JP2005270174A - 食器洗い機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 給湯器から供給された洗浄水の温度が低い場合でも洗浄時間を長くする事なく、更には給湯器から供給される洗浄水を最大限に有効に利用することができる食器洗い機を提供することにある。
【解決手段】 本発明では、供給された洗浄水の水量と洗浄時間と目標洗浄水温度と温水ヒータの発熱量とから、洗浄時間内に洗浄工程の設定温度に達する事ができる供給水の下限温度を計算し、その下限温度を滞留水排水設定温度とし、供給された洗浄水の温度が滞留水排水設定温度以下であれば、供給され洗浄漕に貯まった洗浄水を排水し洗浄水を再度洗浄漕に貯める。
【選択図】 図5

Description

本発明は、給湯器から供給された洗浄水をヒータで加熱しながら食器へ吐水して洗浄を行う食器洗い器に係わり、特に、節水性能を向上させつつ洗浄時間を短くすることが可能な食器洗い機に関する発明である。
従来の食器洗い機は、洗浄室内に外部の給湯器から湯を導入するか、あるいは水道から洗浄水を導入して洗浄室底部に貯留し、食器の洗浄に最適な温度になるまで洗浄水をヒータにより加熱しながら洗浄ポンプを作動させて貯留した洗浄水を吸引しノズルから洗浄水を勢いよく噴射して洗浄室内に収容した食器類を洗浄し、最後に温風を吹き付けて食器類を乾燥するという構成のものが知られている。
食器洗い機においては、給湯器から供給された洗浄水が給水口から供給され洗浄室内底部に溜められた後に、温水ヒータで加熱されつつ洗浄、すすぎに用いられる。図10は、従来の実施形態の循環動作のタイムチャート1である。図10に示すように洗浄工程においては、洗浄室内底部に一定量の洗浄水が貯まると、その貯めた洗浄水を温水ヒータで加熱しかつ循環/排水ポンプを循環動作させ、溜めた洗浄水を圧送してノズルから食器へ向けて噴射し、食器洗浄を行う。食器洗浄後の洗浄水は再び洗浄室内底部に溜まり、ノズルから噴射することを繰り返す。洗浄水の温度が目標洗浄水温度(例えば50℃)に達しかつ循環動作が所定の洗浄時間を経過すると、循環/排水ポンプを一旦停止し、引き続き循環/排水ポンプを排水動作させ洗浄水が洗浄室外に排出され洗浄工程は終了する。ところで、家庭によって配管経路が長く、給湯器より出たお湯の温度が配管経路の中で低下してしまっている場合があり、供給された筈のお湯は、実は水道水と同じ水温になってしまっていることが多い。つまり、給湯配管内には冷たくなった配管滞留水が溜まってしまっていることが多い。図11の従来の実施形態の循環動作のタイムチャート2に示すように、給湯器から供給された洗浄水の温度が低い場合は、温水ヒータを最大出力で加熱しながら洗浄しても目標洗浄水温度に到達するまでに時間がかかり、洗浄時間が長くなってしまう問題がある。そこで給湯器から供給された洗浄水の温度が滞留水排水設定温度より低い場合は、一旦供給水を排水し、再度給湯器から給湯する。図10に示すように、滞留水排水設定温度を、例えば35℃とすれば、循環動作開始時の洗浄水の温度は滞留水排水設定温度である35℃以上となり、温水ヒータを最大出力で加熱しながら洗浄を行えば、所望の洗浄時間内に洗浄が完了する。
ところで、図12の従来の実施形態の循環動作のタイムチャート3と、図13の従来の実施形態の循環動作のタイムチャート4は、洗浄水の水量を減らして食器洗浄を行う節水コースなどにより図10の場合よりも洗浄水の水量を少なくした場合である。図12に示すように滞留水排水設定温度を35℃とした場合も、図13に示すように滞留水排水設定温度を30℃とした場合も、洗浄時間内に洗浄水の温度は目標洗浄水温度に達する事ができる。これは、洗浄水の水量が図10の場合よりも少ないために、洗浄水の温度の上昇が早くなるからである。しかしながら、従来の食器洗い機では滞留水排水設定温度を、例えば35℃に固定としているため、供給された洗浄水の温度がより低い例えば30℃であっても一旦供給水を排水し、再度給湯器から給湯しており、水を無駄に捨てていた。
また、図14の従来の実施形態の循環動作のタイムチャート5と、図15の従来の実施形態の循環動作のタイムチャート6は、より高温の洗浄水の温度で食器洗浄を行う念入りコースなどにより図10の場合よりも目標洗浄水温度を高くした場合である。図14に示すように滞留水排水設定温度を35℃とした場合は、温水ヒータを最大出力で加熱しながら洗浄しても洗浄時間内に目標洗浄水温度57℃に達する事ができない。この場合の57℃は油系の汚れを素早く溶かす温度50℃にマージンを持たせた温度に設定している。しかし、図15に示すように滞留水排水設定温度を38℃とすれば、温水ヒータを最大出力で加熱しながら洗浄すれば洗浄時間内に目標洗浄水温度に到達する事ができ、所望の洗浄時間内に洗浄が完了する。これにより、従来の食器洗い機では、温水ヒータの能力を考慮していなく、滞留水排水設定温度を、例えば35℃に固定としているため、供給された洗浄水の温度が低い36℃程度であっても一旦供給水を排水し、再度給湯器から給湯すること無く循環動作を開始するため、所望の洗浄時間内に洗浄を完了することができなかった。
