JP2005273141A - ロールスクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡単な構成でスクリーン交換時等における巻取パイプの回転を確実に規制することができるロールスクリーンを提供する。
【解決手段】 サイドプレート14に回転可能に支持された巻取パイプ16と、巻取パイプ16に一端側が連結されて巻取パイプ16に巻取り及び巻解き可能なスクリーン18と、巻取パイプ16に常時スクリーン18の巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリング20とを有し、サイドプレート14と巻取パイプ16との間にストッパとしての初巻調整装置22のダイヤル30を備えており、該ダイヤル30の一部の外筒30Aを移動させて、巻取パイプ16の回転を規制する。
【選択図】 図2B

Description

本発明は、ロールスクリーンに関する。
従来のロールスクリーンとしては、ブラケットに回転可能に支持された巻取パイプと、巻取パイプに一端側が連結されて巻取パイプに巻取り及び巻解き可能なスクリーンと、巻取パイプに常時スクリーンの巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリングとを有するものが知られている。スクリーンを巻取りパイプから巻解いて任意のところで止めると、巻取パイプに内蔵されたストッパが作動して巻取パイプの回転を停止させるので、スクリーンはその巻解き位置を保持することができるようになっている。ストッパ解除を行うと、巻取スプリングの力により巻取パイプはスクリーンを巻取ることができる。また、巻取スプリングには、巻取パイプがスクリーンを完全に巻取った状態においても巻取り方向のトルクを巻取パイプに印加することができるように初巻きが施されており、初巻調整によりその初期トルクを調整することができるようになっている。
ところで、スクリーンの交換または洗濯をするためには、巻取パイプに巻取られているスクリーンを完全に巻取パイプから巻解いてストッパを作動させた後、巻取パイプからスクリーンの一端側を取り外すことが行われる。
しかしながら、巻取パイプに内蔵されるストッパは、通常、巻取パイプに巻解き方向の回転を与えてしまうと解除されてしまうために、スクリーンの交換時等作業中に、誤って巻取パイプに巻解き方向の回転を与えてしまうと、スクリーンが取り付けられていないにもかかわらず、巻取パイプが巻取スプリングのトルクが解放されるまで回転してしまうという問題がある。このとき初期トルクが解除されてしまうために、スクリーンを巻取パイプに取り付けた後、初巻調整をはじめからやり直さなければならないという問題がある。
これに対して、特許文献1では、巻取パイプの回転端に固着される端末部材をブラケットに係止することで、巻取パイプの回転を止めるようにしたロールスクリーンが提案されている。
しかしながら、特許文献1記載の発明では、前記巻取パイプの回転端に固着される端末部材と、該端末部材をブラケットに選択的に係止させるための係止手段とを備えており、構造が複雑で部品点数が多くなるという問題がある。
特開平11−117646号公報
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、簡単な構成でスクリーン交換時等における巻取パイプの回転を確実に規制することができるロールスクリーンを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、請求項1記載の発明は、ブラケットに回転可能に支持された巻取パイプと、巻取パイプに一端側が連結されて巻取パイプに巻取り及び巻解き可能なスクリーンと、巻取パイプに常時スクリーンの巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリングと、前記巻取スプリングの初巻きを調整する初巻調整装置と、を有するロールスクリーンにおいて、
