JP2005273172A - こじ開け防止装置およびそれを備えた自動ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】 大きなこじ開け力に対抗することができ、且つドア有効開口寸法を犠牲にすることなくドア本体を開閉することができるこじ開け防止装置を提供する。
【解決手段】 ドア本体の下部に設けられる係合部と、ドア本体下方のガイド溝に設けられる被係合部とを有し、係合部と被係合部をドア全閉状態で係合させドア本体のこじ開け力に対抗するように構成されたこじ開け防止装置において、上記係合部23は、ドア開閉方向に延び且つドア開閉方向から見た断面においてドア本体下面から下方に延びる縦板部23bと、この縦板部の下部からドア本体の厚み方向に向けて両側に延びる横板部23cとを有し、上記被係合部27は、係合部の移動経路上に配置されるとともにその係合部と略同じ長さでドア開閉方向に延び、ドア開閉方向から見た断面においてガイド溝16から縦板部23bに向けてその厚み方向に延設され、各横板部23cの上面側をカバーするように構成されていることを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動ドアの防犯装置に関し、より詳しくは、ドア本体がこじ開けられて取り外されることを防止するこじ開け防止装置およびそれを備えた自動ドアに関するものである。
従来、引戸式の自動ドアはドアレールからドアハンガを介して吊持される構造になっており、ドアハンガに備えられた戸車がドア本体の上方に開閉方向に配置されたドアレール上を転動するようになっている。
ドア本体の下部にはガイドプレートが垂下されており、ドア開閉動作時にはこのガイドプレートが開閉方向に沿ってフロアに設けられたガイド溝内を移動し、ドア本体の厚み方向の振れを防止するようになっている。
また、ドア本体の下部には施錠装置を設けたものがあり、ドア本体の全閉時にドア本体下面よりロッドを下向きに突出させ、ガイド溝内に設けられたロッド受け部に係合させれば、ドア本体が開方向に移動できないようにロックされる。
この種の自動ドアは上記したように吊り下げ構造であるため、持ち上げに弱いタイプが多く、ドア本体下部とガイド溝との間にバール等を差し込みドア本体を強制的にこじ開けると、ドア本体をガイド溝から取り外すことができる場合がある。
そこで、ドア本体をこじ開けることができないようにドア全閉時に、ドア本体下部に設けた係合部をガイド溝内に設けられた被係合部に係合させ、ドア本体を上方に持ち上げることができないようにしたこじ開け防止装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−336410号公報
上記した従来のこじ開け防止装置は、図5に示すように、ドア本体50の下面50aにドア閉じ方向に向けてL字状に突出する係合金具51を固定し、ガイド溝52内にその係合金具51と係合するようにドア開き方向に向けてL字状に突出する被係合金具53を設け、ドア全閉状態で係合金具51と被係合金具53とが係合するように構成されている。なお、図中、54は施錠装置から下向きに突出した鍵棒であり、55はその鍵棒54と係合する鍵受けである。56はドア本体50の下面から複数突出して設けられた振れ止め部材の一つである。
しかしながら、上記した係合金具51と被係合金具53はそれぞれフック状に形成されているため、バール等でドア本体50が持ち上げられた場合に、両金具51,53に偏荷重が作用し、大きな持ち上げ力に対抗することができないという不都合がある。
また、こじ開け防止装置は戸先側と戸尻側にそれぞれ設ける必要があるが、戸尻側であって上記被係合金具53の延長線上に同じ構成からなるこじ開け防止装置を取り付けると、戸先側の係合金具51が戸尻側の被係合金具53と衝突しない範囲でしかドア本体50を開くことができなくなりドア有効開口寸法が狭くなる。なお、ガイド溝52の幅方向に戸尻側の被係合金具53をずらせて配置することもできるが、その場合、ガイド溝52の幅が必要以上に大きくなって実用性がない。
