JP2005266284A - 電気光学装置の製造方法、その製造方法で製造した電気光学装置を搭載した電子機器、および偏光板 - Google Patents

電気光学装置の製造方法、その製造方法で製造した電気光学装置を搭載した電子機器、および偏光板 Download PDF

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Abstract

【課題】偏光板を液晶表示パネルに高精度に貼付けることが可能な電気光学装置の製造方法、その製造方法で製造した電気光学装置、および電気光学装置を搭載した電子機器を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の電気光学装置の製造方法は、偏光板構成要素単位でアライメントマークが形成された大判偏光板構造体から当該アライメントマークを基準にして所定形状の偏光板を裁断する偏光板分割工程と、表示パネルに形成した偏光板位置合わせ用のアライメントマークに、分割板分割工程で得た偏光板のアライメントマークを位置合せした後、前記表示パネルの両面のうち少なくとも一方の面に偏光板を貼り合わせる偏光板貼付工程と、を含むことを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電気光学装置の製造方法、その製造方法で製造した電気光学装置を搭載した電子機器、および偏光板に関し、詳細には、表示パネルに対する偏光板の貼付精度を向上させた電気光学装置の製造方法、その製造方法で製造した電気光学装置を搭載した電子機器、および偏光板に関する。
液晶表示装置は、主として、電極が形成されたガラス基板間に液晶が狭持されて構成される液晶表示パネルと、液晶表示パネルの両面に貼り合わされた上偏光板および下偏光板と、液晶表示パネルに光を射出するバックライトとで構成されている。液晶表示装置では、液晶に電圧を印加すると、液晶の配向方向が変化し、その電圧に応じて液晶を透過する光の偏光状態が変化する。この液晶を透過した光を偏光板に通すことにより、光の偏光状態に応じた明暗が表示される。
液晶表示装置に用いられている偏光板は、自然光を直線偏光に変える性質を有している。入射する光を直交偏向成分に分割したとき、一方のみを通過させ、他方の偏光成分を吸収もしくは、反射、散乱などにより遮蔽する機能を有する。2枚の偏光板を直交配置にすると、両方の偏光成分が吸収されるため、黒表示となる。偏光板は、液晶表示パネルの面に偏光軸が表示のモードに応じて直交、もしくは、平行な軸状態で配置されて使用される。偏光板が、液晶表示装置の光学特性に与える影響は大きく、画面全体での画像表示の均一性を得るためには、高精度な偏光板と液晶表示パネルの位置合わせが必要になってくる。
従来、偏光板を、液晶表示パネルの外形を基準にして貼り付けているため(例えば、特許文献1参照)、偏光板の外形のバラツキ、液晶表示パネルの外形のバラツキ、および偏光板の貼付精度のバラツキのため、偏光板を液晶表示パネルに高精度に貼付けることができないという問題がある。
特開2003−172911号公報
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、偏光板を液晶表示パネルに高精度に貼付けることが可能な電気光学装置の製造方法、その製造方法で製造した電気光学装置を搭載した電子機器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して本発明の目的を達成するために、本発明は、偏光板構成要素単位でアライメントマークが形成された大判偏光板構造体から当該アライメントマークを基準にして所定形状の偏光板を裁断する偏光板分割工程と、表示パネルに形成した偏光板位置合わせ用のアライメントマークに、前記分割板分割工程で得た偏光板のアライメントマークを位置合せした後、前記表示パネルの両面のうち少なくとも一方の面に前記偏光板を貼り合わせる偏光板貼付工程と、を含むことを特徴とする。
本発明においては、大判偏光板構造体を分割する際にその外形形状などを基準にせずに、大判偏光板構造体に形成されたアライメントマークを基準にして裁断する。従って、大判偏光板構造体の外形寸法のバラツキ等によらずに、裁断する偏光板の外形精度・中心精度を向上させることができる。また、本発明においては、表示パネルに形成される偏光板位置合わせ用のアライメントマークと偏光板に形成されているアライメントマークとの位置合わせを行って、偏光板を表示パネルに貼付しているので、表示パネルの辺や角などといった外形形状を基準にして偏光板を位置合わせする方法と比較して、偏光板の貼付位置や向きが表示パネルや偏光板の外形形状の精度に左右されることがない。したがって、表示パネルに対する偏光板の位置や向きを高い精度で合わせることができる。