JP3112469U7 - - Google Patents
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Description
本考案は、鼻の外周から鼻を挟む力を働かせ、鼻の形を整える器具に関する技術である。
従来の鼻の矯正器具は平均的な開き幅・型であればよしとした。個人差をほとんど考慮していないだけではなく、同一人物でも気温や体温の変化等で小鼻の開きや型がよく変化することなどもほとんど考慮されてこなかった。
そのために、滑り落ちやすく違和感も強いものであり、生身の人間の顔に装着するものなのに、これではまったく実用的ではない。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第9図は、ばね性を持たせたブリッジ体で平均的な大きさの鼻を対象にしてブリッジ体の開き幅を設定したものである。これは、鼻で呼吸ができないほどに挟み込む技術で小鼻の幅の変化や個人差を考慮されていない。鼻で呼吸ができないのであれば、呼吸器官に負担がかかるのは明らかである。また本願考案と異なり器具中央部の強化・変形加工し易くするための構造の工夫もない。本願考案とは構造が明らかに異なるものである。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第4図は、つまみのネジがあり、11aはパッド部材7をブリッジ体2の孔12に通して吊るものであって、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なる。実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第5図の突起13と溝14もパッド部材7を吊るためのものであり、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なるものである。
実公昭56−22813号公報、特開平8−154958号公報は、いずれも二枚の挟持片をばね材等の弾発手段によって近接させて鼻を挟む構造であり本願考案とは挟む構造が異なる。また、小鼻の幅の変化や個人差をあまり考慮しておられず、これらのことに即時に対応できる構造ではない。
登録実用新案第3060815号公報は、ボルトとネジを使用する構造である。本願考案品にはボルトとネジはなく、まったく挟む構造が異なる。
特開2004−216134号公報は、顔面に貼り付けて用いるストレッチテープで鼻を整形しようとするものである。特開2004−216134号公報、特開2002−125992号公報の図面は、見方によれば本考案の図面とやや似ているような錯覚をおこすこともあるが、テープであるためか、中央部分の強化・曲げるための特段の工夫もない。顔面に貼り付け頭部方向に引っ張る、ストレッチするのでは、肌に負担が大きい。実態も図面が示すものも本願考案とは相違するものである。本願考案はテープではなく、顔面に貼り付けることなく使用でき、さらに中央部分の強化・曲げるための工夫があり、まったく異なる形状と構造である。本願考案品は肌への負担がきわめてすくない。
特開2002−102264号公報、特開2002−345870号公報、特開2003−175064号公報に示された鼻筋矯正具も顔面に貼り付けて用いるものであり、本願考案とは構造が明らかに異なるものである。また、曲げる加工の工夫も溝・折曲線溝であり耐久性に課題がある構造で折れやすい。本願考案品のように本体の柔軟性と曲げる中央部分を強化、分厚くする構造によってはじめて耐久性があるうえに曲げる加工が容易な構造の鼻の矯正器具になる。
特表2000−510727、特表2001−508676、特開平10−323362号公報、特開2003−079652号公報いずれも鼻腔拡張器具で曲げると元の平らな状態に復元するばね性・弾性体の構造であり、本願考案とは構造がまったく異なるものである。本願は金属板を圧延し曲げ部を作るものではないし、折曲線溝も作らない。また合成樹脂板に溝部・棚部・折曲線溝も作る必要も無い。本願の図に示すように板状材の端から中央部分までなだらかに肉厚にしたものでもない。
以上のように、上記の背景技術と本考案は形状・構造が異なるものである。 実願昭51−47940号(実開昭52−139696) 実公昭56−22813号公報 特開平8−154958号公報 登録実用新案第3060815号公報 特開2004−216134号公報 特開2002−125992号公報 特開2002−102264号公報 特開2002−345870号公報 特開2003−175064号公報 特表2000−510727号公報 特開2001−508676号公報 特開平10−323362号公報 特開2003−079652号公報
