JP2005262402A - スラリー冷却装置、スラリー加熱装置、及びスラリー供給装置 - Google Patents

スラリー冷却装置、スラリー加熱装置、及びスラリー供給装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 熱効率が良く経済的で、スラリー液の温度調節を精度良く行なうことができ、スラリー液の流量を多くすることができるスラリー冷却装置を提供すること。
【解決手段】
内筒10と外筒20とを備えた二重管構造で内筒10と外筒20の間が冷却室31として構成されたタンク30と、内筒10の周囲に巻き回されて冷却室31内にコイル状に収納配置された冷却パイプ40とを備えたスラリー冷却タンク1で、スラリー液が内筒10の流入口13からその内部に流入し下端部12aから冷却室31に流入し、冷却室31内に満たされて、冷却パイプ40を通る冷媒と冷却室31内のスラリー液との間で熱交換が行われるように構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、研磨装置等に供給するスラリーを冷却するスラリー冷却装置、加熱するスラリー加熱装置、及びスラリー供給装置に関する。
近年、半導体素子の高集積化、高密度化が進み、半導体素子の表面に形成される配線パターンのさらなる微細化、多層化が要求されている。この配線パターンの微細化、多層化のためには、配線パターンが形成される半導体ウエハ表面の凹凸を平坦にする平坦化技術が必要であり、その代表的な技術として、化学的及び物理的な反応を利用して半導体ウエハの表面を平坦化する化学・機械的研磨(CMP)が行なわれている。
このCMPに使用される研磨装置は、表面に研磨布が取付けられた定盤と、半導体ウエハ等の研磨対象である基板を保持する研磨ヘッドを具備し、回転する定盤上の研磨布上に研磨材としてスラリー供給装置からスラリー液を供給しながら、回転する研磨ヘッドで保持する基板を該研磨布上に押し付け、両者の相対的運動により基板を研磨している。
この種の研磨装置にスラリーを供給するスラリー供給装置として、従来、例えば図1に示すようなものがある。この図1に示すスラリー供給装置100は、原液タンク101から供給されたスラリー原液を、純水タンク102から供給された純水で希釈することで、所定の濃度に調合されたスラリー液を作る調合タンク103と、この調合タンク103内で調合されたスラリー液を貯蔵して供給する供給タンク104と、スラリー液を供給タンク104の外部で循環させると共に、供給タンク104から研磨装置等の外部負荷105に供給する配管106とを備えて構成されている。
ここで、研磨装置等の外部負荷105の種々の条件等の理由から、外部負荷105に供給するスラリー液は、その液温を所定の範囲内で一定の温度に保つ必要がある。そのため、配管106の途中に熱交換器107を取り付け、該熱交換器107で温水タンク110から配管112を通して温水ポンプ111により供給される温水との間で熱交換を行ないスラリー液を所定の温度に保っている。この温水は、温水タンク110内に取り付けられた加熱手段であるヒーター113と、温水配管112の途中に取り付けられた熱交換器(プレート式熱交換器)114に接続された冷却手段である冷凍機115とによって加熱・冷却されることで、その水温が所定の温度に保たれている。
なお、配管106には、その内部を流れるスラリー液の液温を測定する液温センサー120が設けられ、制御手段121は液温センサー120の出力によりヒータ113を制御して外部負荷105に供給されるスラリー液の液温を所定の一定値になるように制御する。通常この種のスラリー供給装置100では、制御が行い易いという理由等から、冷凍機115は常時運転しておき、制御手段121が液温センサー120の出力によりヒーター113をPID制御によって制御し、ヒーター113の加熱温度を調節してスラリー液温を所定の一定値に制御している。
ところが、このスラリー供給装置100は、スラリー液と熱源であるヒーター113及び冷凍機115の間で温水を介して間接的に熱交換を行なっているため、熱効率が悪くなり経済的でないという問題があった。また、外部負荷105に供給するスラリー液量が多いと液温調整が迅速に対応できないという問題があり、外部負荷105に供給するスラリー液の液量が限られてしまうという問題もあった。
