JP2008169266A - 洗濯前処理用組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 汚れのスカム化を簡便に抑制することができ、洗濯前に用いて、通常の洗濯を行うことにより優れた洗浄性能を得ることができる洗濯前処理用組成物の提供。
【解決手段】 (a)酵素及び(b)アルカリ金属無機塩を含有し、組成物中の(a)成分の含有量が酵素蛋白質として0.001〜10質量%、(b)成分の含有量が0.001〜1.0質量%である洗濯前処理用組成物、並びにこの洗濯前処理用組成物を被洗浄物に塗布した後、洗剤を用いて洗濯するか、あるいはこの洗濯前処理用組成物に被洗浄物を浸漬した後、洗剤を用いて洗濯する繊維製品の処理方法。
【選択図】 なし
【解決手段】 (a)酵素及び(b)アルカリ金属無機塩を含有し、組成物中の(a)成分の含有量が酵素蛋白質として0.001〜10質量%、(b)成分の含有量が0.001〜1.0質量%である洗濯前処理用組成物、並びにこの洗濯前処理用組成物を被洗浄物に塗布した後、洗剤を用いて洗濯するか、あるいはこの洗濯前処理用組成物に被洗浄物を浸漬した後、洗剤を用いて洗濯する繊維製品の処理方法。
【選択図】 なし
Description
本発明は洗濯前処理用組成物、及びそれを用いた繊維製品の処理方法に関する。
日常生活において衣類や繊維製品には種々の汚れが付着する。中でも調味料、食品、酒類、化粧品、泥、墨汁あるいは汗や血液などに代表されるいわゆるシミ汚れ、えりや袖口に付着する汚れは通常の洗剤による洗濯だけでは落とし切れない場合がある。これらの汚れは付着してから日が経つにつれて落ちにくくなる傾向があり、放置することで黄ばみ、黒ずみの原因になるため、早めの処置が重要となる。
従来、このような汚れを除去する方法として、洗剤を直接塗布することにより、部分的に洗剤濃度を上げることで対処している。例えば特許文献1〜4には水性の洗濯前処理剤を被洗浄物に塗布した後に洗濯を行う塗布洗浄剤が開示されており、その効果も比較的良いレベルに達している。
また、洗浄剤の洗浄効果を更に高めるために、アルカリ金属無機塩を含有させることも行われている。例えば特許文献5には非イオン界面活性剤、特定のアルカリ金属無機塩、水、粘土鉱物を特定割合で含有する液体洗浄剤組成物が開示されている。また特許文献6には有機合成ノニオン洗剤、カチオン界面活性剤、水溶性塩及び酵素を含む、低温でも被洗浄物から油状汚物を除去することを改善した、油状汚物除去性能の良好な洗剤組成物が開示されている。
これら以外にも、洗濯前処理剤の洗浄効果を更に高めるために、通常の洗剤組成物と同様に蛋白分解酵素などの酵素を、酵素の貯蔵安定化剤と共に配合し、使用時の効果を高めることも行われている。例えば、特許文献7には界面活性剤とエタノール及び多価アルコールとともにアルカノールアミン類及び食塩の組み合わせからなるビルダーにより酵素の失活に対して安定化された酵素入り液体洗剤組成物が開示されている。
特開2004−75795号公報
特開昭60−101199号公報
特開平10−52321号公報
特開2000−109890号公報
特開2006−104406号公報
特開昭62−156200号公報
特開昭59−187099号公報
水道水や井戸水などに含まれるカルシウムイオン、マグネシウムイオンをはじめとする多価陽イオン(硬度成分)は洗浄液中において、表面が負に帯電した汚れと繊維の両方に橋渡しする形で両者を引き付けてしまい、繊維表面に汚れを付着させるので(汚れのスカム化)、上記のような従来の洗剤組成物や洗濯前処理剤では、汚れを十分に除去することができないといった問題がある。
本発明の課題は、このような汚れのスカム化を簡便に抑制することができ、洗濯前に用いて、通常の洗濯を行うことにより優れた洗浄性能を得ることができる洗濯前処理用組成物を提供することにある。
本発明は、(a)酵素及び(b)アルカリ金属無機塩を含有し、組成物中の(a)成分の含有量が酵素蛋白質として0.001〜10質量%、(b)成分の含有量が0.001〜1.0質量%である洗濯前処理用組成物である。
また、本発明は、この洗濯前処理用組成物を被洗浄物に塗布した後、洗剤を用いて洗濯する繊維製品の処理方法、並びにこの洗濯前処理用組成物に被洗浄物を浸漬した後、洗剤を用いて洗濯する繊維製品の処理方法である。
本発明の洗濯前処理用組成物は、液体としての使いやすさを維持したまま簡便に使用でき、組成物中における酵素、及び界面活性剤の洗浄効果を高めることができる。また、洗濯前に本発明の洗濯前処理用組成物を用いることにより、その後に行われる通常の洗濯における洗浄力を増強することができる。更に、本発明の洗濯前処理用組成物は、水道水や井戸水などに含まれる多価陽イオンに起因する汚れのスカム化が起こる前に、本発明の組成物中に含まれるアルカリ金属イオンにより汚れのスカム化を防止し、多価陽イオンに由来する洗浄力阻害要因を減少させることができる。