そのために、滑り落ちやすく違和感も強いものであり、生身の人間の顔に装着するものなのに、これではまったく実用的ではない。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第9図は、ばね性を持たせたブリッジ体で平均的な大きさの鼻を対象にしてブリッジ体の開き幅を設定したものである。これは、鼻で呼吸ができないほどに挟み込む技術で小鼻の幅の変化や個人差を考慮されていない。鼻で呼吸ができないのであれば、呼吸器官に負担がかかるのは明らかである。また本願考案と異なり器具中央部の強化・変形加工し易くするための構造の工夫もない。本願考案とは構造が明らかに異なるものである。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第4図は、つまみのネジがあり、11aはパッド部材7をブリッジ体2の孔12に通して吊るものであって、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なる。実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第5図の突起13と溝14もパッド部材7を吊るためのものであり、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なるものである。
実公昭56−22813号公報、特開平8−154958号公報は、いずれも二枚の挟持片をばね材等の弾発手段によって近接させて鼻を挟む構造であり本願考案とは挟む構造が異なる。また、小鼻の幅の変化や個人差をあまり考慮しておられず、これらのことに即時に対応できる構造ではない。
登録実用新案第3060815号公報は、ボルトとネジを使用する構造である。本願考案品にはボルトとネジはなく、まったく挟む構造が異なる。
特開2004−216134号公報は、顔面に貼り付けて用いるストレッチテープで鼻を整形しようとするものである。特開2004−216134号公報、特開2002−125992号公報の図面は、見方によれば本考案の図面とやや似ているような錯覚をおこすこともあるが、テープであるためか、中央部分の強化・曲げるための特段の工夫もない。顔面に貼り付け頭部方向に引っ張る、ストレッチするのでは、肌に負担が大きい。実態も図面が示すものも本願考案とは相違するものである。本願考案はテープではなく、顔面に貼り付けることなく使用でき、さらに中央部分の強化・曲げるための工夫があり、まったく異なる形状と構造である。本願考案品は肌への負担がきわめてすくない。
特開2002−102264号公報、特開2002−345870号公報、特開2003−175064号公報に示された鼻筋矯正具も顔面に貼り付けて用いるものであり、本願考案とは構造が明らかに異なるものである。また、曲げる加工の工夫も溝・折曲線溝であり耐久性に課題がある構造で折れやすい。本願考案品のように本体の柔軟性と曲げる中央部分を強化、分厚くする構造によってはじめて耐久性があるうえに曲げる加工が容易な構造の鼻の矯正器具になる。
特表2000−510727、特表2001−508676、特開平10−323362号公報、特開2003−079652号公報いずれも鼻腔拡張器具で曲げると元の平らな状態に復元するばね性・弾性体の構造であり、本願考案とは構造がまったく異なるものである。本願は金属板を圧延し曲げ部を作るものではないし、折曲線溝も作らない。また合成樹脂板に溝部・棚部・折曲線溝も作る必要も無い。本願の図に示すように板状材の端から中央部分までなだらかに肉厚にしたものでもない。
以上のように、上記の背景技術と本考案は形状・構造が異なるものである。
鼻の大きさ・高さ・形・幅は、個人ごとにかなり異なるものである。また、同一人物でも、気温や体温などの状況によって小鼻の幅などは変化する。ところが従来の技術では、この重要点をあまり考慮していなかったので、矯正器具を装着したときの違和感・圧迫感が強く、肌への負担も大きいという問題点が解消されていなかった。
また、ばね性を持たせたブリッジ体の開き幅をひろげて鼻で呼吸のできるほどにした場合は、鼻を挟む接点が小鼻の出っ張った点と鼻の先に狭まるので、器具が鼻からすべり落ちやすくなる。使用者ごとに異なる鼻の形態や希望形態の多様性に即座に対応しなければならないのに、即座に簡単に対応し変形できる矯正器具を提供する技術が未熟であった。
本願は、単純に板状材の曲げ加工技術を課題とするのではない。あくまで、挟んで鼻を矯正する器具の可変形性と耐久性の機能を同時に向上させることを課題とする。