また、洗浄コースによって洗浄時間も異なる。洗浄時間が長ければ、滞留水排水設定温度を低くしても、洗浄時間内に洗浄水の温度は目標洗浄水温度に達する事ができる。しかしながら、従来の食器洗い機では滞留水排水設定温度を固定としているため、供給された洗浄水の温度がより低いながらも、洗浄時間内に洗浄水の温度が目標洗浄水温度に達する事ができる場合であっても、一旦供給水を排水し、再度給湯器から給湯しており、水を無駄に捨てていた。
従来の食器洗い機は以上のように構成されており、給湯器から供給された洗浄水の温度が、洗浄水の水量、目標洗浄水温度、あるいは洗浄時間とは関係なく、固定された所定温度以下の時は洗浄水を一旦排水し、再度給湯器から給湯していた。このため、供給された洗浄水の温度によっては洗浄時間内に洗浄水が目標洗浄水温度に到達できる場合でも排水をしており水を無駄に捨てているという問題があった。また、供給された洗浄水の温度が低すぎるまま循環動作を開始し、洗浄時間が長くなってしまう問題があった。
これを解決するために従来の食器洗い器では、給湯器に接続可能で、該給湯器から供給される洗浄水により被洗浄食器を予洗い及び本洗いするものにおいて、その供給された洗浄水の温度を検知する温度検知手段を具えると共に、その検知結果から、供給された洗浄水の温度が所定値未満であると判断されるうちは、その洗浄水の供給と排出とを繰返し、それを所定回数繰返したとき又は供給された洗浄水の温度が所定値以上であると判断されたときに、予洗い行程に移行する制御をする制御手段を具えたことを特徴とする食器洗浄機というものがある。この方法であれば、供給された洗浄水の温度が所定値未満の場合に予洗い工程を行うことで、洗浄水を無駄に捨てなくすることはできる。しかしながら、予洗い工程を行う時間だけ洗浄時間が延びてしまうという問題があった。(例えば、特許文献1参照。)
また、食器類を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽に給水する給水手段と、前記洗浄槽内の洗浄水を食器類に向けて噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄槽内の洗浄水を洗浄ノズルに送り込む洗浄ポンプと、前記洗浄ポンプを駆動するモータと、前記洗浄槽内の洗浄水を加熱する加熱手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水温を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段により検知した水温を記憶する記憶手段と、洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段と、前記食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の逐次動作を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、洗浄行程とすすぎ行程開始から所定時間経過後に前記温度検知手段により前記洗浄槽内の水温を検知するとともに前記記憶手段に記憶し、次回運転時には、前記記憶手段に記憶された洗浄行程とすすぎ行程の水温の差の絶対値をとり、所定温度以上の場合は予洗い行程を追加するようにした食器洗い機というものがある。この方法であれば、前記記憶手段に記憶された洗浄行程とすすぎ行程の水温の差の絶対値が所定温度以上であれば、給水初期に供給された洗浄水は給湯設備の無効水つまり配管滞留水であると判断でき、その洗浄水を利用した予洗い行程を追加することで、洗浄水を無駄に捨てなくすることはできる。しかしながら、予洗い工程を行う時間だけ洗浄時間が延びてしまうという問題があった。(例えば、特許文献2参照。)
