JP2005262697A - 大型軽量気泡コンクリートパネルの製造方法 - Google Patents

大型軽量気泡コンクリートパネルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ピアノ線で切断・形成されてできたパネル状半硬化体が複数枚積層されている半硬化体の養生後、得られたALCから下部ブロック部を分離し易くするとともに、前記ALCの分割によって得られる大型ALCパネルの養生不良を解消する。
【解決手段】 養生されると大型ALC9になる広幅の半硬化体1を複数枚のパネル状半硬化体5に分断可能にする切断工程で、前記半硬化体1を構成しているパネル状半硬化体5のうち、前記台車に接触している最下層のパネル状半硬化体の周縁部を削り取ってアンダーカット部20a、20bを形成する。すると、半硬化体の高温高圧水蒸気養生時に水蒸気がこのアンダーカット部の新たな露出面からパネル状半硬化体の中に進入して水蒸気養生が促進される。養生後得られた下部ブロック部に衝撃を加えると容易に分離し易くなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、大型軽量気泡コンクリートパネルを製造する方法、特に養生されて軽量気泡コンクリートになる広幅の半硬化体をオートクレーブ養生装置に収容するに先立って前記半硬化体に特定の加工を施す方法に関するものである。
従来からオートクレーブの中で高温高圧水蒸気養生して得られる軽量気泡コンクリート(以下、ALCという)のパネルは、主として建築分野に有用されているが、そのパネルの中にパネルの短辺幅が600mmを大きく超える、いわゆる大型ALCパネルが知られている。
この大型ALCパネルを外壁や床材として建物の施工をすると、そのパネルは、建築分野に最も多く普遍的に使用されている短辺幅が600mmの一般的なALCパネル(以下、普通パネルという)を使用する場合に比較して、建築施工効率を著しく向上させることができるという利点を有し、また、建物に普通パネルを使用した場合と異なる特異な意匠性を醸し出す効果を発揮する。
前記ALCパネルは、珪酸質原料と石灰質原料とを発泡剤の存在下で水性スラリーとし、その水性スラリーを複数枚の補強鉄筋篭を型枠(幅×長さ×高さ=1600mm×6200mm×620mm)内に載置し、発泡・硬化させる発泡工程と、得られた半硬化体を所定のパネル形状に切断する切断工程を少なくとも経由して製造される。
前記水性原料スラリーを発泡させるとともに硬化させる工程において、発泡剤の作用により生成した発泡ガスを半硬化体の中に均一に分散させるために、原料スラリーの発泡高さは略600mmが限度であった。このため、普通パネルを製造する場合、幅が略600mmまでの補強鉄筋篭を型枠内に縦置き(鉄筋篭の幅方向を型枠底面と垂直となるよう載置)に載置して、通常製造されている。
そこで、大型ALCパネルの製造を行う場合は、専用の設備投資を行わず、前記普通パネル製造時と同一の製造設備および型枠等が用いられている。そのため、普通パネル用の補強鉄筋篭に比べてその短辺幅がより大きい補強鉄筋篭は、前記型枠内に縦置きにして製造できないため、複数枚の広幅の鉄筋篭を型枠内に、水平(鉄筋篭の幅方向を型枠底面と平行となるよう載置)に積層、載置した状態で製造されている。
そして、図8に示すように、大型ALCパネルの製造方法において、まず発泡・硬化した半硬化体1が型枠から台車2の上に載置される。その後、所定間隔をおいて平行かつ水平に張設されたピアノ線4を備えた切断機3を台車2に対して平行に相対移動させることにより、半硬化体1がピアノ線4で水平かつ平行に切断される。
その結果、図9に示すように、前記ピアノ線4により分割隙間8(切断面)が設けられた広幅の複数枚のパネル状半硬化体5を得ることができる、いわゆる水平切断工程が組み込まれている(特開昭54−156027号公報)。
特開昭54−156027号公報