また、従来のスラリー供給装置100は、装置内に温水を循環させる構造であるため、その設備が複雑且つ大型になり、装置のコンパクト化を図ることができなかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたものでありその目的は、熱効率が良く経済的にスラリー液の冷却、加熱ができるスラリー冷却装置、及びスラリー加熱装置を提供することにある。また、外部負荷105に供給するスラリー液の液温を精度良く調整でき、且つ供給するスラリー液の流量が多量でも迅速に液温調整が対応できるスラリー供給装置を提供することにある。
本願請求項1に記載の発明は、内筒と外筒とを備えた二重管構造のタンクを備え、該内筒の外周に冷媒を通すコイル状の冷却パイプを配置し、内筒と外筒の空間を冷却室とすると共に、内筒の一端から供給されたスラリー液が該内筒の他端から冷却室内に流入し、該冷却室を満たすように構成し、冷却パイプを通る冷媒と冷却室内の前記スラリー液の間で熱交換を行なうように構成したことを特徴とするスラリー冷却装置にある。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のスラリー冷却装置において、外筒は軸方向を鉛直に配置した有底の筒体であり、内筒は下端が解放された筒体であり、該内筒を外筒内に収容配置してタンクにした状態で該内筒下端と外筒の底面との間に所定の間隙が形成されるようになっており、内筒の上端からスラリー液を供給することにより、該スラリー液は該内筒下端から冷却室内に流入し、該冷却室を満たすように構成したことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、熱伝導性の良い材料からなる長尺のパイプの外周に線状の発熱体を巻き回してなる加熱部を具備し、発熱体に加熱電流を通電しながら、パイプにスラリー液を通し、該発熱体とスラリー液の間で熱交換を行うように構成したことを特徴とするスラリー加熱装置にある。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のスラリー加熱装置において、加熱部は、発熱体を巻き回してなるパイプを複数回巻き回して構成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載のスラリー加熱装置において、パイプの加熱部よりも下流側に該パイプ内を流れるスラリー液の液温を測定する温度測定手段を設け、温度測定手段の測定温度に基づいて発熱体の発熱量を調節する温度調節機構を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、スラリー液を貯蔵する貯蔵タンクと、貯蔵タンクに接続され貯蔵タンク内のスラリー液を外部負荷に供給するスラリー配管と、該スラリー配管の途中に設置した送液ポンプとを備えたスラリー供給装置において、スラリー配管の途中に設置されたスラリー加熱手段と、スラリー配管の途中に設置されたスラリー冷却手段と、スラリー加熱手段及びスラリー冷却手段を制御する制御手段と、外部負荷に供給するスラリー液の液温を検出する第1の液温センサーと、貯蔵タンク内のスラリー液の液温を検出する第2の液温センサーを設け、制御手段は第1の液温センサーの出力によりスラリー加熱手段を制御して外部負荷に供給するスラリー液の液温を所定の設定温度に制御すると共に、第2の液温センサーの出力によりスラリー冷却手段を制御して貯蔵タンク内に戻されるスラリー液の液温を所定の設定温度に制御することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載のスラリー供給装置において、スラリー配管に、貯蔵タンクからのスラリー液をスラリー加熱手段及び外部負荷をバイパスしてスラリー冷却手段を通して該貯蔵タンクに戻すバイパス配管を設けたことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載のスラリー供給装置において、スラリー冷却手段に請求項1又は2に記載のスラリー冷却装置を用いたことを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項6又は7又は8に記載のスラリー供給装置において、スラリー加熱手段に請求項3又は4又は5に記載のスラリー加熱装置を用いたことを特徴とする。
