JP2005273046A - 長さ調節可能なループ状コード - Google Patents

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Abstract


【課題】 組ひも組織の特性を有効に利用し、ループの大きさを簡易に調整可能にしたループ付きコードを提供する。
【解決手段】 繊維集合体からなるコード本体1のループ形成機能部3,4を組ひも組織で構成する。この組ひも組織からなる部分に、該コード本体1の端部を貫通させるための多数のコード挿入孔7a〜7e,8a〜8eを、コード本体の長さ方向に沿う挿入孔列7,8として列設し、該コード本体の双方のコード端部を、それらの末端の向きが逆になる状態で重ねて、該コード本体をループ状とし、コード本体の双方のコード末端5,6を、上記挿入孔列8,7に対して互いに他方のコード末端6,5側に近いコード挿入孔8a,7aから順次挿入し、これによりコード本体を長さ調整可能なループ状に形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、物上げ機の玉掛、移動物の繋留、荷物の固定、複数物体の連結、ひも端の係止などの広範な分野で多用されているループ状のコード(糸その他各種素材の繊維状物を組み、撚り、編み、織りまたは束ねて形成した細長いもの)に関するものであり、更に具体的には、少なくとも主要部を組ひも組織で構成したコード本体に、強靱で且つ広範囲に長さ調節が可能なループ部を形成したループ状コードに関するものである。
コードの2箇所を互いに結合してループ状部分を形成したものは、物上げ機の玉掛、移動物の繋留、荷物の固定、ひも端の係止などの広範な分野で被連結体との連結等のために多用されている。
このループ状部分の形成には、従来、アイスプライス法(蛇口または目玉つなぎ)、クリップ止め法、圧縮止め法、合金止め法、樹脂止め法などの手法、またはそれらに準じた種々の手法が、用途に応じて採用されている。
従来の一手法である上記アイスプライス法は、コードの端部の素線を解いて、撚り構造をなすコード本体の素線の中に撚りに沿って差し込むことによりループ状部分を形成する手法(所謂、巻差し法)で、加工が容易であるが撚りの戻りで差し込んだ素線が抜け、ループ強度が低下する欠点がある。巻差し法の強度上の欠点を補うために、撚りを解いた素線を撚り構造をなすコード本体に差込むに際し、撚りの方向と逆方向に素線を差し込んでループ状部分を形成する手法(所謂、サツマ法)が行われるが、この方法は難度が高く、作業に高度の熟練を要する。
従来の手法のグリップ止め法や圧縮止め法は、コード本体に沿って折り返したコード端をコードの太さに見合った湾曲部を有するU型ボルトや管状の圧着用金具でコード本体に締結してループ状部分を形成する手法で、線材が金属である所謂ワイヤーロープ(コード)には多用されているが、有機繊維や化学繊維を素材とするコードでは、U型ボルトや圧着用金具による締結部の強度低下を生ずる欠点がある。
また、別の従来法である合金止め法、樹脂止め法は、コードの太さに見合った内径を有するソケットにコードの末端を通し、ソケット内の素線の撚りを解いてバラバラにした状態で、ソケット内に合金または樹脂を注入し、これを固化させて締止する手法であり、ワイヤーロープ(コード)には合金を用いる方法が多用され、有機繊維や化学繊維を素材とするコードでは樹脂による固化部が形成されているが、特にこれらの金属や樹脂の固化部においては応力集中に伴う強度低下を生ずる欠点がある。
このように、従来のループ状のコードにおけるループ状部分の形成は、コード先端部分の交差位置を金属等のクリップや圧縮管による締結、または樹脂等による接着が行われており、この部分において張力の負荷時に極端な応力集中を伴うことにより強度が低下し、コードを構成する繊維の強度が十分に生かされないという強度上の問題があり、また、ループ形成の作業の難度が高いことや、さらにはループの大きさ(長さ)が固定されており、コードによる被結合物双方間の距離、所謂、繋留長(繋止長)の調節が出来ないなど、機能上の問題があり、これらに対処することの可能な手段が望まれていた。