ブラケットと巻取パイプとの間に設けられた、初巻調整装置の初巻調整用のダイヤルの少なくとも一部が巻取パイプの軸方向にスライド可能であり、該スライド可能となったダイヤルの少なくとも一部が巻取パイプに係合可能であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、ブラケットに回転可能に支持された巻取パイプと、巻取パイプに一端側が連結されて巻取パイプに巻取り及び巻解き可能なスクリーンと、巻取パイプに常時スクリーンの巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリングと、を有するロールスクリーンにおいて、
巻取パイプの端部の内部に収容され、巻取パイプから出入可能となったストッパを備えており、該ストッパは、巻取パイプから取り出されて、巻取パイプと巻取パイプ以外の固定部との間に設置されて、巻取パイプと巻取パイプ以外の固定部にそれぞれ係止可能であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、ブラケットに回転可能に支持された巻取パイプと、巻取パイプに一端側が連結されて巻取パイプに巻取り及び巻解き可能なスクリーンと、巻取パイプに常時スクリーンの巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリングと、を有するロールスクリーンにおいて、
ブラケットに取り付けられたストッパを備えており、該ストッパは、巻取パイプにその一部が係止した状態と、非係止となった状態との間を変位可能であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、ブラケットに回転可能に支持された巻取パイプと、巻取パイプに一端側が連結されて巻取パイプに巻取り及び巻解き可能なスクリーンと、巻取パイプに常時スクリーンの巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリングと、を有するロールスクリーンにおいて、
巻取パイプに形成された凹部内に収容されると共に、その凹部から突出可能となったストッパを備えており、該ストッパは、スクリーンが巻取パイプから完全に巻解かれた状態で巻取パイプから突出して、巻取パイプと巻取パイプ以外の固定部との間に配置されて固定部に係止可能であることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項4記載の前記ストッパが、前記凹部から突出される方向に常時付勢されることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項2または3記載の前記ストッパが、巻取パイプの周面に形成された溝に係止されることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、ブラケットと巻取パイプとの間に設けられた初巻調整装置のダイヤルの少なくとも一部がスライド可能となっているために、ダイヤルの少なくとも一部をスライドさせて巻取パイプに係合させて巻取パイプを固定することができ、これにより、スクリーン交換時等において、巻取パイプの回転を規制することができる。ダイヤルの少なくとも一部を利用して巻取パイプの回転を固定しているために、簡単な構成で、且つ確実に巻取パイプの回転を規制することができる。
請求項2記載の発明によれば、巻取パイプの端部の内部に収容されたストッパを取り出し、巻取パイプと巻取パイプ以外の固定部との間に設置して、巻取パイプと巻取パイプ以外の固定部にそれぞれ係止させて巻取パイプを固定することができ、これにより、スクリーン交換時等において、巻取パイプの回転を規制することができる。巻取パイプに出入可能なストッパを使用しているために、簡単な構成で、且つ確実に巻取パイプの回転を規制することができる。
請求項3記載の発明によれば、ブラケットに取り付けられたストッパを巻取パイプに係止した状態として、巻取パイプを固定することができ、これにより、スクリーン交換時等において、巻取パイプの回転を規制することができる。ブラケットに取り付けたストッパを使用しているために、簡単な構成で、且つ確実に巻取パイプの回転を規制することができる。
請求項4記載の発明によれば、巻取パイプの凹部に収容されたストッパを凹部から突出させ、巻取パイプと巻取パイプ以外の固定部との間に配置し、固定部に係止させて巻取パイプを固定することができ、これにより、スクリーン交換時等において、巻取パイプの回転を規制することができる。巻取パイプの凹部に突出可能に収容したストッパを使用しているために、簡単な構成で、且つ確実に巻取パイプの回転を規制することができる。
