JP2005263290A - 開封装置 - Google Patents

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JP2005263290A
JP2005263290A JP2004080852A JP2004080852A JP2005263290A JP 2005263290 A JP2005263290 A JP 2005263290A JP 2004080852 A JP2004080852 A JP 2004080852A JP 2004080852 A JP2004080852 A JP 2004080852A JP 2005263290 A JP2005263290 A JP 2005263290A
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野州夫 室井
Sachihiro Hirakawa
祥博 平川
Norihisa Nemoto
紀久 根本
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Abstract

【課題】 嵩高が小さく、収納性に優れ、材料費が少なくてすむ開封装置を提供する。
【解決手段】 旋回することで密封、開封の何れもが可能なる栓の冠側から覆うことが可能であると共に握持して密封、開封の何れかの方向に旋回し得る本体2と、異なる直径を有する前記栓の何れかの側面に係合可能なる直径の異なるローレット目16の形成された内周面11,12,13が、階段状に本体2の下面に形成されてなる係合部3とよりなり、前記係合部3の最も小さな直径の内周面13の上側には、本体2への開口が形成されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、缶やボトルの栓を簡易に開封させることが可能な開封装置に関する。
従来、一般に使用されている開封装置は、例えば、鋸歯状の直径の異なる内周面を有する容部を栓に係合させて、該容部から延在された把持部を旋回させることで、栓を密封させたり、開封させたりできるものがある(例えば、特許文献1。)。また、鋸歯状の内周面を有する容部を栓に係合させて、該容部から延在された把持部を旋回させることで、栓を密封させたり、開封させたりできると共に該把持部にプルトップタイプの栓などが外しやすいようにする係合部を形成したものがる(例えば、特許文献2。)。
実用新案登録第3077071号公報 実用新案登録第3065539号公報
しかしながら、このような従来の技術の前者にあっては、容部の天板に所定の板厚が形成されているので、容部全体の嵩高が大きいものとなり、コンパクトに収納できにくい。また、容部を家屋の壁などに支持しようとしてもできない。更に、天板分だけ材料費が必要であり、原価高騰の原因になるし、重くなる。また、従来の技術の後者にあっては、直径の異なる栓には係合せず、開封及び密封することができない。
本願発明は、このような従来の技術に着目してなされたものであり、嵩高が小さく、収納性に優れ、材料費が少なくてすむ開封装置を提供するものである。
請求項1に記載の発明は、旋回することで密封、開封の何れもが可能なる栓の冠側から覆うことが可能であると共に握持して密封、開封の何れかの方向に旋回し得る本体と、異なる直径を有する前記栓の何れかの側面に係合可能なる直径の異なるローレット目の形成された内周面が、階段状に本体の下面に形成されてなる係合部とよりなり、前記係合部の最も小さな直径の内周面の上側には、本体への開口が形成されてなることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の開封装置であって、前記本体には、プルトップタイプの栓のリングに差し込み可能であり且つ該栓を切り起こし可能なるプルトップオープナーが形成されてなることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の開封装置であって、前記係合部には、断面が正三角形の歯が形成されてなることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の開封装置であって、前記本体とプルトップオープナーとは、合成樹脂材により一体に形成されてなることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、異なる直径を有する栓に対して直径の異なるローレット目の形成された内周面が形成された本体を係合させて旋回することで、栓の密封、開封の何れもが可能である機能を維持しつつ、本体に形成されてなる係合部の最も小さな直径の内周面の上側には、本体への開口が形成されてなるので、最も小さな直径の内周面の部分も栓を貫通可能であるから、嵩高が小さくてすむことになる。また、開口が形成されていることで、鉤などに引っ掛けやすく、収納性に優れている。