本発明は以上のような従来のこじ開け防止装置における課題を考慮してなされたものであり、大きなこじ開け力に対抗することができ、且つドア有効開口寸法を犠牲にすることなくドア本体を開閉することができるこじ開け防止装置およびそれを備えた自動ドアを提供するものである。
本発明は、ドア本体の下部に設けられる係合部と、ドア本体下方のガイド溝に設けられる被係合部とを有し、係合部と被係合部をドア全閉状態で係合させドア本体のこじ開け力に対抗するように構成されたこじ開け防止装置において、上記係合部は、ドア開閉方向に延び且つドア開閉方向から見た断面においてドア本体下面から下方に延びる縦板部と、この縦板部の下部からドア本体の厚み方向に向けて両側に延びる横板部とを有し、上記被係合部は、係合部の移動経路上に配置されるとともにその係合部と略同じ長さでドア開閉方向に延び、ドア開閉方向から見た断面においてガイド溝から縦板部に向けてその厚み方向に延設され、各横板部の上面側をカバーするように構成されているこじ開け防止装置。
本発明のこじ開け防止装置に従えば、ドア本体が全閉位置に移動すると、係合部の縦板部が被係合部の通路を通過し、係合部の横板部が被係合部内に収納される。この状態でドア本体をこじ開けようとすると、係合部の横板部が、ガイド溝から延設され各横板部の上面側をカバーしている部分と当接し、横板部とそのカバー部分とが互いに全長に亙って接触するため、こじ開けようとする力が広い範囲で均等に受けられ、大きなこじ開け力に対抗することができる。
上記縦板部の両側面にドア開閉動作時の摺動抵抗を減少させる摺動プレートを備えた場合、摺動プレートは、その外側面とガイド溝の内側面とが対向する状態で配置することが好ましい。それにより係合部を、ドア本体下部の振れ止め部材として機能させることができる。
本発明は、ドア本体と、このドア本体を吊持した状態で移動させるドアレールと、ドア本体を開閉方向に移動させる駆動装置と、ドア本体下方に設けられ開閉動作するドア本体の下部を案内するガイド溝と、ドア本体の戸先側下部および戸尻側下部にそれぞれ設けられ上記構成を有するこじ開け防止装置とを備えてなる自動ドアである。
また、戸先側と戸尻側に設けられるこじ開け防止装置の係合部は、ドア開閉動作時に同一経路上を移動するように配設することができる。
本発明の自動ドアに従えば、戸先側と戸尻側にそれぞれこじ開け防止装置を取り付ける場合でも戸尻側に配置される被係合部は、ドア開閉時において戸先側に設けられる係合部を通過させることができるため、二つの被係合部をドア本体の厚み方向にずらせて配置する必要がなくなる。
本発明のこじ開け防止装置によれば、大きなこじ開け力に対抗することができるため自動ドアの防犯性を高めることができる。また、ドア有効開口寸法を犠牲にすることなくドア本体を開閉することができるという長所を有する。
また、本発明の自動ドアによれば、こじ開け防止装置を同一軌道上に配設しているため、防犯性を高めることができるとともにドア本体のスリム化が図れるという長所を有する。
以下、図面に示した実施の形態に基づいて本発明を詳細に説明する。
図1は、本発明に係るこじ開け防止装置が適用される自動ドアの全体構成を示したものである。
同図において、自動ドア1は左右両側に配置され戸袋として機能する固定パネル2,3を有し、その固定パネル2,3の間に引戸式のドアパネル(ドア本体)4,5が配置されている。
ドアパネル4,5は筒状のヘッダボックス6から吊り下げられており、ドアパネル4,5の近傍に通行者が接近すると図示しないセンサによって検知され、ドアパネル4は矢印A方向に、ドアパネル5は矢印B方向にそれぞれ開動作する。
詳しくは、ヘッダボックス6内には筒軸方向にドアレール7が備えられており、そのドアレール7に対しドアパネル4についてはドアハンガ8を介し、ドアパネル5についてはドアハンガ9を介しそれぞれ吊り下げられている。
