JP2005264717A - 地盤の凍結方法 - Google Patents

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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)
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Abstract

【課題】 凍土の造成期間の短縮を図るとともに、凍上や過大な凍結膨張圧の発生を防止することができる地盤の凍結方法を提供する。
【解決手段】 シールドトンネルを接合する際、シールド掘進機1,2に設けられた止水装置3,4により、接合部分の周囲の地山を凍結して凍土を造成する。凍土を造成するにあたり、極低温度、たとえば−80℃のブラインを貼付凍結管31,41に流通させて地山を凍結し、短期間で必要な厚さの凍土を造成する。必要な厚さの凍土が造成された後は、緩低温度、たとえば−10℃のブラインを貼付凍結管31,41に流通させて、凍土を必要な厚さに維持するとともに凍土の解凍を防止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地盤を凍結させて地盤の強度を向上させて地盤の崩落を防止し、または遮水性を高めるための地盤の凍結方法に係り、特に、トンネル工事を行う際の地盤の崩落を防止するために好適な地盤の凍結方法に関する。
たとえば、シールドトンネルを形成する際、近年においては、シールドトンネルの長距離化に伴い、トンネルの両方向からシールド掘進機を発進させ、それらの2台のシールド掘進機で形成された2つのシールドトンネルを地中で接合させて、トンネルを完成させる工法が行われている。このような2つのシールドトンネルを接合する際、接合部分における地山の崩落を防止する必要がある。このように、接合部分における地山の崩落を防止する技術として、たとえば特公平3−69439号公報(特許文献1)に開示された地中接合方法がある。
この地中接合方法では、2方向から掘進してきたシールドトンネルを接合するにあたり、その接合部に所定の傾斜角でまた周方向に所定のピッチで地山内に穿孔式凍結管を配置する。この凍結管内にブラインを循環させることにより、地山を囲むようにスキンプレートの外周の地山を凍結させた後、シールド掘進機間の地山を掘削して、2つのシールドトンネル接合するというものである。
特公平3−69439号公報(1頁右欄〜2頁左欄、第7図)
ところで、地山では、地下水の流れ、周囲の構造物の影響などにより、地山を凍結させて凍土を形成する際の凍土ができやすい部分とできにくい部分とがある。ところが、上記特許文献1に開示された地中接合方法では、所定の傾斜角でまた周方向に所定のピッチで地山内に配置された凍結管内にブラインを循環させて周囲の地山を凍結させて凍土を形成させているのみである。このため、シールドトンネルを接合するためにその周囲の全体を凍結させるためには、もっとも凍土ができにくい部分で凍土が形成されるまで待たなければならず、凍土の造成に長時間を要するという問題があった。
また、このように凍土ができにくい部分での凍土の形成を待つ間、凍土ができやすい部分では凍土の成長が進行してしまう。このため、地盤条件などによっては、凍上による地盤変位や凍結膨張圧の発生といった問題が生じえるという問題もあった。
そこで、本発明の課題は、凍土の造成期間の短縮を図るとともに、凍上や過大な凍結膨張圧の発生を防止することができる地盤の凍結方法を提供することにある。
上記課題を解決した本発明は、地盤における凍結対象領域を凍結させる地盤の凍結方法であって、地盤を極低温度で冷却して凍結地盤を形成した後、地盤を緩低温度で冷却して、凍結地盤の解凍および凍結地盤の過生成を防止するものである。
本発明に係る地盤の凍結方法では、凍結対象領域を凍結させて凍結地盤を形成するにあたり、まず極低温度で凍結地盤を形成する。このため、凍結対象地盤を短時間で凍結させることができる。ところが、このまま極低温度で地盤を凍結させること、凍結部分が拡張してしまい、凍上の発生などが懸念される。これに対して、本発明に係る地盤の凍結方法では、凍結地盤を形成した後は、緩低温度で凍結地盤を冷却している。緩低温度では、凍結地盤が解凍することなく、しかも凍結地盤の成長を止めることができるので、凍上などの発生を防止することができる。