また、ばね性を持たせたブリッジ体の開き幅をひろげて鼻で呼吸のできるほどにした場合は、鼻を挟む接点が小鼻の出っ張った点と鼻の先に狭まるので、器具が鼻からすべり落ちやすくなる。使用者ごとに異なる鼻の形態や希望形態の多様性に即座に対応しなければならないのに、即座に簡単に対応し変形できる矯正器具を提供する技術が未熟であった。
本願は、単純に板状材の曲げ加工技術を課題とするのではない。あくまで、挟んで鼻を矯正する器具の可変形性と耐久性の機能を同時に向上させることを課題とする。
ばね性でなく、曲げることができる金属板又は合成樹脂板で、ふちどり加工や緩衝材を施し、両端部分の曲がりの形や開き輻を0度から360度自在に人間の手で変形ができる構造を特徴としさらには、板状材を端からなだらかに肉厚にするのではなく、中央部分だけを強化・分厚くし曲げ加工しやすい工夫やしるしを施したことを特徴とする構造の鼻を挟む鼻の形矯正器具で個別の使用者ごとの希望形態に対応して即座に作成・変形できる鼻の形の矯正器具を提供する技術を前記課題の解決手段とする。可塑性の薄板状の鼻の矯正器具において溝部を施す加工技術の他に、このような工夫はこれまでなかった。溝部は折れやすい。本願の工夫によってはじめて現実的に指で自由に折り曲げ加工ができうえに折れにくい、可塑性の薄板状の鼻の矯正器具が実用可能になる。
個別の使用者ごとにその希望する形、開き幅のものを、即時に手で自在に加工し作成できるうえに、器具の開き幅も形も即時に手で変形できるので、きわめて、違和感のない鼻の矯正器具を提供することができる。使用者の小鼻の幅の変化に即応した変形も手で容易にできるので、違和感もないうえにはずれにくい鼻の矯正器具となる。
手で加工・変形できる金属板又は合成樹脂板を本体とする鼻の形矯正器具が、使用時に折れにくいように、また、加工・変形するときに折れにくいように、本願品の中央部分を強化・分厚く強化し曲げ加工しやすい工夫・しるしを施せば、折れにくいだけでなく、金属板や合成樹脂板を鼻にあわせて曲げたりして加工しやすくなる。本願品は安全性を高めるためのふちどりや緩衝材も施しているが、矯正器具を作成する際の安全性を向上し時間を短縮し労力を減らすことができるだけでなく、従来のものとは比較にならないほどのソフトな挟みの力でも滑り落ちにくい鼻の形の矯正器具となった。手で自在に変形して使用できる構造であるから使用者の鼻の形の変化や個人差、さまざまな希望にあわせた形の鼻の形矯正器具を即時に簡単に作り出せる。鼻の矯正器具の本体の中央部分だけが、分厚いので人の手で容易に加工・変更ができるうえに、溝部がないので折れにくい。
手で加工・変形できる金属板又は合成樹脂板を本体とする鼻の形矯正器具が、使用時に折れにくいように、また、加工・変形するときに折れにくいように、本願品の中央部分を強化・分厚く強化し曲げ加工しやすい工夫・しるしを施せば、折れにくいだけでなく、金属板や合成樹脂板を鼻にあわせて曲げたりして加工しやすくなる。本願品は安全性を高めるためのふちどりや緩衝材も施しているが、矯正器具を作成する際の安全性を向上し時間を短縮し労力を減らすことができるだけでなく、従来のものとは比較にならないほどのソフトな挟みの力でも滑り落ちにくい鼻の形の矯正器具となった。手で自在に変形して使用できる構造であるから使用者の鼻の形の変化や個人差、さまざまな希望にあわせた形の鼻の形矯正器具を即時に簡単に作り出せる。鼻の矯正器具の本体の中央部分だけが、分厚いので人の手で容易に加工・変更ができるうえに、溝部がないので折れにくい。
本願考案品は、はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工される。ばね性を持たず、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部分より強化、分厚く強化され曲げ加工のしるしとした構造。
はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて切断加工されようにし、ばね性を持たず、曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部分より分厚くして強化し曲げ加工のしるしとした構造。
はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工され、ばね性を持たず、曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように緩衝材で強化し曲げ加工のしるしを施した構造。
