JP2004159212A - 映像コンテンツ配信装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】制御回路18が、クライアント端末2から映像コンテンツ配信要求を受信し、この時の端末IDを元に端末情報管理サーバ16から表示能力の情報を取得し、この時のネットワークIDを元に配信路情報管理サーバ17からクライアント端末2との間の配信路の伝送速度の情報を取得する。制御回路18は、取得したこれらの情報に応じて映像コンテンツを適切に加工するための加工パラメータと対象となる映像コンテンツをコンテンツ加工サーバ13に通知すると共に、コンテンツ加工サーバ13が出力する映像コンテンツを配信要求をしたクライアント端末2に配信するようにコンテンツ配信サーバ14に指示する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像コンテンツの配信路の伝送能力、あるいは配信路の伝送能力とともに端末の表示能力に応じて映像コンテンツを適切に加工もしくは加工済みの映像コンテンツを選択してクライアント端末装置にオンデマンド配信する映像コンテンツ配信装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来は、映像コンテンツをクライアント端末装置(以下、クライアント端末)に配信する配信路に関する情報を利用せず、特許文献1に記載されているように、クライアント端末に関する情報のみに応じて、映像コンテンツを適切に加工して映像コンテンツを配信する方法があった。しかし、この方法では、例えば、配信路の伝送速度が十分に大きければ、クライアント端末の表示能力に合った映像コンテンツを配信することができるが、配信路の伝送速度がクライアント端末の表示能力に相当する速度よりも小さい場合には、加工後の映像コンテンツを当該配信路を介して正常にクライアント端末まで配信することができなくなるという問題があった。
【0003】
また、従来、特許文献1に記載されているように、映像コンテンツの視聴を一時中断し、同じクライアント端末で視聴再開する方法があるが、中断中にクライアント端末や配信路を変更するような方法はこれまで無かった。このため、例えば、会社に出社する途中の電車の中でPDA端末で映像コンテンツを視聴し、電車を降りる際に視聴を一時中断し、会社の昼休み中に自席のデスクトップパソコンで中断したところから視聴を再開するといったことができなかった。
【0004】
さらに、従来、映像コンテンツをどこまで視聴したかを表す情報は、特許文献1に記載されているように、映像コンテンツ配信装置が当該コンテンツのどの部分までを配信したかで取得していたが、配信路やクライアント端末の状況によっては、配信路の中で映像コンテンツのデータが消失する場合があるため、クライアント端末がどこまで再生したかというのと、必ずしも一致しないという問題があった。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−232861号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためのものであって、オンデマンドの映像コンテンツを配信するに際し、クライアント端末と映像コンテンツ配信装置間の配信路あるいは配信路及びクライアント端末の能力に応じて映像コンテンツを配信すること、また、ユーザがクライアント端末を介して映像コンテンツを視聴中に、視聴を一時中断して配信路やクライアント端末を変更した場合であっても、視聴再開後は変更後の配信路及びクライアント端末に応じて当該映像コンテンツを継続して視聴可能となるよう配信することを可能とする映像コンテンツ配信装置及び映像コンテンツ配信方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信装置であって、配信路の伝送速度の情報とクライアント端末装置の表示能力の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手段または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手段と、該加工または選択された映像コンテンツをクライアント端末装置に配信する配信手段と、クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報と当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得し、該取得した情報を元に該配信要求された映像コンテンツに対して該加工手段に加工を指示しまたは該選択手段に選択を指示し、当該加工または選択された映像コンテンツを当該クライアント端末装置に配信することを該配信手段に指示する制御手段とを、有することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0008】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、前記制御手段は、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の表示能力の情報を受信して、当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0009】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、クライアント端末装置の端末IDに対応させて当該クライアント端末装置の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手段を新たに備え、前記制御手段は、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末IDを受信して、該端末IDを元に該端末情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0010】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、クライアント端末装置の端末機種IDに対応させて当該端末機種の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手段を新たに備え、前記制御手段は、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末機種IDを受信して、該端末機種IDを元に該端末情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0011】