本願請求項1、2に記載の発明によれば、タンクを二重管構造とし、内筒の外周に冷媒を通すコイル状の冷却パイプを配置し、内筒と外筒の空間を冷却室とし、内筒の一端から供給されたスラリー液が該内筒の他端から冷却室内に流入し、該冷却室を満たすように構成し、冷却パイプを通る冷媒と冷却室内のスラリー液の間で熱交換を行なうように構成したので、冷却室内のスラリー液と冷却パイプを通過する冷媒との間で直接熱交換が行われるため、熱量の損失が少なく熱効率が非常に良い。また、スラリー液を冷媒で直接冷却するので、スラリー液の液温を短時間で所望の温度に冷却できる。
本願請求項3に記載の発明によれば、熱伝導性の良い材料からなる長尺のパイプの外周に線状の発熱体を巻き回してなる加熱部を具備し、発熱体に加熱電流を通電しながら、パイプにスラリー液を通し、該発熱体とスラリー液の間で熱交換を行うように構成したので、スラリー液と発熱体との間で直接熱交換が行われ、熱量の損失が少なく熱効率が非常に良い。また、スラリー液を発熱体で直接加熱するので、スラリー液の液温を短時間で所望の温度に加熱できる。
本願請求項4に記載の発明によれば、加熱部は、発熱体を巻き回してなるパイプを複数回巻き回して構成されているので、コンパクトで設計の自由度の高いスラリー加熱装置となる。また、パイプの巻き回し回数を増減させることで、加熱熱量を調節することが容易に行える。
本願請求項5に記載の発明によれば、パイプの加熱部よりも下流側に該パイプ内を流れるスラリー液の液温を測定する温度測定手段を設け、温度測定手段の測定温度に基づいて発熱体の発熱量を調節する温度調節機構を備えたので、スラリー液が設定温度以上に過熱されることを防ぐことができる。
本願請求項6に記載の発明によれば、制御手段は、外部負荷に供給するスラリー液の液温を検出する第1の液温センサーの出力により、スラリー加熱手段を制御して、外部負荷に供給するスラリー液の液温を所定の設定温度に制御すると共に、貯蔵タンク内のスラリー液の液温を検出する第2の液温センサーの出力により、スラリー冷却手段を制御して、貯蔵タンク内に戻されるスラリー液の液温を所定の設定温度に制御するので、貯蔵タンク内のスラリー液の液温と外部負荷に供給されるスラリー液の液温の間に一定の相関を持たせることになり、スラリー液の液温の変更に迅速に対応できる。また、貯蔵タンク内のスラリー液の液温を一定に保つためスラリー液の流量変動に対して温度が安定する。
本願請求項7に記載の発明によれば、貯蔵タンクからのスラリー液をスラリー加熱手段及び外部負荷をバイパスしてスラリー冷却手段を通して該貯蔵タンクに戻すバイパス配管を設けたので、外部負荷にスラリー液を供給しない場合でも、該貯蔵タンクのスラリー液をその変質しない適切な液温に維持できる。
本願請求項8に記載の発明によれば、請求項6又は7に記載のスラリー供給装置において、スラリー冷却手段に請求項1又は2に記載のスラリー冷却装置を用いたので、熱効率が良く経済的で、スラリー液の冷却ができ、外部負荷に供給されるスラリー液の液温を精度良く調整でき、且つ供給するスラリー液の流量が多量でも迅速に液温調整の対応ができるスラリー供給装置を提供できる。
本願請求項9に記載の発明によれば、請求項6又は7又は8に記載のスラリー供給装置において、スラリー加熱手段に請求項3又は4又は5に記載のスラリー加熱装置を用いたので、熱効率が良く経済的で、スラリー液の加熱ができ、外部負荷に供給されるスラリー液の液温を精度良く調整でき、且つ供給するスラリー液の流量が多量でも迅速に液温調整の対応ができるスラリー供給装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図2は、本発明に係るスラリー冷却装置の一実施形態であるスラリー冷却タンク1を示す図で、同図(a)はスラリー冷却タンク1の平面図であり、同図(b)はその概略側断面図である。このスラリー冷却タンク1は、基板研磨装置にスラリーを供給するスラリー供給装置の配管の途中等に取り付けて使用されるもので、図2に示すように、内筒10と外筒20とを備えた二重管構造のタンク30の内筒10の外周部に冷却パイプ40を収納配置して構成されている。以下、このスラリー冷却タンク1について詳細に説明する。