このように、本発明の洗濯前処理用組成物においては洗浄力阻害要因を減少させる作用があるため、合成洗剤成分として通常使用される有機系のキレート剤や水不溶性のゼオライトなどの軟水化剤を特に加えることなく、洗浄力を増強することができる。しかし、本発明の洗濯前処理用組成物にキレート剤や水不溶性のゼオライトなどを加えて更なる性能向上を図ることもできる。
[(a)成分]
本発明の(a)成分の酵素としては、如何なる酵素、又は酵素の組み合わせも用いることができる。好ましい酵素はプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼ及びポリガラクツロナーゼから選ばれる少なくとも1種であり、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼがより好ましい。
本発明の(a)成分の酵素としては、如何なる酵素、又は酵素の組み合わせも用いることができる。好ましい酵素はプロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼ及びポリガラクツロナーゼから選ばれる少なくとも1種であり、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼがより好ましい。
(a)成分は、(1)酵素蛋白質を含む液体、(2)酵素蛋白質の乾燥物、及び(3)酵素蛋白質を含む粒子、等の形態で本発明の洗濯前処理用組成物に配合することができる。
例えば(1)の酵素蛋白質を含む液体の場合、酵素生産菌を一般の培養方法にて増殖した培養液や、市販されている酵素製剤をイオン交換水や塩化カルシウム水溶液に溶解したもの、又はそれを公知の精製手段により酵素蛋白質の純度を高めたものが使用できる。またこれをポリマーや界面活性剤によりカプセル化したものも使用できる。
更に酵素蛋白質を含む液体を凍結乾燥し結晶化することにより(2)の乾燥物が得られる。また、酵素蛋白質を含む液体に賦形化剤を溶解し、噴霧乾燥や公知の方法による顆粒化、またカプセル化することで(3)の酵素蛋白質を含む粒子を調製することができる。
本発明の洗濯前処理用組成物に(a)成分を液体や液体をカプセル化した状態で配合する場合には、ギ酸塩、酢酸塩、ポリオール、ホウ素化合物、カルシウム化合物、プロピオン酸又はプロピオン酸塩等を含めた従来の酵素安定化剤を配合してもよい。またエチレンジアミン四酢酸(EDTA)やクエン酸といった金属封鎖剤も本目的のために使用することができる。
対象とする汚れの種類によって、本発明の洗濯前処理用組成物に配合する(a)成分の形態は適宜選択できるが、特に(1)が好ましい。
[(b)成分]
本発明に用いられる(b)成分のアルカリ金属無機塩としては、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属のケイ酸塩、アルカリ金属の硫酸塩、及びアルカリ金属の塩化物から選ばれる少なくとも1種の水溶性無機塩が挙げられる。これらの中では、洗浄性能、溶解性の点で、アルカリ金属の炭酸塩又は塩化物が好ましく、アルカリ金属の塩化物がより好ましい。
本発明に用いられる(b)成分のアルカリ金属無機塩としては、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属のケイ酸塩、アルカリ金属の硫酸塩、及びアルカリ金属の塩化物から選ばれる少なくとも1種の水溶性無機塩が挙げられる。これらの中では、洗浄性能、溶解性の点で、アルカリ金属の炭酸塩又は塩化物が好ましく、アルカリ金属の塩化物がより好ましい。
アルカリ金属としては洗浄性能の面で、ナトリウム、カリウムが好ましい。
[洗濯前処理用組成物]
本発明の洗濯前処理用組成物は、必須成分として(a)成分及び(b)成分を含有する。
本発明の洗濯前処理用組成物は、必須成分として(a)成分及び(b)成分を含有する。
本発明の組成物中の(a)成分の含有量は、良好な洗浄性能を得る観点から、酵素蛋白質として0.001〜10質量%、好ましくは0.01〜10質量%、特に好ましくは0.1〜3質量%である。ここで酵素蛋白質量はローリーらの方法(Lowry, O.H. et. al., J. Biol. Chem., 193, 265 (1951))に準じ、牛血清アルブミン(Bovine Serum Albumin、SIGMA社製、製品番号A−7030)に換算して表わした。
本発明の組成物中の(b)成分の含有量は、洗浄性能の観点から、0.001〜1.0質量%であり、0.01〜1.0質量%が好ましく、0.01〜0.1質量%がより好ましい。
更に安定性の観点から、(b)成分は、5℃において、本発明の洗濯前処理用組成物中に(b)成分100質量部中、98質量部以上が溶解していることが好ましく、99質量部以上が溶解していることがより好ましく、実質的に完全に溶解していることが更に好ましい。