裁断用の線、溝やしるしをつけ、はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工しやすくし、ばね性を持たず曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部材を合わせた構造。
本願考案品は、はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工される。ばね性がなく、曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部分より強化し曲げ加工のしるしを施され、さらに鼻の先端中央部や小鼻に接する部分を加工した形態。
はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工される、ばね性を持たず、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部分より強化・曲げ加工しやすい工夫やしるしを施した構造で磁気・ゲルマニウム・マイナスイオン・遠赤外線・香りを発する材質を用いたり、皮膚保護剤・美容剤・医療剤・電極・電線をとめる部分や鼻の一部を押す凸部分を備えたものにして実施することもできる。また、中央部分を絶縁体にしてもよい。
請求項に示したもの、また考案を実施するための最良の形態・実施例で示したもの、いずれも本願の明細書と図面に開示された内容により、現在の産業技術で生産・利用することができるものである。
1 本体
2 中央部分
3 緩衝材
4 裁断用線
5 通気孔
6 小鼻の仮加工部分
7 中央部曲げのしるし
8 S字型仮加工部分
2 中央部分
3 緩衝材
4 裁断用線
5 通気孔
6 小鼻の仮加工部分
7 中央部曲げのしるし
8 S字型仮加工部分
本考案は、鼻の外周から鼻を挟む力を働かせ、鼻の形を整える器具に関する技術である。
従来の鼻の矯正器具は平均的な開き幅・型であればよしとした。個人差をほとんど考慮していないだけではなく、同一人物でも気温や体温の変化等で小鼻の開きや型がよく変化することなどもほとんど考慮されてこなかった。
そのために、滑り落ちやすく違和感も強いものであり、生身の人間の顔に装着するものなのに、これではまったく実用的ではない。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第9図は、ばね性を持たせたブリッジ体で平均的な大きさの鼻を対象にしてブリッジ体の開き幅を設定したものである。これは、鼻で呼吸ができないほどに挟み込む技術で小鼻の幅の変化や個人差を考慮されていない。鼻で呼吸ができないのであれば、呼吸器官に負担がかかるのは明らかである。また本願考案と異なり器具中央部の強化・変形加工し易くするための構造の工夫もない。本願考案とは構造が明らかに異なるものである。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第4図は、つまみのネジがあり、11aはパッド部材7をブリッジ体2の孔12に通して吊るものであって、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なる。実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第5図の突起13と溝14もパッド部材7を吊るためのものであり、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なるものである。
実公昭56−22813号公報、特開平8−154958号公報は、いずれも二枚の挟持片をばね材等の弾発手段によって近接させて鼻を挟む構造であり本願考案とは挟む構造が異なる。また、小鼻の幅の変化や個人差をあまり考慮しておられず、これらのことに即時に対応できる構造ではない。
登録実用新案第3060815号公報は、ボルトとネジを使用する構造である。本願考案品にはボルトとネジはなく、まったく挟む構造が異なる。
特開2004−216134号公報は、顔面に貼り付けて用いるストレッチテープで鼻を整形しようとするものである。特開2004−216134号公報、特開2002−125992号公報の図面は、見方によれば本考案の図面とやや似ているような錯覚をおこすこともあるが、テープであるためか、中央部分の強化・曲げるための特段の工夫もない。顔面に貼り付け頭部方向に引っ張る、ストレッチするのでは、肌に負担が大きい。実態も図面が示すものも本願考案とは相違するものである。本願考案はテープではなく、顔面に貼り付けることなく使用でき、さらに中央部分の強化・曲げるための工夫があり、まったく異なる形状と構造である。本願考案品は肌への負担がきわめてすくない。
