JP2000192092A - 酸性液体洗浄剤組成物の製造方法 - Google Patents
酸性液体洗浄剤組成物の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 介護施設などに特有の排泄物由来のシミを除
去するのに有用な酸性液体洗浄剤組成物を得るための製
造方法を提供する。 【解決手段】 （ａ）ノニオン界面活性剤５〜５０重量
％、（ｂ）リンゴ酸、クエン酸等から選ばれる有機カル
ボン酸０．０５〜１重量％、および（ｃ）水４０〜９０
重量％を含有し、かつ製品のｐＨが３〜５の範囲にある
酸性液体洗浄剤組成物を、磁場をかけた多孔質セラミッ
クを充填した層の中を通過させて、含有する水を活性波
動水とする。
去するのに有用な酸性液体洗浄剤組成物を得るための製
造方法を提供する。 【解決手段】 （ａ）ノニオン界面活性剤５〜５０重量
％、（ｂ）リンゴ酸、クエン酸等から選ばれる有機カル
ボン酸０．０５〜１重量％、および（ｃ）水４０〜９０
重量％を含有し、かつ製品のｐＨが３〜５の範囲にある
酸性液体洗浄剤組成物を、磁場をかけた多孔質セラミッ
クを充填した層の中を通過させて、含有する水を活性波
動水とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランドリー用の液
体洗浄剤組成物の製造方法に関するものであり、特に、
介護施設等に特有の排泄物由来のシミを除去するのに有
用な酸性液体洗浄剤組成物の製造方法に関する。
体洗浄剤組成物の製造方法に関するものであり、特に、
介護施設等に特有の排泄物由来のシミを除去するのに有
用な酸性液体洗浄剤組成物の製造方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からランドリー用の液体洗剤組成物
は取り扱いの容易さから、介護施設等での洗剤として粉
末洗剤よりも好まれて使用されている。液体洗浄剤にお
いては、洗浄成分として、主に、ノニオン、アニオン、
両性、双性界面活性剤が主に用いられてきた。
は取り扱いの容易さから、介護施設等での洗剤として粉
末洗剤よりも好まれて使用されている。液体洗浄剤にお
いては、洗浄成分として、主に、ノニオン、アニオン、
両性、双性界面活性剤が主に用いられてきた。
【０００３】アニオン界面活性剤としてはアルキル硫酸
エステル塩、あるいはポリオキシエチレンアルキルエー
テル塩が主に用いられ、ノニオン界面活性剤としてはポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル等が用いられている。両性
界面活性剤としてはアルキルイミダゾリニウムベタイ
ン、アルキルジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドベ
タイン等、双生界面活性剤としてはアルキルもしくはア
ルケニル第３級アミンオキサイド等がある。
エステル塩、あるいはポリオキシエチレンアルキルエー
テル塩が主に用いられ、ノニオン界面活性剤としてはポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルフェニルエーテル等が用いられている。両性
界面活性剤としてはアルキルイミダゾリニウムベタイ
ン、アルキルジメチル酢酸ベタイン、アルキルアミドベ
タイン等、双生界面活性剤としてはアルキルもしくはア
ルケニル第３級アミンオキサイド等がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年、
高齢化が進むにつれて、介護施設等での洗濯物において
は排泄物由来のシミが多くなり、通常の液体洗剤ではそ
の除去が不十分であった。従って、そのようなシミ除去
には液体洗剤に加え、その他の助剤や漂白剤を併用する
ことが必要とされ、作業が煩雑となり、身体的にやや不
自由を感じる作業者の多い洗濯現場では、単純化が望ま
れていた。
高齢化が進むにつれて、介護施設等での洗濯物において
は排泄物由来のシミが多くなり、通常の液体洗剤ではそ
の除去が不十分であった。従って、そのようなシミ除去
には液体洗剤に加え、その他の助剤や漂白剤を併用する
ことが必要とされ、作業が煩雑となり、身体的にやや不
自由を感じる作業者の多い洗濯現場では、単純化が望ま
れていた。
【０００５】本発明の目的は、排泄物由来のシミ除去に
関し、優れた効果を発揮する、介護施設等で有用なラン
ドリー用の酸性液体洗浄剤組成物を得るための製造方法
を提供することにある。
関し、優れた効果を発揮する、介護施設等で有用なラン
ドリー用の酸性液体洗浄剤組成物を得るための製造方法
を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者らは係る欠点を
