JP2005269789A - 被覆除去装置、心出し切断機構及び心出し切断機構の作動装置 - Google Patents

被覆除去装置、心出し切断機構及び心出し切断機構の作動装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 被覆材で側面を覆われたワイヤの心出しが容易であり、かつその被覆材の切断除去が良好に行える被覆材除去装置と、その心出し切断機構及び心出し切断機構の作動装置を提供すること。
【解決手段】 セントライザ16を2枚の部材を重ねて2個構成して、その当接面16a’、16b’をV字形に形成し、2個のセントライザ16をワイヤの外周面の周方向に沿ってほぼ等角度に配置し、その当接箇所を線対称に配置することにより当接箇所における圧力がワイヤの中心方向に向って均等にかかって対向する方向で相殺し合って確実に心出しができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば電線等の被覆材の端部を所定の長さにわたって切断除去するための被覆除去装置、心出し切断機構、及び心出し切断機構の作動装置に関するものである。
従来から、例えば図14(a)に示すように、ワイヤWの被覆材の端部を所要長さにわたり剥ぎ取って芯線W2を露出させ、図14(b)のように圧着端子47を取り付けて配線に供するためのワイヤストリッパは種々提供されている。
この種のワイヤストリッパは、一般に被覆ワイヤの端部を機械に挿入した後、その端部を両側からグリッパにより把持すると共に、被覆材の切断位置の両側から刃物で挟み、この刃物で被覆材のみを切断した後に、刃物を引動してワイヤ端の被覆材を剥ぎ取るようになっている。
図15(a)は、従来のワイヤストリッパにおける心出し部材とカッターの概略構造の一例を示す。カッター45の先端に刃先45aが斜線状に形成され、この刃先45aとは対称的に斜線状の当接面46aを形成された心出し部材46とが重ね合わされ、即ち、カッター45の刃先45a同士及び心出し部材46の当接面46a同士はそれぞれ同一面に形成され、刃先45aと心出し部材46の当接面46aとがV字形をなし、これが不図示の一対のアームの先端に取り付けられて対向配置される(後述の特許文献1参照)。
そして図示の如く、ワイヤWを挟んで回転しながら心出しをした後、カッター45の刃先45aのみが仮想線位置まで突出してワイヤWの被覆材W1を切断するものであるが、当接面46aのB点がワイヤWに当接し、その当接圧力PはワイヤWの中心Cに向って作用する。
また、図15(b)は、従来の他のワイヤストリッパにおける心出し装置の一例の概略構造を示す。この場合、心出し部材として4個の可動片52の先端に、矢形の一方の斜辺が当接面52aとして同一面上に配され、これらの可動片52が共通のプレート板51に対し、プレート板51に形成された円弧溝54にピン53を介して変位可能に取り付けられ、隣接する可動片52の先端の当接面52a同士が、可動片52の変位に伴って摺接しながら、加工すべきワイヤWの径に合わせて包囲面積を縮小又は拡大する。そしてこの場合も当接面52aのB点がワイヤWに当接し、その当接圧力がワイヤWの中心Cに向って作用する(後述の特許文献2参照)。
特開平11−285123号公報(第4頁第6欄11行目〜25行目、及び第7図) 特許番号2773596号(第5頁第10欄41行目〜第6頁第11欄4行目、及び図9)
しかしながら、図16(図15(a)の要部の拡大図)に示すように、当接面46aの当接点Bからの圧力が作用しない方向(矢印に交差する方向)にワイヤWが逃げるため、心出しが不安定となる。
また、図17(図15(b)の要部の拡大図)に示すように、当接面52aが同一面上に形成され、ほぼ等角度の位置で各当接面52aがワイヤWに当接するが、可動片52の先端の矢形の一辺がワイヤWに当接し、他辺は隣接の可動片52と摺接するので、可動片52の先端で分解された押圧力のワイヤWに対する当接圧力が均一とはなり難いと共に、図15(b)に示したように、可動片52の動作が円弧溝54に係合したピン53の位置によって規制されるため、このピン53の位置とこのピンを動作させる作動機構の能力が不均一な場合に、当接点からワイヤWの中心に向って作用する圧力が例えば、P1<P<P2のように不均一となって、心出しが安定しない上に構造が複雑で作製が困難である。
そこで本発明の目的は、被覆材で側面を覆われた対象物(例えば電線)の心出しが容易であり、かつその被覆材の切断除去が良好に行える被覆材除去装置、心出し切断機構及び心出し切断機構の作動装置を提供することにある。
即ち、本発明は、被覆材で覆われた対象物の心出しを行いながら、少なくとも前記被覆材の一部分を切断除去するように構成された被覆除去装置において、
