JP2005261972A - 指先で簡単に加工して使用する鼻の形矯正器具。 - Google Patents
指先で簡単に加工して使用する鼻の形矯正器具。 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】従来のものとは比較にならないほど違和感がなく視界の障害のない、ソフトな挟みの力でも滑り落ちにくい鼻を挟む鼻の形の矯正具を提供する。
【解決手段】ばね性・弾性体でない人間の手で曲げることのできる本体をブリッジ形、U字形にせず平らな形状とし、その中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲に接する部分のみに半円・山形を分厚くすることなく形成強化し、これに連なる柔軟な本体両側部を指先で曲げて希望の形状にして使用する鼻を挟む鼻の形矯正器具。
【選択図】図1
【解決手段】ばね性・弾性体でない人間の手で曲げることのできる本体をブリッジ形、U字形にせず平らな形状とし、その中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲に接する部分のみに半円・山形を分厚くすることなく形成強化し、これに連なる柔軟な本体両側部を指先で曲げて希望の形状にして使用する鼻を挟む鼻の形矯正器具。
【選択図】図1
Description
本考案は、鼻の外周から鼻を挟む力を働かせ、鼻の形を整える器具に関する技術である。
従来の鼻の矯正器具は、鼻の形・幅の個人差をあまり考慮していないだけではなく、同一人物でも気温や体温の変化等で小鼻の開きや形がよく変化することもほとんど考慮されてこなかった。
そのために、装着しても鼻から滑り落ちやすく違和感も強いものであり、生身の人間の顔に装着するものなのに、これではまったく実用的ではなかった。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第9図は、ばね性を持たせたブリッジ体で平均的な大きさの鼻を対象にしてブリッジ体の開き幅を設定したものである。これは、鼻で呼吸ができないほどに挟み込む技術で小鼻の幅の変化や個人差を考慮した工夫がない。鼻で呼吸ができないのであれば、呼吸器官に負担がかかるのは明らかである。また、本願発明と異なり器具中央部を強化し変形加工しやすくするための構造の工夫もない。本願は、器具本体の中央部分に特殊な工夫を施すと同時に器具の両側部分に柔軟性をもたせた構造であり、使用者が指先で矯正器具の両側部分の形状・開き幅を任意に加工・変更して使用できるものであるから、違和感が極めてない矯正器具であり上記の考案とは構造が明らかに異なるものである。人間の顔に装着するものであるからこの差異は重要であり本願発明品により鼻の形の矯正器具がはじめて実用化される技術水準に達することになる。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第4図は、つまみのネジがあり、11aはパッド部材7をブリッジ体2の孔12に通して吊るものであって、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なる。実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第5図の突起13と溝14もパッド部材7を吊るためのものであり、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なるものである。
実公昭56−22813号公報、特開平8−154958号公報は、いずれも二枚の挟持片をばね材等の弾発手段によって近接させて鼻を挟む構造であり本願とは挟む構造が異なる。また、小鼻の幅の変化や個人差をあまり考慮しておられず、これらのことに即時に対応できる構造ではない。
登録実用新案第3060815号公報は、ボルトとネジを使用する構造である。本願発明にはボルトとネジはなく、まったく挟む構造が異なる。
特開2004−216134号公報は、顔面に貼り付けて用いるストレッチテープで鼻を整形しようとするものである。特開2004−216134号公報、特開2002−125992号公報の図面は、見方によれば本発明の図面とやや似ているような錯覚をおこすこともあるが、テープであるためか、中央部分を強化し曲げ加工しやすくするための特段の工夫もない。顔面に貼り付け頭部方向に引っ張る、ストレッチするのでは、肌に負担が大きい。実態も図面が示すものも本願考案とは相違するものである。本願はテープではなく、顔面に貼り付けることなく使用でき、さらに中央部分を強化し曲げ加工しやすくするための工夫があり、まったく異なる形状と構造である。本願発明品は肌への負担がきわめてすくない。