上記に鑑み、本発明者らは、金具や接着部による応力集中のないループ部の形成について種々検討を行い、先に、特許文献1において組ひも組織のループ付きコードについて提案している。上記既提案のループ付きコードは、組ひも組織のコードに張力が作用した際に、該組ひも組織を構成する各繊維に組織の軸心に向かって締付け力が発現される特性を有していることに着目し、組ひも組織からなるコード端部の組織内に、折り返したコード端を貫通させてループ部を形成し、張力の作用による締付け力でそのループが安定的に維持されるようにしたもので、それにより、前述した従来例の欠点、即ち、ループ形成による応力集中に伴う強力低下等の問題の解決を図っている。
しかしながら、上記既提案のループ付きコードは、そのコードに張力が作用している状態では、組ひも組織の張力による締付け力でその組織内を貫通するコード端が締め付けられ、ループが安定的に維持される点で有効なものであるが、構造上、そのループの大きさの調整範囲が制約されるという問題があり、また、コードに張力を作用させることなく、ループ自体により対象物を結束し、あるいは複数の対象物をループ内で結合しようとする際には、ループを安定的に維持できるとは限らない、という問題がある。
特開2002−69810号公報
本発明は、上記既提案のループ付きコードにおける問題点を解決し、あるいは、それを更に有効に利用可能にしたもので、その技術的課題は、ループ部の大きさの調節範囲が大きく、且つ、ループを拡げる方向の力に対しては高強度を有しているが、ループを縮小する方向には容易に操作できるループ状コードを提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、簡易にループ部の大きさ調節が可能なループ状コードを提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、組ひも組織の特性を有効に利用したループ状コードを提供することにある。
本発明の他の技術的課題は、構成が簡単でループ形成が容易なループ状コードを提供することにある。
上記課題を解決するための本発明のループ状コードは、基本的には、ループを形成するための任意組織の繊維集合体からなるコード本体の少なくともループ形成機能部を組ひも組織で構成し、このループ形成機能部であってコード末端から離れた単一または複数の部分に、該コード本体の端部を組ひも組織内に貫通させるためのコード挿入孔の複数を、該コード本体の長さ方向に沿う挿入孔列として列設し、該コード本体の双方のコード端部を、それらの末端の向きが逆になる状態で重ねて、該コード本体をループ状とし、該コード本体の双方のコード末端を、上記挿入孔列に対して互いに他方のコード末端側に近いコード挿入孔から順次挿入し、これによりコード本体を長さ調整可能なループ状に形成したことを特徴とするものである。
上記ループ状コードは、更に具体的には、上記コード本体の少なくとも2箇所に挿入孔列を設け、該コード本体の双方のコード末端を、互いに他方のコード末端側に近い挿入孔列に挿入することにより構成され、この場合には、コード本体の一方または双方の末端を、最後に挿通したコード挿入孔から、その導出方向のループ状コード本体に沿わせたうえで、既に他方のコード末端側が挿通されているコード挿入孔に順次挿入して、少なくとも各部を二重のループ状とすることができる。
また、上記ループ状コードは、上記ループ形成機能部の単一箇所に挿入孔列を設け、該コード本体の双方のコード末端を、該挿入孔列に互いに逆方向から挿入することによっても構成することができる。
上述したループ状コードにおけるコード本体は、少なくとも双方のコード末端から挿入孔列を列設した部分までを上記ループ形成機能部として組ひも組織で構成することが望まれる。
また、上記コード本体は、組ひも組織からなるループ形成機能部を、ゴム弾性を有する繊維またはそれを混在させた繊維の集合体により構成することができる。
上述した本発明のループ状コードは、コード本体に作用するところの、そのループを拡げる方向の力に対しては、コード挿入孔に挿通したコード本体の挿入部分に対する組ひも組織の締付け力の作用により、コード本体による上記ループが強固に形成され、コード本体の双方の末端を互いに反対側に引くときには、コード挿入孔に対するコード本体の挿入部分のすべりによりループ長を小さくすることが可能なものとして構成される。