前記対象物の外周面からその中心に向って付勢されて前記外周面に複数箇所で当接し 、これらの当接箇所がほぼ線対称に配置された心出し部材が複数個設けられ、これらの 心出し部材が前記対象物の前記外周面の周方向に沿ってほぼ等角度に配置されると共に 、前記対象物に対してほぼ同等の付勢力で当接し、
前記複数の心出し部材に近接した位置に、少なくとも前記被覆材の一部分を切断する ための切断部材が設けられ、
前記の切断された部分を除去する除去手段が設けられている
ことを特徴とする、被覆除去装置(以下、本発明の被覆除去装置と称する。)に係るものである。
また、本発明は、被覆材で覆われた対象物の心出しを行いながら、少なくとも前記被覆材の一部分を切断するための心出し切断機構において、
前記対象物の外周面からその中心に向って付勢されて前記外周面に複数箇所で当接し 、これらの当接箇所がほぼ線対称に配置された心出し部材が複数個設けられ、これらの 心出し部材が前記対象物の前記外周面の周方向に沿ってほぼ等角度に配置されると共に 、前記対象物に対してほぼ同等の付勢力で当接し、
前記複数の心出し部材に近接した位置に、少なくとも前記被覆材の一部分を切断する ための切断部材が設けられている
ことを特徴とする、心出し切断機構(以下、本発明の心出し切断機構と称する。)に係るものである。
また、本発明は、被覆材で覆われた対象物の心出しを行いながら、少なくとも前記被覆材の一部分を切断するための心出し切断機構の作動装置であって、
前記心出し切断機構において、
前記対象物の外周面からその中心に向って付勢されて前記外周面に複数箇所で当接し 、これらの当接箇所がほぼ線対称に配置された心出し部材が複数個設けられ、これらの 心出し部材が前記対象物の前記外周面の周方向に沿ってほぼ等角度に配置されると共に 、前記対象物に対してほぼ同等の付勢力で当接し、
前記複数の心出し部材に近接した位置に、少なくとも前記被覆材の一部分を切断する ための切断部材が設けられており、
更に、
前記複数の心出し部材を前記対象物に対して作動させる第1のレバー手段と、
前記切断部材を前記対象物に対して作動させる第2のレバー手段と、
前記第1及び第2のレバー手段を順次作動させる作動手段と
を有する、心出し切断機構の作動装置(以下、本発明の心出し切断機構の作動装置と称する。)に係るものである。
本発明によれば、複数個の心出し部材が対象物の外周面の周方向に沿ってほぼ等角度にて配置されると共に対象物に対してほぼ同等の付勢力で当接され、対象物の外周面に対する各心出し部材の複数の当接箇所がほぼ線対称に配置されているので、対象物に対する心出し部材の各当接箇所から対象物の中心に向って作用する力が常に逆方向で同等の大きさとなって相殺されることになる。この結果、心出し部材による対象物の心出しを確実に行うことができ、この心出し状態を確保できる近接位置に設けられた切断部材により、少なくとも被覆材の一部分を確実にかつ目的とする状態で切断して除去することができる。
そして、上記した心出し部材を作動させる第1のレバー手段と、切断手段を作動させる第2のレバー手段とが作動手段によって順次作動されるので、上記した心出しと共にその後の切断を常に確実に行うことができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面参照下で具体的に説明する。
図1は、本発明の被覆材除去装置(以下、ワイヤストリッパと称する)における、心出し切断機構としてのセントライザ及び切断手段としてのカッターの動作ステップと、対象物としてのワイヤとの位置関係を示す要部の概略断面図(図15に示した従来例に対応する図)であり、このような機構が詳細は後述するワイヤストリッパ50(図7参照)を構成する主要部品として、図8に示すロータ1の先端部に内設されている。
従って、まず図8〜図11により、図1に示したセントライザ及びカッターが設けられている部分の機構を説明する。
即ち、図8(a)はロータ1の全体の側面図を示し、このロータ1は図7に示すワイヤストリッパ50において、ロータ1の一部分が前方に突出するように配置される。図8(a)に示すように、このロータ1は、キャップ3の後部でロータ本体2の内部にセントライザ及びカッターがそれぞれのアームに支持され、各アームの後端にはボールベアリング30が設けられ、このボールベアリング30が心出し切断機構の作動装置としての円錐カム6、7に接して配され、この円錐カムがドライブプーリ8に固定されたコイルスプリング18によって前方向に付勢されている。上記各部はシャフト25に固定又はスライド可能に配置されており、このシャフト25にその長さ方向に内設されたコネクティングシャフト26の先端部が円錐カム6及び7に結合され、これによりセントライザ及びカッターのアームを作動させるようになっており、このロータ1は図8(b)に示すように一方向に回転する。