特開2002−102264号公報、特開2002−345870号公報、特開2003−175064号公報に示された鼻筋矯正具も顔面に貼り付けて用いるものであり、曲げて貼り付けもとの状態に復元する弾性力によって鼻の表皮を持ち上げ広げる構造であり本願とは構造が明らかに異なるものである。また、曲げる加工の工夫も溝・折曲線溝であり耐久性に課題がある構造で折れやすい。本願考案品のように本体の柔軟性と曲げる中央部分を強化した構造によってはじめて耐久性があるうえに曲げる加工が容易な構造の鼻の矯正器具になる。
特表2000−510727、特表2001−508676、特開平10−323362号公報、特開2003−079652号公報いずれも鼻腔拡張器具で曲げると元の平らな状態に復元するばね性・弾性体の構造であり、本願とは構造がまったく異なるものである。
国際出願PCT/JP2004/016536に示された鼻の矯正器具は、器具全体に
柔軟性を持たせていて、開口の幅・形を調整できる点はそれまでの技術より進歩しているが、器具の中央部分になんら工夫がなく、中央部の耐久性と器具の加工簡易性に課題がある。本願の発明品とは、形状も中央部分と両側部分の構造も異なるものである。
実願2005−002539と本願発明の相違点は、本体の中央部分にある。実願2005−002539の中央部分の形状は、曲げ加工していない平らな形状または分厚い形状である。これでは使用者が指先で加工するときに中央部分の形を整える必要がある。平らな形状の中央部分を強化すると、当然加工しにくくなる。中央部分を分厚くすると視界の障害になる。一方、本願発明は中央部分があらかじめ加工されているが、矯正器具の機能と変更加工が容易な機能に支障がないように、中央部分の有効な形状と構造を形成することで、鼻の矯正器具の加工の容易性と耐久性を増し、装着時の違和感・視界の妨げを除去するものである。
以上のように、上記の背景技術と本発明は異なるものである。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)
実公昭56−22813号公報
特開平8−154958号公報
登録実用新案第3060815号公報
特開2004−216134号公報
特開2002−125992号公報
特開2002−102264号公報
特開2002−345870号公報
特開2003−175064号公報
特表2000−510727号公報
特開2001−508676号公報
特開平10−323362号公報
特開2003−079652号公報
国際出願PCT/JP2004/016536
実願2005−002539
そのために、装着しても鼻から滑り落ちやすく違和感も強いものであり、生身の人間の顔に装着するものなのに、これではまったく実用的ではなかった。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第9図は、ばね性を持たせたブリッジ体で平均的な大きさの鼻を対象にしてブリッジ体の開き幅を設定したものである。これは、鼻で呼吸ができないほどに挟み込む技術で小鼻の幅の変化や個人差を考慮した工夫がない。鼻で呼吸ができないのであれば、呼吸器官に負担がかかるのは明らかである。また、本願発明と異なり器具中央部を強化し変形加工しやすくするための構造の工夫もない。本願は、器具本体の中央部分に特殊な工夫を施すと同時に器具の両側部分に柔軟性をもたせた構造であり、使用者が指先で矯正器具の両側部分の形状・開き幅を任意に加工・変更して使用できるものであるから、違和感が極めてない矯正器具であり上記の考案とは構造が明らかに異なるものである。人間の顔に装着するものであるからこの差異は重要であり本願発明品により鼻の形の矯正器具がはじめて実用化される技術水準に達することになる。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第4図は、つまみのネジがあり、11aはパッド部材7をブリッジ体2の孔12に通して吊るものであって、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なる。実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第5図の突起13と溝14もパッド部材7を吊るためのものであり、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なるものである。