内筒10は、PVC(塩化ビニル樹脂)やPFA(パーフルオロアルキルビニルエーテル樹脂)やガラス等の材料で形成されている。図3は、この内筒10を示す図で、同図(a)はその平面図、同図(b)はその概略側断面図である。同図に示すように、内筒10は、円形の略平板状に形成された蓋部材11と、蓋部材11の下面11aから鉛直下方に延伸して一体に取り付けられた円筒形状の筒状部12とを具備して構成され、蓋部材11の中央部には、スラリー液が流入する流入口13が設けられ、これが蓋部材11を貫通して筒状部12の内部に開口している。また、蓋部材11の流入口13の周囲には、蓋部材11の上下に貫通する流出口14が設けられている。蓋部材11は、その中央部分の厚み寸法が外周部の厚み寸法よりも厚く形成されており、下面11aの中央部が下方に向かって突出した突起部16となっている。なお、蓋部材11の外周部には、蓋部材11の上下に貫通する貫通穴からなる取付穴15が等間隔に複数個(図では4個)設けられている。
一方、外筒20は、内筒10と同一の材料であるPVC(塩化ビニル樹脂)やPFA(パーフルオロアルキルビニルエーテル樹脂)やガラス等で形成されている。図4は、この外筒20を示す図で、同図(a)はその平面図、同図(b)はその概略側断面図である。同図に示すように、外筒20は、内筒10の筒状部12をその内部に収納する有底筒状の容器で、底部21と、底部21の外周端部から垂直に立設された円筒形状の筒状部22とを備えて構成され、筒状部22の上端部には外側に向かって環状に突出したつば部23が設けられている。このつば部23は、その外周形状が上記した内筒10の蓋部材11と略同一の形状に形成され、その中央部には蓋部材11の突起部16が収納される円形の凹部24が設けられている。この凹部24の底部24aの中央には、筒状部22上端の開口である開口部22aが設けられると共に、底部24aの外周部には、ゴム等の弾性部材で環状に形成されたOリング25がその内部に収納固定される環状の溝部26が設けられている。
また、外筒20の底部21には、その中央部に、図2に示すドレンパイプ32が接続される貫通穴27と、貫通穴27の外周側に設けられ、下記する冷却パイプ40の流入管41と流出管43とを挿通してこれを取り付ける貫通穴28及び貫通穴29が設けられている。そして、外筒20の筒状部22の長さ寸法(高さ寸法)は、上記した内筒10の筒状部12の長さ寸法よりも長い寸法に形成されており、筒状部22に筒状部12を収納したときに、筒状部12の下端部12aと底部21との間に所定寸法の隙間が形成されるようになっている(図2参照)。
冷却パイプ40は、ステンレス、銅等の熱伝導性の良い金属材料で形成された肉厚の薄いパイプで、冷凍機等から供給された冷媒がその内部を流れるように構成されている。図5はこの冷却パイプ40を示す図で、冷却パイプ40は、略直線状に形成された流入管41と、流入管41の先に接続されその軸方向に沿ってコイル状に形成されたコイル部42と、コイル部42の上端部に接続されコイル部42の下端部に向かって直線状に延伸する流出管43とを備えて一体に構成されている。コイル部42は、内筒10の筒状部12の周囲に巻き回されて、これが内筒10の筒状部12と外筒20の筒状部22の間に収納配置されるように、筒状部12の径寸法より大きく且つ筒状部22の径寸法より小さい径寸法に形成されている。また、コイル部42は、その長さ寸法(高さ寸法)が、筒状部12の長さ寸法と同じかそれよりも短い長さ寸法になるように所定回数巻き回されて形成されている。なお、コイル部42の巻き回し回数を増減させることで、スラリー冷却タンク1の冷却能力を調節することが可能となる。
冷却パイプ40の内部に流す冷媒は、冷凍機から供給される冷媒(冷媒ガス)のほか、例えば、このスラリー冷却タンク1を用いるスラリー供給装置が、冷凍機のかわりに一定の温度(例えば10℃)に冷却された冷水を供給できるチラーユニットを具備している場合は、冷媒ガスに代えて、このチラーユニットから供給される冷水を冷却パイプ40内に流すようにしてもよい。
次に,スラリー冷却タンク1を組み立てるには、まず、外筒20の底部21の貫通穴28に冷却パイプ40の流入管41の先端部を挿通すると共に、貫通穴29に流出管43の先端部を挿通することで、外筒20内に冷却パイプ40を収納して取り付ける。なお、貫通穴28の内周部と流入管41との隙間、及び貫通穴29の内周部と流出管42との隙間はいずれもシール部材28a、29aで密封されている(図2参照)。
続いて、内筒10の筒状部12を開口部22aから外筒20内に挿入し、コイル部42の内側にこれを収納する。そして、図2に示すように、蓋部材11の突起部16を凹部24に収納することで、蓋部材11をつば部23の上部に重ね合わせて取り付ける。このとき、溝部26にOリング25を取り付けることで、蓋部材11とつば部23との隙間はOリング25によって密封状態でシールされる。そして、取付穴15に挿通したビス45を取付部23aに螺合して固定することによって、蓋部材11とつば部23とを一体に固定する。以上によりスラリー冷却タンク1が完成する。