図9(a)は、図8(b)のIX−IX線概略断面図(図9(b)のa−a線断面図と同じ)を示す。図示の如く、シャフト25の先端部に固定された本体2の内部に、シャフト25を挟んでカッターアーム10、10がピン12に軸支されて対向配置され、カッターアーム10の先端にボールジョイント4を介してスプリング4aで付勢されたブレードホルダー14が設けられ、ブレードホルダー14にカッター15が互いに刃先を対向するように取り付けられている。カッターアーム10の後部にはベアリングホルダー11がリベット17で結合されて延設され、その後端にはボールベアリング30が取り付けされ、このボールベアリング30が円錐カムの一部を構成するカッティングカム7に接している。
カッティングカム7は円錐カムの直径方向に対向配置され、その先端の連結部7aで双方が連結されてシャフト25にスライド可能に外嵌し、一方のカッティングカム7の後部がコネクティングシャフト26に対してジョイントピン21で結合され、先端の連結部7aがコイルスプリング22によって後方へ付勢されている。ジョイントピン21がシャフト25を貫通する部分はシャフト25に溝24が形成されており、カッティングカム7は、シャフト25内をその長さ方向にスライド可能なコネクティングシャフト26に押されるため、このコネクティングシャフト26にジョイントピン21によって連結されたカッティングカム7は、前記溝24に沿って溝24の領域をスライドする。
従って、対向配置され連結部7aで双方が一体になっているカッティングカム7が、図9(a)において、ジョイントピン21で結合されていない側が前方向へずれているのは、コネクティングシャフト26を介して作動し、このカッティングカム7によってカッティングアーム10が作動した状態を半断面図として簡略図示したものである。勿論、双方のカッティングカム7は同時に動作し、第1ステップの動作では後述するセントライザアームを伴い、第2ステップの動作ではカッティングアーム10のみを動作する。
カッティングカム7を動作させるコネクティングシャフト26の駆動機構は、不図示のステッピングモータにより、回転運動を直線運動に変換させて駆動され、ロータ1は、不図示の別のモータによる回転がベルトを介して、シャフト8に外嵌したドライブプーリ8を駆動し、回転する。
カッティングアーム10は、カッティングアーム10の外面の係合溝10aにかけられ、このアーム10及び後述するセントライザアームの外側面を囲むように設けたコイルスプリング(図示省略)によって、常に外側から付勢され、ボールベアリング30が円錐カムに押し付けられているため、円錐カムが作動してカッティングアーム10の後端を押し上げたときは、カッティングアーム10の先端側が閉じる方向へ回動し、円錐カムが元位置に戻ったときは上記とは反対方向へ回動する。
また、カッティングアーム10の先端部の内側にスプリング13が設けられ、ブレードホルダー14を常時外方向に押圧して、カッティングアーム10とブレードホルダー10とのガタを防いでいる。後述するセントライザ16の場合も同様。
図9(b)は、ロータ1の先端のキャップ3を取り外した状態の正面図を示す。図示の如く、上記したカッター15及びこれと直交方向にセントライザ16が対向配置されている。図9(a)のキャップ3の中心に形成された差込穴28から差し込まれたワイヤWは、図9(b)における仮想線で示すように位置し、心出し後に被覆材が切断される。
図10(a)は、図8(b)のX−X線概略断面図(図10(b)のa−a線断面図と同じ)を示し、前記した図9によるカッティングアーム10と直交方向に対向配置されたセントライザアーム9の構成を示す図である。
このセントライザアーム9の構成も前述したカッティングアーム10とほぼ同様であるので、同様な部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
まず、セントライザアーム9の先端にはセントライザ16が、その構成部材であるセントライザ部材16a、16bが重ね合わされて、ブレードホルダー5に取り付けられ、セントライザ部材16a、16bはその先端が斜線状に形成された当接面を有し、図10(b)に示すように、当接面の斜辺が対称配置されてV字型を呈している。
そして、セントライザアーム9を作動させる円錐カムは、前記カッティングカム7とは対向配置されたセントライザカム6、6で構成され、双方のカム6、6は後部が互いに連結され、図10(a)に示すように、ドライブプーリ8に形成された係合穴8aと、セントライザカム6に形成された係合穴6bとに係合したセントライザスプリング18によって前方へ付勢されている。