この結果、偏光板を液晶表示パネルに高精度に貼付けることが可能な電気光学装置の製造方法を提供することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記偏光板貼付工程では、前記表示パネルの表示エリア内に、偏光板位置合わせ用のアライメントマークを表示させることが望ましい。これにより、表示パネルに偏光板位置合わせ用のアライメントマークを予め形成することが不要となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記偏光板貼付工程では、前記表示パネルの表示エリア外には予め偏光板位置合わせ用のアライメントマークが形成されていることが望ましい。これにより、表示パネルの表示エリア内に、偏光板位置合わせ用のアライメントマークを表示させることなく、表示パネルの中心基準で偏光板を貼り付けることが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記偏光板位置合わせ用のアライメントマークは、前記表示パネルを構成する一対の基板を貼り合わせるときに用いた組み立て用のアライメントマークであることが望ましい。これにより、表示パネルに偏光板位置合わせ用のアライメントマークを新たに形成することが不要となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記偏光板位置合わせ用のアライメントマークは、前記表示パネルの表示エリアの周辺を囲むように形成された遮光膜であることが望ましい。これにより、表示パネルに偏光板位置合わせ用のアライメントマークを新たに形成することが不要となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、前記偏光板貼付工程では、前記表示パネルの両面に偏光板を貼付することが望ましい。これにより、表示パネルの両面に高精度に偏光板を貼付することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、電子機器は、本発明の電気光学装置の製造方法で製造された電気光学装置を搭載することが望ましい。これにより、高品位の画像表示を行うことが可能な電気光学装置を搭載した電子機器を提供することが可能となる。
上記課題を解決して本発明の目的を達成するために、本発明は、偏光機能を有する偏光層と、前記偏光層の一方の面に形成された透明接着剤からなる接着層と、前記接着層の面に形成された剥離可能な第1保護膜と、前記偏光層の他方の面に形成された剥離可能な第2保護膜と、を備え、前記第2保護膜には、位置合わせ用のアライメントマークが形成されていることを特徴とする。これにより、表示パネルに対する偏光板の位置や向きを高い精度で合わせることができ、偏光板を表示パネルに高精度に貼付けることが可能な偏光板を提供することが可能となる。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものまたは実質的に同一のものが含まれる。本発明において、電気光学装置とは、電気信号を光信号に変換する装置を言う。以下の実施例では、電気光学装置として液晶表示装置を例示して説明するが、本発明はこれに限られるものではない。
[電気光学装置の構造]
図1は、本発明の実施例1に係る電気光学装置1の構成例を示す図であり、図1−1は実施例1に係る電気光学装置1の斜視図、図1−2は図1−1のA−A断面図を示している。
図1に示すように、電気光学装置1は、画像を表示するための液晶表示パネル10と、液晶表示パネル10の上面側および下面側に貼付けられた上偏光板20および下偏光板30と、液晶表示パネル10に照明光を照射するためのバックライト部40と、バックライト部40の光を表示面側に反射する反射板50と、光源であるLED60と、液晶表示パネル10の下表示基板にCOG実装されたドライバIC70と、液晶表示パネル10の下表示基板から反射板50の裏面側に引き回され、バックライト部40の側方にLED60が配置されるように実装するFPC(Flexible Printed Circuits)80とを、例えばプラスチックからなり、枠形状を呈する反射ケース90内に収容して構成される。
液晶表示パネル10は、対向して配置された二枚の上表示基板10aおよび下表示基板10bの間に液晶が封入されて構成されている。上表示基板10aおよび下表示基板10bはガラスで構成される。上表示基板10aには、不図示のカラーフィルタ、ITO膜で形成された第1の駆動電極、および配向膜等が形成されている。下表示基板10bには、不図示のTFDやTFT等のスイッチング素子、ITO膜で形成された第2の駆動電極、および配向膜等が形成されている。また、下表示基板10bは、上表示基板10aよりもY軸方向に平面的に突き出た突き出し部10b1を有している。