ドアパネル4の上部に立設された一対のドアハンガ8,8には戸車10,10が備えられ、上記ドアレール7上を転動するようになっている。
ドアパネル5についても同様にドアハンガ9,9に備えられた戸車11,11がドアレール7上を転動する。
ドアレール7と平行な状態でその上方には、駆動スプロケット12と従動スプロケット13とに張架されて両スプロケット間を周回するタイミングベルト14が配置されており、そのタイミングベルト14の上段側にドアパネル4のドアハンガ8が固定され、下段側にドアパネル5のドアハンガ9が固定されている。
従って駆動モータ15によって駆動スプロケット12を正方向または逆方向に回転させると、タイミングベルト14が矢印C方向またはD方向に走行し、タイミングベルト14に固定されたドアハンガ8,9を介してドアパネル4,5が開動作または閉動作する。なお、駆動モータ15は、ヘッダボックス6内に収容された図示しないコントローラによって制御されるようになっている。
ドアパネル4,5の下方にはそれらの開閉動作を案内するためのガイド溝16が形成されており、ドアパネル4とそのガイド溝16に、ドア全閉時にドアパネル4,5がこじ開けられるのを防止するこじ開け防止装置17〜20が備えられている。
図2(a)は図1のE部を拡大してこじ開け防止装置の正面図を示したものであり、同図(b)はその側面図を示している。
両図において、ドアパネル4の戸先側において下框4a内のフレーム4bにはU字状のブラケット21が取り付けられている。このブラケット21はその長手方向をドア開閉方向に沿わせて配置されており、その下面21aにはブラケット21に沿わせた状態で二本のボルト22,22を介して係合金具(係合部)23が固定されている。
この係合金具23は図3の斜視図に示すように、上板部23aと縦板部23bと下板部(横板部)23cを有するI形の鋼材からなり、縦板部23bと下板部23cとで構成される逆T字状の部分が後述する被係合金具27内に進入するようになっている。
上板部23aには上記したボルト22の首部を挿通させる二つのボルト孔23d,23dが設けられており、下板部23cには上記ボルト孔23d,23dに対応して、頭部を含めてボルト22を貫通させることができる貫通孔23e,23eが設けられている。
また、縦板部23bの左右両側面には仮想線で示した摺動プレート24を取り付けるための取付孔23f,23fが設けられている。なお、23g,23gは上記したボルト22を挿通するためおよび係合金具23の軽量化を図るために切り欠かれた切欠部である。
上記摺動プレート24は、ドアパネル4の開閉動作においてガイド溝16の側壁(後述する)と接触する際の摺動抵抗を減少させるためのものであり、例えばポリアセタール樹脂を長方形状に成形したものから構成されている。
図2に戻って説明する。
係合金具23の断面がI形であることによって形成される縦板部23b両側の空間を利用して、摺動プレート24,24を二本のボルト25を介してその縦板部23bの両面に固定している。ただし、摺動プレート24,24の取付位置は、図2(b)に示すように、上板部23a側に寄せて取り付けており、下板部23cからは離れて配置されている。
一方、ガイド溝16は、複数の補強金具26dで固定される、凹溝26aを備えたガイド部材26bで構成されており、このガイド部材26bの側壁26c,26cに、上記した摺動プレート24,24が対向するようになっている。
また、ガイド部材26bの底部には上記した係合金具23の下板部23cが挿通し得る被係合金具(被係合部)27が嵌合されており、この被係合金具27は、上記ガイド部材26bに挿通される皿頭付き固定ボルト28,28を介して躯体29のアンカー(図示しない)に強固に固定されている。
なお、図中、30は錠前であり、ドア全閉時にロック片30aを下方に突出させて施錠するようになっている。降下したロック片30aの左側には受け金具31が配置されており、この受け金具31はボルト32によって躯体29に固定されている。従って、ロック片30aと受け金具31が係合した状態ではドアパネル4の開動作が阻止されるようになっている。