特開2002−102264号公報、特開2002−345870号公報、特開2003−175064号公報に示された鼻筋矯正具も顔面に貼り付けて用いるものであり、本願考案とは構造が明らかに異なるものである。また、曲げる加工の工夫も溝・折曲線溝であり耐久性に課題がある構造で折れやすい。本願考案品のように本体の柔軟性と曲げる中央部分を強化、分厚くする構造によってはじめて耐久性があるうえに曲げる加工が容易な構造の鼻の矯正器具になる。
特表2000−510727、特表2001−508676、特開平10−323362号公報、特開2003−079652号公報いずれも鼻腔拡張器具で曲げると元の平らな状態に復元するばね性・弾性体の構造であり、本願考案とは、構造がまったく異なるものである。
本案は金属板を圧延し曲げ部や折曲線溝を作るものではない。端から中央部分までなだらかに厚肉にしたものでもない。本案は、カット溝部があるように見誤りやすいが、本案では、薄肉部と厚肉部の境はあっても板材にカット溝はない。他部分より厚くした中央部分自体が曲がり変形できるもので、既存技術の棚部・厚肉部のように、応力集中がかりやすい構造ではなく、異なるものである。 実願昭51−47940号(実開昭52−139696) 実公昭56−22813号公報 特開平8−154958号公報 登録実用新案第3060815号公報 特開2004−216134号公報 特開2002−125992号公報 特開2002−102264号公報 特開2002−345870号公報 特開2003−175064号公報 特表2000−510727号公報 特開2001−508676号公報 特開平10−323362号公報 特開2003−079652号公報
そのために、滑り落ちやすく違和感も強いものであり、生身の人間の顔に装着するものなのに、これではまったく実用的ではない。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第9図は、ばね性を持たせたブリッジ体で平均的な大きさの鼻を対象にしてブリッジ体の開き幅を設定したものである。これは、鼻で呼吸ができないほどに挟み込む技術で小鼻の幅の変化や個人差を考慮されていない。鼻で呼吸ができないのであれば、呼吸器官に負担がかかるのは明らかである。また本願考案と異なり器具中央部の強化・変形加工し易くするための構造の工夫もない。本願考案とは構造が明らかに異なるものである。
実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第4図は、つまみのネジがあり、11aはパッド部材7をブリッジ体2の孔12に通して吊るものであって、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なる。実願昭51−47940号(実開昭52−139696)第5図の突起13と溝14もパッド部材7を吊るためのものであり、本願考案の器具中央部を強化し変形加工し易くするための構造とは異なるものである。
実公昭56−22813号公報、特開平8−154958号公報は、いずれも二枚の挟持片をばね材等の弾発手段によって近接させて鼻を挟む構造であり本願考案とは挟む構造が異なる。また、小鼻の幅の変化や個人差をあまり考慮しておられず、これらのことに即時に対応できる構造ではない。
登録実用新案第3060815号公報は、ボルトとネジを使用する構造である。本願考案品にはボルトとネジはなく、まったく挟む構造が異なる。
特開2004−216134号公報は、顔面に貼り付けて用いるストレッチテープで鼻を整形しようとするものである。特開2004−216134号公報、特開2002−125992号公報の図面は、見方によれば本考案の図面とやや似ているような錯覚をおこすこともあるが、テープであるためか、中央部分の強化・曲げるための特段の工夫もない。顔面に貼り付け頭部方向に引っ張る、ストレッチするのでは、肌に負担が大きい。実態も図面が示すものも本願考案とは相違するものである。本願考案はテープではなく、顔面に貼り付けることなく使用でき、さらに中央部分の強化・曲げるための工夫があり、まったく異なる形状と構造である。本願考案品は肌への負担がきわめてすくない。
特開2002−102264号公報、特開2002−345870号公報、特開2003−175064号公報に示された鼻筋矯正具も顔面に貼り付けて用いるものであり、本願考案とは構造が明らかに異なるものである。また、曲げる加工の工夫も溝・折曲線溝であり耐久性に課題がある構造で折れやすい。本願考案品のように本体の柔軟性と曲げる中央部分を強化、分厚くする構造によってはじめて耐久性があるうえに曲げる加工が容易な構造の鼻の矯正器具になる。