請求項5記載の発明によれば、ストッパを凹部から常時突出する方向に付勢することで、スクリーンを巻取パイプから巻解いた状態で、ストッパを自動的に突出させて、固定部に係止させることができる。
請求項6記載の発明によれば、巻取パイプの周面に形成されている溝、例えば、スクリーンの一端側を連結するためにスクリーンの一端部を挿入するための溝等を利用して、ストッパを巻取パイプに係止させることができる。
以下、図面を用いて本発明の実施の形態を説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の実施形態にかかるロールスクリーンの全体正面図、図2はその一端部の正面から見た半断面図である。ロールスクリーン10は、窓枠等にブラケット11により固定されるセットフレーム12に取り付けられる一対のサイドプレート14と、一対のサイドプレート14によって両端を回転可能に支持された巻取パイプ16と、巻取パイプ16に一端が連結され且つ巻取パイプ16に巻取り・巻解き可能に吊下げられるスクリーン18と、を主に備えている。
巻取パイプ16内にはコイルスプリング(巻取スプリング)20が収容されており、その一端は初巻調整装置22を介してサイドプレート14に間接的に固定され、その他端は巻取パイプ16に固定される。サイドプレート14には、プレートカバー15が着脱可能に被着される。
前記セットフレーム12、サイドプレート14及びプレートカバー15によって前記巻取パイプ16を支持するブラケットが構成される。
巻取パイプ16がスクリーン巻解き方向に回転されると、コイルスプリング20の他端が巻取パイプ16と一体に回転して蓄勢され、巻取パイプ16の巻取り方向への回転が許容されるとコイルスプリング20の蓄勢力によって巻取パイプ16が巻取り方向へと回転し、スクリーンを巻取るようになっている。
巻取パイプ16内には、その他端側に第1ストッパ21が設けられる。第1ストッパ21の構成は任意とすることができ、詳細説明は省略するが、巻取パイプ16の巻取り方向の回転を許容する状態と規制する状態とに切り替え可能となっており、スクリーン18の他端側を引き出した後、その引き出し動作を停止すると、第1ストッパ21が作動して巻取パイプ16の巻取り方向の回転を規制する。再びスクリーン18の他端側を少し引き出すと、第1ストッパ21が解除して巻取パイプ16の巻取り、巻解きのいずれの方向の回転も可能となる。また、スクリーン18の他端側がコイルスプリングの蓄勢力により上昇しているときに、スクリーン18の他端側を少し下降させると、第1ストッパ21が作動して巻取パイプ16の回転を規制する。
前記初巻調整装置22は、コイルスプリング20の初巻き調整を行うための装置で、その構成は任意とすることができる。この例では、特許3393047号公報に記載された構成と同様の構成となっており、図4の分解斜視図で示したように、サイドプレート14に固定されるクラッチドラム26と、クラッチドラム26に軸支される調整ドラム28と、調整ドラム28の外周に取り付けられ巻取パイプ16とサイドプレート14との間に配設される調整ダイヤル30と、コイルスプリング20の一端が固定されるプラグ34に断面非円形シャフト36を介して相対回転不能に連結される駆動ドラム32と、調整ダイヤル30の内周側に設けられたクラッチバネ38と、を主として備えている。クラッチドラム26のボス部26c(図5参照)には受けリング40が軸受けされており、受けリング40のフランジ40aとクラッチドラム26の内側に突設された突設部26b(図2参照)との間にCリング42をはめ込み、該受けリング40の図示しないネジ穴にねじ込まれるネジ44、44により駆動ドラム32及び調整ドラム28を共締めすることにより、駆動ドラム32と調整ドラム28とがクラッチドラム26に回転可能に取り付けられている。
初巻調整装置22の作用は、調整ドラム28または調整ダイヤル30のいずれかを操作して回転させると、クラッチバネ38が緩み、その回転が駆動ドラム32に伝達して、プラグ34を回転させるので、コイルスプリング20の一端が回転されて初巻きを調整することができるようになっている。その一方で、コイルスプリング20の一端側が回転しようとした場合には、駆動ドラム32が一緒に回転しようとするが、クラッチバネ38が締まってクラッチドラム26に締結されるので、駆動ドラム32及びコイルスプリング20の一端の回転は阻止されるようになっている。
