JP2009146171A - カード発行方法、カード発行システム、カード有効化装置および与信用のカード - Google Patents

カード発行方法、カード発行システム、カード有効化装置および与信用のカード Download PDF

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Abstract

【課題】カード受領に関する制約をなくすとともに、与信が可能となるまでの時間を短縮するカード発行システムを提供する。
【解決手段】カード発行システム1は、携帯電話10と、通信装置21、処理装置22および記憶装置23を有するカード有効化装置20と、カード番号31Aと2次元コード31Bが表示された無効状態のカード31とを備えている。利用者は、携帯電話10で2次元コード31Bを読み取って送信する。カード有効化装置20は、2次元コードの受信を条件として、記憶装置23から申込画面情報を取得して携帯電話10に送信する。利用者は、携帯電話10に表示された申込画面に申込情報を入力して送信する。カード有効化装置20は、申込情報の受信を条件として、記憶装置23に格納されたカードDB25中のカード31の情報を無効状態から有効状態に書き換える。
【選択図】図1

Description

本発明は、無効状態のカードを現金自動預払機(ATM)などで使用可能な有効状態とするカード発行方法、カード発行システムおよびカード有効化装置と、当該カード発行方法、カード発行システムおよびカード有効化装置によって有効化される与信用のカードに関する。
一般に、ローンカード契約やクレジットカード契約などのカード契約(以下、カード契約という)においては、オンラインでの審査(予備審査)が可能になったことから、与信が可能であるか否かの結果が迅速に通知できるようになった。しかしながら、携帯電話などから申し込みを行った場合、ATMなどで利用するカードは、書留郵便で送付されることが多く、日中不在がちな利用者は、休日配達や休日に受け取りに行く必要があるので、実際に受領するまでにさらに数日かかっていた。すなわち、審査の迅速化が図られても、カードの受領に日数を要するので、実際に与信を受けることができるまでに時間がかかるという問題があった。オンラインで申し込む場合の他の手段として、店舗に設置されたカード発行機能を有するカード発行申込端末(例えば、特許文献1参照)を利用する方法もある。
特開2004−54543号公報
しかしながら、このようなカード発行申込端末は、利用可能時間内に店舗に来店できない利用者は利用することができないという問題があった。さらに、ローンカード事業者やクレジットカード事業者などのカード事業者(以下、カード事業者という)にとっては、店舗を開設したり、借りたりして、カード発行申込端末を設置するには初期のコスト負担が過剰となる場合がある。
そこで、本発明は、利用者にとっては、カード受領に関する制約をなくすとともに、与信が可能となるまでの時間を短縮することができ、カード事業者にとっては、設備にかかる負担を小さくすることができるカード発行方法、カード発行システム、カード有効化装置および与信用のカードを提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明は、カード番号と当該カード番号に固有の2次元コードとが表示された無効状態のカードと、2次元コードを読み取る読取部と、ネットワークを介して通信を行う通信部と、申込画面を表示する表示部と、申込情報を入力する入力部とを有する利用者端末と、前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備えたカード発行システムの前記カード有効化装置が実行するカード発行方法であって、前記カードデータベースは、カード番号、2次元コードおよびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、前記処理装置が、前記利用者端末の前記読取部で読み取られ、前記通信部を介して送信された2次元コードを受信するステップと、2次元コードの受信を条件として、申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信するステップと、前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込情報を受信するステップと、申込情報の受信を条件として、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換えるステップとを実行することを特徴とする。
また、本発明は、カード番号と当該カード番号に固有の2次元コードとが表示された無効状態のカードと、2次元コードを読み取る読取部と、ネットワークを介して通信を行う通信部と、申込画面を表示する表示部と、申込情報を入力する入力部とを有する利用者端末と、前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備えたカード発行システムであって、前記カードデータベースは、カード番号、2次元コードおよびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、前記処理装置は、前記利用者端末の前記読取部で読み取られ、前記通信部を介して送信された2次元コードを受信する手段と、2次元コードの受信を条件として、申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信する手段と、前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込情報を受信する手段と、申込情報の受信を条件として、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える手段とを備えることを特徴とする。
このようなカード発行方法およびカード発行システムによれば、カードを予め生成して設置・配布することが可能となるので、利用者は予めまたは必要なときにカードを取得することができる。また、利用者は、カード取得後、2次元コードを読み取って送信することで、短時間にカードを有効状態とすることができる。その結果、カード受領に関する制約をなくし、与信が可能となるまでの時間を短縮することができる。さらに、カード事業者は、カード有効化装置のみを備えればよいので、設備コストを抑制することが可能となる。
