JP2007139253A - 冷蔵庫 - Google Patents

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JP2007139253A JP2005331085A JP2005331085A JP2007139253A JP 2007139253 A JP2007139253 A JP 2007139253A JP 2005331085 A JP2005331085 A JP 2005331085A JP 2005331085 A JP2005331085 A JP 2005331085A JP 2007139253 A JP2007139253 A JP 2007139253A
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Masatoshi Sasaki
雅俊 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】内箱フランジと放熱パイプを容易に二重フランジへ組み込むことができ組立性の向上と環境保護と低コスト化を図る。
【解決手段】片面表面に予め塗装された帯状塗装鋼板からなる左右の側板20と、背板21と、底板22と、樹脂成形された天板23と、両側板20をつなぐ上部補強板24、下部補強板25とからなる外箱2と、樹脂成形された内箱3とからなり、前面フランジ26の裏側に折り返した裏面フランジ27と、裏面フランジ27より連続して裏面フランジ27との間に溝28を形成する後フランジ29とからなる二重フランジ30を備え、内箱外周フランジ部を溝28に嵌合挿入するための嵌合部32と放熱パイプ18を配設するための凹部31とを前記内箱外周フランジ部に設けているので、放熱パイプ18は事前に内箱3に貼り付けた後に挿入するだけでよく、組立作業性が向上する。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷蔵庫の外箱と内箱の組込構造に関するものである。
従来、冷蔵庫等の断熱箱体の本体前面周縁部には冷凍サイクルの凝縮器を兼ね露付防止用として高温の放熱パイプを配設している(例えば、特許文献1参照)。
図3、図4は特許文献1に記載された従来の冷蔵庫箱体を示すものである。図3において、断熱箱体1と外箱2と内箱3と外箱2と内箱3の間に発泡断熱材4と中仕切5によって上部に冷凍室6下部に冷蔵室7に仕切られ中仕切5の前面には前面板8を備えている。また、図4において、断熱箱体1の外箱2を成すキャビネット9は、左側板10、右側板11及び天板12と更に前面開口縁に形成された二重フランジ13を予め塗装された一枚の帯状塗装鋼板の折り曲げにて形成されている。
そして、冷凍サイクルの凝縮器を兼ね露付防止用としての放熱パイプは、キャビネット9の二重フランジ13内に挿入されている。
特開昭59−138874号公報
しかしながら、上記従来の構成では、放熱パイプを二重フランジ13内に挿入する作業は放熱パイプを変形させて挿入しなければならずその作業が非常に困難な課題があった。
本発明は従来の課題を解決するのもで、放熱パイプの装着作業性を容易にすると共に、前面フランジ部と内箱の隙間を無くし外観上好ましい状態の冷蔵庫箱体を確保すると共に、環境に優しく、設備投資の少ない冷蔵庫箱体を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、予め塗装された塗装鋼板からなる両側板と、背板と、底板と、天板と、側板の上部をつなぐ上部補強板、側板の下部をつなぐ下部補強板とからなる外箱と、樹脂成形された内箱と、前記外箱と内箱との間に充填される発泡断熱材とよりなる冷蔵庫において、前記外箱の前面開口縁に内側へ折り曲げした前面フランジと前記前面フランジの裏側に折り返した裏面フランジと、前記裏面フランジより連続して裏面フランジとの間に溝を形成する後フランジとからなる二重フランジを備え、内箱外周フランジ部を前記溝に嵌合挿入するための嵌合部と放熱パイプを配設するための凹部とを前記内箱外周フランジ部に設けたものである。
これによって、放熱パイプは事前に内箱に貼り付けた後に挿入することができ、冷蔵庫を組立てた状態で前面フランジ部と内箱の隙間も内箱フランジ部と嵌合部の嵌合により低減す事が出来る。更に、両側板のみを予め塗装された塗装鋼板を使用する事により、環境保護と低コスト化を図ることができる。
