JP2005275927A - アカウントアグリゲーションシステムおよび同システムのアカウントアグリゲーションサービス方法 - Google Patents

アカウントアグリゲーションシステムおよび同システムのアカウントアグリゲーションサービス方法 Download PDF

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Abstract

【課題】キャッシュカード自体に複数の金融機関から金融サービスを受けるための各種情報を格納する必要もなく、複数の口座を例えば現金自動預け払い機などで一括して取り扱うことを可能とするアカウントアグリゲーションシステムを提供する。
【解決手段】AAサービスセンタ100は、AAサービス用の認証情報111と顧客口座情報112とを格納するデータベース110を具備し、また、各地に設置される多数のATM200と接続される。そして、このATM200に顧客がAAサービス用のキャッシュカード201を挿入して暗証番号を入力すると、AAサービスセンタ100は、認証情報111を使って当該顧客を認証すると共に、顧客口座情報112を使って当該顧客の口座情報をA銀行10やB銀行20等の各金融機関から取得する。そして、AAサービスセンタ100は、その取得した口座情報で示される残高をATM200に一覧表示させる等のアカウントアグリゲーション処理を実行する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、複数の金融機関に口座を開設している顧客が、これらの口座を例えば現金自動預け払い機などで一括して取り扱うことを可能とするアカウントアグリゲーションサービスの提供技術に関する。
近年の情報処理技術および通信技術の向上に伴い、銀行や証券会社などの金融機関が提供する金融サービスを受けるためのATM(Automatic Teller Machine:現金自動預け払い機)が、各金融機関の店舗以外にも随所に設置されるようになってきている。
また、社会基盤としての通信環境の整備が進むに従い、パーソナルコンピュータを使ってインターネット経由で自宅に居ながら金融サービスを利用できるネットバンキングも広く普及し始めている。
ところで、金融サービスを利用する顧客の中には、複数の金融機関に口座を開設する顧客も少なくない。そして、このような顧客がネットバンキングで例えば各口座の残高を確認する場合、各金融機関ごとにネットワーク接続を行う必要がある。また、店舗等に設置されたATMを利用して各口座の残高を確認する場合には、各口座ごとにキャッシュカードの入れ替えを行う必要がある。
このようなことから、最近では、ある金融機関が発行するキャッシュカード上に、中継センタ経由で他の金融機関の金融サービスを受けるための各種情報を格納する仕組みを設けることにより、1枚のキャッシュカードで複数の金融機関の口座を取り扱い可能とした金融処理方法も考えられている(例えば特許文献1参照)。この方法によれば、各口座の残高もキャッシュカードの入れ替えを行うことなく確認することができる。
特開2002−352302号公報
しかしながら、前述した特許文献1の方法では、キャッシュカード自体に他の金融機関の金融サービスを受けるための各種情報を格納するため、例えば金融機関の追加や変更を行う場合には、顧客からキャッシュカードを一時的に預かるか、または当該各種情報の書き換え機能を各ATMに搭載しなければならない。
また、インターネットの利用が浸透している今日において、キャッシュカード上の各種情報の書き換えを必要とするために、このインターネット上で金融機関の追加や変更の手続きを完了させることができないのでは、甚だ使い勝手が悪いといわざるを得ない。
この発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、キャッシュカード自体に複数の金融機関から金融サービスを受けるための各種情報を格納する必要もなく、複数の口座を例えば現金自動預け払い機などで一括して取り扱うことを可能とするアカウントアグリゲーションシステムおよびアカウントアグリゲーションサービス方法を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するために、この発明は、各々が独自に管理する口座情報に基づいて金融サービスを提供する複数の金融機関システムと、前記複数の金融機関システムそれぞれから金融サービスを受けるための端末装置との間に介在し、前記端末装置を利用する顧客に対してアカウントアグリゲーションサービスを提供するアカウントアグリゲーションシステムであって、前記アカウントアグリゲーションサービスの提供可否を判定すべく前記顧客を認証するための認証情報を格納する認証情報格納手段と、前記複数の金融機関システムそれぞれが前記顧客に対して実施する認証を成立させて前記口座情報を取得するための顧客口座情報を格納する顧客口座情報格納手段と、前記認証情報格納手段に格納された認証情報に基づき、前記端末装置を利用する顧客を認証する認証手段と、前記認証手段による認証が成立した場合、前記顧客口座情報格納手段に格納された顧客口座情報に基づき、前記複数の金融機関システムから当該顧客の口座情報を取得する口座情報取得手段と、前記口座情報取得手段により取得された各口座情報で示される残高を一覧表示させるための制御情報を作成して前記端末装置に送信する残高表示手段とを具備することを特徴とする。
この発明のアカウントアグリゲーションシステムにおいては、金融機関システムとATM等の端末装置との間に介在するアカウントアグリゲーションシステムにて認証情報や顧客口座情報を管理するため、これらの情報を顧客に頒布するキャッシュカード自体に格納することを不要とする。また、これにより、金融機関の追加や変更の手続きをインターネット上で完了させることを可能とする。
