JP2005261919A - 石油系ドライクリーニング用洗浄加工液及びドライクリーニング方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アニリン点の上昇を緩やかとし、かつ、逆汚染率を低下し、通電性も向上し得る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液及びドライクリーニング方法を提供する。
【解決手段】 pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープ1に対して、抗酸化作用と非イオン作用を持ち有害微生物の増殖を抑制する3〜8重量%の有用微生物群2と、3〜8重量%の蒸留水3と、を加えることにより、石油系ドライクリーニング洗浄加工液を構成する。また、本発明に係るドライクリーニング方法は、pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープ1に対して、3〜8重量%の有用微生物群2と、3〜8重量%の蒸留水3と、を加えることにより構成された洗浄加工液4を、石油系溶剤5に対して 0.2〜 1.0%混合するものである。また、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、洗浄加工液4を乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で追加投入する。
【選択図】 図2
【解決手段】 pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープ1に対して、抗酸化作用と非イオン作用を持ち有害微生物の増殖を抑制する3〜8重量%の有用微生物群2と、3〜8重量%の蒸留水3と、を加えることにより、石油系ドライクリーニング洗浄加工液を構成する。また、本発明に係るドライクリーニング方法は、pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープ1に対して、3〜8重量%の有用微生物群2と、3〜8重量%の蒸留水3と、を加えることにより構成された洗浄加工液4を、石油系溶剤5に対して 0.2〜 1.0%混合するものである。また、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、洗浄加工液4を乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で追加投入する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、石油系ドライクリーニング用洗浄加工液及びドライクリーニング方法に関する。
従来、石油系溶剤を使用する石油系のドライクリーニング用として、種々の洗浄加工液が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−323381号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されたような石油系ドライクリーニング用の洗浄加工液では、ヘドロの堆積や悪臭の原因となる有害菌の増殖を抑制する効果は小さかった。そのため、ドライ洗濯機のベースタンクに蓄えられた洗浄加工液と石油系溶剤との混合による溶液を繰り返し使用した場合に、時間の経過と共に、有害菌が容易に増殖するという問題点があった。また、洗濯物に対する洗浄力が不足したり、洗濯物に変色・カビ・悪臭が生じる等の問題点があった。また、洗濯回数を重ねることによって、油脂溶解性を示す指針となるアニリン点の上昇、洗濯物の繊維に対する溶液中の汚れの吸着しやすさを示す指針となる逆汚染率の上昇、溶液の通電性の低下による静電気センサの作動安定性の低下が生じるという問題点があった。
そこで、本発明は、アニリン点の上昇を緩やかとし、かつ、逆汚染率を低下し、通電性も向上し得る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液及びドライクリーニング方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液は、pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープに対して、抗酸化作用と非イオン作用を持ち有害微生物の増殖を抑制する3〜8重量%の有用微生物群(EM)と、3〜8重量%の蒸留水又は分子が微細な水と、を加えたものである。
また、本発明に係るドライクリーニング方法は、pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープに対して、3〜8重量%の有用微生物群(EM)と、3〜8重量%の蒸留水又は分子が微細な水と、を加えることにより構成された洗浄加工液を、石油系溶剤に対して 0.2〜 1.0%混合して洗濯するものである。
また、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、上記洗浄加工液を(次の洗濯のための)乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で追加投入する。
また、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、上記洗浄加工液を(次の洗濯のための)乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で追加投入する。
本発明に係る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液及びドライクリーニング方法によれば、洗濯回数を重ねてもアニリン点の上昇が緩やかとなり、従来よりもそのアニリン点の低下を図ることができる。
また、逆汚染率を低下させることができる。