前記大型ALCパネルの製造方法において、前記半硬化体1の水平切断工程に起因する品質上及び商品性における以下の問題がある。すなわち、前記水平切断工程を経た半硬化体1は、図10に示すように、台車2に載置された状態で養生工程であるオートクレーブ養生装置6に導入され、高温高圧蒸気で養生される。
その後、図11に示すように、養生工程から取り出されたALC7から、前記台車2に接触していた下部ブロック部30を分離し、大型ALCパネル9を得る。このとき、前記下部ブロック部30と、その直上に位置する最下段大型ALCパネル9aとを、容易に分離することができない場合がある。
上記の理由として以下のことが推量される。すなわち、前記半硬化体1のピアノ線による切断後、上方に位置する複数枚のパネル状半硬化体5重量の総量が前記最下段のパネル状半硬化体5bに作用し、該最下段のパネル状半硬化体5bの下側面と下部ブロック部30の上側面(最下位分割隙間8a間)とがより圧接されることにより圧着する。
また、前記半硬化体1の端部をピアノ線で切断除去すると、その時に切断口が埋め戻される。この現象は、最下段のパネル状半硬化体5bと下部ブロック部30の接合面で顕著に現れる。そして、その後のオートクレーブ養生中に前記上下のパネル状半硬化体の圧着面同士が部分的に再結合することで、該上下の半硬化体同士が接合し、容易に分離できなくなるものと推量される。
上記分離において、たがねやくさびなどの分離用の治具を使用して強制的に前記下部ブロック部30の分離を試みると、最下段の大型ALCパネル9aの下側表面9bが治具により損傷したり、また圧着面が剥離し、凹部9cとなることがある。その結果、最下段の大型ALCパネル9aの商品性を著しく低下させることになる。さらに、分離して得られた最下段の大型ALCパネル9aの下側表面9bを観察すると、前記圧着により高温高圧蒸気の進入が阻害されることによる、養生不良(いわゆる、未反応)となる箇所が見受けられることがある。
そこで本発明者は、上述の問題を解消し得る大型ALCパネルの製造方法を確立するために、鋭意、研究した。
その結果、ピアノ線4により半硬化体1を一旦切断しても、切断により形成された複数枚のパネル状半硬化体5同士が直ぐに圧着し、その圧着の程度は、パネル状半硬化体5の下段にゆくにつれて顕著になり、また前記最下位分割隙間8aの外周部が特に接合していることを突き止めた。
さらに、前記半硬化体1のピアノ線4により形成される分割隙間8は、該ピアノ線4を張設方向に往復振動させながら切断すると、前記半硬化体1の切断面が非常に平滑となり、切断口が埋め戻される。これは、最下段の半硬化体と下部ブロック部30との接合面でより顕著となることも突き止めた。
また養生工程においては、前記の圧着が顕著になれば、図12に示すように、ピアノ線4の通過により生じたパネル状半硬化体5間の最下位分割隙間8aに、台車2の間隙2aを通過して供給される養生に必要な水蒸気(図12、矢印Sで示す)が侵入しにくい状態となる。すなわち、前記水蒸気が最下段のパネル状半硬化体5bと接触する面は、前記下部ブロック部30に遮られているため少ない。また、パネル状半硬化体5の内部に水蒸気を侵入させる機能を果たしている各分割隙間8は、パネル状半硬化体側面5cに僅かに開口しているだけにすぎず、前記分割隙間8に対する水蒸気の導入効率は非常に悪いことも判明した。
そこで、本発明者は前記の原因に基づく問題の解決策を種々検討した結果、オートクレーブ養生装置に導入される下部ブロック部を特定の形状に加工すればよいという事実を見出し、本発明を完成した。
従って、本発明の課題は、ピアノ線で切断・形成されてできたパネル状半硬化体が複数枚積層されている半硬化体を台車に載せてオートクレーブ養生装置に入れ、高温高圧水蒸気養生した後、前記装置から出されたALCから前記台車に接触していた底面部を有する下部ブロック部を分離し易くするとともに、前記大型ALCパネルの養生不良を解消することにある。
