JP2005270797A - 廃液処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 複数の廃液発生場所の廃液処理に共用可能にするとともに、設備の低コスト化及び廃液処理の低コストを可能にする。
【解決手段】 第1処理タンク11内に貯溜部から廃液を吸引回収して、この廃液を第1処理タンク11内のフィルタ16により油や固形残渣と水とに分離し、油や固形残渣はフィルタ16で捕捉され、水はフィルタ16を透過する。また、第2処理タンク11は第1処理タンク11で分離された水を吸引回収し、かつ分離水を一時的に一定量溜める構成になっており、第2処理タンク12内に分離水が一定量溜められると、第1処理タンク11への廃液の供給を一時的に停止するとともに第2処理タンク12内の分離水を処理タンク外へ排出する。そして、第2処理タンク12内の分離水レベルが下限レベルに達した時点で、上記の動作を繰り返し実行するように構成した。
【選択図】 図1
【解決手段】 第1処理タンク11内に貯溜部から廃液を吸引回収して、この廃液を第1処理タンク11内のフィルタ16により油や固形残渣と水とに分離し、油や固形残渣はフィルタ16で捕捉され、水はフィルタ16を透過する。また、第2処理タンク11は第1処理タンク11で分離された水を吸引回収し、かつ分離水を一時的に一定量溜める構成になっており、第2処理タンク12内に分離水が一定量溜められると、第1処理タンク11への廃液の供給を一時的に停止するとともに第2処理タンク12内の分離水を処理タンク外へ排出する。そして、第2処理タンク12内の分離水レベルが下限レベルに達した時点で、上記の動作を繰り返し実行するように構成した。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ピットやタンク等の貯溜部に溜められた油水や汚水、泥水等の廃液を回収する時に用いられる廃液処理装置に関し、さらに詳しくは、廃液中の油や固形残渣を分離回収できるようにするとともに分離した水を処理水として回収もしくは排水溝等へ排出できるようにした可搬式の廃液処理装置に関するものである。
従来、例えば、飲食店、旅館などの業務用の厨房から排出される雑排水或いは工場やガソリンスタンド等から排出される含油廃水の油水分離用処理装置は、含油廃水を溜める貯溜タンクと、含油廃水中の油分を吸着して油と水とに分離する吸着タンクを有し、この吸着タンクの底部と貯溜タンクの底部との間はパイプにより連結され、貯溜タンク内の含油廃水はパイプを通して吸着タンクに供給される。また、上記吸着タンク内は複数の開口を有する仕切り板によって上下方向に複数の空間に区画され、この各空間には含油廃水中の油分を吸着する油吸着材が装填されており、さらに、上記吸着タンクの底部には開閉弁を介して加圧空気供給ポンプが接続されている(例えば、特許文献1参照)。
このような油水分離用処理装置において、加圧空気供給ポンプから開閉弁を通して加圧空気が吸着タンクの底部内に供給されると、この加圧空気は含油廃水と混合され、この加圧空気との混合含油廃水が仕切り板の開口及び油吸着材を吸着タンクの底部から上端に向けて順次通過する間に含油廃水中の油分が油吸着材に吸着される。これにより分離された水は吸着タンクの上端からタンク外へ排出されるとともに、各油吸着材を通過した加圧空気は吸着タンクの上端から大気中に放出される。
特開平10−113655号公報
上記のような従来の油水分離用処理装置は定置方式であるため、含油廃水が排出される場所が変更されたりすると、その都度、油水分離用処理装置を変更場所に移設したり、新たな油水分離用処理装置を設置する必要がある。このため、油水分離用処理装置の設備費が嵩み、含油廃水の処理コストが上昇するという問題がある。
また、定置式の処理装置は含油廃水の発生場所と1対1の関係にあるため、含油廃水の発生場所には、含油廃水の排出量の多少に関わらず、処理装置が必ず設備されることになる。その結果、含油廃水の発生場所が複数ある場合は、これら発生場所毎に処理装置を設備する必要があり、処理装置の設備費が上昇し、含油廃水の処理コストも上昇するという問題がある。
本発明は、上記のような従来の問題を解決するためになされたもので、貯溜部に溜められた油水や汚水、泥水等の廃液を回収する時に用いる可搬式の廃液処理装置であって、回収した廃液を油や固形残渣と水とに分離するとともに分離した水を処理水として回収または排出可能にし、併せて、複数の廃液発生場所の廃液処理に共用可能にするとともに、設備の低コスト化及び廃液処理の低コストを可能にした廃液処理装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために本発明の廃液処理装置は、蓋部材により密閉可能にした移動可能な第1処理タンクと、蓋部材により密閉可能にした移動可能な第2処理タンクと、前記第1処理タンクの上部に一端が接続され他端が廃液を溜めた貯