このように、この発明によれば、キャッシュカード自体に複数の金融機関から金融サービスを受けるための各種情報を格納する必要もなく、複数の口座を例えば現金自動預け払い機などで一括して取り扱うことを可能とするアカウントアグリゲーションシステムおよびアカウントアグリゲーションサービス方法を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係るアカウントアグリゲーション(AA)システムのシステム構成を示す図である。
この実施形態のアカウントアグリゲーションシステムは、複数の金融機関に口座を開設している顧客に対して、例えばこれら複数の口座の残高を一覧できるようにする等のいわゆるアカウントアグリゲーションサービスを提供するものであり、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100が、このサービスを実現するためのアカウントアグリゲーション処理を実行する。
アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、全銀ネット1およびインターネット2の2つのネットワークと接続されている。全銀ネット1は、銀行間を相互接続するためのネットワークであり、例えば口座を開設した銀行とは異なる銀行の本支店に設置されたATM等でこの口座から現金を引き出すことができるのは、この全銀ネット1経由で通信が行われているためである。一方、インターネット2は、世界中のコンピュータネットワークが相互接続されたコンピュータネットワークの集合体であり、例えばブラウザを使用することにより、企業や各種団体、あるいは個人等の公開する様々な情報を閲覧することができる。
このインターネット2経由で金融機関が金融サービスを提供するのがネットバンキングであり、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、ある顧客の口座情報を取得する場合、その顧客が当該口座を開設した銀行のネットバンキングを利用している時は、このインターネット2を介してその銀行のシステムと通信する。一方。その顧客が当該口座を開設した銀行のネットバンキングを利用していない時、またはその銀行がネットバンキング機能を有していない時、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、全銀ネット1を介してその銀行のシステムと通信する。ここでは、アカウントアグリゲーションサービスを利用する顧客Xが、A銀行10およびB銀行20の双方に口座を開設しており、B銀行はネットバンキング機能を有しておらず、そのために、A銀行10のネットバンキングのみを利用しているものと想定する。なお、A銀行10も当然に全銀ネット1と接続されているが、説明を分かり易くするために、図1では、その接続状態を図示しない。
また、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、各地に点在させて設置される多数のATM200と接続されている。そして、このATM200に顧客Xがアカウントアグリゲーションサービス用のキャッシュカード201を挿入して適正な暗証番号を入力すると、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、A銀行10およびB銀行20に開設された顧客Xの口座情報を取得して、その口座情報で示される残高をATM200に一覧表示させる等のアカウントアグリゲーション処理を実行する。このアカウントアグリゲーション処理のために、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、アカウントアグリゲーション処理部101、全銀ネット送受信部102、インターネット送受信部103、ATM用認証処理部104およびネット用認証処理部105の各処理部を有している。なお、この各処理部は、RAMなどのメモリ装置に格納されたプログラムをCPUが実行することによって構築されるものである。さらに、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、このアカウントアグリゲーション処理のために、アカウントアグリゲーションサービス用の認証情報111と顧客口座情報112とを格納するためのデータベース110を具備する。
挿入されたキャッシュカード201から読み取ったカード番号と、顧客が入力した暗証番号とがATM200から送信されると、ATM用認証処理部104は、データベース110に格納された認証情報111を使って、この顧客の認証を行う。図2は、この認証情報111の一例を示す図である。
図2に示すように、認証情報111は、顧客ID、ATM用カード番号、ATM用暗証番号、ネット接続用ユーザIDおよびネット接続用パスワードの各値を、アカウントアグリゲーションサービスを利用する顧客数分テーブル形式で保持する。ATM用認証処理部104は、ATM200から送信されたカード番号と一致する値がATMカード番号のフィールドに存在するかどうかを判断し、存在すれば、続いて、その行のATM用暗証番号のフィールド内の値とATM200から送信された暗証番号とが一致するかどうかを判定する。そして、一致していれば、認証は成立したものとして、その認証成立の結果報告と共に、その行の顧客IDのフィールド内の値をアカウントアグリゲーション処理部101に返却する。ここでは、顧客Xの顧客IDは“X001”、カード番号は“23581456”、暗証番号は“1357”であったものとする。