なお、本発明にいう極低温度とは、地盤を凍結するにあたり短時間で凍結地盤を形成できる温度であり、具体的には、地盤や周囲の構造物の環境などにより適宜決定される。ただし、緩低温度よりも低い温度に設定され、具体的には、たとえば−50℃以下、さらには−60℃〜−90℃の範囲に設定することができる。また、緩低温度とは、形成された凍結地盤が解凍せず、かつ凍結地盤の成長を止めることができる温度であり、やはり地盤や周囲の構造物の環境などにより適宜設定される。
また、上記課題を解決した本発明は、地盤における凍結対象領域を凍結させる地盤の凍結方法であって、凍結対象領域における難凍結領域を極低温度で冷却するとともに、凍結対象領域における易凍結領域を、極低温度よりも高い低温度で冷却して、地盤を凍結させるものである。
本発明に係る地盤の凍結方法では、たとえば地下水の温度が高く、凍結地盤を形成しにくい難凍結領域を極低温度で冷却することにより、難凍結領域に対して短時間で凍結地盤を形成することができる。また、たとえば地下水の温度が低く、凍結地盤を形成しやすい易凍結領域を極低温度よりも高い低温度で冷却することにより、難凍結領域とほぼ同時間で易凍結領域に凍結地盤を形成することができる。したがって、凍結対象領域にほぼ同時に短時間で凍土を形成することができ、易凍結領域における凍上や過大な凍結膨張圧の発生を防止することができる。
ここで、難凍結領域が、地盤を流れる地下水の上流側の領域であり、易凍結領域が、地盤を流れる地下水の下流側の領域である態様とすることができる。
地盤を凍結させる際には、凍結しきらない地下水は、その流れに乗って上流側から下流側に流れるため、地下水は、一般的に上流側の方が下流側よりも温度が高くなっている。このため、地下水の上流側を難凍結領域とし、下流側を易凍結領域とすることができる。
また、極低温度での冷却および緩低温度での冷却を、不凍液を循環させる冷却システムにより行い、難凍結領域から易凍結領域に向けて、不凍液を循環させる態様とすることもできる。
不凍液を循環させて凍結地盤を形成する際、凍結地盤形成のために熱を吸収した不凍液は、その分温度が上昇する。したがって、まず難凍結領域に不凍液を供給して難凍結領域の凍結地盤を形成し、そこで温度が上昇した不凍液を易凍結領域に供給することにより、1つの不凍液循環経路で難凍結領域および易凍結領域を良好に冷却することができる。
さらに、冷却システムが、二元冷凍システムである態様とすることができる。
二元冷凍システムを用いることにより、異なる温度の不凍液を良好に供給することができる。
また、凍結対象領域が、トンネル形成領域である態様とすることができる。
そして、凍結対象領域が、2つのシールドトンネルを地中で接合させる際の接合領域である態様とすることができる。
トンネル形成領域、特に、特にシールドトンネルの接合領域においては、地盤崩落事故を防止する要請が高い。したがって、本明に係る地盤の凍結方法は、トンネルの形成領域を対象とするのが望ましい態様となる。
本発明によれば、凍土の造成期間の短縮を図るとともに、凍上や過大な凍結膨張圧の発生を防止することができる地盤の凍結方法を提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、各実施形態において、同一の機能を有する部分については同一の符号を付し、重複する説明は省略することがある。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る凍結方法が適用される第一シールドトンネルと第二シールドトンネルとの接合部位の断面図である。本実施形態では、トンネルの両方向から、第一シールド掘進機1および第二シールド掘進機2によってそれぞれ第一シールドトンネルおよび第二シールドトンネルを掘削し、所定の接合位置において両トンネルを接合する。この両トンネルの接合を行う前段階として、接合部位の周囲における地盤を凍結するものである。地盤を凍結することにより、地盤の強度を高めて地盤の崩落を防止するとともに、止水性を高めるものである。
