JP2005269411A - コンテンツ配信システムおよびサーバ側装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】途中で一旦中断したコンテンツの配信をサーバ側装置の制御によってその中断時点から再開することを可能にしたコンテンツ配信システムを提供する。
【解決手段】コンテンツの配信先である第1の端末装置100の中断要求部105から当該コンテンツ配信の中断要求が送信されると、サーバ側装置300では、この中断要求を中断要求受信部304が受信して、コンテンツ配信中断部305が当該コンテンツ配信を中断する。この時、配信管理部306は、当該ユーザに対するコンテンツ配信を中断時点から再開するための配信情報を記録する。また、第2の端末装置200の再開要求部205からコンテンツ配信の再開要求が送信されると、サーバ側装置300では、この再開要求を再開要求受信部307が受信して、コンテンツ配信再開部308が、配信管理部306により記録された配信情報に基づき、コンテンツ配信を中断時点から再開する。
【選択図】 図1
【解決手段】コンテンツの配信先である第1の端末装置100の中断要求部105から当該コンテンツ配信の中断要求が送信されると、サーバ側装置300では、この中断要求を中断要求受信部304が受信して、コンテンツ配信中断部305が当該コンテンツ配信を中断する。この時、配信管理部306は、当該ユーザに対するコンテンツ配信を中断時点から再開するための配信情報を記録する。また、第2の端末装置200の再開要求部205からコンテンツ配信の再開要求が送信されると、サーバ側装置300では、この再開要求を再開要求受信部307が受信して、コンテンツ配信再開部308が、配信管理部306により記録された配信情報に基づき、コンテンツ配信を中断時点から再開する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、ネットワークを介してユーザにコンテンツを配信するコンテンツ配信システムおよびサーバ側装置に係り、特に、途中で一旦中断したコンテンツの配信をサーバ側装置の制御によってその中断時点から再開することを可能にしたコンテンツ配信システムおよびサーバ側装置に関する。
近年、例えばインターネット等のネットワークを介してユーザにコンテンツを配信するコンテンツ配信システムが普及しつつある。そして、この種のコンテンツ配信システムにおいて、途中で一旦中断したコンテンツの配信をその中断時点から再開することを可能にした技術として、特許文献1に記載の「再生装置および方法、配信装置および方法、コンテンツデータ配信システム、記録媒体並びにプログラム」が存在する。この特許文献1に記載の技術は、途中で再生を停止した場合、その再生停止位置を示すタイムポイントを少なくとも含むユーザ情報を端末装置側で取得して配信装置に送信し、配信装置は、端末装置からの再開要求時に、このユーザ情報に含まれるタイムポイントが示す再生停止位置以降のコンテンツデータを端末装置に配信するというものである。
しかしながら、この特許文献1に記載の技術では、端末装置に再生停止位置を示すタイムポイントを取得する手段を設けたため、停止時点と再開時点とを確実に一致させることが可能になる反面、端末装置に再生停止位置を示すタイムポイントの取得手段が必要になるなど、既存の端末装置に新たな機能追加が必要になるという問題がある。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、既存の端末装置に機能追加することなしに、途中で一旦中断したコンテンツの配信をサーバ側装置の制御によってその中断時点から再開することを可能にしたコンテンツ配信システムおよびサーバ側装置を提供することを目的とする。
前述の目的を達成するために、この発明は、ネットワークを介してサーバ側装置からユーザ側の端末装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、前記サーバ側装置は、ユーザが使用する第1の端末装置に対して実行中のコンテンツの配信の中断要求を前記第1の端末装置から受け付け、前記コンテンツの配信を中断すると共に、前記ユーザに対する前記コンテンツの配信を中断時点から再開するための配信情報を記録する手段と、前記ユーザからのコンテンツ配信の再開要求を第2の端末装置から受け付け、前記第2の端末装置の出力形式が前記配信情報で示される前記第1の端末装置の出力形式と同じか否かを判定し、同じ場合、前記配信情報で示される前記コンテンツの配信を前記配信情報で示される中断時点から前記第2の端末装置に対して再開し、異なる場合には、前記配信情報で示される前記コンテンツに対応する前記第2の端末装置の出力形式用のコンテンツの配信を前記配信情報で示される中断時点に対応する時点から前記第2の端末装置に対して再開し、または、前記配信情報で示される前記コンテンツの配信を前記配信情報で示される中断時点から前記第2の端末装置の出力形式用に変換しながら前記第2の端末装置に対して再開する手段とを具備することを特徴とする。
