JP2005274853A - 原稿圧着板の開閉装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を減らすことにより製造コストを安くすることができる原稿圧着板の開閉装置を提供する。
【解決手段】装置本体に固定される取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着される支持アームと、該支持アームの先端部に支持軸を介して回動自在に枢着されると共に、原稿圧着板を取付けるリフトアームと、上記支持アーム内に摺動自在に納められる第1スライダー6および第2スライダー7と、これら第1、2スライダー間に介挿される圧縮コイルバネと、該第1スライダーのカムフォロアが当接するカムと、上記リフトアームの前側板に当接する上記第2スライダーのカムフォロアーから構成される。
【選択図】 図1
【解決手段】装置本体に固定される取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着される支持アームと、該支持アームの先端部に支持軸を介して回動自在に枢着されると共に、原稿圧着板を取付けるリフトアームと、上記支持アーム内に摺動自在に納められる第1スライダー6および第2スライダー7と、これら第1、2スライダー間に介挿される圧縮コイルバネと、該第1スライダーのカムフォロアが当接するカムと、上記リフトアームの前側板に当接する上記第2スライダーのカムフォロアーから構成される。
【選択図】 図1
Description
本発明は、複写機等の原稿圧着板を開閉するための、原稿圧着板の開閉装置に関するものである。
従来の原稿圧着板の開閉装置としては、図7に示すように、複写機等の装置本体Mに固定されている取付部材1と、該取付部材1の両側板にヒンジ軸2を介して回動自在に枢着されている支持アーム3と、該支持アーム3の先端部に支持軸4を介して回動自在に枢着されていると共に、原稿圧着板Pを取り付けているリフトアーム5と、上記支持アーム3内にその長手方向に摺動自在に納められている第1スライダー6および第2スライダー7と、これら第1、2スライダー6、7間に介挿されている圧縮コイルバネ8と、上記第1スライダー6の外端部に形成されたカムフォロアー6aと、該カムフォロアー6aが弾性的に当接するカム9と、上記リフトアーム5に取り付けられると共に、上記第2スライダー7の外端面に弾性的に当接される作動ピン10から構成され、上記圧縮コイルバネ8により原稿圧着板Pを開く方向に付勢しており、本のような厚物原稿Gを厚着させる場合には、原稿圧着板Pを閉じる際に、これが厚物原稿Gに当接したところで、原稿圧着板Pを更に閉じる方向に力を加えると、上記圧縮コイルバネ8の弾発力に抗して、原稿圧着板Pが矢印方向(反時計方向)に反転して、厚物原稿Gに厚着できるようになっている。(例えば、特許文献1参照)
また、上述の従来技術を改良するものとして、図8に示すように、取付部材1と、ヒンジ軸2により枢着された支持アーム3と、支持軸4により枢着されたリフトアーム5と、支持アーム3内に納められた第1スライダー6および第2スライダー7と、これらスライダー6、7間の圧縮コイルバネ8と、第1スライダー6が当接するカム軸9′と、リフトアーム5に固定された作動ピン10から構成されたものにおいて、上記リフトアーム5にL型溝11を形成した部材を設け、該L型溝11の垂直溝11aに上記支持軸4を摺動自在に納めると共に、水平溝11bに作動ピン10を摺動自在に納めることにより、原稿圧着板Pを閉じる方向に力を加えると、上記圧縮コイルバネ8の弾性力に抗して、原稿圧着板Pが矢印方向(反時計方向)に反転するようになっている。(例えば、特許文献2参照)
しかしながら、上記従来の原稿圧着板の開閉装置は、いずれもリフトアーム5の反転用に作動ピン10を設けているため、部品コストや組立コスト等の製造コストが高い等の問題点があった。
実開平6−82649号公報
特開2002−31863号公報
解決しようとする課題は、部品点数を減らすことにより製造コストを安くすることができる原稿圧着板の開閉装置を提供することにある。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、装置本体に固定される取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着される支持アームと、該支持アームの先端部に支持軸を介して回動自在に枢着されると共に、原稿圧着板を取付けるリフトアームと、上記支持アーム内に摺動自在に納められる第1スライダー6および第2スライダー7と、これら第1、2スライダー間に介挿される圧縮コイルバネと、該第1スライダーのカムフォロアが当接するカムと、上記リフトアームの前側板に当接する上記第2スライダーのカムフォロアーから構成されることを特徴とする。また、上記前側板に傾斜をつけることを特徴とする。
本発明の原稿圧着板の開閉装置は、部品点数を減らすことにより製造コストを安くすることができるという利点がある。
図1において、Pは原稿圧着板であって、開閉装置Hを介して、複写機等の装置本体Mに開閉自在に取り付けられている。上記開閉装置Hは、主として、上記装置本体Mに固定されている取付部材1と、該取付部材1にヒンジ軸2を介して回動自在に枢着されている支持アーム3と、該支持アーム3の先端部に支持軸4を介して回動自在に枢着されていると共に、上記原稿圧着板Pを取り付けているリフトアーム5から、構成されている。
上記支持アーム3内には第1スライダー6および第2スライダー7が長手方向に摺動自在に納められていると共に、これら第1、2スライダー6、7間には圧縮コイルバネ8が介挿されている。第1スライダー6の外端面にはカムフォロア6aが形成されている。
