JP2005271734A - 車両前部の衝撃吸収構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量増加を招くことなく、前面衝突時のエネルギー吸収効率を高めることができる車両前部の衝撃吸収構造を得る。
【解決手段】フロントバンパリインフォース10は、第1及び第2のフロントバンパリインフォース14、16によって構成されている。第2のフロントバンパリインフォース16の長手方向の端部には切欠18が形成されており、横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24が形成されている。この切欠18内へクラッシュボックス12の延長部30が挿入され、前記各フランジ部20、22、24にスポット溶接されている。従って、フロントバンパリインフォース10の板厚を厚くしなくても前面衝突時の曲げ耐力を確保でき、延長部30が断面内へ挿入されている分、フロントバンパリインフォース10の潰れ残りも少なくなるためエネルギー吸収効率が高くなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、フロントバンパリインフォースとフロントサイドメンバとの間にクラッシュボックスを介在させた車両前部の衝撃吸収構造に関する。
従来から、前面衝突時の衝突エネルギーを吸収する目的で、フロントバンパ廻りに種々の工夫が施されている。その代表的なものが、フロントバンパリインフォースと左右のフロントサイドメンバとの間にクラッシュボックスをそれぞれ設定する技術である。
図9及び図10には、従来の車両前部の衝撃吸収構造の平面図及び側面図が模式的に示されている。以下、これらの図を用いて、従来の車両前部の衝撃吸収構造の問題点について説明する。
図9(A)に示されるように、従来の車両前部の衝撃吸収構造では、車両幅方向を長手方向として配置された長尺状のフロントバンパリインフォース100の長手方向の両端部と左右両サイドに車両前後方向を長手方向として配置されたフロントサイドメンバ(図示省略)の前端部との間に、所定値以上の衝突荷重が入力されることにより軸圧縮変形する一対のクラッシュボックス102が介在されている。
この場合、フロントバンパリインフォース100の長手方向の中間部に衝突荷重Fが入力されたときの曲げ耐力は、図9(B)に示されるように、b部(クラッシュボックス102の前端部の内側角部)でのモーメント変形で決まる。従って、フロントバンパリインフォース100の曲げ耐力を上げようとすると、(センターラインより左側半分に着目すると)b部からc部までの板厚を厚くする必要がある。その結果、車両重量が増加するという問題が生じる。
一方、前記理由から曲げ耐力を上げるべく、図10(A)に示されるように、b部からc部までの板厚を厚くした断面のフロントバンパリインフォース104を採用すると、フロントバンパリインフォース104の断面剛性が高くなる。このため、図10(B)に示されるように、前面衝突時に、クラッシュボックス102については予め設定したストロークだけ車両前後方向に軸圧縮変形するが、フロントバンパリインフォース104については潰れきらないで残ってしまう(潰れ残り代δ)。従って、衝撃吸収ストロークの無駄が発生するという問題が生じる。
特開平10−203403号公報 特開2000−62551号公報
本発明は上記事実を考慮し、重量増加を招くことなく、前面衝突時のエネルギー吸収効率を高めることができる車両前部の衝撃吸収構造を得ることが目的である。
請求項1記載の本発明に係る車両前部の衝撃吸収構造は、車両の前端部に車両幅方向を長手方向として配置された長尺状のフロントバンパリインフォースと、車両前部の両サイドに車両前後方向を長手方向として配置された左右一対のフロントサイドメンバと、各フロントサイドメンバの前端部とフロントバンパリインフォースの長手方向の端部付近との間に車両前後方向を長手方向として介在されて前面衝突時に所定値以上の衝突荷重が入力されることにより軸圧縮変形して衝突エネルギーを吸収する左右一対のクラッシュボックスと、を含んで構成された車両前部の衝撃吸収構造であって、前記フロントバンパリインフォースは、フロントバンパリインフォースの前部を構成する第1のフロントバンパリインフォースと、この第1のフロントバンパリインフォースに結合されると共にフロントバンパリインフォースの後部を構成しかつ長手方向の端部に形成された開口又は切欠の周縁部に第1のフロントバンパリインフォース側へ折り曲げられた複数のフランジ部を有する第2のフロントバンパリインフォースと、を備えており、前記クラッシュボックスは、第2のフロントバンパリインフォースの開口又は切欠から断面内方へ挿入されて前記複数のフランジ部に結合されるクラッシュボックス延長部を備えている、ことを特徴としている。
請求項2記載の本発明に係る車両前部の衝撃吸収構造は、請求項1記載の発明において、前記複数のフランジ部は、車両幅方向に略水平に配置された横フランジ部と、車両上下方向に略垂直に配置された縦フランジ部と、を含んで構成されている、ことを特徴としている。
請求項1記載の本発明によれば、前面衝突時、その際の衝突荷重は、フロントバンパリインフォースに入力された後、左右一対のクラッシュボックスに入力される。クラッシュボックスに入力された衝突荷重が衝突値以上であると、クラッシュボックスは軸圧縮変形される。これにより、前面衝突時の衝突エネルギーが吸収される。