特表2000−510727、特表2001−508676、特開平10−323362号公報、特開2003−079652号公報いずれも鼻腔拡張器具で曲げると元の平らな状態に復元するばね性・弾性体の構造であり、本願考案とは、構造がまったく異なるものである。
本案は金属板を圧延し曲げ部や折曲線溝を作るものではない。端から中央部分までなだらかに厚肉にしたものでもない。本案は、カット溝部があるように見誤りやすいが、本案では、薄肉部と厚肉部の境はあっても板材にカット溝はない。他部分より厚くした中央部分自体が曲がり変形できるもので、既存技術の棚部・厚肉部のように、応力集中がかりやすい構造ではなく、異なるものである。
鼻の大きさ・高さ・形・幅は、個人ごとにかなり異なるものである。また、同一人物でも、気温や体温などの状況によって小鼻の幅などは変化する。ところが従来の技術では、この重要点をあまり考慮していなかったので、矯正器具を装着したときの違和感・圧迫感が強く、肌への負担も大きいという問題点が解消されていなかった。
また、ばね性を持たせたブリッジ体の開き幅をひろげて鼻で呼吸のできるほどにした場合は、鼻を挟む接点が小鼻の出っ張った点と鼻の先に狭まるので、器具が鼻からすべり落ちやすくなる。使用者ごとに異なる鼻の形態や希望形態の多様性に即座に対応しなければならないのに、即座に簡単に対応し変形できる矯正器具を提供する技術が未熟であった。本願は、曲げにくい板材をより小さい力で鋭角に曲げる板状材の曲げ加工技術や単純に板厚を変えて曲げる技術そして分厚くして単純に強度を高める技術を課題としない。 あくまで、挟んで鼻を矯正する器具の可変形性と耐久性の機能を同時に向上させることを課題とする。
また、ばね性を持たせたブリッジ体の開き幅をひろげて鼻で呼吸のできるほどにした場合は、鼻を挟む接点が小鼻の出っ張った点と鼻の先に狭まるので、器具が鼻からすべり落ちやすくなる。使用者ごとに異なる鼻の形態や希望形態の多様性に即座に対応しなければならないのに、即座に簡単に対応し変形できる矯正器具を提供する技術が未熟であった。本願は、曲げにくい板材をより小さい力で鋭角に曲げる板状材の曲げ加工技術や単純に板厚を変えて曲げる技術そして分厚くして単純に強度を高める技術を課題としない。 あくまで、挟んで鼻を矯正する器具の可変形性と耐久性の機能を同時に向上させることを課題とする。
ばね性でなく、曲げることができる金属板又は合成樹脂板で、ふちどり加工や緩衝材を施し、両端部分の曲がりの形や開き幅を0度から360度自在に人間の手で変形ができ削り込んだ溝部は必要ないし、板状材を端からなだらかに厚肉にするのでもなく、図15・16にも示すように中央部分だけ曲げ変形できる範囲内で強化・分厚くし曲げ加工しやすい工夫やしるしを施したことを特徴とする構造の鼻を挟む鼻の形矯正器具で個別の使用者ごとの希望形態に対応して即座に作成・変形できる鼻の形の矯正器具を提供する技術を前記課題の解決手段とする。
従来の板状材の曲げ加工技術における棚部・厚肉部は、板状材を曲げる際の、てこの原理の支点として利用され、棚部・厚肉部自体の中心部の形体が曲げ変形されることを前提とするものではない。 従来の板状材の曲げ加工技術は、てこの原理の支点のように応力集中がかかりやすいようにするために、棚部・厚肉部自体は容易に曲がり変形しないようにして利用されるものであり、棚部・厚肉部自体が容易に変形するものであれば応力集中がかかりにくくなる。
本考案の図16にも示すように中央部分は、他部より厚くされても中央部分自体が容易に曲げたり変形したりできることが必須であり、その範囲内で同時に強化・厚肉にされることにより、逆に器具の変形加工がしやすくなる。また本案は、削り切り込んだ溝部は上下の変形に弱く折れやすいので採用しない。また、鋭角に曲がる必要が無い。単純に板厚を変え強度を高め板材の折り曲げ加工をするものではない。
従来の板状材の曲げ加工技術における棚部・厚肉部は、板状材を曲げる際の、てこの原理の支点として利用され、棚部・厚肉部自体の中心部の形体が曲げ変形されることを前提とするものではない。 従来の板状材の曲げ加工技術は、てこの原理の支点のように応力集中がかかりやすいようにするために、棚部・厚肉部自体は容易に曲がり変形しないようにして利用されるものであり、棚部・厚肉部自体が容易に変形するものであれば応力集中がかかりにくくなる。
本考案の図16にも示すように中央部分は、他部より厚くされても中央部分自体が容易に曲げたり変形したりできることが必須であり、その範囲内で同時に強化・厚肉にされることにより、逆に器具の変形加工がしやすくなる。また本案は、削り切り込んだ溝部は上下の変形に弱く折れやすいので採用しない。また、鋭角に曲がる必要が無い。単純に板厚を変え強度を高め板材の折り曲げ加工をするものではない。