認証が成立した顧客の顧客ID(“X001”)をATM用認証処理部104から受け取ったアカウントアグリゲーション処理部101は、この顧客IDをキーとして、データベース110に格納された当該顧客の顧客口座情報112を検索する。図3は、この顧客口座情報112の一例を示す図である。
この顧客口座情報112は、顧客の口座情報を銀行のシステムから取得するための情報を管理するものであり、図3に示すように、口座情報取得単位フラグを保持するフィールドが設けられる。この口座情報取得単位フラグは、銀行のシステムに対する1回のアクセスで複数の口座情報を一括して取得するのか、それとも個別のアクセスで口座情報を1つずつ取得するのかを示すフラグであり、図3の例では、(1)〜(3)の3回のアクセスによって、次の5つの口座情報を取得すべき旨が示されている。
・(1)のアクセス
A銀行 A支店 普通1234567
A銀行 A支店 普通1234678
A銀行 A支店 定期1111111
・(2)のアクセス
B銀行 B支店 普通2222222
・(3)のアクセス
B銀行 B支店 普通3333333
また、この顧客口座情報112には、接続方法および認証情報を保持するフィールドが設けられる。接続方法は、全銀ネット1およびインターネット2のいずれのネットワーク経由で口座情報を取得するのかを示す情報であり、一方、認証情報は、銀行側の認証を受けるための各種情報、より具体的には、全銀ネット1経由の場合は暗証番号、インターネット2経由の場合はユーザIDおよびパスワードが保持されている。
この顧客口座情報112を参照して、取得すべき口座情報とその取得方法とを認識したアカウントアグリゲーション処理部101は、全銀ネット1経由の通信を全銀ネット送受信部102に実行させ、また、インターネット2経由の通信をインターネット送受信部103に実行させることにより、必要な口座情報をすべて取得する。図3の例では、ネットバンキング用のユーザID“NB1234”とパスワード“AB5678”をインターネット送受信部103に転送し、インターネット2経由でA銀行10と接続して3口座分の口座情報を一括して取得すると共に((1)のアクセス)、暗証番号“1435”および暗証番号“1436”を各々の支店コードや口座番号等と併せて全銀ネット送受信部102に個別に転送し、全銀ネット1経由でB銀行20と各々接続して1口座×2回分の口座情報を取得する((2),(3)のアクセス)。
このようにして5口座分の口座情報を取得したアカウントアグリゲーション処理部101は、これらの口座情報で示される各残高を一覧表示させるための制御情報を作成してATM200に送信する。これにより、顧客Xは、ATM200に1枚のキャッシュカード201を挿入して適正なパスワードを入力するだけで、5口座の残高を一覧することができ、これらの残高を確認した上で、例えばいずれかの口座を選択して現金の預け入れや引き出し等を行うことができる。
この現金の預け入れや引き出し等の取引情報は、ATM200からアカウントアグリゲーションサービスセンタ100に送信され、アカウントアグリゲーション処理部101の制御の下、全銀ネット送受信部102またはインターネット送受信部103から全銀ネット1またはインターネット2経由で取引対象の口座を管理する銀行に転送される。この取引情報の転送後、銀行側からその処理結果が返送されてくるので、アカウントアグリゲーション処理部101は、その処理結果に応じた動作、例えば指定された額の現金を出金する等の動作を行わせるための制御情報を作成してATM200に送信する。
また、このアカウントアグリゲーションサービスセンタ100が提供するアカウントアグリゲーションサービスは、ATM200からだけでなく、例えば自宅等でパーソナルコンピュータ300を使ってインターネット2経由で利用可能である。つまり、このアカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、1つのサイトとしてアカウントアグリゲーションサービス用のホームページをインターネット2上に公開する。そして、このインターネット2経由での利用が要求された場合、ネット用認証処理部105が、データベース110に格納された認証情報111を使った顧客の認証を実行する。
より具体的には、ブラウザが動作する顧客のパーソナルコンピュータ300にユーザIDとパスワードの入力画面を表示させて取得し、この入力画面上で入力されたユーザIDと一致する値が、図2に示した認証情報111のネット接続用ユーザIDのフィールドに存在するかどうかを判断する。そして、存在すれば、続いて、その行のネット接続用パスワードのフィールド内の値と入力されたパスワードとが一致するかどうかを判定し、一致していれば、認証は成立したものとして、その認証成立の結果報告と共に、その行の顧客IDのフィールド内の値をアカウントアグリゲーション処理部101に返却する。ここでは、ユーザIDは“AG0001”、パスワードは“4546”であったものとする。そうすると、ATM200利用時と同様に、アカウントアグリゲーション処理部101には顧客ID“X001”が通知され、その結果、データベース110から同じ顧客口座情報112が検索されて前述した手順により5口座分の口座情報が取得されることになる。
そして、この5口座分の口座情報を取得したアカウントアグリゲーション処理部101は、これらの口座情報で示される各残高を一覧表示させるための制御情報(HTMLファイル)を作成してインターネット送受信部103からインターネット2経由でパーソナルコンピュータ300に送信する。これにより、顧客Xは、パーソナルコンピュータ300上でユーザIDとパスワードを入力するだけで、5口座の残高を一覧することができ、これらの残高を確認した上で、例えば口座間の振替等を行うことができる。
ところで、このアカウントアグリゲーションサービスセンタ100が提供するアカウントアグリゲーションサービスを利用するためには、その顧客の認証情報111と顧客口座情報112とがデータベース110に格納されている必要がある。このデータベース110への認証情報111および顧客口座情報112の登録は、例えば必要事項を記載した所定の申込み用紙を顧客に提出してもらい、この所定の申込み用紙に記載された事項をオペレータが入力することによって行うのが一般的である。また、その変更も、所定の変更届によるのが一般的である。だが、このアカウントアグリゲーションシステムでは、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100が、これらの情報をデータベース110にて管理し、また、1つのサイトとしてインターネット2経由のアクセスを受け付け可能であるといった点に着目し、この変更手続きについても、インターネット2経由で行えるようにする。その方法としては、例えばこの変更手続きを顧客が行うためのHTMLファイルを用意する等が一般的には考えられる。この変更手続きの要求がインターネット2経由でなされると、アカウントアグリゲーション処理部101は、所定の変更届を模した入力フォームを表示させるための制御情報(例えばHTMLファイル)をインターネット2経由でパーソナルコンピュータ300に送信する。そして、その後に返送される入力フォーム上での入力データを受け取り、この入力データを使って、データベース110の認証情報111や顧客口座情報112を更新する。このように、このアカウントアグリゲーションシステムは、認証情報111や顧客口座情報112の変更手続きをインターネット2上で完了させることを可能とする。
ここで、図4を参照して、このアカウントアグリゲーションシステムを構成する各装置間で実行される、アカウントアグリゲーションサービス利用時におけるデータ授受の流れを説明する。
このアカウントアグリゲーションサービスを利用する際、パーソナルコンピュータ300からはユーザIDとパスワードがアカウントアグリゲーションサービスセンタ100に送信され(図4の(1))、また、ATM200からはカード番号と暗証番号がアカウントアグリゲーションサービスセンタ100に送信される(図4の(1)’)。これらのデータを受信したアカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、認証情報111による認証を行って該当の顧客口座情報112を検出し、その検出した顧客口座情報112に基づき、ネットバンキング機能を有するA銀行10に対しては、このネットバンキング用のユーザIDおよびパスワードを使ったインターネット2経由の接続を実行し(図4の(2))、一方、ネットバンキング機能を有しないB銀行20に対しては、(B銀行の本支店等に設置された)ATM用の暗証番号を使った全銀ネット1経由の接続を実行する(図4の(3),(3)’)。
そうすると、A銀行10およびB銀行20から顧客の口座情報がアカウントアグリゲーションサービスセンタ100に送信されるので(図4の(4),(5),(5)’)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、これらの口座情報で示される残高を一覧表示するための制御情報を作成し、これをパーソナルコンピュータ300またはATM200に送信する(図4の(6),(6)’)。
この残高の一覧表示の後、パーソナルコンピュータ300またはATM200からアカウントアグリゲーションサービスセンタ100に対して取引情報が送信されると(図4の(7))、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その取引内容をA銀行10およびB銀行20の少なくとも一方に必要に応じて送信すると共に、その取引結果を受信して(図4の(8))、その取引結果に応じた動作を行わせるための制御情報を作成してパーソナルコンピュータ300またはATM200に送信する(図4の(9))。
次に、図5乃至図18を参照して、このアカウントアグリゲーションシステムによって顧客が受け得るアカウントアグリゲーションサービスの具体例を説明する。図5乃至図12は、ATM200利用時の表示画面例を示す図、図13乃至図18は、パーソナルコンピュータ300利用時の表示画面例を示す図である。
ATM200にキャッシュカード201を挿入すると、図5に示すような暗証番号の入力を促すための画面が表示されるので、顧客は、その表示画面上の数字ボタンを指で触れて暗証番号を入力する。この暗証番号が正しければ、顧客は、図6に示すように、自分の口座の残高を一覧表示することができる。
この一覧表示で各口座の残高を確認した後、いずれかの口座から現金を引き出そうとする場合、顧客は、表示画面上の「お引出し」ボタンを指で触れる。そうすると、図7に示すように、口座の選択および金額の入力を行うための表示画面に切り替わるので、この表示画面上で、顧客は、口座の選択と金額の入力とを行い、最後に、「確定」ボタンを指で触れる。これにより、現金引き出しの取引が開始され、その結果、図8に示すような取引結果を示す画面表示と共に、指定された額の現金の出金が行われる。