セントライザカム6は、シャフト25にスライド可能に外嵌し、コネクティングシャフト26の駆動によって前記した第1ステップの動作時に、カッティングカム10と連動し、セントライザアーム9を介して先端のセントライザ16をワイヤWの中心方向に向けて閉じ、その当接面をワイヤWの側面に当接させる。
図11及び図12は、上記したカッティングアーム10とカッター15、及びセントライザアーム9とセントライザ16の要部のみを示した概略図であり、この図によって両者の動作を要点的に説明する。なお、図9において図示省略したコイルスプリングを図11及び図12において、コイルスプリング23として簡略図示したが、このコイルスプリング23は、図11(b)及び図12(b)において仮想線で示すように、カッティングアーム10及びセントライザアーム9の外側にこれらを囲むように設けられている。
図9に示したカッティングアーム10等の要部は図11(a)(動作する前の状態)のように構成されており、円錐カムを構成するカッティングカム7の作動時は実線矢印方向に移動し、このカッティングカム7によってカッティングアーム10がピン12を軸に実線円弧矢印のように動作し、先端の上下に対向配置されたカッター15が、実線矢印のように対向して動作する。そしてカッティングカム7が元位置に戻るときは、各部が破線矢印方向へ動作して元位置へ戻る。
図11(b)に示すように、カッター15が不図示のカッターブレードに対して平行ピン29にガイドされてボルト31によって固定され、カッター15と直交配置されたセントライザ16が、当接面をV字状に形成され、重ね合わされて配置されている。
また、図12(a)は、図10に示したセントライザアーム等の要部(動作前の状態)を示し、円錐カムを構成するセントライザカム6の作動時は実線矢印方向に移動し、これによってセントライザアーム9がピン12を軸に実線円弧矢印のように動作し、先端の上下に対向配置されたセントライザ16が、実線矢印のように対向して動作する。また、セントライザカム6が元位置に戻るときは、各部が破線矢印方向へ動作して元位置へ戻る。
そして、図12(b)は、セントライザ16が閉じた状態と、この状態におけるカッター15の状態を示している。
上記したような、カッティングカム7及びセントライザカム6の第1ステップ時の動作の度合は、加工するワイヤW全体の径又は加工部分の径に応じてこれらのカム(7、6)が連動し、第2ステップ時のカッティングカム7のみの動作時には、切断するワイヤWの被覆材の厚さに応じて、カッティングアーム10の先端のカッター15が被覆材を切断し得るように、それに必要な度合でカッティングカム7が動作する。
以上、本実施の形態のワイヤストリッパ50の構成を説明したが、図1は、上記の説明におけるカッター15及びセントライザ16の先端要部を拡大図示したものであり、上記した円錐カムの第1ステップ時と第2ステップ時におけるカッター15とセントライザ16及びワイヤWの関係を示す。
即ち、図1A(a)は動作前の状態におけるカッター15とセントライザ部材16a、16bの正面図(前方から見た図)、同図(b)は、(a)図におけるb−b線断面図であり、この状態を斜視図で示した図2のように、カッター15はセントライザ16の後方に位置し、カッター15の前方位置にセントライザ16が対向方向にほぼ等角度で配置され、双方のセントライザ16は上述したように、円錐カムの動作によって各セントライザアーム9を介してセントライザ16に同等の押圧力が付与されている。
また図2に示すように、セントライザ16のセントライザ部材16a、16bは前後方向に2枚の部材が重ね合わされ、双方のセントライザ16のセントライザ部材16a、16a同士は対向し、その当接面16a’が互いに同一面に配され、またセントライザ部材16b、16b同士も対向し、その当接面16b’が互いに同一面に配され、当接面16a’、16b’が対称に配されていることにより、当接面16a’と16b’とによってV字形をなしている。
従って、対向配置されたセントライザ16の当接面16a’、16b’のV字形をなす領域の一部分の点がワイヤWに当接し、この当接箇所は前後方向にずれた位置で当接することとなると共に、上記したように、各セントライザ16の押圧力がほぼ同等であり、このセントライザ16がほぼ等角度で対向配置され、その当接面及び当接箇所がほぼ線対称に配置されることにより、上述した顕著な効果が奏せられる。