前記調整ダイヤル30は、外筒30Aと内筒30Bとからなり、外筒30Aと内筒30Bとは一体的に回転するが、外筒30Aは内筒30Bに対して軸方向に移動可能となっている。但し、サイドプレート14にプレートカバー15が被着されている状態においては、図3に示すように、プレートカバー15の内側の折曲部15aが外筒30Aのフランジ30bに当接しており、外筒30Aの軸方向の移動は、規制されている(図3参照)。
また、前記調整ダイヤル30は、巻取パイプ16の端部に設けられるパイプキャップ17に対向している。図6に示すように、そのパイプキャップ17には、調整ダイヤル30側の対向面において、切欠部17aが周方向に所定の間隔をあけて形成されている。前記調整ダイヤル30の外筒30Aには、パイプキャップ17側の対向面において、切欠部17aの大きさに適合し、内径方向に折曲された突部30aが、周方向に所定の間隔をあけて複数形成されている。
以上のように構成されるロールスクリーン10において、スクリーン18の交換または洗濯等をするためスクリーン18を取り外す場合には、まず、プレートカバー15を取り外して、スクリーン18を完全に巻取パイプ16から巻解き、第1ストッパ21を動作させて巻取パイプ16の回転を阻止させる。そして、調整ダイヤル30の外筒30Aをパイプキャップ17の方へと移動させて、図2Bに示すように、その複数の突部30aの1つをパイプキャップ17の切欠部17a内へと挿入する。このとき、突部30aの位置と切欠部17aとの位置とが周方向に一致していない場合には、調整ダイヤル30を若干回転して、一致させた後に突部30aと切欠部17aとを嵌合する。次いで、巻取パイプ16からスクリーン18を取り外す。このときに、第1ストッパ21によって巻取パイプ16の巻取り方向の回転が阻止されているだけでなく、第2ストッパとして機能する調整ダイヤル30の外筒30Aによって巻取パイプ16の両方向の回転が阻止されている。つまり、調整ダイヤル30の外筒30Aを回転させるためにクラッチバネ38を解除するために必要なトルクが、巻取パイプ16に作用するトルクに打ち勝っており、巻取パイプ16は調整ダイヤル30によって回転することができない。これにより、巻取パイプ16が誤って巻解き方向の回転をして第1ストッパ21が解除されることを防ぐことができる。こうして、巻取パイプ16はスクリーン18が完全に巻解かれた状態を維持しているので、その維持された状態での巻取パイプ16にスクリーン18を取り付けることで、スクリーン18を取り外す前の状態に戻すことができ、コイルスプリング20の初巻きも保持することができる。
(第2実施形態)
図7は、第2実施形態を表すロールスクリーンの一端部の正面から見た半断面図である。図において第1実施形態と同一・同様の部分・部材には、同一の符号を付し、詳細説明は省略する。
調整ドラム28は、クラッチドラム26の中心孔26aを抜けてサイドプレート14に設けられた開口14aから露出する調整軸部28aを一端に有している。調整軸部28a内には第2ストッパ52が挿入されており、第2ストッパ52は巻取パイプ16の端部の内部に収容される形態となっている。
第2ストッパ52は、プレートカバー15が取り外れた状態で、調整軸部28a、即ち巻取パイプ16から出入自在である。スクリーン18の交換または洗濯等をするためスクリーン18を取り外す場合には、プレートカバー15を取り外して、スクリーン18を完全に巻取パイプ16から巻解き、第1ストッパ21を動作させて巻取パイプ16の回転を阻止させる。そして、第2ストッパ52を調整軸部28aから取り外し、図8に示すように、第2ストッパ52の一端をスクリーン18を取り外した後の巻取パイプ16のスクリーン挿入溝16aに挿入し、第2ストッパ52の他端をセットフレーム12に引っ掛ける。こうして、第2ストッパ52を巻取パイプ16とセットフレーム12との間に設置してそれぞれに係止させる。