また、食器類を収納する洗浄槽と、前記洗浄槽に給水する給水手段と、洗浄水を食器類に向けて噴出する洗浄ノズルと、前記洗浄槽に溜められた洗浄水を洗浄ノズルに送り込む洗浄手段と、前記洗浄槽内の洗浄水の水位を検知する水位検知手段と、前記洗浄槽内の洗浄水を洗浄槽外に排出する排水手段と、洗浄水を加熱する加熱手段と、洗浄水の水温を検知する温度検知手段と、前記温度検知手段により検知した水温を記憶する記憶手段と、前記食器類の洗浄、すすぎ、乾燥行程の一連の動作を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、初期の給水開始から所定時間後に洗浄槽内の第1の水温を前記温度検知手段により検知し、さらに、前記水位検知手段により洗浄水位検知後から所定時間後に、洗浄槽内の第2の水温を前記温度検知手段により検知し、この第1の水温、第2の水温間の温度上昇値が所定値より低い場合は洗浄槽内の洗浄水を排水し、再度給水を行うようにした食器洗い機というものがある。この方法であれば、第1の水温、第2の水温間の温度上昇値が所定値よりも低い場合は、給水された洗浄水がまだ配管滞留水であり、給湯器で加熱された温水が来ていないと判断して、配管滞留水を排出して再度給水をおこなうことはできる。しかしながら、給湯器で加熱された温水と配管滞留水の水が混ざりあった温度であっても洗浄時間内に洗浄が行える温度である場合があるにも関わらず、無駄に水を捨てるという問題があった。(例えば、特許文献3参照。)
特開平5−277057号公報(第3−4頁、第1図) 特開平7−79905号公報(第4−5頁、第4図) 特開平10−272085号公報(第4−5頁、第4図)
本発明は上記問題を解決するために成されたもので、本発明の課題は、給湯器から供給された洗浄水の温度が低い場合でも洗浄時間を長くする事なく、更には給湯器から供給される洗浄水を最大限に有効に利用することができる食器洗い機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明のよれば、食器の洗浄水を貯める洗浄漕と、前記洗浄漕内の洗浄水を排水する排水手段と、前記洗浄水の所定水位を検出する水量検知手段と、前記洗浄水の温度を検出する水温検知手段と、前記洗浄水を加熱する温水ヒータと、前記洗浄水を吐水させて食器を洗う洗浄時間及び目標洗浄水温度を設定する洗浄工程設定手段と、前記排水手段、温水ヒータ及び洗浄工程設定手段を制御する制御部とを有する食器洗い機において、前記目標洗浄水温度に対して、前記温水ヒータの加熱能力を基に前記洗浄時間内に前記目標洗浄水温度に到達可能な洗浄水の下限温度を設定するとともに、前記水量検知手段の出力検知後、前記水温検知手段により水温を検出された現在の洗浄水温が前記下限温度以下なら前記排水手段を作動させ排水し、前記洗浄槽へ再度給水することを特徴とする食器洗い機とすることにより、洗浄時間内に目標洗浄水温度に達する事ができる供給された洗浄水の下限温度を滞留水排水設定温度に設定し、供給された洗浄水の温度がその滞留水排水設定温度以上であれば食器洗浄を開始するため、無駄に洗浄水を捨てなくなることを可能とした。また、供給された洗浄水の温度が、洗浄時間内に目標洗浄水温度に達する事ができる洗浄水の下限温度に設定した滞留水排水設定温度になるまで洗浄漕に貯まった洗浄水を排水し洗浄水を再度給湯するため、洗浄をする時間が長くなりすぎないことを可能とした。
また、請求項2記載の発明のよれば、請求項1記載の食器洗い機であって、前記下限温度に上限値を設けたことにより、温水ヒータの加熱能力を基に前記洗浄時間内に前記目標洗浄水温度に到達可能な洗浄水の温度が、家庭の一般的な給湯器の供給温水温度よりも高すぎる温度となった場合でも、下限温度を家庭の一般的な給湯器の供給温水温度で上限を設けて滞留水排水設定温度に設定することにより、必要以上に洗浄水の排水と給水を繰り返す事を防げる事により水を無駄に捨てないとともに、洗浄水の排水と給水の繰り返しが減り洗浄時間が長くなりすぎないことを可能とした。
本発明によれば、供給された洗浄水の温度が洗浄時間内に洗浄工程の目標洗浄水温度に達する事ができる温度以上であれば洗浄を開始するため、無駄に供給水を捨てなくなる。また、供給された洗浄水の温度が洗浄時間内に洗浄工程の目標洗浄水温度に達する事ができる十分な温度になるまで洗浄漕に貯まった洗浄水を排水し洗浄水を再度洗浄漕に貯めるため、洗浄時間が長くなりすぎないという効果がある。
以下、本発明の実施の形態を図示例と共に説明する。図1〜図15は発明を実施する形態の一例であって、図中、図と同一の符号を付した部分は同一物を表している。
以下に本発明の食器洗い機の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態の食器洗い機の斜視図である。図2は、本発明の実施形態の食器洗い機の操作パネルの正面図である。図3は本発明の実施形態の食器洗い機の構成を示す概念図である。