このメカニズムを、図1B(セントライザが閉じた状態)におけるセントライザ16の先端部とワイヤWの位置関係を拡大図示(カッター15は図示せず)した図4によって更に詳述する。図4(a)に示すように、双方のセントライザ16がワイヤWをそれぞれの当接面16a’、16b’で挟み、B1〜B4点でワイヤWの外周面に当接している。
このように、まずセントライザ16、16がワイヤWの外周面の周方向に沿って、各セントライザ16の中心線c1、c2に対してほぼ等角度で配置されており、セントライザ16の当接面16a’、16b’のワイヤWとの当接箇所(B点)もほぼ線対称に配置される。従って、上述した円錐カムの作用による一方のセントライザ16の押圧力F1はB1、B2点において、当接面に対して直角方向のベクトル成分を形成する。また、他方のセントライザ16の押圧力F2もB3、B4点において、当接面に対して直角方向のベクトル成分を形成する。そして各B点における圧力(ベクトル成分)P1〜P4はワイヤWの中心Cに向ってそれぞれ同等に作用する。
即ち、セントライザ16がほぼ等角度で対向配置されていることにより、その当接面16a’、16b’における当接箇所B1、B2、B3、B4において、圧力P1、P2、P3、P4がワイヤWの中心Cに向って同等に作用する。これは一方のセントライザ16の押圧力F1と他方のセントライザ16の押圧力F2とが、同一のセントライザカム6(図12参照)によって同一の押圧力(F1=F2)を双方のセントライザ16に付与していることに起因している。このため、B1における圧力P1、B2における圧力P2、B3における圧力P3、B4における圧力P4は同等となる。従って、各B点で作用する圧力Pが常に反対方向からの同等の圧力Pとなって相殺されることにより、ワイヤWの心出しを確実に行うことができる。
また、図4(b)は、図4(a)における各当接面16a’、16b’を一つの面に現した図である。即ち、斜線で示した当接面16a’、16a’の当接点(●)B1、B2は図4(a)におけるB1、B2であり、白地の当接面16b’、16b’の当接点(○)B3、B4は図4におけるB3、B4を示している。このようにセントライザ16の各当接箇所がワイヤWの長さ方向にずれており、互いに対角線上に配置されていることにより、ワイヤWがその長さ方向へ逃げる現象が生じてもこれを阻止することができる。
このような構成とメカニズムにより、上記した顕著な効果を発揮できることが本実施の形態の特筆すべき特徴である。
図1Bは、上記した円錐カムの第1ステップに伴うカッター15及びセントライザ16の動作を示す。この状態は図3における斜視図によっても明らかなように、対向するセントライザ16の当接面16a’、16b’がワイヤWの側面に当接し、図4(a)に示したように各B点において同等の圧力PがワイヤWの中心に向って作用すると共に、セントライザ16に近接配置されたカッター15の刃先15aがワイヤWに接近する。
この状態を図1B(a)のb−b線断面図で示すと、同図(b)のようになり、ワイヤWの向う側のセントライザの当接面16a’、16b’の一部分((a)において切断線の太線部分16c、16d)がワイヤWの上方で断面16c、下方で16dとして現われ、同じ切断位置においてワイヤWの手前側のセントライザの当接面16a’、16b’の一部分も上方が断面16c’、下方が16d’として現れる。
また、図1B(a)のc−c線断面図で示すと、同図(c)のようになり、ワイヤWの手前側のセントライザ部材16aは一部分が断面((a)において切断線の太線部分16e、16f)として現われ、この部分におけるワイヤWの向う側のセントライザ16の当接面は手前側の断面部分で隠れ、切断線にかからない部分のセントライザ部材の当接面16a’、16b’が現れる。
図1C(b−b線断面は、図1Bにおけるb−b線断面と同一)は、上記した円錐カムの第2ステップに伴って、カッター15のみが更に作動し、同図(a)及び(b)に示すように、カッター15の刃先15aがワイヤWの被覆材W1を切断した状態を示す。即ち、セントライザ16による心出し状態を確保できる近接位置にカッター15が設けられているので、切断した被覆材を確実に除去し、所望の加工を良好に行うことができる。
これらの一連の動作を、ロータ1を構成する各部を含めてステップ順で示す図5(図9及び図10の簡略図)により説明する。
図5(a)は動作前の状態(図1Aに対応)を示し、図5(b)は、第1ステップ時の状態(図1Bに対応)を示す。即ち、図9及び図10の説明において既述したように、不図示のコネクティングシャフト26の駆動に伴い、円錐カムを構成するカッティングカム7及びセントライザカム6が連動して作動し、セントライザアーム9を介してその先端のセントライザ16がワイヤWの側面に当接した状態である。この場合のセントライザ16の閉じ度合は、ワイヤWの径に応じて閉じ、この閉じの度合はセントライザカム6とカッティングカム7で構成する円錐カムによって規制されると共に、図5(a)のようにワイヤWを差し込むと同時に、不図示のセンサーの感知によりロータ1が回転し始める。