上記構成を有するループ状コードは、上述したいずれの構成をとる場合においても、組ひも組織にループを拡げる方向の張力が作用した際に、コード挿入孔の周囲における組ひも組織の各繊維に組織の軸心に向かう締付け力が作用するので、該挿入孔に貫通させたコード本体の挿入部分がその締付け力により強固に把持され、該コード本体によるループが極めて安定的に維持される。ループを二重以上の多重に形成した場合には、ループに作用する負荷がそれらの多重のコードに分担され、高い強度及び安定したループ形状が確保される。
一方、上記締付け力は、コード本体の挿入孔列を設けた部分に負荷される張力が大きいほど大きくなり、除荷により低減するので、コード端部への締付け力がない状態のもとでは、コードの挿入部分を挿入孔内において移動させることにより、ループの大きさ等の微調節を容易に行うことができる。
加えて、コード本体のループにより対象物を結束し、あるいはループにより複数の対象物を結合した状態でコード本体の両端を引くと、そのループにより対象物が容易に締付けられ、逆に対象物等からループを拡げる方向の力が作用した場合には、上記締付け力が大きくなるので、対象物の締付け、あるいは該締付けによる結束や結合を極めて容易に行うことができる。
また、組ひも組織は、繊維束が組織の内部から組ひも表面に導出され、該表面で折り返して再び組織の内側に向かうものであるから、組ひも表面に多数の繊維束による凹凸が生じているが、この凹凸が上記コード挿入孔の締付け力による挿入部分の把持をより安定化させることになる。しかしながら、上記挿入部分をその表面に繊維束による凹凸が生じる他の組織、例えば強い撚りをかけた組織等にすることもできる。
更に、コードを構成する繊維にゴム弾性を有する繊維、またはそれを混在させた繊維の集合体を用いると、該ゴム弾性により上記締付け力を高め、あるいは無張力時にもある程度の締付け力を発生させ、ループを安定的に維持させることができる。加えて、該ゴム弾性によりコードに伸縮性が発現され、該コードによる結合を所要の張力のもとで行うことができる。
以上に詳述した本発明によれば、組ひも組織の特性を有効に利用したループ状コードを提供することができ、従来技術のように、ループ形成のためのコード端結合部に金具や特殊な資材、工具を用いたりすることがなく、そのため、張力負荷時にそれらに伴う極端な応力集中もなく、コード自体でループを形成して、コードを構成する繊維の強度が十分に生かされ、強度発現率が高い強靭なループを形成することができる。
しかも、ループの大きさの調節範囲が大きく、且つ、ループを拡げる方向の力に対しては高強度を発揮するループ状コードを得ることができる。また、構成が簡単でループ形成が容易であるばかりでなく、ループの大きさの調節も容易に行うことができる点でも有利なものである。
以下に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図3は、本発明に係る長さ調節可能なループ状コードの第1実施例を示すもので、図1は該ループ状コードにおけるコード本体1のループを解舒した状態の一部省略展開図であり、図2及び図3は上記コード本体1によりループ部2を形成してループ状コードとした状態を示している。
上記コード本体1は、その全体を組ひも組織として製紐することを前提としてここでは説明するが、それに限らず、以下に説明するループ形成機能部、具体的にはコード挿入孔の形成部分やその近辺を組ひも組織で構成し、あるいは、双方のコード末端から上記挿入孔列を列設した部分までを上記ループ形成機能部として組ひも組織で構成し、それ以外の部分の全部または一部を撚り構造や他の手段で束状にまとめた任意組織の繊維集合体として構成することができる。その場合、任意組織の繊維集合体と組ひも組織の部分とを連続性をもつものとして形成するのが望ましい。
上記コード本体1に使用する繊維の素材としては、高強度で強靭な繊維が望ましく、例えば、アラミド繊維、ポリパラフエニレンベンゾビスオキサゾール繊維(所謂、PBO繊維)、ポリウレタン弾性繊維等の有機系繊維、炭素繊維、ガラス繊維等の無機系繊維、金属繊維、天然繊維等を、用途に応じて単独で、あるいはそれらの複数を混合して用いることができる。