ここで図3は、本発明の実施形態の食器洗い機の構成を示す概念図である。図3において、食器洗い機本体1の外装2内の洗浄室10には上下食器カゴ6及び8に洗浄水を噴射可能に上下ノズル7及び9が装備され、その洗浄室10のドア4の開閉状態を検知する扉開放検出スイッチ17設けられる。一方、食器洗い機本体1の外装2内の底カバー3上には循環/排水ポンプ12が装備されると共に、この循環/排水ポンプ12の駆動制御を行う制御部27が収納される。さらにドア4の下方の外装2前面には操作パネル5が配置され、この操作パネル5からの操作信号が制御部27に入力される。前記循環/排水ポンプ12には洗浄室10内底部に配置された洗浄漕に貯められた洗浄水を循環/排水ポンプ12に送給し上下ノズル7及び9に洗浄水を送給するための導水管25が接続され、さらに外装2外部に洗浄水を排水として導くための排水管24が接続される。循環/排水ポンプ12は、ポンプの回転方向を切り替えることで、洗浄水を導水管25あるいは排水管24に送出し、これらより洗浄水を排水する排水手段を構成している。一方、給湯器26と接続された給水管23が、流量検知器20と給水弁13を介して洗浄室10内に給水可能に配置される。前記給水弁13には前記制御部27の出力信号が入力される。さて、洗浄室10内の所定位置には、洗浄室10内における食器の洗浄過程における洗浄水の水位を検知可能に水位検出器19が配置され、さらに食器の洗浄過程における洗浄水の溢水を検知することができるように所要位置に溢水検知手段18が配置される。前記流量検知器20及び前記水位検出器19及び溢水検知手段18は、洗浄水の水位を検知する水量検知手段であり、その検知結果は前記制御部27に入力される。
つぎに、本実施例の食器洗い機における運転プログラムの一例について説明する。図4は、本発明の実施形態の食器洗い機の運転プログラムの概略フロー図である。図4において、洗浄室10の所定位置に固定、若しくは収納されるカゴ6、8の所定の位置に被洗浄物を積載し、洗浄室10のドア4の内面に設けられた凹部の洗浄投入口32に食器洗い機用の専用洗剤をセットした後、操作パネル5上の電源スイッチ110により電源が投入されると、電源投入状態を示すLEDが点灯し、洗浄工程設定手段である8分コーススイッチ112、標準コーススイッチ113、念入りコーススイッチ114等を1回押す事により洗浄運転プログラムを選択することが可能となる。前記いづれかの洗浄工程設定手段を選択し、運転開始および一時停止スイッチ111を押す(S1)ことにより運転を開始すると、食器洗い機の洗浄室10内の洗浄漕に残留した洗浄水などの排出を目的とした、循環/排水ポンプ12の時限動作による「洗浄工程初期排水動作」(S2)が実施される。次に、給水弁13を開け、給湯器、電気温水器などの給湯源あるいは水道などから食器洗い機に洗浄水を給水する「洗浄工程給水動作」(S3)が行われる。ここで、流量検知器20により洗浄室10内に供給される洗浄水の量を検知し、洗浄水量(洗浄水位)に達するまで洗浄水を給水する。そして給水動作の結果、供給された洗浄水の温度を水温検知手段21により検出し、洗浄水の下限温度Th(以下、滞留水排水設定温度Th)より洗浄水の温度が低い場合に出される滞留水排水要求があるかどうか確認する(S5)。滞留水排水要求がある場合は、食器洗い機の洗浄室10内の洗浄漕に貯められた洗浄水の排出を目的とした、循環/排水ポンプ12の時限動作による「洗浄工程滞留水排水動作」(S4)が実施される。滞留水排水要求がない場合は、洗浄室10内の洗浄漕に貯められた洗浄水を、循環/排水ポンプ12により循環させるとともに、温水ヒータ11も駆動して洗浄水を加熱する「洗浄工程循環動作」(S6)を行う。この動作では、洗浄室10内の洗浄漕に貯められた洗浄水は残菜フィルター31を通過し、循環/排水ポンプ12から導水管25を通ってノズル7あるいは8より噴出される。そして循環/排水ポンプ12の噴流により、洗浄水中に洗浄投入口32内の洗剤が投入される。「洗浄工程循環動作」(S6)を、図8の本発明の実施形態の洗浄時間と目標洗浄水温度の表に書かれた洗浄時間と目標洗浄水温度の条件が満たされるまで行ったら、循環/排水ポンプ12を排水側に所定時間駆動する「洗浄工程終了排水動作」(S7)を行い、洗浄水を食器洗い機本体1外に排水する。
つぎに、すすぎ工程は、給水弁13ならびに流量検知器20により洗浄室10内の洗浄漕に給水される洗浄水の量を検知し、洗浄水量(洗浄水位)に達するまで洗浄水を給水する「給水動作」をした後、循環/排水ポンプ12の循環側駆動の時限動作を行う「循環動作」を行い、最後に洗浄室10内の洗浄漕に貯められた洗浄水を排出する「終了排水動作」より成り、一連の動作は所定回数(N回)実施される。(S8〜S16)すすぎ工程では、温水ヒータ11は駆動せず、給水した洗浄水の温度のまま、すすぎ工程を行う。すすぎ工程は、洗浄運転プログラムにより、8分コースの場合はすすぎ1工程まで、標準コースの場合はすすぎ2工程まで、念入りコースの場合はすすぎ3工程まで実施する。