第一シールド掘進機1は、第一外筒部10を備えており、第一外筒部10の前方には第一カッタ装置11が設けられている。第一カッタ装置11は、円盤状をなす第一カッタ部11Aを備えている。第一カッタ部11Aの表面には、複数のビット11Bが取り付けられており、第一カッタ部11Aが回転することにより、ビット11Bによって地山が掘削される。また、第一カッタ部11Aの側縁部には、伸縮スポーク11Cが設けられており、この伸縮スポーク11Cは、第一カッタ部11Aに対してその半径方向に伸縮する。こうして、第一カッタ装置11は、その半径方向に縮径可能とされている。
第一カッタ部11Aは、掘削を行っている間は、伸縮スポーク11Cが伸長した状態で、第一外筒部10と同一径とされている。また、伸縮スポーク11Cが収縮したときには、第一カッタ部11Aの径は、第一外筒部10の内径よりも小さくなり、第一カッタ部11Aが第一外筒部10に対して引き込み可能となる。
第一カッタ装置11の後方には、第一内筒部12が設けられている。第一内筒部12は、第一外筒部10の内面に沿った外周部を有しており、第一外筒部10の内面に沿って移動可能とされている。第一内筒部12には、隔壁13が設けられており、隔壁13には駆動モータ11Dが設けられており、駆動モータ11Dにより第一カッタ部11Aを回転させている。また、第一内筒部12は、掘削作業中は第一外筒部10に固定されており、第一カッタ装置11は第一外筒部10とともに前後進する。
第一内筒部12には、中折れジャッキ14が取り付けられており、中折れジャッキ14によって、第一外筒部10が中折れ可能とされている。さらに、第一外筒部10には、シールドジャッキ15が取り付けられており、組み立てられたセグメントを押圧する。シールドジャッキ15でセグメントを押圧することにより、このセグメントに反力をとって第一シールド掘進機1が前進する。さらに、第一外筒部10には図示しないエレクタが設けられている。エレクタは、第一カッタ装置11によって形成された孔にセグメントを順次組み立てていく。
また、第一シールド掘進機1には、送泥管16および図示しない排泥管が設けられている。送泥管16および排泥管は、いずれも第一カッタ装置11における第一カッタ部11Aと隔壁13との間に配置されている。送泥管16からは、第一カッタ部11Aと隔壁13との間に高濃度泥水を供給し、第一カッタ部11Aの圧力を高めている。また、排泥管は、第一カッタ部11Aと隔壁13との間における送泥管16から供給された高濃度泥水および掘削された土からなる泥水を排出している。このように、送泥管16からの水の供給量および排泥管からの泥水の排出量により、第一カッタ装置11の圧力を調整している。さらに、第一外筒部10の後端部には、テールシールが設けられている。テールシールは、第一シールド掘進機1の後端部において、セグメントと第一シールド掘進機1との間を止水している。
また、第一シールド掘進機1には、第一止水装置3が設けられている。第一止水装置3は、第一外筒部10に設けられた互いに連通する複数の貼付凍結管31を備えている。貼付凍結管31は、二元冷凍システム5に接続されている。二元冷凍システム5は、マイナス温度とされた不凍液(ブライン)を貼付凍結管31内に循環供給する。この二元冷凍システム5では、高温側・低温側に2台の冷凍機が熱交換器を介して直列に接続され、貼付凍結管31に対して温度の異なるブラインを循環供給することができる。
二元冷凍システム5は、図3に示すように、蒸発器50を備えている。蒸発器50には、第一配管51Aを介して、貼付凍結管31が接続されている。第一配管51Aは蒸発器50と貼付凍結管31との間で閉回路として形成されており、第一配管51A内には、ブラインが流通しており、蒸発器50から貼付凍結管31に対してブラインが循環供給される。また、第一配管51Aにおける貼付凍結管31と蒸発器50との間には、ポンプ52が配設されている。このポンプ52を駆動することにより、第一配管51A内をブラインが流通する。
