JP2005274578A - Qcmセンサデバイス - Google Patents

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英二 冨士元
Kaoru Kitakizaki
薫 北寄崎
Takutaka Noguchi
卓孝 野口
Hoki Haba
方紀 羽場
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Abstract

【課題】 QCMセンサデバイスによる測定セル構成は、参照電極及び対極電極を別途に設けてその位置制御が必要になり、高価で大型化を招くと共に、温度などによって振動周波数変動が生じる。
【解決手段】 水晶基板の試料ガスや試料溶液に晒される面と反対の面に水晶基板を支持する支持基板を設け、前記水晶基板と前記支持基板間にギャップを形成し、前記支持基板に前記ギャップと連設する空気抜き用の孔又は溝を設けて、温度変化による振動周波数変動を防止したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、本発明は、水晶振動子の作用電極表面を試料ガスや試料溶液に晒したときの水晶振動子の発振周波数やインピーダンス等の電気的特性の変化から作用電極表面での試料成分の吸脱着を検知・定量するQCM(Quartz Crystal Microbalance)センサデバイスに関する。
近年、ATカット水晶振動子を用いてマイクロバランス原理を応用したケミカル及びバイオセンサが注目を集めている。ATカット水晶振動子は、その主共振周波数が振動子の板厚と反比例する。この場合、水晶振動子の電極面に試料成分が成膜したり、あるいは物質の吸着が起きると表面に存在する物質の単位平面積当たりの重量に対応した周波数のシフトが起きる。
QCMセンサは、上記の周波数シフト現象を応用したもので、ATカット水晶振動子は広い温度範囲において周波数が安定しているため、安定した検出感度が期待でき、条件が揃えば1〜10ngの吸着物質の検出がリアルタイムで可能である。以下に吸着物質量と周波数のシフト量の関係を示す。
主共振周波数f0を持つ水晶振動子の、表面に生じる質量変化(電極面の吸脱着量)Δmと、周波数変化量(周波数のシフト量)Δfとの関係は、下記(1)式に示すSauerberyの式により表される。
Figure 2005274578
Δf:周波数変化量、f0:水晶振動子の主共振周波数、APIEZO:電気的有効面積(電極面積)、μq:水晶のせん断弾性定数、ρq:水晶の密度、Δm:電極表面に生じる質量変化(電極面の吸脱着量)
ここで、ATカット水晶振動子の共振周波数は、下記の(2)、(3)式で表される。
Figure 2005274578
ν:水晶中での音速、tq:水晶の厚さ、
また、Sauerberyの式は、主共振周波数と水晶の厚さの関係を展開して、下記の(4)式のようになる。
Figure 2005274578
上記の(4)式において、Cfは全体感度である。
なお、これを液中にて使用する際には、周波数変化量Δfは液の粘度と密度にも影響されるため、下記の(5)式のように書き直される。
Figure 2005274578
ηL:溶液の粘性率、ρL:溶液の密度、ω0=2πf0
この式中の全体感度Cfは下記の(6)式で表わされる。
Figure 2005274578
上記の各式から解るように、全体感度Cfを上げるには主共振周波数f0を上げることが重要となる。また、全体感度Cf自身も周波数の関数であるため、実際の周波数変化量Δfは、主共振周波数f0の2乗や3/2乗に依存することになる。
従って、センサとして用いる水晶振動子の主共振周波数を高くするほど、高感度のセンサとすることができる。例えば、図13は、15wt%(重量パーセント)のグルコース溶液に浸した水晶振動子の周波数シフト量Δfを主共振周波数f0の変化に対してプロットしたものである。主共振周波数f0が高ければ同じ電極表面での振動ロスで共振周波数のずれが大きく取れることが分る。