最終すすぎ工程においては、給水弁13ならびに流量検知器20により洗浄室10内の洗浄漕に給水される洗浄水の量を検知し、洗浄水量(洗浄水位)に達するまで洗浄水を貯める「最終すすぎ工程給水動作」(S17)をした後、洗浄室10内の洗浄漕に貯められた洗浄水を循環/排水ポンプ12により所定時間循環側に送給するとともに、温水ヒータ11も駆動して洗浄水を加熱する「最終すすぎ循環動作」(S18)を行う。「最終すすぎ循環動作」(S18)を図8の本発明の実施形態の洗浄時間と目標洗浄水温度の表に書かれた洗浄時間と目標洗浄水温度の条件が満たされるまで行ったら、循環/排水ポンプ12を排水側に所定時間駆動する「最終すすぎ工程終了排水動作」(S19)を行い、洗浄室10内の洗浄漕に貯められた洗浄水を食器洗い機本体1外に排水する。この後、ブザー16を鳴らすことで、「洗浄運転終了報知」(S20)を行い、使用者に洗浄が終了したことを告げる。
乾燥工程は、所定の温風温度設定で、乾燥選択スイッチ116にて選択した乾燥コース運転プログラムに対応した所定時間だけ、温風ファン15および温風ヒータ14を動作させることによって実行される(S21)。なお、乾燥選択スイッチ116によって送風90分コースを選択した場合は、温風ヒータ14は「乾燥工程乾燥動作」(S21)初期の45秒間だけ動作させる。乾燥工程が終了したら、ブザー16を鳴らすことで「乾燥運転終了報知」(S22)を行い、使用者に乾燥が終了したことを告げる。
運転動作進行中は操作パネル5上の工程表示LED群の該当する工程のLEDが点滅し、進行中の工程の表示を行なう。また、操作パネル5上の残り時間表示LED119には、最終すすぎ工程終了までの残り時間と乾燥工程での残り時間が表示される。
洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程の給水動作について詳述する。図5は、本発明の実施形態の食器洗い機の給水動作の詳細フロー図である。図5において、給水動作が開始されたら、給水動作の完了後に滞留水排水動作を行わせるかどうかを示すフラグである滞留水排水要求フラグを0にしておく(S101)。次に給水弁13を開き給湯器26から洗浄水を給水する(S102)。そして、流量検知器20にて洗浄室10内の洗浄漕に給水された洗浄水が洗浄水量Qに達したかどうかを調べ(S103)、達していなければ洗浄水の給水を継続し、達していれば給水弁13を閉じる(S104)。そして、図8に示す本発明の実施形態の洗浄時間と目標洗浄水温度の表に書かれている循環動作工程で行われる循環動作の洗浄時間tと目標洗浄水温度TSと、洗浄漕に貯まった洗浄水の洗浄水量Qと、温水ヒータ11の発熱量Wとから、数式1により滞留水排水設定温度Thを計算し、水温検知手段21により検出した洗浄漕に貯まった洗浄水の温度TCと滞留水排水設定温度Thを比較して、洗浄水の温度TCが滞留水排水設定温度Th以下かどうかを調べる(S105)。洗浄水の温度TCが滞留水排水設定温度Th以下の場合は、滞留水排水要求フラグを1にする(S106)。洗浄水の温度TCが滞留水排水設定温度Th以下でない場合は、滞留水排水要求フラグを1にせずに給水動作を終了する。前述したように滞留水排水要求フラグが1であれば、図4の概略フロー図に示すように、洗浄工程給水動作(S3)を行った後、洗浄工程循環動作(S6)に行かず、洗浄工程滞留水排水動作を行い(S4)、洗浄室10内の洗浄漕の洗浄水を排出し終わったら、再度洗浄工程給水動作(S3)を行う。
Figure 2005270174
数式1について説明する。温水ヒータ11の単時間あたりの発熱量Wに洗浄時間tをかけると洗浄時間内に発熱する積算発熱量が得られる。これを洗浄水量Qで割ると、洗浄水量Qの洗浄水が洗浄時間内に上昇する上昇温度が得られる。そして、循環動作の目標洗浄水温度TSから上昇温度を差し引けば、洗浄時間内に目標洗浄水温度TSまで加熱可能な初期給水温度である滞留水排水設定温度Thが計算される。
ところで、家庭の一般的な給湯器の供給温水温度は40℃〜42℃の場合が多い。滞留水排水設定温度Thが家庭の一般的な給湯器の供給温水温度以上の場合は、不必要な洗浄水の排水動作と再度の給水動作を行ってしまう。そこで、滞留水排水設定温度Thを数式2の通りに上限を設けることで、洗浄水の給水温度が例えば40℃以上であれば、次工程の循環動作に移つれるようにしてもよい。
Figure 2005270174
洗浄される食器が軽い汚れの場合や一度洗った食器を食事に使用する前に軽く洗い流したい場合は、使用者は図8の本発明の実施形態の洗浄時間と目標洗浄水温度の表に示す8分コースを選択できる。8分コースは、温水ヒータ11による加熱を行わず給水された洗浄水の温度のままで循環動作を行う。8分コースの給水動作は、他のコースと異なり循環動作において温水ヒータ11による加熱を行わないため、滞留水排水を行うかどうかは、供給された洗浄水の温度TCが洗浄能力が落ちすぎない温度でかつ家庭の一般的な給湯器の最低供給温水温度を目安に決定される。本実施例の食器洗い機においては35℃に設定している。