また、本発明は、カード番号と当該カード番号に固有の2次元コードとが表示された無効状態のカードと、申込情報を入力する入力部と、ネットワークを介して通信を行う通信部と、2次元コードを読み取る読取部と、申込画面を表示する表示部とを有する利用者端末と、前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備えたカード発行システムであって、前記カードデータベースは、申込情報、申込番号、2次元コード、カード番号およびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、前記処理装置は、前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込情報を受信する手段と、申込情報に対応する申込番号を生成し、申込情報と関連付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、申込番号を、前記通信装置を介して前記利用者端末に送信する手段と、前記利用者端末の前記読取部で読み取られ、前記通信部を介して送信された2次元コードを受信する手段と、2次元コードの受信を条件として、申込番号入力画面情報を取得して前記利用者端末に送信する手段と、前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込番号を受信する手段と、送信された2次元コードと申込情報と関連付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、送信された2次元コードに対応するカード番号を格納する前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える手段とを備えることを特徴とする。
このようなカード発行方法およびカード発行システムによれば、カードを予め生成して設置・配布することが可能となるので、利用者は必要なときにカードを取得することができる。また、利用者は、カード取得後、申込情報と2次元コードを送信することで、短時間にカードを有効状態とすることができる。これらにより、カード受領に関する制約をなくし、与信が可能となるまでの時間を短縮することができるとともに、利用者は予め申込手続を行った上で、必要となったときにカードを取得して与信を受けることができる。さらに、カード事業者は、カード有効化装置のみを備えればよいので、設備コストを抑制することが可能となる。
また、前記カード発行システムの前記処理装置は、申込情報に基づいて与信が可能であるか否かを審査する手段を備え、与信が可能である場合に、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える、または、申込番号を生成することとしてもよい。
これによれば、申し込みを行った利用者に対して与信の可否の審査を行い、与信が可能であると審査された利用者のカードを有効状態とする、または、申込番号を生成するので、契約の安全性を高めることができる。
また、前記カード発行システムの前記利用者端末は、身分証明書の画像データを作成する画像作成部を備え、前記処理装置は、前記利用者端末の画像作成部で作成され、前記通信部を介して送信された身分証明書の画像データを受信する手段と、身分証明書の画像データから所定の情報を抽出し、申込情報と関連付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、
所定の情報と申込情報の少なくとも一部とを照合する手段とを備え、所定の情報と申込情報の少なくとも一部とが一致した場合に、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える、または、申込番号を生成することとしてもよい。
これによれば、利用者の本人確認を行った上で、カードを有効状態とする、または、申込番号を生成するので、契約の安全性を高めることができる。
ここで、「所定の情報」とは、例えば、身分証明書に表示されている(画像データに含まれる)利用者の氏名や住所、生年月日などの情報の少なくとも1つをいう。
また、本発明は、利用者が操作する利用者端末と通信を行い、利用者が有する無効状態のカードにカード番号ととともに表示された当該カード番号に固有の2次元コードが前記利用者端末から送信された場合に前記カードを有効化するカード有効化装置であって、前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備え、前記カードデータベースは、カード番号、2次元コードおよびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、前記処理装置は、前記利用者端末から送信された2次元コードを受信する手段と、2次元コードの受信を条件として、申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信する手段と、前記利用者端末から送信された申込情報を受信する手段と、申込情報の受信を条件として、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える手段とを備えることを特徴とする。
このようなカード有効化装置によれば、2次元コードを読み取って送信することで、カードを有効状態とすることができる。これにより、カードを予め生成して設置・配布することが可能となるので、利用者は予めまたは必要なときにカードを取得し、短時間で与信を受けることができる。さらに、店舗(窓口)を特別に設ける必要やカード発行機能を備える必要がないので、カード事業者は設備コストを抑制することができる。
さらに、本発明は、利用者端末から送信された2次元コードの受信を条件として申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信し、前記利用者端末から送信された申込情報の受信を条件として記憶装置に格納された情報を書き換えるカード有効化装置によって、無効状態から有効状態に書き換えられる与信用のカードであって、前記カードは、カード番号と、当該カード番号に固有の2次元コードとが表示されていることを特徴とする。