また、蒸発器50は、第二配管51Bを介して膨張タンク53、低温側圧縮器54、カスケードコンデンサ55、および低温側膨張弁56と接続されている。第二配管51Bは、第一配管51Aと同様に閉回路を形成しており、低温冷媒が循環している。さらに、カスケードコンデンサ55には、第三配管51Cを介して、高温側圧縮器57、凝縮器58、および高温側膨張弁59が接続されている。この第三配管51Cには、高温冷媒が循環している。また、凝縮器58には、冷却水が循環供給されている。
凝縮器58では、冷却水と高温冷媒との間で熱交換が行われ、高温冷媒が冷却水によって吸熱される。また、カスケードコンデンサ55では、高温冷媒と低温冷媒との間で熱交換が行われ、低温冷媒の熱が高温冷媒に吸熱される。さらに、蒸発器50では、ブラインと低温冷媒との間で熱交換が行われ、ブラインの熱が低温冷媒に吸熱される。こうして、ブラインの温度が低下させられ、貼付凍結管31に対して、極低温、たとえば−85℃程度のブラインが循環供給される。
この貼付凍結管31を冷媒が流れることにより、第一外筒部10の外側の地山における凍結対象領域Xに含まれる土中水を冷凍させることにより、凍結対象領域Xに凍土(凍結地盤)を形成することができる。また、凍結対象領域Xに凍土が形成された後、貼付凍結管31内を緩低温のブラインが流れると、凍土が解凍することなく維持される。
さらに第一止水装置3は、第一止水装置3は、図2に示すように、第一内筒部12に設けられた注入管32を有しており、注入管32からは充填剤F1が噴出される。充填剤F1としては、繊維なしエコメールなどを用いることができる。また、第一止水装置3は、第一内筒部12の先端に位置するスライドフード12Aに設けられた環状シール部材33を有している。環状シール部材33は、ワイヤブラシからなり、基端部がスライドフード12Aに取り付けられ、先端部が第一外筒部10の内面に接触して、スライドフード12Aと第一外筒部10との間に空間を形成している。
第一シールド掘進機1における第一トンネルの掘進時には、この空間に注入管32から噴出された充填剤F1が充填されている。また、第一内筒部12の内面側には、冷却部材34が設けられている。冷却部材34は、スライドフード12Aを介して冷熱を伝達させ、充填剤F1を冷凍可能としている。
また、第二シールド掘進機2は、第一シールド掘進機1と同一の構成を有しており、第二外筒部20および第二カッタ装置21を備えている。第二カッタ部21Aの後方には、本発明の可動内筒部となる第二内筒部22が設けられており、第二内筒部22には、隔壁23が設けられている。また、第二内筒部22の後部には、中折れジャッキが取り付けられている。
さらに、第二外筒部20の後部にはシールドジャッキ取り付けられており、セグメントを押圧することにより、このセグメントに反力をとって第二シールド掘進機2を前進させる。第二外筒部20における後部上方位置にはエレクタが設けられており、セグメントを順次組み立てる。また、第二シールド掘進機2には、送泥管および排泥管が設けられ、第二カッタ部21Aと隔壁23との間に泥水を供給し、または排出している。第二外筒部20の後部には、テールシールが設けられている。
また、第二シールド掘進機2には、第二止水装置4が設けられている。第二止水装置4は、第一シールド掘進機1に設けられた第一止水装置3と同様、第二内筒部22の先端に位置するスライドフード22Aに設けられた互いに連通する複数の貼付凍結管41を備えており、図示しないポンプを作動させることにより、貼付凍結管41内にブラインが循環供給される。その他、第二止水装置4は、第一止水装置3と同様の注入管、環状シール部材、および冷却部材を有している。
次に、本実施形態に係るシールド掘進機1,2によって形成された2つのシールドトンネルの接合工程、およびこの接合工程の際におけるシールド掘進機1,2に設けられた止水装置による止水工程について説明する。この止水工程において、地盤凍結方法が用いられる。