あるいは、クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信装置であって、配信路の伝送速度の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手段または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手段と、該加工または選択された映像コンテンツをクライアント端末装置に配信する配信手段と、クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得し、該取得した情報を元に該配信要求された映像コンテンツに対して該加工手段に加工を指示しまたは該選択手段に選択を指示し、当該加工または選択された映像コンテンツを当該クライアント端末装置に配信することを該配信手段に指示する制御手段とを、有することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0012】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、前記制御手段は、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を受信して、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0013】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワークIDに対応させて当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手段を新たに備え、前記制御手段は、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置で利用するアクセス部分のネットワークのネットワークIDを受信して、該ネットワークIDを元に該配信路情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0014】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワーク種別IDに対応させて当該ネットワークの伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手段を新たに備え、前記制御手段は、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置が利用するアクセス部分のネットワークのネットワーク種別IDを受信して、該ネットワーク種別IDを元に該配信路情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0015】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、クライアント端末装置において映像コンテンツの視聴が一時中断された場合には、当該クライアント装置において中断された再生位置情報を保存する中断情報管理手段を新たに設け、前記制御手段は、視聴の再開が要求された場合には、改めて配信路の伝送速度の情報または配信路の伝送速度の情報と該再開を要求したクライアント端末装置の表示能力の情報を取得して、該取得した情報を元に当該映像コンテンツの加工または選択を指示するとともに、該中断情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置の中断された再生位置からの配信を指示することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0016】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信装置において、前記中断情報管理手段は、クライアント端末装置が映像コンテンツの視聴中に一定時間毎に送信した最後の再生位置情報、または視聴を中断した際に送信した再生位置情報を中断された位置情報として保存することを特徴とする映像コンテンツ配信装置を、その解決の手段とする。
【0017】
あるいは、クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信方法であって、クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報と当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する取得手順と、該取得した配信路の伝送速度の情報とクライアント端末装置の表示能力の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手順または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手順と、該加工または選択された映像コンテンツを該映像コンテンツ配信要求をしたクライアント端末装置に配信する配信手順とを、有することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0018】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、前記取得手順では、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の表示能力の情報を受信して、当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0019】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、取得手順の前に、クライアント端末装置の端末IDに対応させて当該クライアント端