克服すべく、鋭意研究を重ねた結果、洗浄剤組成物を製
造する際に、この洗浄剤組成物を活性波動水発生装置に
通し、かつ、特定のｐＨに調整することにより、かかる
欠点を解消できることを見出し、本発明を完成するに至
ったものである。
克服すべく、鋭意研究を重ねた結果、洗浄剤組成物を製
造する際に、この洗浄剤組成物を活性波動水発生装置に
通し、かつ、特定のｐＨに調整することにより、かかる
欠点を解消できることを見出し、本発明を完成するに至
ったものである。
【０００７】即ち、本発明の酸性液体洗浄剤組成物の製
造方法は、（ａ）ノニオン界面活性剤５〜５０重量％、
（ｂ）リンゴ酸、クエン酸等から選ばれる有機カルボン
酸０．０５〜１重量％、および（ｃ）水４０〜９０重量
％を含有し、かつ製品のｐＨが３〜５の範囲にある酸性
液体洗浄剤組成物の製造方法において、（ｃ）成分の水
が活性波動水であることを特徴とする。
造方法は、（ａ）ノニオン界面活性剤５〜５０重量％、
（ｂ）リンゴ酸、クエン酸等から選ばれる有機カルボン
酸０．０５〜１重量％、および（ｃ）水４０〜９０重量
％を含有し、かつ製品のｐＨが３〜５の範囲にある酸性
液体洗浄剤組成物の製造方法において、（ｃ）成分の水
が活性波動水であることを特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下、本発明について更に詳細に
説明する。本発明において（ａ）成分として使用するノ
ニオン界面活性剤は一般式( １) で表される。
説明する。本発明において（ａ）成分として使用するノ
ニオン界面活性剤は一般式( １) で表される。
【０００９】
【化１】 Ｒ1 −Ｏ−（Ｒ2 ）n1（Ｒ3 ）m1−Ｈ …（１） （式中Ｒ1 は炭素数１０〜２０、好ましくは炭素数１２
〜１４の１級または２級のアルキル基、Ｒ2 はエチレン
オキサイド基、Ｒ3 はプロピレンオキサイド基であり、
ｎ１＝５〜１５、ｍ１＝０〜３の数を表す） 具体的には、 １）炭素数１０〜２０、好ましくは炭素数１１〜１６の
アルキル基を有する第１級あるいは第２級のアルコール
１モル当たり、５〜１５、好ましくは９〜１２モルのエ
チレンオキシドを付加させたポリオキシエチレンアルキ
ル又はアルケニルエーテル ２）炭素数１０〜２０、好ましくは炭素数１２〜１６の
アルキル基を有する第１級あるいは第２級のアルコール
１モル当たり、５〜１０、好ましくは６〜８モルのエチ
レンオキシドを付加させた後、１〜３モルのプロピレン
オキシドを付加させた、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンアルキル又はアルケニルエーテル ３）炭素数１０〜２０、好ましくは炭素数１２〜１６の
アルキル基を有する第１級あるいは第２級のアルコール
１モル当たり、１１〜２０、好ましくは１２〜１５モル
のエチレンオキシドを付加させた後、１〜３モルのプロ
ピレンオキシドを付加させた、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンアルキル又はアルケニルエーテル 本発明において用いられるノニオン界面活性剤は上記そ
れぞれを単独であるいは混合物として使用することがで
きる。
〜１４の１級または２級のアルキル基、Ｒ2 はエチレン
オキサイド基、Ｒ3 はプロピレンオキサイド基であり、
ｎ１＝５〜１５、ｍ１＝０〜３の数を表す） 具体的には、 １）炭素数１０〜２０、好ましくは炭素数１１〜１６の
アルキル基を有する第１級あるいは第２級のアルコール
１モル当たり、５〜１５、好ましくは９〜１２モルのエ
チレンオキシドを付加させたポリオキシエチレンアルキ
ル又はアルケニルエーテル ２）炭素数１０〜２０、好ましくは炭素数１２〜１６の
アルキル基を有する第１級あるいは第２級のアルコール
１モル当たり、５〜１０、好ましくは６〜８モルのエチ
レンオキシドを付加させた後、１〜３モルのプロピレン
オキシドを付加させた、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンアルキル又はアルケニルエーテル ３）炭素数１０〜２０、好ましくは炭素数１２〜１６の
アルキル基を有する第１級あるいは第２級のアルコール
１モル当たり、１１〜２０、好ましくは１２〜１５モル
のエチレンオキシドを付加させた後、１〜３モルのプロ
ピレンオキシドを付加させた、ポリオキシエチレンポリ
オキシプロピレンアルキル又はアルケニルエーテル 本発明において用いられるノニオン界面活性剤は上記そ
れぞれを単独であるいは混合物として使用することがで
きる。
【００１０】本発明において用いられるノニオン界面活
性剤の含有量は、製品中５〜５０重量％、好ましくは１