まず、止水が行われる前のシールドトンネルの接合について説明する。シールドトンネルを構築するにあたり、構築されるトンネルの一方から第一シールド掘進機1で第一トンネルを掘削して形成し、他方から第二シールド掘進機2で第二トンネルを掘削して形成する。第一シールド掘進機1では、接合位置近傍の第一トンネル掘削位置まで掘削し、第二シールド掘進機2では、やはり接合位置近傍の第二トンネル掘削位置まで掘削を行う、それから、接合作業が行われる。なお、両シールド掘進機1,2のうち、先に到達した方のシールド掘進機が本実施形態における第二シールド掘進機2となる。
接合を行う際には、まず、第二シールド掘進機2が接合位置に到達した後、第二シールド掘進機2は、第一シールド掘進機1が接合位置に到達するのを待つ。シールド掘進機1,2では、トンネルの掘進中は、カッタ装置11,21における伸縮スポーク11Cを伸長した状態としておき、外筒部10,20の径とほぼ同径のトンネルを構築する。
それから、第一シールド掘進機1が接合位置に到達したら、第二カッタ装置21における伸縮スポーク21Cを収縮させ、第二カッタ装置21における第二内筒部22を後退させる。その後、第一シールド掘進機1における第一カッタ装置11が第二シールド掘進機2における第二外筒部20の直前位置まで第一シールド掘進機1を前進させる。このときに第一シールド掘進機1と第二シールド掘進機2との間に残存する地山を第一カッタ装置11によって掘削する。続いて、第一シールド掘進機1における第一カッタ装置11の伸縮スポーク11Cを収縮させ、第一外筒部10と第二外筒部20とが向き合う位置まで第一シールド掘進機1をさらに前進させる。
その後、第一シールド掘進機1における第一内筒部12を第一外筒部10に対して相対的に前進させる。そして、第一シールド掘進機1における第一内筒部12の先端に位置するスライドフード12Aが、第二シールド掘進機2における第二外筒部20と重なる位置まで第一内筒部12を前進させる。図1に示す位置関係は、この状態のときのものである。
シールド掘進機1,2によるシールドトンネルの接合が行われたら、その後、シールド掘進機1,2の解体作業を始める。この解体作業を行う際に、シールド掘進機1,2内に地山中に含まれる地下水が流入するのを防止するため、接合位置付近における地山を凍結対象領域として、凍結対象領域に含まれる地下水を凍結させる。ここで、本実施形態に係る凍結方法が用いられる。この凍結方法は、次の手順で行われる。
凍結対象領域における地下水が凍結する前は、早期に凍土を形成して、シールド掘進機1,2の解体作業を開始できるように、極低温度、たとえば−80℃のブラインを貼付凍結管31,41に流通させる。極低温度のブラインを貼付凍結管31,41に流通させることにより、凍結対象領域における地下水を短い造成期間で凍結させて、凍土を造成することができる。
凍土が必要な厚さ、たとえば0.5m程度の厚さに成長したら、貼付凍結管31,41に流通させるブラインの温度を高くし、緩低温度、たとえば−10℃のブラインを流通させる。このように、緩低温度のブラインを貼付流通管31,41に流通させることにより、凍土の成長が抑制され、凍土は必要厚さに維持されることにある。こうして、凍土の解凍を防止することができる。また、凍土の成長による凍上や過大な凍結膨張圧の発生を防止することができる。
ここで、従来の凍結と本実施形態に係る凍結方法との比較について説明する。たとえば、必要凍土厚を0.5mとした例について、本発明例として所定期間、すなわち凍土が形成されるまでの期間と、その後の期間とのブラインの温度を変更した例と、比較例として、温度を常時一定とした例について、凍土厚をシミュレーションした。
この例では、実施例として、凍土造成時間を30時間に設定し、凍土造成時間中はブラインの温度を−80℃とし、凍土造成時間経過後はブラインの温度を−10℃にした。また、比較例1として、ブラインの温度を−80℃に固定した例と、比較例2として、ブラインの温度を−10℃に固定した例とを示した。これらの例について、経過時間と凍土厚との関係を図4に示す。
図4からわかるように、グラフAに示す実施例では、30時間の凍土造成時間で必要凍土厚である0.5mの凍土を形成することができ、その後は、維持運転を行うことにより、凍土圧を必要凍土厚に維持することができた。一方、グラフBに示す比較例1では、30時間凍土造成時間で0.5mの凍土を形成することができたものの、その後も凍土が成長してしまう結果となってしまった。この場合には、凍上などの心配が生じるものであった。また、グラフCに示す比較例2では、必要凍土厚に到達した後における凍土の過度の成長は見られないものの、288時間経過した後も、必要凍土厚である0.5mに到達しない結果となった。このことから、シールド掘進機1,2を解体する工期の長期化を招くことになる。