溜部内に挿通される廃液供給管と、前記第1処理タンク内に該第1処理タンク内が上下に区画されるように装脱可能に配設され前記廃液供給管を通して前記貯溜部から供給される廃液を油や固形残渣と水とに分離し、該油や固形残渣を捕捉するとともに分離した水が透過されるように構成されたフィルタと、前記第1処理タンクの下部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第1配管と、前記第1処理タンクの上部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第2配管と、前記第2処理タンクの上部に該第2処理タンクの内部と連通するように設けられ該第2処理タンク内のエアを吸引して排出するとともに前記第1処理タンクへの廃液の供給開始時に該第1処理タンク内のエアを排気することにより第1処理タンク内を負圧にして前記貯溜部から廃液を吸引し、かつ前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時点から前記フィルタを透過した分離水を前記第1配管を通して前記第2処理タンク内に吸引により流入させるバキューム手段と、前記第2処理タンクの下部に接続された排水管と、前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の上限レベルを検出して動作する第1液面スイッチと、前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の下限レベルを検出して動作する第2液面スイッチと、前記第2配管に設けられ、前記第1処理タンクへの廃液の供給開始時は開いて前記第1処理タンクと第2処理タンクとの間を連通状態に保持するとともに前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時点で閉状態となる開閉弁と、前記排水管に設けられた電磁開閉弁と、前記第1、第2液面スイッチのオン/オフ信号を基に前記バキューム手段及び前記電磁開閉弁を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の廃液処理装置は、蓋部材により密閉可能にした移動可能な第1処理タンクと、蓋部材により密閉可能にした移動可能な第2処理タンクと、前記第1処理タンクの上部に一端が接続され他端が廃液を溜めた貯溜部内に挿通される廃液供給管と、前記第1処理タンク内に該第1処理タンク内が上下に区画されるように装脱可能に配設され前記廃液供給管を通して前記貯溜部から供給される廃液を油や固形残渣と水とに分離し、該油や固形残渣を捕捉するとともに分離した水が透過されるように構成されたフィルタと、前記第1処理タンクの下部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第1配管と、前記第1処理タンクの上部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第2配管と、前記廃液供給管の途中に設けられ前記貯溜部の廃液を前記第1処理タンクに供給するとともに該廃液供給時に第1処理タンク内に発生する圧力で該第1処理タンク内のエア及び前記第2処理タンク内のエアを処理タンク外へ圧力開閉弁を介して排出(エア抜き)し、かつ前記第1処理タンク内に供給された廃液のレベルが上限レベルに達した時点から前記フィルタを透過した分離水を前記第1配管を通して前記第2処理タンク内に圧送する廃液供給ポンプと、前記第2処理タンクの下部に接続された排水管と、前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の上限レベルを検出して動作する第1液面スイッチと、前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の下限レベルを検出して動作する第2液面スイッチと、前記第2配管に設けられ、前記第1処理タンクへの廃液の供給開始時は開いて前記第1処理タンクと第2処理タンクとの間を連通状態に保持するとともに前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時点で閉状態となる開閉弁と、前記排水管に設けられた電磁開閉弁と、前記第1、第2液面スイッチのオン/オフ信号を基に前記廃液供給ポンプ及び前記電磁開閉弁を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明の廃液処理装置においては、制御手段により、廃液の処理開始と共に電磁開閉弁を閉状態に保持し、かつバキューム手段を起動して第2処理タンク内のエアが吸引により排出されるように制御し、さらに開閉弁を通して第1処理タンク内の残留エアが吸引により排出されるように制御する。