この突き出し部10b1の表面には、液晶表示パネル10を駆動するためのドライバIC70がCOG実装されており、また、突き出し部10b1の表面端部には、ドライバIC70およびLED60に駆動信号を供給するためのFPC80がACF等で実装されている。なお、ドライバIC70は、COG実装する構成に限られるものではなく、FPC80に実装するCOF構造(Chip On Film)を採用することにしても良い。このFPC80は内側に折り曲げられ、反射板50に両面テープで固定される。
この液晶表示パネル10では、対向して配置された二枚の上表示基板10aおよび下表示基板10bに形成された第1の駆動電極および第2の駆動電極間に電荷を与えて電界を形成し、カラーフィルタに対応した位置の液晶の配向を変化させて画素を点灯/消灯させる。
上表示基板10aおよび下表示基板10bの背面側(光射出側およぼ光入射側)の面には、使用する液晶の種類、すなわち、TN(ツイステッドネマティック)モード、STN(スーパーTN)モード、D−STN(ダブル−STN)モード等々の動作モードや、ノーマリホワイトモード/ノーマリブラックモードの別に応じて、上偏光板20および下偏光板30が所定の向きに貼付配置される。
上偏光板20および下偏光板30は、ポリビニルアルコール(PVA)フィルムを一方向に延伸し、ヨウ素または2色性色素を含む溶液に浸すことにより、ヨウ素または2色性色素を吸着させ、偏向機能を与え、更に保護膜としてセルロース系のフィルムを被覆して作製する。また、上偏光板20および下偏光板30の偏光方向は、PVAフィルムの延伸方向で決定される。
下偏光板30の下側には、バックライト部40が設けられている。バックライト部40は、その側方に配置されたLED60から発せられた照明光を導光する導光板と、導光板から出射される照明光を拡散する拡散シートと、および拡散シートで拡散された照明光を偏光するプリズムシート等から構成することができる。バックライト部40は、例えば、遮光両面テープで反射ケース90に固定することができる。バックライト部40の下面側には、バックライト部40から射出される照明光を表示面側に反射する反射板50が配置されている。この反射板50は、反射ケース90に両面テープで固定することができる。
[偏光板の貼付方法]
つぎに、液晶表示パネル10に上偏光板20および下偏光板30の貼付方法を図2〜図5を参照して説明する。図2は偏光板分割工程を説明するための説明図、図3は上偏光板20の断面構造を示す断面図。図4は偏光板貼付工程を説明するための説明図、図5は上偏光板20の保護膜の剥離工程を説明するための説明図を示している。上偏光板20および下偏光板30の貼付方法はほぼ同様であるので、ここでは、上偏光板20の貼付方法を説明し、下偏光板30の貼付方法の説明は省略する。以下、上偏光板20の貼付方法を、(偏光板分割工程)、(偏光板貼付工程)の順に説明する。
(偏光板分割工程)
偏光板分割工程では、図2に示すように、上偏光板20を多面取りできる大判偏光板構造体100から複数の上偏光板20を切断する。まず、切断装置のステージ(図示せず。)上に上偏光板20を多面取りできる大判偏光板構造体100を配置する。大判偏光板構造体100には、その第2保護膜に、切断される偏光板構成要素単位でアライメントマーク110a、110bが形成されている。各アライメントマーク110a、110bは、大判偏光板構造体100の中心基準で形成されている。アライメントマークの形状は、十字型、鉤括弧型、および丸型等のいずれも使用可能であるが、本実施例においては丸型のものを使用している。
切断装置では、そのステージ上に配置された大判偏光板構造体100を、アライメントマーク110a、110bを基準にして必要寸法の送りを行って位置決めを行った後、複数の上偏光板20を裁断して、個々の上偏光板(単品)20の外形精度・中心精度を向上させている。
上偏光板20は、図3に示すように、PVAフィルム等からなる偏光機能を有する偏光層101と、偏光層101の下面に形成された透明接着剤からなる接着層102と、接着層102の下面に形成された剥離可能なシート状の第1保護膜103と、偏光層101の上面に形成された剥離可能なシート状の第2保護膜104とで構成されている。
(偏光板貼付工程)
このようにして切り出した上偏光板20を、液晶表示パネル10(上表示基板10a)に貼り付ける場合は、液晶表示パネル10を上表示基板10aを上にしてステージ上に載置する。次に、図4に示すように、不図示の駆動回路で駆動して、液晶表示パネル10の表示エリア(「アクティブエリア」とも言う)120内に、上偏光板20に形成されたアライメントマーク110a、110bと重なる位置に偏光板位置合わせ用のアライメントマーク121a、121bを表示する。そして、上偏光板20の第1保護膜103を剥離させた後、接着層102を下面にして、その第2保護膜104に形成されたアライメントマーク110a、110bを、表示パネルの表示エリア120内に表示されている偏光板位置合わせ用のアライメントマーク121a、121bに位置合わせした後、上表示基板10aに貼り合わせる。