上記のように、ATカット水晶振動子は、厚みすべりのモードを使用しているため、主共振周波数f0はその厚みtqと反比例する。また、水晶振動子は、十分なγ値(水晶振動子の等価回路では並列容量と直列容量の比、通常はATカットで250ぐらいで少ない程よい)を得るためには電極有効面積も周波数に比例して小さくする必要がある。以上の理由で高周波用の水晶振動子は電極面積が小さく、しかも水晶厚の薄いものが要望される。
一方、QCMセンサを実現するには、小型の水晶振動子をそれに機械的な歪みを与えることなく支持でき、なおかつ振動子表面は試料ガスあるいは試料溶液に晒すという条件を満たすため、センサデバイスの収納装置は図14に示すような構成にしている。
同図において、絶縁材料製にされる筒形のセンサデバイス収納装置本体1は、その内部には発振回路部2がネジ止めされる。センサデバイス収納装置本体1の上面部には突出して一対の接触子3、4がバネ性を有して設けられ、それらの他端が内部に引き出されて発振回路部2に接続される。
センサデバイス収納装置本体1の上面の周辺部にはピン5、6で位置合わせする円板状のスペーサ7を設け、このスペーサ7によって水晶振動子8をセンサデバイス収納装置本体1との間に挟み込み、水晶振動子8の電極を接触子3、4の先端に接触させる。この挟み込みには、水晶振動子8の周辺部両面に位置させたオーリング9、10で緩衝及び気密構造とする。ネジ込み蓋11は、スペーサ7をセンサデバイス収納装置本体1に圧接し、水晶振動子8の上面を試料ガスや試料溶液に晒すための孔を設ける。
センサデバイス収納装置本体1は、下部をネジ込み蓋12で気密性を有して覆い、側部には発振回路部2からの信号線や電源線を通すための管13を設ける。
上記のようなセンサデバイスの収納装置は、水晶振動子8の作用電極面を試料ガスや試料溶液に晒し、水晶振動子8の作用電極面で試料成分が吸脱着されることによる電気的特性の変化として、例えば、発振回路部2の発振周波数変化をカウンタ14の計数値変化として測定する測定装置に構成される。
また、溶液系の電気化学的測定では、図15に示すように、センサデバイス収納装置20を電解液を導入する容器21内に浸漬し、該容器21内には電解液の成分を作用電極面に吸脱着させるのに、作用電極の電位を設定するための基準電位を発生する参照電極(基準電極)22及び該作用電極表面に電解液成分を吸脱着させるための対極電極23を設けた測定セル構成とし、これら電極及び水晶振動子の電極(作用電極)にポテンショガルバノスタット(PGS)24を接続したQCM測定システムに構成される。
さらにまた、作用電極に試料溶液から検知・定量しようとする成分に応じたレセプターを形成しておくことで、例えば、作用電極に「はしか」のウイルスを検知・定量するための「抗はしかウイルス抗体」やインフルエンザの抗体を検知・定量するための「インフルエンザ抗体」を固定化しておくことで、試料の成分中に「はしか」や「インフルエンザ」のウイルスが存在するかを検知さらには定量することができる。
なお、流体の物理的性質や電気化学的性質の測定装置としては、特許文献1のものが公知となっている。この文献のものは、圧電素子の一方の電極のみをフローセル中の流体に接するよう配置して作用電極とし、対極及び参照電極をフローセル中に有する電位設定回路及び電流測定回路によって構成したものである。
特公平7−58249号公報
従来のQCMセンサデバイスを使用したQCM測定システムは、センサデバイス収納装置を容器に浸漬し、この容器に参照電極と対極電極を位置させる測定セル構成になる。このため、参照電極及び対極電極とこれら電極の取り付け装置を設けた測定セルは、煩雑であると共に、システム構成の大型化を招く。
また、参照電極や対極電極の相対位置及びセンサデバイス収納装置の水晶振動子との相対位置が測定の度に変わると、測定精度に影響を及ぼす。このため、これら電極間の相対位置を再現できる電極取り付け構造を必要とし、例えば、X−Y−Z軸方向に電極を移動制御できる電極位置制御機構が必要になる。