この組ひも組織からなるコード本体1をループ状に形成するため、コード本体1における両末端5,6から少なくともある程度離れた位置、例えば、長さLだけ離れた位置に形成される2箇所のループ形成機能部3及び4に、それぞれ、コード本体1の端部を組ひも組織内に貫通させるための複数のコード挿入孔7a,7b,7c,7d,7e及び8a,8b,8c,8d,8eを、両末端5,6側から該コード本体1の長さ方向に沿う挿入孔列7,8として列設している。これらの挿入孔列7,8における複数のコード挿入孔は、通常はほぼ等間隔で設けるが、必ずしも等間隔である必要はない。なお、上記長さLは、後述するように、ループの大きさの調節可能範囲に関連するものである。
また、隣接するコード挿入孔7aと7b、7bと7c等の間の組ひも組織の長さは、ループ付きコードに張力が負荷された際に、その組ひも組織が本来の組ひもとして機能し、コード挿入孔に挿通されたコード端部に締付け力を及ぼすことが可能な長さとする必要がある。このコード挿入孔間の組ひも組織の長さが極端に短い場合は、その両側のコード挿入孔に挿通されたコード端部に対して組ひも組織として十分に作用せず、期待される締付け力を得ることができない。上記コード挿入孔間の組ひも組織の最小長さは、使用する繊維の種類、組ひも組織の太さ、組ひも組織の種類等により異なるが、該組ひも組織の太さの3倍以上が一応の目安となるが、あまり長いと冗長になる。
図2及び図3に示す第1実施例においては、上記コード本体1によりループ部2を形成させるために、該コード本体の双方のコード端部を、それらの末端5,6の向きが逆になる状態で重ねて、該コード本体をループ状とし、上記コード本体1における一方のコード末端5を、他方のコード末端6側に近い挿入孔列8における複数のコード挿入孔8a〜8eに、該コード末端6側のコード挿入孔8aから、挿入孔8b,8c,8d,8eの順で挿入し、また、上記とは反対側のコード末端6を、コード末端5に近い挿入孔列7における複数のコード挿入孔7a〜7eに挿入孔7aから、挿入孔7b,7c,7d,7eの順で挿入している。そして、それらの挿入孔列7,8を設けたループ形成機能部3,4の組ひも組織で、挿入したコード本体の挿入部分を把持させることにより、コード本体1を長さ調整可能なループ状に形成している。
上記構成を有するループ状コードにおいては、コード本体1におけるコード挿入孔列7及び8を設けた部位に張力が作用した際には、該部位における組ひも組織の各繊維に、組織の軸心に向かう締付け力が作用するので、各挿入孔に貫通させたコード本体1の挿入部分がその締付け力により強固に把持され、形成したループが極めて安定的に維持される。
また、組ひも組織は、各繊維束が組織の内部から組ひも表面に導出され、該表面で折り返して再び組織の内側に向かうものであるから、組ひも表面に多数の繊維束折り返し部による凹凸が生じているが、この凹凸も上記締付け力によるコードの挿入部分の把持をより安定化させることになる。
上述したところによって形成されたループ部2においては、該ループ部2に負荷される張力が大きいほど組ひも組織による大きな締付け効果が現れ、組ひも組織を貫通するコードの挿入部分に対して大きな締付け力が発生し、コード端部の挿入部分に対する大きな把持効果が得られる。一方、張力を除荷することにより、コード端部の把持力が減少するので、張力を除荷した状態で組ひも組織内に貫通するコードの挿入部分を移動させることにより、ループの大きさを容易に変えることが可能となる。
また、コード挿入孔の孔列を余分に設けておき、コードの挿入部分を組ひも組織内に貫通させる位置を、該組ひも組織の長さ方向に変えることにより、より広範にわたるコードの長さ調節が可能となる。
上記ループ状コードにおいては、前記組ひも組織の特性を有効に利用するため、少なくとも上記組ひも組織からなるループ形成機能部3,4を、ポリウレタン等のゴム弾性を有する繊維またはそれを混在させた繊維の集合体により構成することができ、これにより上記締付け力を高め、あるいは無負荷時にもある程度の締付け力を発生させ、ループを安定的に維持させることができる。加えて、該ゴム弾性によりコードに伸縮性が発現され、該コードによる複数の結束または結合対象物の相互の連繋を所要の張力のもとで行うことができる。
上述のように、上記ループ状コードでは、コード本体1の組ひも組織内のコード挿入孔列7,8にコードの挿入部分を貫通させた各結合部分において、コードの挿入部分に作用する締付け力がループ形成のための把持力となり、結果的には、それらの結合部分における把持力の総和がコードの挿入部分の全把持力となる。そして、この把持力により、コードに引張力を作用させたときに、コード本体1が引張破断に至るまでコードの挿入部分が組ひも組織のコード挿通孔から滑脱することなく、ループ部2の大きさが確保されることが望ましい。