本発明は前記の課題を解決するために、型枠内に複数枚の補強鉄筋を水平に積層配置して製造される大型ALCになる広幅の半硬化体を、水平に張設されたピアノ線と交差させることにより、複数枚のパネル状半硬化体に分断可能にする切断工程と、該切断工程で得られたパネル状半硬化体を台車に載せたままオートクレーブ養生装置に導入して、高温高圧水蒸気養生してALCパネルにする養生工程とを少なくとも包含する大型ALCパネルの製造方法において、前記パネル状半硬化体を前記オートクレーブ養生装置に導入するに先立って、前記パネル状半硬化体のうち、前記台車に接触している下部ブロック部の周縁部を削り取って、その短辺幅を他のパネル状半硬化体の短辺幅より小さくするという手段を採用する。
なお、前記下部ブロック部の底面には、前記台車との接触により、台車2の溝状の間隙2aの形状が転写され、凹凸面となっているため、その表面加工が必要となる。そこで、オートクレーブ養生後に回収され、農業用肥料、水処理用の濾過材、ALCなどの建材製造用リサイクル品として利用されている。従って、前記下部ブロック部は、最終的に回収、利用されることを意図して、その中に補強鉄筋篭が埋設されていない。
上記の手段により、前記下部ブロック部の周縁部を削り取ると、図1および図2に示すように、空間となるアンダーカット部20a,20bが形成される。このことにより複数枚のパネル状半硬化体のうち、最下段の大型ALCパネルになるパネル状半硬化体5b(下部ブロック部の直上にあるパネル状半硬化体)の下側露出面(最下位分割隙間8a)を増大させるとともにパネル状半硬化体端部の密着をなくして、切断口を開けることができる(第一作用)。
また、前記オートクレーブ養生装置に導入してから水蒸気養生されて生成したALCを、前記台車に載せられていた状態から90度回転させて、その横幅方向が垂直になるように床面に置くと、前記下部ブロック部の下端にはアンダーカット部により空間が形成される。そのため、後述するように床面に下部ブロック部の長辺小口が当設しないため、容易に分離することが可能となる(第二作用)。
本発明は、前記下部ブロック部がオートクレーブ養生装置に収容されて高温高圧の水蒸気と接触するとき、前記第一作用としてのアンダーカット部の存在により、最下段のパネル状半硬化体下側面の露出面が増加するとともに、切断口が十分に開き、水蒸気が前記パネル状半硬化体に容易に進入でき養生効果を増大させるとともに、前記パネル状半硬化体の端部同士の接合がなくなる。このことで、品質の良好な大型ALCパネルを得ることができる。
また、オートクレーブ養生後に前記下部ブロック部の上端に打撃を加えると、前記アンダーカット部の形成により、前記下部ブロック部に作用した打撃力が下端の床面にまで達することがない。その結果、前記打撃力が下部ブロック部全体に及び、前記大型ALCパネルと前記下部ブロック部との分離が容易に可能となる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を詳述する。本発明に係る大型ALCパネルの製造方法は、基本的に該パネルを補強するための広幅の補強鉄筋篭を製作する鉄筋篭製作工程と、その鉄筋篭が水平にセットされた型枠の中に珪酸質原料、石灰質原料及び発泡剤を含有する水性スラリーを打設して発泡・硬化させる発泡・硬化工程を経る。
次いで、その発泡・工程で得られた半硬化体を脱型して台車の上に搬送し、ピアノ線と交差させて水平切断する切断工程と、前記ピアノ線で切断して得られたパネル状半硬化体を分割することなくそのまま積層した状態の半硬化体をオートクレーブ養生装置の中に収容して高温高圧水蒸気養生する養生工程と、該養生工程で得られたALCを複数枚の大型ALCパネルに分離する分離工程等から構成される。
本発明に係る大型ALCパネルの製造方法においては、前記切断工程を経由した半硬化体が分割可能なパネル状半硬化体を積層させたまま養生工程に収容させるに先立って、前記半硬化体のうち、前記台車に接触している下部ブロック部に対して、特定の加工を施して特定の形状にする工程が採用される。以下、図面を参照しながらその加工方法を詳述する。
