JP2022134439A - 冷蔵庫の扉および冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】取っ手部表面の傾斜面の美観を向上させることのできる扉、およびこの扉を備えている冷蔵庫を提供する。【解決手段】冷蔵庫1は、野菜室扉12aなどの扉を備えている。野菜室扉12aは、金属板21および取っ手部材22を備えている。金属板21は、扉の前面に配置されている。取っ手部材22は、金属板21の一端辺に取り付けられている。取っ手部材22は、扉の正面側に位置する傾斜面部32を有している。傾斜面部32には、金属板21との接合部側の辺に沿って、少なくとも一つの窪み(凹部)36が設けられている。【選択図】図3

Description

本発明は、冷蔵庫に備えられている扉、およびこの扉を備えている冷蔵庫に関する。
冷蔵庫には、各収納室を開閉するための扉が備えられている。この扉の何れかの端部には、使用者が扉を開ける際などに手を掛ける取っ手部が設けられている。例えば、特許文献1には、扉本体を形成する扉面材2と、扉の下辺部を形成し対向する前記扉面材の下端縁に嵌合して配置された扉キャップ5と、この扉キャップの内方の少なくとも一側に手掛け凹部6aを形成して配設され上端縁を前記扉面材に嵌合したハンドル部材6とを備えている冷蔵庫扉が開示されている。
特開2006-194545号公報
近年、冷蔵庫の美観を向上させるために、扉の端部に設けられている取っ手部の表面形状を傾斜させることが検討されている。取っ手部は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を成形して形成される。しかし、取っ手部の表面を傾斜させた形状とすると、樹脂材料の厚さが部分的に大きくなり、成形後の冷却時に樹脂の収縮率にムラが発生しやすくなる。これにより、取っ手部の傾斜面に「ヒケ」と呼ばれる窪みが不規則に発生し、扉の美観を損なうことになる。
そこで、本発明では、取っ手部表面の傾斜面の美観を向上させることのできる扉および冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる扉は、冷蔵庫の扉であって、前面に配置されている金属板と、前記金属板の一端辺に取り付けられている取っ手部材とを備えている。前記取っ手部材は、前記扉の正面側に位置する傾斜面部を有しており、前記傾斜面部には、前記金属板との接合部側の辺に沿って、少なくとも一つの凹部が設けられている。
本発明のもう一つの局面にかかる冷蔵庫は、本発明の一局面にかかる扉を備えている。
本発明によれば、取っ手部表面の傾斜面の美観を向上させることのできる扉、およびこの扉を備えた冷蔵庫を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる冷蔵庫の正面部の構成を示す平面図である。 図1に示す冷蔵庫の野菜室扉の正面部の構成を示す平面図である。 図2に示す野菜室扉の外観構成を示す斜視図である。 図2に示す野菜室扉の内部(正面部分の裏面側)の構成を示す平面図である。 図2に示す野菜室扉のA-A線部分の構成を示す断面図である。 図3に示す野菜室扉の正面部分に取り付けられている補強部材を取り外した状態で示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の野菜室扉を構成する金属板の構成を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の野菜室扉を構成する取っ手部材の正面側の構成を示す斜視図である。 図1に示す冷蔵庫の野菜室扉を構成する取っ手部材の内側の構成を示す斜視図である。 図2に示す野菜室扉のC-C線に相当する位置における取っ手部材および金属板の構成を示す断面図である。 図2に示す野菜室扉のB-B線に相当する位置における取っ手部材および補強部材の構成を示す断面図である。 図1に示す冷蔵庫の冷凍室扉および製氷室扉の外観構成を示す斜視図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の各実施形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施形態>
(冷蔵庫の全体構成)
先ず、第1の実施形態にかかる冷蔵庫1の全体構成を説明する。図1には、冷蔵庫1を正面から見た外観を示す。