このような与信用のカードによれば、カードを予め生成して設置・配布することが可能となり、2次元コードを読み取って送信することで短時間でカードを有効状態にできるので、利用者は予めまたは必要なときにカードを取得し、短時間で与信を受けることができる。また、カードが予め配布可能なので、他の事業者の会員カードなどとしても利用することができ、利用者は必要なときにいつでも与信の申し込みができるようになる。さらに、一枚のカードに2次元コードと、当該2次元コードに1対1で対応するカード番号とが表示されているので、利用者は有効化したいカードとは別のカードの2次元コードを送信してしまうという間違いを防止することができる。
本発明によれば、カードの受領に関する制約をなくすことができるとともに、与信が可能となるまでの時間を大幅に短縮することができる。また、カード事業者は、設備にかかる負担を大幅に小さくすることができる。
[カード発行システム]
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。参照する図面において、図1は一実施形態に係るカード発行システムの構成を示す図であり、図2はカードデータベースの一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態のカード発行システム1は、利用者が操作する携帯電話10(利用者端末)と、携帯電話10から2次元コードや申込情報などを受信して所定の処理を実行するカード有効化装置20と、利用者により予め取得されるカードパッケージ30とから主に構成されている。また、カード有効化装置20は、専用のネットワークN2を介してATM40と接続されている。
<携帯電話>
携帯電話10は、本発明の利用者端末の一例であり、CPU(Central Processing Unit)からなる処理部11と、処理部11で実行されるプログラムなどを格納する記憶部12と、読取部および画像作成部の一例であるカメラ13と、ネットワークN1と通信を行う通信部14と、表示部の一例である液晶ディスプレイ15と、入力部の一例である入力キー16とから主に構成されている。
この携帯電話10は、利用者の操作により、カメラ13で2次元コード(例えば、QRコード(登録商標)など)を読み取り、通信部14およびネットワークN1を介して2次元コード、具体的には、2次元コードに含まれる所定の番号をカード有効化装置20に送信することができる。
また、携帯電話10は、カード有効化装置20から送信された申込画面情報を、ネットワークN1および通信部14を介して受信し、液晶ディスプレイ15にカード契約の申込画面を表示する。そして、利用者の操作により、入力キー16から申込画面の申込情報入力フォームに必要な事項(氏名と住所を含む)が入力され、通信部14およびネットワークN1を介して申込情報をカード有効化装置20に送信することができる。
ここで、「申込情報」とは、カード契約を締結する上で一般的に要求される情報をいい、例えば、利用者の氏名、住所、生年月日、性別、勤務先の情報、収入情報、借入額などである。なお、図示はしないが、本実施形態の申込画面の申込情報入力フォームは、少なくとも氏名および住所の入力欄を備えている。
さらに、携帯電話10は、利用者の操作により、カメラ13で身分証明書(例えば、免許証など)の写真と住所を含む部分を撮影して画像データを作成し、通信部14およびネットワークN1を介して画像データをカード有効化装置20に送信することができる。
<カード有効化装置>
カード有効化装置20は、ネットワークN1,N2と通信を行う通信装置21と、CPUからなる処理装置22と、ハードディスクなどの外部記憶装置からなる記憶装置23とから主に構成されている。
通信装置21は、処理装置22からの命令に従い、ネットワークN1,N2を介して携帯電話10やATM40などと通信を行う装置である。本実施形態において、後述する受信手段22Aおよび送信手段22Bは、この通信装置21を介して、携帯電話10などと情報の受信および送信を行っている。
処理装置22は、与えられたプログラムに従い、情報の読み込み、演算、記憶などを行って、データの検索、照合、書き換えなどを行う部分である。本実施形態では、受信手段22A、送信手段22B、申込画面情報取得手段22C、審査手段22D、照合手段22Eおよびカード有効化手段22Fが、それぞれ所定のプログラムに従い、処理装置22により実行される。
記憶装置23は、処理装置22の各手段にそれぞれの処理を実行させるためのプログラム24や、カードデータベース(以下、カードDBという。)25、申込画面情報(図示せず)などを格納している。
カードDB25は、利用者の情報とカードの情報を関連付けて管理するためのデータベースである。このカードDB25には、図2に示すように、カード番号フィールド25A、2次元コードフィールド25B、申込情報フィールド25C、証明書住所フィールド25D、カード状態情報フィールド25Eなどが用意されている。各フィールドには、予め、または、カード有効化装置20での処理が進行するに従って、順次情報が格納される。
カード番号フィールド25Aは、カードの表面に表示されたカード番号が予め格納される。2次元コードフィールド25Bは、カード番号に固有の2次元コード、具体的には、2次元コード中に含まれる所定の番号が予め格納される。
ここで、「固有」とは、一枚のカードに表示された一対のカード番号と2次元コードがあり、そのカード番号が格納されたカード番号フィールド25Aと同じレコードにある2次元コードフィールド25Bに、対となる2次元コード(2次元コード中に含まれる所定の番号)が格納されていることをいう。
申込情報フィールド25Cは、携帯電話10から送信された申込情報が格納される。この申込情報フィールド25Cでは、申込情報を各項目別に格納するフィールド(氏名フィールド25F、住所フィールド25Gなど)がさらに用意されている。証明書住所フィールド25Dは、携帯電話10から送信された画像データに含まれる住所情報が格納される。
カード状態情報フィールド25Eは、カード番号フィールド25Aに格納されたカード番号を有するカードのカード状態情報が格納される。カード状態情報は、カードが無効状態(「0」)であるか、有効状態(「1」)であるかを示す情報である。カード状態情報フィールド25Eは、カード番号と2次元コードが予め格納されるときに無効状態を示す「0」と書き込まれ(図4(a)参照)、後述する処理の結果、カードが有効化されるときに有効状態を示す「1」と書き換えられる。