以上のようにして組み立てられたスラリー冷却タンク1は、外筒20の内部に内筒10を配置して構成された二重管構造で、内筒10の筒状部12と外筒20の筒状部22との間が冷却室31となっている。そして、この冷却室31内に冷却パイプ40のコイル部42が収納配置されている。
このスラリー冷却タンク1でスラリー液が冷却される工程を説明する。図示しないスラリー供給装置の配管を流れるスラリー液は、流入口13から筒状部12の内部に流れ込み、筒状部12の内部を流下してその下端部12aから冷却室31内へ流入する。これによりスラリー液が次第に冷却室31内に溜まる。そして冷却室31内に溜まったスラリー液の液面が上昇しこれが蓋部材11の下面11aまで到達すると、スラリー液は流出口14から溢れ出し、その先に接続されたスラリー供給装置の配管へと戻される。流入口13からスラリー液が供給され続けることで、冷却室31内はスラリー液が満たされた状態となる。この冷却室31の内部で、スラリー液と冷却パイプ40内を流れる冷媒との間で熱交換が行われて、冷却室31内部のスラリー液の液温が下げられる。
このように、スラリー冷却タンク1は、その冷却室31内で、スラリー液と冷媒との間で直接熱交換が行われるように構成されているため、従来の温水を介して熱交換を行う場合等と比較して、熱源から供給する熱量の損失分が少なくなり、熱効率が良く経済的となる。また、スラリー液を冷媒で直接冷却するので、スラリー液の液温を短時間で所望の温度に調節することができる。
また、スラリー冷却タンク1はコンパクトな構成であるので、その設置に要する場所が小さくて済み、スラリー供給装置の配管の途中等に取り付ける際に、設置場所の自由度が大きくなる。また、一体に形成された蓋部材11と筒状部12とで内筒10が構成され、一体に形成されたつば部23と筒状部22とで外筒20が構成されているので、その部品点数が少なく簡単な構成となっている。また、冷却パイプ40が外筒20の底部21に取り付けられているので、蓋部材11をつば部23から取り外して引き上げれば、内筒10の筒状部12が上方に抜けて取り外されるので、外筒20内には冷却パイプ40のみが残される。従って、内筒10及び外筒20の洗浄やメンテナンスが簡単に行える。
次に、図6は、本発明に係るスラリー加熱装置の一実施形態であるスラリー加熱装置50を示す図で、同図(a)はスラリー加熱装置50の正面図であり、同図(b)は左側面図、同図(c)は右側面図である。このスラリー加熱装置50は、基板研磨装置にスラリーを供給するスラリー供給装置の配管の途中等に取り付けて使用されるもので、図6に示すように、コイル部53を有し内部をスラリー液が通る加熱パイプ51と、加熱パイプ51内を通るスラリー液が加熱される加熱部55とを備えて構成されている。以下、このスラリー加熱装置50について詳細に説明する。
加熱パイプ51は、PVC(塩化ビニル樹脂)やPFA(パーフルオロアルキルビニルエーテル樹脂)等の材料で形成された配管部材で、内部をスラリー液が流れるように構成され、コイル状に形成されたコイル部53と、コイル部53の一端部に連結され略直線状に形成された流入管52と、コイル部53の他端部に連結されコイル部53の一端部に向かって直線状に延伸する流出管54とを備えて一体に構成されている。コイル部53は、取付台61の略円筒状に形成された筒状部62の外周部に所定回数巻き回されて、押え部材66で固定されている。
コイル部53の加熱パイプ51の外周部には、図7に示すように、線状の発熱体であるニクロム線56が加熱パイプ51の軸方向に沿って巻き回されて取り付けられており、この加熱パイプ51にニクロム線56が巻き回された部分(図6では斜線で示した部分)が加熱部55として構成されている。なお、コイル部53のみでなく、流入管52や流出管54の一部にもニクロム線56を巻き回してその部分も加熱部55とすることもできる。
一方、取付台61は、コイル部53が固定された筒状部62と、その両端部に取り付けられた板状の側板部63、64を備えて構成され、側板部63、64の下端がベース部材65に固定されている。また、側板部63の外側には、ニクロム線56の加熱温度を調節する温度調節機構であるサーモスタット72がブラケット72aで取り付けられると共に、流出管54の出口近傍の側面には、サーモスタット72に接続された液温センサー71が取り付けられている。液温センサー71は、加熱パイプ51内を流れるスラリー液の液温を検出するもので、この検出温度に基づいてサーモスタット72を作動させてニクロム線56への電流をオン/オフすることで、ニクロム線56の発熱量を調節することができるように構成されている。
