JP2005269844A - 機器の固定構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】配線工事や機器の操作を簡単容易に行う。
【解決手段】設置面Mに固定される取付ベース2と、該取付ベースの両端部に形成された一対の軸受10と、機器本体の背面に設けられた収容部3と、機器本体の両端に回転自在かつ軸方向に移動自在に配設された一対の回転軸14、15と、該回転軸に設けられ前記軸受に嵌合される軸受嵌合部16、17とを備え、一方の回転軸の軸受嵌合部を軸受から退出させることにより、機器本体を他方の回転軸まわりに回動可能にした構成。
【選択図】図3
【解決手段】設置面Mに固定される取付ベース2と、該取付ベースの両端部に形成された一対の軸受10と、機器本体の背面に設けられた収容部3と、機器本体の両端に回転自在かつ軸方向に移動自在に配設された一対の回転軸14、15と、該回転軸に設けられ前記軸受に嵌合される軸受嵌合部16、17とを備え、一方の回転軸の軸受嵌合部を軸受から退出させることにより、機器本体を他方の回転軸まわりに回動可能にした構成。
【選択図】図3
Description
本発明は、天井や壁面に機器を固定するための構造に関する。
オフィスビル等の建物の天井や壁面に設置される防犯警報器などの機器を固定する場合、天井や壁面の内部に設置された電設ボックスからの配線を機器本体の端子台に接続している(例えば、特許文献1参照)。
特開20004−12227
しかしながら、上記従来の方式は、機器本体を天井や壁面に固定した後に配線工事を行う方式であり、端子台や設定に必要な操作部(設定スイッチ等)を機器の背面以外に配置しなければならないため、設計上の拘束を受けるという問題を有している。また、機器本体を天井や壁面に固定する前に配線する場合には、重い機器本体を手に持って配線工事をしなければならず、配線工事が面倒であるという問題を有している。これを解決するために、機器本体と電設ボックスとの間を着脱自在のコネクタにより接続することも考えられるが、それではコスト増になってしまうという問題を有している。
さらに、上記従来の方式においては、機器本体の表面に端子台や設置に必要な操作部を設けなければならないため、それが拘束となって設置面からの機器の突出量を減らし難いという問題を有している。
さらに、上記従来の方式においては、機器本体の表面に端子台や設置に必要な操作部を設けなければならないため、それが拘束となって設置面からの機器の突出量を減らし難いという問題を有している。
本発明は、上記従来の問題を解決するものであって、設置工事を簡単容易に行うことができるとともに、設置面からの機器の突出量を少なくすることできる機器の固定構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の機器の固定構造は、設置面に固定される取付ベースと、該取付ベースの両端部に形成された一対の軸受と、機器本体の背面に設けられた収容部と、機器本体の両端に回転自在かつ軸方向に移動自在に配設された一対の回転軸と、該回転軸に設けられ前記軸受に嵌合される軸受嵌合部とを備え、一方の回転軸の軸受嵌合部を軸受から退出させることにより、機器本体を他方の回転軸まわりに回動可能にしたことを特徴とする。
また、前記取付ベースには開口が形成され、前記機器本体の収容部が前記開口を貫通して設置面内に埋め込まれることを特徴とする。
また、前記取付ベースには開口が形成され、前記機器本体の収容部が前記開口を貫通して設置面内に埋め込まれることを特徴とする。
本発明においては、端子台や操作部等を機器の背面に配置することができるので、外観等の設計の自由度高めることができる。また、機器本体を設置面に固定の際に取付ベース以外は外して取付作業を行うことができ、設置工事における配線作業や設定操作の際には機器本体を支えておく必要がないので、配線作業や設定操作を簡単容易に行うことができる。また、設置のためのネジ等が機器本体を貫通することがないので、省スペース化、防水性、防塵性を高めることができる。また、収容部を設置面内に埋め込んだ場合には、設置面からの機器本体の突出量を少なくすることできる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。図1〜図5は、本発明の機器の固定構造の1実施形態を示し、図1は全体構成を示す斜視図、図2は図1の取付ベースを示し、図(A)は正面図、図(B)は上面図、図(C)は側面図、図(D)は底面図、図3は図1で機器本体を取付ベースに固定した状態を示し、図(A)は正面図、図(B)は上面図、図(C)は側面図、図(D)は底面図、図(E)は背面図、図4は本発明の作用を説明するための要部拡大図、図5は機器本体を異なる方向に開いた斜視図である。なお、図1〜図5において、同一の構成については同一番号を付けて説明を省略する場合がある。
図1には、本発明に係る機器本体1と、機器本体1を固定するための取付ベース2が示され、図1では機器本体1が左側に回動して開いた状態を示している。機器本体1の背面には回路基板等を収容する収容部3が取付ベース2の背面から突出するように設けられ、収容部3には端子台4や設定スイッチ(図示せず)等が露出されている。
図2にも示すように、取付ベース2には、収容部3、端子台4を貫通させるための開口5が形成され、開口5の周囲に天井や壁面の設置面に固定するためのビス孔6が形成されている。取付ベース2の端部には一対の側壁7、9が形成され、側壁7、9の両端部には円筒状の穴からなる軸受10が形成され、一方の側壁7の軸受10には切欠11が形成されている。また、側壁7、9の左右の所定箇所にはカバー(図示せず)を取り付けるための係止爪12が形成されている。