この状態で第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時に開閉弁を閉じてバキューム手段の吸引作用によりフィルタを透過した分離水を第1配管を通して第2処理タンク内に流入させる。そして、第2処理タンク内に流入した分離水のレベルが上限レベルに達して第1液面スイッチが動作した時の信号を基に電磁開閉弁を開状態に切り替え制御して第2処理タンク内の分離水を排水管を通して排出し、さらに分離水の排出に伴い第2処理タンク内の分離水のレベルが下限レベルに達して第2液面スイッチが動作した時の信号を基に電磁開閉弁を閉状態に切り替え制御する。以上の動作を繰り返し実行することにより、第1処理タンクで廃液から油や固形残渣を分離回収すると同時に第1処理タンクで分離した水を第2処理タンクで処理水として回収または下水溝等へ排出する。
これにより、貯溜部に溜められた廃液を第1処理タンクに供給して、バキュームの吸引作用により、廃液から油や固形残渣を分離回収できるとともに、分離した水をバキュームの吸引作用で第2処理タンクに回収し、処理水として排水溝等へ排出することができるから、この発明にかかる廃液処理装置を貯溜部に溜められた廃液を回収するための廃液用掃除機として機能させることができると共に、廃液処理装置は可搬式であるため、複数の廃液発生場所の廃液処理に共用でき、これに伴い、設備の低コスト化及び廃液処理の低コストが可能になる。
また、本発明の廃液処理装置においては、制御手段により、廃液の処理開始と共に電磁開閉弁を閉状態に保持し、かつ廃液供給ポンプを起動して貯溜部の廃液が第1処理タンクに供給されるように制御するとともに該廃液供給時に第1処理タンク内に発生する圧力で該第1処理タンク内のエア及び前記第2処理タンク内のエアが処理タンク外へ圧力開閉弁を介して排出(エア抜き)されるように制御する。この状態で第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時に開閉弁を閉じ、この状態で第1処理タンク内に発生する加圧力によりフィルタを透過した分離水を第1配管を通して第2処理タンク内に圧送する。そして、第2処理タンク内に圧送された分離水のレベルが上限レベルに達して第1液面スイッチが動作した時の信号を基に電磁開閉弁を開状態に切り替え制御して第2処理タンク内の分離水を排水管を通して排出し、さらに分離水の排出に伴い第2処理タンク内の分離水のレベルが下限レベルに達して第2液面スイッチが動作した時の信号を基に電磁開閉弁を閉状態に切り替え制御する。以上の動作を繰り返し実行することにより、第1処理タンクで廃液から油や固形残渣を分離回収すると同時に第1処理タンクで分離した水を第2処理タンクで処理水として回収または下水溝等へ排出する。
これにより、貯溜部に溜められた廃液を第1処理タンクに供給して、廃液供給ポンプによる加圧作用で、廃液から油や固形残渣を分離回収できるとともに、分離した水を廃液供給ポンプによる加圧作用で第2処理タンクで回収し、処理水として排水溝等へ排出することができるから、この発明にかかる廃液処理装置を貯溜部に溜められた廃液を回収するための廃液用掃除機として機能させることができると共に、廃液処理装置は可搬式であるため、複数の廃液発生場所の廃液処理に共用でき、これに伴い、設備の低コスト化及び廃液処理の低コストが可能になる。
本発明における最良の実施の形態について図面を参照して説明する。本発明の最良の形態は、可搬式密閉2槽型の廃液処理装置であって、可搬式で、かつ密閉型の第1処理タンク及び第2処理タンクを備え、第1処理タンク内に貯溜部から廃液を吸引回収して、この廃液を第1処理タンク内のフィルタにより油や固形残渣と水とに分離する。このうち、油や固形残渣はフィルタで捕捉され、水はフィルタを透過する。また、第2処理タンクは第1処理タンクで分離された水を吸引回収し、かつ分離水を一時的に一定量溜める構成になっており、第2処理タンク内に分離水が一定量溜められると、第1処理タンクへの廃液の供給を一時的に停止するとともに第2処理タンク内の分離水を処理タンク外へ排出する。そして、第1処理タンク内の分離水レベルが下限レベルに達した時点で、上記の動作を繰り返し実行する。
これにより、回収した廃液を油や固形残渣と水とに分離するとともに分離した水を処理水として回収または排出可能にし、併せて、可搬式の廃液処理装置を複数の廃液発生場所の廃液処理に共用可能にするとともに、設備の低コスト化及び廃液処理の低コストを可能にする。
図1は、本発明における廃液処理装置の一例を示す全体の概略構成図である。
図1において、可搬式密閉2槽型の廃液処理装置10は、所望体積(例えば、20リッター程度)の第1処理タンク11と第2処理タンク12を備え、この第1処理タンク11と第2処理タンク12は、第1処理タンク11を下層に、第2処理タンク12を上層に配置した上下2段に積重された構成になっている。