被係合金具27は図4の斜視図に示すように略筒状部材からなり、左右方向(ドア開閉方向)に形成された通路27aを挟んでその両側に対向する上板部27b,27bと、側板部27c,27cと、底板部27dとを有し、その断面はC字状に構成されている。また、左右方向両端部にはボルト孔27e,27e(右側のみ図示)が形成されている。上記上板部27b,27bはガイド溝16から縦板部23bに向けて延設され、下板部23cの上面をカバーする部分となる。
上記通路27aの幅W1は、係合金具23の縦板部23bについては自由に通過することができ、係合金具23を持ち上げた場合には縦板部23bの下端から両側に延びる下板部上面23c′,23c′(図3参照)が、通路27aの縁部となっている上板部27b,27bにそれぞれ当接して上方向には取り外すことができないようになっている。換言すれば、係合金具23は被係合金具27に対して左右方向からのみ挿通させることができるようになっている。
また、被係合金具27内の底部には帯板状の補強板29が嵌合されており、この補強板29の左右方向両端部には上記したボルト孔27e,27eに対応して貫通孔29a,29a(右側のみ図示)が形成されている。この貫通孔29aとボルト孔27eを利用して上記した固定ボルト28が取り付けられるようになっている。なお、貫通孔29aは固定ボルト28の皿頭部に対応してすりばち状に形成されており、固定ボルト28を締め付け固定するとその固定ボルト28の頭部が補強板29上面と面一になる。それにより係合金具23の下板部23cが被係合金具27内を移動する際に障害とならないようになっている。
また、係合金具23が係合される被係合金具27と、この被係合金具27をガイド溝16にねじ止め固定するための補強板29とを上記したように別部材で構成すると、被係合金具27についてはプレス加工で簡単に成形することができ、製作が簡単になるという利点がある。
なお、上記した実施形態ではドアパネル4の戸先側に設けられるこじ開け防止装置18を例に取り説明したが、図1に示したように、ドアパネル4の戸尻側にも同じ構成のこじ開け防止装置17が設けられる。
戸先側および戸尻側の各係合金具23,23はドアパネル4が開閉動作する際に、同じ軌道上を移動することになるが、戸先側の係合金具23は戸尻側に設けられる被係合金具27の通路27aを通過することができるため、ドア有効開口寸法を犠牲にすることがない。したがって、両引戸式のドアパネル4,5ではドアパネル4,5をそれぞれの固定パネル2,3に完全に収納して通路を広く開口することができるようになる。
次に、上記構成を有するこじ開け防止装置の動作について図1および2を参照しながら説明する。
なお、ドアパネル4は全開位置から全閉位置に移動するものとする。また、ドアパネル5はドアパネル4と反対方向に動作する点を除いては動作が同じであるため、説明を省略する。
まず、ドアパネル4が全開位置(固定パネル2と重なっている位置)から閉じ動作を開始すると、戸先側の係合金具23はまず、戸尻側に対応して図の左側に配置されている被係合金具27に設けられた通路27aを通過する。
このとき、係合金具23に設けられた摺動プレート24は、ガイド部材26bの側壁26cにガイドされるため、振れが防止されつつ移動する。
次いで図2に示した右側の被係合金具27に接近し、係合金具23の縦板部23bはその被係合金具27の通路27aを通過するとともに、係合金具23の下板部23cは被係合金具27内に進入する。
ドアパネル4が全閉位置で停止すると、係合金具27の下板部23cと被係合金具27の上板部27bが対向する。
この状態で自動ドア1の運転が終了して施錠が行われると、錠前30のロック片30aが降下し、このロック片30aと受け金具31が係合し、ドアパネル4の開動作は禁止される。
通常はこの状態で自動ドア運転が運転されない状態となるが、侵入者による侵入行為があった場合の動作を以下に説明する。