図3は、図1で機器本体1を取付ベース2に固定した状態を示し、図4は図3要部の拡大図を示している。取付ベース2は図(C)に示す設置面(天井や壁面)Mにビス孔6を介してビス(図示せず)により固定している。機器本体1の表面には表示部13が突出するように設けられている。機器本体1を取付ベース2に固定した状態では、端子台4を含む収容部3は、取付ベース2の開口5から設置面Mの内部に埋め込まれる状態になる。
機器本体1の図で左右の端部には、回転軸14、15が回転自在かつ軸方向に移動自在に配設され、各回転軸14、15の上端には筒状の軸受嵌合部16、17が一体または別体で設けられている。図3(A)において、左側の軸受嵌合部16は、取付ベース2に形成された軸受10に嵌合されている。なお、回転軸14、15の下端も軸受に回転自在に支持されている。また、右側の軸受嵌合部17は、これを上方に持ち上げ軸受10から退出させた状態を示しており(図4(A)も参照)、この状態から軸受嵌合部17を前方に引くと、回転軸15が軸受10の切欠11から引き出されて、機器本体1の左側部がフリーな状態となり、機器本体1の左側部を回動させると、機器本体1は、回転軸14まわりに回動し、図1の状態となる。
なお、上記実施形態においては、側壁7、9に軸受10を設けているが、側壁7、9を設けずに取付ベース2に直に軸受10を設けてもよい。また、上記実施形態においては、軸受10に切欠11を形成しているが、切欠11は無くてもよく、この場合、回転軸14または15を軸方向に引き抜くことにより機器本体1を回動させることになる。
図1の状態で天井や壁面の内部に予め設けられている電設ボックスからの配線を開口5から引き出し、端子台4に接続する。配線が終了したら機器本体1を閉じる方向に回動させ、回転軸15を軸受10の切欠11に挿入した後、軸受嵌合部17を軸方向に押せば、図4(B)に示すように、軸受嵌合部17が軸受10に嵌合され、機器本体1が取付ベース2に固定されることになる。なお、図5に示すように、左側の軸受嵌合部16を操作すれば、上記と同様の操作により右側に開くことができる。
上記実施形態においては、軸受嵌合部17を軸方向に押すことにより軸受10に嵌合するようにしているが、回転軸15を軸方向に引っ張るバネを機器本体に内蔵しておき、軸受嵌合部17を機器本体から引き出す方向に動かすと、バネの働きによって軸受嵌合部17が戻るようにしてもよい。
図6は、本発明の他の実施形態を示し、図(A)は正面図、図(B)は上面図、図(C)は側面図、図(D)は背面図である。本例は収容部3を天井や壁面内に埋め込まない場合に対応するもので、取付ベース2の背面に外付けボックス19を一体に設け、外付けボックス19内に収容部3および端子台4を収容するようにしている。外付けボックス19の背面にもビス孔20が設けられ、天井や壁面の設置面Mにビスにより固定される。なお、21は配線用の開口である。その他の構成については、前記実施形態と同様であるので説明を省略する。本実施形態においては、端子台や設定スイッチ等を機器の背面に配置することができるので、外観等の設計の自由度高めることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、図1の実施形態においては、収容部3を取付ベース2の背面から突出するように設けているが、収容部3が突出しないようにしてもよく、その場合にも外観等の設計の自由度高めることができる。
1…機器本体、2…取付ベース、3…収容部、4…端子台、5…開口
10…軸受、14、15…回転軸、16、17…軸受嵌合部、M…設置面
10…軸受、14、15…回転軸、16、17…軸受嵌合部、M…設置面
Claims (2)
- 設置面に固定される取付ベースと、該取付ベースの両端部に形成された一対の軸受と、機器本体の背面に設けられた収容部と、機器本体の両端に回転自在かつ軸方向に移動自在に配設された一対の回転軸と、該回転軸に設けられ前記軸受に嵌合される軸受嵌合部とを備え、一方の回転軸の軸受嵌合部を軸受から退出させることにより、機器本体を他方の回転軸まわりに回動可能にしたことを特徴とする機器の固定構造。
- 前記取付ベースには開口が形成され、前記機器本体の収容部が前記開口を貫通して設置面内に埋め込まれることを特徴とする請求項1記載の機器の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004082064A JP2005269844A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 機器の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004082064A JP2005269844A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 機器の固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005269844A true JP2005269844A (ja) | 2005-09-29 |
Family
ID=35093791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004082064A Pending JP2005269844A (ja) | 2004-03-22 | 2004-03-22 | 機器の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005269844A (ja) |
-
2004
- 2004-03-22 JP JP2004082064A patent/JP2005269844A/ja active Pending
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