実公昭56−22813号公報、特開平8−154958号公報は、いずれも二枚の挟持片をばね材等の弾発手段によって近接させて鼻を挟む構造であり本願とは挟む構造が異なる。また、小鼻の幅の変化や個人差をあまり考慮しておられず、これらのことに即時に対応できる構造ではない。
登録実用新案第3060815号公報は、ボルトとネジを使用する構造である。本願発明にはボルトとネジはなく、まったく挟む構造が異なる。
特開2004−216134号公報は、顔面に貼り付けて用いるストレッチテープで鼻を整形しようとするものである。特開2004−216134号公報、特開2002−125992号公報の図面は、見方によれば本発明の図面とやや似ているような錯覚をおこすこともあるが、テープであるためか、中央部分を強化し曲げ加工しやすくするための特段の工夫もない。顔面に貼り付け頭部方向に引っ張る、ストレッチするのでは、肌に負担が大きい。実態も図面が示すものも本願考案とは相違するものである。本願はテープではなく、顔面に貼り付けることなく使用でき、さらに中央部分を強化し曲げ加工しやすくするための工夫があり、まったく異なる形状と構造である。本願発明品は肌への負担がきわめてすくない。
特開2002−102264号公報、特開2002−345870号公報、特開2003−175064号公報に示された鼻筋矯正具も顔面に貼り付けて用いるものであり、曲げて貼り付けもとの状態に復元する弾性力によって鼻の表皮を持ち上げ広げる構造であり本願とは構造が明らかに異なるものである。また、曲げる加工の工夫も溝・折曲線溝であり耐久性に課題がある構造で折れやすい。本願考案品のように本体の柔軟性と曲げる中央部分を強化した構造によってはじめて耐久性があるうえに曲げる加工が容易な構造の鼻の矯正器具になる。
特表2000−510727、特表2001−508676、特開平10−323362号公報、特開2003−079652号公報いずれも鼻腔拡張器具で曲げると元の平らな状態に復元するばね性・弾性体の構造であり、本願とは構造がまったく異なるものである。
国際出願PCT/JP2004/016536に示された鼻の矯正器具は、器具全体に
柔軟性を持たせていて、開口の幅・形を調整できる点はそれまでの技術より進歩しているが、器具の中央部分になんら工夫がなく、中央部の耐久性と器具の加工簡易性に課題がある。本願の発明品とは、形状も中央部分と両側部分の構造も異なるものである。
実願2005−002539と本願発明の相違点は、本体の中央部分にある。実願2005−002539の中央部分の形状は、曲げ加工していない平らな形状または分厚い形状である。これでは使用者が指先で加工するときに中央部分の形を整える必要がある。平らな形状の中央部分を強化すると、当然加工しにくくなる。中央部分を分厚くすると視界の障害になる。一方、本願発明は中央部分があらかじめ加工されているが、矯正器具の機能と変更加工が容易な機能に支障がないように、中央部分の有効な形状と構造を形成することで、鼻の矯正器具の加工の容易性と耐久性を増し、装着時の違和感・視界の妨げを除去するものである。
以上のように、上記の背景技術と本発明は異なるものである。
鼻の大きさ・高さ・形・幅は、個人ごとにかなり異なるものである。また、同一人物でも、気温や体温などの状況によって小鼻の幅などは変化する。ところが従来の技術では、この重要点をあまり考慮していなかったので、矯正器具を装着したときの違和感・圧迫感が強く、肌への負担も大きいという問題点が解消されていなかった。
また、ばね性を持たせたブリッジ体の開き幅をひろげて鼻で呼吸できるほどにした場合は、鼻を挟む接点が小鼻の出っ張った点と鼻の先に狭まるので、器具が鼻からすべり落ちやすくなる。使用者ごとに異なる鼻の形態や希望形態の多様性に即座に対応しなければならないのに、即座に簡単に対応し変形できる矯正器具を提供する技術が未熟であった。
国際出願PCT/JP2004/016536に示された鼻の矯正器具は、器具の中央部分になんら工夫がなく、耐久性と器具の加工簡易性に課題がある。
また、実願2005−002539に示された鼻の矯正器具は平らな中央部分を強化したり、中央部分を分厚くした矯正器具で、加工の簡便性と耐久力の向上において、改善すべき課題があった。つまり、平らな形状は矯正器具を任意の形・開口幅に加工しやすいが、一方でその本体の中央部分が折りやすい。平らな形状の中央部分を強化すると、当然加工しにくくなる。折れにくいように器具の本体の中央部分を分厚くすると、鼻に装着した時に視界の障害になるし、分厚い部分が鼻先鼻筋の形矯正の障害物になる。