個別の使用者ごとにその希望する形、開き幅のものを、即時に手で自在に加工し作成できるうえに、器具の開き幅も形も即時に手で変形できるので、きわめて、違和感のない鼻の矯正器具を提供することができる。使用者の小鼻の幅の変化に即応した変形も手で容易にできるので、違和感もないうえにはずれにくい鼻の矯正器具となる。
手で加工・変形できる金属板又は合成樹脂板を本体とする鼻の形矯正器具が、使用時に折れにくいように、また、加工・変形するときに折れにくいように、本願品の中央部分を強化・分厚く強化し曲げ加工しやすい工夫・しるしを施せば、折れにくいだけでなく、金属板や合成樹脂板を鼻にあわせて曲げたりして加工しやすくなる。本願品は安全性を高めるためのふちどりや緩衝材も施しているが、矯正器具を作成する際の安全性を向上し時間を短縮し労力を減らすことができるだけでなく、従来のものとは比較にならないほどのソフトな挟みの力でも滑り落ちにくい鼻の形の矯正器具となった。手で自在に変形して使用できる構造であるから使用者の鼻の形の変化や個人差、さまざまな希望にあわせた形の鼻の形矯正器具を即時に簡単に作り出せる。 本考案は、従来の板状材の曲げ加工技術とは反対・逆転の発想である。つまり、応力集中がかかりにくくて、中央部分が強化されれば曲げにくくなるのが周知技術であるが、本考案の鼻の矯正器具はそもそも薄板状で可塑性があるため、逆に本体の中央部分だけを他の部分より厚く強化することで、むしろ、器具の全体が人の手で容易に加工・変更ができるようになった。削り込んだ溝部は必要なく溝部がないので折れにくいものになった。そのうえに中央部分も容易に曲げ変形するので、同一人物でも、気温や体温などの状況によって小鼻の幅などが変化することに対応できる。
常識の逆で理解しにくいものである。中央部分を曲げ変形し易い範囲でやや強化・厚くすることでむしろ逆に、人間の指先で器具の全体を任意の形態に変形しやすくなるのである。また、これにより小鼻の幅などが変化することにも対応できる。常識破りの本考案により、可塑性・薄板状の鼻の矯正器具の中央部分だけでなく、すべての部分を手で自在に容易に変形して使用でき、従来のものとは比較にならないほどのソフトな挟みの力でも滑り落ちにくいという機能が著しく向上することを強調したい。
手で加工・変形できる金属板又は合成樹脂板を本体とする鼻の形矯正器具が、使用時に折れにくいように、また、加工・変形するときに折れにくいように、本願品の中央部分を強化・分厚く強化し曲げ加工しやすい工夫・しるしを施せば、折れにくいだけでなく、金属板や合成樹脂板を鼻にあわせて曲げたりして加工しやすくなる。本願品は安全性を高めるためのふちどりや緩衝材も施しているが、矯正器具を作成する際の安全性を向上し時間を短縮し労力を減らすことができるだけでなく、従来のものとは比較にならないほどのソフトな挟みの力でも滑り落ちにくい鼻の形の矯正器具となった。手で自在に変形して使用できる構造であるから使用者の鼻の形の変化や個人差、さまざまな希望にあわせた形の鼻の形矯正器具を即時に簡単に作り出せる。 本考案は、従来の板状材の曲げ加工技術とは反対・逆転の発想である。つまり、応力集中がかかりにくくて、中央部分が強化されれば曲げにくくなるのが周知技術であるが、本考案の鼻の矯正器具はそもそも薄板状で可塑性があるため、逆に本体の中央部分だけを他の部分より厚く強化することで、むしろ、器具の全体が人の手で容易に加工・変更ができるようになった。削り込んだ溝部は必要なく溝部がないので折れにくいものになった。そのうえに中央部分も容易に曲げ変形するので、同一人物でも、気温や体温などの状況によって小鼻の幅などが変化することに対応できる。
常識の逆で理解しにくいものである。中央部分を曲げ変形し易い範囲でやや強化・厚くすることでむしろ逆に、人間の指先で器具の全体を任意の形態に変形しやすくなるのである。また、これにより小鼻の幅などが変化することにも対応できる。常識破りの本考案により、可塑性・薄板状の鼻の矯正器具の中央部分だけでなく、すべての部分を手で自在に容易に変形して使用でき、従来のものとは比較にならないほどのソフトな挟みの力でも滑り落ちにくいという機能が著しく向上することを強調したい。
本願考案品は、はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工される。ばね性を持たず、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、中央部分が曲げ変形できる範囲内で他の部分より強化、分厚く強化され曲げ加工のしるしとした構造。
はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて切断加工されようにし、ばね性を持たず、曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部分より分厚くして強化し曲げ加工のしるしとした構造。
はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工され、ばね性を持たず、曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように緩衝材で強化し曲げ加工のしるしを施した構造。
裁断用の線、溝やしるしをつけ、はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工しやすくし、ばね性を持たず曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部材を合わせた構造。
本願考案品は、はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工される。ばね性がなく、曲げることができ、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部分より強化し曲げ加工のしるしを施され、さらに鼻の先端中央部や小鼻に接する部分を加工した形態。
はさむ鼻の外周部分の形状別に合わせて加工される、ばね性を持たず、ふちどりや緩衝材を施した金属板や合成樹脂板で、その中央部分が折り曲げに耐えうるように他の部分より強化・曲げ加工しやすい工夫やしるしを施した構造で磁気・ゲルマニウム・マイナスイオン・遠赤外線・香りを発する材質を用いたり、皮膚保護剤・美容剤・医療剤・電極・電線をとめる部分や鼻の一部を押す凸部分を備えたものにして実施することもできる。また、中央部分を絶縁体にしてもよい。
請求項に示したもの、また考案を実施するための最良の形態・実施例で示したもの、いずれも本願の明細書と図面に開示された内容により、現在の産業技術で生産・利用することができるものである。
1 本体
2 中央部分
3 緩衝材
4 裁断用線
5 通気孔
6 小鼻の仮加工部分
7 中央部曲げのしるし
8 S字型仮加工部分
2 中央部分
3 緩衝材
4 裁断用線
5 通気孔
6 小鼻の仮加工部分
7 中央部曲げのしるし
8 S字型仮加工部分
Claims (4)
- 鼻に貼り付ける構造の鼻の矯正器具ではなく、ばね性・弾性体ではなく、一連で平らな曲げることができる金属・合成樹脂板に板厚の境はあっても、削り切り込んだ溝部は作らず、中央中心部分自体も曲げ変形できる範囲内で、端からなだらかに厚くするのではなく中央部分のみ他の部分より厚くして、ふちどり加工若しくは緩衝材を施す、又はふちどり加工と緩衝材を施し、中央部分が厚くされても逆に、両端部分の曲がりの形や開き幅を0度から360度自在に人間の手で変形しやすい構造を特徴とした鼻を挟む鼻の形矯正器具。
- 鼻に貼り付ける構造の鼻の矯正器具ではなく鼻を挟む鼻の形矯正器具において、ばね性・弾性体ではなく、曲げることができる金属板若しくは合成樹脂板の本体に、ふちどり加工若しくは緩衝材を施す、又はふちどり加工と緩衝材を施し、かつ、本体を強化し使用者が手で本体を曲げる加工を容易にできるように本体に板厚の境はあっても、削り切り込んだ溝部は作らず、中央中心部分自体も曲げ変形できる範囲内で、端からなだらかに厚くするのではなく中央部分のみ他の部分より厚くして強化し曲げ加工のしるしとすることにより中央部分が強化されても逆に本願器具の両端部分の曲がりの形や開き幅を0度から360度自在に人間の手で変形ができる構造。
- 器具本体の両端から中部にかけて使用者が自分で加工しやすいように、小鼻にあてる部分の曲げの仮の加工をする、若しくは小鼻から鼻先にかけての形状や鼻の外形に合わせた仮の加工を施す、又は使用者が滑り落ちにくい器具の形を作りやすいように小鼻から鼻先にかけて接する部分にS字型の仮の加工を施した請求項1、又は請求項2記載の鼻の形矯正器具。
- 裁断用の線や溝やしるしをつけた請求項1、若しくは請求項2、又は請求項3記載の鼻の形矯正器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005002539U JP3112469U (ja) | 2005-04-22 | 2005-04-22 | 貼付け構造でなくばね性でもない簡単に手で変形できる鼻の形矯正器具。 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
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