JP2005268314A - バックアップピンの位置決め治具及びバックアッピンの段取り替え方法 - Google Patents

バックアップピンの位置決め治具及びバックアッピンの段取り替え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 バックアッピンの段取り替え作業を簡単にすると共に段取り替え作業時間を短縮させることにより生産性の向上を図ること。
【解決手段】 表面に電子部品が装着されるプリント基板8を上下反転させた状態でその底面上に載置する際に該プリント基板8の位置を規制する規制板32とシュート35とが設けられた治具本体31と、この治具本体31の底面上に載置したプリント基板の上方に位置決めされた状態で載置されるものでバックアップピン26が挿通される複数の取付孔43が開設された透明なバックアップベース41と、このバックアップベース41の取付孔43にバックアップピン26が挿通された状態でこのバックアップベース41上に位置決めされた状態で載置されるもので載置するとバックアップピン26に設けられたフランジ30が嵌合する複数の取付孔47が開設された透明板45とからバックアップピンの位置決め治具を構成する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、バックアップピンの位置決め治具及びバックアッピンの段取り替え方法に関する。
プリント基板を支持するバックアップピンを電子部品組立装置、例えば電子部品装着装置にセットする場合には、バックアップベース上でセットするのが一般的であるが、視認性が悪く、確実にセットされているかどうかを確認することが困難であり、段取り替えの作業性が悪く、プリント基板の生産に支障をきたしていた。
このため、装置外で予めバックアップベースに対するバックアップピンの位置決めを行うことができるバックアップピンの位置決め治具が、例えば特許文献1で提案されている。
特開2003−174295号公報
しかし、バックアップピン案内部は、バックアップピンと共に治具基板に挿通されるが、このバックアップピン案内部は挿通孔の目印となるマーキング手段や、挿通孔にバックアップピンを仮固定する仮固定手段とを備えているものである。従って、誠に構造が複雑で、バックアッピンの段取り替え作業も面倒である。
そこで本発明は、バックアッピンの段取り替え作業を簡単にすると共に段取り替え作業時間を短縮させることにより生産性の向上を図ることを目的とする。
このためバックアップピンの位置決め治具に係る第1の発明は、表面に電子部品が装着されるプリント基板を上下反転させた状態でその底面上に載置する際に該プリント基板の位置を規制する規制部材が設けられた治具本体と、この治具本体の底面上に載置した前記プリント基板の上方に位置決めされた状態で載置されるものでバックアップピンが挿通される複数の取付孔が開設された透明なバックアップベースと、このバックアップベースの取付孔にバックアップピンが挿通された状態でこのバックアップベース上に位置決めされた状態で載置されるもので載置するとバックアップピンに設けられたフランジが嵌合する複数の取付孔が開設された透明板とから成ることを特徴とする。
第2の発明は、第1の発明において、前記規制部材を少なくとも前記プリント基板の異なる2辺が当接して位置を規制する一対のもので構成し、その一方を該プリント基板の幅方向に一方を移動調整できるようにしたことを特徴とする。
第3の発明は、第1の発明において、前記治具本体にバックアップベース及び透明板を位置決め載置したときに、前記バックアップベースに開設された取付孔と前記透明板に開設された取付孔とが同一の位置となり同心円状に形成されていることを特徴とする。
また、バックアッピンの段取り替え方法に係る第4の発明は、
表面に電子部品が装着されるプリント基板を上下反転させた状態で規制部材に規制させた状態にして治具本体の底面上に載置し、
バックアップピンが挿通される複数の取付孔が開設された透明なバックアップベースを前記治具本体の底面上に載置した前記プリント基板の上方に位置決めした状態で載置し、
前記プリント基板の裏面を確認しながらバックアップピンを前記取付孔を介してバックアップベースに挿入し、
複数の取付孔が開設された透明板をバックアップベース上に位置決めした状態で載置して前記バックアップピンに設けられたフランジをこの取付孔に嵌合させ、
各バックアップピンが挿通された前記透明板の取付孔の周囲にマークを付し、
このマークを付した後、前記治具本体から透明板を外して上下反転させ、電子部品組立装置のバックアップベース上に位置決めした状態で載置し、
前記マークがその周囲に付された前記透明板の全ての取付孔にバックアップピンを挿通した後、この電子部品組立装置のバックアップベースから透明板を外す
ことを特徴とする。
更に、バックアッピンの段取り替え方法に係る第5の発明は、
バックアップピンが挿通される複数の取付孔が開設されバックアップピン取付位置の前記取付孔の周囲にマークが付された位置決め板を電子部品組立装置のバックアップベース上に位置決めした状態で載置し、
前記マークがその周囲に付された前記透明板の全ての取付孔にバックアップピンを挿通した後、この電子部品組立装置のバックアップベースから透明板を外す
ことを特徴とする。
本発明は、バックアッピンの段取り替え作業を簡単にすると共に段取り替え作業時間を短縮させることにより生産性の向上を図ることができる。
以下本発明の一実施形態を図に基づき詳述するが、本発明は電子部品組立装置、即ちプリント基板上に電子部品を装着する電子部品装着装置や、プリント基板上に半田ペーストを塗布する印刷機や、プリント基板上に電子部品を仮固定するために接着剤を塗布する接着剤塗布装置にも適用できるもので、本実施形態では、プリント基板上にチップ状の電子部品を装着する電子部品自動装着装置を例として説明する。
1は基台であり、該基台1に対してインデックスユニットにより間欠的に回転するロータリテーブル2が設けられ、このロータリテーブル2の周縁にはその間欠回転のピッチに複数の装着ヘッド3が取付けられている。4はXYテーブル部であり、装着ヘッド3に設けられた吸着ノズルが部品供給部(図示せず)から吸着して取出した電子部品をロータリテーブル2の間欠回転により搬送し、このXYテ−ブル部4にて電子部品をプリント基板8に装着する。6はプリント基板8をXYテ−ブル部4に供給するために搬送する供給コンベアであり、7はXYテ−ブル部4から移載された電子部品装着済みのプリント基板8を下流装置に排出搬送するための排出コンベアであり、以下図示した如く、プリント基板8の搬送方向がX方向であり、搬送方向に対して直角の方向がY方向である。
次に、図3に基づいて、前記XYテ−ブル部4について説明する。10は基台1上に設けられたガイドレール11に沿ってY方向に移動可能なYテーブルで、駆動モータ14によりネジ軸が回動され該ネジ軸に螺合するナットが該Yテーブル10に形成されているために移動可能となっている。また、Yテーブル10上に設けられたガイドレール12に沿ってXテーブル13が移動可能になされ、モータ(図示せず)の駆動により図示しないネジ軸などの機構により移動する。
そして、前記Xテーブル13上には支持テーブルとしてのトップテーブル15が固定されており、該トップテーブル15上に形成された一対の位置決めピン16により位置決めされて配設ベースとしてのバックアップベース17が載置される。18はバックアップベース17を交換する場合に持ち上げるための取手である。なお、前記バックアップベース17の上面には複数の例えば一対の位置決め孔17Aが開設されており、後述する透明板45の裏面に突設された位置決め突部45Aが前記位置決め孔17Aに嵌合することにより、前記バックアップベース17上に透明板45を位置決めした状態で載置できることとなる。
また、前記Xテ−ブル13には該テーブル13に対して駆動源(図示せず)により昇降可能な一対のシュート19が設けられており、このシュート19の昇降はガイド棒20がガイド部21内を貫通して上下動することによりガイドされる。送り装置(図示せず)によりプリント基板8を搬送する際に、一対のシュート19は溝23に沿ってプリント基板8を案内するものである。24は該シュート19に掛け渡された支持板25を支持して該シュート19の下限位置を規制する規制部材であり、Xテーブル13に設けられている。
なお、前記一対のシュート19は、ともに図示しない駆動機構によりプリント基板8の幅方向に移動可能であるが、一方が可動で他方が固定であるものであっても適用でき、更にこの一対のシュート19が昇降せずにXYテーブルが昇降できるものにも適用できる。
26はプリント基板8を支持するバックアップピンであり、図4に示すようにバックアップベース17にXY方向の複数位置に穿設された孔部27を貫通してトップテーブル15の上面28に支持されて垂直に立設される。バックアップベース17の孔部27は円形であり、円筒形状のバックアップピン26が嵌合して左右にぐらつかないような径及び長さになされており、また該バックアップベース17は本実施形態では合成樹脂を成形して作成されている。尚、該バックアップベース17はプレス成形にて作成してもよいし、切削加工にて作成されてもよい。トップテーブル15の上面28は0.1mmの平面度が確保されるように加工されている。
また、バックアップピン26にはフランジ30が形成されているが、バックアップピン26がトップテーブル15の上面28に当接しているときには、バックアップベース17の上面よりは上の位置に位置するように形成され、上面28に当接しないことがないようになされている。従ってバックアップベース17が持ち上げられると該フランジ30がベース17の上面に係合してバックアップピン26が抜け落ちてしまわないようになされている。該フランジ30はピン26に一体に形成されていなくてもよく別部品の止め輪等を填め込むようにしてもよい。
バックアップピン26の長さ寸法も同一の基板厚のプリント基板8を支持するものは同一の長さ寸法になされ、トップテーブル15の平面度が確保されていることで、立設されたバックアップピン26の上面は同一高さになるようにしているが、バックアップピン26の加工は切削によっても、合成樹脂を成形して作成してもよい。
また、トップテーブル15のバックアップピン26が当接する位置の回りには凹部29が刻設されており、バックアップピン26に当接する上面28の面積はバックアップピン26の下面の面積よりも小さくなされ、ゴミの付着の確率を小さくしている。または、トップテーブル15上を作業者が払うことでゴミが該凹部29上に落下して上面28上からはゴミを無くすことが簡単にできるようになる。また、ゴミの付着する確率を少なくするためには、バックアップピン26の下面の面積を少なくすることも考えられる。
次に、図5に基づき、バックアップピン26の段取り替え用の治具について説明する。治具本体31は上面が開設されると共に側面は一部開口31Aが開設されて概ね箱状を呈しており、その底面上には左右一対の平行な規制板32が螺子33により固定され、この規制板32の内側の前記底面上には目盛が付されたスケール34が設けられている。また、両規制板32に沿ってシュート35がY方向に移動可能に設けられ、前記底面に形成された一対の平行なガイド溝36にこのシュート35の取付孔を介して止め螺子体37が螺合することにより、シュート35が固定される構造である。
そして、図6に示すように、この治具本体31上面には複数の位置決めピン40が立設されて、この位置決めピン40が位置決め孔42に挿通することによりこの治具本体31上に透明なバックアップベース41を位置決め固定可能である。この平面視四角形状のバックアップベース41には複数の取付孔43が左右上下方向、即ちXY方向に所定間隔を存して開設され、特に左右両側部の中央には密に形成され、これらの取付孔43に前記バックアップピン26を取付けすることができる。
また、図6に示すように、合成樹脂材料で作製された透明板45が前記バックアップベース41上に位置決めされた状態で載置される。即ち、前記バックアップベース41の三辺における各辺の中間位置近傍には位置決めピン46が立設され、これらの位置決めピン46に位置が規制された状態で、透明板45の三辺が位置規制された状態で、バックアップベース41上に載置される。
そして、このように、透明板45がバックアップベース41上に位置決め載置された状態において、前記バックアップベース41に開設された複数の取付孔43と対応する位置にこの透明板45にも同心の複数の取付孔47が開設されている。但し、前記バックアップベース41に開設された取付孔43の外径が前記バックアップピン26の外径と略同径であるのに対し、前記透明板45に開設された取付孔47の外径が前記バックアップピン26のフランジ30の外径と略同径である。従って、バックアップピン26を前記バックアップベース41の取付孔43に挿通した状態で、透明板45をバックアップベース41上に位置決め載置すると、バックアップピン26のフランジ30が取付孔47に嵌合した状態となる。
なお、前記治具本体31に固定されるバックアップベース41に開設された取付孔43と、透明板45に開設された取付孔47と、電子部品装着装置のバックアップベース17に開設された孔部27とは、同一の位置に同心円状に形成されているものである。
次に、電子部品自動装着装置の自動運転について、説明する。先ず、図示しないシリンダによりシュート19が上昇した位置にあって、供給コンベア6や排出コンベア7と同じ高さレベルにある状態で、供給コンベア6から移載装置(図示せず)によりプリント基板8がXYテ−ブル部4に移載される。
次に、前記シリンダにより支持板25、即ちシュート19は規制部材24に支持板25が当接する位置まで下降して、プリント基板8は図2に示すようにバックアップピン26の上面に当接して押し上げられ水平に支持される。プリント基板8はバックアップピン26の上面に支持されると共に溝23の天面に当接して挟まれた状態となる。また、このシュート19の下降に伴い、この基板8は図示しない位置決め機構によりXY方向の位置決めがされる。
次に、図示しない記憶装置に格納された装着データに従って、装着ヘッド3が部品を部品供給部より真空吸着により取出し、ロータリテーブル2の間欠回転により該部品を搬送して、XYテ−ブル部4にてプリント基板8の前記装着データに指定される位置に装着ヘッド3が下降して装着される。即ち、装着データに従って、Yテーブル10及びXテーブル13が移動して、プリント基板8の指定の位置が装着ヘッド3の部品装着位置となるように当該プリント基板8が移動されるものである。