また、ばね性を持たせたブリッジ体の開き幅をひろげて鼻で呼吸できるほどにした場合は、鼻を挟む接点が小鼻の出っ張った点と鼻の先に狭まるので、器具が鼻からすべり落ちやすくなる。使用者ごとに異なる鼻の形態や希望形態の多様性に即座に対応しなければならないのに、即座に簡単に対応し変形できる矯正器具を提供する技術が未熟であった。
国際出願PCT/JP2004/016536に示された鼻の矯正器具は、器具の中央部分になんら工夫がなく、耐久性と器具の加工簡易性に課題がある。
また、実願2005−002539に示された鼻の矯正器具は平らな中央部分を強化したり、中央部分を分厚くした矯正器具で、加工の簡便性と耐久力の向上において、改善すべき課題があった。つまり、平らな形状は矯正器具を任意の形・開口幅に加工しやすいが、一方でその本体の中央部分が折りやすい。平らな形状の中央部分を強化すると、当然加工しにくくなる。折れにくいように器具の本体の中央部分を分厚くすると、鼻に装着した時に視界の障害になるし、分厚い部分が鼻先鼻筋の形矯正の障害物になる。
ばね性でなく、曲げることができる本体の形状をブリッジ形、U字形にせず、平らにし、ふちどり加工や緩衝材を施し、本体の中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を本体の他の部分より高めたものとし、鼻の外皮に貼り付け持ち上げる構造によらず、本体の両側部分の形や開き幅を使用者が指先で任意・自在に曲げて希望の形状に加工して鼻を挟み使用できるようにしたことを特徴とする鼻を挟む鼻の形矯正器具を前記課題の解決手段とする。
本願は、使用者が指先で任意に加工して使用できる構造であるから、鼻の大きさ・高さ・形・幅の個人差だけでなく、気温や体温などの状況によって同一人物でも小鼻の幅・形が変化することにも即応し、指先で変形加工して使用できる、つまり、装着時の違和感を軽減できる。各使用者の鼻の外周に合った形状に容易に加工でるのであるからよりソフトな挟み具合でも矯正器具が鼻からすべり落ちにくくなる。顔に装着するものとして実用的でなかった従来の技術より、著しく進歩したものである。
実願2005−002539の考案品は、個別の使用者ごとにその希望する形、開き幅のものを、手で自在に加工し作成できるうえに、器具の開き幅も形も手で変形できるので、きわめて違和感のない鼻の矯正器具を提供することができるが、器具本体の中央部分の加工の簡便性と耐久性において課題があった。つまり、器具の中央の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分の加工が難しいうえに、加工中に中央部分が折れやすかった。一方、平らな形状の中央部分をそのまま強化すると、指先で加工しにくくなる。分厚くすると、装着時に視界の妨げになり、目障りになる。分厚い形状は鼻筋・鼻先の形の矯正の障害にもなる。
これに対して本願発明品は、器具の本体中央部分の加工を省略できるだけではなく、使用者が器具を鼻に装着したときの違和感と視界の妨げを取り除ける。中央部分があらかじめ分厚くせずに半円、若しくは山形に形成され強度があり、それに連なる両側部分に柔軟性があるという形状と構造によって、本願発明品は小鼻の幅の変化に即応した変形も指先でより容易にできる。使用者が任意に器具の幅・形・挟む力を変更調整できるので、違和感もないうえにはずれにくい鼻を挟む鼻の形矯正器具となる。器具の本体の中央部分を分厚くすると器具の安全性と耐久性は向上するが装着時の視界の障害になる。本願発明の器具は、中央部分の加工を省略できるうえに、器具本体の曲げ加工に対する耐久性を向上させるが、視界を遮る形状ではないので、鼻に装着した時に視界の障害にならない。さらに、鼻筋・鼻先の形の矯正の障害にもならない。人間の顔に装着するものであるから、このような相違点は実用・普及されるうえで非常に重要なことである。
さらに、切断線や伸縮用の溝・筒状構造によって、矯正器具の本体の長さを容易に変更することもできる。
本願発明品は従来のものとは比較にならないほど違和感がなく視界の障害もない。ソフトな挟みの力でも滑り落ちにくい鼻を挟む鼻の形の矯正器具となった。手の指先で自在に変形して使用できる構造であるから使用者の鼻の形の変化や個人差、さまざまな希望にあわせた形の鼻の形矯正器具を即時に簡単に作り出せる。また、さらに使用者が加工しやすいように、器具に仮の加工を施せばより容易に加工作成しやすくなり、使用者が自分で作成変更加工できる鼻を挟む鼻の矯正器具を提供できることになった。