このような条件を満たすには、コード端部が挿入されるコード挿入孔の数が増加するほど好結果が得られるが、このコード挿入孔の数は、コードに使用する繊維の種類や、コード端部の太さ、組ひも組織の種類、負荷される張力の大きさなど、コードの性状や使用条件に応じて適宜定められるものである。実用的には、2〜4箇所程度で十分である場合が多く、あまり多くしても無意味である。図1乃至図3では5個のコード挿入孔を設けてそれらに組ひも組織のコード端部を挿通した場合を示している。
上記コード本体1によって形成されるループ部2の最小の大きさ(ループを形成するコード本体の長さ)は、上記第1実施例の場合、コード本体1の両端側に設けたコード挿入孔7a〜7e及び8a〜8eの挿入孔列7,8におけるコード末端5,6側のコード挿入孔7a,8a間の長さ(図1参照)であり、また、コード本体1の両端側における前記長さLが相互に相違する場合の上記ループ部2の最大の大きさは、コード本体1における両末端5,6から長さLだけ離れた位置に形成されるループ形成機能部3,4で最もコード末端5,6から離れた位置にあるコード挿入孔7e,8eまでの長さのうちの長い方の長さを、コード本体1の全長から差し引いた長さである。
したがって、上記ループ部の最大の大きさと最小の大きさとの差が、ループ部の大きさの調整可能範囲であり、具体的に、この調整可能な範囲は、コード本体1により最小のループが形成されている状態で、当該ループから外部に延出している両コード端部のうちの短い方の延出長さになる。この延出長さ、即ちループの大きさの調整可能範囲は、必要とするループ部の大きさとその調節範囲に応じて適宜定めることができる。
図4は上記第1実施例の変形例を示すもので、このループ状コードでは、該第1実施例におけるループ部2から外部に十分な長さを与えて延出させたコード本体1の一方側の末端5を、最後に挿通したコード挿入孔8eから、その導出方向のループ状コード本体1に沿わせたうえで、既に他方のコード末端6側が挿通されているコード挿入孔7e,7d,7c,7b,7aに順次挿入して、少なくともループ部2の各部を二重のループ状としている。
なお、図4ではループ部2から外部に延出したコード本体1の一方端の末側5のみを更にコード挿入孔7e〜7aに挿通するようにした場合を示しているが、ループ部2から外部に延出したコード本体1の他方の末端6についても、同様にして、コード挿入孔8e〜8aに挿通することもできる。
これらのループ状コードにおいては、少なくとも二重のコード本体によりループ部2が形成され、複数のコードによって負荷を分担するので、高強度が発現される。
図5は、本発明に係るループ状コードの第2実施例を示している。このループ状コードにおいては、コード本体11のほぼ中央の単一箇所にループ形成機能部13を設けて、コード本体11における少なくともそのループ形成機能部13を組ひも組織によって構成し、そこに、複数のコード挿入孔17a,17b,17c,17dを、コード本体の長さ方向に沿う挿入孔列17として列設している。
そして、該コード本体11の双方のコード末端15,16を、該挿入孔列17に互いに逆方向から挿入し、具体的には、上記挿入孔列17を設けたループ形成機能部13のコード末端15側をループ状に巻回して、そのコード末端15を挿入孔列17におけるコード挿入孔17d側から、順次、コード挿入孔17c,17b,17aの順で挿入して第1のループ12aを形成し、続いて、反対側のコード末端16側を上記第1のループ12aに重なるループ状に巻回して、上記コード末端15側が既に挿通されている上記コード挿入孔17a〜17dの挿入孔列17に、上記ループ12aの場合とは反対の側から、即ち、コード挿入孔17a側から、順次、コード挿入孔17b,17c,17dの順で挿入して第2のループ12bを形成し、これによりコード本体11に三重のループ部12を形成させている。
なお、この第2実施例に関し、コード本体11のほぼ中央の単一箇所にループ形成機能部13を設ける旨を説明したが、ループ部12から延出する両コード端部にそれぞれ必要な長さを与えるためには、ループ形成機能部13がコード本体11のほぼ中央である必要はなく、ループ部12から延出させる部分の長さに応じて、適当な位置に設けることもできる。
