JP2005264612A - 外壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】 施工性及び意匠性の向上が図れる外壁を提供する。
【解決手段】 外壁1は、表面材7と裏面材8の間に発泡断熱材9を充填してなる外装材2を張設している。外装材2の小口5には、該小口5を塞ぐ小口塞ぎ部材6が配されている。前記小口塞ぎ部材6は、前記表面材7と発泡断熱材9の間に挿入されて保持される挿入部11を有している。これにより、外装財2の小口5に小口塞ぎ部材6を容易に且つ違和感無くスッキリ取付けることができ、施工性及び意匠性の向上が図れる。挿入部11には抜け止め部12が設けられている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、外壁に係り、特に外装材の小口に配される小口塞ぎ部材の取付構造を改良した外壁に関する。
例えば図9の(a)に示すように建物の外壁1に用いられる外装材(サイディング)2としては、表面材7と裏面材8の間に発泡断熱材9を充填してなるものが知られている(例えば実開平6−62674号公報参照)。前記表面材7としては金属材が用いられ、裏面材8としては紙材が用いられている。なお、図9(a)中、16は土台、17は水切り材である。
前記外壁1においては、外装材2の下端の切断面である小口面が露出しているため、その小口面から裏面材である紙材に雨水等の水が吸水され、更にその紙材が乾燥して縮むことにより図9の(b)に示すように外装材2に反り変形が発生する問題がある。また、露出した発泡断熱材9が紫外線の影響により劣化ないし変色する問題がある。
このような問題を解消するために、例えば図10の(a)〜(d)に示すように外装材2の小口5の発泡断熱材9を切り取り、小口5を覆うように表面材7の下端部7xを折り曲げ加工したり、或いは図11の(a)〜(c)に示すように外装材2の小口に斜めの切断加工5aをしたり、或いは図12に示すように断面略U字形状に折り曲げ加工した廻り縁部材18を外装材2の小口5に装着したりすることが行われている。
実開平6−62674号公報
しかしながら、前記図10や図11に示す外壁1においては、曲げ加工や斜めの切断加工を要するため、施工に手間がかかると共に、加工のばらつきが多く、熟練を必要とするという問題がある。また、前記図12に示す外壁1においては、廻り縁部材18による違和感があり、意匠性が悪いという問題がある。
本発明は、上記事情を考慮してなされたものであり、施工性及び意匠性の向上が図れる外壁を提供することを目的とする。
本発明のうち、請求項1に係る発明は、表面材と裏面材の間に発泡断熱材を充填してなる外装材を張設し、該外装材の小口に該小口を塞ぐ小口塞ぎ部材を配した外壁であって、前記小口塞ぎ部材は、該小口塞ぎ部材を保持すべく前記表面材と発泡断熱材の間に挿入される挿入部を有していることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、表面材と裏面材の間に発泡断熱材を充填してなる外装材を張設し、該外装材の小口に該小口を塞ぐ小口塞ぎ部材を配した外壁であって、前記小口塞ぎ部材は、該小口塞ぎ部材を保持すべく前記表面材と発泡断熱材の間に挿入される挿入部を有し、該挿入部に抜け止め部が設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、表面材と裏面材の間に発泡断熱材を充填してなる外装材を張設し、該外装材の小口に該小口を塞ぐ小口塞ぎ部材を配した外壁であって、前記小口塞ぎ部材は、該小口塞ぎ部材を保持すべく前記表面材と発泡断熱材の間に挿入される挿入部を有しているため、外装材の小口に小口塞ぎ部材を容易に且つ違和感なく取付けることができ、施工性及び意匠性の向上が図れる。