実願2005−002539の考案品は、個別の使用者ごとにその希望する形、開き幅のものを、手で自在に加工し作成できるうえに、器具の開き幅も形も手で変形できるので、きわめて違和感のない鼻の矯正器具を提供することができるが、器具本体の中央部分の加工の簡便性と耐久性において課題があった。つまり、器具の中央の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分の加工が難しいうえに、加工中に中央部分が折れやすかった。一方、平らな形状の中央部分をそのまま強化すると、指先で加工しにくくなる。分厚くすると、装着時に視界の妨げになり、目障りになる。分厚い形状は鼻筋・鼻先の形の矯正の障害にもなる。
これに対して本願発明品は、器具の本体中央部分の加工を省略できるだけではなく、使用者が器具を鼻に装着したときの違和感と視界の妨げを取り除ける。中央部分があらかじめ分厚くせずに半円、若しくは山形に形成され強度があり、それに連なる両側部分に柔軟性があるという形状と構造によって、本願発明品は小鼻の幅の変化に即応した変形も指先でより容易にできる。使用者が任意に器具の幅・形・挟む力を変更調整できるので、違和感もないうえにはずれにくい鼻を挟む鼻の形矯正器具となる。器具の本体の中央部分を分厚くすると器具の安全性と耐久性は向上するが装着時の視界の障害になる。本願発明の器具は、中央部分の加工を省略できるうえに、器具本体の曲げ加工に対する耐久性を向上させるが、視界を遮る形状ではないので、鼻に装着した時に視界の障害にならない。さらに、鼻筋・鼻先の形の矯正の障害にもならない。人間の顔に装着するものであるから、このような相違点は実用・普及されるうえで非常に重要なことである。
さらに、切断線や伸縮用の溝・筒状構造によって、矯正器具の本体の長さを容易に変更することもできる。
本願発明品は従来のものとは比較にならないほど違和感がなく視界の障害もない。ソフトな挟みの力でも滑り落ちにくい鼻を挟む鼻の形の矯正器具となった。手の指先で自在に変形して使用できる構造であるから使用者の鼻の形の変化や個人差、さまざまな希望にあわせた形の鼻の形矯正器具を即時に簡単に作り出せる。また、さらに使用者が加工しやすいように、器具に仮の加工を施せばより容易に加工作成しやすくなり、使用者が自分で作成変更加工できる鼻を挟む鼻の矯正器具を提供できることになった。
ばね性・弾性体ではない人間の手で曲げることができる本体をブリッジ、U字形にせず、一連で平らな形状とした鼻を挟む鼻の形矯正器具において、ふちどり加工や緩衝材を施し、本体の中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を本体の他の部分より高めたものとし、本体の両側部分の形や開き幅を使用者が指先で自在に曲げて希望の形状に加工して鼻を挟む構造の器具を作り出し使用できるようにした鼻を挟む鼻の形矯正器具。
ばね性を持たず、曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように本体を一連で平らな形状とし、本体の中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を本体の他の部分より高めたものとし、本体の両側部分の形や開き幅を使用者が指先で自在に曲げて希望の形状に加工して鼻を挟む構造の器具を作り出して使用できるようにした鼻を挟む鼻の形矯正器具。
図4に示すようにはさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工され、ばね性でなく曲げることができる本体の形状を平らにし、ふちどり加工や緩衝材を施し、本体の中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を本体の他の部分より高めたものとし、本体の両側部分の形や開き幅を使用者が指先で自在に曲げて希望の形状に加工して鼻を挟む構造の器具を作り出して使用できるようにしたことを特徴とし、さらにその中央部分の折り曲げに対する耐久性を高めるために他の部材を合わせた鼻を挟む鼻の形矯正器具。
図5に示すようにばね性・弾性体ではない人間の手で曲げることができる本体をブリッジ、U字形にせず、一連で平らな形状とし裁断用の線や溝やしるしをつけた鼻を挟む鼻の形矯正器具において、前記本体の中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を本体の他の部分より高めたものとしたことを特徴とする鼻を挟む鼻の形矯正器具。