上記のスラリー加熱装置50で、スラリー液が加熱される工程を説明する。図示しないスラリー供給装置の配管を流れるスラリー液は、流入管52から加熱パイプ51内に流れ込み、コイル部53を通過して流出管54からスラリー供給装置の配管へ戻される。このとき、ニクロム線56に加熱電流を通電してこれを発熱させることで、加熱部55を通過するスラリー液とニクロム線56との間で熱交換が行われてスラリー液が加熱される。また、流出管54の出口近傍を流れるスラリー液の液温が液温センサー71で検出されるので、スラリー液が加熱部55で設定温度以上に加熱されて液温が上昇すると、液温センサー71で検出され、サーモスタット72が作動してニクロム線56へ供給される加熱電流がオフすることで、スラリー液の過熱が防止される。
このスラリー加熱装置50は、加熱部55で、スラリー液と発熱体であるニクロム線56との間で直接熱交換が行われるように構成されているため、熱源から供給する熱量の損失分が少なくなる。従って、簡単な構成で且つ安価でありながら、ランプヒータなど他の加熱手段と比較して同等かそれ以上の加熱効率を有し、熱効率が良く経済的となる。また、スラリー加熱装置50は、スラリー液を発熱体であるニクロム線56で直接加熱するので、スラリー液の液温を短時間で所望の温度に調節することができる。
また、スラリー加熱装置50は、その構造が簡単で装置の小型化が図れるため、設置に要する場所が小さくて済み、スラリー供給装置の配管の途中等に取り付ける際に設置場所の自由度が大きくなる。また、加熱パイプ51の径寸法を変更したり、加熱部55の長さ、即ち加熱パイプ51に巻き回されたニクロム線56の長さを変更したり、ニクロム線56の発熱容量を変更したりすることで、加熱熱量を変更することが簡単に行えるため、設計の自由度が非常に高い。さらに、加熱パイプ51はコイル部53で巻き回されているので、加熱部55の長さを長くしても、スラリー加熱装置50が大型にならずに済む。
また、スラリー加熱装置50は、加熱パイプ51内を通るスラリー液を、加熱パイプ51の外周部に取り付けたニクロム線56で加熱する構成であるため、スラリー液がニクロム線56に直接接触せず、加熱時にスラリー液が汚染される恐れがない。なお、発熱体はニクロム線56に限られるものではなく、他の材質の電熱線等で構成してもよい。
次に、図8を用いて、本発明にかかるスラリー供給装置の実施形態例を示す。図8に示すスラリー供給装置80は、原液タンク82から供給されたスラリー原液を、純水タンク83から供給された純水で希釈して、所定の濃度に調合する調合タンク84と、この調合タンク84内で調合されたスラリー液を貯蔵して供給する供給タンク(貯蔵タンク)81と、スラリー液を供給タンク81の外部で循環させると共にスラリー液を供給タンク81から外部負荷88に供給する配管85とを備えて構成されている。
供給タンク81の流出口81aに接続された配管85には、その途中にスラリー液を圧送する送液ポンプ86が設けられ、その下流側にスラリー液を加熱する加熱器87、基板研磨装置等の外部負荷88、スラリー液を冷却する冷却器89がこの順に取り付けられ、配管85は供給タンク81の流入口81bに接続されている。また、配管85には、加熱器87の手前上流側に設けた分岐部85aと冷却器89の手前に設けた合流部85bとを連通するバイパス管路98が設けられ、このバイパス管路98にバルブ99が取り付けられている。
ここで、加熱器87には、上記したスラリー加熱装置50を用いる。また、加熱器87より下流側の配管85に液温センサー(第1の液温センサー)93が取り付けられている。そして、関数90を用いて加熱器87の加熱温度を所定の設定温度に設定する設定手段91を設けると共に、温調器92を設けている。該温調器92は液温センサー93の出力により、加熱器87を制御して外部負荷88に供給されるスラリー液の液温が前記設定温度になるように制御する。