また、この発明は、ネットワークを介してユーザ側の端末装置にコンテンツを配信するサーバ側装置において、ユーザが使用する第1の端末装置に対して実行中のコンテンツの配信の中断要求を前記第1の端末装置から受信する中断要求受信手段と、前記中断要求受信手段により中断要求が受信された場合、前記第1の端末装置に対するコンテンツの配信を中断するコンテンツ配信中断手段と、前記コンテンツ配信中断手段による前記コンテンツの配信中断時に、前記第1の端末装置の出力形式を示す出力形式情報、前記コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報および前記コンテンツの中断時点を示す配信経過情報を少なくとも含む配信情報を、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けて管理する配信管理手段と、前記ユーザからのコンテンツ配信の再開要求を第2の端末装置から前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報および前記第2の端末装置の出力形式を示す出力形式情報と共に受信する再開要求受信手段と、前記再開要求受信手段により受信された前記ユーザ識別情報に基づき、対応する前記配信情報を前記配信管理手段から取得し、この取得した配信情報中の前記第1の端末装置の出力形式情報が前記受信した前記第2の端末装置の出力形式情報と同じ場合には、前記配信情報中の前記コンテンツ識別情報で識別されるコンテンツの配信を前記配信情報中の前記配信経過情報で示される中断時点から前記第2の端末装置に対して再開し、異なる場合には、前記配信情報中の前記コンテンツ識別情報で識別されるコンテンツに対応する前記第2の端末装置の出力形式用のコンテンツの配信を前記配信情報中の前記配信経過情報で示される中断時点に対応する時点から前記第2の端末装置に対して再開し、または、前記配信情報中の前記コンテンツ識別情報で識別されるコンテンツの配信を前記配信情報中の前記配信経過情報で示される中断時点から前記第2の端末装置の出力形式用に変換しながら前記第2の端末装置に対して再開するコンテンツ配信再開手段とを具備することを特徴とする。
この発明においては、コンテンツの中断、再開に関連する情報をサーバ側装置のみで管理することにより、端末装置への機能追加は必要なくなるため、ユーザが既に使用している端末装置を用いて、コンテンツの視聴を一旦中断し、再度再開するといった視聴方法が可能となる。
この発明によれば、既存の端末装置に機能追加することなしに、途中で一旦中断したコンテンツの配信をサーバ側装置の制御によってその中断時点から再開することを可能にしたコンテンツ配信システムおよびサーバ側装置を提供することができる。
以下、図面を参照してこの発明の一実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成例、図2は、同実施形態のコンテンツ配信システムの動作シーケンスを示す図である。
図1に示すように、第1の端末装置100と第2の端末装置200は、ネットワーク400を介してサーバ側装置300に接続される。第1の端末装置100と第2の端末装置200とは、同一の端末装置であっても、異なった種類の端末装置であってもよい。
図1は、本発明の実施形態に係るコンテンツ配信システムの構成例、図2は、同実施形態のコンテンツ配信システムの動作シーケンスを示す図である。
図1に示すように、第1の端末装置100と第2の端末装置200は、ネットワーク400を介してサーバ側装置300に接続される。第1の端末装置100と第2の端末装置200とは、同一の端末装置であっても、異なった種類の端末装置であってもよい。
