JP3157028U - 呼吸補助具 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で効果的に鼻孔を拡げることができ、しかも装着時の違和感も極めて少ない呼吸補助具を提供する。【解決手段】鼻中隔先端に当接する鼻中隔当接部2と、この鼻中隔当接部2の両端から略ハの字状に延び、鼻孔に挿入される1対の鼻孔挿入部3,3とを備え、鼻中隔当接部2及び鼻孔挿入部3,3は、これら全体に亘って延びるばね性を有する芯材4に柔軟性を有する被覆材5を被覆して形成され、鼻孔挿入部3,3の先端に鼻翼内面に当接して該鼻翼を押圧するための、被覆材5の肉厚を厚くしてなる膨大部6が形成されている。【選択図】図1

Description

この考案は、呼吸補助具に関し、さらに詳細には、鼻孔を拡げることにより鼻呼吸を促進し、いびき防止や運動能力の向上に役立つ呼吸補助具に関する。
肥満、アルコール摂取などの種々の原因により鼻孔が狭まると、ヒトは口呼吸をするようになる。この口呼吸を睡眠中にすると、いびきをかきやすくなる。このようなことから、鼻孔を拡げることにより鼻呼吸を促進し、それによっていびきを防止し、あるいは運動能力を高める呼吸補助具が種々提案されている。
例えば、特許文献1には「柔らかな連結部材の両端に拡張部材を設けた構造であり、2個の拡張部材のそれぞれは、湾曲に対して反発弾性を有する基板の両端に鼻中隔押圧部と鼻翼押圧部を有しており、これらの拡張部材を前記連結部材の両端に鼻中隔押圧部を内側に対向させ、鼻翼押圧部を両外側として配置し、拡張部材の大きさを、湾曲すると人間の鼻孔内へ外から装着可能なものとしてあることを特徴とした呼吸補助具。」が開示されている。
この呼吸補助具は、シリコンゴムで作られ、拡張部材の復元力により鼻翼押圧部で鼻翼を押圧し、これを拡げようとするものである。しかし、この呼吸補助具は、U字状の連結部材の両端にさらに拡張部材を設けた構造であるので、単に鼻孔を拡げるためのものとしては構造が複雑である。すなわち、この呼吸補助具は装着時の違和感をなくすために、シリコンゴムで作られているのであるが、シリコンゴム単体ではばね性が小さく、全体構造をU字形としただけでは効果的に鼻孔を拡げることができず、そのために鼻中隔と鼻翼との間での突っ張り作用を期待して拡張部材を設けたものと考えられる。
特開2002−301153
この考案は上記のような技術的背景に基づいてなされたものであって、次の目的を達成するものである。
この考案の目的は、簡単な構造で効果的に鼻孔を拡げることができ、しかも装着時の違和感も極めて少ない呼吸補助具を提供することにある。
この考案は上記課題を達成するために、次のような手段を採用している。
すなわち、この考案は、鼻孔に装着されて鼻呼吸を促進するための呼吸補助具であって、
鼻中隔先端に当接する鼻中隔当接部と、この鼻中隔当接部の両端から略ハの字状に延び、鼻孔に挿入される1対の鼻孔挿入部とを備え、
前記鼻中隔当接部及び鼻孔挿入部は、これら全体に亘って延びるばね性を有する芯材に柔軟性を有する被覆材を被覆して形成されていることを特徴とする呼吸補助具にある。
より具体的には、前記鼻孔挿入部の先端に、鼻翼内面に当接して該鼻翼を押圧するための、前記被覆材の肉厚を厚くしてなる膨大部が形成されている。前記膨大部は、鼻孔内面に当接する側の面が湾曲面に形成されている。前記膨大部には、鼻孔内面に当接する側の面の中間部に後方に向かって切り欠かれた切欠き段部が形成されている。前記芯材は硬質樹脂材料からなり、前記被覆材は軟質樹脂材料からなる。前記鼻中隔当接部に前記被覆材を上方に延出してなる、つまみ片が形成されている。
この考案の呼吸補助具によれば、ばね性を有する芯材に柔軟性を有する被覆材を被覆して形成されたものであるので、簡単な構造で確実に鼻孔に装着することができる。そして、芯材は柔軟性を有する被覆材で被覆されているので、装着による違和感も極めて少ない。また、鼻孔挿入部の先端部に膨大部を設けて、この膨大部を介して鼻翼を押圧することにより、鼻孔の奥部で鼻翼を押圧することができ、鼻孔を確実に拡げることができる。
この考案の呼吸補助具の実施形態を示す斜視図である。 (a)は鼻孔挿入部を拡大して示す平面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。 呼吸補助具の装着状態を鼻の下方から見た図である。 呼吸補助具の装着状態の断面図である。
この考案の実施形態を図面を参照しながら以下に説明する。図1に示すように、この考案の呼吸補助具1は全体形状が略V字状をなし、中央の鼻中隔当接部2と、鼻中隔当接部2の両端からハの字状に延びる鼻孔挿入部3,3とを備えている。この実施形態では、鼻中隔当接部2は湾曲した部分であり、鼻孔挿入部3,3は湾曲した部分の両端から直線状に延びる部分である。
呼吸補助具1は、鼻中隔当接部2及び鼻孔挿入部3,3の全体に亘って延びる芯材4に被覆材5を被覆して形成されている。芯材4はばね性を有する硬質樹脂材料、例えばポリアセタール樹脂で作られている。芯材4はばね性を有する材料であれば、鋼材などの金属材料で作ることもできる。芯材4は、実施形態では断面矩形に形成されているが(図2(b)参照)、断面円形であってもよい。ここで、芯材4が鼻中隔当接部2及び鼻孔挿入部3,3の全体に亘って延びるとは、鼻中隔当接部2及び鼻孔挿入部3,3のそれぞれに分離した状態で個別に存するという意味ではなく、一方の鼻孔挿入部3の端部から鼻中隔当接部2を経て他方の鼻中隔当接部3の端部まで連続して延びるという意味である。
被覆材5は、柔軟性を有する軟質樹脂材料(エラストマー)、例えばシリコーンゴムなどのゴム材料で作られている。被覆材5の材料としては、シリコーン系、オレフィン系、スチレン系、ポリエステル系などの熱可塑性エラストマーを用いることもできる。
鼻孔挿入部3,3の先端には鼻翼を押圧するための膨大部6が形成されている。この膨大部6は、図2(a)に示すように、被覆材5の肉厚を厚くすることにより形成されている。膨大部6の内側の面、すなわち2つの膨大部6,6の互いに対向する側の面は平坦面6aに形成されているが、外側の面の前端部、すなわち鼻翼の内面に当接することとなる面の前端部は湾曲面6bに形成されている。さらに、この外側の面の中間部には後方(鼻中隔当接部2側)に向かって切り欠かれた切欠段部6cが形成されている。湾曲面6bには鼻翼内面との摩擦力を大きくして、鼻孔挿入部3が鼻孔から抜けにくくするために、凹凸面とするなど粗面加工を施すようにしてもよい。
鼻中隔当接部2には、つまみ片7が形成されている。このつまみ片7は、被覆材5を上方に延出することによって形成されている。
上記呼吸補助具1は、芯材4を射出成形等により成形したのち、インサート成形により芯材4の周囲に被覆材5を成形して作られる。
次に上記呼吸補助具1の使用状態について、図3,図4を参照しながら説明する。呼吸補助具1を鼻孔10に装着するには、例えば、鼻孔挿入部3,3を芯材4のばね力に抗して、鼻中隔当接部2側から親指と人差し指でつまんで互いに近づけ、その間隔を狭める。この状態で鼻孔挿入部3,3を2つの鼻孔10,10のそれぞれに、鼻中隔当接部2が鼻中隔12の先端に当接するまで挿入する。鼻中隔当接部2が鼻中隔12の先端に当接すると、それ以上は鼻孔挿入部3,3が鼻孔に入り込まないので安全である。すなわち、鼻中隔当接部2はストッパの役目をする。
そして、鼻孔挿入部3,3をつまんでいる親指及び人差し指を離すと、鼻孔挿入部3,3は芯材4のばね力により元の形状に復元しようとし、それらの先端の膨大部6,6が鼻翼11,11の内面に当接して押圧する。これにより、鼻翼11,11が拡がって鼻孔10,10が拡大し、鼻呼吸が促進される。呼吸補助具1を鼻孔10から取り外すには、つまみ片7をつまんで軽く引っ張ればよい。
上記のような、呼吸補助具1によれば、ばね性を有する芯材4に柔軟性を有する被覆材5を被覆して形成されたものであるので、簡単な構造で確実に鼻孔に装着することができる。そして、芯材4は柔軟性を有する被覆材5で被覆されているので、装着による違和感も極めて少ない。また、鼻孔挿入部3,3の先端部に膨大部6,6を設けて、この膨大部6,6を介して鼻翼11,11を押圧するので、鼻孔10,10の奥部で鼻翼11,11を押圧することができ、鼻孔10,10を確実に拡げることができる。
さらに、膨大部6は、鼻翼11に当接する面が湾曲面6bとなっているので、鼻翼11の内面に加わる押圧力が集中することがなく分散され、違和感を少なくすることができる。その一方、湾曲面6bに連なって切欠段部6cが形成されているので、その端縁6cが鼻孔11の内面に軽く引っ掛かってストッパの役目をなし、鼻孔挿入部3,3が鼻孔11,11から容易に抜け出るのを防止することができる。
上記実施形態は例示にすぎず、この考案は種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施形態では、つまみ片7を設けたが、このつまみ片7は必ずしも設けなくともよい。同様に、切欠き段部6cも必ずしも設けなくともよい。
1 呼吸補助具
2 鼻中隔当接部
3 鼻孔挿入部
4 芯材
5 被覆材
6 膨大部
6b 湾曲面
10 鼻孔
11 鼻翼
12 鼻中隔