請求項2に係る発明によれば、表面材と裏面材の間に発泡断熱材を充填してなる外装材を張設し、該外装材の小口に該小口を塞ぐ小口塞ぎ部材を配した外壁であって、前記小口塞ぎ部材は、該小口塞ぎ部材を保持すべく前記表面材と発泡断熱材の間に挿入される挿入部を有し、該挿入部に抜け止め部が設けられているため、外装材の小口に小口塞ぎ部材を容易に且つ違和感なく確実に取付けることができ、施工性、意匠性及び信頼性の向上が図れる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を基に詳述する。図1は本発明が適用される外壁材の一例を示す断面図、図2は小口塞ぎ部材を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のA部拡大図、図3は小口塞ぎ部材の取付け方を示す断面図、図7は建物の外壁の一例を示す図である。
図7に示すように、建物の外壁1は、躯体の壁面に外装材(サイディング)2を例えば縦張り方式で張設することにより形成されている。この場合、長尺の外装材がないので、壁面の高さ方向中間部に見切り材3を設け、この見切り材3を挟んで上下の壁面に外装材2が張り付けられ、各外装材2の下端に小口露出部4a,4bが生じるので、図3に示すように外装材2の小口5には該小口5を塞ぐ小口塞ぎ部材6が配される。
前記外装材2は、例えば図1に示すように、表面材7と裏面材8の間に発泡断熱材9を充填して形成されている。表面材7は金属材、例えばスチールやアルミからなり、裏面材8は紙材、例えばアルミラミネート紙からなる。表面材7と裏面材8により形成された中空部には芯材として、ウレタン等の発泡樹脂材からなる発泡断熱材9が注入発泡により充填されて一体的に設けられている。外装材2の両側部には、外装材同士を隣接して継ぐための継手部10a,10bが形成されている。
前記小口塞ぎ部材6は、図2ないし図3に示すように該小口塞ぎ部材6を保持すべく前記表面材7と発泡断熱材9の間に挿入される挿入部11を有している。小口塞ぎ部材6は、金属材、例えばスチール板材、ステンレス板材、アルミ板材或いはアルミ形材等からなっていることが好ましい。なお、小口塞ぎ部材6としては、金属材に限定されず、例えば樹脂材からなっていても良い。
前記小口塞ぎ部材6は、小口5に接してこれを塞ぐ(小口と平行な)水平の塞ぎ部6aと、該塞ぎ部6aの一側部に略直角に立ち上がって形成された前記挿入部11と、塞ぎ部6aの他側部に略直角に立ち上がって形成された背面押え部12とを有している。背面押え部12は、外装材2の背面部(裏面)に当接ないし押し当てられる。背面押え部12の上端部には、内側に断面略逆U字状に折り返された折り返し部12aが形成されていることが好ましい。
小口塞ぎ部材6の横幅wは例えば300〜900mm程度であり、挿入部11と背面押え部12との間の寸法dは15〜25mm程度である。背面押え部12は塞ぎ部6aと略同じ長さで横方向に連続して形成されているのに対し、挿入部11は表面材7と発泡断熱材9との間に挿入しやすいように所定の間隔で複数形成されている。挿入部11は台形ないし山形に形成されている。この場合、塞ぎ部6aの一側部には高さの低い立上り部13が形成され、この立上り部13の長手方向に沿って所定の間隔で挿入部11が形成されていることが小口5への雨水等の浸入を防止し、止水性の向上を図る上で好ましい。また、表面材7と発泡断熱材9の間に挿入した挿入部11を抜けにくくするために、挿入部11には抜け止め部14が設けられていることが好ましい。この抜け止め部14としては、例えば図2の(b)に示すようにV字状の突起の切り起こし部からなることが好ましい。
以上の構成からなる外壁1によれば、表面材7と裏面材8の間に発泡断熱材9を充填してなる外装材2を張設し、該外装材2の小口5に該小口5を塞ぐ小口塞ぎ部材6を配した外壁1であって、前記小口塞ぎ部材6は、該小口塞ぎ部材6を保持すべく前記表面材7と発泡断熱材9の間に挿入される挿入部11を有しているため、外装材2の小口5に小口塞ぎ部材6を容易に且つ違和感なく取付けることができ、施工性及び意匠性の向上が図れる。すなわち、外装材2の小口5に小口塞ぎ部材6を取付ける場合には、背面押え部12を外装材2の背面部に位置させ、塞ぎ部6aが小口5の端面に当接するまで挿入部11を外装材2の表面材7と発泡断熱材9の間に表面材7に沿って差し込むように挿入すれば良く、外装材2の加工や熟練を要せずに小口塞ぎ部材6を正確に且つ容易に取付けることができ、施工性の向上が図れる。