末装置の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手順を備え、前記取得手順では、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末IDを受信して、該端末IDを元に該端末情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0020】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、取得手順の前に、クライアント端末装置の端末機種IDに対応させて当該端末機種の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手順を備え、前記取得手順では、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末機種IDを受信して、該端末機種IDを元に該端末情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0021】
あるいは、クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信方法であって、クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得する取得手順と、該取得した配信路の伝送速度の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手順または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手順と、該加工または選択された映像コンテンツを該映像コンテンツ配信要求をしたクライアント端末装置に配信する配信手順とを、有することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0022】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、前記取得手順では、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を受信して、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0023】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、取得手順の前に、クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワークIDに対応させて当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手順を備え、前記取得手順では、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置で利用するアクセス部分のネットワークのネットワークIDを受信して、該ネットワークIDを元に該配信路情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0024】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、取得手順の前に、クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワーク種別IDに対応させて当該ネットワークの伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手順を備え、前記取得手順では、クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置が利用するアクセスのネットワークのネットワーク種別IDを受信して、該ネットワーク種別IDを元に該配信路情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0025】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、配信手順の後に、クライアント端末装置において映像コンテンツの視聴が一時中断された場合には、当該クライアント装置において中断された再生位置情報を保存した後、取得手順に戻る中断情報管理手順を設け、前記取得手順では、映像コンテンツ再生要求に代えて、視聴の再開要求を受信し、再開要求がされた場合には、改めて配信路の伝送速度の情報または配信路の伝送速度の情報と該再開を要求したクライアント端末装置の表示能力の情報を取得して、該取得した情報を元に当該映像コンテンツの加工または選択を指示するとともに、該中断情報管理手順の保存情報を参照して当該クライアント端末装置の中断された再生位置からの配信を指示することを特徴とする映像コンテンツ配信方法を、その解決の手段とする。
【0026】
あるいは、上記の映像コンテンツ配信方法において、前記中断情報管理手順では、クライアント端末装置が映像コンテンツの視聴中に一定時間毎に送信した最後の再生位置情報、または視聴を中断した際に送信した再生位置情報を中断された位置情報として保存することを特徴とする映像コンテンツ配信方法、をその解決の手段とする。
【0027】
本発明では、配信路の伝送速度の情報または配信路の伝送速度の情報とクライアント端末の表示能力の情報に応じて、端末に配信する映像コンテンツを適切に加工もしくは選択して配信することにより、配信路の伝送速度の情報に合わせて、あるいは配信路の伝送速度の情報とともにクライアント端末の表示能力に相当する速度に合わせて映像コンテンツを正常にクライアント端末へ配信されるようにする。
【0028】
また、クライアント端末装置において、映像コンテンツの視聴を一時中断された場合には、中断された再生位置情報を保存、管理しておき、視聴が再開された場合には、改めて配信路の伝送速度の情報または配信路の伝送速度の情報とクライアント端末の表示能力の情報に応じて、クライアント端末に配信する映像コンテンツを適切に加工もしくは選択して配信することにより、中断後に配信路やクライアント端末装置が変更されても、すなわち、例えば前述したように、会社に出社する途中の電車の中でPDA端末で映像コンテンツを視聴し、電車を降りる際に視聴を一時中断し、会社の昼休み中に自席のデスクトップパソコンにより、中断した再生位置から視聴を再開するといったことを可能とし、高品質なサービスの提供を可能とする。