ここで、カードが「有効状態である」とは当該カードを利用してATM40で現金の引出しができる状態をいい、カードが「無効状態である」とは当該カードを利用してATM40で現金を引き出すことができない状態をいう。
以下、図1に戻って処理装置22で実行される各手段について説明する。
受信手段22Aは、通信装置21を介して、携帯電話10などからの情報を受信する手段である。また、受信手段22Aは、必要に応じて、受信した情報を記憶装置23に格納したり、他の手段に受信した情報を転送したりする。具体的には、携帯電話10から送信された2次元コード(2次元コードに含まれる所定の番号)を受信して、申込画面情報取得手段22Cに転送する。また、携帯電話10から送信された申込情報を受信して、カードDB25の申込情報フィールド25Cに格納する。また、携帯電話10から送信された身分証明書の画像データを受信して、公知のOCR処理などをして画像データから住所情報を抽出し、カードDB25の証明書住所フィールド25Dに格納する。
送信手段22Bは、通信装置21を介して、携帯電話10などに情報を送信する手段である。具体的には、申込画面情報取得手段22Cが取得した申込画面情報を受け取って携帯電話10に送信する。また、審査手段22Dから通知された審査結果を受け取って携帯電話10に送信する。
申込画面情報取得手段22Cは、申込画面情報を取得し、送信手段22Bを介して携帯電話10に送信する手段である。この申込画面情報取得手段22Cは、記憶装置23に格納された予め用意された申込画面情報を読み出して取得するものであってもよいし、記憶装置23に格納された情報から申込画面情報を生成して取得するものであってもよい。審査手段22Dは、取得した申込画面情報を送信手段22Bを介して携帯電話10に送信する。
審査手段22Dは、カードDB25の申込情報フィールド25Cに格納された申込情報を読み出し、これに基づいて信用情報データベース(以下、信用情報DBという。)26に信用情報照会要求を送信手段22Bを介して送信する。そして、信用情報DB26から利用者の信用情報を受信手段22Aを介して受信し、信用情報に基づいて申し込みを行った利用者に対して与信が可能であるか否かを審査する手段である。審査手段22Dは、審査結果を送信手段22Bを介して携帯電話10に送信する。
なお、信用情報DB26は、カード有効化装置20とは別個に設けられた図示しないサーバ装置内にあって、利用者の氏名、住所、借入額、返済状況などの信用情報を格納するものである。このような信用情報DB26を有するサーバ装置は、信用情報照会要求を受信して、信用情報DB26を照会し、信用情報を送信(提供)する。
照合手段22Eは、カードDB25の申込情報フィールド25Cの住所フィールド25Gに格納された申込時の住所情報と、証明書住所フィールド25Dに格納された身分証明書の住所情報とを読み出して比較・照合する手段である。照合手段22Eは、照合の結果、申込時の住所情報と身分証明書の住所情報とが一致すれば、その旨をカード有効化手段22Fに通知する。
一方、申込時の住所情報と身分証明書の住所情報とが不一致であれば、送信手段22Bを介して携帯電話10に送信する。この場合、携帯電話10の液晶ディスプレイ15にエラーメッセージなどを表示して、その後の処理を終了したり、再度画像データの送信を要求したりする構成としてもよい。また、後日(例えば、後述する契約書32などを返送するとき)、住所変更を証明できる書面の送付を促すメッセージなどを表示して、その後の処理を継続する構成としてもよい。
カード有効化手段22Fは、照合手段22Eから申込時の住所情報と身分証明書の住所情報とが一致した旨の通知を受けた場合に、利用者から送信された2次元コードに1対1で対応するカード番号が格納されたカード番号フィールド25Aと同じレコードにあるカード状態情報フィールド25Eを、無効状態から有効状態に書き換える手段である。具体的には、カード状態情報フィールド25Eを無効状態を示す「0」から、有効状態を示す「1」に書き換える。
<カードパッケージ>
図1に示すように、カードパッケージ30は、無効状態のカード31と、カード契約用の契約書32と、契約書32などを返送するための返送用封筒33とが主に封入されたパッケージである。
カード31は、表面にカード番号31Aが表示されている。また、裏面には、カード番号31Aに固有の2次元コード31Bが表示されている。このような、2次元コード31Bの例としては、QRコード(登録商標)などを挙げることができる。
このようなカードパッケージ30は、公知の手法によって予め作成され、カード番号31Aと2次元コード31Bを、予めカード有効化装置20の記憶装置23(カードDB25のカード番号フィールド25Aと2次元コードフィールド25B)に格納した上で、配布される。カードパッケージ30の配布方法としては、例えば、コンビニエンスストア、駅、映画館、レンタルビデオ店、遊技施設などに設置して、利用者に持っていってもらう方法や、金融機関、カード事業者の営業店舗、街頭などで配布する方法などを挙げることができる。
<ATM>
ATM40は、金融機関やコンビニエンスストア、駅、スーパーマーケットなどに設置された公知のATM(現金自動預払機)やCD(現金自動支払機)などである。詳細な構成は図示しないが、ATM40は、カード31が利用されると、ネットワークN2を介してカード有効化装置20にカード状態情報の提供を要求する。カード31が無効状態である場合、ATM40は処理を終了する。カード31が有効状態である場合は、通常の処理を実行して現金の払い出しを行う。
[動作]
次に、本実施形態のカード発行システム1の動作について説明する。図3は本発明の一実施形態に係るカード発行システムの動作を示すフローチャートであり、図4(a)〜(d)はカードデータベースの経時変化を示す図である。
まず、利用者は、カードパッケージ30を取得する。カードパッケージ30の取得方法は、前記したように、店舗や施設に設置されたカードパッケージ30を取得する方法や、配布されているカードパッケージ30を取得する方法などがある。カードパッケージ30を取得した利用者は、携帯電話10を操作して、カメラ13でカード31の2次元コード31Bを読み取り、カード有効化装置20に送信する(ステップS1)。