更に、開口分材料費が少なくてすむことになる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の効果に加え、本体には、プルトップタイプの栓のリングに差し込み可能であり且つ該栓を切り起こし可能なるプルトップオープナーが形成されてなるので、プルトップタイプの栓は、そのリングに差し込んで切り起こしが比較的少ない力で、しかも簡易に可能である。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の効果に加え、前記係合部には、断面が正三角形の歯が形成されてなるため、本体に加えた握持力がほとんど消耗することなく栓に伝わることが可能であり、小さい力で栓を開封又は密封できることになる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の効果に加え、前記本体とプルトップオープナーとは、合成樹脂材により一体に形成されてなるので、製造原価が低減でき、廉価な開封装置を市場に提供できる。
嵩高が小さく、収納性に優れ、材料費が少なくてすむ開封装置を提供するという目的を、旋回することで密封、開封の何れもが可能なる栓の冠側から覆うことが可能であると共に握持して密封、開封の何れかの方向に旋回し得る本体と、異なる直径を有する前記栓の何れかの側面に係合可能なる直径の異なるローレット目の形成された内周面が、階段状に本体の下面に形成されてなる係合部とよりなり、前記係合部の最も小さな直径の内周面の上側には、本体への開口が形成されてなることで、実現した。
図1乃至図6は、本願発明の第1実施例を示す図である。符号1は、開封装置で、該開封装置1は、本体2と、係合部3とよりなり、ABS樹脂などの合成樹脂材により一体に形成されてなる。
前記本体2は、嵩高H1(図2)が約13ミリメートル、直径D1が約46ミリメートルの円柱状に形成されてなり、側面2aは図示しない操作者が握持可能な壁状に形成されている。該側面2aは、平滑面でも良いが、僅かに凹む部分が形成されている方が握持時に滑りを防止できる。該側面2aの一方からは、プルトップオープナー4が突出形成されていて、該側面2aの他方からは、引っ掛け部5が突出形成されている。該プルトップオープナー4と引っ掛け部5とは、本体2を中心に相対向する位置(図1)に形成されているが、それに限定する必要はない。プルトップオープナー4と引っ掛け部5との間に、握持可能な側面2aが形成されていることが必須要件である。引っ掛け部5には、小さな孔5aが形成されていて、紐などを通せるようになっている。
前記プルトップオープナー4は、図6に示す缶6の上端6aと該上端6aに這うように配設されてなる周知のプルトップタイプの栓7のリング8との間に差し込み可能な薄い板厚の差込部9と、該差込部9に形成された突起10とが形成されている。該突起10は、差込部9から弧山のように突出していて、突起10の周囲は、プルトップタイプの栓7のリング8が係合される部分であり、突起10そのものは、リング8の孔8aが挿入される部分である。
前記係合部3は、図2における本体2の下面に形成されてなり、直径D2が37ミリメートルの第1内周面11と、直径D3が29.5ミリメートルの第2内周面12と、直径D4が27ミリメートルの第3内周面13と、直径の異なる面が階段状に凹んで形成され、第1内周面11、第2内周面12、第3内周面13には、図3に示すボトル14の図示しない開口を密封したキャップ(栓)15の冠である周面15aに形成された凹溝15bに係合可能なるようにローレット目16が形成されている。該ローレット目16は、断面が0.5ミリメートルの正三角形の形状をした歯が連続的に形成されてなる。前記第1内周面11、第2内周面12、第3内周面13のそれぞれの高さは、約3ミリメートルである。最も小さな直径である第3内周面13の上側には、本体2への開口が形成されてなる。換言すると、該開口は、第3内周面13と同じ直径である。
従って、かかる開封装置1は、次の操作により開封できる。
ボトル13などに回転式の栓14の場合;
図3及び図4に示すように、ボトル14を一方の手17で持ち、他方の手18で開封装置1の本体2の側面2aを持ち、ボトル14を密封した栓15の冠である周面15aの凹溝15bに、開封装置1の係合部3の第3内周面13のローレット目16を係合させて、矢印に示す方向に回転させると、該凹溝15bに係合した係合部3の第3内周面13のローレット目16が凹溝15bを介して栓15を開封する方向に回転させることができる。この開封装置1は、栓15の直径よりも大きいので、開封しようとする人の比較的少ない力でも、簡易に開封することができる。
図3及び図4は、第3内周面13に合致する直径の栓15のものとして示したから、第3内周面13から栓15の周面15aが突出しているが、第1内周面11或いは第2内周面12に合致する直径の栓19の場合であれば、図5に示すように、該栓19の冠である周面19aを覆うようになる。