【0029】
さらに、本発明では、クライアント端末がどこまで再生したかをクライアント端末側が検出し、映像コンテンツをどこまで視聴したかを表す情報として映像コンテンツ配信装置に通知して保存、管理することにより、配信路の中で映像コンテンツのデータが消失した場合であっても、映像コンテンツの再生漏れを生じることなく、クライアント端末における中断点から映像コンテンツの配信を可能とする。
【0030】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を用いて詳細に説明する。本発明は、種々の実施形態を取り得るが、ここではそのうちの代表的な1つのシステム構成例のみを示す。
【0031】
図1は、本発明の一実施形態による映像コンテンツ配信システムの構成例を示す。本実施形態では、映像コンテンツ配信装置1と1以上のクライアント端末2が通信ネットワーク(以下、NW)を介して接続されている。映像コンテンツ配信装置1は、クライアント端末2に対して通信ネットワークを介してオンデマンド配信を行う。
【0032】
映像コンテンツ配信装置1は、符号化回路11と、コンテンツ管理サーバ12と、コンテンツ加工サーバ13と、コンテンツ配信サーバ14と、端末情報管理サーバ15と、配信路情報管理サーバ16と、中断情報管理サーバ17と、制御回路18を有する。
【0033】
まず、符号化回路11は、映像コンテンツが、例えばアナログ映像信号のような符号化されていない場合には、当該映像コンテンツに対して適切な符号化を行う。符号化済みの映像コンテンツは、コンテンツ管理サーバ12の中に蓄積される。
【0034】
コンテンツ加工サーバ13は、制御回路18が、端末情報管理サーバ15で管理されているクライアント端末2の表示能力に関する情報と、配信路情報管理サーバ16で管理されているクライアント端末−コンテンツ配信装置間の配信路で利用可能な情報伝送速度の情報の両方の情報を参照して、これらに応じて通知してきたコンテンツ加工パラメータと対象となる映像コンテンツを元に、コンテンツ管理サーバ12の中に蓄積されている映像コンテンツを取得し、加工が必要か否かを判断し、必要であれば、それら前述の伝送速度以内であって表示能力に相当する速度以内で符号化されたものとなるように、適切に加工する。
【0035】
クライアント端末2の表示能力を映像コンテンツ配信装置1が取得する方法としては、
(1)クライアント端末2が映像コンテンツ配信を映像コンテンツ配信装置1に要求する際に、クライアント端末2が自身の表示能力に関する情報を映像コンテンツ配信装置1に送信し制御回路18がその表示能力に関する情報を取得する方法(この方法では、端末管理情報サーバは不要である)、
(2)映像コンテンツ配信装置1の中に端末情報管理サーバ15を設置し、クライアント端末2の表示能力に関する情報を、端末毎に一意に定まる端末IDに対応付けて端末情報管理サーバ2に事前に登録しておき、配信要求時にクライアント端末2が端末IDを制御回路18に送信し、制御回路18がその端末IDを元に端末情報管理サーバ16を参照して当該クライアント端末2の表示能力情報を得る方法、
(3)映像コンテンツ配信装置1の中に端末情報管理サーバ15を設置し、クライアント端末2の表示能力に関する情報を、端末機種毎に一意に定まる端末機種IDに対応付けて端末晴報管理サーバ15に事前に登録しておき、配信要求時にクライアント端末2が端末機種IDを制御回路18に送信し、制御回路18がその端末機種IDを元に端末情報管理サーバ15を参照して当該クライアント端末2の表示能力の情報を得る方法、の3通りがある。
【0036】
また、配信路の伝送速度に関する情報を映像コンテンツ配信装置1が取得する方法としては、配信に先立って伝送速度計測のためのデータをやり取りするなどの何らかの方法により、クライアント端末2と映像コンテンツ配信装置1間の配信路で利用可能な伝送速度の情報を制御回路18が取得する方法があり、この方法に関しては、特にアクセス部分のNW(以下、アクセスNW)の伝送速度の情報を、該配信路の情報として利用する方法がある(なお、NWはアクセス部分とコア部分から成る)。この方法については、
(a)クライアント端末2が配信要求する際に、クライアント端末2が事前に知っているアクセスNWの伝送速度の情報を映像コンテンツ配信装置1に送信し、制御回路18がこれを取得する方法(この方法では、配信路情報管理サーバ16は不要である)、
(b)映像コンテンツ配信装置1の中に配信路情報管理サーバ16を設置し、アクセスNWの伝送速度に関する情報を、アクセスNW毎に一意に定まるネットワークIDに対応付けて事前に配信路情報管理サーバ16に登録し、配信要求時にクライアント端末2がネットワークIDを制御回路18に送信し、制御回路18がそのネットワークIDを元に配信路情報管理サーバ16を参照して当該アクセスNWの伝送速度情報を取得する方法、
(c)映像コンテンツ配信装置1の中に配信路情報管理サーバ16を設置し、アクセスNWの伝送速度に関する情報を、アクセスNW種別毎に一意に定まるネットワーク種別IDに対応付けて事前に配信路情報管理サーバ16に登録し、配信要求時にクライアント端末2がネットワーク種別IDを制御回路18に送信し、制御回路18がそのネットワーク種別IDを元に配信路情報管理サーバ16を参照して当該アクセスNWの伝送速度情報を取得する方法、の3通りがある。
【0037】
以上のようにして、クライアント端末2の表示能力の情報と配信路の伝送速度の情報を取得した制御回路18は、クライアント端末2の映像コンテンツの配信要求に対して、まず、これらのクライアント端末2の表示能力と配信路の伝送速度に応じた映像コンテンツの加工をコンテンツ加工サーバ13に指示するとともに、コンテンツ配信サーバ14に配信を指示する。コンテンツ加工サーバ13は、コンテンツ管理サーバ12が蓄積している当該映像コンテンツを取得し、当該伝送速度や表示能力以内で符号化されているかどうかを判断して、指示された加工が必要なければ、当該コンテンツ映像をコンテンツ配信サーバ14に転送する。もし、指示された加工が必要であれば、当該映像コンテンツを適切に加工し、加工済みの映像コンテンツをコンテンツ配信サーバ14に転送する。コンテンツ配信サーバ14は、制御回路18からの配信の指示に従い、転送された映像コンテンツを制御回路18から指示された当該クライアント端末2に配信する。