図6に示すようにばね性・弾性体ではない人間の手で曲げることができる本体に接着剤又は、はめ込め式の着脱可能な緩衝材をとりつけ、これをブリッジ、U字形にせず、一連で平らな形状とした鼻を挟む鼻の形矯正器具において、前記本体の中央部分の鼻筋・鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を本体の他の部分より高めたものとし、さらに、小鼻から鼻先にかけての形状や鼻の外形に合わせた仮の加工を施す、又は使用者が滑り落ちにくい器具の形を作りやすいように小鼻から鼻先にかけて接する部分にS字型の仮の加工を施したことを特徴とする鼻を挟む鼻の形矯正器具。
図10、図11に示すようにばね性・弾性体ではない人間の手で曲げることができる本体をブリッジ、U字形にせず、一連で平らな形状とした鼻を挟む鼻の形矯正器具において、前記本体の中央部分の鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を本体の他の部分より高めたものとしたことを特徴とする鼻を挟む鼻の形矯正器具で本体の両側部分にスライド用の溝を施す、若しくは多層の筒状の構造を施しこれによって本体の両側部分を伸縮可能にした、若しくは着脱可能にした鼻を挟む鼻の形矯正器具。
本願の請求項又は実施例で示した本願発明の鼻を挟む鼻の形矯正器具において磁気・ゲルマニウム・マイナスイオン・遠赤外線・香りを発する材質を使用したり、皮膚保護剤・美容剤・医療剤・電極・電線をとめる部分や鼻の一部を押す凸部分を備えたものにして実施することもできる。また、中央部分を絶縁体にしてもよい。
請求項に示したもの、また発明を実施するための最良の形態・実施例で示したもの、いずれも本願の明細書と図面に開示された内容により、現在の産業技術で生産・利用することができるものである。
1 本体の柔軟な両側部
2 半円、若しくは山形の強化加工部分を形成した中央部分
3 緩衝材
4 裁断用線
5 通気孔
6 小鼻の仮加工部分
7 両側部分伸縮・着脱部分
8 S字型仮加工部分
9 着脱式緩衝材
10 強化用他部材
11 着脱スライド用溝
12 筒状スライド部分
2 半円、若しくは山形の強化加工部分を形成した中央部分
3 緩衝材
4 裁断用線
5 通気孔
6 小鼻の仮加工部分
7 両側部分伸縮・着脱部分
8 S字型仮加工部分
9 着脱式緩衝材
10 強化用他部材
11 着脱スライド用溝
12 筒状スライド部分
Claims (4)
- ばね性・弾性体ではない人間の手で曲げることができる本体をブリッジ形、U字形にせず、一連で平らな形状とした鼻を挟む鼻の形矯正器具において、前記本体を装着するときに鼻筋と鼻翼軟骨周囲の鼻外周部分に接する前記本体の中央部分にのみ、半円、若しくは山形の加工部分を他の部分より分厚くすることなく形成すると共に、この半円若しくは山形の加工部分の強度を前記本体の他の部分より高めたものとして形成し、鼻の外皮に貼り付け持ち上げる構造によらず、前記本体の柔軟な両側部分の形や開き幅を使用者が指先で任意に曲げて希望の形状に加工して使用できるようにしたことを特徴とする鼻を挟む鼻の形矯正器具。
- 本体の全体にふちどり加工若しくは緩衝材を施す、又は着脱式の緩衝材を施すと共に、小鼻から鼻先にかけての形状や鼻の外形に合わせた仮の加工を本体の柔軟な両側部分に施す、又は、鼻から滑り落ちにくい器具の形を使用者が作りやすいように、小鼻から鼻先にかけて接する柔軟な両側部分にS字型の仮の加工を施した請求項1記載の鼻を挟む鼻の形矯正器具。
- 裁断用の線や溝やしるしをつけた請求項1、又は請求項2記載の鼻を挟む鼻の形矯正器具。
- 本体の両側部分にスライド用の溝を施す、若しくは多層の筒状の構造を施しこれによって本体の両側部分を伸縮可能にした、若しくは着脱可能にした請求項1、又は請求項2記載の鼻を挟む鼻の形矯正器具。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007060972A2 (ja) * | 2005-11-25 | 2007-05-31 | Yuuya Tomita | 可塑性の鼻の形矯正器具の挟む力を高める構造。 |
JP2020199377A (ja) * | 2020-09-23 | 2020-12-17 | 東洋アルミエコープロダクツ株式会社 | 医療用固定材および医療用固定具 |
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2005
- 2005-05-27 JP JP2005155061A patent/JP2005261972A/ja active Pending
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