次に、図5(C1)に示すように、第2ステップ時にカッティングカム7のみが更に作動し、回転しているカッター15がワイヤWの被覆材を切断するが、セントライザアーム9と直行方向に対向配置されているカッティングアーム10は図5(c2)(図5(c1)のc2−c2線断面図)のようになる。
即ち、図5(c2)(図1Cに対応)に示すように、この状態におけるカッティングカム7は、ワイヤWの被覆材の厚さに対応してセントライザカム6よりも更に前進し、カッティングアーム10のボールベアリング30を押し上げ、カッティングアーム先端のカッター15がワイヤWの全周面の被覆材を回転しながら切断する。
次に、図5(d)に示すように、カッター15がワイヤWの被覆材を切断した状態のまま、ロータ1全体が矢印で示すように後方へ移動することにより、ワイヤWの芯線W2を縒線にしながら、切断された被覆材W1を除去する。ロータ1全体の移動は図13に示すように、ロータ1のシャフト25がベアリング36を介してプレート板38に支軸され、ステッピングモータによるロータ1の前後方向の動作は、プレート板38がガイドレール44上をスライド可能に支持されているからである。
図6は、上記したワイヤストリッパにより端部を加工された同軸ケーブルWの加工例を示す。
同軸ケーブルWは同図(a)の右側に示すように、芯線W2の外側を被覆材W1'で被覆され、この外側に網目の導電材W3が配され、この外側に被覆材W1を有しており、まず同図(b)に示すように、C1の位置を切断してこれより先の被覆材W1と導電材W3を除去し、次は同図(c)に示すように、C2の位置を切断してこれより先の被覆材W1'を除去して芯線W2を露出させ、最後は同図(d)に示すように、C3の位置を切断して最外側の被覆材W1を除去して導電材W3を露出させる。
即ち、上記した図5(b)と同様にセントライザ16を図6のワイヤWに当接し、図5(C2)と同様に、図6(b)における切断位置C1の被覆材W1及び導電材W3の厚みに対応して、カッティングカム7のみが更に動作して、カッティングアーム10の先端のカッター15を作動させることにより、C1位置より先の被覆材W1と導電材W3が切断除去される。
次に、図6(c)における切断位置C2の被覆材W2の切断時には、シャフト26が直線移動してセントライザ16が切断位置C2に対応する位置で被覆材W1'に当接し、図5(c2)と同様に、カッティングカム7が被覆材W1'の厚みに対応して動作するため、カッティングアーム10を介してカッター15を作動させ、被覆材W1'を切断除去することにより、ワイヤWの芯線W2が露出する。しかも、カッター15が回転しながら被覆材W1'を除去することによって、芯線W2が縒線に形成されるので、端子等への接続を行い易くなる。
次に、図6(d)における切断位置C3の切断時には、シャフト26が直線移動してセントライザ16がワイヤWの側面に当接し、図5(c2)と同様に、カッティングカム7がこの切断位置C3における被覆材W1の厚みに対応して動作するため、カッティングアーム10を介してカッター15を作動させ、被覆材W1を切断除去することにより、導電材W3が露出する。
このような一連の動作は、ワイヤストリッパに内設された電子的な自動制御機構(図示せず)に対して、予めセッティングされたプログラムに基づいて自動的に行われる。
従って、図6に示したような、ワイヤWの加工が、上記した本実施の形態に示したワイヤストリッパを用いることにより、確実にワイヤWの心出しを行い、この状態を保持しながらワイヤWを任意の位置で切断し、所望の形状に容易に加工することができる。
図7は、上記のような加工を行う本実施の形態のワイヤストリッパ50の構成を示し、一部分を破断した斜視図である。
このワイヤストリッパ50は、上部60aと下部60bとからなる内枠60の後部が配線スペース69となり、これらを覆う外枠61を有し、下部60bの前部にメインスイッチ65が配され、外枠61の上面に取手62が設けられて可搬式となっている。
上部60aの床板63には各種の電子部品70及びこれらの電子部品間の配線は配置され、後部の配線スペース69へ導かれている。下部60bには、前方に一部が突出したロータ1が配置され、このロータ1を回転駆動させるモータ67と、ロータ1及びコネクティングシャフト26を駆動させるステッピングモータ68とが前後に配置されたプレート板38に支軸されている。