【0038】
ここで上記のコンテンツ加工サーバに加え、もしくはこれに代えてコンテンツ選択手段を設け、コンテンツ管理サーバ12の中に設置された記憶装置に、ユーザが保有している端末や、使用すると推測される配信路の伝送速度の情報に応じて事前に加工された複数の異なる加工済み映像コンテンツを蓄積しておく。制御回路18が、映像コンテンツ配信要求に応じ、視聴時に実際に使用される前述のクライアント端末2の表示能力の情報及び配信路の伝送速度の情報とを取得し、この情報に応じた加工済み映像コンテンツの選択をコンテンツ選択手段に指示し、コンテンツ選択手段が、コンテンツ管理サーバ12に事前に蓄積しておいた加工済みの映像コンテンツの中から適切なものを選択してコンテンツ配信サーバ14に転送する。コンテンツ配信サーバ14は、制御回路18の指示に従い、転送された加工済み映像コンテンツを当該クライアント端末2に配信するという方法もある。
【0039】
一方、ユーザがクライアント端末を介して映像コンテンツを視聴中に一時中断し、中断中に配信路やクライアント端末を変更し、視聴を再開するということを実現するため、当該クライアント端末2は、
(1)映像コンテンツをどこまで再生したかを表す情報を、当該コンテンツを視聴中に一定時間毎に映像コンテンツ配信装置1に送信する、あるいは、
(2)視聴を一時中断する際に、映像コンテンツをどこまで再生したかを表す情報を映像コンテンツ配信装置1に送信する。
【0040】
これにより、制御回路18は視聴再開要求を受信した時に映像コンテンツをどの部分から配信すれば良いかを知ることができる。ここで、中断中に配信路やクライアント端末を変更した後に視聴の再開要求をする場合であっても、ユーザは映像コンテンツの続きから継続して視聴することが可能となる。なお、視聴を再開する際には、前述の方法と同じ方法でクライアント端末の表示能力の情報と配信路の伝送速度の情報を映像コンテンツ配信装置1が知ることができ、それらの情報に応じて変更後の配信路及びクライアント端末に応じた適切な映像コンテンツの加工もしくは選択を行い、当該映像コンテンツを継続して視聴可能となるよう配信する。
【0041】
図2は、図1の映像コンテンツ配信装置の詳細な一動作例とともに、本発明の一実施形態による映像コンテンツ配信方法の処理手順の一例を示す図である。
【0042】
まず、映像コンテンツ配信装置1の制御回路18は、クライアント端末2から映像コンテンツの視聴要求(配信要求)を受信する。クライアント端末2は、映像コンテンツの視聴要求を行う際に、視聴したい映像コンテンツのコンテンツIDと、クライアント端末毎に一意に定まる端末IDと、アクセスNW毎に一意に定まるネットワークIDと、ユーザ毎に一意に定まるユーザIDとを、制御回路18に対して出力する。一方、符号化回路11は、入力される映像コンテンツが、例えばアナログ映像信号のような符号化されていない映像コンテンツであった場合に、当該コンテンツに対して適切な符号化を行う。また、コンテンツIDが割り当てられていない符号化済みの映像コンテンツに対して、当該映像コンテンツ毎に一意に定まるコンテンツIDを割り当てる。コンテンツ管理サーバ12は、符号化された映像コンテンツ及びそれに対応するコンテンツIDを対応付けて保存しておく。
【0043】
制御回路18は、クライアント端末2から入力されるコンテンツID、端末ID、ネットワークID及びユーザIDのうちの端末ID及びネットワークIDを、端末情報管理サーバ15及び配信路情報管理サーバ16にそれぞれ入力し、対応するクライアント端末2に関する表示能力の情報及び配信路の伝送速度に関する情報を取得し、それら2つの情報を参照して適切なコンテンツ加工パラメータを決定し、コンテンツ加工サーバ13に対して、決定したコンテンツ加工パラメータと、コンテンツ加工の対象となるコンテンツIDを通知する。
【0044】
コンテンツ加工サーバ13は、通知されたコンテンツIDをコンテンツ管理サーバ12に通知し、当該コンテンツIDに対応する映像コンテンツを取得するとともに、通知されたコンテンツ加工パラメータに従い、必要と判断した場合には当該映像コンテンツに対して適切なコンテンツ加工を行い、コンテンツ配信サーバ14に対して出力する。
【0045】
一方、制御回路18は、コンテンツ配信サーバ14に対しては、端末IDを通知し、映像コンテンツの配信指示を行う。コンテンツ配信サーバ14は、コンテンツ加工サーバ13から入力されたコンテンツ加工済みの映像コンテンツを、制御回路18から入力された端末IDを持つクライアント端末2に対して配信路を介して配信する。
【0046】
クライアント端末2は、配信路を介してコンテンツ配信サーバ14から配信された映像コンテンツを再生するとともに、ユーザID、再生中の映像コンテンツのコンテンツID及び映像コンテンツのどの部分を再生しているかを表す再生位置情報を一定時間毎に制御回路18に制御回路18に通知する。
【0047】
制御回路18は、クライアント端末2から通知されたユーザID、コンテンツID及び再生位置情報を、中断情報管理サーバ17に対して出力する。中断情報管理サーバ17は、制御回路18から入力されたコンテンツID及び再生位置情報を、ユーザIDに対応付けて保持する。なお、クライアント端末2が同一の映像コンテンツを長時間に渡って再生する場合には、前述のユーザID、コンテンツID及び再生位置情報が定期的に中断情報管理サーバ17に入力されることになるが、ユーザID及びコンテンツIDは同一であり、再生位置情報だけが変化する。このような場合には、再生位置情報のみを上書きして更新しても良い。
【0048】
クライアント端末2が、視聴を終了する前に、何らかの理由により映像コンテンツの再生を中断した場合には、それ以降は前述の再生位置情報は更新等がなされなくなるため、映像コンテンツ配信装置1は当該クライアント端末2が当該映像コンテンツを、前述の一定時間未満分の誤差は生じるが、少なくともどこまで再生したかがわかるので、これを中断点の再生位置情報として保存する。
【0049】