冷蔵庫1の外形は、主として断熱箱体90で構成されている。この断熱箱体90によって冷蔵庫1の貯蔵空間が形成される。断熱箱体90によって形成される貯蔵空間は、水平方向に延びる複数の仕切りによって、例えば、上段から順に、冷蔵室11と、野菜室12と、製氷室14および第2冷凍室15と、冷凍室13とに区分けされている。
冷蔵室11には、左右に分割された観音開き式の冷蔵室扉11aおよび11bが設けられている。野菜室12には、引き出し式の野菜室扉12aが設けられている。冷凍室13には、引き出し式の冷凍室扉13aが設けられている。製氷室14には、引き出し式の製氷室扉14aが設けられている。第2冷凍室15には、引き出し式の冷凍室扉15aが設けられている。
以上のように、本実施の形態にかかる冷蔵庫1は、複数の貯蔵空間に区分けされて、冷蔵室11および野菜室12などが設けられている。但し、各貯蔵空間の配置位置については、これに限定はされない。また、各貯蔵空間に設けられている扉の構成も、上記のものに限定はされない。
本実施形態では、扉が設けられている面を冷蔵庫の正面または前面と呼ぶ。そして、前面を基準にして、冷蔵庫1を通常の状態で設置した場合に存在する位置に基づいて、冷蔵庫1の各面を、上面、側面、背面、及び底面とする。また、冷蔵庫1を設置面に載置した状態で、冷蔵庫1を正面から見て左右の方向(上下方向と直交する横方向)のことを、冷蔵庫1(または、野菜室扉12aなど)の左右方向という。また、冷蔵庫1を設置面に載置した状態で、冷蔵庫1の上下の方向(左右方向と直交する縦方向)のことを、冷蔵庫1(または、野菜室扉12aなど)の上下方向という。また、冷蔵庫1の前面側から見て左側に位置する側を、冷蔵庫1の左側と呼び、冷蔵庫1の前面側から見て右側に位置する側のことを、冷蔵庫1の右側と呼ぶ。
なお、本実施形態では、引き出し式の各扉(すなわち、野菜室扉12a、冷凍室扉13a、製氷室扉14a、および冷凍室扉15aなど)には、その上端部に取っ手部31が設けられている。そして、取っ手部31の周囲の傾斜面には、シール部材(シート部材)61が貼り付けられている(図2参照)。
シール部材61の表面には、例えば、木目模様、大理石模様などの種々の模様が様々な色彩でプリントされている。これにより、冷蔵庫1の外観の意匠性を向上させることができる。また、シール部材61の裏面には、接着材を含む接着層が形成されている。そのため、使用者は、異なる模様がプリントされている複数のシール部材61から好みの模様のシール部材61を選択して、冷蔵庫1の各扉の取っ手部31の周囲に貼り付けることができる。また、既に貼り付けられているシール部材61の表面に、さらに別のシール部材61を貼り付けることも可能となる。これにより、使用者は、冷蔵庫1が設置される部屋のインテリアなどに合わせて冷蔵庫1の正面部分のデザインを容易に変更することができる。
(野菜室扉の構成)
続いて、冷蔵庫1に設けられている野菜室扉(冷蔵庫の扉)12aのより詳細な構成について説明する。図2および図3には、野菜室扉12aの正面側からの外観を示す。図2では、野菜室扉12aの取っ手部材22に貼り付けられるシール部材61も図示している。
野菜室扉12aは、主として、金属板21、取っ手部材22、補強部材23、下方キャップ部材24、背面部材(図示せず)、および断熱材(図示せず)などを備えている。野菜室扉12aの外形は、金属板21、取っ手部材22、補強部材23、下方キャップ部材24、および背面部材(図示せず)で形成されている。
金属板21は、扉の前面に配置されている。図7には、金属板21の背面側の構成を示す。金属板21は、例えば、略四角形状の1枚の鋼板の各端辺を折り曲げて形成されている。金属板21は、正面部21a、左右両側に設けられている側面部21bおよび21b、および上下両側に設けられている折り曲げ部41および41を有している。
取っ手部材22は、金属板21の上端辺に取り付けられている。取っ手部材22は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を成形して形成されている。本実施形態では、取っ手部材22は、金属板21の上方側の折り曲げ部41に取り付けられている。取っ手部材22には、その長手方向に沿って形成されている凹部31aを有する取っ手部31が設けられている。