送信された2次元コードは、カード有効化装置20の受信手段22Aが受信して、申込画面情報取得手段22Cに通知する(ステップS2)。そうすると、申込画面情報取得手段22Cが、記憶装置23から予め用意された申込画面情報を読み出す、または、記憶装置23内の情報から申込画面情報を生成するなどの方法で申込画面情報を取得し、送信手段22Bを介して携帯電話10に送信する(ステップS3)。
申込画面情報を受信した携帯電話10は、液晶ディスプレイ15にカード契約の申込画面を表示する(ステップS4)。そして、利用者は、入力キー16を操作して申込画面の申込情報入力フォームに氏名、住所およびその他必要な事項を入力し、入力した申込情報をカード有効化装置20に送信する(ステップS5)。
送信された申込情報は、受信手段22Aが受信して、図4(b)に示すように、送信された2次元コード(2次元コードに含まれる所定の番号)が格納された2次元コードフィールド25Bと同じレコードの申込情報フィールド25Cの各フィールド(氏名フィールド25F、住所フィールド25Gなど)に、利用者の氏名や住所などをそれぞれ格納する(ステップS6)。
次に、審査手段22Dが、カードDB25から申込情報を読み出し、これに基づいて信用情報DB26から信用情報を取得し、取得した信用情報に基づいて申し込みを行った利用者に対して与信ができるか否かを審査する。そして、審査結果を、送信手段22Bを介して携帯電話10に送信する(ステップS7)。
与信ができない場合には、携帯電話10の液晶ディスプレイ15に、その旨の内容が表示され、処理は終了する。
与信ができる場合には、携帯電話10の液晶ディスプレイ15に、免許証などの身分証明書を撮影して送信するように依頼する内容が表示される。利用者は、携帯電話10を操作して、カメラ13で身分証明書の写真と住所を含む部分を撮影し、作成した身分証明書の画像データをカード有効化装置20に送信する(ステップS8)。
なお、与信ができる旨の審査結果が通知されるときには、審査手段22Dから審査結果とともに契約内容を表示させる情報が送信され、携帯電話10の液晶ディスプレイ15に契約内容が表示される。利用者は、契約内容を確認し、同意した上で身分証明書の画像データを送信する。
送信された画像データは、受信手段22Aが受信して、住所情報を抽出し、図4(c)に示すように、申込情報が格納された申込情報フィールド25Cと同じレコードの証明書住所フィールド25Dに格納する(ステップS9)。
次に、照合手段22Eが、カードDB25の住所フィールド25Gから申込情報の住所情報を読み出すとともに、証明書住所フィールド25Dから身分証明書の住所情報を読み出して照合する(ステップS10)。照合の結果、申込情報の住所情報と身分証明書の住所情報とが不一致であった場合(ステップS11,NO)、照合手段22Eは、その旨を、送信手段22Bを介して携帯電話10に送信する。携帯電話10の液晶ディスプレイ15には、申込情報の住所情報と身分証明書の住所情報とが不一致である旨と、再度、身分証明書を撮影して送信するように依頼する内容が表示される。
なお、申込情報の住所情報と身分証明書の住所情報とが不一致であった場合や、再送信された身分証明書の住所情報と申込情報の住所情報とが不一致であった場合には、処理を終了することとしてもよい。また、申込情報の住所情報と身分証明書の住所情報とが不一致であった場合、携帯電話10の液晶ディスプレイ15に、後日住所変更を証明できる書面の送付を促すメッセージを表示して、その後の処理を継続することとしてもよい。
申込情報の住所情報と身分証明書の住所情報とが一致した場合には、照合手段22Eが、その旨をカード有効化手段22Fに通知する(ステップS11,YES)。
そして、カード有効化手段22Fが、図4(d)に示すように、利用者から送信された2次元コードに1対1で対応するカード番号が格納されたカード番号フィールド25Aと同じレコードにあるカード状態情報フィールド25Eを、無効状態を示す「0」から、有効状態を示す「1」に書き換える(ステップS12)。これにより、カード31は有効状態となり、利用者は、カード31を使用してATM40から現金を引き出すことが可能となる。
なお、利用者は、所定の期日までにカードパッケージ30に含まれる契約書32を記入し、身分証明書のコピーなどとともに、返送用封筒33で、カード事業者に返送する。契約書32などが所定の期日までに返送されない場合には、カード有効化手段22Fが、該当するカード番号を有するカードDB25中のカード状態情報フィールド25Eを有効状態を示す「1」から、無効状態を示す「0」に書き換える。これにより、カード31がATM40で利用できない状態(無効状態)となる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
カード番号31Aと2次元コード31Bが表示されたカード31は、予め作成して設置・配布などができるので、例えば、24時間営業のコンビニエンスストアなどに設置することで、利用者は、予めまたは必要なときにいつでもカード31を取得することができる。そして、カード31を取得した利用者は、携帯電話10を使用して、その場で2次元コードを送信することで、短時間でカード31を有効状態とすることができる。これらにより、利用者は、短時間でATM40から現金を引き出すことができる。
なお、本実施形態では、2次元コードの送信の後、与信ができるか否かの審査と、画像データの送信による本人確認(申込情報の住所情報と身分証明書の住所情報との照合)とを経た上でカード31を有効状態としているので、契約の安全性が高められている。