０〜３０重量％の範囲にある。ノニオン界面活性剤の含
有量が５重量％未満では、満足される性能を得ることが
できず、５０重量％を超えて配合すると、洗濯液中で泡
が立ちすぎ好ましくない。
性剤の含有量は、製品中５〜５０重量％、好ましくは１
０〜３０重量％の範囲にある。ノニオン界面活性剤の含
有量が５重量％未満では、満足される性能を得ることが
できず、５０重量％を超えて配合すると、洗濯液中で泡
が立ちすぎ好ましくない。
【００１１】本発明において（ｂ）成分として使用する
有機カルボン酸はリンゴ酸、クエン酸等から選ばれる１
種又は２種の混合物である。本発明における有機カルボ
ン酸の含有量は０．０５〜１重量％、好ましくは０．１
〜０．５重量％の範囲にある。有機カルボン酸の量が
０．０５重量％未満では所望の性能を得ることができ
ず、１重量％を超えると所定のｐＨの範囲にすることが
困難となり好ましくない。
有機カルボン酸はリンゴ酸、クエン酸等から選ばれる１
種又は２種の混合物である。本発明における有機カルボ
ン酸の含有量は０．０５〜１重量％、好ましくは０．１
〜０．５重量％の範囲にある。有機カルボン酸の量が
０．０５重量％未満では所望の性能を得ることができ
ず、１重量％を超えると所定のｐＨの範囲にすることが
困難となり好ましくない。
【００１２】本発明において、（Ｃ）成分として水分を
含有するが、この水分は後述するように活性波動水とな
っている。かかる活性波動水となった水分は製品中５０
〜９０重量％、好ましくは７０〜８５重量％の範囲にあ
る。水の含有量がこの範囲以外では、性能上或いは取り
扱い上不都合を生じ好ましくない。
含有するが、この水分は後述するように活性波動水とな
っている。かかる活性波動水となった水分は製品中５０
〜９０重量％、好ましくは７０〜８５重量％の範囲にあ
る。水の含有量がこの範囲以外では、性能上或いは取り
扱い上不都合を生じ好ましくない。
【００１３】本発明においては、洗浄剤組成物の製造の
際、海藻炭や焼成多孔質セラミック等から生じる遠赤外
線を強力な磁場の中で照射することが必須条件であり、
具体的には、前記液体洗浄剤組成物を磁場をかけた海藻
炭や多孔質セラミックの層に通過させることにより、含
有する水分を活性波動水とすることが可能となる。
際、海藻炭や焼成多孔質セラミック等から生じる遠赤外
線を強力な磁場の中で照射することが必須条件であり、
具体的には、前記液体洗浄剤組成物を磁場をかけた海藻
炭や多孔質セラミックの層に通過させることにより、含
有する水分を活性波動水とすることが可能となる。
【００１４】本発明の洗浄剤組成物はさらに、洗浄剤組
成物のｐＨを３〜５の範囲に調整することが必要であ
る。洗浄剤組成物のｐＨが３未満では洗浄機の腐食を引
き起こし、５を超えるとシミ除去に対し、十分な効果が
発現されず好ましくない。
成物のｐＨを３〜５の範囲に調整することが必要であ
る。洗浄剤組成物のｐＨが３未満では洗浄機の腐食を引
き起こし、５を超えるとシミ除去に対し、十分な効果が
発現されず好ましくない。
【００１５】本発明の酸性液体洗浄剤組成物は、必要に
応じて下記の成分を性能に悪影響を及ぼさない範囲で任
意に含有することができる。
応じて下記の成分を性能に悪影響を及ぼさない範囲で任
意に含有することができる。
【００１６】（任意成分） １）直鎖アルキルベンゼンスルホン酸、アルファオレフ
ィンスルホン酸、アルキルエーテル硫酸塩等のアニオン
界面活性剤 ２）アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の両性界面
活性剤 ３）高級脂肪酸のアルカノールアミン塩、カリウム塩等 ４）ピロリン酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三
酢酸等のキレートビルダー ５）ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン等の再汚染防止剤 ６）プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ等の酵素 ７）エタノール、プロパノール、メタキシレンスルホン
サン塩等のハイドロトロープ剤 ８）４，４´−ビス−（２−スルホスチリル）−ビフェ
ニル塩、４，４´−ビス−（４−クロロ−３−スルホス
チリル）−ビフェニル塩、２−（スチリルフェニル）ナ
フトチアゾール誘導体、４，４´−ビス（トリアゾール
−２−イル）スチルベン誘導体、ビス（トリアジニルア
ミノ）スチルベンジスルホン酸誘導体の１種又は２種以
上から選ばれる蛍光増白剤 ９）その他、色素、香料、抗菌剤等。
ィンスルホン酸、アルキルエーテル硫酸塩等のアニオン