また、図6に示した表示画面で各口座の残高を確認した後、口座間振替・振込を行おうとする場合、顧客は、表示画面上の「お振替え・お振り込み」ボタンを指で触れる。そうすると、図9に示すように、引落口座を選択するための表示画面に切り替わるので、この表示画面上で、顧客は、口座の選択を行って「確定」ボタンを指で触れる。また、この次には、図10に示すように、引落口座として選択された口座を除くその他の口座(図9の表示画面上に表示された口座以外の口座を含む)の中から振替先・振込先口座を選択するための表示画面に切り替わるので、この表示画面上で、顧客は、先程と同様に口座の選択を行って「確定」ボタンを指で触れる。そして、2つの口座の選択を終えると、図11に示すように、この2つの口座を確認しつつ金額を入力するための表示画面に切り替わるので、この表示画面上で、顧客は、金額を入力して「確定」ボタンを指で触れる。これにより、口座間振替・振込の取引が開始され、その結果、図12に示すような取引結果を示す画面表示が行われる。
一方、パーソナルコンピュータ300を使ってインターネット2経由でアカウントアグリゲーションサービスセンタ100に接続すると、図13に示すようなユーザIDおよびパスワードの入力を促すための画面がブラウザにより表示されるので、顧客は、キーボードによりユーザIDおよびパスワードを入力し、マウス等により「ログイン」ボタンをクリックする。このユーザIDおよびパスワードが正当なものであれば、顧客は、図14に示すように、自分の口座の残高を一覧表示することができる。
この一覧表示で各口座の残高を確認した後、口座間振替・振込を行おうとする場合、顧客は、表示画面上の「振替・振込」ボタンをクリックする。そうすると、図15に示すように、引落口座を選択するための表示画面に切り替わるので、顧客は、所望の口座のラジオボタンを選択状態として「OK」ボタンをクリックする。また、この次には、図16に示すように、引落口座として選択された口座を除くその他の口座(図15の表示画面上に表示された口座以外の口座を含む)の中から振替先・振込先口座を選択するための表示画面に切り替わるので、この表示画面上で、顧客は、先程と同様に所望の口座のラジオボタンを選択状態として「OK」ボタンをクリックする。そして、2つの口座の選択を終えると、図17に示すように、この2つの口座を確認しつつ金額を入力するための表示画面に切り替わるので、この表示画面上で、顧客は、金額を入力して「OK」ボタンをクリックする。これにより、口座間振替・振込の取引が開始され、その結果、図18に示すような取引結果を示す画面表示が行われる。
図19乃至図22は、この実施形態のアカウントアグリゲーションシステムの動作の流れを示すフローチャートである。
まず、図19を参照して、アカウントアグリゲーションサービスの利用依頼のあった顧客を登録する際の動作手順について説明する。
アカウントアグリゲーションサービスの利用依頼があった場合、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、まず、その顧客に対して、ATM用カード番号、ATM用暗証番号、ネット接続用ユーザIDおよびネット接続用パスワードを付与し、それらをデータベース110に認証情報111として格納する(ステップA1)。次に、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、サービスの対象とする口座を管理する金融機関の情報、つまり金融機関名や銀行コード等をデータベース110に顧客口座情報112として登録し(ステップA2)、その金融機関に接続するための方法および認証情報をデータベース110に顧客口座情報112として登録する(ステップA3)。
また、この時、その金融機関において複数の口座を登録するのであれば(ステップA4のYES)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その金融機関が1つの認証情報で複数口座の情報を取得可能かどうかを調べる(ステップA5)。もし、可能であれば(ステップA5のYES)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その複数の口座の情報をそれぞれ顧客口座情報112としてデータベース110に登録し(ステップA6)、これらの口座の取得単位を複数と設定する(ステップA7)。
一方、その金融機関について1つの口座のみを登録するか(ステップA4のNO)、または、その金融機関が1つの認証情報で複数口座の情報を取得不可能であった場合(ステップA5のNO)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その口座の情報をデータベース110に顧客口座情報112として登録した後(ステップA8)、この口座の取得単位を個別と設定する(ステップA9)。
ある金融機関について一連の作業が終了したら、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、サービスの対象とすべき他の金融機関が残っているかどうかを調べ(ステップA10)、残っていれば(ステップA10のYES)、前述したステップA2からの処理を繰り返す。そして、サービスの対象とすべき金融機関をすべて登録したら(ステップA10のNO)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、この処理を終了する。
図20は、ATM200によりアカウントアグリゲーションサービスを利用する際の動作手順を示すフローチャートである。
ATM200によりアカウントアグリゲーションサービスを利用する場合、顧客は、ATM200にキャッシュカード201を挿入して暗証番号を入力するので、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、そのキャッシュカード201から読み取ったカード番号と入力された暗証番号とをATM200から受信し(ステップB1)、このカード番号および暗証番号を使った認証を認証情報111との比較により実行する(ステップB2)。