ここで、本発明では、フロントバンパリインフォースがその前部を構成する第1のフロントバンパリインフォースとその後部を構成する第2のフロントバンパリインフォースとを含んで構成されており、更に第2のフロントバンパリインフォースの長手方向の端部に形成された開口又は切欠からクラッシュボックス延長部が断面内方へ挿入されている。そして、このクラッシュボックス延長部は第2のフロントバンパリインフォースの開口又は切欠の周縁部に折り曲げにより形成された複数のフランジ部に結合されているため、前面衝突時の曲げ荷重に対しては、クラッシュボックス延長部と第2のフロントバンパリインフォースの複数のフランジ部との結合部の全体でこれを受ける。従って、フランジ部の枚数、面積及び配置等を適切に選択すれば、第2のフロントバンパリインフォースの板厚を厚くしなくても、十分な曲げ耐力を確保することができる。
また、クラッシュボックス延長部をフロントバンパリインフォースの断面内方へ挿入させたので、第1のフロントバンパリインフォースに衝突荷重が入力されると、すぐにクラッシュボックス延長部に衝突荷重が伝達されて軸圧縮変形が開始される。従って、フロントバンパリインフォースの潰れ残り(クラッシュストロークの損失)を無くすことができ或いは大幅に削減することができる。よって、前面衝突時のエネルギー吸収効率を高めることができる。
請求項2記載の本発明によれば、複数のフランジ部は、車両幅方向に略水平に配置された横フランジ部と、車両上下方向に略垂直に配置された縦フランジ部と、を含んで構成されているため、フロントバンパリインフォースに入力された曲げ荷重を安定した状態で受け止めることができる。
以上説明したように、請求項1記載の本発明に係る車両前部の衝撃吸収構造は、フロントバンパリインフォースは、フロントバンパリインフォースの前部を構成する第1のフロントバンパリインフォースと、この第1のフロントバンパリインフォースに結合されると共にフロントバンパリインフォースの後部を構成しかつ長手方向の端部に形成された開口又は切欠の周縁部に第1のフロントバンパリインフォース側へ折り曲げられた複数のフランジ部を有する第2のフロントバンパリインフォースと、を備えており、クラッシュボックスは、第2のフロントバンパリインフォースの開口又は切欠から断面内方へ挿入されて複数のフランジ部に結合されるクラッシュボックス延長部を備えているので、重量増加を招くことなく、前面衝突時のエネルギー吸収効率を高めることができるという優れた効果を有する。
請求項2記載の本発明に係る車両前部の衝撃吸収構造は、請求項1記載の発明において、複数のフランジ部は、車両幅方向に略水平に配置された横フランジ部と、車両上下方向に略垂直に配置された縦フランジ部と、を含んで構成されているため、フロントバンパリインフォースに入力された曲げ荷重を安定した状態で受け止めることができ、その結果、曲げ耐力に対する信頼性を向上させることができるという優れた効果を有する。
以下、図1〜図8を用いて、本発明に係る車両前部の衝撃吸収構造の一実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図1には、本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造の要部が分解した状態で示されている。また、図2及び図3には、図1に示された要部の組付状態の横断面構造及び縦断面構造がそれぞれ示されている。
これらの図に示されるように、車両の前端部には、長尺状のフロントバンパリインフォース10が車両幅方向を長手方向として配置されている。なお、フロントバンパリインフォース10はフロントバンパの一部を構成する部材であり、フロントバンパカバーの内側に配置されている。また、車両前部の両サイドには、各々長尺状に形成された図示しない左右一対のフロントサイドメンバが車両前後方向を長手方向として配置されている。さらに、各フロントサイドメンバの前端部とフロントバンパリインフォース10の長手方向の端部との間には、前面衝突時に所定値以上の衝突荷重が入力されることにより軸圧縮変形して衝突エネルギーを吸収するクラッシュボックス12が車両前後方向を長手方向としてそれぞれ介在されている。
上述したフロントバンパリインフォース10は、フロントバンパリインフォース10の前部を構成する第1のフロントバンパリインフォース14と、この第1のフロントバンパリインフォース14にスポット溶接等によって結合されると共にフロントバンパリインフォース10の後部を構成する第2のフロントバンパリインフォース16と、によって構成されている。第1のフロントバンパリインフォース14は縦断面形状がハット状に形成されており、上縁部及び下縁部に上フランジ部14A及び下フランジ部14Bを備えている。一方、第2のフロントバンパリインフォース16は平板状に形成されており、この第2のフロントバンパリインフォース16の上縁部16A及び下縁部16Bが第1のフロントバンパリインフォース14の上フランジ部14A及び下フランジ部14Bにスポット溶接等により結合されることにより、矩形閉断面構造のフロントバンパリインフォース10が構成されている。
ここで、第2のフロントバンパリインフォース16の長手方向の両端部の各中央には、矩形状の切欠18がそれぞれ形成されている。各切欠18の上縁部、側縁部、下縁部には、それぞれ折り曲げによる横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24が一体に形成されている。これらの横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24は、すべて第1のフロントバンパリインフォース14側へ向けて屈曲されている。