特に、高周波用の水晶振動子は、その電極面積を小さくした構造になることから、参照電極や対極電極の位置制御には高精度のものが必要になり、高価な電極位置制御機構を必要とする。
また、従来のQCM測定システムにおいて、QCMセンサデバイスは、それが試料溶液に晒される場合、前記の(4)式で示すように、振動周波数変化Δfが溶液の粘度ηL及び密度(温度)ρLの影響を受ける。
このため、QCM測定システムとしては、測定精度を高めるには、試料溶液の粘度及び密度の変化に応じて、水晶振動子の振動周波数やインピーダンス、コンダクタンスなどの電気的特性の測定量を補正する必要がある。
この補正には、試料溶液の粘度及び密度測定装置を測定セルに設け、この測定信号からカウンタ14等の計数値を補正することになり、高価で一層大掛かりな測定セル及び測定システムになる。
また、特許文献1には、振動周波数変化Δfが溶液の粘度ηL及び密度(温度)ρLの影響を受けることに伴う測定精度を高めることの技術については開示されていない。
本発明の目的は、コンパクトで低価格の測定セル構成にでき、しかも電極間の相対位置を精度良く規定できると共に、温度変動による測定誤差を防止して高精度測定ができるQCMセンサデバイスを提供することにある。
本発明の第1は、水晶振動子の作用電極表面を試料ガスや試料溶液に晒したときの水晶振動子の電気的特性の変化から前記作用電極表面での試料成分の吸脱着を検知・定量するためのQCMセンサデバイスにおいて、
前記水晶基板の試料ガスや試料溶液に晒される面と反対の面に水晶基板を支持する支持基板を設け、前記水晶基板と前記支持基板間にギャップを形成し、前記支持基板に前記ギャップと連設する空気抜き用の孔又は溝を設けたことを特徴としたものである。
本発明の第2は、前記水晶基板の表裏面の少なくとも一方の面を掘り下げ、前記水晶基板の掘り下げ部の表裏面に電極を対向させて形成した水晶振動子と、
前記掘り下げ部をもつ水晶基板面が接着されて該水晶基板を支持し、該掘り下げ部位に空気抜き用の孔又は溝を設けた支持基板とを備えたことを特徴としたものである。
本発明の第3は、それぞれ水晶振動子を有する支持基板2個を、スペーサを介して接着し、この接着部位に形成された中空部を空気抜き用の孔又は溝としたことを特徴としたものである。
以上のとおり、本発明によれば、QCMセンサデバイスは、水晶基板面に作用電極とその裏面電極の他に、作用電極面に参照電極及び対極電極を一体形成した構造としたため、測定セルに参照電極や対極電極を設ける従来のものに比べて測定セルの小型化を図ることができるし、電極間の相対位置が変化することなく精度良くしかも低価格の測定セル及び測定システムを実現できる。
また、本発明によれば、QCMセンサデバイスは、支持基板には水晶基板の電極形成部との間のギャップ部分に空気抜き用の孔又は溝を設けたため、ギャップ部分の温度変化にも電極形成部の撓み発生を防止することができ、これによる測定誤差の発生を無くすことができる。
また、作用電極とその裏面電極の近傍に両電極と同等の一対の電極を設けたQCMセンサデバイス構造とし場合には、試料ガスや試料溶液の粘度・温度変化による測定値の補正ができ、粘度や温度による測定精度への影響を少なくできる。
図1は、本発明の実施例を示すQCMセンサデバイスで、(a)は側面図、(b)は支持基板の平面図を示したものである。この実施例は、水晶基板を石英基板などの支持基板に接着する構造になるため、水晶基板の電極形成部が掘り下げられており、この電極形成部と石英基板との間に密閉されたギャップが形成される。
このギャップには、周囲の温度変化や試料ガスや試料溶液の温度が高い場合等に温度変化及び圧力変化が起り、圧力変化によって電極形成部に撓み応力を発生させ、特に高周波用の水晶振動子ではその発振周波数やインピーダンスなどに影響し、結果的に測定結果に微小な誤差を生じさせることが考えられる。そこで、本発明では、水晶基板と支持基板との間のギャップによる電極形成部の撓み発生を防止するようにしたものである。