また、この第2実施例のその他の構成及び作用は、第1実施例の場合と実質的に変わるところがないので、該第1実施例の説明を援用してここでは詳細な説明を省略する。
次に、図6及び図7を参照し、上記ループ状コードを製造する方法の一例について説明する。この方法は、前記特許文献1において開示されている製法に準じたものである。
上記ループ状コードの素材である繊維集合体(繊維束)を組ひも組織に製紐するに際して、コード挿入孔の列は、図6のA〜Cに示すような手順により得ることができる。
図6のAは、ループ状コードの素材である繊維束21を製紐装置に仕掛けて、コード端部の製紐を開始する状態を示すもので、束状にまとめられた繊維束21の群を、製紐位置Pに保持されている一対の把持ローラ(図示省略)で把持させ、コード端部となる未組織の各繊維束21の端を、繊維束21の引き出しと張力調整機能を備えた糸張力調整器24を介して、製紐装置におけるキャリア22のフック23に所要の製紐用張力を与えた状態で係留している。上記糸張力調整器24は、製紐動作の進行に伴って各糸に過度の張力が掛かることを防止できるように、製紐長さに応じて内部に貯留している補助繊維束を解舒する機構を備えたもので、例えば、特開平4−308262号(繊維機械における糸条送り装置)等による装置を用いることができる。
また、上記組ひも組織のループ状コードを製造する際には、繊維束21を保持した多数のキャリア22が、交差する波状の軌道に沿って導かれ、互いに反対方向に走行することによって製紐動作を行うところの従来の製紐装置や、例えば、特公平3−64621号(不等断面立体織物の製織方法)として知られているところの、キャリアに選択的移動を与えて製紐を行う装置を用いることができる。
このような状態において、製紐機構のキャリア22を製紐のために必要な経路に沿って駆動し、初めのコード挿入孔(例えば図1のコード挿入孔7a)を形成する位置まで所要長の組ひも組織21aを製紐したときには、図6のBに示すように、コード挿入孔の孔径に見合った太さの孔形成ピン26を組ひも組織21aの組み口hの中央位置に該組み口hを横断して当接するように配し、孔形成ピン26を挟持した状態で、図6のCに示すように、第2のコード挿入孔の位置までの所要長の組ひも組織21aを製紐する。続いて、組ひも組織21aの組み口hの中央位置へ、上記と同様に孔形成ピン26を配し、該孔形成ピン26を挟持した状態で次のコード挿入孔の位置まで所要長の組ひも組織21aを製紐する。以下、同様にして必要数の孔形成ピン26を組ひも組織21a内に挟持させ、コード本体の他端に至るまで製紐する。
次に、製紐したコードの両端(製紐開始時の組み口と最終的組み口)を、その部分で繊維束21が解けないように、例えば、糸または樹脂等の適当な手段によって固結したうえで、未製紐の繊維束21をフック23より外し、かつ把持ローラによるコード本体1の把持を解放し、コード本体1を製紐装置から取り外す。
製紐装置より外されたコード本体1は、コード末端5及び6より先の未製紐の各繊維束を切断したうえでループ状とし、コード端部を上記孔形成ピン26の抜脱により組ひも組織内に形成されるコード挿入孔に順次挿入することにより、所期のループ状コードとすることができる。
これらのコード挿入孔を形成するための孔形成ピン26としては、図6に示すような孔形成ピン26を用いて形成することもできるが、針や目打ち状の工具等を用いて手作業で形成することもできる。しかし、この場合には、針や目打ちの挿入によって繊維が損傷したり、コード挿入孔がコードの軸心から片寄らないようにすることが必要である。
また、上記コード挿入孔を形成するために用いる孔形成ピンとしては、図7に示すような孔形成ピン27を用いることができる。この孔形成ピン27は、中空筒状のピン筒に頭部を付したピン本体部27aとその先端に嵌着する止栓部27bからなり、上記頭部及び止栓部27bにより孔形成ピン26が組ひも組織21aから離脱するのを防止すると同時に、中空筒状のピン本体部27aの中空孔を利用してコード末端5及び6等のコード挿入孔への挿入を容易にし、更に、ピン本体部27aを縦に2分割することにより、その中空孔を利用してコード端末を挿入したときに、そのコードからピン本体部27aを取り外すのを簡易にしたものである。