一方、クラッシュボックス12は、全体としてはボックス状に形成されている。具体的には、図示しないフロントサイドメンバの前端部にボルト及びナットで締結される矩形平板状の取付部26と、この取付部26に後端部が溶接された角筒状の本体部28と、によって構成されている。さらに、本体部28は、正面視(車両前方側から見て)で外側が開放されたコ字状の本体主部28Aと、この本体主部28Aの開放側の端部から若干車両幅方向内側に控えた位置に立設された本体縦壁部28Bと、によって構成されている。
上記クラッシュボックス12の本体部28は切欠18内へ挿入可能とされており、本実施形態では切欠18から断面内方(第1のフロントバンパリインフォース14の前面側)へ所定量(第1のフロントバンパリインフォース14に対して所定距離だけ車両後方側へ離間した位置まで)だけ挿入されている。以下、クラッシュボックス12におけるフロントバンパリインフォース10内へ挿入される部分を「クラッシュボックス延長部30」と称す。
クラッシュボックス延長部30がフロントバンパリインフォース10の断面内へ挿入された状態では、クラッシュボックス延長部30の外周面が横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24にそれぞれ当接されている。そして、各当接面と横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24とがスポット溶接によって溶接されることにより、クラッシュボックス延長部30が第2のフロントバンパリインフォース16の長手方向の端部に結合されている。
なお、上記構成のクラッシュボックス12はアルミニウム合金の一体成形品として構成してもよいし、鋼板をプレス成形して適宜溶接して組み立てるようにしてもよい。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
まず、本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造の組付手順について概説する。
最初に、図4に示されるように、プレス成形等により第2のフロントバンパリインフォース16の長手方向の端部中央に、矩形状の切欠18を形成すると共にその周縁部に横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24がそれぞれ形成される。
続いて、図5〜図7に示されるように、第2のフロントバンパリインフォース16の切欠18内へ予め組み立てられたクラッシュボックス12のクラッシュボックス延長部30が挿入される。そして、図6及び図7に示されるように、クラッシュボックス12の本体主部28Aの上面と横上フランジ部20、本体主部28Aの側面と縦フランジ部22、本体主部28Aの下面と横下フランジ部24とをそれぞれスポット溶接により結合する。これにより、第2のフロントバンパリインフォース16のサブアッセンブリ32が構成される。
続いて、図8に示されるように、第1のフロントバンパリインフォース14に前記サブアッセンブリ32を被嵌させて、第1のフロントバンパリインフォース14の上フランジ部14A及び下フランジ部14Bと第2のフロントバンパリインフォース16の上縁部16A及び下縁部16Bとをスポット溶接等により結合する。これにより、フロントバンパリインフォース10が構成される。その後、クラッシュボックス12の取付部26とフロントサイドメンバの前端部とをボルト及びナットで締結する。
上記の如くして構成されたフロントバンパリインフォース10及びクラッシュボックス12が組み付けられた車両が前面衝突すると、その際の衝突荷重は、フロントバンパカバーを介してフロントバンパリインフォース10に入力された後、左右一対のクラッシュボックス12に入力される。クラッシュボックスに入力された衝突荷重が衝突値以上であると、クラッシュボックス12は軸圧縮変形される。これにより、前面衝突時の衝突エネルギーが吸収される。
ここで、本実施形態では、フロントバンパリインフォース10がその前部を構成する第1のフロントバンパリインフォース14とその後部を構成する第2のフロントバンパリインフォース16とによって構成されており、更に第2のフロントバンパリインフォース16の長手方向の端部に形成された切欠18からクラッシュボックス延長部30が断面内方へ挿入されている。そして、このクラッシュボックス延長部30は第2のフロントバンパリインフォース16の切欠18の周縁部に折り曲げにより形成された横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24の三面に結合されているため、前面衝突時の曲げ荷重に対しては、クラッシュボックス延長部30と第2のフロントバンパリインフォース16の横上フランジ部20、縦フランジ部22、横下フランジ部24との結合部(スポット打点)の全体でこれを受ける。従って、第2のフロントバンパリインフォース16の板厚を厚くしなくても、十分な曲げ耐力を確保することができる。
また、クラッシュボックス延長部30をフロントバンパリインフォース10の断面内方へ挿入させたので、第1のフロントバンパリインフォース14に衝突荷重が入力されると、すぐにクラッシュボックス延長部30に衝突荷重が伝達されて軸圧縮変形が開始される。従って、フロントバンパリインフォース10の潰れ残り(クラッシュストロークの損失)を無くすことができ或いは大幅に削減することができる。よって、前面衝突時のエネルギー吸収効率を高めることができる。