また、小口塞ぎ部材6は従来の廻り縁部材のように外装材2の表面に出っ張ることがなく、違和感なくスッキリと取付けられるため、意匠性の向上が図れる。また、小口塞ぎ部材6によれば、外装材2の小口5を水密に塞ぐことができるため、小口5からの雨水等の水の浸入を防止でき、外装材2の反り変形を防止できると共に、紫外線による発泡断熱材9の変色や劣化を防止でき、意匠性及び耐久性の向上が図れる。
図4は小口塞ぎ部材の挿入部の変形例を示す図である。挿入部11は、挿入しやすくするために、高さを変えて形成されている。図4の(a)は、中央の挿入部11aを両端の挿入部11bよりも高くした場合であり、図4の(b)は、両端の挿入部11bを中央の挿入部11aよりも高くした場合である。このように挿入部の高さを違えることにより挿入部を容易に挿入することが可能となり、施工性の向上が図れる。
図5は外装材の他の例を示す断面図、図6は図5の外装材に使用する小口塞ぎ部材を示す斜視図である。本実施例において、前記実施例と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。本実施例においては、外装材2の表面材7が凹部7aと凸部7bを交互に有する横断面波形状に形成されている。小口塞ぎ部材6は、その外装材2の小口5の断面形状に対応する形状に塞ぎ部6aが形成され、表面材7の凸部7aと発泡断熱材9との間に挿入部11が挿入されるように形成されている。
以上、本発明の実施の形態ないし実施例を図面により詳述してきたが、本発明は前記実施の形態ないし実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の設計変更等が可能である。例えば、前記実施例では外装材を縦張り方式で張設した外壁が示されているが、本発明は図8に示すように外装材2を横張り方式で調節した外壁1にも適用することができる。この場合、建物の開口15に対応して切断された小口露出部4c、4dに本発明が適用される。
本発明が適用される外壁材の一例を示す断面図である。 小口塞ぎ部材を示す図で、(a)は斜視図、(b)は(a)のA部拡大図である。 小口塞ぎ部材の取付け方を示す断面図である。 小口塞ぎ部材の挿入部の変形例を示す図である。 外装材の他の例を示す断面図である。 図5の外装材に使用する小口塞ぎ部材を示す斜視図である。 建物の外壁の一例を示す図である。 建物の外壁の他の例を示す図である。 従来の外壁を示す図で(a)は施工初期の部分的斜視図、(b)は経年後の部分的斜視図である。 従来の外壁の一例を示断面図である。 従来の外壁の他の例を示す断面図である。 従来の外壁の更に他の例を示す断面図である。
符号の説明
1 外壁
2 外装材
5 小口
6 小口塞ぎ部材
7 表面材
8 裏面材
9 発泡断熱材
11 挿入部
12 抜け止め部

Claims (2)

  1. 表面材と裏面材の間に発泡断熱材を充填してなる外装材を張設し、該外装材の小口に該小口を塞ぐ小口塞ぎ部材を配した外壁であって、前記小口塞ぎ部材は、該小口塞ぎ部材を保持すべく前記表面材と発泡断熱材の間に挿入される挿入部を有していることを特徴とする外壁。
  2. 表面材と裏面材の間に発泡断熱材を充填してなる外装材を張設し、該外装材の小口に該小口を塞ぐ小口塞ぎ部材を配した外壁であって、前記小口塞ぎ部材は、該小口塞ぎ部材を保持すべく前記表面材と発泡断熱材の間に挿入される挿入部を有し、該挿入部に抜け止め部が設けられていることを特徴とする外壁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010053619A (ja) * 2008-08-29 2010-03-11 Megatech Co Ltd 外壁材
JP2018100515A (ja) * 2016-12-20 2018-06-28 株式会社ディベロ 断熱パネルの継手構造

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