この認証が成立すると(ステップB3のYES)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、顧客口座情報112で示される認証情報および接続方法により各金融機関に接続し、この顧客の口座情報を各金融機関から取得する(ステップB4)。図21は、各金融機関から顧客の口座情報を取得する際の詳細な動作手順を示すフローチャートである。
顧客の口座情報取得時、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、顧客口座情報112で示される各口座の取得単位を参照し(ステップC1)、その取得単位が個別であれば(ステップC1のYES)、顧客口座情報112で示される接続方法および認証情報でその金融機関に接続してその口座情報を取得する(ステップC2)。
一方、取得単位が個別でなければ、つまり複数であれば(ステップC1のNO)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、顧客口座情報112で示される接続方法および認証情報でその金融機関に接続して複数の口座情報を一括して取得する(ステップC3)。
ある口座について一連の作業が終了すると、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、情報が未取得の口座が残っているかどうかを調べ(ステップC4)、残っていれば(ステップC4のYES)、前述したステップC1からの処理を繰り返す。すべての口座の情報を取得し終えたら(ステップC4のNO)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、この処理を終了する。
このように各金融機関から顧客の口座情報を取得すると、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その取得した口座情報で示される残高を一覧表示させるための制御情報を作成してATM200に送信する(ステップB5,B6)。これにより、ATM200では、顧客の残高が一覧表示されることになる。
この一覧表示で残高を確認した顧客は、ATM200にて何らかの取引を行うので、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その取引情報をATM200から受信し(ステップB7)、顧客口座情報112で示される接続方法および認証情報でその取引に関係する金融機関に接続して、その取引内容を送信する(ステップB8)。また、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、各金融機関から返送される取引処理結果を受信し、その取引処理結果を表示するための制御情報を作成してATM200に送信する(ステップB9,10)。これにより、ATM200では、その取引処理結果が表示されることになる。
一方、図22は、パーソナルコンピュータ300によりアカウントアグリゲーションサービスを利用する際の動作手順を示すフローチャートである。
パーソナルコンピュータ300によりアカウントアグリゲーションサービスを利用する場合、顧客は、ユーザIDおよびパスワードを入力するので、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、そのユーザIDおよびパスワードをパーソナルコンピュータ300から受信し(ステップD1)、このユーザIDおよびパスワードを使った認証を認証情報111との比較により実行する(ステップD2)。
この認証が成立すると(ステップD3のYES)、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、顧客口座情報112で示される認証情報および接続方法により各金融機関に接続し、この顧客の口座情報を各金融機関から取得する(ステップD4)。各金融機関から顧客の口座情報を取得する際の動作手順は、図21を参照して既に説明した通りである。各金融機関から顧客の口座情報を取得すると、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その取得した口座情報で示される残高を一覧表示させるための制御情報(HTMLファイル)を作成してパーソナルコンピュータ300に送信する(ステップD5,D6)。これによりパーソナルコンピュータ300では、顧客の残高が一覧表示されることになる。
この一覧表示で残高を確認した顧客は、パーソナルコンピュータ300にて何らかの取引を行うので、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、その取引情報をパーソナルコンピュータ300から受信し(ステップD7)、顧客口座情報112で示される接続方法および認証情報でその取引に関係する金融機関に接続して、その取引情報を送信する(ステップD8)。また、アカウントアグリゲーションサービスセンタ100は、各金融機関から返送される取引処理結果を受信し、その取引処理結果を表示するための制御情報(HTMLファイル)を作成してパーソナルコンピュータ300に送信する(ステップD9,D10)。これにより、パーソナルコンピュータ300では、その取引処理結果が表示されることになる。
このように、この実施形態のアカウントアグリゲーションシステムによれば、金融機関システムとATM等の端末装置との間に介在するアカウントアグリゲーションシステムにて認証情報や顧客情報を管理するため、これらの情報を顧客に頒布するキャッシュカード自体に格納することを不要とし、また、これにより、金融機関の追加や変更の手続きをインターネット上で完了させることを可能とする。