本発明の洗濯前処理用組成物は、洗浄性能の観点から、更に(c)成分として、界面活性剤を含有することが好ましい。
本発明の(c)成分としては、如何なる界面活性剤、又は界面活性剤の組み合わせも用いることができる。界面活性剤としては、陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤等が挙げられる。
陰イオン界面活性剤としては、アルコールの硫酸エステル塩、アルコールのエトキシレート化物の硫酸エステル塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、パラフィンスルホン酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸塩、α−スルホ脂肪酸アルキルエステル塩、脂肪酸塩等が挙げられる。特に、アルキル鎖の炭素数が10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル鎖の炭素数が12〜18のアルキル硫酸エステル塩が好ましく、対イオンとしては、ナトリウム等のアルカリ金属類、アルカノールアミン類が好ましい。
非イオン界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシアルキレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンブロックポリマー、脂肪酸アルカノールアミド、アルキルポリグリコシド等が挙げられる。特に、オキシアルキレン基の平均付加モル数5〜30、アルキル鎖の炭素数8〜20のポリオキシアルキレンアルキルエーテルが好ましい。
陽イオン界面活性剤としては、4級型のモノ長鎖アルキル、又はジ長鎖アルキルアンモニウム塩等が挙げられる。
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン、イミダゾリニウムベタイン、アミンオキサイド、アルキルアラニン等が挙げられる。
界面活性剤としては、洗浄性能の観点から、陰イオン界面活性剤、又は陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤との組み合わせが好ましく、さらには陰イオン界面活性剤と非イオン界面活性剤の組み合わせがより好ましい。
本発明の組成物中の(c)成分の含有量は、洗浄性能、安定性の観点から、5〜60質量%が好ましく、10〜40質量%がより好ましく、15〜30質量%が更に好ましい。
本発明の洗濯前処理用組成物は、(a)成分、(b)成分、(c)成分以外に、パラトルエンスルホン酸、安息香酸塩(防腐剤としての効果もある)などの可溶化剤、塩化カルシウム、硫酸カルシウム、ギ酸、ホウ酸(ホウ素化合物)などの酵素安定化剤、キレート剤、ゼオライトなどの金属封鎖剤、色移り防止剤、酸化防止剤、香料、抗菌防腐剤、着色剤などを含有することができる。
本発明の洗濯前処理用組成物は、液体組成物であることが好ましく、水を含有することがより好ましい。水の含有量は30〜99.98質量%が好ましく、50〜90質量%がより好ましい。
[繊維製品の処理方法]
本発明の洗濯前処理用組成物を用いる繊維製品の処理方法は、本発明の組成物を、被洗浄物に直接塗布するかあるいは本発明の組成物に被洗浄物を浸漬した後、通常の洗剤を用いて洗濯する方法が挙げられる。また、本発明の洗濯前処理用組成物を、繊維製品に付着した汚れに適用した後に洗濯をするシミ抜き方法は好ましい方法である。本発明の処理法により、洗濯における洗浄力を増強させることができる。
本発明の洗濯前処理用組成物を用いる繊維製品の処理方法は、本発明の組成物を、被洗浄物に直接塗布するかあるいは本発明の組成物に被洗浄物を浸漬した後、通常の洗剤を用いて洗濯する方法が挙げられる。また、本発明の洗濯前処理用組成物を、繊維製品に付着した汚れに適用した後に洗濯をするシミ抜き方法は好ましい方法である。本発明の処理法により、洗濯における洗浄力を増強させることができる。
具体的な処理方法は、襟汚れ、袖汚れ、しみ汚れ等の被洗浄部位に、本発明の洗濯前処理用組成物を吐出容器から塗布したり、あるいは被洗浄物を本発明の組成物に浸漬した後、通常の洗濯を行う方法である。塗布あるいは浸漬した後、通常の洗濯を行うまでの間に、手指等でもむ、たたく、ブラシ等でこする、超音波振動を加える等、被洗浄物に物理的な力を加えても良い。
被洗浄物に塗布、あるいは浸漬してから洗濯までの放置時間としては、洗浄性能の観点から、10秒以上が好ましく、30秒以上がより好ましく、1分以上が更に好ましく、5分以上が特に好ましい。
また、本発明の組成物に被洗浄物を浸漬する場合の温度としては、洗浄性能の観点から、10℃以上が好ましく、20℃以上がより好ましく、30℃以上が更に好ましい。一方、酵素の安定性の観点から、65℃以下が好ましく、60℃以下がより好ましく、50℃以下が更に好ましい。