第1ストッパ21が不用意に解除されるとすると、巻取パイプ16は、図8中左回りの巻取り方向に回転しようとするが、その回転を第2ストッパ52が規制するために、巻取パイプ16は回転できずにスクリーン18が完全に巻解かれた状態を維持している。スクリーン18を取り付けるときには、第2ストッパ52をスクリーン挿入溝16aから取り外し第1ストッパ21を確実に作動させた後、上記維持された状態での巻取パイプ16にスクリーン18を取り付けることで、スクリーン18を取り外す前の状態に戻すことができ、コイルスプリング20の初巻きも保持することができる。
以上の第2ストッパ52は、6角レンチなどとすることができて、初巻きを調整する際には、その第2ストッパ52を調整ドラム28から引き出して回転させることにより、初巻調整のための工具として利用することもできる。
(第3実施形態)
図9は、第3実施形態を表すロールスクリーンの一端部の正面から見た半断面図である。図において前実施形態と同一・同様の部分・部材には、同一の符号を付し、詳細説明は省略する。
この例では、セットフレーム12に第2ストッパ54が取付けられており、第2ストッパ54は、セットフレーム12と平行な位置と、それよりも下方の巻取パイプ16のスクリーン挿入溝16aに先端が挿入する位置との2つの位置の間を揺動可能となっており、2つの位置においてはその揺動角度が保持されるようになっている。常時は、第2ストッパ54の揺動角度はセットフレーム12と平行な位置に保持されており、巻取パイプ16の回転を阻害しないようになっている。
スクリーン18の交換または洗濯等をするためスクリーン18を取り外す場合には、スクリーン18を完全に巻取パイプ16から巻解き、第1ストッパ21を動作させて巻取パイプ16の回転を阻止させる。そして、第2ストッパ54を揺動させて、第2ストッパ54の先端をスクリーン18を取り外した後の巻取パイプ16のスクリーン挿入溝16aに挿入して係止させる。
第1ストッパ21が不用意に解除されるとすると、巻取パイプ16は、図10中左回りの巻取り方向に回転しようとするが、その回転を第2ストッパ54が阻止するために、巻取パイプ16は回転できずにスクリーン18が完全に巻解かれた状態を維持している。よって、スクリーン18を取り付けるときには、第2ストッパ54をセットフレーム12に平行な角度に戻し第1ストッパ21を確実に作動させた後、上記維持された状態での巻取パイプ16にスクリーン18を取り付けることで、スクリーン18を取り外す前の状態に戻すことができ、コイルスプリング20の初巻きも保持することができる。
この第2ストッパ54は、サイドプレート14に取り付けることも可能である。
(第4実施形態)
図11は、第4実施形態を表す側面図である。図において前実施形態と同一・同様の部分・部材には、同一の符号を付し、詳細説明は省略する。
この例では、サイドプレート14に第2ストッパ55が取り付けられており、第2ストッパ55は、サイドプレート14の外側面に形成された溝14bに嵌め込められている。第2ストッパ55は、その長手方向途中にある折曲部55aにおいて折曲自在となっており、折曲部55aよりも下方にある部分の先端には、係止鉤部55b(図12参照)が形成されている。第2ストッパ55は、溝14b内をその上方位置と下方位置との間で摺動可能となっており、該2つの位置においては溝14b内でその位置が保持されるようになっている。常時は、第2ストッパ55は上方位置に保持されており、巻取パイプ16の回転を阻害しないようになっている。
スクリーン18の交換または洗濯等をするためスクリーン18を取り外す場合には、スクリーン18を完全に巻取パイプ16から巻解き、第1ストッパ21を動作させて巻取パイプ16の回転を阻止させる。そして、第2ストッパ55を下方位置へと摺動させて、折曲部55aで略直角に折曲させて、その先端の係止鉤部55bをスクリーン18を取り外した後の巻取パイプ16のスクリーン挿入溝16aに挿入して係止させる。こうして、第2ストッパ55は、第3実施形態の第2ストッパ54と同様に作用させることができる。
尚、この第2ストッパ55は、プレートカバー15に設けることも可能である。
(第5実施形態)
図13は、第5実施形態を表す全体正面図(部分断面図を含む)である。図において前実施形態と同一・同様の部分・部材には、同一の符号を付し、詳細説明は省略する。
この実施形態では、巻取パイプ16の側面に凹部としての穴16bが形成されており、この穴16b内には、図14に示すように第2ストッパ56が収容されている。第2ストッパ56は、バネ57によって穴16bから飛び出す方向へと付勢されているが、常時は巻取パイプ16に巻取られたスクリーン18によってその飛び出しが阻止されている(図14参照)。