補強部材23は、金属板21と取っ手部材22との接合部を補強するための部材である。後述するように、補強部材23は、扉の内側から金属板21と取っ手部材22との接合部を覆うように設けられている。補強部材23は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を成形して形成されている。
下方キャップ部材24は、金属板21の下端辺に取り付けられている。下方キャップ部材24は、取っ手部材22と同様に、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を成形して形成されている。本実施形態では、下方キャップ部材24は、金属板21の下方側の折り曲げ部41に取り付けられている。
上述した金属板21、取っ手部材22、補強部材23、および下方キャップ部材24によって、野菜室扉12aの正面側の外形が形成される。図4には、これらの部材で形成されている野菜室扉12aの正面側の部分の内部構成(正面部分の裏面側の構成)を示す。
背面部材は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を成形して形成されている。背面部材は、図4に示す各部材の背面部を覆うように取り付けられる。これにより、扉の外形が形成される。
断熱材は、これらの部材を組み合わせて形成された扉の外装体の内部に設けられている。断熱材は、例えば、発泡ウレタンなどの発泡断熱材を扉の外装体の内部に充填することによって形成される。
本実施形態では、野菜室扉12aの上端部に設けられている取っ手部31の周囲は、傾斜面(すなわち、傾斜面部32)となっている。この傾斜面には、シール部材61を貼り付けることができる。図2では、野菜室扉12aとそれに貼り付けられるシール部材61とを分解した状態で示している。
本実施形態では、野菜室扉12a以外の引き出し式の扉(例えば、冷凍室扉13a、製氷室扉14a、および冷凍室扉15aなど)の取っ手部31の周囲にも、傾斜面部32が設けられている。そして、各扉の傾斜面部32には、野菜室扉12aと同様のシール部材(シート部材)61が貼り付けられている(図1参照)。
(金属板と取っ手部材との接合部の構成)
続いて、金属板21と取っ手部材22との接合部のより詳細な構成について説明する。図5には、金属板21と取っ手部材22との接合部の構成を示す。図5は、図2に示す野菜室扉12aのA-A線部分の断面図である。図6には、金属板21と取っ手部材22との接合部に補強部材23を取り付ける様子を示す。
図10には、金属板21と取っ手部材22との接合部の構成を示す。図10は、図2に示す野菜室扉12aのC-C線に相当する位置(すなわち、窪み36が形成されている位置)における金属板21および取っ手部材22の断面図である。図11には、取っ手部材22と補強部材23との接合部の構成を示す。図11は、図2に示す野菜室扉12aのB-B線に相当する位置(すなわち、肉盗み37が形成されている位置)における取っ手部材22および補強部材23の断面図である。
上述したように、金属板21と取っ手部材22との接合部には、補強部材23が取り付けられている。そこで、先ず、接合部を構成している各部材(金属板21、取っ手部材22、および補強部材23)の個々の構成について説明する。図7には、金属板21の背面側(断熱材と接する側)の構成を示す。図8には、取っ手部材22の正面側の構成を示す。図9には、取っ手部材22の内側の構成を示す。
金属板21は、例えば、略四角形状の1枚の鋼板の各端辺を折り曲げて形成されている。金属板21は、主として、正面部21a、左右両側の側面部21bおよび21b、並びに上下両側の折り曲げ部41および41で構成されている。
正面部21aは、野菜室扉12aの正面部を形成している。側面部21bは、野菜室扉12aの左右両側の側面部を形成している。上側の折り曲げ部41は、金属板21の上端部の一部を背面側に折り曲げて形成されている。下側の折り曲げ部41は、金属板21の下端部の一部を背面側に折り曲げて形成されている。
上側の折り曲げ部41には、少なくとも一つの穴42が形成されている。図7に示す例では、上側の折り曲げ部41には、3個の穴42が形成されている。
取っ手部材22は、その正面側に、取っ手部31、傾斜面部32、および狭幅部33などを有している。
取っ手部31は、野菜室扉12aの上端の中央部から左右両側に延びるように設けられている。取っ手部31は、下方に窪んだ凹部31aを有している(図5参照)。凹部31aは、取っ手部31の位置に合わせて取っ手部材22の長手方向に延びている。