カード事業者は、カード有効化装置20のみを備えればよく、カードパッケージ30(カード31)は、店舗や施設などで設置してもらったり、配布してもらったりできるので、設備コストを抑制することが可能となる。また、店舗や施設の側は、パンフレットやフリーペーパーなどを設置している既設のスタンドなどにカードパッケージ30(カード31)を設置するだけでよいので、新たな負担がなく、導入が容易である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記した実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記した実施形態では、カードパッケージ30(カード31)の取得方法の例として、店舗や施設に設置されたものを取得する方法や、配布されているものを取得する方法などを示したが、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、利用者が与信を必要とするときに、カードに表示された2次元コードを送信してカードを有効化するものなので、それまではカードに他の用途・機能を持たせておくことが可能となる。したがって、本発明で使用されるカードは、例えば、映画館やレンタルビデオ店などの会員カードとすることができ、会員カードの交付という形で取得することができる。会員カードは、財布などに入れて常に携帯するものなので、利用者は与信が必要となったときにいつでもその申し込みができる。
なお、本発明で使用されるカードを、会員カードとした場合、本発明における申込情報を送信する際には、与信に必要な情報のみを送信すればよい。すなわち、利用者は、会員カードを申し込む際に氏名や住所、生年月日、性別などを会員カード発行者に提供している。そのため、カード契約の際には、会員カード発行者から氏名などの情報の提供を受けることができるので、本発明における申込情報を要求する際には、勤務先の情報や収入情報、借入額などカード契約に必要な情報を要求すれば足りる。これによって、利用者の利便を図ることができる。
前記した実施形態では、2次元コードに含まれる所定の番号を2次元コードフィールド25Bに格納する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、2次元コードに含まれる(2次元コードに含めた)利用者の氏名や住所、カード番号などの情報のうち、少なくとも1つを2次元コードフィールド25Bに格納してもよい。
前記した実施形態では、利用者端末の一例として携帯電話10を示したが、これに限定されず、例えば、図5に示すようなパーソナルコンピュータ50であってもよい。パーソナルコンピュータ50は、CPUからなる処理部51と、処理部51で実行されるプログラムなどを格納する記憶部52と、読取部の一例である2次元コードスキャナ53と、ネットワークN1(図1参照)と通信を行う通信部54と、表示部の一例であるモニタ55と、入力部の一例であるキーボード56およびマウス57と、画像作成部の一例であるスキャナ58とから主に構成されている。
このパーソナルコンピュータ50は、利用者の操作により、2次元コードスキャナ53で2次元コードを読み取り、通信部54およびネットワークN1を介して2次元コードをカード有効化装置20に送信することができる。また、カード有効化装置20から送信された申込画面情報を受信し、モニタ55にカード契約の申込画面を表示する。そして、キーボード56やマウス57により申込画面の申込情報入力フォームに必要な事項(氏名と住所を含む)が入力され、カード有効化装置20に送信することができる。さらに、スキャナ58で身分証明書の写真と住所を含む部分の画像データを作成し、カード有効化装置20に送信することができる。
前記した実施形態では、身分証明書を、携帯電話10のカメラ13で撮影して送信する例や、パーソナルコンピュータ50のスキャナ58で画像データを作成して送信する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、身分証明書(またはそのコピー)をファクシミリ装置などで送信してもよい。
前記した実施形態では、カードパッケージの一例として契約書32と返送用封筒33が同封されたカードパッケージ30を示したが、これに限定されるものではない。例えば、設置や配布などされるカードパッケージは、無効状態のカードが主に封入されたものや、無効状態のカードがカード台紙に貼り付けられたものなどとし、契約書や返送用封筒などは利用者に対して別途郵送する構成としてもよい。なお、別途郵送される書類などの中に、カード番号に固有の2次元コードを付しておき、利用者がこの2次元コードを送信することで受け取り確認がなされる構成とすることもできる。
前記した実施形態では、特に記載していないが、リスクコントロールの観点から以下のような構成を追加することができる。すなわち、カードを有効状態とした段階では、まず与信枠の一部を利用可能(ATMからの出金などを可能)とし、カードパッケージに同封された契約書などが返送された段階や、別途郵送された契約書などの受け取り確認がなされた段階で与信枠の全部を利用可能(ATMからの出金などを可能)とするように構成することができる。また、カードを有効状態とした段階で、まず利用者が予め指定した本人名義の銀行口座に与信枠の一部の振り込みを実行し、指定された銀行口座の実在(振込着金)が確認された段階で与信枠の全部を利用可能とするように構成することもできる。
前記した実施形態では、ローンカード事業者やクレジットカード事業者などのカード事業者が取り扱うカードの有効化を例に本発明を説明したが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明は、銀行業務や証券業務などを行う金融機関が取り扱うカードや、その他のサービス事業者が取り扱う顧客カード(例えば、会員証)などの発行受付、カード配布にも利用することができる。
前記した実施形態では、利用者が予めカードパッケージ30を取得し、2次元コードを送信してカードを有効状態とする例を示したが、これに限定されず、例えば、予め申込手続を完了させた後、カードパッケージを取得して、カードを有効状態としてもよい。具体的には、まず、利用者は、利用者端末(携帯電話やパーソナルコンピュータなど)を操作して、カード契約の申込画面を表示し、申込画面の申込情報入力フォームに申込情報(氏名や住所、その他必要な事項)を入力してカード有効化装置に送信する。申込情報を受信したカード有効化装置は、前記した実施形態と同様に、利用者の審査や本人確認を行った後、申込番号を生成して申込情報と関連付けて記憶装置に記憶させるとともに、利用者端末に送信する。この段階で申込手続は完了する。