この後、図5に示すように、上偏光板20の第2保護膜104を剥離する。このように、偏光板位置合わせ用のアライメントマーク121a、121bを基準にして、上偏光板10を貼付しているので、液晶表示パネルの辺や角などといった外形形状を基準にして偏光板を位置合わせする方法と比較して、上偏光板20の貼付位置や向きが液晶表示パネルの外形形状の精度に左右されることがない。従って、液晶表示パネル10に対する上偏光板20位置や向きを高い精度で合わせることができる。
下偏光板30についても上偏光板20と同様な方法で、液晶表示パネル10の下表示基板10bに貼付けることができる。下偏光板30を多面取りできる大判偏光板構造体からその第2保護膜に形成されたアライメントマークを基準にして裁断し、裁断した下偏光板30を、液晶表示パネル10の表示エリア120内に表示した偏光板位置合わせ用のアライメントマーク121a、121bを基準にして、下表示基板10bに貼り合わせる。
本発明の実施例2を図6を参照して説明する。図6は、実施例2に係る偏光板貼付工程を説明するための図である。実施例1では、液晶表示パネル10の表示エリア120内に偏光板位置合わせ用のアライメントマークを点灯させ、この点灯させた偏光板位置合わせ用のアライメントマークと、偏光板に形成されたアライメントマークとを重ね合わせて貼り合わせる方式である。これに対して、実施例2は、液晶表示パネル10の表示エリア120の外側に予め偏光板位置合わせ用のアライメントマークを形成し、この偏光板位置合わせ用のアライメントマークと偏光板に形成されたアライメントマークとを重ね合わせて貼り合わせる方式である。実施例2では、鉤括弧型のアライメントマークを使用している。
図6に示すように、液晶表示パネル10の表示エリア120の外側には、液晶表示パネル10の中心を基準とした、偏光板位置合わせ用のアライメントマーク131a、131bが形成されている。上偏光板20の第2保護膜104に形成されたアライメントマーク111a、111bを、液晶表示パネル10の表示エリア120の外側に形成されている偏光板位置合わせ用のアライメントマーク131a、131bに位置合わせした後、上偏光板20を液晶表示パネル10の上表示基板10aに貼り合わせる。
このように、実施例2によれば、液晶表示パネル10の表示エリア120外に形成されている偏光板位置合わせ用のアライメントマーク131a、131bを基準にして、上偏光板20を貼付しているので、実施例1と比較してアライメントマークの点灯が不要となり、簡単な方法で、液晶表示パネル10に対する上偏光板20の位置や向きを高い精度で合わせることができる。同様な方法で、下偏光板30を下表示基板10bに貼り合わせることができる。
なお、液晶表示パネルを構成する一対の基板を貼り合わせるときに用いる組み立て用のアライメントマークを、偏光板位置合わせ用のアライメントマークとして使用することにしても良い。また、液晶表示パネルの表示エリアの外周に形成される略矩形の遮光膜(ブラックマトリクス)を偏光板位置合わせ用のアライメントマークとして使用することにしても良い。この場合、遮光膜の角等に、上偏光板のアライメントマークを合わせて貼付を行うことができる。これらの方法を用いることにより、液晶表示パネルに偏光板位置合わせ用のアライメントマークを新たに形成することが不要となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、上記実施例を組み合わせて実施可能である。
(電子機器への適用例)
次に、本発明に係る電気光学装置を適用可能な電子機器の具体例について図7を参照して説明する。図7−1は、本発明に係る電気光学装置を可搬型のパーソナルコンピュータ(いわゆるノート型パソコン)200の表示部に適用した例を示す斜視図である。同図に示すように、パーソナルコンピュータ200は、キーボード201を備えた本体部202と、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部203とを備えている。図7−2は、本発明に係る電気光学装置を携帯電話機300の表示部に適用した例を示す斜視図である。同図に示すように、携帯電話機300は、複数の操作ボタン301のほか、受話口302、送話口303とともに、本発明に係る電気光学装置を適用した表示部304を備えている。
本発明にかかる電気光学装置は、透過型、反射型、および半透過型の電気光学装置に利用することができる。また、本発明にかかる電気光学装置は、パッシブマトリクス型の電気光学装置やアクティブマトリクス型の電気光学装置(例えば、TFT(薄膜トランジスタ)やTFD(薄膜ダイオード)をスイッチング素子として備えた電気光学パネル)に利用することができる。さらに、本発明にかかる電気光学装置は、液晶表示装置に限らず、有機エレクトロルミネッセンス装置、無機エレクトロルミネッセンス装置、プラズマディスプレイ装置、電気泳動表示装置、電子放出表示装置(Field Emission DisplayおよびSurface-Conduction Electoron-Emitter Display等)、LED(ライトエミッティングダイオード)表示装置等のように、複数の画素毎に表示状態を制御可能な各種の電気光学装置に利用することができる。