さらに、本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造では、縦横三枚のフランジ部20、22、24を備えているため、フロントバンパリインフォース10に入力された曲げ荷重を安定した状態で受け止めることができる。その結果、フロントバンパリインフォース10の曲げ耐力に対する信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造では、第2のフロントバンパリインフォース16の長手方向の端部に切欠18を形成してそこにクラッシュボックス延長部30を挿入して結合させる構成を採ったので、クラッシュボックス12及びフロントサイドメンバを含む車両前後方向線を基準としたときのフロントバンパリインフォース10のオーバーハング量を大幅に減少させることができるというメリットもある。
なお、上述した本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造では、第2のフロントバンパリインフォース16の長手方向の端部に切欠18を形成すると共に切欠18の周縁部の三辺に折り曲げによる三枚のフランジ部20、22、24を形成してクラッシュボックス延長部30と結合させる構成を採ったが、これに限らず、長手方向の端部に矩形状の開口を形成すると共に開口の周縁部の四辺すべてに折り曲げによるフランジ部を形成し、これらの四枚のフランジ部とクラッシュボックス延長部30とを結合させる構成を採ってもよい。
また、上述した本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造では、クラッシュボックス12の本体部28を略四角筒形状に形成したが、これに限らず、正八角形等の角筒形状にしてもよい。
本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造の要部の分解斜視図である。 図1に示される車両前部の衝撃吸収構造の要部の組付状態の横断面図(図1の2‐2線断面図)である。 図1に示される車両前部の衝撃吸収構造の要部の組付状態の縦断面図(図1の3‐3線断面図)である。 本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造の組付手順を示す説明図であり、第2のフロントバンパリインフォースを示す斜視図である。 本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造の組付手順を示す説明図であり、第2のフロントバンパリインフォースにクラッシュボックスが結合された状態を示す斜視図である。 図5の6‐6線に沿って切断した状態を示す横断面図である。 図5の7‐7線に沿って切断した状態を示す縦断面図である。 本実施形態に係る車両前部の衝撃吸収構造の組付手順を示す説明図であり、第2のフロントバンパリインフォースのサブアッセンブリが第1のフロントバンパリインフォースに結合された状態を示す斜視図である。 従来の車両前部の衝撃吸収構造の概略構成を示す衝突前後の平面図である。 従来の車両前部の衝撃吸収構造の概略構成を示す衝突前後の側面図である。
符号の説明
10 フロントバンパリインフォース
12 クラッシュボックス
14 第1のフロントバンパリインフォース
16 第2のフロントバンパリインフォース
18 切欠
20 横上フランジ部
22 縦フランジ部
24 横下フランジ部
30 クラッシュボックス延長部

Claims (2)

  1. 車両の前端部に車両幅方向を長手方向として配置された長尺状のフロントバンパリインフォースと、車両前部の両サイドに車両前後方向を長手方向として配置された左右一対のフロントサイドメンバと、各フロントサイドメンバの前端部とフロントバンパリインフォースの長手方向の端部付近との間に車両前後方向を長手方向として介在されて前面衝突時に所定値以上の衝突荷重が入力されることにより軸圧縮変形して衝突エネルギーを吸収する左右一対のクラッシュボックスと、を含んで構成された車両前部の衝撃吸収構造であって、
    前記フロントバンパリインフォースは、フロントバンパリインフォースの前部を構成する第1のフロントバンパリインフォースと、この第1のフロントバンパリインフォースに結合されると共にフロントバンパリインフォースの後部を構成しかつ長手方向の端部に形成された開口又は切欠の周縁部に第1のフロントバンパリインフォース側へ折り曲げられた複数のフランジ部を有する第2のフロントバンパリインフォースと、を備えており、
    前記クラッシュボックスは、第2のフロントバンパリインフォースの開口又は切欠から断面内方へ挿入されて前記複数のフランジ部に結合されるクラッシュボックス延長部を備えている、
    ことを特徴とする車両前部の衝撃吸収構造。
  2. 前記複数のフランジ部は、車両幅方向に略水平に配置された横フランジ部と、車両上下方向に略垂直に配置された縦フランジ部と、を含んで構成されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の車両前部の衝撃吸収構造。
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