界面活性剤 ２）アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン等の両性界面
活性剤 ３）高級脂肪酸のアルカノールアミン塩、カリウム塩等 ４）ピロリン酸、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三
酢酸等のキレートビルダー ５）ポリエチレングリコール、ポリビニルアルコール、
ポリビニルピロリドン等の再汚染防止剤 ６）プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ等の酵素 ７）エタノール、プロパノール、メタキシレンスルホン
サン塩等のハイドロトロープ剤 ８）４，４´−ビス−（２−スルホスチリル）−ビフェ
ニル塩、４，４´−ビス−（４−クロロ−３−スルホス
チリル）−ビフェニル塩、２−（スチリルフェニル）ナ
フトチアゾール誘導体、４，４´−ビス（トリアゾール
−２−イル）スチルベン誘導体、ビス（トリアジニルア
ミノ）スチルベンジスルホン酸誘導体の１種又は２種以
上から選ばれる蛍光増白剤 ９）その他、色素、香料、抗菌剤等。
【００１７】
【実施例】次に実施例によって、本発明をさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。実施例に先立ち、その効果を明らかに
するため、評価法を下記に示す。
説明するが、本発明はこれらの実施例によって限定され
るものではない。実施例に先立ち、その効果を明らかに
するため、評価法を下記に示す。
【００１８】［シミ除去性の評価法］ （１）評価用汚染布 汚染布は、実際に介護施設で入院中の患者が２４時間着
用したブリーフを用い、ブリーフ１０枚を１組として試
験に供した。
用したブリーフを用い、ブリーフ１０枚を１組として試
験に供した。
【００１９】（２）洗浄条件 洗浄装置はアサヒ製作所製の１０ｋｇ型ワッシャ−（EC
ONOMATO 10）を用いた。前記汚染布と着用したパジャマ
を合わせて約８ｋｇとし、洗浄に供した。洗剤は後記に
示す液体洗浄剤組成物を１００ｇ洗浄時に投入口から投
入した。尚、洗浄、すすぎに用いた使用水は４゜ＤＨの
硬水である。
ONOMATO 10）を用いた。前記汚染布と着用したパジャマ
を合わせて約８ｋｇとし、洗浄に供した。洗剤は後記に
示す液体洗浄剤組成物を１００ｇ洗浄時に投入口から投
入した。尚、洗浄、すすぎに用いた使用水は４゜ＤＨの
硬水である。
【００２０】洗濯条件は４０℃、１５分間洗浄した後、
排水、すすぎを３０℃、３分間で２回繰り返す。その
後、脱水を行い、風乾した。
排水、すすぎを３０℃、３分間で２回繰り返す。その
後、脱水を行い、風乾した。
【００２１】（３）判定方法 １枚の汚染布に対し、シミが残留しているものを０点、
完全に除去できているものを５点とし、１０枚の合計点
で表した。
完全に除去できているものを５点とし、１０枚の合計点
で表した。
【００２２】［実施例１及び比較例１］表１に示す酸性
液体洗浄剤組成物を調製した。
液体洗浄剤組成物を調製した。
【００２３】
【表１】
【００２４】なお、表１に示す液体洗浄剤組成物の原液
のｐＨは３．５であった。
のｐＨは３．５であった。
【００２５】この液体洗浄剤組成物を磁場をかけた多孔
質セラミックを充填した層の中を通過させたものを実施
例１とし、通過させないものを比較例１として試験に供
した。評価結果を表２に示す。
質セラミックを充填した層の中を通過させたものを実施
例１とし、通過させないものを比較例１として試験に供
した。評価結果を表２に示す。
【００２６】
【表２】
【００２７】表２から明らかなように、実施例１と比較
例１は同様の組成を有するにもかかわらず、磁場をかけ
た多孔質セラミックを充填した層の中を通過させて活性
波動水とした実施例１においては、優れたシミ除去性を
示した。
例１は同様の組成を有するにもかかわらず、磁場をかけ
た多孔質セラミックを充填した層の中を通過させて活性
波動水とした実施例１においては、優れたシミ除去性を
示した。
【００２８】［実施例２〜４及び比較例２］表３に示す
液体洗浄剤組成物を調製し、試験に供した。なお、本洗
浄剤組成物の水は全て活性波動水としたものである。
液体洗浄剤組成物を調製し、試験に供した。なお、本洗
浄剤組成物の水は全て活性波動水としたものである。
【００２９】
【表３】
【００３０】表３から明らかなように、クエン酸あるい
はＤＬリンゴ酸を含まず、ｐＨが７である比較例におい
ては、活性波動水としたにもかかわらず、シミ除去性は
実施例と比較して著しく劣っていた。
はＤＬリンゴ酸を含まず、ｐＨが７である比較例におい
ては、活性波動水としたにもかかわらず、シミ除去性は