第1の端末装置100は、ネットワーク400を介してサーバ側装置300に接続するための接続部101と、所望のコンテンツを選択し、サーバ側装置に配信要求を行う番組選択部102と、サーバ側装置300から番組選択部102で選択したコンテンツを受信するコンテンツ受信部103と、コンテンツ受信部103により受信したコンテンツを表示する表示部104と、サーバ側装置300からのコンテンツの受信を途中で中断するようにサーバ側装置300に要求する中断要求部105などから構成される。
また、第2の端末装置200は、接続部201と、番組選択部202と、コンテンツ受信部203と、表示部204と、中断したコンテンツの再開をサーバ側装置に要求する再開要求部205などから構成される。接続部201、番組選択部202、コンテンツ受信部203および表示部204は、それぞれ第1の端末装置100の接続部101、番組選択部102、コンテンツ受信部103および表示部104と同様の機能を有するものである。
一方、サーバ側装置300は、第1の端末装置100や第2の端末装置200からの接続要求時に、ユーザの認証を行うユーザ認証部301と、番組表を作成し、第1の端末装置100や第2の端末装置200に配信する番組表作成部302と、第1の端末装置100の番組選択部102または第2の端末装置200の番組選択部202により選択された番組のコンテンツを配信するコンテンツ配信部303と、第1の端末装置100からの中断要求を受信する中断要求受信部304と、第1の端末装置100へのコンテンツの配信を中断するコンテンツ配信中断部305と、中断したコンテンツを識別するコンテンツ識別情報、第1の端末装置100の出力形式情報、コンテンツをどこまで配信したかを示す配信経過情報等からなる配信情報を、第1の端末装置100を使用していたユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて管理する配信管理部306と、第2の端末装置200からコンテンツの再開要求を受信する再開要求部307と、中断していたコンテンツの配信を再開するコンテンツ配信再開部308などから構成される。
次に、以上のように構成される本実施形態のコンテンツ配信システムの動作原理を図2の動作フローを併せて参照しながら説明する。
第1の端末装置100を使用するユーザは、まず、コンテンツの視聴を行うため、接続部101により、ネットワーク400を介してサーバ側装置300に接続要求を行う(図2の(1))。
第1の端末装置100を使用するユーザは、まず、コンテンツの視聴を行うため、接続部101により、ネットワーク400を介してサーバ側装置300に接続要求を行う(図2の(1))。
サーバ側装置300のユーザ認証部301では、第1の端末装置100を使用しているユーザがコンテンツ視聴サービスの提供を受けることが可能か否かをパスワードなどにより認証を行う(図2の(2))。そして、ユーザ認証がOKの場合は、番組表作成部302により、ユーザに提供可能な番組を集めた番組表を作成し、ネットワーク400を介して第1の端末装置100に配信する(図2の(3))。この際、第1の端末装置100の出力形式に適した形式で番組表データを作成し、第1の端末装置100に配信する。第1の端末装置100の出力形式については、サーバ側装置300への接続要求時の情報に基づいて、あるいはユーザが使用する端末装置の出力形式情報を予めサーバ側装置に登録するなどすることにより取得できる。この出力形式は、例えばユーザ側の端末装置上で動作するブラウザソフトウェアの種類や搭載される機能等によってその種別が決定される。
第1の端末装置100では、サーバ側装置300から番組表を受信すると、表示部104に表示する。ユーザは、番組選択部102により、所望のコンテンツを選択し、サーバ側装置300に対しコンテンツの配信要求をする(図2の(4),(5))。
サーバ側装置300は、コンテンツ配信要求を受信すると、コンテンツ配信部303により、選択されたコンテンツを配信する(図2の(6),(7))。コンテンツについても番組表と同様、第1の端末装置100の出力形式に適した形式で配信される。
サーバ側装置300は、コンテンツ配信要求を受信すると、コンテンツ配信部303により、選択されたコンテンツを配信する(図2の(6),(7))。コンテンツについても番組表と同様、第1の端末装置100の出力形式に適した形式で配信される。
第1の端末装置100のコンテンツ受信部103は、サーバ側装置300からコンテンツを受信し、表示部104に表示する(図2の(8))。