さらに、通電性を向上させることができ、溶剤に対する洗浄加工液の濃度を示すソープコントローラの静電気センサに於いて、作動安定性が低下するのを抑制することができる。
また、逆汚染率を低下させることができる。
さらに、通電性を向上させることができ、溶剤に対する洗浄加工液の濃度を示すソープコントローラの静電気センサに於いて、作動安定性が低下するのを抑制することができる。
図1は、本発明に係る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液を示した図である。
本発明に係る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液は、有用微生物群(EM)2を利用するものである。ここで、有用微生物群(EM)2とは、人体に無害な菌(主として乳酸菌、酵母菌、光合成細菌)が群となったものである。この有用微生物群(EM)2は、有害菌の増殖を抑制する働きがあり、近年、河川の浄化を促進したり、土壌を改良したり、畜舎の悪臭を防止する等の種々の目的のために利用されている。
本発明に係る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液は、有用微生物群(EM)2を利用するものである。ここで、有用微生物群(EM)2とは、人体に無害な菌(主として乳酸菌、酵母菌、光合成細菌)が群となったものである。この有用微生物群(EM)2は、有害菌の増殖を抑制する働きがあり、近年、河川の浄化を促進したり、土壌を改良したり、畜舎の悪臭を防止する等の種々の目的のために利用されている。
そして、本発明に係る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液は、ドライクリーニング用のドライソープ1に、上記有用微生物群(EM)2と、蒸留水(又は分子が微細な水)3と、を加えることにより、構成される。具体的には、pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープ1に対して、3〜8重量%の有用微生物群(EM)2と、3〜8重量%の蒸留水(又は分子が微細な水)3と、を加えることにより構成されている。ドライソープ1をpH 3.5以下に調整するのは、pH 3.5以下であると有用微生物群2が活性となるからである。ただし、pHを下げすぎると、有用微生物群2のうち、光合成細菌の活性が鈍るので、pH 3.0〜 3.5の範囲に調整するのが好ましい。
次に、本発明に係るドライクリーニング方法は、上記組成による洗浄加工液4を使用してドライクリーニングを行うものである。
具体的に本発明に係るドライクリーニング方法を説明すると、まず、図2に示すように、石油系溶剤5と石油系溶剤5に対して 0.2〜 1.0%の洗浄加工液4とを、ドライ洗濯機7のベースタンク8に投入する。このようにして、ベースタンク8内には溶液6が貯えられる。溶液6中の洗浄加工液4の量は、ベースタンク8内に設けられた静電気センサ9からの信号をドライ洗濯機7の外部に設けられたソープコントローラ10に入力し、表示させることによって読み取り可能となっている。次に、洗濯物15を洗浄ドラム11の中に入れ、ドライ洗濯機7を稼働させる。すると、石油系溶剤5と洗浄加工液4とから成るベースタンク8内の溶液6は、フィルタ12を介して、回転する洗浄ドラム11内に注入されて、洗浄ドラム11内の洗濯物15が洗濯される。本発明に係るドライクリーニング方法では、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、洗浄加工液4を乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で溶液6に追加投入する。なお、フィルタ12によって色や臭いが取り除かれる。
そして、洗浄ドラム11内を通った溶液6は、ベースタンク8内に戻される。
洗濯時間はバッチ洗い2〜20分、フィルタ循環4〜10分とするのが好ましい。このようにすれば、EMの抗酸化作用と非イオン作用と有害微生物の抑制作用が相乗的にはたらいて効果的に逆汚染率を低下させることができる。
具体的に本発明に係るドライクリーニング方法を説明すると、まず、図2に示すように、石油系溶剤5と石油系溶剤5に対して 0.2〜 1.0%の洗浄加工液4とを、ドライ洗濯機7のベースタンク8に投入する。このようにして、ベースタンク8内には溶液6が貯えられる。溶液6中の洗浄加工液4の量は、ベースタンク8内に設けられた静電気センサ9からの信号をドライ洗濯機7の外部に設けられたソープコントローラ10に入力し、表示させることによって読み取り可能となっている。次に、洗濯物15を洗浄ドラム11の中に入れ、ドライ洗濯機7を稼働させる。すると、石油系溶剤5と洗浄加工液4とから成るベースタンク8内の溶液6は、フィルタ12を介して、回転する洗浄ドラム11内に注入されて、洗浄ドラム11内の洗濯物15が洗濯される。本発明に係るドライクリーニング方法では、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、洗浄加工液4を乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で溶液6に追加投入する。なお、フィルタ12によって色や臭いが取り除かれる。
そして、洗浄ドラム11内を通った溶液6は、ベースタンク8内に戻される。
洗濯時間はバッチ洗い2〜20分、フィルタ循環4〜10分とするのが好ましい。このようにすれば、EMの抗酸化作用と非イオン作用と有害微生物の抑制作用が相乗的にはたらいて効果的に逆汚染率を低下させることができる。
以下、本発明のドライクリーニング方法の実施例及び比較例を示す。