上記孔形成ピン26,27により形成されるコード挿入孔の径は、そのコード挿入孔へ必要なコードの挿入部分が挿通できる最小の径であるのが望ましく、上記孔形成ピン26,27等の太さは、これに見合ったものが用いられる。
上述したところによってループ状に形成されたコードは、コード本体1,11に作用するそのループを拡げる方向の力に対しては、挿入孔列7,8,17,18に挿通したコード本体の挿入部分に対する組ひも組織の締付け力の作用により、コード本体1,11による上記ループが強固に形成され、コード本体1,11のそれぞれの双方の末端5,6または15,16を互いに反対側に引くときには、コード挿入孔に対するコード本体の挿入部分のすべりによりループ長を小さくすることが可能であるため、対象物の結束または結合に有効に利用できるものである。
例えば、上記ループ付きコードを多数の対象物の結束に用いる場合には、それらの対象物をループ部2,12内に挿入してコード本体の両端を引っ張ればそれらが締付けられ、結束後は手を離してもその状態が維持される。また、複数の対象物を結合しようとする場合には、ループ付きコードをそれらの対象物のフック等の連結部分に掛けて両端を引くことにより、それらの対象物の繋合等に供することができる。対象物の連結部分がリング状で、ループ状態のコードによる連結ができない場合は、ループ化していないコード本体を用い、リング状連結部分にコードを通した状態で、上記した手順によるコードのループ化を行えばよい。
なお、上記により形成されたループ部において組ひも組織のコード本体の一部が並列して二重になった部分には、糸を巻き付けるなど、糸の並列部分への異物混入などを防止するための処置を適宜施すことができる。但し、応力集中が生じないように配慮する必要がある。
前記第1及び第2実施例においては、コード挿入孔と該挿入孔へのコードの挿入部分を一対一に対応させているが、ループ状コードに広範囲な長さにわたる調節機能を持たせるには、コード挿入の必要数を超える多数のコード挿入孔を所要の間隔で形成してコード本体を製紐しておき、所要位置のコード挿入孔のみに選択的にコード端部を挿通して使用すれば良い。この際に使用されないコード挿入孔については、その部分に適度のローリング挙動を与えることにより、形成されたコード挿入孔近傍の組ひも組織を均一化し、コード挿入孔跡によりコードの機械的特性を損なうのを避けることができる。
また、上記複数のコード挿入孔を設けた挿入孔列がある部分のコードの太さは、挿通するコード本体の端部に対する把持効果を高めるために、適宜に変化させることが有効である。
以下に、実施例として、本発明に基づいて形成したループ状コードの強さ等に関する実験例を比較例と共に示すが、本発明はこれらの例によって限定的に解すべきではない。
まず、200DEN.(デニール)のPBO繊維を8打ちで製紐し、基準となる組ひも組織のコードを作製した。この基準コードの見掛けの線径は0.483mmで、重さは0.18g/mであった。また、この基準コード自体の引張試験を行い、引張強さを求めた結果、394.0 Nであった。以下の実施例ではこの条件で製紐されたコード本体を使用し、強さ保持率の算出には、コードをループ状にしていることから該引張強さの2倍、即ち、788Nの値を100%の強さとして採用し、これに対するループ状コードの強さの比率を強さ保持率とした。
試作したループ状コードは、前記第1実施例の構成を有し、上記コードの両端部に略2mm間隔で形成した6個のコード挿入孔に、コード末端を順次6回通して形成したループ状コード(実施例1)と、同じく7個のコード挿入孔にコード末端を7回通したループ状コード(実施例2)で、いずれの試料についても、測定器のフック状の治具(フック部分の直径5.0mm)に引っ掛けた際に、標点距離が50mmに調節可能なループの大きさとした。いずれの測定も引張速度は毎分2mmで行った。
上記の引張試験によって得られた「応力−ひずみ線図」を図8に示す。また、これから求めた引張強さを及び強さ保持率を図9に示す。なお、図9中における○印は強さ保持率を示す。実施例1の場合、所定の張力に到達した時点でコードの挿入部分が滑脱しながら伸び、強さは504.3Nで、強さ保持率は64.0%を示した。これに対し、実施例2の場合は、コード挿入孔への挿入部分における滑りはなく、コードを通した箇所で破断し、引張強さは642.5Nを示し、強さ発現率として81.5%の高率が得られた。
〔比較例〕