図1において、可搬式密閉2槽型の廃液処理装置10は、所望体積(例えば、20リッター程度)の第1処理タンク11と第2処理タンク12を備え、この第1処理タンク11と第2処理タンク12は、第1処理タンク11を下層に、第2処理タンク12を上層に配置した上下2段に積重された構成になっている。
前記第1処理タンク11の上面は開口され、この上面開口11aは、シール材を介して着脱可能な蓋部材111により密閉可能に構成され、さらに、第1処理タンク11の底部下面には、第2処理タンク12を含めた第1処理タンク11を独立して移動するための複数のキャスタ−112が設けられている。
前記第1処理タンク11の上部側壁には廃液供給管13の一端が接続され、この廃液供給管13の他端は、油水や汚水、泥水等の廃液を溜めたピットまたはタンクなどの貯溜部14内に挿入されている。
また、前記第1処理タンク11内にはフィルタ16が第1処理タンク11内を上下に区画するように配置されている。このフィルタ16は、廃液供給管13により供給される廃液を油や固形残渣と水とに分離するもので、この分離した油や固形残渣はフィルタ16で捕捉され、また分離した水はフィルタ16を透過して第1処理タンク11内の下部に貯溜されるように構成されている。
また、前記フィルタ16は、第1処理タンク11に対して、その開口11aから装脱可能に装着されるバケット17に交換可能に装着されている。また、前記フィルタ16には油吸着マットなどの親油性布、泥や砂などの固体残渣を有効に捕捉し得るフェルトなどのフィルタ材などが使用される。
前記第2処理タンク12の上面は、第1処理タンク11と同様に開口され、この上面開口12aは、シール材を介して着脱可能な蓋部材121により密閉可能に構成されている。また、第2処理タンク12の上部側壁には、第2処理タンク12内のエアを吸引して排出するとともに第1処理タンク11への廃液の供給開始時に第1処理タンク11内のエアを吸引排気することにより第1処理タンク内を負圧にして、該負圧による吸引作用で貯溜部14から廃液供給管13を介して第1処理タンク11へ廃液を供給できるようにし、さらに、第1処理タンク11内の下部に貯溜された分離水を第2処理タンク12内に吸引により流入させるバキューム手段18が接続されている。
前記第1処理タンク11の下部と前記第2処理タンク12の上部との間は第1配管19により互いに連通されるように接続され、さらに、前記第1処理タンク11の上部と前記第2処理タンク12の上部との間は第2配管20により互いに連通されるように接続されており、この第2配管20の途中には電磁式開閉弁21が設けられている。また、前記第2処理タンク12の下部側壁には排水管22の一端か接続され、この排水管22の他端は排水溝等に接続されるように構成されている。また、前記排水管22の途中には電磁開閉弁23が設けられている。
前記第2処理タンク12内には、これに貯溜される処理水の上限レベルを検出して動作するフロート式の第1液面スイッチ24と、第2処理タンク12内に貯溜される処理水の下限レベルを検出して動作するフロート式の第2液面スイッチ25がそれぞれ設けられている。また、前記第1処理タンク11内には、廃液の上限レベルを検出して動作するフロート式の第3液面スイッチ26が設けられている。
また、図1において、27は前記第1、第2及び第3液面スイッチ24,25,26のオン/オフ信号に基づいて前記バキューム手段18、電磁式開閉弁21及び電磁開閉弁23を制御する制御手段である。
次に、上のように構成された本実施例1の動作について説明する。
まず、廃液処理装置10を廃液発生場所に設けた貯溜部14に近傍に移動して図1に示すように設置する。かかる状態において、制御手段27により、廃液の処理開始と共に電磁開閉弁23を閉状態に、また電磁式開閉弁21を開状態に制御し、バキューム手段18を起動する。
まず、廃液処理装置10を廃液発生場所に設けた貯溜部14に近傍に移動して図1に示すように設置する。かかる状態において、制御手段27により、廃液の処理開始と共に電磁開閉弁23を閉状態に、また電磁式開閉弁21を開状態に制御し、バキューム手段18を起動する。
バキューム手段18が起動されると、第2処理タンク12内のエアがバキューム手段18の吸引作用により大気に排出するとともに、開状態にある電磁式開閉弁21及び第2配管20を通して第1処理タンク11内の残留エアもバキューム手段18の吸引作用により大気へ排出される。この状態で、バキューム手段18の吸引で第1処理タンク11内が負圧になると、貯溜部14の廃液Aは吸引されて第1処理タンク11内に流入する。そして、第1処理タンク11内に流入された廃液Aのレベルが上限レベルL1に達することにより第3液面スイッチ26が動作すると、この第3液面スイッチ26のオン信号を受けた制御手段27は電磁式開閉弁21を閉状態に制御する。これにより、第2配管20を通して第1処理タンク11内のエアの吸引が停止される。これに伴い、バキューム手段18の吸引作用で第1処理タンク11内の下部に貯溜された分離水が第1配管19を通して第2処理タンク12内に流入されると同時に、フィルタ16の上部側にある廃液中の水はフィルタ16を透過して第1処理タンク11内の下部に貯溜され、かつ廃液中の油や固形残渣はフィルタ16で捕捉され分離される。