図1において、31は水晶基板で、この水晶基板の表裏面のうち、少なくとも裏面側に掘り下げ部が形成され、この面側が支持基板32に接着して両者間でギャップGを形成している。支持基板32には、その長手方向に沿って空気抜き用の溝32Bが設けられ、溝32Bの一端はギャップGと連通し、他端が少なくとも水晶基板31の端部を越えた位置まで形成されることで、外気に連通される。33A,33Bは電極で、例えば図3のように構成されている。
図3はQCMセンサデバイスの構造図で、(a)は平面図、(b)は側面図を示す。同図において、水晶基板31は、長方形で一様な厚みをもつATカット水晶で構成され、その支持基板としての石英基板32にシリコーン接着剤等で接着されてその支持とリード線引き出しがなされる。
水晶基板31は、電極形成部分がエッチングで掘り込まれ、この掘り込み部の中心部で表面に円形の作用電極33Aが、この作用電極に対向して裏面に電極33Bがスパッタリング法などで形成されると共に、そのリード部が形成される。なお、水晶基板31の掘り込み部の厚みは、前記の式(2)(3)に従った主共振周波数f0(5MHzや10MHz)に応じて決定される。また、作用電極の面積は水晶振動子の特性、扱い易さ等を考慮しての最適設計で決められ、前記の式(4)〜(6)での感度を決める要素として使われる。
また、水晶基板31の作用電極33Aの面には、作用電極33Aを取り囲んで対極電極34がリード部と共に形成され、さらに作用電極33Aの近くに参照電極35が形成される。石英基板32は、水晶基板31の各電極33A,33B,34,35のリード部に接続されるリード部36がパターン形成され、各電極のリード部とは導電性接着剤37(又はワイヤボンド)で個別に電気的に接続される。さらに、各電極のリード部と石英基板32上のリード部36にはシリコン等の電気絶縁性及び耐薬品性の高い被膜38で覆われる。
以上の構造になるQCMセンサデバイスは、QCM測定システムを構成するには、電極33A,34,35の部分が試料溶液や試料ガスに晒されるよう図4のようなセンサデバイス収納装置に収納される。同図では、水晶基板31と石英基板32からなるQCMセンサデバイスは、石英基板32の端部が装置本体100内にシールされて取り付けられ、その端部に引き出された端子が装置本体100内の発振回路やポテンショガルバノスタット等の電気的測定回路に接続される。水晶基板31は装置本体100の外部に突出した配置にされ、この突出部分に試料溶液又は試料ガスが導入されるようキャップ101が装置本体100にシールされて取り付けられる。
したがって、本実施形態のQCMセンサデバイスは、測定セルを構成するのに、図15における従来の容器21に参照電極22や対極電極23を設けることが不要になるし、これら電極の位置制御機構も不要になり、測定セルの小型化を図ることができる。また、作用電極に対する対極電極34や参照電極35の相対位置は、これらが水晶基板31に一体に形成されるため、精度良く常に同じ位置関係に保つことができる。また、QCMセンサデバイスの収納装置としては、支持基板になる石英基板32を装置本体100に装着し、その内部の電気的測定回路に接続するのみで済む。
さらに、本発明によれば、水晶基板31と支持基板32の間にギャップが形成される場合にも、支持基板32に設けた溝32Bによってギャップ部分を外気に常時連通させておくことができ、基板の周囲温度や試料溶液の温度変化で水晶基板31の電極形成部が撓むのを防止することができ、測定誤差の発生を防止できる。
図2は、本発明の他の実施例を示すQCMセンサデバイスで、(a)は側面図、(b)は矢印A−Aに沿った支持基板の平面図である。
図1の実施例との相違は、水晶基板と支持基板からなるQCMセンサデバイスを2枚張り合わせた構造としたものである。
