JP2005127602A - 冷蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】真空断熱材を面積が広いところに使用しても、扉内板の変形の問題がなく、高い断熱性能を確保した冷蔵庫を提供すること。
【解決手段】扉外板6と扉内板7の間にウレタンフォーム10と真空断熱材3とを備えた冷蔵庫において、扉内板7に複数の突起11の幅を10mm以下、高さを3mm以下で設けることにより、扉内板7の強度を保つことができ、変形や手で押さえたときの凹みなどを防ぐことができる。さらに、扉内板7表面の外観変形を防止しながら断熱性の高い冷蔵庫を提供することができる。
【選択図】図1
【解決手段】扉外板6と扉内板7の間にウレタンフォーム10と真空断熱材3とを備えた冷蔵庫において、扉内板7に複数の突起11の幅を10mm以下、高さを3mm以下で設けることにより、扉内板7の強度を保つことができ、変形や手で押さえたときの凹みなどを防ぐことができる。さらに、扉内板7表面の外観変形を防止しながら断熱性の高い冷蔵庫を提供することができる。
【選択図】図1
Description
本発明は、真空断熱材を備えた冷蔵庫の扉に関するものである。
近年、冷蔵庫の省エネルギー化や省スペース化を狙いに、冷蔵庫の断熱性能を高める一手段として、高断熱性能を有する真空断熱材を利用する方法があり、省エネルギーの要請が益々高まる今日では、硬質ウレタンフォームと比較して数倍から10倍程度の断熱性能を有する真空断熱材を適切な範囲内で最大限に利用することにより断熱性能を向上させている(例えば、特許文献1参照。)。
以下、図面を参照しながら上記従来の冷蔵庫を説明する。
図2は、従来の冷蔵庫の扉の概略断面図である。図2に示すように、従来の冷蔵庫の扉は、内箱1と、外箱2と、真空断熱材3と、補強材4とから構成されている。
本構成により、内箱1と真空断熱材3との間にできる隙間を、補強材4が塞ぐことで、ウレタンフォームを充填後の内箱1の凸部、凹み部等の変形を防止することができる。
特公昭63−13118号公報
しかしながら上記従来の冷蔵庫は、部品点数が増え、さらに作業に時間がかかるという欠点があった。
本発明は上記従来の課題を解決するもので、真空断熱材を面積が広いところに使用しても、扉内板の変形の問題がなく、かつ高い断熱性能を確保した冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の冷蔵庫は、扉外板と扉内板の間に発泡断熱材と真空断熱材とを備えた冷蔵庫において、前記扉内板に変形防止用の突起部を配設したものであり、部品点数を増やさずに扉内板の強度を確保できると。
以上説明したように本発明の冷蔵庫は、扉外板と扉内板の間に発泡断熱材と真空断熱材とを備えた冷蔵庫において、前記扉内板に変形防止用の突起部を配設したことにより、部品点数を増やさずに扉内板の強度を確保できる。
本発明の請求項1に記載の冷蔵庫の発明は、扉外板と扉内板の間に発泡断熱材と真空断熱材とを備えた冷蔵庫において、前記扉内板に変形防止用の突起部を配設したものであり、部品点数を増やさずに扉内板の強度を確保できる。
また、請求項2に記載の冷蔵庫の発明は、請求項1に記載の発明において、真空断熱材を接して配設する扉内板に複数の突起部を設け、前記突起部の形状の幅を10mm以下、高さ3mm以下としたものであり、庫内の無効スペースを最小限に抑え、外観のデザイン性も確保しながら、部品点数を増やさずに扉内板の強度を確保できる。
以下、本発明による冷蔵庫の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施の形態1による冷蔵庫の扉の概略断面図である。
図1に示すように、5は扉本体であり、扉外板6と扉内板7と扉上蓋8と扉下蓋9と真空断熱材3から形成される空間に発泡断熱材であるウレタンフォーム10を充填している。真空断熱材3は扉内板7に接して配置し、扉内板7の庫内側には水平方向に複数の突起11を設け、突起11の幅を10mm以下、高さを3mm以下とし、扉内板7の横方向の全幅にわたって形成している。
上記構成により、真空断熱材3を扉内板7に接して配置し、扉外板6と扉内板7と扉上蓋8と扉下蓋9とから形成される空間に発泡断熱材であるウレタンフォーム10を充填した場合、扉内板7に複数設けた突起部11により扉内板7の構造強度を高く保つことができ、変形や手で押さえたときの凹みなどを防ぐことができる。
また、突起部11の形状の幅を10mm以下、高さ3mm以下としているので、庫内の無効スペースを最小限に抑え、外観のデザイン性も確保しながら、部品点数を増やさずに扉内板の強度を確保できる。
なお、突起部11の断面形状は、長方形、台形、波形、山形等で、扉内板7の真空成型時に一体に成型するものである。
また、扉内板7の水平方向に形成する突起部11は真空断熱材3の配置端面より外側まで連続して形成してもよい。この場合、発泡断熱材であるウレタンフォーム10充填時、真空断熱材3の配置端面より外側まで出た突起部11からウレタンフォーム10が、突起部11と真空断熱材3とで形成される空間に一部が充填されることで、さらに扉内板7の強度が高まる。
以上のように本実施の形態の冷蔵庫は、扉内板の変形の問題がなく、かつ高い断熱性能を確保した冷蔵庫を提供することができる。また、扉内板表面の外観変形を防止できる。
以上のように本発明にかかる冷蔵庫は、真空断熱材を備えた冷蔵庫の扉において、扉内板に変形防止用の突起部を配設したことにより、部品点数を増やさずに扉内板の強度を確保でき、真空断熱材の適用により省エネルギー化を図る冷蔵庫等の冷却機器等に有用である。
3 真空断熱材
5 扉本体
6 扉外板
7 扉内板
8 扉上蓋
9 扉下蓋
10 ウレタンフォーム
11 突起
5 扉本体
6 扉外板
7 扉内板
8 扉上蓋
9 扉下蓋
10 ウレタンフォーム
11 突起
Claims (2)
- 扉外板と扉内板の間に発泡断熱材と真空断熱材とを備えた冷蔵庫において、前記扉内板に変形防止用の突起部を配設したことを特徴とする冷蔵庫。
- 真空断熱材を接して配設する扉内板に複数の突起部を設け、前記突起部の形状の幅を10mm以下、高さ3mm以下としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2003363091A JP2005127602A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | 冷蔵庫 |
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JP2003363091A JP2005127602A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003363091A Pending JP2005127602A (ja) | 2003-10-23 | 2003-10-23 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
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-
2003
- 2003-10-23 JP JP2003363091A patent/JP2005127602A/ja active Pending
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