傾斜面部32は、取っ手部31の左右両側に設けられている。傾斜面部32は、上方から下方に向かって前方へ傾斜している。上述したように、傾斜面部32にはシール部材61が貼り付けられる。これにより、冷蔵庫1の正面側の意匠性を向上させることができる。
狭幅部33は、傾斜面部32の一部である。狭幅部33は、取っ手部31の左右両側に位置している傾斜面部32よりも上下方向の幅が狭くなっている。狭幅部33は、取っ手部31の形成領域に沿って、取っ手部31の下方に設けられている。
なお、野菜室扉12aに貼り付けられるシール部材61は、取っ手部材22に設けられている傾斜面部32および狭幅部33の形状に合わせた形状となっている(図2参照)。
傾斜面部32には、金属板21との接合部側の辺に沿って、少なくとも一つの窪み(凹部)36が設けられている。窪み36は、取っ手部材22を形成している樹脂の一部が削り取られた部分である。図2に示す例では、野菜室扉12aの左側の傾斜面部32の下辺近傍に、4個の窪み36が設けられており、野菜室扉12aの右側の傾斜面部32の下辺近傍に、4個の窪み36が設けられている。このような窪み36は、取っ手部材22の樹脂成型(例えば、射出成形)時に使用する金型に窪みに相当する突起を設けることによって形成することができる。
本実施形態では、窪み36の断面形状は、略V字状になっている(図10参照)。これにより、窪み36の成形を容易に行うことができる。
また、窪み36は、複数個設けられている。そして、一つの窪み36の横幅は、1cm以下となっていることが好ましい。これにより、窪み36の大きさを、一般的な人の手指の幅よりも小さくすることができ、使用者が傾斜面部32に触れた時に窪み36によって違和感を覚えることを防ぐことができる。
また、窪み36は、傾斜面部32における金属板21との接合部側の端辺から、少し離れた位置に設けられていることが好ましい(図8参照)。これにより、窪み36の外側にシール部材61の貼りしろを設けることができ、シール部材61の剥離を防止できる。
また、取っ手部材22の内側には、爪部34、第2爪部35、肉盗み(第2凹部)37、嵌め込み溝38、および押さえ部39などが設けられている(図5、図9など参照)。
爪部34は、狭幅部33の下面に設けられている。爪部34は、金属板21の折り曲げ部41に設けられている穴42と係合する(図5参照)。これにより、取っ手部材22は、金属板21に対して取り付けられる。例えば、取っ手部材22には、図7に示す金属板21に設けられている穴42の位置に合わせて、3個の爪部34が設けられている。
第2爪部35は、凹部31aの裏面側の左右両端部に設けられている。第2爪部35は、補強部材23の長手方向の両端部に設けられている開口部57(図6参照)に嵌め込まれる。これにより、補強部材23が取っ手部材22に取り付けられる。
肉盗み37は、傾斜面部32の裏面側に位置する裏面部32bに設けられている。すなわち、肉盗み37は、取っ手部31の左右両側に位置している裏面部32bにそれぞれ設けられている(図4参照)。肉盗み37は、取っ手部材22を形成している樹脂の一部が削り取られた部分である(図11参照)。このような肉盗み37は、取っ手部材22の樹脂成型(例えば、射出成形)時に使用する金型に肉盗みに相当する突起を設けることによって形成することができる。なお、肉盗み37は、正面視で傾斜面部32側に設けられている窪み36と重ならない位置に設けられている。
嵌め込み溝38は、傾斜面部32の下方に設けられている(図10および図11参照)。金属板21に対して取っ手部材22が取り付けられる際に、金属板21の折り曲げ部41の一部がこの嵌め込み溝38に差し込まれる。
押さえ部39は、嵌め込み溝38の下方に設けられている。押さえ部39は、金属板21の折り曲げ部41が嵌め込み溝38に差し込まれた状態で、金属板21の正面部21aを背面側から支持する(図4参照)。これにより、金属板21と取っ手部材22との接合部から発泡断熱材が漏れ出すことを抑制することができる。
補強部材23は、扉の内側から金属板21と取っ手部材22との接合部を覆うように設けられている。図4に示すように、補強部材23は、取っ手部材22の取っ手部31(すなわち、凹部31a)の形成位置に沿って配置されている。補強部材23は、例えば、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を成形(例えば、射出成形)して形成されている。