まず、発泡・硬化した半硬化体1(幅×長さ×高さ=1500mm×6000mm×550mm)を型枠より台車2上に搬送する。前記台車2は、図1及び図2に示すように、該台車2の上側表面から下部ブロック部の下側表面に向かって複数の間隙2a(幅:5mm〜10mm)が設けられており、これにより該台車2の下方より水蒸気が半硬化体1に進入しやすく、またオートクレーブ養生後に剥がしやすくなっている。
そして、前記台車2上に載置された半硬化体1を水平に所定間隔をおいて複数本張設されたピアノ線と交差させ、相対移動させることにより、分割可能にした4枚のパネル状半硬化体5(幅×長さ×厚さ=1500mm×6000mm×120mm)と、上面のパネル状半硬化体5aと下部ブロック部30とが、前記切断工程から得られる。
このとき、図3に示すように、半硬化体1の垂直な側部1d(長辺小口)は、前記切断工程において前記半硬化体1の長手方向L側に向かって垂直に張設され、かつ長手方向Lに移動する一対のピアノ線4a、4bとにより切断、除去される。
また、同様に側部1e(短辺小口)は、短辺側に水平に張設され、かつ上下方向に移動する他の一対のピアノ線4c、4dとにより切断、除去される。このことで、前記発泡・硬化工程において型枠に接触して形成された粗面が除去され、ピアノ線切断により、平滑な側面1bが新たに形成される。
また、前記半硬化体1の側部1dは、前記発泡・硬化工程において前記型枠面に沿って形成されたものであり、そのまま粗面を保持している。他方、前記下部ブロック部30の底面1aは、台車2と接触する接触面になっているとともに、前記間隙2aにより養生工程で水蒸気を透過させるための露出面となっている。そして、前記半硬化体1の上面1cは、前記発泡工程での体積膨張により形成された凹凸のある上部表面を形成している。
このように、前記半硬化体1の側部1d、1eおよび前記上面のパネル状半硬化体5aは、前記半硬化体1から切断除去され、パネル状半硬化体5と下部ブロック部30のみとなる。
前記切断工程では、図1に示すように、前記ピアノ線により前記パネル状半硬化体5を形成していく際に、下部ブロック部30の周縁部、特に半硬化体1の長手方向Lに延びる両側縁部を切削治具10で削り取って、前記半硬化体1にアンダーカット部20a、20bを設ける。また、両側縁部の切削方法は、前記台車2の短辺方向の任意の位置の間隙2aに、ナイフなどのカッター刃が該台車2の上面より所定の高さとなるよう垂直に立設した状態で、前記半硬化体を相対移動させることで、前記下部ブロック部30の側縁部を前記長手方向Lに沿って切断しても良い(図示せず)。
この結果、図2に示すように下部ブロック部30の短辺幅W1はパネル状半硬化体5の短辺幅W2より小さくなる。そして、前者を後者より小さくする程度、すなわち、図4に示すように、アンダーカット部20a、20bの奥行き長さTは、パネル状半硬化体5の変形が生じない範囲において長くする。図1に示すように、前記アンダーカット部20a、20bを形成するために切除された半硬化体の切削屑10aは、上記同様に切削後、回収して、水性原料スラリーとして再利用できる。
次に、アンダーカット部20a、20bが設けられた半硬化体1(パネル状半硬化体5と下部ブロック部30)をオートクレーブ養生装置に収容して高温高圧水蒸気養生すると、矢印S(図4参照)で示す水蒸気が前記アンダーカット部20a、20bの露出面Aと接触するとともに、前記最下位分割隙間8aにも容易に進入することができる。
このため、最下段のパネル状半硬化体5bの内部にも容易にかつ十分に水蒸気が侵入することができる。その結果、前記最下段のパネル状半硬化体5bの養生不良が解消される。ひいてはその上方にある他のパネル状半硬化体5の養生をも促進し、良好な大型ALCパネルを得ることができる。この作用・効果は従来技術に全く存在しなかった新規なものである。
前記奥行き長さTは、50mm〜150mm程度であると、前記パネル状半硬化体5の変形が生じず、かつアンダーカット部20a、20bより水蒸気が前記最下段のパネル状半硬化体5b内部にも容易に進入できる。この結果、前記最下段のパネル状半硬化体5bの水蒸気養生が充分行われ、養生不良のない品質の安定した大型ALCパネルを得ることが可能となる。