表1〜表3は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度を変化させた場合に、本発明の洗浄加工液4(発明品)と従来の洗浄加工液(従来品)とで、逆汚染率がどのように変化するかの比較を行ったものである。このうち、表1(実施例1)は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)の範囲内である場合の測定結果を示したものである。また、表2(比較例1)は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)と比較して低い場合の測定結果を示したものである。また、表3(比較例2)は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)と比較して高い場合の測定結果を示したものである。なお、表1〜表3に於て使用した「発明品」とは、 100重量%のドライソープに対して、5重量%の有用微生物群(EM)と5重量%の蒸留水とを加えたものである。また、表1〜表3に於て、洗浄時間は、バッチ洗い4分、フィルタ循環5分、脱液4分とした。
表1〜表3は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度を変化させた場合に、本発明の洗浄加工液4(発明品)と従来の洗浄加工液(従来品)とで、逆汚染率がどのように変化するかの比較を行ったものである。このうち、表1(実施例1)は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)の範囲内である場合の測定結果を示したものである。また、表2(比較例1)は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)と比較して低い場合の測定結果を示したものである。また、表3(比較例2)は、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)と比較して高い場合の測定結果を示したものである。なお、表1〜表3に於て使用した「発明品」とは、 100重量%のドライソープに対して、5重量%の有用微生物群(EM)と5重量%の蒸留水とを加えたものである。また、表1〜表3に於て、洗浄時間は、バッチ洗い4分、フィルタ循環5分、脱液4分とした。
上記表1(実施例1)に於て、本発明の洗浄加工液4による逆汚染率は従来のものよりも明らかに低下する。
また、上記表2(比較例1)に於て、洗浄加工液が 0.2%未満であると、本発明の洗浄加工液4と従来の洗浄加工液との間には、差がほとんど生じないことがわかる。
また、上記表3(比較例2)に於て、本発明の洗浄加工液4による逆汚染率は、従来ものよりも明らかに低下する。しかしながら、洗浄加工液が 1.0%を超えると、洗濯物15の風合いが低下することがわかる。
上記実施例1(表1)、比較例1(表2)、及び、比較例2(表3)の結果を合わせると、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)の範囲内である場合に於て、洗濯物15の風合いを低下させることなく逆汚染率の低減効果が得られることがわかる。
また、上記表2(比較例1)に於て、洗浄加工液が 0.2%未満であると、本発明の洗浄加工液4と従来の洗浄加工液との間には、差がほとんど生じないことがわかる。
また、上記表3(比較例2)に於て、本発明の洗浄加工液4による逆汚染率は、従来ものよりも明らかに低下する。しかしながら、洗浄加工液が 1.0%を超えると、洗濯物15の風合いが低下することがわかる。
上記実施例1(表1)、比較例1(表2)、及び、比較例2(表3)の結果を合わせると、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)の範囲内である場合に於て、洗濯物15の風合いを低下させることなく逆汚染率の低減効果が得られることがわかる。
次に、表4(実施例2)は、溶液6のアニリン点の測定結果を示したものである。具体的には、本発明のドライクリーニング方法によって洗濯物15を洗濯する場合に、洗濯前と 500回洗濯後とで溶液6のアニリン点の比較を行ったものである。なお、使用した洗浄加工液は、上述の表1〜表3の「発明品」を使用した。
上記表4(実施例2)に於て、 500回洗濯後の溶液6のアニリン点は、洗濯前と比較して大きく変化することがない。また、 500回洗濯後の溶液6のアニリン点は、規格値と比較して大きくはずれることもない。
次に、表5は、溶液6の通電性の測定結果を示したものである。具体的には、石油系溶剤5に対する洗浄加工液の濃度を変化させた場合(洗浄加工液濃度 0.1%、 0.2%、 0.5%、 1.0%、 1.5%の五種類)に、本発明の洗浄加工液4(上述の「発明品」)と従来の洗浄加工液(従来品)とで、通電性がどのように変化するか比較を行ったものである。なお、通電性は、ソープコントローラ10の安定時間によって見ることとした。
上記表5に於て、濃度 0.1%である比較例3の場合、ソープコントローラ10はどちらも安定しない。また、濃度 1.5%である比較例4の場合、本発明の洗浄加工液4の安定性は、従来のものよりも明らかに向上する。しかしながら、この場合には、洗濯物15の風合いが低下した。また、濃度 0.2%である実施例3の場合、濃度 0.5%である実施例4の場合、及び、濃度 1.0%である実施例5の場合には、本発明の洗浄加工液4の安定性は、従来のものよりも明らかに向上し、洗濯物15の風合いにも問題がなかった。
上記表5の比較例3、比較例4、実施例3、実施例4、実施例5の結果を合わせると、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)の範囲内である場合に於て、洗濯物15の風合いを低下させることなく、ソープコントローラ10の安定性(通電性)が良好となることがわかる。