補強部材23は、前面部51、上面部52、後方部53、および左右用側の側方部54などを有している(図5参照)。これらの補強部材23の各部分の名称は、補強部材23が野菜室扉12aに取り付けられた状態での位置に基づいて規定されている。
補強部材23の上面部52には、少なくとも一つの凹み56が設けられている。凹み56は、金属板21に設けられている穴42および取っ手部材22に設けられている爪部34に対応する位置に設けられている。例えば、補強部材23には、図7に示す金属板21に設けられている穴42の位置に合わせて、3個の凹み56が設けられている。
側方部54には、開口部57が設けられている。この開口部57には、取っ手部材22に設けられている第2爪部35が嵌め込まれる。これにより、補強部材23が取っ手部材22に取り付けられる。
補強部材23は、金属板21と取っ手部材22との接合部を扉の内側から覆うように設けられている(図4および図6など参照)。このような補強部材23が設けられていることで、金属板21と取っ手部材22との間に形成された隙間を狭くしたり、塞いだりすることができる。これにより、扉内部に充填される発泡断熱材の漏れを抑制できる。また、金属板21の位置ずれを抑制できる。
金属板21に対して取っ手部材22を取り付ける際には、取っ手部材22の嵌め込み溝38に金属板21の折り曲げ部41を差し込む。そして、折り曲げ部41に設けられている穴42に取っ手部材22の爪部34を係合させる(図5参照)。
金属板21に対して取っ手部材22が取り付けられた後、補強部材23が取り付けられる。補強部材23は、取っ手部材22の下方側から取っ手部材22に対して取り付けられる(図6参照)。そのため、補強部材23の開口部57は、取っ手部材22の第2爪部35の下方側から第2爪部35の配置位置に移動して、係合される。すなわち、第2爪部35は、補強部材23の取り付け方向に沿って開口部57に嵌め込まれる(図11参照)。これにより、補強部材23の取り付け時の作業性を向上させることができる。
金属板21と取っ手部材22との接合部に補強部材23が取り付けられると、補強部材23の上面部52に設けられている各凹み56は、取っ手部材22の爪部34の下方に位置する(図5参照)。また、補強部材23の前面部51は、金属板21の正面部21aを背面側から支持する(図5参照)。また、補強部材23の後方部53は、取っ手部材22の凹部31aの前方側を支持する(図5参照)。これにより、取っ手部31の形成領域において、金属板21と取っ手部材22との接合部が補強部材23によって内側から塞がれた状態となる。したがって、扉内部に充填される発泡断熱材の漏れを抑制したり、金属板21の位置ずれを抑制したりすることができる。
なお、野菜室扉12aの下端部に設けられている下方キャップ部材24と金属板21との接合部も、上記と同様の構成が適用できる。したがって、金属板21と下方キャップ部材24との接合にも、折り曲げ部41と下方キャップ部材24の爪部(図示せず)との係合部を扉の内側から覆うような補強部材が設けられていてもよい。
(第1の実施形態のまとめ)
以上のように、本実施形態にかかる冷蔵庫1は、野菜室扉12aなどの扉を備えている。野菜室扉12aは、金属板21および取っ手部材22を備えている。金属板21は、扉の前面に配置されている。取っ手部材22は、金属板21の一端辺に、当該一端辺が視認できる状態で取り付けられている。取っ手部材22は、扉の正面側に位置する傾斜面部32を有している。傾斜面部32には、金属板21との接合部側の辺に沿って、少なくとも一つの窪み(凹部)36が設けられている。
上記の構成によれば、取っ手部材22が、金属板21の上方側の折り曲げ部41に取り付けられていることで、冷蔵庫1を正面から見たときに、野菜室扉12aの前面部分を形成している金属板21の上端部を露出させることができる。このように、金属板21の上端部を、取っ手部材などのキャップ部材で覆わない構成とすることで、冷蔵庫1の正面側の美観を向上させることができる。
また、本実施形態にかかる冷蔵庫1では、野菜室扉12aの取っ手部材22の正面側に傾斜面部32が設けられている。この傾斜面部32には、種々の模様がプリントされたシール部材61が貼り付けられる。これにより、冷蔵庫1の外観の意匠性を向上させることができる。