水晶基板311と支持基板321からなるQCMセンサデバイスと、水晶基板312と支持基板322からなるQCMセンサデバイスとを支持基板321、322の背面同士を張り合わせる構造において、支持基板321、322にはそれぞれ水晶基板311、312の電極形成部位置に空気抜き用孔32A1、32A2を設け、支持基板321、322同士の張り合わせ面の周辺部にスペーサ32Cとしてポリイミド樹脂等の合成樹脂のコーティングを施している。このスペーサ32Cには、測定等を行う際にも試料溶液等に晒されない位置に欠落部(不図示)を形成しておく。
この構造により、張り合わせた2枚の支持基板321、322の間には欠落部を介して外気に連通する空間が形成されるので、水晶基板311、312と支持基板321、322の間に形成されたギャップを、それぞれ孔32A1,32A2、支持基板321、322間の空間、スペーサ32Cの欠落部を介して外気に常時連通させることができる。
本実施例においても、図1と同様に、水晶基板311、312と支持基板321、322の間にギャップGが形成される場合でも、孔32A1、32A2とスペーサ32C等によってギャップ部分を外気に常時連通させておくことができるので、基板の周囲温度や試料溶液の温度変化で水晶基板311、312の電極形成部が撓むのを防止することができ、測定誤差の発生を防止できる。また、支持基板には図1の場合の溝32Bの形成が不要になる。
図1及び図2の実施例では、水晶基板の電極形成部は両面が掘り下げられた構造のものを示すが、試料溶液に晒される面が平坦で、支持基板に接着される面のみが掘り下げられた構造のものに適用できる。また、電極としては対極電極及び参照電極を別途に設けるものにも適用できる。
本発明の実施形態を示すQCMセンサデバイス。 本発明の他の実施形態を示すQCMセンサデバイス。 本発明を説明するためのQCMセンサデバイス。 QCMセンサデバイスの収納装置の構成図。 QCMセンサによる周波数シフト特性図。 従来のセンサデバイス収納装置の例。 従来のQCM測定システムの例。
符号の説明
31…水晶基板
32…石英基板(支持基板)
32A、32A1、32A2…孔
32B…溝
32C…スペーサ
33A…作用電極
33B…裏面電極
34…対極電極
35…参照電極
36…リード部
100…収納装置本体
101…キャップ

Claims (3)

  1. 水晶振動子の作用電極表面を試料ガスや試料溶液に晒したときの水晶振動子の電気的特性の変化から前記作用電極表面での試料成分の吸脱着を検知・定量するためのQCMセンサデバイスにおいて、
    前記水晶基板の試料ガスや試料溶液に晒される面と反対の面に水晶基板を支持する支持基板を設け、前記水晶基板と前記支持基板間にギャップを形成し、前記支持基板に前記ギャップと連設する空気抜き用の孔又は溝を設けたことを特徴とするQCMセンサデバイス。
  2. 前記水晶基板の表裏面の少なくとも一方の面を掘り下げ、前記水晶基板の掘り下げ部の表裏面に電極を対向させて形成した水晶振動子と、
    前記掘り下げ部をもつ水晶基板面が接着されて該水晶基板を支持し、該掘り下げ部位に空気抜き用の孔又は溝を設けた支持基板とを備えたことを特徴とした請求項1記載のQCMセンサデバイス。
  3. それぞれ水晶振動子を有する支持基板2個を、スペーサを介して接着し、この接着部位に形成された中空部を空気抜き用の孔又は溝としたことを特徴とした請求項2記載のQCMセンサデバイス。
























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JP2007163369A (ja) * 2005-12-15 2007-06-28 Sunrise Kogyo Kk バイオセンサおよび測定・分析システム、並びに、その検査方法

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