一方、冷却器89には、上記したスラリー冷却タンク1を用いると共に、このスラリー冷却タンク1に接続された冷却装置96には、スラリー冷却タンク1に冷媒ガスを供給する冷凍機、あるいは冷水を供給するチラーユニットなどを用いる。また、供給タンク81内には、供給タンク81内のスラリー液温を検出する液温センサー(第2の液温センサー)97が取り付けられている。そして、関数90を用いて冷却装置96の冷却温度の設定温度を所定の温度に設定する設定手段94を設けると共に、温調器95を設けている。該温調器95は液温センサー97の出力により、冷却装置96を制御して供給タンク81内のスラリー液の液温が前記設定温度を維持できるように供給タンク81に流入するスラリー液の液温を調整する。
また、スラリー供給装置80は、上記のようにバイパス管路98を具備するから、外部負荷88が停止しているとき、バルブ99を開いて、供給タンク81からのスラリー液をバイパス管路98及び冷却器89を通して供給タンク81に戻すことにより、供給タンク81内のスラリー液の液温を設定手段94で設定した設定温度に維持できる。従って、設定手段94で設定する温度を、外部負荷88の運転停止中にスラリー液が変質しない温度に設定しておくことにより、スラリー液を適切な状態に保持できる。
スラリー供給装置80は、関数90で温度を設定する設定手段91、94、及び温調器92、95を具備する制御手段を設けたことにより、外部負荷88に供給するスラリー液の液温を検出する液温センサー93の出力により、加熱器87を制御して外部負荷88に供給するスラリー液の液温を所定の設定温度に制御すると共に、供給タンク81内のスラリー液の液温を検出する液温センサー97の出力により、冷却器89を制御して供給タンク81内に戻されるスラリー液の液温を所定の設定温度に制御する。これにより、供給タンク81内のスラリー液の液温と外部負荷88に供給されるスラリー液の液温との間に一定の相関を持たせることになり、配管85を流れるスラリー液の温度の変更に迅速に対応できる。又供給タンク81内のスラリー液の液温を設定温度に比例した温度で一定に保つことができるため、配管85を流れるスラリー液の流量が変動した場合でも、供給タンク81内の液温が安定する。
本願の発明者は、従来のスラリー供給装置によるスラリー液の温度調節能力と、本願発明にかかるスラリー供給装置によるスラリー液の温度調節能力とを比較するため、従来のスラリー供給装置100と本願発明の実施形態にかかるスラリー供給装置80とを用いて、配管を流れるスラリー液を共に同じ温度(40℃)で一定に保つ実験を行った。その結果によれば、従来のスラリー供給装置100では、配管を流れるスラリー液の流量を0.7L/minとしたとき、冷凍機に必要な動力は600Wで、ヒーターに必要な動力は3.6kWであったのに対し、本願発明にかかるスラリー供給装置80では、配管を流れるスラリー液の流量を1.5L/minとしたとき、冷凍機に必要な動力は400Wで、ヒーターに必要な動力は1.2kWであった。即ち、従来のスラリー供給装置と比較して本願発明にかかるスラリー供給装置は、ヒーターに必要な動力を1/3に抑え、冷凍機に必要な動力を2/3に抑えながら、配管を流れるスラリー液の流量を約2倍にすることが可能となった。
以上本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲、及び明細書と図面に記載された技術的思想の範囲内において種々の変形が可能である。なお直接明細書及び図面に記載のない何れの形状・構造・材質であっても、本願発明の作用・効果を奏する以上、本願発明の技術的思想の範囲内である。
従来のスラリー供給装置100を示す図である。 本発明の実施形態にかかるスラリー冷却タンク1を示す図で、同図(a)はその平面図で、同図(b)はその概略側断面図である。 内筒10を示す図で、同図(a)はその平面図で、同図(b)はその概略側断面図である。 外筒20を示す図で、同図(a)はその平面図で、同図(b)はその概略側断面図である。 冷却パイプ40を示す図である。 本発明の実施形態にかかるスラリー加熱装置50を示す図で、同図(a)はその正面図で、同図(b)は右側面図、同図(c)は左側面図である。 加熱部55の構成を説明するための図である。 本発明の実施形態にかかるスラリー供給装置80を示す図である。
符号の説明
1 スラリー冷却タンク
10 内筒
11 蓋部材
12 筒状部
13 流入口
14 流出口
15 取付穴
16 突起部
20 外筒
21 底部
22 筒状部
23 つば部
24 凹部
25 Oリング
26 溝部
27 貫通穴
28 貫通穴
29 貫通穴
30 タンク
31 冷却室
32 ドレンパイプ
40 冷却パイプ
41 流入管
42 コイル部