その後、当該ユーザが再開要求により視聴を再開する場合には、ユーザがクライアント端末や配信路を変更した場合でも中断点から継続して当該映像コンテンツを視聴することが可能になるように、クライアント端末は、前述したコンテンツの視聴開始時と同様に、視聴したい映像コンテンツのコンテンツIDと、クライアント端末毎に一意に定まる端末IDと、アクセスNW毎に一意に定まるネットワークIDと、ユーザ毎に一意に定まるユーザIDとを、制御回路18に対して出力する。それ以降の動作は、前述した動作とほぼ同じであるが、異なる部分のみ以下に説明する。
【0050】
すなわち、制御回路18は、クライアント端末2より通知されたユーザIDを用いて、中断情報管理サーバ17に照会し、当該ユーザが当該映像コンテンツを少なくともどこまで視聴したかを表す中断点の再生位置情報を取得し、コンテンツ配信サーバ14に対して出力する。コンテンツ配信サーバ14は、コンテンツ加工サーバ13から入力されたコンテンツ加工済みの映像コンテンツのうち、中断点の再生位置情報により示される部分以降の映像コンテンツを、制御回路18から入力された端末IDを持つクライアント端末に対して配信路を介して配信する。
【0051】
なお、制御回路18は、コンテンツ配信サーバ14に対して当該中断点の再生位置情報を出力し、コンテンツ加工サーバ13は、コンテンツ管理サーバ12より入力される映像コンテンツのうちの、少なくとも、入力された中断点の再生位置情報により示される部分以降の映像コンテンツに対してのみコンテンツ加工を行って、コンテンツ配信サーバ14に対して出力する構成とすることも可能である。
【0052】
なお、事前にクライアント端末の表示能力の種類と、配信路の伝送速度の種類に応じて同一の映像コンテンツに対して適切に加工した複数の加工済み映像コンテンツを蓄積している場合には、コンテンツの加工に代えて、当該クライアント端末の情報と当該配信路の情報に応じて適切な加工済み映像コンテンツを選択するようにしても良い。
【0053】
なお、上記の実施形態では、配信路の伝送速度に関する情報とクライアント端末の表示能力に関する情報の両方に対応する例を示したが、本発明としては、クライアント端末の表示能力をある値以上に限定することにより、配信路の伝送速度に関する情報のみに対応するようにしても良い。
【0054】
図3は、本発明を用いたオンデマンドのビデオ配信サービスへの適用例を示す図である。
【0055】
放送波受信センタは、コンテンツ管理手段として個人録画データセンタを有し、クライアント端末の表示能力やアクセスNWの伝送速度や伝送帯域に応じてコンテンツ加工を行うコンテンツ加工手段やコンテンツ配信手段を有している。
【0056】
ユーザは、個人録画データセンタに対し、NW経由で遠隔によりテレビ番組等の録画予約を行い、個人録画データセンタは録画予約されたテレビ番組等を符号化し、映像コンテンツとして録画する。
【0057】
当該ユーザは、本発明の映像コンテンツ配信装置や方法を用いて、放送波受信センタから映像コンテンツの配信を受け、ADSL等の伝送路により自宅のノート型パソコンで視聴したり、あるいは、公園などのPHSエリヤにおいてPHS端末で視聴したり、喫茶店などの公衆ホットスポットにおいて無線LANによりPDA端末で視聴したり、高速移動する電車内などで第3世代携帯端末で視聴したりすることができる。
【0058】
これにより、遠隔制御可能な放送波受信センタで録画した映像コンテンツを、いつでも好きな場所で、種々のクライアント端末と伝送路を用いて高品質に視聴することができる。したがって、自宅用ビデオをいつでもどこでも視聴することが可能になるという高いサービス性が得られるとともに、伝送路の伝送速度または伝送路の伝送速度や伝送帯域とクライアント端末の表示能力に応じて視聴することができるという高品質なサービスが実現できる。
【0059】
【発明の効果】
本発明によれば、配信路の伝送速度に関する情報または配信路の伝送速度に関する情報とクライアント端末の表示能力に関する情報に応じて、端末に配信する映像コンテンツを適切に加工もしくは選択して配信するようにしたので、配信路の伝送速度に合わせて、あるいは配信路の伝送速度とともにクライアント端末の表示能力に相当する速度に合わせて映像コンテンツを正常にクライアント端末へ配信することができる。
【0060】
また、クライアント端末装置において、映像コンテンツの視聴を一時中断された場合には、中断された再生位置を保持しておき、視聴が再開された場合には、改めて配信路の伝送速度に関する情報または配信路の伝送速度に関する情報とクライアント端末の表示能力に関する情報に応じて、クライアント端末に配信する映像コンテンツを適切に加工もしくは選択して配信するようにしたので、中断後に配信路やクライアント端末装置が変更されても、すなわち、会社に出社する途中の電車の中でPDA端末で映像コンテンツを視聴し、電車を降りる際に視聴を一時中断し、会社の昼休み中に自席のデスクトップパソコンで中断したところから視聴を再開するといったことが可能となり、高品質なサービスの提供が可能となる。
【0061】
さらに、クライアント端末がどこまで再生したかをクライアント端末側が検出し、映像コンテンツをどこまで視聴したかを表す情報として映像コンテンツ配信装置で保存、管理するようにしたので、配信路の中で映像コンテンツのデータが消失した場合であっても、映像コンテンツの再生漏れを生じることなく、中断点から映像コンテンツの配信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による映像コンテンツ配信装置の構成例を示す図
【図2】本発明の一実施形態による映像コンテンツ配信装置の動作例とともに、本発明の一実施形態による映像コンテンツ配信方法の処理手順の一例を示すフローチャート
【図3】本発明を適用した映像コンテンツ配信サービスの一例を示す図
【符号の説明】
1…映像コンテンツ配信装置
11…符号化回路
12…コンテンツ管理サーバ
13…コンテンツ加工サーバ
14…コンテンツ配信サーバ
15…端末情報管理サーバ
16…配信路情報管理サーバ
17…中断情報管理サーバ
18…制御回路
2…クライアント端末
Claims (20)
- クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信装置であって、