従来の自動ドアは持ち上げに弱いタイプのものが多く、施錠された自動ドアから侵入しようとする者は、まず、ドアパネル下部とガイド溝との隙間にバール等を差し込んでドアパネル4を持ち上げようとする。
ドアパネル枠部の剛性が低い場合には、こじ上げによってドアパネルが撓み、ドアパネルが外れやすくなるが、ドアパネルが変形しない場合にはドアパネル4そのものをガイド溝16から外すといったこじ開け行為が行われる。
この場合、本実施形態のこじ開け防止装置18では、ドアパネル4が持ち上げられても係合金具23の下板部上面23c′,23c′(図3参照)と、被係合金具27の上板部27b,27b(図4参照)とがそれぞれ全長さL(図2(a)参照)で当接する。したがって、こじ開けようとする力に対して広い範囲で均等にその荷重を受けることができ、従来のフック形状の係合金具のように偏荷重が発生しないことによって大きなこじ開け力に対抗することができ、ドアパネル4のこじ開けを阻止することができる。
本発明に係るこじ開け防止装置が適用される自動ドアの正面図である。 (a)はこじ開け防止装置の拡大図、(b)はその側面断面図である。 こじ開け防止装置の係合金具の構成を示す斜視図である。 こじ開け防止装置の被係合金具の構成を示す斜視図である。 従来のこじ開け防止装置の構成を示す正面図である。
符号の説明
1 自動ドア
2,3 固定パネル
4,5 ドアパネル
6 ヘッダボックス
7 ドアレール
8,9 ドアハンガ
10,11 戸車
12 駆動スプロケット
13 従動スプロケット
14 タイミングベルト
15 駆動モータ
16 ガイド溝
17〜20 こじ開け防止装置
21 ブラケット
23 係合金具
23a 上板部
23b 縦板部
23c 下板部
24 摺動プレート
26a 凹溝
26b ガイド部材
26c 側壁
27 被係合金具
27a 通路
27b 上板部

Claims (4)

  1. ドア本体の下部に設けられる係合部と、ドア本体下方のガイド溝に設けられる被係合部とを有し、上記係合部と上記被係合部をドア全閉状態で係合させドア本体のこじ開け力に対抗するように構成されたこじ開け防止装置において、
    上記係合部は、ドア開閉方向に延び且つドア開閉方向から見た断面においてドア本体下面から下方に延びる縦板部と、この縦板部の下部からドア本体の厚み方向に向けて両側に延びる横板部とを有し、
    上記被係合部は、上記係合部の移動経路上に配置されるとともに上記係合部と略同じ長さでドア開閉方向に延び、ドア開閉方向から見た断面において上記ガイド溝から上記縦板部に向けてその厚み方向に延設され、上記各横板部の上面側をカバーするように構成されていることを特徴とするこじ開け防止装置。
  2. 上記縦板部の両側面にドア開閉動作時の摺動抵抗を減少させる摺動プレートを備え、この摺動プレートは、その外側面と上記ガイド溝の内側面とが対向する状態で配置されている請求項1記載のこじ開け防止装置。
  3. ドア本体と、このドア本体を吊持した状態で移動させるドアレールと、上記ドア本体を開閉方向に移動させる駆動装置と、上記ドア本体下方に設けられ開閉動作するドア本体の下部を案内するガイド溝と、上記ドア本体の戸先側下部および戸尻側下部にそれぞれ設けられる請求項1または2記載のこじ開け防止装置とを備えてなることを特徴とする自動ドア。
  4. 戸先側と戸尻側に設けられる上記こじ開け防止装置の係合部が、ドア開閉動作時に同一経路上を移動するように配設されている請求項3記載の自動ドア。
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JP2008138372A (ja) * 2006-11-30 2008-06-19 Sanwa Shutter Corp 引き戸式のドア装置におけるこじ開け防止装置

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