実施例1の場合と同じコードの端部を8の字結びで結合して、標点距離が50mmとなるループ状の試料を作成した。このループを3.5mmφの治具に引っ掛け、実施例1及び実施例2と同じ測定条件で引張試験を行った結果を図8及び図9に併記した。結び目でのコード破断で、引張強さは136.5Nであり、強さ発現率が17.3%であった。
本発明に係るループ状コードを形成するコード本体を展開状態で示す部分省略説明図である。 上記コード本体をループ状に形成した第1実施例のループ状コードの部分省略斜視図である。 上記第1実施例のループ状コードの部分拡大図である。 第1実施例のループ状コードの変形例を示す部分省略斜視図である。 本発明に係るループ状コードの第2実施例を示す部分省略斜視図である。 A〜Cは、上記ループ付きコードの端部の組ひも組織の製紐に際して複数のコ ード端挿入孔を形成する態様を説明するための説明図である。 上記組ひも組織の製紐に際して用いる孔形成ピンの異なる構造例を示す斜視図である。 本発明のループ付きコードの実施例についての「応力−ひずみ線図」である。 本発明のループ付きコードの実施例についての引張強さの測定結果を示すグラフである。
符号の説明
1,11 コード本体
2,12 ループ部
3,4,13,14 ループ形成機能部
5,6,15,16 コード末端
7,8,17 挿入孔列
7a〜7e,8a〜8e,17a〜17d コード挿入孔

Claims (7)

  1. ループを形成するための任意組織の繊維集合体からなるコード本体の少なくともループ形成機能部を組ひも組織で構成し、
    このループ形成機能部であってコード末端から離れた単一または複数の部分に、該コード本体の端部を組ひも組織内に貫通させるためのコード挿入孔の複数を、該コード本体の長さ方向に沿う挿入孔列として列設し、
    該コード本体の双方のコード端部を、それらの末端の向きが逆になる状態で重ねて、該コード本体をループ状とし、該コード本体の双方のコード末端を、上記挿入孔列に対して互いに他方のコード末端側に近いコード挿入孔から順次挿入し、これによりコード本体を長さ調整可能なループ状に形成した、
    ことを特徴とする長さ調節可能なループ状コード。
  2. 少なくとも双方のコード末端から挿入孔列を列設した部分までを上記ループ形成機能部として組ひも組織で構成した、
    ことを特徴とする請求項1に記載の長さ調節可能なループ状コード。
  3. 上記コード本体の少なくとも2箇所に挿入孔列を設け、
    該コード本体の双方のコード末端を、互いに他方のコード末端側に近い挿入孔列に挿入した、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の長さ調節可能なループ状コード。
  4. 請求項3に記載のループ状コードにおいて、
    コード本体の一方または双方の末端を、最後に挿通したコード挿入孔から、その導出方向のループ状コード本体に沿わせたうえで、既に他方のコード末端側が挿通されているコード挿入孔に順次挿入して、少なくとも各部を二重のループ状とした、
    ことを特徴とする長さ調節可能なループ状コード。
  5. 上記ループ形成機能部の単一箇所に挿入孔列を設け、
    該コード本体の双方のコード末端を、該挿入孔列に互いに逆方向から挿入した、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の長さ調節可能なループ状コード。
  6. 組ひも組織からなるループ形成機能部を、ゴム弾性を有する繊維またはそれを混在させた繊維の集合体により構成した、
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の長さ調節可能なループ状コード。
  7. コード本体に作用するそのループを拡げる方向の力に対しては、コード挿入孔に挿通したコード本体の挿入部分に対する組ひも組織の締付け力の作用により、コード本体による上記ループが強固に形成され、
    コード本体の双方の末端を互いに反対側に引くときには、コード挿入孔に対するコード本体の挿入部分のすべりによりループ長を小さくすることが可能である、
    ことを特徴とする請求項1〜6に記載の長さ調節可能なループ状コード。
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