ユーザが表示部104に表示されたコンテンツを視聴している途中で、用事ができるなどにより、視聴を一旦中断したい場合には、中断要求部105により、中断要求をサーバ側装置300に送信する(図2の(9))。
ユーザが表示部104に表示されたコンテンツを視聴している途中で、用事ができるなどにより、視聴を一旦中断したい場合には、中断要求部105により、中断要求をサーバ側装置300に送信する(図2の(9))。
サーバ側装置300の中断要求受信部304は、この中断要求を第1の端末装置100から受信すると、コンテンツ配信中断部305により、コンテンツの配信を中断する(図2の(10))。この時、サーバ側装置300の配信管理部306は、コンテンツ配信中断部305より、コンテンツをどこまで配信したかを示す配信経過情報を取得し、配信したコンテンツを識別するコンテンツ識別情報と、第1の端末装置100の出力形式情報とを含む配信情報を、第1の端末装置100を使用していたユーザを識別するユーザ識別情報に対応付けて管理する。図3は、この配信情報を管理するための配信情報管理テーブルの例である。図3に示すように、配信情報管理テーブルは、ユーザ毎に対応付けられて配信情報が格納される。
次に、第1の端末装置100で視聴を一旦中断したユーザが、第2の端末装置200により中断時点から再度視聴を希望する場合には、第2の端末装置200の接続部201により、再度サーバ側装置300に接続する。ここで、第1の端末装置100と第2の端末装置200とは同じ端末装置であってもよいし、異なった端末装置であってもよい。異なった端末装置の場合の例としては、家庭のパーソナルコンピュータ(第1の端末装置100)で視聴を開始して途中で中断し、出先で携帯電話(第2の端末装置200)で中断時点から再度視聴する場合などが該当する。
サーバ側装置300のユーザ認証部301は、接続要求のあった第2の端末装置200のユーザに対し、ユーザ認証を行い、ユーザ認証がOKの場合は、番組表作成部302により番組表を作成し、第2の端末装置200に配信する。第2の端末装置200では、サーバ側装置300から番組表を受信すると、表示部204に表示する。ユーザは、番組選択部202により、所望のコンテンツを選択し、サーバ側装置300に対しコンテンツの配信要求をする。
サーバ側装置300は、コンテンツ配信要求を受信すると、コンテンツ配信部303により選択されたコンテンツを配信する。コンテンツについても番組表と同様、第2の端末装置200の出力形式に適した形式で配信される。以上の動作は、第1の端末装置100の場合と同様に行われる。
また、ユーザが一旦中断したコンテンツの視聴を再開する場合は、再開要求部205により、再開要求をサーバ側装置300に送出する(図2の(11))。
サーバ側装置300の再開要求受信部307は、再開要求を受信し、再開要求をしたユーザを識別するユーザ識別情報と、第2の端末装置200の出力形式情報を取得する(図2の(12))。第2の端末装置200の出力形式情報は、前述したように、第2の端末装置200からサーバ側装置300への接続要求時の情報に基づいて、あるいはユーザが使用する端末装置の出力形式情報を予めサーバ側装置に登録するなどすることにより取得できる。
サーバ側装置300の再開要求受信部307は、再開要求を受信し、再開要求をしたユーザを識別するユーザ識別情報と、第2の端末装置200の出力形式情報を取得する(図2の(12))。第2の端末装置200の出力形式情報は、前述したように、第2の端末装置200からサーバ側装置300への接続要求時の情報に基づいて、あるいはユーザが使用する端末装置の出力形式情報を予めサーバ側装置に登録するなどすることにより取得できる。
サーバ側装置300のコンテンツ配信再開部308は、再開要求受信部307により取得したユーザ識別情報により、配信管理部306の配信情報管理テーブルから対応する配信情報(出力形式情報、コンテンツ識別情報、配信経過情報)を取り出す。再開要求受信部307より取得した第2の端末装置200の出力形式情報が、配信情報管理テーブルに格納されている第1の端末装置100の出力形式情報と同じ場合には、同一の出力形式の端末装置からの再開要求であると判断し、コンテンツ識別情報で指定されたコンテンツの配信を配信経過情報で指定された中断時点から再開する(図2の(13))。中断時点で発生するサーバ側装置300と第1の端末装置100との間の時間ずれについては、サーバ側装置300にて、把握している中断時点より幾分時間を巻き戻し、第2の端末装置200に対する配信をその巻き戻した時点から再開することにより、中断に伴う抜けを防止することができる。また、このように時間を巻き戻した時点から再開することで、ユーザは中断時点の状況を思い出すことが可能となり、使い勝手も向上する。