一方、第2処理タンク12内に流入した分離水Bのレベルが上限レベルL3に達することにより第1液面スイッチ24が動作すると、この第1液面スイッチ24のオン信号を受けた制御手段27はバキューム手段18を停止して電磁開閉弁23を開状態に切り替え制御して、第2処理タンク12内の分離水を排水管22を通して排水溝等へ排出する。その後、分離水の排出に伴い第2処理タンク12内の分離水Bのレベルが下限レベルL2(L3>L2)に達することにより第2液面スイッチ25が動作すると、この第2液面スイッチ25のオン信号を受けた制御手段27は電磁開閉弁23を閉状態に切り替え制御する。
以上の動作を繰り返し実行することにより、第1処理タンク11で廃液から油や固形残渣を分離回収すると同時に第1処理タンク11で分離した水を第2処理タンク12で処理水として回収し、または排水溝等へ排出する。
このような本実施例1によれば、貯溜部14に溜められた廃液Aを第1処理タンク11に供給して、バキューム手段18の吸引作用により、廃液から油や固形残渣を分離回収できるとともに分離した水をバキューム手段18の吸引作用により第2処理タンク12で回収し、処理水として排水溝等へ排出できるから、廃液処理装置10を貯溜部14に溜められた廃液を回収するための廃液用掃除機として機能させることができるとともに、廃液処理装置10は可搬可能であるため、複数の廃液発生場所の廃液処理に共用することができ、これにより、設備の低コスト化及び廃液処理の低コストが可能になる。
図2は、本発明にかかる廃液処理装置の他の実施例を示す全体の概略構成図である。この図2において、図1と同一の構成要素には同一符号付してその構成説明を省略し、図1と異なる部分を重点に述べる。
この実施例2において、図1と異なる点は、バキューム手段18に代えて、貯溜部14から第1処理タンク11への廃液の供給及び第1処理タンク11での油や固形残渣と水との分離及び第2処理タンク12での分離水の回収に廃液供給ポンプ15を利用したところにある。
すなわち、図2から明らかなように、廃液供給ポンプ15を廃液供給管13の途中に介在して設ける。この廃液供給ポンプ15は、貯溜部14の廃液Aを第1処理タンク11内にその上部から供給するとともに、廃液Aの供給時に第1処理タンク11内に発生する圧力で第1処理タンク11内のエア及び第2処理タンク12内のエアを第2処理タンク12の蓋部材121に設けた圧力開閉弁28を介して処理タンク外へ排出(エア抜き)し、かつ第1処理タンク11内に供給された廃液のレベルが上限レベルに達した時点から、廃液供給ポンプ15による加圧作用でフィルタ16を透過した分離水を第1配管19を通して第2処理タンク12内に圧送するように構成されている。
次に、上のように構成された本実施例2の動作について説明する。
まず、廃液処理装置10を廃液発生場所に設けた貯溜部14に近傍に移動して図2に示すように設置する。かかる状態において、制御手段27により、廃液Aの処理開始と共に電磁開閉弁23を閉状態に、また電磁式開閉弁21を開状態に制御し、廃液供給ポンプ15を起動する。廃液供給ポンプ15が起動されると貯溜部14の廃液Aは廃液供給13を介して汲み上げられて第1処理タンク11内に流入する。この時、密閉された第1処理タンク11内は廃液Aの流入によって加圧状態に保持されるため、この加圧作用により、第1処理タンク11内のエアは開状態にある電磁式開閉弁21及び第2配管20を通して第2処理タンク12へ送り出されるとともに第2処理タンク12内のエアは圧力開閉弁28を通してり大気に排出(エア抜き)される。その後、第1処理タンク11内に流入された廃液Aのレベルが上限レベルL1に達することにより第3液面スイッチ26が動作すると、この第3液面スイッチ26のオン信号を受けた制御手段27は電磁式開閉弁21を閉状態に制御する。これにより、廃液供給ポンプ15による加圧作用で、フィルタ16の上部側にある廃液中の水はフィルタ16を透過して第1処理タンク11内の下部に貯溜されると同時に、第1処理タンク11内の下部に貯溜された分離水は第1配管19を通して第2処理タンク12内に圧送される。