最後に、オートクレーブ養生により生成したALC7を搬出してみると、それは、製品としての複数枚の大型ALCパネル9と下部ブロック部30とから構成されている。
次に、図5及び図6に示すように、複数枚一体となった大型ALCパネル9を約90度回転させ、最下段の大型ALCパネル9aの下側表面9bに接合している下部ブロック部30とを分離させるとともに、前記一体となった複数枚の大型ALCパネル9を得る。
この分離工程において、複数枚一体となった大型ALCパネル9から接合程度が大きい下部ブロック部30を分離させるため、その下部ブロック部30の長手方向Lに延びる上端(長辺小口面)をハンマー等の打撃治具11で殴打する。このとき、下端の前記アンダーカット部20bにより空間が形成されているため、殴打による打撃力は床面などへの伝搬や吸収による減衰がなくなる。
その結果、図7に示すように、前記打撃力は下部ブロック部30の全域に伝搬し、両者の分離が容易に促進される。その後、分離された下部ブロック部30は回収され、使用用途に応じて種々の粒度に粉砕されたのち、畜産用敷き床や農業用肥料、又は本発明方法の原料として利用することができる。
本発明は、広幅ALCパネルの製造分野に広く利用される。
本発明に係る半硬化体の斜視図である。 同じく正面図である。 本発明の実施形態に先立って行なわれる前工程の斜視図である。 本発明の要部を示す部分拡大断面図である。 本発明方法の実施形態を示す正面図である。 同じく部分破断斜視図である。 本発明方法の実施形態の変化を示す正面図である。 半硬化体の水平切断工程を示す部分破断斜視図である。 前記工程で得られたパネル状半硬化体が分離可能のまま積層している状態を示す半硬化体の斜視図である。 前記半硬化体が収容されるオートクレーブ養生装置の部分破断斜視図である。 従来技術にかかる広幅の大型ALCの部分破断斜視図である。 従来技術に係る広幅のパネル状半硬化体の要部拡大断面図である。
符号の説明
1:半硬化体
1a:底面
1b:側面
1c:上面
1d:側部
1e:側部
2:台車
2a:間隙
3:切断機
4、4a、4b、4c、4d:ピアノ線
5:パネル状半硬化体
5a:上面のパネル状半硬化体
5b:最下段のパネル状半硬化体
5c:パネル状半硬化体側面
6:オートクレーブ養生装置
7:ALC
8:分割隙間(切断面)
8a:最下位分割隙間
9:大型ALCパネル
9a:最下段大型ALCパネル
9b:最下段大型ALCパネル下側表面
9c:凹部
10:切削治具
10a:切削屑
11:打撃治具
20a、20b:アンダーカット部
30:下部ブロック部
L:長手方向
T:奥行き長さ
A:露出面
S:矢印
W1、W2:短辺幅

Claims (2)

  1. 型枠内に複数枚の補強鉄筋を水平に積層配置して製造される大型軽量気泡コンクリート(9)の前駆体である広幅の半硬化体(1)を、水平に張設されたピアノ線(4)と交差させることにより、複数枚のパネル状半硬化体(5)に分断可能にする切断工程と、該切断工程で得られたパネル状半硬化体を台車(2)に載せたままオートクレーブ養生装置(6)に導入して、高温高圧水蒸気養生して軽量気泡コンクリートパネルにする養生工程とを少なくとも包含する大型軽量気泡コンクリートパネルの製造方法において、前記パネル状半硬化体を前記オートクレーブ養生装置に導入するに先立って、前記パネル状半硬化体のうち、前記台車に接触している下部ブロック部(30)の周縁部を削り取って、その短辺幅(W1)をパネル状半硬化体(5)の短辺幅(W2)より小さくすることを特徴とする大型軽量気泡コンクリートパネルの製造方法。
  2. 前記周縁部が、前記半硬化体(1)の長手方向(L)に沿って延びる周縁部である請求項1記載の大型軽量気泡コンクリートパネルの製造方法。
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