このように、本発明に係る凍土の形成方法では、短い造成期間で所定厚の凍土を形成することができ、しかもその凍土厚を維持することにより、凍土の過度の成長を防止することができる。
また、貼付凍結管31,41を流通するブラインの温度と、地盤の温度との関係を図5に示す。図5からわかるように、ブラインの温度が−25℃の場合と、−80℃の場合のいずれも、貼付凍結管31,41からの距離が3m以内の範囲では0℃以下となっており、おおよそ貼付凍結管31,41からの距離が3m以内の範囲では、地盤の地下水が凍結した状態となる。さらにそれ以上離れた位置では、地盤の温度は0℃を超える状態となっており、地下水が凍結しない状態となっている。このことから、凍土が必要厚以上に形成されないようにすることができることがわかる。
このように、本実施形態に係る地盤の凍結方法によれば、短い造成期間で凍土を形成することができるとともに、凍土の厚さを一定に維持することができるので、凍上や過度の凍結膨張圧の発生を防止することができる。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態に係る地盤の凍結方法では、上記第1の実施形態で用いたシールド掘削機1,2を用いて行われる。
それでは、本実施形態に係る地盤の凍結方法について説明する。図6は、本実施形態に係る地盤の凍結方法に用いられる2台のシールド掘進機を模式的に示す側面図である。図6においては、シールド掘進機1,2のほか、ブラインの循環流路である貼付凍結管31,41が模式的に描かれている。
本実施形態に係る地盤の凍結方法においては、シールド掘進機1,2の周囲における地盤を流れる地下水の流れ方向に着目する。図6に示すように、地盤中には地下水Wが流れているが、地下水は、動水勾配の高い方から低い方に流れ、その流れに伴い地盤に熱を奪われて温度が低下する。この例では、第一シールド掘進機1の位置から、第二シールド掘進機2の位置の方向に向けて地下水が流れているとする。
このような温度勾配を有する地下水Wに対して、均等に冷却して凍土を形成しようとすると、地下水の上流側に位置する地盤における凍土が発達してしまい、下流側での凍土の造成が進まないこととなる。したがって、この場合には、接合位置周囲の凍結対象領域における第一シールド掘進機1の周囲が本発明の難凍結領域となり、第二シールド掘進機2の周囲が本発明の易凍結領域となる。
そこで、本実施形態に係る地盤の凍結方法では、地下水の上流側に位置する第一シールド掘進機1に設けられた貼付凍結管31に極低温、たとえば−80℃のブラインを流通させる。また、第二シールド掘進機2に設けられた貼付凍結管41に緩低温、たとえば−40℃のブラインを流通させる。このようにすると、難凍結領域が極低温のブラインで凍結させられ、易凍結領域において緩低温のブラインで凍結させられる。したがって、難凍結領域と易凍結領域とを同程度の時間で凍土とすることができる。
さらに、本実施形態では、貼付凍結管31,41にブラインを循環供給する際、難凍結領域側から易凍結領域側にブラインが流通するようにしている。いま、図7に示すように、第一シールド掘進機1における第一外筒部10に形成された複数の貼付凍結管31を、その前方から順に31A,31B,31C,31D,…,31Y,31Zとする。また、第二シールド掘進機2における第二外筒部20に形成された複数の貼付凍結管41を、その外側から順に41A,41B,41C,41D,…,41Y,41Zとする。