まず、廃液処理装置10を廃液発生場所に設けた貯溜部14に近傍に移動して図2に示すように設置する。かかる状態において、制御手段27により、廃液Aの処理開始と共に電磁開閉弁23を閉状態に、また電磁式開閉弁21を開状態に制御し、廃液供給ポンプ15を起動する。廃液供給ポンプ15が起動されると貯溜部14の廃液Aは廃液供給13を介して汲み上げられて第1処理タンク11内に流入する。この時、密閉された第1処理タンク11内は廃液Aの流入によって加圧状態に保持されるため、この加圧作用により、第1処理タンク11内のエアは開状態にある電磁式開閉弁21及び第2配管20を通して第2処理タンク12へ送り出されるとともに第2処理タンク12内のエアは圧力開閉弁28を通してり大気に排出(エア抜き)される。その後、第1処理タンク11内に流入された廃液Aのレベルが上限レベルL1に達することにより第3液面スイッチ26が動作すると、この第3液面スイッチ26のオン信号を受けた制御手段27は電磁式開閉弁21を閉状態に制御する。これにより、廃液供給ポンプ15による加圧作用で、フィルタ16の上部側にある廃液中の水はフィルタ16を透過して第1処理タンク11内の下部に貯溜されると同時に、第1処理タンク11内の下部に貯溜された分離水は第1配管19を通して第2処理タンク12内に圧送される。
一方、第2処理タンク12内に圧送された分離水Bのレベルが上限レベルL3に達することにより第1液面スイッチ24が動作すると、この第1液面スイッチ24のオン信号を受けた制御手段27は電磁開閉弁23を開状態に切り替え制御し、第2処理タンク12内の分離水を排水管22を通して排水溝等へ排出する。その後、分離水の排出に伴い第2処理タンク12内の分離水Bのレベルが下限レベルL2(L3>L2)に達することにより第2液面スイッチ25が動作すると、この第2液面スイッチ25のオン信号を受けた制御手段27は電磁開閉弁23を閉状態に切り替え廃液供給ポンプ15を停止するように制御する。
以上の動作を繰り返し実行することにより、第1処理タンク11で廃液から油や固形残渣を分離回収すると同時に第1処理タンク11で分離した水を第2処理タンク12で処理水として回収し、または排水溝等へ排出する。
このような本実施例2によれば、貯溜部14に溜められた廃液を廃液供給により第1処理タンク11に供給するとともに、この廃液供給ポンプ15による加圧作用により、第1処理タンク11で廃液から油や固形残渣を分離回収できるとともに分離した水を廃液供給ポンプ15の加圧作用により第2処理タンク12で回収し、処理水として排水溝等へ排出できるから、廃液処理装置10を貯溜部14に溜められた廃液を回収するための廃液用掃除機として機能させることができるとともに、廃液処理装置10は可搬可能であるため、複数の廃液発生場所の廃液処理に共用することができ、これにより、設備の低コスト化及び廃液処理の低コストが可能になる。
図3は、本発明にかかる廃液処理装置の更に他の実施例を示す全体の概略構成図である。
この実施例3において、図1と同一の構成要素には同一符号付してその構成説明を省略し、図1と異なる部分を重点に述べる。
この実施例3において、図1と同一の構成要素には同一符号付してその構成説明を省略し、図1と異なる部分を重点に述べる。
図3において、図1と異なる点は、第1処理タンク11と第2処理タンク12とを水平方向に並べて貯溜部14の近傍個所に配置したところにあり、これに伴い、第1処理タンク11と第2処理タンク12の両方の底部下面にキャスター112および122をそれぞれ設け、各処理タンク11,12がそれぞれ独立して移動し得るようにしたところにある。
このような実施例3においても上記実施例1と同様な作用効果が得られる。
このような実施例3においても上記実施例1と同様な作用効果が得られる。
なお、上記実施例では、第2配管20の途中に設けられる開閉弁を電磁式開閉弁21で構成した場合について説明したが、本発明はこれに限らず、第1処理タンク11内の廃液レベルが上限レベル未満の時に開動作し、廃液レベルが上限レベル以上の時に閉動作するフロート式開閉弁で構成してもよい。
また、本発明における第1処理タンク11と第2処理タンク12との位置関係は、上記図1及び図2に示す場合と逆にキャスター付の第2処理タンク12が下層に、キャスターのない第1処理タンク11が上層に位置するように配置してもよい。
また、図3に示す実施例において、図2に示す場合と同様に、バキューム手段18に代えて廃液供給ポンプ15を用いる構成にしてもよい。
10……廃液処理装置、11……第1処理タンク、111……蓋部材、12……第2処理タンク、121……蓋部材、13……廃液供給管、14……貯溜部、15……廃液供給ポンプ、16……フィルタ、18……バキューム手段、19……第1配管、20……第2配管、21……電磁式開閉弁、22……排水管、23……電磁開閉弁、24……第1液面スイッチ、25……第2液面スイッチ、26……第3液面スイッチ、27……制御手段、28圧力開閉弁。
Claims (11)
- 蓋部材により密閉可能にした移動可能な第1処理タンクと、
蓋部材により密閉可能にした移動可能な第2処理タンクと、
前記第1処理タンクの上部に一端が接続され他端が廃液を溜めた貯溜部内に挿通される廃液供給管と、
前記第1処理タンク内に該第1処理タンク内が上下に区画されるように装脱可能に配設され前記廃液供給管を通して前記貯溜部から供給される廃液を油や固形残渣と水とに分離し、該油や固形残渣を捕捉するとともに分離した水が透過されるように構成されたフィルタと、