実施例1
表1記載の洗濯前処理用組成物を調製した。即ち、炭素数10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na(以下界面活性剤(1)という)及びポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO平均付加モル数6)(以下、界面活性剤(2)という)を混合した活性剤混合液を溶かして液状にしたもの0.2gと、塩化ナトリウム又は塩化カリウムを表1記載の配合量になるように量りとり、所定量のイオン交換水に溶かした(全量1000mL)。さらに、これに酵素(ノボザイムズ社製のエバラーゼ16L(登録商標))56μLを添加して均一に攪拌して、洗濯前処理用組成物を得た。
表1記載の洗濯前処理用組成物を調製した。即ち、炭素数10〜14の直鎖アルキルベンゼンスルホン酸Na(以下界面活性剤(1)という)及びポリオキシエチレンラウリルエーテル(EO平均付加モル数6)(以下、界面活性剤(2)という)を混合した活性剤混合液を溶かして液状にしたもの0.2gと、塩化ナトリウム又は塩化カリウムを表1記載の配合量になるように量りとり、所定量のイオン交換水に溶かした(全量1000mL)。さらに、これに酵素(ノボザイムズ社製のエバラーゼ16L(登録商標))56μLを添加して均一に攪拌して、洗濯前処理用組成物を得た。
次いで、得られた洗濯前処理用組成物を、血液・ミルク・カーボンブラック汚れが付着したEMPA117人工汚染布(6×6cm、5枚)に塗布し、5分間放置した後に、市販の粉末合成洗剤(アタック、洗浄剤濃度0.067%、花王株式会社製)を用いてモデル洗濯機(ターゴトメーター)で20℃で10分間、80rpmで攪拌しながら洗浄した。なお洗濯水として20℃に温度調節した4°DH(Ca/Mg=7/3)を使用した。洗浄終了後、汚染布を取り出し、流水下で濯ぎ、脱水した後、アイロンプレス機で乾燥させ、洗浄率を求めた。洗浄率は汚染布表面の反射率を測定した後、下式より算出した。ここで、汚染布の反射率は、測色計(NIPPON DENSYOKU 300A)により、5枚の汚染布それぞれの相互に異なる表裏10点の測定値を平均した。この結果を表1に示す。
洗浄率(%)=(洗濯後の汚染布の反射率―洗濯前の汚染布の反射率)/(未汚染生地の反射率―洗濯前の汚染布の反射率)×100
実施例2
塩化ナトリウム又は塩化カルシウム水溶液に市販の粉末合成洗剤(アタック、洗浄剤濃度0.067%、花王株式会社製、酵素なし)を溶解したものに、血液・ミルク・カーボンブラック汚れが付着したEMPA117人工汚染布を5分間浸漬した後、4°DH相当量の塩化カルシウム、0.75%のプロテアーゼ(ノボザイムズ社製のサビナーゼ12T(登録商標))を添加し、モデル洗濯機(ターゴトメーター)で10分間洗濯した際の洗浄率を、実施例1と同様に測定した。その結果を表2に示す。
塩化ナトリウム又は塩化カルシウム水溶液に市販の粉末合成洗剤(アタック、洗浄剤濃度0.067%、花王株式会社製、酵素なし)を溶解したものに、血液・ミルク・カーボンブラック汚れが付着したEMPA117人工汚染布を5分間浸漬した後、4°DH相当量の塩化カルシウム、0.75%のプロテアーゼ(ノボザイムズ社製のサビナーゼ12T(登録商標))を添加し、モデル洗濯機(ターゴトメーター)で10分間洗濯した際の洗浄率を、実施例1と同様に測定した。その結果を表2に示す。
Claims (6)
- (a)酵素及び(b)アルカリ金属無機塩を含有し、組成物中の(a)成分の含有量が酵素蛋白質として0.001〜10質量%、(b)成分の含有量が0.001〜1.0質量%である洗濯前処理用組成物。
- (a)成分が、プロテアーゼ、アミラーゼ、リパーゼ、セルラーゼ、マンナナーゼ及びポリガラクツロナーゼから選ばれる少なくとも1種である請求項1記載の洗濯前処理用組成物。
- (b)成分が、アルカリ金属の塩化物である請求項1又は2記載の洗濯前処理用組成物。
- 更に、(c)界面活性剤を含有する請求項1〜3いずれかに記載の洗濯前処理用組成物。
- 請求項1〜4いずれかに記載の洗濯前処理用組成物を被洗浄物に塗布した後、洗剤を用いて洗濯する繊維製品の処理方法。
- 請求項1〜4いずれかに記載の洗濯前処理用組成物に被洗浄物を浸漬した後、洗剤を用いて洗濯する繊維製品の処理方法。
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JP2022518280A (ja) * | 2019-02-08 | 2022-03-14 | ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー | 水を自動的に前処理することによって布地を処理する方法 |
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