配信路の伝送速度の情報とクライアント端末装置の表示能力の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手段または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手段と、
該加工または選択された映像コンテンツをクライアント端末装置に配信する配信手段と、
クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報と当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得し、該取得した情報を元に該配信要求された映像コンテンツに対して該加工手段に加工を指示しまたは該選択手段に選択を指示し、当該加工または選択された映像コンテンツを当該クライアント端末装置に配信することを該配信手段に指示する制御手段とを、有する
ことを特徴とする映像コンテンツ配信装置。 - 前記制御手段は、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の表示能力の情報を受信して、当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ配信装置。 - クライアント端末装置の端末IDに対応させて当該クライアント端末装置の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手段を新たに備え、
前記制御手段は、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末IDを受信して、該端末IDを元に該端末情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ配信装置。 - クライアント端末装置の端末機種IDに対応させて当該端末機種の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手段を新たに備え、
前記制御手段は、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末機種IDを受信して、該端末機種IDを元に該端末情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1に記載の映像コンテンツ配信装置。 - クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信装置であって、
配信路の伝送速度の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手段または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手段と、
該加工または選択された映像コンテンツをクライアント端末装置に配信する配信手段と、
クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得し、該取得した情報を元に該配信要求された映像コンテンツに対して該加工手段に加工を指示しまたは該選択手段に選択を指示し、当該加工または選択された映像コンテンツを当該クライアント端末装置に配信することを該配信手段に指示する制御手段とを、有する
ことを特徴とする映像コンテンツ配信装置。 - 前記制御手段は、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を受信して、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の映像コンテンツ配信装置。 - クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワークIDに対応させて当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手段を新たに備え、
前記制御手段は、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置で利用するアクセス部分のネットワークのネットワークIDを受信して、該ネットワークIDを元に該配信路情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の映像コンテンツ配信装置。 - クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワーク種別IDに対応させて当該ネットワークの伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手段を新たに備え、
前記制御手段は、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置が利用するアクセス部分のネットワークのネットワーク種別IDを受信して、該ネットワーク種別IDを元に該配信路情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得する
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の映像コンテンツ配信装置。 - クライアント端末装置において映像コンテンツの視聴が一時中断された場合には、当該クライアント装置において中断された再生位置情報を保存する中断情報管理手段を新たに設け、
前記制御手段は、
視聴の再開が要求された場合には、改めて配信路の伝送速度の情報または配信路の伝送速度の情報と該再開を要求したクライアント端末装置の表示能力の情報を取得して、該取得した情報を元に当該映像コンテンツの加工または選択を指示するとともに、該中断情報管理手段を参照して当該クライアント端末装置の中断された再生位置からの配信を指示する
ことを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の映像コンテンツ配信装置。 - 前記中断情報管理手段は、
クライアント端末装置が映像コンテンツの視聴中に一定時間毎に送信した最後の再生位置情報、または視聴を中断した際に送信した再生位置情報を中断された位置情報として保存する