図6は、本発明の実施形態の食器洗い機の目標洗浄水温度がない場合の給水動作の詳細フロー図である。図6において、給水動作が開始されたら、給水動作の完了後に滞留水排水動作を行わせるかどうかを示すフラグである滞留水排水要求フラグを0にしておく(S201)。次に給水弁13を開き給湯器26から洗浄水を給水する(S202)。そして、流量検知器20にて洗浄室10内の洗浄漕に給水された洗浄水が洗浄水量Qに達したかどうかを調べ(S203)、達していなければ洗浄水の給水を継続し、達していれば給水弁13を閉じる(S204)。そして、洗浄水の温度TCが35℃未満かどうかを調べる(S205)。洗浄水の温度TCが35℃未満の場合は、滞留水排水要求フラグを1にする(S206)。洗浄水の温度TCが35℃以上の場合は、滞留水排水要求フラグを1にせずに給水動作を終了する。
洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程の循環動作について詳述する。図7は、本発明の実施形態の食器洗い機の循環動作の詳細フロー図である。図8は、本発明の実施形態の洗浄時間と洗浄水の設定値の表である。図7において、洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程の各循環動作が開始されると、循環/排水ポンプ12を循環駆動させる(S301)。そして、図8の洗浄時間と目標洗浄水温度の表に従い、温水ヒータ停止温度設定値があるかどうかと(S302)、水温検知手段21で検知した洗浄室10底部の洗浄漕に貯まった洗浄水の温度が温水ヒータ停止温度設定値に到達しているかどうか(S303)を調べ、温水ヒータ停止温度設定値があって洗浄水の温度が温水ヒータ停止温度設定値に到達していなければ、温水ヒータ11に通電して洗浄水を加熱する(S304)。温水ヒータ停止温度設定値がない場合または温水ヒータ停止温度設定値に到達したならば、温水ヒータ11を停止する(S305)。次に、図8の洗浄時間と目標洗浄水温度の表に従い、目標洗浄水温度があるかどうかと(S306)、目標洗浄水温度に到達しているかどうか(S307)を調べ、目標洗浄水温度があって目標洗浄水温度に到達していなければ、最大延長洗浄時間が経過したかどうかを調べ(S308)、経過していなければ引き続き循環動作を継続する。最大延長洗浄時間が経過していれば、温水ヒータ11の故障などにより洗浄水の温度が上昇しないと判断して循環動作を停止する。目標洗浄水温度がない場合または目標洗浄水温度に到達しいる場合は、洗浄時間が経過しているかを調べ(S309)経過していれば、温水ヒータ11を停止する(S310)とともに、循環/排水ポンプ12を停止して(S311)、循環動作を終了する。目標洗浄水温度に到達しても、洗浄時間が経過していなければ、洗浄時間が経過するまで循環動作を継続する。温水ヒータ11の故障などがなければ、前工程の給水動作で貯められた洗浄水の温度は洗浄時間内に目標洗浄水温度に到達する温度であり、通常使用では洗浄時間内に目標洗浄水温度に到達する。しかし、循環動作の最中に循環動作を一時停止したり、ドア4を開放した場合は洗浄水の温度が下がり、洗浄時間内に目標洗浄水温度に到達しない場合がある。目標洗浄水温度に到達するまで循環動作を継続する事で、食器に付着した汚れを十分に落とすことができる。
通常食器洗い機にて洗浄をおこなう食器に付着した汚れ成分は、米粒等を主体としたデンプン系汚れ、卵等を主体としたタンパク系汚れ、ラード等を主体とした油脂系汚れに分類され、各成分が単独もしくは複合した形で食器表面に付着している。これら食器に付着した汚れ成分においては、以下の特性が挙げられる。デンプン系汚れは乾燥して食器表面上で固化して付着していることが多いため、洗浄温度帯に関係なく、固化汚れが十分に吸水して膨潤するための時間が必要とされる。また、タンパク系汚れについては高温域において組成変性を起こし、食器表面に汚れが固着する方向に物性が変化するため、低温域で食器表面より除去することが望ましい。また、油脂系汚れについては食器表面からの脱離は比較的容易ではあるが、容易に再付着するという特性がある為、食器表面および洗浄槽から系外に排出することが比較的難しい。また、低温域では固化するが高温域では溶融する方向に物性が変化するため、高温域では食器表面および洗浄槽から系外に排出しやすくなる。専用洗剤を使用する食器洗い機においては、上記汚れ成分を専用洗剤に含まれる酵素成分(タンパク分解酵素、デンプン分解酵素など)にてタンパク系汚れおよびデンプン系汚れを徐々に分解すると共に、界面活性剤成分にて、食器表面に付着した各種汚れを剥ぎ取ることで洗浄をおこなう。更に界面活性剤成分は、油脂系汚れの周囲を包み込み、再付着を防止した状態で効率的に系外に排出することが可能である。専用洗剤は45℃〜50℃で酵素の働きが最も良くなるように作られている。