しかし、取っ手部材22の正面部分に傾斜面を設けると、ABS、PP、PSなどの樹脂材料を用いて取っ手部材22を成形する際に、樹脂材料の厚さが部分的に大きくなり、成形後の冷却時に樹脂の収縮量にムラが発生しやすくなる。これにより、取っ手部材の傾斜面に「ヒケ」と呼ばれる窪みが不規則に発生し、扉の美観を損なうことになる。このような「ヒケ」は、金属板21との接合部に沿った傾斜面部32の下端辺近傍に特に形成されやすい。
そこで、本実施形態では、取っ手部材22の傾斜面部32における下辺近傍に、金属板21との接合部側の辺に沿って、複数の窪み36を設けている。また、傾斜面部32の裏面側には、金属板21との接合部側の辺に沿って、肉盗み37が設けられている。肉盗み37は、正面視で傾斜面部32側に設けられている窪み36と重ならない位置に設けられている。
これにより、取っ手部材22の傾斜面部32の下辺の全領域にわたって、窪み36または肉盗み37が設けられることになる。これにより、取っ手部材22において樹脂が肉厚となる部分を削減でき、ヒケが発生することを防ぐことができる。そのため、野菜室扉12aの正面側の美観を向上させることができる。
なお、傾斜面部32の表面に設けられている窪み36は、傾斜面部32の左右方向の端部近傍と、傾斜面部32と狭幅部33との境界近傍とに設けられている。そして、傾斜面部32の反対側の裏面部32bに設けられている肉盗み37は、これらの窪み36の間に設けられている。このような構成とすることで、使用者が触れる可能性が高い傾斜面部32の表面中央部には窪み36が形成されないため、使用者が傾斜面部32の表面に触れた時に違和感を与えにくくできる。また、肉盗み37は、傾斜面部32の反対側の裏面部32bの両端には設けないので、肉盗み37によって強度が若干低下したとしても、両端部で補強することができ、変形を防止できる。
また、窪み36が形成されている傾斜面部32は、シール部材61が貼り付けられるため、窪み36を覆い隠すことができる。これにより、冷蔵庫1の正面側の美観をより向上させることができる。
<第2の実施形態>
続いて、第2の実施形態について説明する。上述の第1の実施形態では、冷蔵庫の扉の一例として野菜室扉12aを挙げているが、本実施態様にかかる冷蔵庫の扉は、野菜室扉に限定されない。冷蔵庫の扉は、例えば、製氷室扉14a、冷凍室扉13a、および冷凍室扉15aなどであってもよい。
図12には、第2の実施形態にかかる冷蔵庫1に備えられている製氷室扉14a、冷凍室扉13a、および冷凍室扉15aの外観を示す。図12では、各扉13a、14a、15aの取っ手部材22に貼り付けられるシール部材(シート部材)61も図示している。本実施形態にかかる冷蔵庫1において、野菜室扉12aは、第1の実施形態と同様の構成が適用できる。
なお、扉によっては、上述した野菜室扉12aとは取っ手部31の配置位置が異なる場合がある。例えば、本実施形態にかかる冷蔵庫1の場合、製氷室扉14aの取っ手部31は、その上端部の右側に片寄った状態で取っ手部31が配置されている。
野菜室扉12aと同様に、製氷室扉14a、冷凍室扉13a、および冷凍室扉15aは、主として、金属板21、取っ手部材22、補強部材23、下方キャップ部材24、背面部材(図示せず)、および断熱材(図示せず)などを備えている。
また、これらの各扉においては、野菜室扉12aと同様に、取っ手部材22が、金属板21の上方の折り曲げ部41に取り付けられている。これにより、冷蔵庫1を正面から見たときに、野菜室扉12aの前面部分を形成している金属板21の上端部を露出させることができる。このように、金属板21の上端部を、例えば、取っ手部材22などのキャップ部材で覆わない構成とすることで、冷蔵庫1の正面側の美観を向上させることができる。
取っ手部材22の正面側には、傾斜面部32が設けられている。傾斜面部32には、金属板21との接合部側の辺に沿って、少なくとも一つの窪み(凹部)36が設けられている。また、傾斜面部32の裏面側には、金属板21との接合部側の辺に沿って、肉盗み(第2凹部)37が設けられている。肉盗み37は、正面視で傾斜面部32側に設けられている窪み36と重ならない位置に設けられている。
これにより、取っ手部材22の傾斜面部32の下辺の全領域にわたって、窪み36または肉盗み37が設けられることになる。これにより、取っ手部材22において樹脂が肉厚となりやすい部分にヒケが発生することを防ぐことができる。
(まとめ)