ことを特徴とする請求項9に記載の映像コンテンツ配信装置。 - クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信方法であって、
クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報と当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する取得手順と、
該取得した配信路の伝送速度の情報とクライアント端末装置の表示能力の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手順または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手順と、
該加工または選択された映像コンテンツを該映像コンテンツ配信要求をしたクライアント端末装置に配信する配信手順とを、有する
ことを特徴とする映像コンテンツ配信方法。 - 前記取得手順では、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の表示能力の情報を受信して、当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する
ことを特徴とする請求項11に記載の映像コンテンツ配信方法。 - 取得手順の前に、クライアント端末装置の端末IDに対応させて当該クライアント端末装置の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手順を備え、
前記取得手順では、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末IDを受信して、該端末IDを元に該端末情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する
ことを特徴とする請求項11に記載の映像コンテンツ配信方法。 - 取得手順の前に、クライアント端末装置の端末機種IDに対応させて当該端末機種の表示能力の情報を事前に登録しておく端末情報管理手順を備え、
前記取得手順では、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置の端末機種IDを受信して、該端末機種IDを元に該端末情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置の表示能力の情報を取得する
ことを特徴とする請求項11に記載の映像コンテンツ配信方法。 - クライアント端末装置と通信ネットワークによる配信路を介してオンデマンド配信を行う映像コンテンツ配信方法であって、
クライアント端末装置から映像コンテンツ配信要求を受信し、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得する取得手順と、
該取得した配信路の伝送速度の情報に応じて映像コンテンツを適切に加工する手順または事前に加工済みの映像コンテンツを選択する選択手順と、
該加工または選択された映像コンテンツを該映像コンテンツ配信要求をしたクライアント端末装置に配信する配信手順とを、有する
ことを特徴とする映像コンテンツ配信方法。 - 前記取得手順では、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を受信して、当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得する
ことを特徴とする請求項11ないし15のいずれかに記載の映像コンテンツ配信方法。 - 取得手順の前に、クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワークIDに対応させて当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手順を備え、
前記取得手順では、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置で利用するアクセス部分のネットワークのネットワークIDを受信して、該ネットワークIDを元に該配信路情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得する
ことを特徴とする請求項11ないし15のいずれかに記載の映像コンテンツ配信方法。 - 取得手順の前に、クライアント端末装置との間のアクセス部分のネットワークのネットワーク種別IDに対応させて当該ネットワークの伝送速度の情報を事前に登録しておく配信路情報管理手順を備え、
前記取得手順では、
クライアント端末装置が映像コンテンツ配信要求とともに送信した当該クライアント端末装置が利用するアクセス部分のネットワークのネットワーク種別IDを受信して、該ネットワーク種別IDを元に該配信路情報管理手順の登録情報を参照して当該クライアント端末装置との間の配信路の伝送速度の情報を取得することを特徴とする請求項11ないし15のいずれかに記載の映像コンテンツ配信方法。 - 配信手順の後に、クライアント端末装置において映像コンテンツの視聴が一時中断された場合には、当該クライアント装置において中断された再生位置情報を保存した後、取得手順に戻る中断情報管理手順を設け、
前記取得手順では、
映像コンテンツ再生要求に代えて、視聴の再開要求を受信し、再開要求がされた場合には、改めて配信路の伝送速度の情報または配信路の伝送速度の情報と該再開を要求したクライアント端末装置の表示能力の情報を取得して、該取得した情報を元に当該映像コンテンツの加工または選択を指示するとともに、該中断情報管理手順の保存情報を参照して当該クライアント端末装置の中断された再生位置からの配信を指示する
ことを特徴とする請求項11ないし18のいずれかに記載の映像コンテンツ配信方法。 - 前記中断情報管理手順では、
クライアント端末装置が映像コンテンツの視聴中に一定時間毎に送信した最後の再生位置情報、または視聴を中断した際に送信した再生位置情報を中断された位置情報として保存する
ことを特徴とする請求項19に記載の映像コンテンツ配信方法。
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