プルトップタイプの栓7を有する缶6の場合;
図6に示すように、缶7を一方の手17で持ち、他方の手18で開封装置1の本体2を持ち、缶6の上端6aの栓7のリング8と缶6の上端6との間に、開封装置1のプルトップオープナー4を差し込んで、本体2を下げることにより、梃子の原理によりリング8を持ち上げることで、栓7が破断して開口が形成されるが、かかる時に本体2を押し下げる力は比較的少なくて良く、しかも簡易に切り起こしが可能である。この際、リング8の孔8aにプルトップオープナー4の突起10が係合することで、ずれが防止される。
このように、さまざまに異なる直径を有する栓15,19などであっても、同じく直径の異なるローレット目16の形成された内周面11〜13が形成された本体2の係合部3を係合させて旋回することで、栓15,19の密封、開封の何れもが可能である機能が維持できるばかりか、本体2に形成されてなる係合部3の最も小さな直径の第3内周面13の上側には、本体2への開口が形成されてなるので、最も小さな直径の第3内周面13の部分も栓15を貫通可能であるから、本体2全体の嵩高が小さくてすむことになる。また、開口が形成されていることで、鉤などに引っ掛けやすく、収納性に優れている。更に、開口分材料費が少なくてすむことになる。もちろん引っ掛け部5に紐などを通して台所などに吊下げても良い。
また、本体2には、プルトップタイプの栓7のリング8に差し込み可能であり且つ該栓7のリング8を切り起こし可能なるプルトップオープナー4が形成されてなるので、プルトップタイプの栓7は、そのリング8に差し込んで切り起こしが比較的少ない力で、しかも簡易に可能である。
また、前記係合部3には、断面が正三角形の歯が形成されてなるため、本体2に加えた握持力がほとんど消耗することなく栓15,17に伝わることが可能であり、小さい力で栓15,17を開封又は密封できることになる。
更に、前記本体2とプルトップオープナー4とは、合成樹脂材により一体に形成されてなるので、製造原価が低減でき、廉価な開封装置を市場に提供できる。
以上の実施例では、開封装置1は、本体2とプルトップオープナー4とがABS樹脂にて形成されているとして説明したが、これに限定されるものではなく、生分解性樹脂で形成されても良く、この場合、廃棄した開封装置1が土中で分解し、環境に優しい開封装置1となる。
本願発明の一実施例に係る開封装置を示す正面図。 図1のSA−SA線に沿った断面図。 ボトルの回転式の栓が開封装置の開口から露出した状態での開封の仕方を説明する斜視図。 図3の断面図。 ボトルの回転式の栓が開封装置の開口から露出しない状態での開封の仕方を説明する斜視図。 缶のプルトップタイプの栓の開封の仕方を説明する斜視図。
符号の説明
1 開封装置
2 本体
2a 本体の側面
3 係合部
4 プルトップオープナー
6 プルトップタイプの缶
7 プルトップタイプの栓
8 リング
9 差込部
10 突起
11 第1内周面
12 第2内周面
13 第3内周面(開口)
14 ボトル
15、19 ボトルタイプの栓(キャップ)
15a、19a 栓の周面(冠)
15b 凹溝
16 ローレット目

Claims (4)

  1. 旋回することで密封、開封の何れもが可能なる栓の冠側から覆うことが可能であると共に握持して密封、開封の何れかの方向に旋回し得る本体と、異なる直径を有する前記栓の何れかの側面に係合可能なる直径の異なるローレット目の形成された内周面が、階段状に本体の下面に形成されてなる係合部とよりなり、
    前記係合部の最も小さな直径の内周面の上側には、本体への開口が形成されてなることを特徴とする開封装置。
  2. 請求項1に記載の開封装置であって、
    前記本体には、プルトップタイプの栓のリングに差し込み可能であり且つ該栓を切り起こし可能なるプルトップオープナーが形成されてなることを特徴とする開封装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の開封装置であって、
    前記係合部には、断面が正三角形の歯が形成されてなることを特徴とする開封装置。
  4. 請求項1乃至請求項3の何れか1項に記載の開封装置であって、
    前記本体とプルトップオープナーとは、合成樹脂材により一体に形成されてなることを特徴とする開封装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110668377A (zh) * 2019-10-28 2020-01-10 河海大学常州校区 多功能开瓶器
RU214100U1 (ru) * 2022-01-28 2022-10-12 Владимир Иванович Тронь Открывалка универсальная

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