上記該カムフォロア6aは、上記取付部材1内に設置されているカム9に弾性的に当接している。また、上記第2スライダー7のカムフォロア7aは、上記リフトアーム5の前側板5aに弾性的に当接している。
本実施例の開閉装置は、以上のように構成されているので、上記原稿圧着板Pを手で持ち上げると、上記カム9と前側板5aとの間での、圧縮コイルバネ8による第1スライダー6と第2スライダー7の弾発力により、支持アーム3およびリフトアーム5は重なった状態でヒンジ軸2を中心に時計方向に回動し、原稿圧着板Pを開くことができる。原稿圧着板Pが所定角度以上に開くと、上記圧縮コイルバネ8による時計方向の弾発力と原稿圧着板Pの反時計方向の重力が釣り合って、原稿圧着板Pから手を離しても開いた状態が保持される。(図2参照)
次に、図2の状態から、上記原稿圧着板Pを手で押し下げると、図3に示すように、該原稿圧着板Pの下面が厚物原稿Gの角に当接する。原稿圧着板Pを更に押し下げると、原稿圧着板Pおよびこれと一体となった上記リフトアーム5が、上記圧縮コイルバネ8による弾発力に抗して、支持軸4を中心に反時計方向(矢印X方向)に回動すると同時に、逆に、圧縮コイルバネ8による弾発力により、上記支持アーム3はヒンジ軸2を中心に時計方向(矢印Y方向)に回動し、その結果、図4に示すように、原稿圧着板Pが厚物原稿Gに圧着する。
上記原稿圧着板Pの押し下げ力を解除すると、上記圧縮コイルバネ8による弾発力により、原稿圧着板Pおよびこれと一体となったリフトアーム5が支持軸4を中心に時計方向に回動して、図2に示す状態(リフトアーム5が支持アーム3に重なる状態)に復帰する。
図5は、上記前側板5aに傾斜をつけるようにした別の実施例を示すもので、前側板5aに傾斜をつけることにより、図6のように上記リフトアーム5が回転してトルクが大きくなるのを抑制してコントロールする。
1 取付部材
2 ヒンジ軸
3 支持アーム
4 支持軸
5 リフトアーム
5a 前側板
6 第1スライダー
6a カムフォロア
7 第2スライダー
7a カムフォロア
8 圧縮コイルバネ
9 カム
9a カム軸
10 作動ピン
G 厚物原稿
H 開閉装置
M 装置本体
P 原稿圧着板
X、Y 矢印
2 ヒンジ軸
3 支持アーム
4 支持軸
5 リフトアーム
5a 前側板
6 第1スライダー
6a カムフォロア
7 第2スライダー
7a カムフォロア
8 圧縮コイルバネ
9 カム
9a カム軸
10 作動ピン
G 厚物原稿
H 開閉装置
M 装置本体
P 原稿圧着板
X、Y 矢印
Claims (2)
- 装置本体に固定される取付部材と、該取付部材にヒンジ軸を介して回動自在に枢着される支持アームと、該支持アームの先端部に支持軸を介して回動自在に枢着されると共に、原稿圧着板を取付けるリフトアームと、上記支持アーム内に摺動自在に納められる第1スライダー6および第2スライダー7と、これら第1、2スライダー間に介挿される圧縮コイルバネと、該第1スライダーのカムフォロアが当接するカムと、上記リフトアームの前側板に当接する上記第2スライダーのカムフォロアーから構成されることを特徴とする原稿圧着板の開閉装置。
- 上記前側板に傾斜をつけることを特徴とする請求項1に記載の原稿圧着板の開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004086493A JP2005274853A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 原稿圧着板の開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004086493A JP2005274853A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 原稿圧着板の開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005274853A true JP2005274853A (ja) | 2005-10-06 |
Family
ID=35174611
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004086493A Pending JP2005274853A (ja) | 2004-03-24 | 2004-03-24 | 原稿圧着板の開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005274853A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008257167A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-10-23 | Kato Electrical Mach Co Ltd | 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器 |
-
2004
- 2004-03-24 JP JP2004086493A patent/JP2005274853A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008257167A (ja) * | 2007-03-15 | 2008-10-23 | Kato Electrical Mach Co Ltd | 原稿圧着板開閉装置及び原稿圧着板を備えた事務機器 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20091102 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |