JP2005267749A - 単リール型の磁気テープカートリッジ - Google Patents

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健司 太田
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啓好 高木
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Abstract

【課題】本体ケースの外部に識別ピースを設けてある単リール型の磁気テープカートリッジにおいて、識別ピースの識別面が目立つようにするとともに、識別面に金属製の接触片が接触することによって、識別面からプラスチック粉が出るのを防止する。
【解決手段】本体ケース1に識別ピース11が装着される。識別ピース11の識別領域Zの左右には、2進コードの一方を意味する識別凹部20と、2進コードの他方を意味する識別面21とのいずれかを形成してある。識別面21は、微小凹凸面に形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、本体ケースの外辺部に沿って識別ピースを設けてある単リール型の磁気テープカートリッジに関する。識別ピースは、磁気テープの厚さや記憶容量、あるいは磁気信号の記録方式などテープ特性やテープ規格を外部から自動判別するためのものである。
この種の磁気テープカートリッジは、コンピューターデーターのバックアップ媒体として使用されるが、その本体ケースに識別ピースを設けることは特許文献1に公知である。そこでは、本体ケースの後部下面側に左右一対の装着凹部を設け、これら装着凹部に識別ピースを嵌め込み装着している。識別ピースは断面が直角三角形の三角柱状のプラスチックブロックからなり、ケース外面に露出する斜辺部の左右に、磁気テープの特性や規格を識別するための領域を設けてある。この識別領域に凹部を設け、あるいは凹部を設けずに識別面を残すことにより、2進コードを表わすことができる。
例えば、凹部が形成してある場合には、テープドライブ側に設けた識別スイッチのオフ状態が維持され、識別面が存在する場合には、識別スイッチに設けた金属製の接触片が識別面に接触してオン状態に切り換わる。
識別スイッチをハンドリング機構に設けておけば、各種のテープカートリッジが混在する状態で収納してある場合でも、収納位置から取り出した磁気テープカートリッジを、適合するテープドライブに正しく装填できる。左右の識別ピースには、それぞれ左右一対の識別領域を設けてあるので、2の4乗分の識別コード、すなわち16通りの識別コードを表現することができる。因みに、従来の識別面は平坦な鏡面で形成されていた。
特開平8−171784号公報(段落番号0018、図1)
上記のように、接触片が識別面と接触し、あるいは凹部内に入り込むことで、2進コードを物理的に判別する識別方式によれば、識別法が単純なだけに信頼性が高い利点がある。しかし、前記装着凹部への識別ピースの装着ミスが生じたとき、それを事前に目視で確認しずらい。識別面の同じ位置に金属製の接触片が繰り返し接触すると、識別面が鏡面の場合、識別面に擦り傷が付いてプラスチック粉を生じる。このような粉塵が磁気テープに付着すると、磁気テープに記録された信号をテープドライで読み書きする際に、読み書きエラーをひき起こす。
バックアップの対象となるハードディスクの大容量化に伴い、この種の磁気テープカートリッジの記録密度はますます高度化され、同時に記録信号の読み書き速度がさらに高速化されつつある。サーボ信号を磁気テープに予め記録しておき、サーボ信号に基づいて磁気ヘッドアレイの位置制御を精密に行うサーボトラックシステムはその一例である。このように、記録密度が高い磁気テープカートリッジにおいて、先のような粉塵の付着があると、重大な読み書きエラーを生じてしまう。
そこで本発明の目的は、識別ピースが正しく装着されているかどうかを容易に目視でき、かつ識別ピースに設けた識別面の傷付きによるプラスチック粉の発生を解消し、以て使用時における読み書きエラーを一掃し、単リール型の磁気テープカートリッジの信頼性を向上することにある。
本発明の磁気テープカートリッジは、本体ケース1の内部に、磁気テープ3を巻き込み収納する1個のテープリール2が配置され、本体ケース1の後部下面側には、磁気テープ3のテープ特性やテープ規格などを判別するための識別ピース11が、本体ケース1の外郭線内に収まる状態で装着されている。
かかる磁気テープカートリッジにおいて、本発明は、識別ピース11の外面に、テープドライブに設けた識別具の接触片23と対応する識別領域Zが確保されており、この識別領域Zの左右に、2進コードの一方を意味する識別凹部20と、2進コードの他方を意味する識別面21とのいずれか一方が形成されており、前記接触片23を受け止めるための識別面21が、微小凹凸面に形成されていることを特徴とする。
識別凹部20は、左右一対の側凹壁20a・20aと、両側凹壁20a・20aの内奥に連続する奥凹壁20bと、両側凹壁20a・20aおよび奥凹壁20bに連続する上凹壁20cとで囲まれており、左右一対の側凹壁20a・20aの少なくとも一方が傾斜していて、識別凹部20が奥凹壁20bへ向かって先すぼまり状に形成されている。
本発明では、識別ピース11の識別面21が微小凹凸面に形成されているので、識別面21の存在位置が認めやすく、識別ピース11の装着ミスを事前に目視で良くチェックできる。金属製の接触片23が識別面21に繰り返し接触しても、識別面21に擦り傷が付き難く、プラスチック粉が発生するのを解消できる。
したがって、本発明の磁気テープカートリッジによれば、これの使用時にプラスチック粉が磁気テープに付着するのを解消でき、磁気テープに記録された信号をテープドライブで読み書きする際の読み書きエラーを確実に防止でき、その分だけ磁気テープカートリッジの信頼性が向上する。なかでも記録信号が高密度化されたサーボトラックシステムに好適な磁気テープカートリッジを提供できる。
図1ないし図5は本発明に係る単リール型の磁気テープカートリッジの実施例を示しており、角箱状の本体ケース1の内部に収容した1個のテープリール2に、磁気テープ3が巻装されている。磁気テープ3の繰り出し端には、磁気テープ3を引き出し操作する先導ブロック4を連結してある。先導ブロック4は本体ケース1の前隅に開口したローディング開口5に臨むよう配置されて、ケース内部に設けたホルダーで位置決め保持される。
図1において本体ケース1は、蓋合わせ状に結合された上下ケース1a・1bで構成されており、下ケース1bの中央に駆動穴6を有する。磁気テープカートリッジをテープドライブに装填すると、テープドライブ側の駆動軸が駆動穴6から本体ケース1内に侵入してテープリール2を押し上げる。同時に、図外のロック機構がロック解除操作されて、テープリール2を回転自由な状態に切り換える。なお、テープリール2は、ハブ底壁に設けた駆動歯7がテープドライブ側の駆動軸と係合することで回転駆動される。
磁気テープ3のテープ特性やテープ規格などを外部から自動判別するために、本体ケース1の後部下面の左右2箇所には、装填部10を切り欠き形成し(図4および図5参照)、これら装填部10のそれぞれに識別ピース11を嵌め込み固定している。図1において識別ピース11は、断面外郭形状が直角三角形の三角柱状のプラスチックブロックからなり、全体が本体ケース1の外郭線内に収まる状態で各装填部10に装着されている。
識別ピース11は、直交する状態で隣接する前壁14と上壁15と有し、これら両壁14・15を繋ぐ斜辺壁16と、左右の側端壁17・17とを備えており、斜辺壁16を識別領域Zとしている。この識別領域Zの左右に、2進コードの一方を意味する識別凹部20と、2進コードの他方を意味する識別面21とのいずれか一方が形成されている。
この実施例では、図1に向かって左側の識別領域Zに識別凹部20を形成し、右側の識別領域Zに識別面21を設けた。識別凹部20と識別面21とは、両者の間に設けた区分壁22で明確に区分してある。左右の側端壁17・17には、下ケース1bに設けた係合溝24(図5参照)に圧嵌係合して、識別ピース11の装着状態を維持する係合突起25が設けられている。
テープドライブ、あるいはハンドリング機構には、左右の識別領域Zのそれぞれに識別凹部20と識別面21とのいずれが形成されているのかを判別するための識別スイッチ(識別具)を設けてあり、その接触片23を識別ピース11の識別領域Z内へ進入させることにより、識別凹部20または識別面21の有無に応じて2進コードを判別する。