その後、利用者は、設置または配布されるカードパッケージを取得して、2次元コードを読み取ってカード有効化装置に送信する。2次元コードを受信したカード有効化装置は、記憶装置から申込番号入力画面情報を取得して利用者端末に送信する。利用者端末では、例えば、前記した実施形態のカード契約の申込画面の下方に設けられた(表示された)「承認済」というボタンを押すことで、申込番号入力画面が表示され、この画面の所定の入力フォームに申込番号や必要に応じて申込情報の一部(生年月日など)を入力して送信する。
ここで、カード有効化装置では、2次元コードが送信された段階で、カードデータベース中のどのカード番号を有するカードの有効化が行われようとしているかわかるようになっている。また、このカードデータベースには、前記したカードDB25のカード番号フィールド、2次元コードフィールド、申込情報フィールド、証明書住所フィールドおよびカード状態情報フィールドの他に、申込番号が格納される申込番号フィールドが用意されている。なお、前記した実施形態と同様に、カード番号フィールド、2次元コードフィールドおよびカード状態情報フィールドには、予めカード番号、固有の2次元コードおよびカードの状態情報が格納されている。
利用者端末から送信された申込番号などを受信したカード有効化装置は、有効化されようとしているカードのカード番号や固有の2次元コードが格納された各フィールドと同じレコードの申込情報フィールドおよび申込番号フィールドに、それぞれ、申込情報と申込番号を格納する。これにより、カード(カード番号)と利用者の情報(申込情報)が関連付けられる。そして、カード有効装置は、送信された2次元コードに1対1で対応するカード番号が格納されたカード番号フィールドと同じレコードにあるカード状態情報フィールドを、無効状態から有効状態に書き換える。これにより、カードは有効状態となり、利用者は、カードを使用してATMなどから現金を引き出すことが可能となる。
このような形態によれば、前記したカードパッケージを取得した後に2次元コードや申込情報などを送信してカードを有効状態とする形態と同様に、カード番号と2次元コードが表示されたカードを予め作成して、設置・配布などができるので、利用者は、予めまたは必要なときにいつでもカードを取得することができる。また、カードを取得した利用者は、携帯電話などを使用して、その場で2次元コードなどを送信することで、短時間でカードを有効状態とすることができる。これらにより、利用者は、短時間でATMから現金を引き出すことなどができる。
さらに、この形態では、利用者は、カードパッケージ(カード)を取得する前に、申込情報を送信して審査を受け、審査通過後に身分証明書の画像データを送信して本人確認を行うので、予め申込手続を完了させておくことができる。その後、カードの表示された2次元コード送信し、さらに申込手続の際に発行された申込番号を送信することでカードを有効状態とするので、手元にカードがなくても与信の申し込みが可能となり、利用者の利便性をより向上させることができる。
本発明の一実施形態に係るカード発行システムの構成を示す図である。 本発明のカードデータベースの一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るカード発行システムの動作を示すフローチャートである。 (a)〜(d)はカードデータベースの経時変化を示す図である。 本発明の利用者端末の他の例であるパーソナルコンピュータの構成を示す図である。
符号の説明
1 カード発行システム
10 携帯電話
13 カメラ
14 通信部
15 液晶ディスプレイ
16 入力キー
20 カード有効化装置
21 通信装置
22 処理装置
22A 受信手段
22B 送信手段
22C 申込画面情報取得手段
22D 審査手段
22E 照合手段
22F カード有効化手段
23 記憶装置
25 カードデータベース
31 カード
31A カード番号
31B 2次元コード
50 パーソナルコンピュータ
53 2次元コードスキャナ
54 通信部
55 モニタ
56 キーボード
57 マウス
58 スキャナ

Claims (9)

  1. カード番号と当該カード番号に固有の2次元コードとが表示された無効状態のカードと、
    2次元コードを読み取る読取部と、ネットワークを介して通信を行う通信部と、申込画面を表示する表示部と、申込情報を入力する入力部とを有する利用者端末と、
    前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備えたカード発行システムの前記カード有効化装置が実行するカード発行方法であって、
    前記カードデータベースは、カード番号、2次元コードおよびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、
    前記処理装置が、
    前記利用者端末の前記読取部で読み取られ、前記通信部を介して送信された2次元コードを受信するステップと、
    2次元コードの受信を条件として、申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信するステップと、
    前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込情報を受信するステップと、
    申込情報の受信を条件として、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換えるステップとを実行することを特徴とするカード発行方法。
  2. カード番号と当該カード番号に固有の2次元コードとが表示された無効状態のカードと、
    2次元コードを読み取る読取部と、ネットワークを介して通信を行う通信部と、申込画面を表示する表示部と、申込情報を入力する入力部とを有する利用者端末と、
    前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備えたカード発行システムであって、
    前記カードデータベースは、カード番号、2次元コードおよびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、
    前記処理装置は、
    前記利用者端末の前記読取部で読み取られ、前記通信部を介して送信された2次元コードを受信する手段と、
    2次元コードの受信を条件として、申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信する手段と、