上記表5の比較例3、比較例4、実施例3、実施例4、実施例5の結果を合わせると、洗浄加工液の石油系溶剤5に対する濃度が本発明のドライクリーニング方法に係る濃度( 0.2〜 1.0%)の範囲内である場合に於て、洗濯物15の風合いを低下させることなく、ソープコントローラ10の安定性(通電性)が良好となることがわかる。
以上のように、本発明に係る石油系ドライクリーニング用洗浄加工液及びドライクリーニング方法によれば、有用微生物群(EM)2により溶液6中の有害菌の増殖を抑制することができるので、洗濯回数を重ねても洗浄力の低下が防止できる。これにより、従来と比較して、洗濯回数を重ねても油脂溶解性を示す指針となるアニリン点の上昇が緩やかとなる。具体的には、芳香族系、ナフテン系、パラフィン系の溶剤を用いた場合、 500回洗濯後に於けるアニリン点を従来と比較して 1.0〜 2.0℃低下させることができる。
また、従来の洗浄加工液と比較して、溶液6中に存在する汚れが繊維に吸着することにより洗濯物15が変色する、いわゆる洗濯時の逆汚染を抑制することができる。
また、洗浄加工液4を、石油系溶剤5に対して 0.2〜 1.0%混合し、さらに、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、洗浄加工液4を乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で溶液6に追加投入することによって、抗酸化力や非イオン作用が強化され逆汚染率を低下させることができる。
また、洗浄加工液4を、石油系溶剤5に対して 0.2〜 1.0%混合し、さらに、一の洗濯完了後、次の洗濯時に、洗浄加工液4を乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で溶液6に追加投入することによって、抗酸化力や非イオン作用が強化され逆汚染率を低下させることができる。
また、 100重量%のドライソープ1に対して、3〜8重量%の有用微生物群2と、3〜8重量%の蒸留水(又は分子が微細な水)3と、を加えることにより構成された洗浄加工液4を使用することによって、溶液6の通電性を向上させることができる。これにより、石油系溶剤5に対する洗浄加工液4の濃度を従来より低濃度とした場合に、EMの持つ非イオン作用がはたらいて静電気による爆発を防ぐための帯電防止剤の使用量を従来より少なくすることができる。また、通電性を向上させることができるので、石油系溶剤5に対する洗浄加工液4の濃度を 0.2〜 1.0%の濃度とした場合に於ても、石油系溶剤5に対する洗浄加工液4の濃度を示すソープコントローラ10の静電気センサ9の作動安定性が低下するのを抑制することができる。
また、pH 3.5以下に調整されたドライソープ1を使用することによって、有用微生物群2が活性化するために好適な条件にすることができる。これにより、有用微生物群2を利用することによる洗浄効果を高めることができる。
また、蒸留水(又は分子が微細な水)3を使用することによって、水道水を使用する場合と比較して、有用微生物群2にとって害となる水分中の不純物の量を抑制することができる。これにより、有用微生物群2の活性の低下を抑制することができるので、洗浄効果を相対的に高めることができる。
また、蒸留水(又は分子が微細な水)3を使用することによって、水道水を使用する場合と比較して、有用微生物群2にとって害となる水分中の不純物の量を抑制することができる。これにより、有用微生物群2の活性の低下を抑制することができるので、洗浄効果を相対的に高めることができる。
1 ドライソープ
2 有用微生物群(EM)
3 蒸留水(又は分子が微細な水)
4 洗浄加工液
5 石油系溶剤
2 有用微生物群(EM)
3 蒸留水(又は分子が微細な水)
4 洗浄加工液
5 石油系溶剤
Claims (3)
- pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープ(1)に対して、抗酸化作用と非イオン作用を持ち有害微生物の増殖を抑制する3〜8重量%の有用微生物群(2)と、3〜8重量%の蒸留水又は分子が微細な水(3)と、を加えたことを特徴とする石油系ドライクリーニング洗浄加工液。
- pH 3.5以下に調整された 100重量%のドライソープ(1)に対して、3〜8重量%の有用微生物群(2)と、3〜8重量%の蒸留水又は分子が微細な水(3)と、を加えることにより構成された洗浄加工液(4)を、石油系溶剤(5)に対して 0.2〜 1.0%混合して洗濯するドライクリーニング方法。
- 一の洗濯完了後、次の洗濯時に、上記洗浄加工液(4)を乾燥衣料1kgに対して3〜5ccの割合で追加投入する請求項2記載のドライクリーニング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004203509A JP2005261919A (ja) | 2004-02-20 | 2004-07-09 | 石油系ドライクリーニング用洗浄加工液及びドライクリーニング方法 |
Applications Claiming Priority (2)
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JP2004044735 | 2004-02-20 | ||
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100506980B1 (ko) * | 2005-04-28 | 2005-08-05 | (주)이젠리버시스템 | 식생호안블럭 |
JP2006206815A (ja) * | 2005-01-31 | 2006-08-10 | Nobuo Yasuda | 付着剤及びドライ・クリーニング用洗剤 |
-
2004
- 2004-07-09 JP JP2004203509A patent/JP2005261919A/ja active Pending
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