ここで、第一シールド掘進機1に設けられた二元冷凍システム5においては、貼付凍結管31にブラインを供給するにあたり、後方側に位置する貼付凍結管から順にブラインを供給する。したがって、まず最後方位置の貼付凍結管31Zにブラインを供給し、順に貼付凍結管31Z→31Y→…→31D→31C→31B→31Aの順となる。また、第二シールド掘進機2に設けられた二元冷凍システム6においては、貼付凍結管41にブラインを供給するにあたり、前方側に位置する貼付凍結管から順にブラインを供給する。したがって、まず最前方位置の貼付凍結管41Aにブラインを供給し、順に貼付凍結管41A→41B→41C→41D→…→41Y→41Zの順となる。このように、ブラインが難凍結領域から易凍結領域に向けて流れることにより、凍結対象領域全体における地下水をより均一な時間で凍結させることができる。
そして、所定の厚さの凍土を形成した後は、上記第一の実施形態と同様、緩低温、たとえば−10℃のブラインを貼付凍結管31,41に循環させる。こうして、形成した凍土を所定の厚さに維持することができる。もちろん、地下水が逆方向に流通しているときには、ブラインも逆方向に流すことにより、同様の作用効果を奏するものとなる。
続いて、本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態に係る地盤の凍結方法では、上記第1の実施形態で用いたシールド掘削機1,2を用いて行われる。
それでは、本実施形態に係る地盤の凍結方法について説明する。図8は、本実施形態に係る地盤の凍結方法に用いられる2台のシールド掘進機を模式的に描いた側面図である。図8においては、図6と同様、シールド掘進機1,2のほか、ブラインの循環流路である貼付凍結管31,41が模式的に描かれている。また、地下水Wは、第一シールド掘進機の位置から、第二シールド掘進機の位置に向けて曲がれているとする。
図8に示すように、本実施形態に係る地盤の凍結方法においては、第一シールド掘進機1に設けられた二元冷凍システム5を、不凍液流通管35に流通させる。不凍液流通管35は、シールド掘進機1,2における貼付凍結管31,41を接続することによって形成されている。
二元冷凍システム5と不凍液流通管35とは、第一シールド掘進機の第一外筒部10に形成された貼付凍結管31のうち、図7に示すもっとも後方に位置する貼付凍結管31Zに接続されている。また、第二シールド掘進機の第二外筒部20に形成された貼付凍結管41のうち、もっとも後方に位置する貼付凍結管41Zと接続されている。
また、第一外筒部10に設けられた貼付凍結管のうちのもっとも前方に位置する貼付凍結管31Aと、第二外筒部20に設けられた貼付凍結管のうちのもっとも前方に位置する貼付凍結管41Aとは接続管を介して接続されている。こうして、不凍液流通管35が形成されている。
かくして形成された不凍液流通管35に対して、ブラインを流通させるが、このとき、地下水Wの上流側から下流側に向けて、ブラインを流通させる。具体的には、二元冷凍システム5における第一外筒部10のもっとも後方に設けられた貼付凍結管31Zにブラインを供給する。供給されたブラインは、貼付凍結管31Z→31Y→…→31D,31C,31B,31Aの順に供給され、接続管を介して第二外筒部20に設けられた貼付凍結管41Aに供給される。貼付凍結管41Aに供給されたブラインは、順に貼付凍結管41A→41B→41C→41D→…→41Y→41Zの順に供給されて二元冷凍システム5に返還される。
このようにブラインを循環供給すると、不凍液流通管35を流通する間に、ブラインは徐所に熱を吸収して温度が上昇していく。そのため、難凍結領域である地下水の上流側には極低温のブラインが供給され、易凍結領域である地下水の下流側には、極低温よりも高い温度のブラインが供給される。このように、ブラインが難凍結領域から易凍結領域に向けて流れることにより、凍結対象領域全体における地下水をより均一な時間で凍結させることができる。
そして、所定の厚さの凍土を形成した後は、上記第一の実施形態と同様、緩低温、たとえば−10℃のブラインを不凍液流通管35に循環させる。こうして、形成した凍土を所定の厚さに維持することができる。もちろん、地下水が逆方向に流通しているときには、ブラインも逆方向に流すことにより、同様の作用効果を奏するものとなる。
以上、本発明好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。たとえば、上記実施形態では、難凍結領域と易凍結領域の例として、地下水の上流側と下流側とを挙げているが、そのほか、地盤の比熱や熱伝導率といった地盤条件、近接する地中構造物や地表からの熱伝導など適宜の要因を考慮することができる。