    前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込情報を受信する手段と、
    申込情報の受信を条件として、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える手段とを備えることを特徴とするカード発行システム。
  3. 前記処理装置は、
    申込情報に基づいて与信が可能であるか否かを審査する手段を備え、
    与信が可能である場合に、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換えることを特徴とする請求項2に記載のカード発行システム。
  4. 前記利用者端末は、身分証明書の画像データを作成する画像作成部を備え、
    前記処理装置は、
    前記利用者端末の画像作成部で作成され、前記通信部を介して送信された身分証明書の画像データを受信する手段と、
    身分証明書の画像データから所定の情報を抽出し、申込情報と関連付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、
    所定の情報と申込情報の少なくとも一部とを照合する手段とを備え、
    所定の情報と申込情報の少なくとも一部とが一致した場合に、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換えることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のカード発行システム。
  5. カード番号と当該カード番号に固有の2次元コードとが表示された無効状態のカードと、
    申込情報を入力する入力部と、ネットワークを介して通信を行う通信部と、2次元コードを読み取る読取部と、申込画面を表示する表示部とを有する利用者端末と、
    前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備えたカード発行システムであって、
    前記カードデータベースは、申込情報、申込番号、2次元コード、カード番号およびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、
    前記処理装置は、
    前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込情報を受信する手段と、
    申込情報に対応する申込番号を生成し、申込情報と関連付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、
    申込番号を、前記通信装置を介して前記利用者端末に送信する手段と、
    前記利用者端末の前記読取部で読み取られ、前記通信部を介して送信された2次元コードを受信する手段と、
    2次元コードの受信を条件として、申込番号入力画面情報を取得して前記利用者端末に送信する手段と、
    前記利用者端末の前記入力部で入力され、前記通信部を介して送信された申込番号を受信する手段と、
    送信された2次元コードと申込情報と関連付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、
    送信された2次元コードに対応するカード番号を格納する前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える手段とを備えることを特徴とするカード発行システム。
  6. 前記処理装置は、
    申込情報に基づいて与信が可能であるか否かを審査する手段を備え、
    与信が可能である場合に、申込番号を生成することを特徴とする請求項5に記載のカード発行システム。
  7. 前記利用者端末は、
    身分証明書の画像データを作成する画像作成部を備え、
    前記処理装置は、
    前記利用者端末の画像作成部で作成され、前記通信部を介して送信された身分証明書の画像データを受信する手段と、
    身分証明書の画像データから所定の情報を抽出し、申込情報と関連付けて前記記憶装置に記憶させる手段と、
    所定の情報と申込情報の少なくとも一部とを照合する手段とを備え、
    所定の情報と申込情報の少なくとも一部とが一致した場合に、申込番号を生成することを特徴とする請求項5または請求項6に記載のカード発行システム。
  8. 利用者が操作する利用者端末と通信を行い、利用者が有する無効状態のカードにカード番号ととともに表示された当該カード番号に固有の2次元コードが前記利用者端末から送信された場合に前記カードを有効化するカード有効化装置であって、
    前記利用者端末とネットワークを介して通信を行う通信装置と、与えられたプログラムに従い各処理を行う処理装置と、カードデータベースを格納する記憶装置とを有するカード有効化装置と、を備え、
    前記カードデータベースは、カード番号、2次元コードおよびカードが有効状態であるか無効状態であるかを示すカード状態情報を関連付けて格納するように構成され、
    前記処理装置は、
    前記利用者端末から送信された2次元コードを受信する手段と、
    2次元コードの受信を条件として、申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信する手段と、
    前記利用者端末から送信された申込情報を受信する手段と、
    申込情報の受信を条件として、前記カードの前記カードデータベース中のカード状態情報を有効状態に書き換える手段とを備えることを特徴とするカード有効化装置。
  9. 利用者端末から送信された2次元コードの受信を条件として申込画面情報を取得して前記利用者端末に送信し、前記利用者端末から送信された申込情報の受信を条件として記憶装置に格納された情報を書き換えるカード有効化装置によって、無効状態から有効状態に書き換えられる与信用のカードであって、
    前記カードは、カード番号と、当該カード番号に固有の2次元コードとが表示されていることを特徴とする与信用のカード。
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