スクリーン18の交換または洗濯等をするためスクリーン18を取り外す場合には、スクリーン18を完全に巻取パイプ16から巻解き、第1ストッパ21を動作させて巻取パイプ16の回転を阻止させる。そして、スクリーン18を巻取パイプ16から取り外すと、第2ストッパ56が穴16bから突出するので、その先端をセットフレーム12に係止させる(図15参照)。こうして、第2ストッパ56は、巻取パイプ16とセットフレーム12との間に配置される。
第1ストッパ21が不用意に解除されるとすると、巻取パイプ16は、図15中左回りの巻取り方向に回転しようとするが、その回転を第2ストッパ56が阻止するために、巻取パイプ16は回転できずにスクリーン18が完全に巻解かれた状態を維持している。こうして維持された状態での巻取パイプ16にスクリーン18を取り付けることで、スクリーン18を取り外す前の状態に戻すことができ、コイルスプリング20の初巻きも保持することができる。スクリーン18の一端を巻取パイプ16に取り付けると、第2ストッパ56は、穴16b内へと退没する。
(第6実施形態)
図16及び図17は、第6実施形態を表す図14及び図15相当図である。図において前実施形態と同一・同様の部分・部材には、同一の符号を付し、詳細説明は省略する。
この実施形態は、第4実施形態の変形例であり、巻取パイプ16の凹部としての穴16b−1が、スクリーン挿入溝16aに連通して形成されており、スクリーン挿入溝16aを通過して外部に開口している点で第4実施形態と異なっている。
スクリーン18の交換または洗濯等をするためスクリーン18を取り外す場合には、スクリーン18を完全に巻取パイプ16から巻解き、第1ストッパ21を動作させて巻取パイプ16の回転を阻止させる。そして、スクリーン18を巻取パイプ16から取り外すべく、スクリーン18の一端に取り付けられたスクリーン止めプレート18aをスクリーン挿入溝16aから取り外すと、第2ストッパ56が穴16bから突出するので、その先端をセットフレーム12に係止させる(図17参照)。こうして、第2ストッパ56は、巻取パイプ16とセットフレーム12との間に配置され、第4実施形態と同様に作用させることができる。
尚、以上の実施形態では、ストッパによって巻取パイプ16を係止させるときにスクリーン挿入溝16aを利用していたが、これに限るものではなく、巻取パイプ16の任意の被係止部にストッパを係止させることができる。
本発明の実施形態にかかるロールスクリーンの全体正面図である。 図1のロールスクリーンの一端部の正面から見た半断面図であり、プレートカバーを取り外した状態を示す。 図1のロールスクリーンの一端部の正面から見た半断面図であり、図2Aから初巻調整用のダイヤルをスライドさせた状態を示す。 図1のロールスクリーンの一端部の正面半断面図であり、プレートカバーを取り付けた状態を示す。 図1のロールスクリーンの初巻調整装置の分解斜視図である。 図2の5−5線に沿って見た断面図である。 調整ダイヤルとパイプキャップとのそれぞれの対向面の方向から見た図である。 本発明の第2実施形態にかかるロールスクリーンの一端部の正面から見た半断面図である。 図7の8−8線に沿って見た断面図である(但し、スクリーンは取り外した状態となっており、巻取パイプの内部構造は省略する)。 本発明の第3実施形態にかかるロールスクリーンの一端部の正面から見た半断面図である。 図9の10−10線に沿って見た断面図である(但し、スクリーンは取り外した状態となっており、巻取パイプの内部構造は省略する)。 本発明の第4実施形態を表す側面図である。 第4実施形態のストッパが作用する状態を表す下方から見たロールスクリーンの一端部の斜視図である。 本発明の第5実施形態を表す全体正面図(部分断面図を含む)である。 巻取パイプにスクリーンが巻き取られている状態における図13の14−14線に沿って見た断面図である。 第5実施形態の巻取パイプからスクリーンが取り外されてストッパが作用した状態を表す図14相当図である。 本発明の第6実施形態の、巻取パイプにスクリーンが巻き取られている状態における図14相当図である。 第6実施形態の巻取パイプからスクリーンが取り外されてストッパが作用した状態を表す図15相当図である。