第1の端末装置100と第2の端末装置200との出力形式情報が異なる場合は、異なった端末装置で再開することになり、第2の端末装置に適した形式でコンテンツの配信を再開する必要がある。コンテンツを端末装置に適した形式で配信する方法としては、コンテンツを第2の端末装置の出力形式情報に基づいて変換したり、ユーザが使用する端末装置の出力形式が予め決まっている場合には、その種別毎に対応するコンテンツを予め用意しておくなどの方法があり、いずれを用いてもよい。
このように、第1の端末装置100と第2の端末装置200との出力形式が異なる場合は、第2の端末装置200の出力形式情報に基づき、コンテンツを第2の端末装置200に適した出力形式で中断時点から配信する。
そして、第2の端末装置200のコンテンツ受信部203は、再開したコンテンツを受信し、表示部204に表示する(図2の(14))。
そして、第2の端末装置200のコンテンツ受信部203は、再開したコンテンツを受信し、表示部204に表示する(図2の(14))。
以上述べたように、コンテンツの中断、再開に関連する情報をサーバ側装置300のみで管理することにより、端末装置(100,200)への機能追加は特に必要なく、ユーザが既に使用している端末装置を用いて、コンテンツの視聴を一旦中断し、再度再開するといった視聴方法が可能となる。
図4は、サーバ側装置300をさらに機能別に分割して構成した場合の動作シーケンスを示した図である。この図4では、サーバ側装置300を、ユーザ管理とコンテンツ管理とを行うユーザ・コンテンツ管理部と、コンテンツの配信を行う配信サーバ部と、配信の中断、再開を管理するセッション管理部とにより構成した例を示している。ユーザ・コンテンツ管理部と配信サーバ部とは、既存のコンテンツ配信サービスを実施するのに用いられるものである。すなわち、これらにセッション管理部を新たに追加することで、既存のコンテンツ配信システムにおいて、簡単にコンテンツの配信の中断・再開機能の実現を図ったものである。なお、この図4では、図2の動作シーケンスをさらに細かくしたシーケンスで示している。
第1の端末装置100は、サーバ側装置300のユーザ・コンテンツ管理部に対し、アクセス要求してログイン画面を受信し(図4の(1),(2))、アカウント、パスワード入力を行い(図4の(3))、一方、ユーザ・コンテンツ管理部では、これに基づいてユーザ認証を行う(図4の(4))。さらに、番組表を作成し(図4の(5))、第1の端末装置100に配信する(図4の(6))。以上の動作は、図2において、第1の端末装置100からサーバ側装置300に接続要求してから番組表を第1の端末装置100に配信するまでの動作に相当する。
図4では、ユーザ・コンテンツ管理部からセッション管理部に対し、接続要求したユーザが既にコンテンツの配信を途中で中断しているユーザか否かをセッション情報参照要求で確認するシーケンスが加わっている(図4の(7),(8))。この例では、中断無しとしてセッション管理部から応答があったことを示している。中断しているユーザか否かの確認は、図示のように、第1の端末装置100からの接続要求時に確認してもよいが、ユーザが配信コンテンツを選択した時点で確認するようにしてもよい。
第1の端末装置100は、ユーザ・コンテンツ管理部に視聴要求を行い(図4の(9),(10))、一方、ユーザ・コンテンツ管理部は、配信サーバ部がコンテンツを配信するために必要な情報を配信メディア情報として作成し(図4の(11))、第1の端末装置100に送信する(図4の(12))。第1の端末装置100では、配信メディア情報に基づき、配信サーバ部にコンテンツ配信要求を行い(図4の(13),(14))、配信サーバ部は、コンテンツの配信を開始する(図4の(15))。
また、配信サーバ部は、このコンテンツの配信を開始するに当たり、セッション管理部にコンテンツ配信開始に関連する情報である開始セッション情報を通知する(図4の(16))。以上の動作は、図2の第1の端末装置100において、番組表に基づき、所望のコンテンツを選択し、サーバ側装置300からコンテンツが配信されるまでの動作に相当する。