この動作が繰り返され、1枚のプリント基板8への部品装着が終了すると、シュート19が上昇してバックアップピン26による支持を離れてプリント基板8は上昇し、前記移載装置によりプリント基板8は排出コンベア7に移載され、下流の装置に排出搬送される。このようにして次々にプリント基板8への部品装着が行われる。
以下、作業者が次に部品装着を行うプリント基板8の種類に合わせたバックアップピン26の段取り替え動作を電子部品自動装着装置の外部にて行うが、以下説明する。
先ず、電子部品装着装置の図示しない位置決め機構のY方向のアレンジの最適化、即ち電子部品を装着する際のプリント基板8のY方向の最適な位置(寸法)の決定を行う。これは、記憶装置(図示せず)に格納されたプリント基板8毎の基板サイズデータから次に扱うプリント基板8の基板サイズデータを例えばマイクロコンピュータのCPUである制御装置が読み出して行うものである。
そして、前記制御装置は読み出した次に扱うプリント基板8の基板サイズデータに基づいて原点からの基板停止位置を決定し、CRT(図示せず)の画面上にこの基板停止位置を表示すると共に、Y方向のアレンジの寸法を表示する。
従って、作業者はCRTに表示された基板停止位置及び寸法を見て、電子部品装着装置外に設けられた治具本体31において、目盛が付されたスケール34を参照して、シュート35の位置がCRTの画面上に表示されたY方向のアレンジ寸法と一致するようにシュート35の位置決めを行う。即ち、両規制板32に沿ってシュート35を前記基板停止位置に移動させ、一対の平行なガイド溝36にこのシュート35の取付孔を介して止め螺子体37が螺合することにより、シュート35を位置決め固定する。
次に、前記装着データに従って電子部品51が裏面に装着され電子部品が表面に装着されるプリント基板8を上下反転させて、先付けの電子部品51が既に装着されている裏面を表にして治具本体31に位置決めする。即ち、図5に示すように、右の規制板32とシュート35とに裏面に電子部品51が既に装着され上下反転させたプリント基板8の異なる2辺を突き当てて、位置決めする。
次に、この治具本体31上面に立設された位置決めピン40に位置決め孔42を挿通することにより、この治具本体31上に透明なバックアップベース41を位置決め固定する。このとき、バックアップベース41は前述したように位置決めされたプリント基板8の上方で位置決めされることとなる。
そして、作業者はプリント基板8裏面に装着されている電子部品51を確認しながら、確実にプリント基板8を支持できるよう上下を逆にした複数のバックアップピン26を取付孔43を介してバックアップベース41に挿入して、セットする。このとき、このバックアップピン26と装着されている電子部品51との干渉を確認した後、干渉が無いことを確認して複数の取付孔47が開設された透明板45が前記バックアップベース41上に位置決めされた状態で載置される。即ち、前記バックアップベース41の位置決めピン46により透明板45の三辺が位置規制された状態で、バックアップベース41上に載置される。
このとき、バックアップピン26を前記バックアップベース41の取付孔43に挿通した状態で、透明板45をバックアップベース41上に位置決め載置すると、バックアップピン26のフランジ30が取付孔47に嵌合した状態となる。
そして、透明板45の取付孔47に挿通された各バックアップピン26に対応した当該取付孔47の周囲に、作業者は例えば筆記具を用いてマークMを付す。このマークMを付すときにも透明板45及びバックアップベース41を通して装着されている電子部品51との干渉を確認することができる。そして、マークMを付した後、治具本体31からこの透明板45を外し、上下反転させて、電子部品装着装置のバックアップベース17上に位置決めして重ねる。
即ち、透明板45の裏面に突設された位置決め突部45Aがバックアップベース17上面に開設された位置決め孔17Aに嵌合することにより、前記バックアップベース17上に透明板45を位置決めした状態で載置する(図11参照)。
そして、この透明板45に付されたマークMがある取付孔47にバックアップピン26を挿通する。次に、マークMがその周囲に付された全ての取付孔47にバックアップピン26を挿通した後、このバックアップベース17から透明板45を外す。これにより、バックアップピン26の段取り替え作業が終了することとなる。
このように、マークMが付された透明板45をバックアップベース17上に重ね作業を行うことによって、作業者はマークMによりバックアップピン26を取付ける位置を容易に確認でき、電子部品装着装置でのバックアップピン段取り替え作業を簡単にでき、作業時間を短縮することができ、この結果治具本体31での透明板45へのマーク付けの作業の簡略化とあわせ、段取り替え作業全体を簡単にでき、作業時間を大幅に短縮することができる。