符号の説明
10 ロールスクリーン
12 セットフレーム
14 サイドプレート(ブラケット)
16 巻取パイプ
16a スクリーン挿入溝
16b 穴(凹部)
18 スクリーン
20 コイルスプリング(巻取スプリング)
22 初巻調整装置
30 調整ダイヤル
30A 外筒(ストッパ)
52、54、56、 第2ストッパ(ストッパ)

Claims (6)

  1. ブラケット(14)に回転可能に支持された巻取パイプ(16)と、巻取パイプ(16)に一端側が連結されて巻取パイプ(16)に巻取り及び巻解き可能なスクリーン(18)と、巻取パイプ(16)に常時スクリーン(18)の巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリング(20)と、前記巻取スプリング(20)の初巻きを調整する初巻調整装置と、を有するロールスクリーンにおいて、
    ブラケット(14)と巻取パイプ(16)との間に設けられた、初巻調整装置(22)の初巻調整用のダイヤル(30)の少なくとも一部が巻取パイプ(16)の軸方向にスライド可能であり、該スライド可能となったダイヤル(30)の少なくとも一部が巻取パイプ(16)に係合可能であることを特徴とするロールスクリーン。
  2. ブラケット(14)に回転可能に支持された巻取パイプ(16)と、巻取パイプ(16)に一端側が連結されて巻取パイプ(16)に巻取り及び巻解き可能なスクリーン(18)と、巻取パイプ(16)に常時スクリーン(18)の巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリング(20)と、を有するロールスクリーンにおいて、
    巻取パイプ(16)の端部の内部に収容され、巻取パイプ(16)から出入可能となったストッパ(52)を備えており、該ストッパ(52)は、巻取パイプ(16)から取り出されて、巻取パイプ(16)と巻取パイプ(16)以外の固定部との間に設置されて、巻取パイプ(16)と巻取パイプ(16)以外の固定部にそれぞれ係止可能であることを特徴とするロールスクリーン。
  3. ブラケット(12、14、15)に回転可能に支持された巻取パイプ(16)と、巻取パイプ(16)に一端側が連結されて巻取パイプ(16)に巻取り及び巻解き可能なスクリーン(18)と、巻取パイプ(16)に常時スクリーン(18)の巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリング(20)と、を有するロールスクリーンにおいて、
    ブラケット(12、14、15)に取り付けられたストッパ(54、55)を備えており、該ストッパ(54、55)は、巻取パイプ(16)にその一部が係止した状態と、非係止となった状態との間を変位可能であることを特徴とするロールスクリーン。
  4. ブラケット(14)に回転可能に支持された巻取パイプ(16)と、巻取パイプ(16)に一端側が連結されて巻取パイプ(16)に巻取り及び巻解き可能なスクリーン(18)と、巻取パイプ(16)に常時スクリーン(18)の巻取り方向に回転させる力を加える巻取スプリング(20)と、を有するロールスクリーンにおいて、
    巻取パイプ(16)に形成された凹部(16b、16b−1)内に収容されると共に、その凹部(16b、16b−1)から突出可能となったストッパ(56)を備えており、該ストッパ(56)は、スクリーン(18)が巻取パイプ(16)から完全に巻解かれた状態で巻取パイプ(16)から突出して、巻取パイプ(16)と巻取パイプ(16)以外の固定部との間に配置されて固定部に係止可能であることを特徴とするロールスクリーン。
  5. 前記ストッパ(56)は、前記凹部(16b、16b−1)から突出される方向に常時付勢されることを特徴とする請求項4記載のロールスクリーン。
  6. 前記ストッパ(52、54)は、巻取パイプ(16)の周面に形成された溝(16a)に係止されることを特徴とする請求項2または3記載のロールスクリーン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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