なお、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
この発明の一実施形態に係るアカウントアグリゲーションシステムのシステム構成を示す図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムで使用される認証情報の一例を示す図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムで使用される顧客口座情報の一例を示す図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムを構成する各装置間でのアカウントアグリゲーションサービス利用時におけるデータ授受の流れを説明するためのタイミングチャート 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第1の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第2の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第3の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第4の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第5の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第6の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第7の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのATM利用時における表示画面例を示す第8の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのパーソナルコンピュータ利用時における表示画面例を示す第1の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのパーソナルコンピュータ利用時における表示画面例を示す第2の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのパーソナルコンピュータ利用時における表示画面例を示す第3の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのパーソナルコンピュータ利用時における表示画面例を示す第4の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのパーソナルコンピュータ利用時における表示画面例を示す第5の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムのパーソナルコンピュータ利用時における表示画面例を示す第6の図 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムにおいてアカウントアグリゲーションサービスの利用依頼のあった顧客を登録する際の動作手順を示すフローチャート 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムにおいてATMによりアカウントアグリゲーションサービスを利用する際の動作手順を示すフローチャート 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムにおいて各金融機関から顧客の口座情報を取得する際の詳細な動作手順を示すフローチャート 同実施形態のアカウントアグリゲーションシステムにおいてパーソナルコンピュータによりアカウントアグリゲーションサービスを利用する際の動作手順を示すフローチャート
符号の説明
1…全銀ネット、2…インターネット、10…A銀行、20…B銀行、100…アカウントアグリゲーションサービスセンタ、101…アカウントアグリゲーション処理部、102…全銀ネット送受信部、103…インターネット送受信部、104…ATM用認証処理部、105…ネット用認証処理部、110…データベース、111…認証情報、112…顧客口座情報、200…ATM、201…キャッシュカード、300…パーソナルコンピュータ。

Claims (11)

  1. 各々が独自に管理する口座情報に基づいて金融サービスを提供する複数の金融機関システムと、前記複数の金融機関システムそれぞれから金融サービスを受けるための端末装置との間に介在し、前記端末装置を利用する顧客に対してアカウントアグリゲーションサービスを提供するアカウントアグリゲーションシステムであって、
    前記アカウントアグリゲーションサービスの提供可否を判定すべく前記顧客を認証するための認証情報を格納する認証情報格納手段と、
    前記複数の金融機関システムそれぞれが前記顧客に対して実施する認証を成立させて前記口座情報を取得するための顧客口座情報を格納する顧客口座情報格納手段と、
    前記認証情報格納手段に格納された認証情報に基づき、前記端末装置を利用する顧客を認証する認証手段と、
    前記認証手段による認証が成立した場合、前記顧客口座情報格納手段に格納された顧客口座情報に基づき、前記複数の金融機関システムから当該顧客の口座情報を取得する口座情報取得手段と、
    前記口座情報取得手段により取得された各口座情報で示される残高を一覧表示させるための制御情報を作成して前記端末装置に送信する残高表示手段と
    を具備することを特徴とするアカウントアグリゲーションシステム。