本発明の冷蔵庫は、内箱フランジと放熱パイプを容易に二重フランジへ組み込むことができ組立性の向上と環境保護と低コスト化を図ることができる。
請求項1に記載の発明は、予め塗装された塗装鋼板からなる両側板と、背板と、底板と、天板と、側板の上部をつなぐ上部補強板、側板の下部をつなぐ下部補強板とからなる外箱と、樹脂成形された内箱と、前記外箱と内箱との間に充填される発泡断熱材とよりなる冷蔵庫において、前記外箱の前面開口縁に内側へ折り曲げした前面フランジと前記前面フランジの裏側に折り返した裏面フランジと、前記裏面フランジより連続して裏面フランジとの間に溝を形成する後フランジとからなる二重フランジを備え、内箱外周フランジ部を前記溝に嵌合挿入するための嵌合部と放熱パイプを配設するための凹部とを前記内箱外周フランジ部に設けたものであり、放熱パイプは事前に内箱に貼り付けた後に挿入することができ、冷蔵庫を組立てた状態で前面フランジ部と内箱の隙間も内箱フランジ部と嵌合部の嵌合により低減す事が出来る。更に、両側板のみを予め塗装された塗装鋼板を使用する事により、環境保護と低コスト化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記内箱フランジ部を挿入する溝と前記内箱フランジ部嵌合部との嵌合を圧入寸法としたものであり、内箱フランジ部の溝への嵌合がより強固に確実になり、隙間の低減とともに内箱の外れ防止を図ることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、天板を樹脂成形品で形成したものであり、天板形状の設計自由度が高まる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明において、予め塗装された塗装鋼板からなる両側板の前面フランジと前記裏面フランジとの折り曲げを所定の間隔を有して形成したものであり、予め塗装して鋼板を曲げ加工した際塗装割れを防止すると共に、環境に優しく、設備投資も少なく、保管スペースを抑えることが出来る。
請求項5に記載の発明は、請求項1から4のいずれか一項に記載の発明において、前記内箱凹部または放熱パイプ周辺に熱伝導性シーラを塗布したものであり、放熱パイプの熱伝導が向上し、冷蔵庫前面フランジ部の結露を確実に防止することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における冷蔵庫の箱体の分解斜視図、図2は、同実施の形態の冷蔵庫の前面フランジ部の断面図である。
図1、図2において、冷蔵庫1は、片面表面に予め塗装された帯状塗装鋼板からなる左右の側板20と、背板21と、底板22と、樹脂成形された天板23と、両側板20の上部をつなぐ上部補強板24、両側板20の下部をつなぐ下部補強板25とからなる外箱2と、樹脂成形された内箱3と、外箱2と内箱3との間に充填される発泡断熱材とからなる。
そして、前記外箱の前面開口縁に内側へ折り曲げした前面フランジ26と前面フランジ26の裏側に折り返した裏面フランジ27と、裏面フランジ27より連続して裏面フランジ27との間に溝28を形成する後フランジ29とからなる二重フランジ30を備え、内箱外周フランジ部を溝28に嵌合挿入するための嵌合部32と放熱パイプ18を配設するための凹部31とを前記内箱外周フランジ部に設けている。
また、前記内箱フランジ部を挿入する溝28の挿入部高さに対して前記内箱フランジ部の嵌合部32を形成する高さ寸法を大きくし、圧入する嵌合寸法とし、例えば0.5mm以上の嵌合寸法としている。
また、予め塗装された塗装鋼板からなる両側板20の前面フランジ26と裏面フランジ27との折り曲げ部33を所定の間隔を有して形成している。所定の間隔とは、例えば空間部を2mm程度としている。
また、内箱凹部31に配置する放熱パイプ18の周囲には熱伝導性シーラ34を塗布している。
上記構成により、内箱3の凹部31に露付防止用放熱パイプ18を配設し、上部補強板24、下部補強板25を内箱3の嵌合部32と嵌合させ、片面表面に予め塗装された帯状塗装鋼板の側板20の内箱フランジ部の溝28に挿入、嵌合させ、さらに底板22と背板21と樹脂成形された天板23を組込んで冷蔵庫箱体を構成することができるので、放熱パイプ18は事前に内箱3に貼り付けた後に挿入するだけでよく、組立作業性が向上する。また、両側板のみを予め塗装された塗装鋼板を使用する事により、環境保護と低コスト化を図ることができる。