42 流出管
43 流出管
45 ビス
50 スラリー加熱装置
51 加熱パイプ
52 流入管
53 コイル部
54 流出管
55 加熱部
56 ニクロム線
61 取付台
62 筒状部
63 側板部
64 側板部
65 ベース部材
66 押え部材
71 液温センサー
72 サーモスタット
80 スラリー供給装置
81 供給タンク
81a 流出口
81b 流入口
82 原液タンク
83 純水タンク
84 調合タンク
85 配管
85a 分岐部
85b 合流部
86 送液ポンプ
87 加熱器
88 外部負荷
89 冷却器
90 関数
91 設定手段
92 温調器
93 液温センサー
94 設定手段
95 温調器
96 冷却装置
97 液温センサー
98 バイパス管路
99 バルブ

Claims (9)

  1. 内筒と外筒とを備えた二重管構造のタンクを備え、該内筒の外周に冷媒を通すコイル状の冷却パイプを配置し、
    前記内筒と前記外筒の空間を冷却室とすると共に、前記内筒の一端から供給されたスラリー液が該内筒の他端から前記冷却室内に流入し、該冷却室を満たすように構成し、
    前記冷却パイプを通る冷媒と冷却室内の前記スラリー液の間で熱交換を行なうように構成したことを特徴とするスラリー冷却装置。
  2. 請求項1に記載のスラリー冷却装置において、
    前記外筒は軸方向を鉛直に配置した有底の筒体であり、前記内筒は下端が解放された筒体であり、該内筒を前記外筒内に収容配置して前記タンクにした状態で該内筒下端と前記外筒の底面との間に所定の間隙が形成されるようになっており、
    前記内筒の上端からスラリー液を供給することにより、該スラリー液は該内筒下端から前記冷却室内に流入し、該冷却室を満たすように構成したことを特徴とするスラリー冷却装置。
  3. 熱伝導性の良い材料からなる長尺のパイプの外周に線状の発熱体を巻き回してなる加熱部を具備し、
    前記発熱体に加熱電流を通電しながら、前記パイプにスラリー液を通し、該発熱体とスラリー液の間で熱交換を行うように構成したことを特徴とするスラリー加熱装置。
  4. 請求項3に記載のスラリー加熱装置において、
    前記加熱部は、前記発熱体を巻き回してなるパイプを複数回巻き回して構成されていることを特徴とするスラリー加熱装置。
  5. 請求項3又は4に記載のスラリー加熱装置において、
    前記パイプの前記加熱部よりも下流側に該パイプ内を流れるスラリー液の液温を測定する温度測定手段を設け、
    前記温度測定手段の測定温度に基づいて前記発熱体の発熱量を調節する温度調節機構を備えたことを特徴とするスラリー加熱装置。
  6. スラリー液を貯蔵する貯蔵タンクと、前記貯蔵タンクに接続され前記貯蔵タンク内のスラリー液を外部負荷に供給するスラリー配管と、該スラリー配管の途中に設置された送液ポンプとを備えたスラリー供給装置において、
    前記スラリー配管の途中に設置されたスラリー加熱手段と、前記スラリー配管の途中に設置されたスラリー冷却手段と、前記スラリー加熱手段及び前記スラリー冷却手段を制御する制御手段と、前記外部負荷に供給するスラリー液の液温を検出する第1の液温センサーと、前記貯蔵タンク内のスラリー液の液温を検出する第2の液温センサーとを設け、
    前記制御手段は前記第1の液温センサーの出力により前記スラリー加熱手段を制御して前記外部負荷に供給するスラリー液の液温を所定の設定温度に制御すると共に、前記第2の液温センサーの出力により前記スラリー冷却手段を制御して前記貯蔵タンク内に戻されるスラリー液の液温を所定の設定温度に制御することを特徴とするスラリー供給装置。
  7. 請求項6に記載のスラリー供給装置において、
    前記スラリー配管に、前記貯蔵タンクからのスラリー液を前記スラリー加熱手段及び前記外部負荷をバイパスして前記スラリー冷却手段を通して該貯蔵タンクに戻すバイパス配管を設けたことを特徴とするスラリー供給装置。
  8. 請求項6又は7に記載のスラリー供給装置において、
    前記スラリー冷却手段に請求項1又は2に記載のスラリー冷却装置を用いたことを特徴とするスラリー供給装置。
  9. 請求項6又は7又は8に記載のスラリー供給装置において、
    前記スラリー加熱手段に請求項3又は4又は5に記載のスラリー加熱装置を用いたことを特徴とするスラリー供給装置。
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