本発明にかかる電気光学装置を搭載した電子機器は、携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistants)と呼ばれる携帯型情報機器、携帯型パーソナルコンピュータ、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、デジタルスチルカメラ、車載用モニタ、デジタルビデオカメラ、液晶テレビ、ビューファインダ型、モニタ直視型のビデオテープレコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テレビ電話機、およびPOS端末機などの電子機器に広く利用することができる。
実施例1に係る電気光学装置の斜視図。 図1のA−A断面図。 実施例1に係る偏光板分割工程を説明するための説明図。 実施例1に係る下偏光板の断面構造を示す断面図。 実施例1に係る偏光板貼付工程を説明するための説明図。 実施例1に係る偏光板の保護膜の剥離工程を説明するための説明図。 実施例2に係る偏光板貼付工程を説明するための説明図。 実施例に係る電気光学装置を備えたパソコンの斜視図。 実施例に係る電気光学装置を備えた携帯電話機の斜視図。
符号の説明
1 電気光学装置、10 液晶表示パネル、10a 上表示基板、10b 下表示基板、20 上偏光板、30 下偏光板、40 バックライト部、50 反射板、60 LED、70 ドライバIC、80 FPC、90 反射ケース、100 大判偏光板構造体、101 偏光層、102 接着層、103 第1保護膜、104 第2保護膜、110a、110b、111a、111b アライメントマーク、120 表示エリア、121a、121b、131a、131b アライメントマーク、200 パーソナルコンピュータ、201 キーボード、202 本体部、203 表示部、300 携帯電話機、301 操作ボタン、302 受話口、303 送話口、304 表示部

Claims (8)

  1. 偏光板構成要素単位でアライメントマークが形成された大判偏光板構造体から当該アライメントマークを基準にして所定形状の偏光板を裁断する偏光板分割工程と、
    表示パネルに形成した偏光板位置合わせ用のアライメントマークに、前記分割板分割工程で得た偏光板のアライメントマークを位置合せした後、前記表示パネルの両面のうち少なくとも一方の面に前記偏光板を貼り合わせる偏光板貼付工程と、
    を含むことを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  2. 前記偏光板貼付工程では、前記表示パネルの表示エリア内に、偏光板位置合わせ用のアライメントマークを表示させることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の製造方法。
  3. 前記偏光板貼付工程では、前記表示パネルの表示エリア外には予め偏光板位置合わせ用のアライメントマークが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気光学装置の製造方法。
  4. 前記偏光板位置合わせ用のアライメントマークは、前記表示パネルを構成する一対の基板を貼り合わせるときに用いた組み立て用のアライメントマークであることを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置の製造方法。
  5. 前記偏光板位置合わせ用のアライメントマークは、前記表示パネルの表示エリアの周辺を囲むように形成された遮光膜であることを特徴とする請求項3に記載の電気光学装置の製造方法。
  6. 前記偏光板貼付工程では、前記表示パネルの両面に偏光板を貼りつけることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つに記載の電気光学装置の製造方法。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか1つに記載の電気光学装置の製造方法で製造された電気光学装置を搭載したことを特徴とする電子機器。
  8. 偏光機能を有する偏光層と、
    前記偏光層の一方の面に形成された透明接着剤からなる接着層と、
    前記接着層の面に形成された剥離可能な第1保護膜と、
    前記偏光層の他方の面に形成された剥離可能な第2保護膜と、を備え、
    前記第2保護膜には、位置合わせ用のアライメントマークが形成されていることを特徴とする偏光板。
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