なお、本実施形態はXY移動するXYテーブル上にプリント基板が支持される例であったが、移動しないテーブル上にプリント基板が支持される場合であっても、同様にバックアップピンの段取り替えができる。
なお、本実施形態の電子部品装着装置として、いわゆるロータリテーブル型の高速チップマウンタを例にしたが、これに限らず多機能型チップマウンタに適用してもよい。
また、裏面に電子部品が装着されていなく、例えばレジストが形成されたプリント基板を上記実施形態と同様に治具本体31に載置し、レジストを確認しながら同様にバックアップピンの段取り替えをしてもよい。
以上本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品自動装着装置を示す斜視図である。 Xテーブルのプリント基板を支持する機構を示す側面図である。 XYテ−ブル部を示す斜視図である。 バックアップピンがトップテーブル上に立設された状態を示す側面図である。 治具の平面図である。 治具、バックアップベース及び透明板の取付けを示すための側面図である。 バックアップピンの段取り替え作業を示すためのフローチャートを示す図である。 治具上にバックアップベース及び透明板を取付けた状態の平面図である。 治具上にバックアップベース及び透明板を取付けた状態の正面図である。 治具上にバックアップベース及び透明板を取付けた状態の右側面図である。 電子部品装着装置のバックアップベース17上に透明板45を位置決めして重ねた状態の側面図である。
符号の説明
8 プリント基板
26 バックアップピン
30 フランジ
31 治具本体
32 規制板
35 シュート
41 バックアップベース
43 取付孔
45 透明板
47 取付孔
M マーク

Claims (5)

  1. 表面に電子部品が装着されるプリント基板を上下反転させた状態でその底面上に載置する際に該プリント基板の位置を規制する規制部材が設けられた治具本体と、この治具本体の底面上に載置した前記プリント基板の上方に位置決めされた状態で載置されるものでバックアップピンが挿通される複数の取付孔が開設された透明なバックアップベースと、このバックアップベースの取付孔にバックアップピンが挿通された状態でこのバックアップベース上に位置決めされた状態で載置されるもので載置するとバックアップピンに設けられたフランジが嵌合する複数の取付孔が開設された透明板とから成ることを特徴とするバックアップピンの位置決め治具。
  2. 前記規制部材を少なくとも前記プリント基板の異なる2辺が当接して位置を規制する一対のもので構成し、その一方を該プリント基板の幅方向に一方を移動調整できるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のバックアップピンの位置決め治具。
  3. 前記治具本体にバックアップベース及び透明板を位置決め載置したときに、前記バックアップベースに開設された取付孔と前記透明板に開設された取付孔とが同一の位置となり同心円状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のバックアップピンの位置決め治具。
  4. 表面に電子部品が装着されるプリント基板を上下反転させた状態で規制部材に規制させた状態にして治具本体の底面上に載置し、
    バックアップピンが挿通される複数の取付孔が開設された透明なバックアップベースを前記治具本体の底面上に載置した前記プリント基板の上方に位置決めした状態で載置し、
    前記プリント基板の裏面を確認しながらバックアップピンを前記取付孔を介してバックアップベースに挿入し、
    複数の取付孔が開設された透明板をバックアップベース上に位置決めした状態で載置して前記バックアップピンに設けられたフランジをこの取付孔に嵌合させ、
    各バックアップピンが挿通された前記透明板の取付孔の周囲にマークを付し、
    このマークを付した後、前記治具本体から透明板を外して上下反転させ、電子部品組立装置のバックアップベース上に位置決めした状態で載置し、
    前記マークがその周囲に付された前記透明板の全ての取付孔にバックアップピンを挿通した後、この電子部品組立装置のバックアップベースから透明板を外す
    ことを特徴とするバックアッピンの段取り替え方法。
  5. バックアップピンが挿通される複数の取付孔が開設されバックアップピン取付位置の前記取付孔の周囲にマークが付された位置決め板を電子部品組立装置のバックアップベース上に位置決めした状態で載置し、
    前記マークがその周囲に付された前記透明板の全ての取付孔にバックアップピンを挿通した後、この電子部品組立装置のバックアップベースから透明板を外す
    ことを特徴とするバックアッピンの段取り替え方法。

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