前記第1処理タンクの下部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第1配管と、
前記第1処理タンクの上部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第2配管と、
前記第2処理タンクの上部に該第2処理タンクの内部と連通するように設けられ該第2処理タンク内のエアを吸引して排出するとともに前記第1処理タンクへの廃液の供給開始時に該第1処理タンク内のエアを排気することにより第1処理タンク内を負圧にして前記貯溜部から廃液を吸引し、かつ前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時点から前記フィルタを透過した分離水を前記第1配管を通して前記第2処理タンク内に吸引により流入させるバキューム手段と、
前記第2処理タンクの下部に接続された排水管と、
前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の上限レベルを検出して動作する第1液面スイッチと、
前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の下限レベルを検出して動作する第2液面スイッチと、
前記第2配管に設けられ、前記第1処理タンクへの廃液の供給開始時は開いて前記第1処理タンクと第2処理タンクとの間を連通状態に保持するとともに前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時点で閉状態となる開閉弁と、
前記排水管に設けられた電磁開閉弁と、
前記第1、第2液面スイッチのオン/オフ信号を基に前記バキューム手段及び前記電磁開閉弁を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする廃液処理装置。 - 前記開閉弁は、前記第1処理タンク内の廃液レベルが上限レベル未満の時に開動作し、かつ廃液レベルが上限レベル以上の時に閉動作するフロート式開閉弁であることを特徴とする請求項1記載の廃液処理装置。
- 前記制御手段は、廃液の処理開始と共に前記電磁開閉弁を閉状態に保持し、かつ前記バキューム手段を起動して前記第2処理タンク内のエアが吸引により大気に排出されるように制御し、かつ前記開閉弁を通して前記第1処理タンク内の残留エアが吸引により大気に排出されるように制御するとともに前記第1処理タンク内を前記バキューム手段の吸引作用で負圧にして前記貯溜部から廃液を第1処理タンクに供給し、かかる状態で前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時に前記開閉弁を閉じて前記バキューム手段の吸引作用により前記フィルタを透過した分離水を前記第1配管を通して前記第2処理タンク内に流入させ、さらに前記第2処理タンク内に流入した分離水のレベルが上限レベルに達して前記第1液面スイッチが動作した時の信号を基に前記電磁開閉弁を開状態に切り替え制御して前記第2処理タンク内の分離水を前記排水管を通して排出し、かつ前記分離水の排出に伴い前記第2処理タンク内の分離水のレベルが下限レベルに達して前記第2液面スイッチが動作した時の信号を基に前記電磁開閉弁を閉状態に切り替え制御するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の廃液処理装置。
- 前記開閉弁は電磁式開閉弁からなり、前記第1処理タンク内に廃液の上限レベルを検出して動作する第3液面スイッチを設け、前記第3液面スイッチのオン/オフ信号は前記制御手段に取り込まれるように構成され、この制御手段は廃液レベルが上限レベル未満の時の前記第3液面スイッチからのオフ信号を受けて前記電磁式開閉弁を開状態に制御し、かつ廃液レベルが上限レベルに達して前記第3液面スイッチが動作した時の信号を基に前記電磁式開閉弁を閉状態に切り替え制御するように構成されていることを特徴とする請求項1記載の廃液処理装置。
- 前記第1及び第2処理タンクの少なくとも一方の底部下面に該処理タンクが独立して移動できる複数のキャスタ−が設けられていることを特徴とする請求項1記載の廃液処理装置。
- 前記第1処理タンクと第2処理タンクは互いに上下に積重されていることを特徴とする請求項1または5記載の廃液処理装置。
- 蓋部材により密閉可能にした移動可能な第1処理タンクと、
蓋部材により密閉可能にした移動可能な第2処理タンクと、
前記第1処理タンクの上部に一端が接続され他端が廃液を溜めた貯溜部内に挿通される廃液供給管と、
前記第1処理タンク内に該第1処理タンク内が上下に区画されるように装脱可能に配設され前記廃液供給管を通して前記貯溜部から供給される廃液を油や固形残渣と水とに分離し、該油や固形残渣を捕捉するとともに分離した水が透過されるように構成されたフィルタと、