図8は、本発明の実施形態の洗浄時間と目標洗浄水温度の表である。使用者は目的に応じて8分コース、標準コース、念入りコースを使い分ける。すなわち、通常の食器洗いの場合は標準コースを選択し、洗浄される食器が軽い汚れの場合や一度洗った食器を食事に使用する前に軽く洗い流したい場合は8分コースを選択する。食器の汚れがひどい場合や油汚れが多い場合は念入りコースを選択する。各工程の最上段に書かれてある洗浄時間は、各工程が最低限その洗浄時間だけ循環/排水ポンプ12を循環駆動させる時間である。専用洗剤の酵素の働きが最も良くなる45℃〜50℃にて必ず洗浄させるために目標洗浄水温度に到達するまでは温水ヒータ11を加熱し続けると共に洗浄を継続する。第2目標温度は油脂系汚れを溶融させ食器表面および洗浄槽から系外に排出しやすくする温度に設定している。洗浄時間は、標準水位の場合と節水水位の場合とで異なる。使用者が上下食器カゴ6及び8に食器を載せた場合は、標準水位のコースを選択する。これにより、洗浄水の水量が増え上下食器カゴ6及び8の食器を十分に洗える噴射量で循環/排水ポンプ12を循環動作させる。使用者が下食器カゴ8のみに食器を載せた場合は、節水水位のコースを選択する。これにより、洗浄水の洗浄水量(洗浄水位)を減らし、その洗浄水量で噴射することができる噴射量で循環/排水ポンプ12を循環動作させる。節水水位にすれば、洗浄水の洗浄水量を減らすことができ節水することができるが、循環/排水ポンプ12を間欠駆動にて噴射能力を減らす構成としているため、標準水位の場合に比べ洗浄能力が落ちてしまう。このため、洗浄時間を標準水量(標準水位)と比べて長めにしている。
洗浄運転プログラムが8分コースの場合の洗浄工程、すすぎ工程、最終すすぎ工程と、標準コースまたは念入りコースの場合のすすぎ工程では、温水ヒータ11による加熱を行わず給水された洗浄水の温度のままで循環動作を行う。そこで、図8の本発明の実施形態の洗浄時間と目標洗浄水温度の表の通り、目標洗浄水温度と温水ヒータ停止温度設定値をなしとしている。
ここで、流量検知器20について説明する。流量検知器20は、給水管23を通って単位時間当たりに洗浄室に入る水量を検知するものであり、しぼり流量センサ/電磁流量センサ/渦流量センサ/超音波流量センサ/熱形流量センサ/タービン流量センサ/容積流量計などが利用できる。本実施例では、流量検知器20を通過する湯水の流量に比例して流量検知器20内部の羽根構造のローターが回転し、この回転をホールICによりデジタル信号に変換して、制御部27へその信号を入力し、デジタル信号から単位時間当たりの水量あるいは、積算水量を計算している。
次に、水位検出器19について説明する。水位検出器19は、フロート式、電極検出式、圧力検出式などが利用できる。本実施例では、洗浄室10内の湯水の水面の高さが所定水面以上になるとON状態になり、水面の高さが所定水面を下回るとOFF状態になるフロート式の水位検出器を工程最低水量での水位を検出可能な位置と工程標準水量での水位を検出可能な位置に設定している。もちろん、他の方法で水位を検出しても構わない。
本実施例では、流量検知器20にて洗浄室10内の洗浄漕に給水される洗浄水の洗浄水量を検出しているが、水位検出器19は流量検知器20にて洗浄室10内の洗浄漕に貯めた洗浄水の洗浄水量が、循環可能な水量なのかどうかを検出している。流量検知器20が故障して誤った流量を検知した場合でも、水位検出器19にて水位を検出することで、流量検知器20の故障を検出できるとともに、流量検知器20が故障している時には応急的に水位検知器19のみで必要な洗浄水量を洗浄室10内の洗浄漕に貯めて洗浄を行う。また、水位検出器19は、排水手段が排水の時限動作内に排水できたかどうかを検出している。もちろん、水位検出器19を設けずに洗浄室10内に供給される湯水の水量を流量検知器20のみにて検出するように食器洗い機を構成しても構わない。そうすれば、水位検出器19がなくなる分食器洗い機の構成が簡素化される。