また、前記内箱フランジ部を挿入する溝28の挿入部高さに対して前記内箱フランジ部の嵌合部32を形成する高さ寸法を大きくし、圧入する嵌合寸法としているので、内箱フランジ部の溝への嵌合がより強固に確実になり、隙間の低減とともに内箱の外れ防止を図ることができる。
また、上記組立において、天板23を樹脂成形品で形成したものであり、天板形状の設計自由度が高まり、意匠性に優れたものとすることができる。
また、予め塗装された塗装鋼板からなる両側板20の前面フランジ26と裏面フランジ27との折り曲げ部33を所定の間隔を有して形成しているので、予め塗装して鋼板を曲げ加工した際塗装割れを防止すると共に、環境に優しく、設備投資も少なく、保管スペースを抑えることが出来る。
また、内箱凹部31に配置する放熱パイプ18の周囲には熱伝導性シーラ34を塗布しているので、放熱パイプの熱伝導が向上し、冷蔵庫前面フランジ部の結露を確実に防止することが出来る。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、放熱パイプの装着作業性を容易にすると共に、前面フランジ部と内箱の隙間を無くし外観上好ましい状態の冷蔵庫箱体を確保すると共に、環境に優しく低コストを図ることができるので、食品貯蔵庫等の用途にも適用できる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の箱体の分解斜視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の部分断面図 従来の断熱箱体の斜視図 従来の正面組立斜視図
符号の説明
2 外箱
3 内箱
18 放熱パイプ
20 帯状塗装鋼板側板
21 背板
22 底板
23 天板
24 上部補強板
25 下部補強板
26 前面フランジ
27 裏面フランジ
28 内箱フランジ部挿入溝
29 後フランジ
30 二重フランジ
31 凹部
32 嵌合部
33 天板
34 熱伝導性シーラ

Claims (5)

  1. 予め塗装された塗装鋼板からなる両側板と、背板と、底板と、天板と、側板の上部をつなぐ上部補強板、側板の下部をつなぐ下部補強板とからなる外箱と、樹脂成形された内箱と、前記外箱と内箱との間に充填される発泡断熱材とよりなる冷蔵庫において、前記外箱の前面開口縁に内側へ折り曲げした前面フランジと前記前面フランジの裏側に折り返した裏面フランジと、前記裏面フランジより連続して裏面フランジとの間に溝を形成する後フランジとからなる二重フランジを備え、内箱外周フランジ部を前記溝に嵌合挿入するための嵌合部と放熱パイプを配設するための凹部とを前記内箱外周フランジ部に設けたことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記内箱フランジ部を挿入する溝と前記内箱フランジ部嵌合部との嵌合を圧入寸法としたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 天板を樹脂成形品で形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 予め塗装された塗装鋼板からなる両側板の前面フランジと前記裏面フランジとの折り曲げを所定の間隔を有して形成したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記内箱凹部または放熱パイプ周辺に熱伝導性シーラを塗布したことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012149791A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Mitsubishi Electric Corp 冷蔵庫
CN106595208A (zh) * 2016-11-30 2017-04-26 青岛海尔特种电冰柜有限公司 一种冷柜内胆的制造工艺
CN106642892A (zh) * 2016-11-30 2017-05-10 青岛海尔特种电冰柜有限公司 一种冷柜内胆
WO2018188126A1 (zh) * 2017-04-14 2018-10-18 合肥华凌股份有限公司 冰箱的箱体组件及具有其的冰箱

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