前記第1処理タンクの下部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第1配管と、
前記第1処理タンクの上部と前記第2処理タンクの上部とが互いに連通されるように設けられた第2配管と、
前記廃液供給管の途中に設けられ前記貯溜部の廃液を前記第1処理タンクに供給するとともに該廃液供給時に第1処理タンク内に発生する圧力で該第1処理タンク内のエア及び前記第2処理タンク内のエアを処理タンク外へ排出し、かつ前記第1処理タンク内に供給された廃液のレベルが上限レベルに達した時点から前記フィルタを透過した分離水を前記第1配管を通して前記第2処理タンク内に圧送する廃液供給ポンプと、
前記第2処理タンクの下部に接続された排水管と、
前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の上限レベルを検出して動作する第1液面スイッチと、
前記第2処理タンク内に貯溜される処理水の下限レベルを検出して動作する第2液面スイッチと、
前記第2配管に設けられ、前記第1処理タンクへの廃液の供給開始時は開いて前記第1処理タンクと第2処理タンクとの間を連通状態に保持するとともに前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時点で閉状態となる開閉弁と、
前記排水管に設けられた電磁開閉弁と、
前記第1、第2液面スイッチのオン/オフ信号を基に前記廃液供給ポンプ及び前記電磁開閉弁を制御する制御手段と、
を備えることを特徴とする廃液処理装置。 - 前記制御手段は、廃液の処理開始と共に前記電磁開閉弁を閉状態に保持し、かつ前記廃液供給ポンプを起動して貯溜部の廃液が前記第1処理タンクに供給されるように制御するとともに該廃液供給時に第1処理タンク内に発生する圧力で該第1処理タンク内のエア及び前記第2処理タンク内のエアが処理タンク外へ圧力開閉弁を介して排出(エア抜き)されるように制御し、かかる状態で前記第1処理タンク内に流入された廃液のレベルが上限レベルに達した時に前記開閉弁を閉じ、この時前記第1処理タンク内に発生する加圧力で前記フィルタを透過した分離水を前記第1配管を通して前記第2処理タンク内に圧送し、さらに前記第2処理タンク内に圧送された分離水のレベルが上限レベルに達して前記第1液面スイッチが動作した時の信号を基に前記電磁開閉弁を開状態に切り替え制御して前記第2処理タンク内の分離水を前記排水管を通して排出し、かつ前記分離水の排出に伴い前記第2処理タンク内の分離水のレベルが下限レベルに達して前記第2液面スイッチが動作した時の信号を基に前記電磁開閉弁を閉状態に切り替え制御するように構成されていることを特徴とする請求項7記載の廃液処理装置。
- 前記開閉弁は電磁式開閉弁からなり、前記第1処理タンク内に廃液の上限レベルを検出して動作する第3液面スイッチを設け、前記第3液面スイッチのオン/オフ信号は前記制御手段に取り込まれるように構成され、この制御手段は廃液レベルが上限レベル未満の時の前記第3液面スイッチからのオフ信号を受けて前記電磁式開閉弁を開状態に制御し、かつ廃液レベルが上限レベルに達して前記第3液面スイッチが動作した時の信号を基に前記電磁式開閉弁を閉状態に切り替え制御するように構成されていることを特徴とする請求項7記載の廃液処理装置。
- 前記第1及び第2処理タンクの少なくとも一方の底部下面に該処理タンクが独立して移動できる複数のキャスタ−が設けられていることを特徴とする請求項7記載の廃液処理装置。
- 前記第1処理タンクと第2処理タンクは互いに上下に積重されていることを特徴とする請求項7または10記載の廃液処理装置。
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JP2008264647A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Koshin Denki Kogyo Kk | 残渣除去装置 |
WO2013191245A1 (ja) * | 2012-06-21 | 2013-12-27 | 環境ソリューションズ株式会社 | 濁水処理システムおよび濁水処理方法 |
CN110534221A (zh) * | 2019-09-06 | 2019-12-03 | 长江勘测规划设计研究有限责任公司 | 地下核电站移动式废液处理系统 |
JP7437246B2 (ja) | 2020-06-23 | 2024-02-22 | エア・ウォーター株式会社 | 排水処理装置 |
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2004
- 2004-03-24 JP JP2004087519A patent/JP2005270797A/ja active Pending
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