ところで、洗浄室10内の洗浄漕に給水される洗浄水の洗浄水量の検出を、流量検知器20にて検出する以外の方法で行っても良い。例えば、水位検出器19を圧力検出式の水位検出とし水位検出器19から出力される水位に関係した電圧を制御部27にてAD変換して十分な分解能で数値化した水位を利用することで、簡易的に洗浄水量を求めることができる。図10は、本発明の実施形態の食器洗い機の水位と水量の換算表である。この表を使用し、水位検出器19にて検出した水位から洗浄水量を求める事ができる。また、水位検出器19をフロート式の水位検出とし水位検出器19の作動状態によって簡易的に洗浄水量を求める事ができる。また、給水時間により簡易的に洗浄水量を求めることができる。つまり、給水管23が一定水圧の状態であれば給水弁13を開いてからの時間から供給される洗浄水の洗浄水量を推定できる。所定時間給水した後に、洗浄室10内の湯水を温水ヒータ11で加熱して、それが単位時間当たりにどれくらい水温が上昇したかで洗浄室10内の洗浄漕に貯まった洗浄水の洗浄水量が推定でき、これから単位給水時間でどれだけの水量が給水できるのかが算出できるので、給水時間により簡易的に洗浄水量を求めることができるのである。これらの方法を用いれば、流量検知器20を省くことが可能になるかわりに、正確な洗浄水の洗浄水量の検出は難しくなる。本実施例では、流量検知器20にて洗浄室10内の洗浄漕に貯められる洗浄水の洗浄水量の検出を行うので、正確な洗浄水量にて洗浄を行うことができる。このため、必要以上に多めの洗浄水量にすることがないため節水ができる。また、洗浄時間内に目標洗浄水温度に到達することができる洗浄水量で抑えることができるため、目標洗浄水温度に到達していないことにより、洗浄時間以上に循環動作を継続していまい、運転時間が長くなってしまうことを防げる。またこの結果として、必要以上に多めの洗浄水量にすることがないため、温水ヒータ11による加熱を最小限に押さえられることになる。
尚、本発明の食器洗い機は、上述の実施例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明の実施形態の食器洗い機の斜視図である。 本発明の実施形態の食器洗い機の操作パネルの正面図である。 本発明の実施形態の食器洗い機の構成を示す概念図である。 本発明の実施形態の食器洗い機の運転プログラムの概略フロー図である。 本発明の実施形態の食器洗い機の給水動作の詳細フロー図である。 本発明の実施形態の食器洗い機の目標洗浄水温度がない場合の給水動作の詳細フロー図である。 本発明の実施形態の食器洗い機の循環動作の詳細フロー図である。 本発明の実施形態の洗浄時間と目標洗浄水温度の表である。 本発明の実施形態の食器洗い機の水位と水量の換算表である。 従来の実施形態の循環動作のタイムチャート1である。 従来の実施形態の循環動作のタイムチャート2である。 従来の実施形態の循環動作のタイムチャート3である。 従来の実施形態の循環動作のタイムチャート4である。 従来の実施形態の循環動作のタイムチャート5である。 従来の実施形態の循環動作のタイムチャート6である。
符号の説明
1…食器洗い機本体
2…外装
3…底カバー
4…ドア
5…操作パネル
6…食器カゴ(上)
7…上ノズル
8…食器カゴ(下)
9…下ノズル
10…洗浄室
11…温水ヒータ
12…循環/排水ポンプ
13…給水弁
14…温風ヒータ
15…温風ファン
16…ブザー
17…扉開放検出スイッチ
18…溢水検知手段
19…水位検出器
20…流量検知器
21…水温検知手段
22…温風温度検知手段
23…給水管
24…排水管
25…導水管
26…給湯器
27…制御部
30…上ノズル部
31…残飯フィルター
32…洗剤投入口
33…給湯口
110…電源スイッチ
111…運転開始および一時停止スイッチ
112…8分コーススイッチ
113…標準コーススイッチ
114…念入りコーススイッチ
115…乾燥のみ選択スイッチ
116…乾燥選択スイッチ
117…加熱すすぎスイッチ
118…各LED
119…残り時間表示LED

Claims (2)

  1. 食器の洗浄水を貯める洗浄漕と、前記洗浄漕内の洗浄水を排水する排水手段と、前記洗浄水の所定水位を検出する水量検知手段と、前記洗浄水の温度を検出する水温検知手段と、前記洗浄水を加熱する温水ヒータと、前記洗浄水を吐水させて食器を洗う洗浄時間及び目標洗浄水温度を設定する洗浄工程設定手段と、前記排水手段、温水ヒータ及び洗浄工程設定手段を制御する制御部とを有する食器洗い機において、前記目標洗浄水温度に対して、前記温水ヒータの加熱能力を基に前記洗浄時間内に前記目標洗浄水温度に到達可能な洗浄水の下限温度を設定するとともに、前記水量検知手段の出力検知後、前記水温検知手段により水温を検出された現在の洗浄水温が前記下限温度以下なら前記排水手段を作動させ排水し、前記洗浄槽へ再度給水することを特徴とする食器洗い機。
  2. 請求項1記載の食器洗い機であって、前記下限温度に上限値を設けたことを特徴とする食器洗い機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN111809343A (zh) * 2020-06-24 2020-10-23 佛山市沃熙电器科技有限公司 洗涤设备的排水方法、装置及设备

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