また、上記実施形態では、極低温、緩低温などを一定の温度として説明しているが、たとえば凍土の成長度合い、地盤の温度をモニタリングしながら、適宜それらの温度を調整して凍土形成をすることもできる。この場合、凍結対象領域において同時にしかもなるべく早期に凍土が形成されるように温度調整するのが好適である。もちろん、ブラインの温度を一定とする場合でも、上記実施形態で示した温度に限定されるものではなく、地盤条件などの条件をもとにブラインの温度を適宜決定することができる。
さらに、上記実施形態では、ブラインの温度を変更することができる二元冷凍システムを用いているが、二段圧縮式冷凍機、吸収式冷凍機など、他の態様の冷凍システムを用いることもできる。さらには、異なる冷凍機を組み合わせて凍土を形成する態様とすることもできる。
また、上記実施形態では、ブラインを循環させる流路をシールド掘進機の外筒部に設けているが、直接地盤に埋設する態様とすることもできる。さらに、上記実施形態では、シールドトンネルにおける地中接合の際に地盤凍結を行う例について説明したが、他の態様のトンネルを掘削する際、あるいは地中構造物を構築する際に周囲の凍結に用いることもできる。
第1の実施形態に係る凍結方法が適用される第一シールドトンネルと第二シールドトンネルとの接合部位の断面図である。 シールド掘進機に設けられた止水装置の断面図である。 二元冷凍システムのブロック構成図である。 貼付凍結管にブラインを流通させた際の経過時間と凍土厚との関係を示すグラフである。 貼付凍結管を流通するブラインの温度と地盤の温度との関係を示すグラフである。 第2の実施形態に係る地盤の凍結方法に用いられる2台のシールド掘進機を模式的に示す側面図である。 二元冷凍システムから供給されるブラインの流路を説明するための貼付凍結管の拡大断面図である。 第3の実施形態に係る地盤の凍結方法に用いられる2台のシールド掘進機を模式的に示す側面図である。
符号の説明
1…第一シールド掘進機
2…第二シールド掘進機
3…第一止水装置
4…第二止水装置
5,6…二元冷凍システム
10…第一外筒部
11…第一カッタ装置
12…第一内筒部
20…第二外筒部
21…第二カッタ装置
22…第二内筒部
31,41(31A〜31Z,41A〜41Z)…貼付凍結管
35…不凍液流通管
W…地下水
X…凍結対象領域

Claims (7)

  1. 地盤における凍結対象領域を凍結させる地盤の凍結方法であって、
    前記地盤を極低温度で冷却して凍結地盤を形成した後、
    前記地盤を緩低温度で冷却して、前記凍結地盤の解凍および前記凍結地盤の過生成を防止することを特徴とする地盤の凍結方法。
  2. 地盤における凍結対象領域を凍結させる地盤の凍結方法であって、
    前記凍結対象領域における難凍結領域を極低温度で冷却するとともに、前記凍結対象領域における易凍結領域を、前記極低温度よりも高い低温度で冷却して、前記地盤を凍結させることを特徴とする地盤の凍結方法。
  3. 前記難凍結領域が、前記地盤を流れる地下水の上流側の領域であり、
    前記易凍結領域が、前記地盤を流れる地下水の下流側の領域である請求項2に記載の地盤の凍結方法。
  4. 前記極低温度での冷却および前記極低温度よりも高い低温度の冷却を、不凍液を循環させる冷却システムにより行い、
    前記難凍結領域から前記易凍結領域に向けて、前記不凍液を循環させる請求項2または請求項3に記載の地盤の凍結方法。
  5. 前記冷却システムが、二元冷凍システムである請求項4に記載の地盤の凍結方法。
  6. 前記凍結対象領域が、トンネル形成領域である請求項1〜請求項5のうちのいずれか1項に記載の地盤の凍結方法。
  7. 前記凍結対象領域が、2つのシールドトンネルを地中で接合させる際の接合領域である請求項1から請求項5のうちのいずれか1項に記載の地盤の凍結方法。
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