詳しくは、図3に示すように接触片23が識別凹部20内へ進入する場合には、接触片23の位置および姿勢が変らないので、識別スイッチはオフ状態を維持する。逆に、図4の想像線で示すように、接触片23が識別面21に受け止められて下向きに押し下げ操作されると、識別スイッチがオン状態に切り換わる。このようなオン、オフ信号の組み合わせによって、テープドライブに装填されたテープカートリッジのテープ特性やテープ規格を判別することができる。
上記のように構成した磁気テープカートリッジにおいて、識別ピース11に設けた識別面21の傷付きを防止するために、識別面21の全体が梨地面に代表される微小凹凸面に形成されている。したがって、識別面21が目立つことになるので、本体ケース1に左右の識別ピース11を入れ違えた場合でも、それが目視にて簡単に確認できる。接触片23によって識別面21に擦り傷がついてプラスチック粉が発生するのも解消できる。その結果、使用時における読み書きエラーが一掃され、テープカートリッジの信頼性が向上する。
図6(a)〜図6(d)は、それぞれ識別ピース11に関する本発明の別実施例を示す。図6(a)では、左右一対の側凹壁20a・20aと、両側凹壁20a・20aの内奥に連続する奥凹壁20bと、両側凹壁20a・20aおよび奥凹壁20bに連続する上凹壁20cとで識別凹部20を形成した。さらに左右一対の側凹壁20a・20aのそれぞれを傾斜させて、識別凹部20を奥凹壁20bへ向かって先すぼまり状に形成した。
図6(b)では、基本的に図6(a)と同じように識別凹部20を形成するが、左右一対の側凹壁20a・20aのうち、区分壁22に隣接する側の側凹壁20aのみを傾斜させて、識別凹部20を奥凹壁20bへ向かって先すぼまり状に形成した。さらに、側凹壁20aを外膨らみ状の湾曲面に形成した。
図6(c)では、基本的に図6(a)と同じように識別凹部20を形成するが、左右一対の側凹壁20a・20aのうち、区分壁22に隣接する側の側凹壁20aのみを傾斜させて、識別凹部20を奥凹壁20bへ向かって先すぼまり状に形成した。この場合の傾斜する側凹壁20aは平坦面で形成した。
図6(d)では、区分壁22に三角形状の凹み26を形成する以外は、図1で説明した識別ピースと同じである。
上記の実施例以外に、本発明は、単リール型の磁気テープカートリッジであれば、その構造の違いや、信号記録方式の違いとは無関係に適用することができる。
表裏を反転した状態で示す磁気テープカートリッジの斜視図である。 磁気テープカートリッジの平面図である。 識別ピースと接触片との位置関係を示す磁気テープカートリッジ底面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図2におけるB−B線断面図である。 識別ピースのそれぞれ異なる別実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 テープリール
3 磁気テープ
11 識別ピース
20 識別凹部
21 識別面
23 接触片
Z 識別領域

Claims (2)

  1. 本体ケースの内部に、磁気テープを巻き込み収納する1個のテープリールが配置され、本体ケースの後部下面側に、磁気テープのテープ特性やテープ規格などを判別するための識別ピースが、本体ケースの外郭線内に収まる状態で装着される磁気テープカートリッジであって、
    識別ピースの外面には、テープドライブ側に設けられる識別具の接触片と対応する識別領域が確保されており、
    この識別領域の左右に、2進コードの一方を意味する識別凹部と、2進コードの他方を意味する識別面とのいずれか一方が形成されており、
    前記接触片を受け止める識別面が、微小凹凸面に形成されていることを特徴とする単リール型の磁気テープカートリッジ。
  2. 識別凹部が、左右一対の側凹壁と、両側凹壁の内奥に連続する奥凹壁と、両側凹壁および奥凹壁に連続する上凹壁とで囲まれており、
    左右一対の側凹壁の少なくとも一方が傾斜していて、識別凹部が奥凹壁へ向かって先すぼまり状に形成されている請求項1記載の単リール型の磁気テープカートリッジ。
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