下部60aの床板66には厚板からなる基台66aが固定され、この基台に対して垂直に固定された支持台64が前後かつ左右に配置され、これらの支持台64に前後方向に貫通してガイドレール44が設けられ、このガイドレール44に上記したプレート板38がスライド可能に支持されている。
モータ67に同軸のプーリ43はロータ1のプーリ8をベルト35を介して回転させ、ロータ1のコネクティングシャフト26はステッピングモータ68に連結された不図示の変換機構に連結され、この変換機構によってステッピングモータ68の回転運動が直線運動に変換され、コネクティングシャフト26を前後方向に駆動させる。
従って、コネクティングシャフト26に連結された円錐カムの動作によって、既述したロータ1の本体2に内設されたカッティングアーム10及びセントライザアーム9を作動させ、セントライザ16及びカッター15を動作させて、ワイヤWの切断後はプレート板38がガイドレール44上をスライドして後方へ移動することにより、プレート板38に支軸されたロータ1も後方へ移動するため、図4(d)のように被覆材W1を除去する。
内枠60の下部60b前方にはグリッパ48が配置され、不図示の機構を介して動作するグリッパ48が加工するワイヤWを心出しして把持するようになっており、グリッパ48の心出しとセントライザ16によるワイヤWの心出しが一致するようになっている。このためワイヤWをロータ1のキャップ3の差し込み穴28に差し込むことにより、グリッパ48がワイヤWを心出しして把持し、ワイヤWの先端が不図示のセンサーに感知されてモータ67を始動させてロータ1を回転させると共に、セントライザ16によって同一の心出しがなされ、次にカッター15を動作させて切断する。従って、自動的に確実に心出しがなされ、所望の切断を常に確実に行うことができる。
そして、これら各部の動作及び図6に示したような加工は、上部60aに内設された電子制御機構に対し、任意の切断位置、切断の深さ等をワイヤWの規格に応じて予めセッティングしておくことにより、自動加工することができる。
本実施の形態によれば、図2及び図3に示したように、ワイヤWの心出しをするセントライザ16がワイヤWの外周面の周方向に沿ってほぼ等角度で配置され、その当接箇所がほぼ線対称に配置され、この当接面16a’、16b’のB点で当接し、この当接点BがV字形を呈した当接面16a’、16b’において、前後方向にずれて配置され、ワイヤWの両側面に当接し、ワイヤWの中心に向って作用するので、既述した従来例(図16、図17参照)のような現象を生じることがなく、確実に心出しをして所望の加工を行うことができ、しかも製作も容易であるため安価に提供できる。
そして、心出しされたワイヤWは上記したワイヤストリッパ50を用いて任意に所望の形状に加工することができる。
上記した実施の形態は、本発明の技術的思想に基づいて種々に変形が可能である。
例えば、ワイヤストリッパ50を構成する各部の構造や形状等は、適宜であってよく、セントライザ16の当接面16a’、16b’における当接箇所は、図4に示したように1つの当接面において1箇所としたが、複数でもよく、また、当接面は図15(b)に示した従来例のように、同一面上に形成してもよい。
また、セントライザ16は一対に限らず3個又はそれ以上をほぼ等角度に配置してもよい。被覆材はカッター15で切断除去すると同時に、縒線にしないで除去することもできる。
また、上記した実施の形態のワイヤストリッパ50は同軸ケーブル等のワイヤWの加工用として説明したが、ワイヤWに限らず被覆材によって被覆された線状体の加工に適用することもできる。
本発明の実施の形態によるカッターとセントライザのステップに伴う動作を示す要部の拡大図である。 同、要部の斜視図である。 同、要部の斜視図である。 図4(a)は、セントライザのワイヤへの当接状態の要部の拡大図、(b)は当接面を一つの面に現わした図である。 本発明の実施の形態によるカッターとセントライザの動作をステップ順に示す概略図である。 同、ワイヤストリッパによるワイヤの加工例を示す図である。 同、ワイヤストリッパの概略斜視図である。 同、実施の形態によるロータを示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 図8(b)のIX−IX線断面図とその正面図である。 図8(b)のX−X線断面図とその正面図である。 実施の形態の1部分を抽出した図を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 実施の形態の1部分を抽出した図を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 実施の形態のロータの前後動機構を示す概略図である。 ワイヤの加工例を示す図である。 従来例によるセントライザ機構を示す概略図である。 同、セントライザ機構の一例による心出しを示す概略図である。 同、セントライザ機構の他の一例による心出しを示す概略図である。