本発明の一局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、野菜室扉12aまたは112a、製氷室扉14a、冷凍室扉13a、冷凍室扉15a)は、前面に配置されている金属板(例えば、金属板21)と、前記金属板の一端辺に取り付けられている取っ手部材(例えば、取っ手部材22)とを備えている。前記取っ手部材は、前記扉の正面側に位置する傾斜面部(例えば、傾斜面部32)を有しており、前記傾斜面部には、前記金属板との接合部側の辺に沿って、少なくとも一つの凹部(例えば、窪み36)が設けられている。
上記の本発明の一局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、野菜室扉12aまたは112a、製氷室扉14a、冷凍室扉13a、冷凍室扉15a)において、前記取っ手部材(例えば、取っ手部材22)は、前記傾斜面部(例えば、傾斜面部32)の反対側に裏面部(例えば、裏面部32b)を有しており、前記裏面部には、前記金属板との前記接合部側の辺に沿って、第2凹部(例えば、肉盗み37)が設けられており、前記第2凹部は、正面視で前記凹部と重ならない位置に設けられていてもよい。
上記の本発明のもう一つの局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、野菜室扉12aまたは112a、製氷室扉14a、冷凍室扉13a、冷凍室扉15a)において、前記金属板(例えば、金属板21)は、前記一端辺に折り曲げ部(例えば、折り曲げ部41)を有しており、前記取っ手部材(例えば、取っ手部材22)は、前記金属板の前記折り曲げ部に取り付けられていてもよい。
上記の本発明の何れかの局面にかかる冷蔵庫の扉(例えば、野菜室扉12aまたは112a、製氷室扉14a、冷凍室扉13a、冷凍室扉15a)は、前記取っ手部材(例えば、取っ手部材22)の前記傾斜面部(例えば、傾斜面部32)に貼り付けられているシート部材(例えば、シール部材61)をさらに備えていてもよい。
本発明のもう一つの局面にかかる冷蔵庫(例えば、冷蔵庫1)は、上記の本発明の何れかの局面にかかる扉(例えば、野菜室扉12aまたは112a、製氷室扉14a、冷凍室扉13a、冷凍室扉15a)を備えている。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。また、本明細書で説明した異なる実施形態の構成を互いに組み合わせて得られる構成についても、本発明の範疇に含まれる。
1 :冷蔵庫
12 :野菜室
12a :野菜室扉(冷蔵庫の扉)
21 :金属板
21a :(金属板の)正面部
22 :取っ手部材
23 :補強部材
31 :取っ手部
32 :(取っ手部材の)傾斜面部
32b :(取っ手部材の)裏面部
34 :(取っ手部材の)爪部
35 :(取っ手部材の)第2爪部
36 :(取っ手部材の)窪み(凹部)
37 :(取っ手部材の)肉盗み(第2凹部)
41 :(金属板の)折り曲げ部
42 :(金属板の)穴
54 :(補強部材の)開口部
61 :シール部材(シート部材)

Claims (5)

  1. 冷蔵庫の扉であって、
    前面に配置されている金属板と、
    前記金属板の一端辺に取り付けられている取っ手部材と
    を備えており、
    前記取っ手部材は、前記扉の正面側に位置する傾斜面部を有しており、
    前記傾斜面部には、前記金属板との接合部側の辺に沿って、少なくとも一つの凹部が設けられている、
    扉。
  2. 前記取っ手部材は、前記傾斜面部の反対側に裏面部を有しており、
    前記裏面部には、前記金属板との前記接合部側の辺に沿って、第2凹部が設けられており、
    前記第2凹部は、正面視で前記凹部と重ならない位置に設けられている、
    請求項1に記載の扉。
  3. 前記金属板は、前記一端辺に折り曲げ部を有しており、
    前記取っ手部材は、前記金属板の前記折り曲げ部に取り付けられている、
    請求項1または2に記載の扉。
  4. 前記取っ手部材の前記傾斜面部に貼り付けられているシート部材をさらに備えている、
    請求項1から3の何れか1項に記載の扉。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の扉を備えている冷蔵庫。
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