実施例と比較して著しく劣っていた。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、特定のノニオン界面活
性剤と特定の有機カルボン酸を含有し、原液ｐＨとして
３〜５の範囲に調整した液体洗浄剤組成物水溶液を磁場
をかけた特定の海藻炭や多孔質セラミックの層に通過さ
せることにより、介護施設等での洗濯物において特有の
排泄物由来のシミの除去性に優れた酸性液体洗浄剤組成
物を得ることができる。
性剤と特定の有機カルボン酸を含有し、原液ｐＨとして
３〜５の範囲に調整した液体洗浄剤組成物水溶液を磁場
をかけた特定の海藻炭や多孔質セラミックの層に通過さ
せることにより、介護施設等での洗濯物において特有の
排泄物由来のシミの除去性に優れた酸性液体洗浄剤組成
物を得ることができる。
Claims (1)
- 【請求項１】 （ａ）ノニオン界面活性剤５〜５０重量
％、（ｂ）リンゴ酸、クエン酸等から選ばれる有機カル
ボン酸０．０５〜１重量％および、（ｃ）水４０〜９０
重量％を含有し、かつ製品のｐＨが３〜５の範囲にある
酸性液体洗浄剤組成物の製造方法において、 （ｃ）成分の水が活性波動水であることを特徴とする酸
性液体洗浄剤組成物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10373396A JP2000192092A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 酸性液体洗浄剤組成物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10373396A JP2000192092A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 酸性液体洗浄剤組成物の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000192092A true JP2000192092A (ja) | 2000-07-11 |
Family
ID=18502088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10373396A Pending JP2000192092A (ja) | 1998-12-28 | 1998-12-28 | 酸性液体洗浄剤組成物の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000192092A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9267095B2 (en) | 2013-05-24 | 2016-02-23 | The Procter & Gamble Company | Low pH detergent composition comprising nonionic surfactants |
| US9840681B2 (en) | 2013-05-24 | 2017-12-12 | The Procter & Gamble Company | Concentrated surfactant composition |
| US10519400B2 (en) | 2013-05-24 | 2019-12-31 | The Procter & Gamble Company | Low PH detergent composition |
-
1998
- 1998-12-28 JP JP10373396A patent/JP2000192092A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9267095B2 (en) | 2013-05-24 | 2016-02-23 | The Procter & Gamble Company | Low pH detergent composition comprising nonionic surfactants |
| US9840681B2 (en) | 2013-05-24 | 2017-12-12 | The Procter & Gamble Company | Concentrated surfactant composition |
| US10519400B2 (en) | 2013-05-24 | 2019-12-31 | The Procter & Gamble Company | Low PH detergent composition |
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