符号の説明
1…ロータ、2…本体、3…キャップ、4…ボールジョイント、4a…スプリング、
5、14…ブレードホルダー、6…セントライザカム、6a、7a…連結部、
6b、8a…係合穴、7…カッティングカム、8…ドライブプーリ、
9…セントライザアーム、10…カッティングアーム、10a…係合溝、
11…ベアリングホルダー、12…ピン、13…ブレードホルダースプリング、
15…カッター、15a…刃先、16…セントライザ、
16a、16b…セントライザ部材、16a’、16b’…当接面、17…リベット、
18…セントライザスプリング、20…ロータカバー、21…ジョイントピン、
22、23…コイルスプリング、24…溝、25、42…シャフト、
26…コネクティングシャフト、28…差し込み穴、29…平行ピン、
30…ボールベアリング、31…ボルト、35、41…ベルト、36…ベアリング、
38、51…プレート板、40、43…プーリ、44…ガイドレール、48…グリッパ、
50…ワイヤストリッパ、60…内枠、60a…上部、60b…下部、61…カバー、
62…取手、63、66…床板、64…支持台、65…スイッチ、66a…基台、
67…モータ、68…ステッピングモータ、69…配線スペース、70…電子部品、
W…ワイヤ、W1、W1'…被覆、W2…芯線、W3…導電材、P…圧力、B…当接点、
1〜C3…切断位置

Claims (3)

  1. 被覆材で覆われた対象物の心出しを行いながら、少なくとも前記被覆材の一部分を切断除去するように構成された被覆除去装置において、
    前記対象物の外周面からその中心に向って付勢されて前記外周面に複数箇所で当接し 、これらの当接箇所がほぼ線対称に配置された心出し部材が複数個設けられ、これらの 心出し部材が前記対象物の前記外周面の周方向に沿ってほぼ等角度に配置されると共に 、前記対象物に対してほぼ同等の付勢力で当接し、
    前記複数の心出し部材に近接した位置に、少なくとも前記被覆材の一部分を切断する ための切断部材が設けられ、
    前記の切断された部分を除去する除去手段が設けられている
    ことを特徴とする、被覆除去装置。
  2. 被覆材で覆われた対象物の心出しを行いながら、少なくとも前記被覆材の一部分を切断するための心出し切断機構において、
    前記対象物の外周面からその中心に向って付勢されて前記外周面に複数箇所で当接し 、これらの当接箇所がほぼ線対称に配置された心出し部材が複数個設けられ、これらの 心出し部材が前記対象物の前記外周面の周方向に沿ってほぼ等角度に配置されると共に 、前記対象物に対してほぼ同等の付勢力で当接し、
    前記複数の心出し部材に近接した位置に、少なくとも前記被覆材の一部分を切断する ための切断部材が設けられている
    ことを特徴とする、心出し切断機構。
  3. 被覆材で覆われた対象物の心出しを行いながら、少なくとも前記被覆材の一部分を切断するための心出し切断機構の作動装置であって、
    前記心出し切断機構において、
    前記対象物の外周面からその中心に向って付勢されて前記外周面に複数箇所で当接し 、これらの当接箇所がほぼ線対称に配置された心出し部材が複数個設けられ、これらの 心出し部材が前記対象物の前記外周面の周方向に沿ってほぼ等角度に配置されると共に 、前記対象物に対してほぼ同等の付勢力で当接し、
    前記複数の心出し部材に近接した位置に、少なくとも前記被覆材の一部分を切断する ための切断部材が設けられており、
    更に、
    前記複数の心出し部材を前記対象物に対して作動させる第1のレバー手段と、
    前記切断部材を前記対象物に対して作動させる第2のレバー手段と、
    前記第1及び第2のレバー手段を順次作動させる作動手段と
    を有する、心出し切断機構の作動装置。
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JP2011155724A (ja) * 2010-01-26 2011-08-11 Shusaku Murata 絶縁皮膜剥離装置、絶縁皮膜の剥離方法およびコイルの製造方法
KR101442723B1 (ko) * 2013-04-02 2014-09-24 주식회사 기가레인 수직형 전선 탈피기

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