第1の端末装置100のユーザがコンテンツの視聴を途中で中断する場合、第1の端末装置100から中断要求が配信サーバ部に送信される(図4の(17),(18))。配信サーバ部では、コンテンツの配信を中断し(図4の(19))、セッション管理部に対し、コンテンツ配信中断時点に関連する情報(中断セッション情報)を通知する(図4の(20))。この際、セッション管理部では、図3に示した配信情報管理テーブルに記載した情報に相当する情報を取得し保持する。以上の動作は、図2の第1の端末装置100において、中断要求をサーバ側装置に送信し、サーバ側装置300では中断したコンテンツに関する情報を管理する動作に相当する。
ユーザは、第2の端末装置200により視聴を再開する場合、第1の端末装置100からの場合と同様に、サーバ側装置300のユーザ・コンテンツ管理部に対し、アクセス要求してログイン画面を受信し(図4の(21),(22))、アカウント、パスワードを入力する(図4の(23))。そして、ユーザ・コンテンツ管理部では、これに基づいてユーザ認証を行い、番組表を作成し、第2の端末装置に配信する(図4の(24),(25),(26))。
図4では、ユーザ・コンテンツ管理部からセッション管理部に対し、接続要求したユーザが既にコンテンツの配信を途中で中断しているユーザか否かをセッション情報参照要求で確認し、中断有りとする応答をセッション管理部から受信すると、その中断したコンテンツに関する詳細情報をセッション管理部から入手するシーケンスが加わっている(図4の(27),(28),(29),(30))。このシーケンスは、第1の端末装置100での接続要求時の動作の説明の際に既に述べたように、ユーザが配信コンテンツを選択した時点で行うようにしてもよい。
その後、ユーザ・コンテンツ管理部に対する視聴要求その他を経て(図4の(31),(32),(33),(34))、第2の端末装置200が、ユーザ・コンテンツ管理部に対し、中断したコンテンツの視聴の再開要求をすると(図4の(35),(36))、ユーザ・コンテンツ管理部は、セッション管理部から取得した中断したコンテンツに関するセッション情報に基づいて、配信メディア情報として、配信サーバ部が中断時点からコンテンツを配信するために必要な情報に基づき、配信サーバ部にコンテンツ配信再開要求を行い、これにより、配信サーバ部は、中断したコンテンツの配信を中断時点から再開する(図4の(37))。第2の端末装置は、配信サーバ部からコンテンツを受信し、視聴を再開する。
第1の端末装置100と第2の端末装置200の出力形式が同じ場合には、配信サーバ部には中断対象のコンテンツが格納されているため、配信メディア情報に中断時点情報を盛り込むことで再開が可能となる。第1の端末装置100と第2の端末装置200との出力形式が異なる場合には、コンテンツを第2の端末装置に適した形式で予め変換して配信サーバ部に用意しておき、ユーザ・コンテンツ管理部において、第1の端末装置100の出力形式での中断時点に対応する第2の端末装置200の出力形式での中断時点を求め、中断時点に関連する情報を取得しておくことが必要となる。そして、ユーザ・コンテンツ管理部において、これらの中断時点からの再開が可能になるように配信メディア情報を作成することで、第1の端末装置100と第2の端末装置200の出力形式が異なる場合の中断時点からの再開が可能となる。
以上述べたように、サーバ側装置を、ユーザ・コンテンツ管理部と配信サーバ部とセッション管理部に分け、ユーザ・コンテンツ管理部と配信サーバ部については、既存のコンテンツ配信システムでも使用されているものを流用し、中断、再開に関連する機能を有するセッション管理部のみを新たに追加するだけで、コンテンツの中断、再開機能を既存のコンテンツ配信システムに容易に導入することが可能となる。
なお、前述した実施形態では、説明を分かり易くするために、第1の端末装置100に中断要求部105、第2の端末装置200に再開要求部205が設けられた様子を図1に示したが、第1の端末装置100には、第2の端末装置200の再開要求部205に相当する図示されない機能部、第2の端末装置100には、第1の端末装置100の中断要求部105に相当する図示されない機能部が実際には設けられ、(説明とは逆に)第2の端末装置200で中断したコンテンツの配信を第1の端末装置で再開することは当然に可能である。
