の目標部分に投影するための投影システムと、
    前記照明システムの一部を形成している可変減衰器であって、
    入力放射ビームが第1の反射表面に入射し、それにより前記第1の反射表面に入射した前記入力放射ビームが第2の反射表面に向かって反射し、それにより放射が反射され、必要な強度を有する出力放射ビームを生成するように位置決めされた2つの実質的に平行な反射表面と、
    前記反射表面を互いに実質的に平行に維持し、また、前記第1の反射表面に入射する前記入力ビームの角度及び前記第2の反射表面に入射する反射ビームの角度が変化して、前記出力ビームの位置が実質的に変化することなくその強度が変化するように前記反射表面を傾斜させるためのアクチュエータとを備えた可変減衰器とを備えたリソグラフィ装置。
  2. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記反射表面に約20度と60度の間の角度で前記放射が入射するように位置決めされた、請求項1に記載の装置。
  3. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記反射表面に最大30度のグレージング入射角で前記放射が入射するように位置決めされた、請求項1に記載の装置。
  4. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記反射表面の間の一点に前記放射が集束するように位置決めされた、請求項1に記載の装置。
  5. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記第2の反射表面を通り過ぎた一点に前記放射が集束するように位置決めされた、請求項1に記載の装置。
  6. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記第1の反射表面の手前の一点に前記放射が集束するように位置決めされた、請求項1に記載の装置。
  7. 反射率を大きくするための単層コーティングが前記反射表面に施された、請求項1に記載の装置。
  8. 反射率を大きくするための多層コーティングが前記反射表面に施された、請求項1に記載の装置。
  9. 二重膜の重なりからなり、前記二重膜の厚さが前記重なりの厚さ全体に渡ってランダムに変化するランダム化多層コーティングが前記反射表面に施された、請求項1に記載の装置。
  10. 前記アクチュエータが、前記出力ビームを異なる減衰設定に対して実質的に同じ位置に維持するように、前記反射表面が傾斜している間、前記反射表面を反対方向へシフトさせるように構成された、請求項1に記載の装置。
  11. 前記放射の波長が約5nmと約20nmの間である、請求項1に記載の装置。
  12. 前記照明システムが放射源から放射を受け取るように構成され、前記放射が集束する仮想焦点を異なる減衰設定に対して実質的に同じ位置に維持するように、前記反射表面が傾斜する際に、前記放射源の位置をシフトさせることができる、請求項1に記載の装置。
  13. 入力放射ビームが第1の反射表面に入射し、それにより前記第1の反射表面に入射した前記入力放射ビームが第2の反射表面に向かって反射し、それにより放射が反射され、必要な強度を有する出力放射ビームを生成するように2つの実質的に平行な反射表面を位置決めする段階と、
    前記反射表面を互いに実質的に平行に維持し、また、前記反射表面に入射する放射の角度が変化して、前記出力ビームの位置が実質的に変化することなくその強度が変化するように前記反射表面を傾斜させる段階と
    によって、パターン形成され、放射線感応表面を有する基板に投影される投影放射ビームの強度を変化させる段階を含むデバイス製造方法。
  14. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記反射表面に約20度と60度の角度で前記放射が入射するように位置決めされた、請求項13に記載の方法。
  15. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記反射表面に最大30度のグレージング入射角で前記放射が入射するように位置決めされた、請求項13に記載の方法。
  16. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記反射表面の間の一点に前記放射が集束するように位置決めされた、請求項13に記載の方法。
  17. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記第2の反射表面を通り過ぎた一点に前記放射が集束するように位置決めされた、請求項13に記載の方法。
  18. 前記反射表面が、前記入力ビームに対して、前記第1の反射表面の手前の一点に前記放射が集束するように位置決めされた、請求項13に記載の方法。
  19. 前記反射表面が、前記出力ビームを異なる減衰設定に対して実質的に同じ位置に維持するように、前記反射表面の傾斜と同時に反対方向へシフトされる、請求項13に記載の方法。
  20. 前記放射の波長が約5nmと約20nmの間である、請求項13に記載の方法。
  21. 放射源から放射を受け取る段階と、
    前記放射が集束する仮想焦点を異なる減衰設定に対して実質的に同じ位置に維持するように、前記反射表面が傾斜する際に、前記放射源の位置をシフトさせる段階とをさらに含む、請求項13に記載の方法。
  22. 入力放射ビームが第1の反射表面に入射し、それにより前記第1の反射表面に入射した前記入力放射ビームが第2の反射表面に向かって反射し、それにより放射が反射され、必要な強度を有する出力放射ビームを生成するように位置決めされた2つの実質的に平行な反射表面と、
    前記反射表面を互いに実質的に平行に維持し、また、前記第1の反射表面に入射する前記入力ビームの角度及び前記第2の反射表面に入射する反射ビームの角度が変化して、前記出力ビームの位置が実質的に変化することなくその強度が変化するように前記反射表面を傾斜させるアクチュエータとを備えた可変減衰器。
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