Claims (6)

  1. 鼻孔に装着されて鼻呼吸を促進するための呼吸補助具であって、
    鼻中隔先端に当接する鼻中隔当接部と、この鼻中隔当接部の両端から略ハの字状に延び、鼻孔に挿入される1対の鼻孔挿入部とを備え、
    前記鼻中隔当接部及び鼻孔挿入部は、これら全体に亘って延びるばね性を有する芯材に柔軟性を有する被覆材を被覆して形成されていることを特徴とする呼吸補助具。
  2. 前記鼻孔挿入部の先端に、鼻翼内面に当接して該鼻翼を押圧するための、前記被覆材の肉厚を厚くしてなる膨大部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の呼吸補助具。
  3. 前記膨大部は、鼻孔内面に当接する側の面が湾曲面に形成されていることを特徴とする請求項2記載の呼吸補助具。
  4. 前記膨大部には、鼻孔内面に当接する側の面の中間部に後方に向かって切り欠かれた切欠き段部が形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載の呼吸補助具。
  5. 前記芯材は硬質樹脂材料からなり、前記被覆材は軟質樹脂材料からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1記載の呼吸補助具。
  6. 前記鼻中隔当接部に前記被覆材を上方に延出してなる、つまみ片が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1に記載の呼吸補助具。
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