また、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
100,200…(第1,第2の)端末装置、101,201…接続部、102…番組選択部、103,203…コンテンツ受信部、104,204…表示部、105…中断要求部、205…再開要求部、300…サーバ側装置、301…ユーザ認証部、302…番組表作成部、303…コンテンツ配信部、304…中断要求受信部、305…コンテンツ配信中断部、306…配信管理部、307…再開要求受信部、308…コンテンツ配信再開部、400…ネットワーク。
Claims (2)
- ネットワークを介してサーバ側装置からユーザ側の端末装置にコンテンツを配信するコンテンツ配信システムにおいて、
前記サーバ側装置は、
ユーザが使用する第1の端末装置に対して実行中のコンテンツの配信の中断要求を前記第1の端末装置から受け付け、前記コンテンツの配信を中断すると共に、前記ユーザに対する前記コンテンツの配信を中断時点から再開するための配信情報を記録する手段と、
前記ユーザからのコンテンツ配信の再開要求を第2の端末装置から受け付け、前記第2の端末装置の出力形式が前記配信情報で示される前記第1の端末装置の出力形式と同じか否かを判定し、同じ場合、前記配信情報で示される前記コンテンツの配信を前記配信情報で示される中断時点から前記第2の端末装置に対して再開し、異なる場合には、前記配信情報で示される前記コンテンツに対応する前記第2の端末装置の出力形式用のコンテンツの配信を前記配信情報で示される中断時点に対応する時点から前記第2の端末装置に対して再開し、または、前記配信情報で示される前記コンテンツの配信を前記配信情報で示される中断時点から前記第2の端末装置の出力形式用に変換しながら前記第2の端末装置に対して再開する手段と
を具備することを特徴とするコンテンツ配信システム。 - ネットワークを介してユーザ側の端末装置にコンテンツを配信するサーバ側装置において、
ユーザが使用する第1の端末装置に対して実行中のコンテンツの配信の中断要求を前記第1の端末装置から受信する中断要求受信手段と、
前記中断要求受信手段により中断要求が受信された場合、前記第1の端末装置に対するコンテンツの配信を中断するコンテンツ配信中断手段と、
前記コンテンツ配信中断手段による前記コンテンツの配信中断時に、前記第1の端末装置の出力形式を示す出力形式情報、前記コンテンツを識別するためのコンテンツ識別情報および前記コンテンツの中断時点を示す配信経過情報を少なくとも含む配信情報を、前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報に対応付けて管理する配信管理手段と、
前記ユーザからのコンテンツ配信の再開要求を第2の端末装置から前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報および前記第2の端末装置の出力形式を示す出力形式情報と共に受信する再開要求受信手段と、
前記再開要求受信手段により受信された前記ユーザ識別情報に基づき、対応する前記配信情報を前記配信管理手段から取得し、この取得した配信情報中の前記第1の端末装置の出力形式情報が前記受信した前記第2の端末装置の出力形式情報と同じ場合には、前記配信情報中の前記コンテンツ識別情報で識別されるコンテンツの配信を前記配信情報中の前記配信経過情報で示される中断時点から前記第2の端末装置に対して再開し、異なる場合には、前記配信情報中の前記コンテンツ識別情報で識別されるコンテンツに対応する前記第2の端末装置の出力形式用のコンテンツの配信を前記配信情報中の前記配信経過情報で示される中断時点に対応する時点から前記第2の端末装置に対して再開し、または、前記配信情報中の前記コンテンツ識別情報で識別されるコンテンツの配信を前記配信情報中の前記配信経過情報で示される中断時点から前記第2の端末装置の出力形式用に変換しながら前記第2の端末装置に対して再開するコンテンツ配信再開手段と
を具備することを特徴とするサーバ側装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004081069A JP2005269411A (ja) | 2004-03-19 | 2004-03-19 | コンテンツ配信システムおよびサーバ側装置 |
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