  2. 前記端末装置は、現金自動預け払い機であり、
    前記認証手段は、挿入されたカード上の情報と、入力された暗証番号とを前記現金自動預け払い機から受け取って、前記認証を実行することを特徴とする請求項1記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  3. 前記端末装置は、コンピュータネットワークを介して接続されるパーソナルコンピュータであり、
    前記認証手段は、ユーザIDおよびパスワードを前記パーソナルコンピュータから前記コンピュータネットワークを介して受け取って、前記認証を実行することを特徴とする請求項1記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  4. 前記認証情報格納手段に格納される前記認証情報の変更ならびに前記顧客口座情報格納手段に格納される前記顧客口座情報の追加、変更および削除を前記コンピュータネットワークを介して前記パーソナルコンピュータから受け付けるユーザサポート手段をさらに具備することを特徴とする請求項3記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  5. 前記複数の金融機関システムの中の少なくとも1つは、コンピュータネットワークを介して金融サービスを提供するネットバンキング機能を有し、
    前記顧客口座情報格納手段は、前記ネットバンキング機能を有する金融機関システムから顧客の口座情報を取得するための情報として、当該ネットバンキング機能により金融サービスを受ける際に各顧客が使用するユーザIDおよびパスワードを格納し、
    前記口座情報取得手段は、前記顧客口座情報格納手段に格納された前記ユーザIDおよびパスワードを用いて、前記コンピュータネットワークを介して前記金融機関システムに接続し、前記顧客の口座情報を取得することを特徴とする請求項1記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  6. 前記顧客口座情報格納手段は、前記ネットバンキング機能を有しない金融機関システムから顧客の口座情報を取得するための情報として、この金融機関システムの金融サービスを現金自動預け払い機により受ける際に各顧客が入力する暗証番号を格納し、
    前記口座情報取得手段は、前記顧客口座情報格納手段に格納された暗証番号を用いて、前記複数の金融機関システム間を相互接続する専用回線を介して前記金融機関システムに接続し、前記顧客の口座情報を取得することを特徴とする請求項5記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  7. 前記顧客口座情報格納手段は、前記ユーザIDおよびパスワードを用いた前記コンピュータネットワーク経由の接続と前記暗証番号を用いた前記専用回線経由の接続とのいずれの方法で前記金融機関システムに接続するのかを示す判別情報を格納し、
    前記口座情報取得手段は、前記顧客口座情報格納手段に格納された判別情報に基づき、前記コンピュータネットワークおよび前記専用回線のいずれかを介して前記金融機関システムに接続するのかを判別することを特徴とする請求項6記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  8. 前記残高表示手段により残高表示用の制御情報が送信された後、少なくとも1つの口座情報の更新を伴う取引を示す取引情報が前記端末装置から送信された場合、その口座情報を管理する前記金融機関システムに当該取引情報を転送すると共に、その処理結果を前記金融機関システムから受信し、この処理結果に応じた動作を行わせるための制御情報を作成して前記端末装置に送信する取引中継手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  9. 前記取引中継手段は、口座間振替、振込、現金預け入れおよび現金引き出しの中の少なくとも1つの取引を中継することを特徴とする請求項8記載のアカウントアグリゲーションシステム。
  10. 各々が独自に管理する口座情報に基づいて金融サービスを提供する複数の金融機関システムと、前記複数の金融機関システムそれぞれからの金融サービスを受けるための端末装置との間に介在し、前記端末装置を利用する顧客に対してアカウントアグリゲーションサービスを提供するアカウントアグリゲーションシステムにおけるアカウントアグリゲーションサービス方法であって、
    予め登録された認証情報に基づき、前記アカウントアグリゲーションサービスの提供可否を判定すべく前記端末装置を利用する顧客を認証し、
    前記認証が成立した場合、予め登録された顧客口座情報に基づき、前記複数の金融機関システムそれぞれが前記顧客に対して実施する認証を成立させて前記顧客の口座情報を取得し、
    前記取得した各口座情報で示される残高を一覧表示させるための制御情報を作成して前記端末装置に送信する
    ことを特徴とするアカウントアグリゲーションサービス方法。
  11. 前記残高表示用の制御情報を送信した後、少なくとも1つの口座情報の更新を伴う取引を示す取引情報が前記端末装置から送信された場合、その口座情報を管理する前記金融機関システムに当該取引情報を転送すると共に、その処理結果を前記金融機関システムから受信し、この処理結果に応じた動作を行わせるための制御情報を作成して前記端末装置に送信することを特徴とする請求項10記載のアカウントアグリゲーションサービス方法。
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